JP2000153807A - 溶着可能な材料から成る帯封を少なくとも１つの物品に巻掛けるための装置 - Google Patents
溶着可能な材料から成る帯封を少なくとも１つの物品に巻掛けるための装置Info
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- B65B13/24—Securing ends of binding material
- B65B13/32—Securing ends of binding material by welding, soldering, or heat-sealing; by applying adhesive
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- B65B27/08—Bundling paper sheets, envelopes, bags, newspapers, or other thin flat articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡単に構成されており、特に製品に損
傷を与えることなしに作動する装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも１つの物品のための少なくと
も１つの受容部を有する保持装置が設けられており、受
容部の開放部の領域に配置されていてこの受容部に対し
て直角な横方向で移動可能な、帯封のためのシーリング
・および切断装置が設けられており、対応配置された受
容部内に少なくとも１つの物品を押込むための押込み装
置が設けられており、少なくとも１つの物品に対応配置
された帯封バンドの区分が物品の押込み前に受容部とは
反対のシーリング・および切断装置側でこの受容部の開
放横断面全体にわたって延びており、少なくとも１つの
物品を受容部内に押込む場合に、帯封バンドが帯封スト
ックロールから引出され、少なくとも１つの物品を少な
くとも部分的に取り囲むようにした。
傷を与えることなしに作動する装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも１つの物品のための少なくと
も１つの受容部を有する保持装置が設けられており、受
容部の開放部の領域に配置されていてこの受容部に対し
て直角な横方向で移動可能な、帯封のためのシーリング
・および切断装置が設けられており、対応配置された受
容部内に少なくとも１つの物品を押込むための押込み装
置が設けられており、少なくとも１つの物品に対応配置
された帯封バンドの区分が物品の押込み前に受容部とは
反対のシーリング・および切断装置側でこの受容部の開
放横断面全体にわたって延びており、少なくとも１つの
物品を受容部内に押込む場合に、帯封バンドが帯封スト
ックロールから引出され、少なくとも１つの物品を少な
くとも部分的に取り囲むようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶着可能な材料か
ら成る帯封を少なくとも１つの物品、特にブリスタスト
リップ・スタックに巻掛けるための装置に関する。
ら成る帯封を少なくとも１つの物品、特にブリスタスト
リップ・スタックに巻掛けるための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の公知の装置では、第１
ステーションにおいて、ブリスタストリップから成るブ
リスタスタックに帯封区分が巻き付けられ、かつ定尺切
断される。次いで行われる搬送サイクルの後、帯封区分
のオーバラップ領域はシーリングステーションにおいて
溶着される。この場合、前記搬送サイクルにおいては定
尺切断された帯封区分が所定の位置においてブリスタス
タックに保持クランプなどを用いて締めつけられるか、
もしくはルーズに垂れ下げられる。
ステーションにおいて、ブリスタストリップから成るブ
リスタスタックに帯封区分が巻き付けられ、かつ定尺切
断される。次いで行われる搬送サイクルの後、帯封区分
のオーバラップ領域はシーリングステーションにおいて
溶着される。この場合、前記搬送サイクルにおいては定
尺切断された帯封区分が所定の位置においてブリスタス
タックに保持クランプなどを用いて締めつけられるか、
もしくはルーズに垂れ下げられる。
【０００３】公知の装置の欠点は、帯封区分の定尺切断
およびシーリングが行われる両ステーションが分離され
ているために、両ステーション間を移送する際にブリス
タスタックにおける帯封区分の機械的に手間のかかる締
めつけが必要であるか、もしくは帯封区分が溶着のため
にシーリングステーションにおいて初めて再位置決めさ
れねばならないということにある。さらに、ブリスタス
タックがシーリングジョーのための対応保持部を構成す
ることにより帯封区分の溶着が行われるので、ブリスタ
ストリップの熱による損傷を回避することができない。
およびシーリングが行われる両ステーションが分離され
ているために、両ステーション間を移送する際にブリス
タスタックにおける帯封区分の機械的に手間のかかる締
めつけが必要であるか、もしくは帯封区分が溶着のため
にシーリングステーションにおいて初めて再位置決めさ
れねばならないということにある。さらに、ブリスタス
タックがシーリングジョーのための対応保持部を構成す
ることにより帯封区分の溶着が行われるので、ブリスタ
ストリップの熱による損傷を回避することができない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、冒頭で述べた形式の装置を改良して、比較的簡単
に構成されており、特に製品に損傷を与えることなしに
作動する装置を提供することである。
題は、冒頭で述べた形式の装置を改良して、比較的簡単
に構成されており、特に製品に損傷を与えることなしに
作動する装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、少なくとも１つの物品のための少
なくとも１つの受容部を有する保持装置が設けられてお
り、受容部の開放部の領域に配置されていてこの受容部
に対して直角な横方向で移動可能な、帯封のためのシー
リング・および切断装置が設けられており、対応配置さ
れた受容部内に少なくとも１つの物品を押込むための押
込み装置が設けられており、少なくとも１つの物品に対
応配置された帯封バンドの区分が物品の押込み前に受容
部とは反対のシーリング・および切断装置側でこの受容
部の開放横断面全体にわたって延びており、少なくとも
１つの物品を受容部内に押込む場合に、帯封バンドが帯
封ストックロールから引出され、少なくとも１つの物品
を少なくとも部分的に取り囲むようにした。
に本発明の構成では、少なくとも１つの物品のための少
なくとも１つの受容部を有する保持装置が設けられてお
り、受容部の開放部の領域に配置されていてこの受容部
に対して直角な横方向で移動可能な、帯封のためのシー
リング・および切断装置が設けられており、対応配置さ
れた受容部内に少なくとも１つの物品を押込むための押
込み装置が設けられており、少なくとも１つの物品に対
応配置された帯封バンドの区分が物品の押込み前に受容
部とは反対のシーリング・および切断装置側でこの受容
部の開放横断面全体にわたって延びており、少なくとも
１つの物品を受容部内に押込む場合に、帯封バンドが帯
封ストックロールから引出され、少なくとも１つの物品
を少なくとも部分的に取り囲むようにした。
【０００６】
【発明の効果】従来の装置に比べて、請求項１の特徴部
に記載した形式の本発明による、溶着可能な材料から成
る帯封を少なくとも１つの物品、特にブリスタストリッ
プ・スタックに巻掛けるための装置は、帯封掛けと溶着
とが１つのプロセスステップでもしくは唯一のステーシ
ョンで行われるという利点を有している。これによっ
て、定尺切断された帯封を備えたブリスタスタックをシ
ーリングステーションに移送する必要がなくなる。さら
に、ストックロールから必要な帯封区分を引出すため
に、機械式の保持・およびグリップ装置が必要なくな
り、帯封の溶着がブリスタストリップとの接触なしに行
われる。したがって本発明による装置は、比較的簡単に
構成されており、特に信頼性が高くかつ製品に損傷を与
えることなしに作動する。
に記載した形式の本発明による、溶着可能な材料から成
る帯封を少なくとも１つの物品、特にブリスタストリッ
プ・スタックに巻掛けるための装置は、帯封掛けと溶着
とが１つのプロセスステップでもしくは唯一のステーシ
ョンで行われるという利点を有している。これによっ
て、定尺切断された帯封を備えたブリスタスタックをシ
ーリングステーションに移送する必要がなくなる。さら
に、ストックロールから必要な帯封区分を引出すため
に、機械式の保持・およびグリップ装置が必要なくな
り、帯封の溶着がブリスタストリップとの接触なしに行
われる。したがって本発明による装置は、比較的簡単に
構成されており、特に信頼性が高くかつ製品に損傷を与
えることなしに作動する。
【０００７】本発明による、溶着可能な材料から成る帯
封を少なくとも１つの物品、特にブリスタストリップ・
スタックに巻掛けるための装置のさらなる利点と有利な
構成とが、請求項２以降及び以下の説明に示されてい
る。
封を少なくとも１つの物品、特にブリスタストリップ・
スタックに巻掛けるための装置のさらなる利点と有利な
構成とが、請求項２以降及び以下の説明に示されてい
る。
【０００８】ブリスタスタックのための受容部を回転可
能な保持ホイールに配置すると有利である。なぜなら
ば、この場合には帯封を備えたブリスタスタックを、後
置されたステーションに特に簡単に移送できるからであ
る。
能な保持ホイールに配置すると有利である。なぜなら
ば、この場合には帯封を備えたブリスタスタックを、後
置されたステーションに特に簡単に移送できるからであ
る。
【０００９】ストックロールから帯封バンドのための規
定された引出し力を生ぜしめる２つの摩擦ローラを使用
することによって、帯封裁ち屑のための巻取りホイール
と相俟って、ブリスタスタックに巻き付けられるべき帯
封区分を規定された予張力をかけて保持することができ
る。これによって、比較的簡単に帯封を緊張した状態で
ブリスタスタックに巻き付けることができる。
定された引出し力を生ぜしめる２つの摩擦ローラを使用
することによって、帯封裁ち屑のための巻取りホイール
と相俟って、ブリスタスタックに巻き付けられるべき帯
封区分を規定された予張力をかけて保持することができ
る。これによって、比較的簡単に帯封を緊張した状態で
ブリスタスタックに巻き付けることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１１】図１に示した装置１０は、溶着可能な材
料、特にプラスチックから成る帯封１を、互いに対向し
て設けられたブリスタ（Blister）ストリップ２から成
るブリスタスタック３に巻掛けるための装置であり、一
般的に帯封掛け機（Banderoliermaschine）と呼ばれ
る。この装置１０はケーシング１１を有しており、この
ケーシング１１内には２つの帯封ストックロール１２，
１３が配置されていて、これらの帯封ストックロール１
２，１３は、装置１０の連続的な運転を可能にするため
に、自動的に作動する接着装置１５を用いて互いに連結
されている。
料、特にプラスチックから成る帯封１を、互いに対向し
て設けられたブリスタ（Blister）ストリップ２から成
るブリスタスタック３に巻掛けるための装置であり、一
般的に帯封掛け機（Banderoliermaschine）と呼ばれ
る。この装置１０はケーシング１１を有しており、この
ケーシング１１内には２つの帯封ストックロール１２，
１３が配置されていて、これらの帯封ストックロール１
２，１３は、装置１０の連続的な運転を可能にするため
に、自動的に作動する接着装置１５を用いて互いに連結
されている。
【００１２】両帯封ストックロール１２，１３からは帯
封バンド４が引出し可能であり、この帯封バンド４は、
以下でさらに詳しく説明する帯封掛けユニットまたはバ
ンディングユニット１６に沿って案内される。この帯封
掛けユニット１６にはケーシング１１の外側に配置され
た押込み装置１７によって周期的にそれぞれ１つのブリ
スタスタック３が供給される。帯封掛けユニット１６の
上側には圧着ローラ１８が配置されており、帯封掛けユ
ニット１６の、押込み装置１７とは反対に位置する側に
は製品押出し・および押ずらし装置２０が配置されてい
る。さらにケーシング１１内には、帯封掛けユニット１
６から押出されたブリスタスタック３のためのロードセ
ル２１と、このロードセル２１によって欠陥品として認
知されたブリスタスタック３のための切断装置２２とが
設けられている。良品のブリスタスタック３は、たとえ
ば後続の図示しない小箱詰機（cartoning mashine）に
供給されることができるように放出装置２３を用いて装
置１０のケーシング１１から案内される。
封バンド４が引出し可能であり、この帯封バンド４は、
以下でさらに詳しく説明する帯封掛けユニットまたはバ
ンディングユニット１６に沿って案内される。この帯封
掛けユニット１６にはケーシング１１の外側に配置され
た押込み装置１７によって周期的にそれぞれ１つのブリ
スタスタック３が供給される。帯封掛けユニット１６の
上側には圧着ローラ１８が配置されており、帯封掛けユ
ニット１６の、押込み装置１７とは反対に位置する側に
は製品押出し・および押ずらし装置２０が配置されてい
る。さらにケーシング１１内には、帯封掛けユニット１
６から押出されたブリスタスタック３のためのロードセ
ル２１と、このロードセル２１によって欠陥品として認
知されたブリスタスタック３のための切断装置２２とが
設けられている。良品のブリスタスタック３は、たとえ
ば後続の図示しない小箱詰機（cartoning mashine）に
供給されることができるように放出装置２３を用いて装
置１０のケーシング１１から案内される。
【００１３】図２〜図５に詳しく示した帯封掛けユニッ
ト１６はブリスタスタック３のための星形の保持ホイー
ル２５を有しており、この保持ホイール２５は回転軸線
２４を中心にして周期的に９０゜だけ時計回り方向で回
動可能である。本実施例においては、それぞれ互いに９
０゜ずつずらして配置され半径方向外向きに開放する４
つのＵ字形の受容部２６が保持ホイール２５に形成され
ている。それぞれの受容部２６の寸法はブリスタスタッ
ク３の寸法に適合されているので、特にブリスタスタッ
ク３は受容部２６の開放する端面と同一平面を成してい
る。
ト１６はブリスタスタック３のための星形の保持ホイー
ル２５を有しており、この保持ホイール２５は回転軸線
２４を中心にして周期的に９０゜だけ時計回り方向で回
動可能である。本実施例においては、それぞれ互いに９
０゜ずつずらして配置され半径方向外向きに開放する４
つのＵ字形の受容部２６が保持ホイール２５に形成され
ている。それぞれの受容部２６の寸法はブリスタスタッ
ク３の寸法に適合されているので、特にブリスタスタッ
ク３は受容部２６の開放する端面と同一平面を成してい
る。
【００１４】図２において部分的に断面した１つの受容
部２６で図示のように、それぞれの受容部２６内には締
めつけジョー２８と締めつけばね２９とから成る締めつ
け装置３０が配置されており、この締めつけ装置３０
は、それぞれの受容部２６内に押込まれたブリスタスタ
ック３を固定している。
部２６で図示のように、それぞれの受容部２６内には締
めつけジョー２８と締めつけばね２９とから成る締めつ
け装置３０が配置されており、この締めつけ装置３０
は、それぞれの受容部２６内に押込まれたブリスタスタ
ック３を固定している。
【００１５】保持ホイール２５の２つの脚部３２，３３
によって形成された、押込み装置１７に合わせて調整さ
れた受容部２６の開放する端面の前方にはシーリング・
および切断装置３５が配置されている。このシーリング
・および切断装置３５は２つのシーリングジョー３６，
３７を有しており、これらシーリングジョーのうち加熱
可能な上側のシーリングジョー３６内には切断ナイフ３
８が配置されている。下側のシーリングジョー３７が下
側の脚部３３の上面に整合して定置であり、かつこの平
面で延びているのに対して、上側のシーリングジョー３
６は上下運動可能である。この場合、この上側のシーリ
ングジョー３６はその上側の終端位置において受容部２
６を完全に開放している。
によって形成された、押込み装置１７に合わせて調整さ
れた受容部２６の開放する端面の前方にはシーリング・
および切断装置３５が配置されている。このシーリング
・および切断装置３５は２つのシーリングジョー３６，
３７を有しており、これらシーリングジョーのうち加熱
可能な上側のシーリングジョー３６内には切断ナイフ３
８が配置されている。下側のシーリングジョー３７が下
側の脚部３３の上面に整合して定置であり、かつこの平
面で延びているのに対して、上側のシーリングジョー３
６は上下運動可能である。この場合、この上側のシーリ
ングジョー３６はその上側の終端位置において受容部２
６を完全に開放している。
【００１６】両シーリングジョー３６，３７の、受容部
２６とは反対に位置する側にはこれらのシーリングジョ
ー３６，３７に対して平行に帯封バンド４のための狭幅
の２つの案内条片３９，４０が配置されていて、これら
の案内条片３９，４０には帯封バンド４が扁平に接触し
ており、熱がシーリング・および切断装置３５から帯封
バンド４に伝達されることを両案内条片３９，４０によ
って回避することができる。上側の案内条片３９は上側
のシーリングジョー３６と同期的に上下運動可能であ
る。
２６とは反対に位置する側にはこれらのシーリングジョ
ー３６，３７に対して平行に帯封バンド４のための狭幅
の２つの案内条片３９，４０が配置されていて、これら
の案内条片３９，４０には帯封バンド４が扁平に接触し
ており、熱がシーリング・および切断装置３５から帯封
バンド４に伝達されることを両案内条片３９，４０によ
って回避することができる。上側の案内条片３９は上側
のシーリングジョー３６と同期的に上下運動可能であ
る。
【００１７】帯封バンド４に規定の予張力をかけるため
に、シーリング・および切断装置３５に整合された受容
部２６の上方に配置された２つの摩擦ローラ４２，４３
が使用され、これらの摩擦ローラ４２，４３の間で帯封
バンド４が案内されており、かつ両摩擦ローラ４２，４
３は、両帯封ストックロール１２，１３からの規定され
た引出し力を生ぜしめる。さらに、当該の受容部２６の
下方には反時計回り方向で回転可能な裁ち屑巻取りロー
ル４５が設けられており、この裁ち屑巻取りロール４５
はそれぞれの製造周期において、少なくとも案内条片の
幅とシーリングジョーの半分の幅との合計だけ、駆動装
置（図示せず）を用いて回転される。裁ち屑巻取りロー
ル４５が、この裁ち屑巻取りロール４５の逆回転を阻止
する戻り止めを有していることも重要である。当然、裁
ち屑巻取りロール４５の駆動装置の相応の抵抗によって
も戻り止め機能を実現することができる。
に、シーリング・および切断装置３５に整合された受容
部２６の上方に配置された２つの摩擦ローラ４２，４３
が使用され、これらの摩擦ローラ４２，４３の間で帯封
バンド４が案内されており、かつ両摩擦ローラ４２，４
３は、両帯封ストックロール１２，１３からの規定され
た引出し力を生ぜしめる。さらに、当該の受容部２６の
下方には反時計回り方向で回転可能な裁ち屑巻取りロー
ル４５が設けられており、この裁ち屑巻取りロール４５
はそれぞれの製造周期において、少なくとも案内条片の
幅とシーリングジョーの半分の幅との合計だけ、駆動装
置（図示せず）を用いて回転される。裁ち屑巻取りロー
ル４５が、この裁ち屑巻取りロール４５の逆回転を阻止
する戻り止めを有していることも重要である。当然、裁
ち屑巻取りロール４５の駆動装置の相応の抵抗によって
も戻り止め機能を実現することができる。
【００１８】シーリング・および切断装置３５を基準に
して帯封掛けユニット１６の９０゜の回動ステップだけ
後置された圧着ローラ１８は、水平な回転軸線４６で支
承されており、駆動装置（図示せず）と連結されてい
る。圧着ローラ１８は平坦面取り面４７を有しており、
さらに帯封１のシーリング区分５をブリスタスタック３
に接触させるために、回転軸線４６からこの回転軸線４
６に面した受容部２６までの距離は圧着ローラ１８の半
径にほぼ相応している。
して帯封掛けユニット１６の９０゜の回動ステップだけ
後置された圧着ローラ１８は、水平な回転軸線４６で支
承されており、駆動装置（図示せず）と連結されてい
る。圧着ローラ１８は平坦面取り面４７を有しており、
さらに帯封１のシーリング区分５をブリスタスタック３
に接触させるために、回転軸線４６からこの回転軸線４
６に面した受容部２６までの距離は圧着ローラ１８の半
径にほぼ相応している。
【００１９】回転する製品押出し・および押ずらし装置
２０はフォーク状の押出しフォーク４８を有しており、
この押出しフォーク４８の、保持ホイール２５の両側面
に配置された２つのアーム４９は、ブリスタスタック３
を受容部２６から押出すことができるように、このブリ
スタスタック３をつかむ。この場合にブリスタスタック
３は、時計回り方向で９０゜だけ圧着ローラ１８に後置
された受容部２６内に位置している。
２０はフォーク状の押出しフォーク４８を有しており、
この押出しフォーク４８の、保持ホイール２５の両側面
に配置された２つのアーム４９は、ブリスタスタック３
を受容部２６から押出すことができるように、このブリ
スタスタック３をつかむ。この場合にブリスタスタック
３は、時計回り方向で９０゜だけ圧着ローラ１８に後置
された受容部２６内に位置している。
【００２０】上述の装置は帯封掛けユニットの領域にお
いて以下のように作動する：すなわち、押込み装置１７
によって保持ホイール２５の、シーリング・および切断
装置３５に整合された受容部２６内にブリスタスタック
３が押込まれる（図３および図４）。この場合、ブリス
タスタック３の本来の押込み前には、両摩擦ローラ４
２，４３と裁ち屑巻取りロール４５との間で受容部２６
の前方で帯封バンド４が緊張されている（図３）。さら
に、上側のシーリングジョー３６と上側の案内条片３９
とは持ち上げられた位置にあり、その場合に受容部２６
の開放横断面は開放している。
いて以下のように作動する：すなわち、押込み装置１７
によって保持ホイール２５の、シーリング・および切断
装置３５に整合された受容部２６内にブリスタスタック
３が押込まれる（図３および図４）。この場合、ブリス
タスタック３の本来の押込み前には、両摩擦ローラ４
２，４３と裁ち屑巻取りロール４５との間で受容部２６
の前方で帯封バンド４が緊張されている（図３）。さら
に、上側のシーリングジョー３６と上側の案内条片３９
とは持ち上げられた位置にあり、その場合に受容部２６
の開放横断面は開放している。
【００２１】受容部２６内への押込み過程の際にブリス
タスタック３は、ロックされた裁ち屑巻取りロール４５
のために、受容部２６の底部への帯封バンド４の押込み
距離の二倍に相応の長さを帯封ストックロール１２，１
３から引出す（図４）。この場合、帯封バンド４が両摩
擦ローラ４２，４３の間で緊締されているために帯封バ
ンド４の、ブリスタスタック３を部分的に取り囲む区分
は、引張り応力をかけられて保持されている。
タスタック３は、ロックされた裁ち屑巻取りロール４５
のために、受容部２６の底部への帯封バンド４の押込み
距離の二倍に相応の長さを帯封ストックロール１２，１
３から引出す（図４）。この場合、帯封バンド４が両摩
擦ローラ４２，４３の間で緊締されているために帯封バ
ンド４の、ブリスタスタック３を部分的に取り囲む区分
は、引張り応力をかけられて保持されている。
【００２２】受容部２６内へのブリスタスタック３の押
込み過程が終了した後に、上側のシーリングジョー３６
と上側の案内条片３９とが下側の終端位置に移動する
（図５）。この場合には、帯封バンド４の別の区分が引
張り応力をかけられて帯封ストックロール１２，１３か
ら引出される。上側のシーリングジョー３６が下側の終
端位置に達するやいなや、ブリスタスタック３は帯封バ
ンド４によって完全に取り囲まれる。この場合に、両シ
ーリングジョー３６，３７が同時に帯封バンド４を溶着
する。次いで帯封バンド４は、ブリスタスタック３を取
り囲む帯封１から切断ナイフ３８を用いて分離され、上
側のシーリングジョー３６と上側の案内条片３９とは再
び上側の終端位置へ移動される。さらに、溶着過程によ
って帯封バンド４に残る溶着区分が受容部２６内への次
のブリスタスタック３の押込み過程を妨害しないような
所定の角度値だけ、裁ち屑巻取りロール４５が回転され
る。
込み過程が終了した後に、上側のシーリングジョー３６
と上側の案内条片３９とが下側の終端位置に移動する
（図５）。この場合には、帯封バンド４の別の区分が引
張り応力をかけられて帯封ストックロール１２，１３か
ら引出される。上側のシーリングジョー３６が下側の終
端位置に達するやいなや、ブリスタスタック３は帯封バ
ンド４によって完全に取り囲まれる。この場合に、両シ
ーリングジョー３６，３７が同時に帯封バンド４を溶着
する。次いで帯封バンド４は、ブリスタスタック３を取
り囲む帯封１から切断ナイフ３８を用いて分離され、上
側のシーリングジョー３６と上側の案内条片３９とは再
び上側の終端位置へ移動される。さらに、溶着過程によ
って帯封バンド４に残る溶着区分が受容部２６内への次
のブリスタスタック３の押込み過程を妨害しないような
所定の角度値だけ、裁ち屑巻取りロール４５が回転され
る。
【００２３】今、保持ホイール２５が時計回り方向で９
０゜だけ回動されると、ブリスタスタック３から垂直に
突出するシーリング区分５は圧着ローラ１８の平坦面取
り面４７の下側に位置する。これに次いで圧着ローラ１
８が完全に回転すると、シーリング区分５はブリスタス
タック３に向けて折り返される。最後に、保持ホイール
２５がさらに時計回り方向で９０゜だけ回動され、この
後にブリスタスタック３は製品押出し・および押ずらし
装置２０の両アーム４９によって押出され、次いでロー
ドセル２１に移動される。
０゜だけ回動されると、ブリスタスタック３から垂直に
突出するシーリング区分５は圧着ローラ１８の平坦面取
り面４７の下側に位置する。これに次いで圧着ローラ１
８が完全に回転すると、シーリング区分５はブリスタス
タック３に向けて折り返される。最後に、保持ホイール
２５がさらに時計回り方向で９０゜だけ回動され、この
後にブリスタスタック３は製品押出し・および押ずらし
装置２０の両アーム４９によって押出され、次いでロー
ドセル２１に移動される。
【図１】本発明による帯封掛け機の概略図である。
【図２】帯封掛けユニットの、部分的に断面された概略
側面図である。
側面図である。
【図３】ブリスタスタックが受容部に押込まれる前の帯
封掛けユニットを示す図である。
封掛けユニットを示す図である。
【図４】ブリスタスタックが受容部に押込まれた後の帯
封掛けユニットを示す図である。
封掛けユニットを示す図である。
【図５】ブリスタスタックが受容部に押込まれ、上側の
シーリングジョーがその下側の終端位置に移動した時の
図である。
シーリングジョーがその下側の終端位置に移動した時の
図である。
１ 帯封、 ２ ブリスタストリップ、 ３ ブリスタ
スタック、 ４ 帯封バンド、 ５ シーリング区分、
１０ 装置、 １１ ケーシング、 １２，１３ 帯
封ストックロール、 １５ 接着装置、 １６ 帯封掛
けユニットまたはバンディングユニット、 １７ 押込
み装置、 １８ 圧着ローラ、 ２０押ずらし装置、
２１ ロードセル、 ２２ 切断装置、 ２３ 放出装
置、２４，４６ 回転軸線、 ２５ 保持ホイール、
２６ 受容部、 ２８ 締めつけジョー、 ２９ 締め
つけばね、 ３０ 締めつけ装置、 ３２，３３ 脚
部、 ３５ 切断装置、 ３６，３７ シーリングジョ
ー、 ３８ 切断ナイフ、 ３９，４０ 案内条片、
４２，４３ 摩擦ローラ、 ４５ 裁ち屑巻取りロー
ル、 ４７ 平坦面取り面、 ４８ 押出しフォーク、
４９ アーム
スタック、 ４ 帯封バンド、 ５ シーリング区分、
１０ 装置、 １１ ケーシング、 １２，１３ 帯
封ストックロール、 １５ 接着装置、 １６ 帯封掛
けユニットまたはバンディングユニット、 １７ 押込
み装置、 １８ 圧着ローラ、 ２０押ずらし装置、
２１ ロードセル、 ２２ 切断装置、 ２３ 放出装
置、２４，４６ 回転軸線、 ２５ 保持ホイール、
２６ 受容部、 ２８ 締めつけジョー、 ２９ 締め
つけばね、 ３０ 締めつけ装置、 ３２，３３ 脚
部、 ３５ 切断装置、 ３６，３７ シーリングジョ
ー、 ３８ 切断ナイフ、 ３９，４０ 案内条片、
４２，４３ 摩擦ローラ、 ４５ 裁ち屑巻取りロー
ル、 ４７ 平坦面取り面、 ４８ 押出しフォーク、
４９ アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トルステン ザウアー ドイツ連邦共和国 ヴァイプリンゲン−ホ ーエンアッカー ブラームシュトラーセ 10 (72)発明者 玉城 茂 千葉県八千代市大和田新田1068−２−620
Claims (8)
- 【請求項１】 溶着可能な材料から成る帯封（１）を少
なくとも１つの物品（３）に巻掛けるための装置（１
０）において、 少なくとも１つの物品（３）のための少なくとも１つの
受容部（２６）を有する保持装置（２５）が設けられて
おり、 受容部（２６）の開放部の領域に配置されていてこの受
容部（２６）に対して横方向で移動可能な、帯封（１）
のためのシーリング・および切断装置（３５）が設けら
れており、 対応配置された受容部（２６）内に少なくとも１つの物
品（３）を押込むための押込み装置（１７）が設けられ
ており、少なくとも１つの物品（３）に対応配置された
帯封バンド（４）の区分が物品（３）の押込み前に受容
部（２６）とは反対のシーリング・および切断装置（３
５）側でこの受容部（２６）の開放横断面全体にわたっ
て延びており、少なくとも１つの物品（３）を受容部
（２６）内に押込む場合に、帯封バンド（４）が帯封ス
トックロール（１２，１３）から引出され、少なくとも
１つの物品（３）を少なくとも部分的に取り囲むことを
特徴とする、溶着可能な材料から成る帯封を少なくとも
１つの物品に巻掛けるための装置。 - 【請求項２】 保持装置が、軸線（２４）を中心にして
回転可能な保持ホイール（２５）であり、少なくとも１
つの受容部（２６）がＵ字形に形成されていて、この受
容部（２６）の開放部が半径方向外向きに保持ホイール
（２５）に配置されている、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 帯封バンド（４）の溶着された領域のた
めの巻取りホイール（４５）がシーリング・および切断
装置（３５）に対応配置されており、同時にこの巻取り
ホイール（４５）が、受容部（２６）の開放部の前方に
配置された帯封バンド（４）の区分を緊張するために働
く、請求項１または２記載の装置。 - 【請求項４】 巻取りホイール（４５）とは反対の受容
部（２６）側に、２つの摩擦ローラ（４２，４２）から
形成された、帯封バンド（４）のための予緊張装置が配
置されている、請求項３記載の装置。 - 【請求項５】 保持ホイール（２５）が周期的に回転可
能であり、この保持ホイール（２５）が、該保持ホイー
ル（２５）の受容部（２６）から帯封（１）を備えた少
なくとも１つの物品（３）を押出すための、シーリング
・および切断装置（３５）に後置された押出し装置（２
０）と協働している、請求項２から４までのいずれか１
項記載の装置。 - 【請求項６】 シーリング・および切断装置（３５）と
押出し装置（２０）との間に、帯封（１）のシーリング
区分（５）を少なくとも１つの物品（３）に向けて折り
返すための装置（１８）が配置されている、請求項５記
載の装置。 - 【請求項７】 シーリング区分（５）を折り返すための
装置が、平坦面取り面（４７）を備えた圧着ローラ（１
８）として構成されている、請求項６記載の装置。 - 【請求項８】 少なくとも１つの受容部（２６）内に少
なくとも１つの物品（３）のための締めつけ装置（３
０）が配置されている、請求項１から７までのいずれか
１項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19851035.7 | 1998-11-06 | ||
| DE1998151035 DE19851035A1 (de) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | Vorrichtung zum Anbringen einer aus schweißbarem Material bestehenden Banderole um wenigstens einen Gegenstand, insbesondere einen Blisterstreifenstapel |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000153807A true JP2000153807A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=7886818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11315371A Pending JP2000153807A (ja) | 1998-11-06 | 1999-11-05 | 溶着可能な材料から成る帯封を少なくとも１つの物品に巻掛けるための装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000153807A (ja) |
| DE (1) | DE19851035A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104229185A (zh) * | 2013-06-11 | 2014-12-24 | 富士胶片株式会社 | 捆束物、捆束方法及捆束装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005000697A1 (de) * | 2005-01-04 | 2006-07-13 | Giesecke & Devrient Gmbh | Banderolenzuführvorrichtung |
| DE102013106187A1 (de) * | 2013-06-13 | 2014-12-18 | Krones Aktiengesellschaft | Vorrichtung und Verfahren zur Förderung, Handhabung, Verpackung und/oder Palettierung von Stückgütern, Packgütern und/oder Gebinden |
| NL1041673B1 (nl) * | 2016-01-15 | 2017-08-02 | Henri Peter Herman Verdeijen Ing | Tapesluiter voor het sluiten van zelfklevende tape rondom een voorwerp met variërende diameter tijdens horizontale doorvoer. |
| CN109606798B (zh) * | 2018-02-11 | 2023-03-31 | 深圳市中海通机器人有限公司 | 数据线胶套成型装置及成型方法 |
-
1998
- 1998-11-06 DE DE1998151035 patent/DE19851035A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-11-05 JP JP11315371A patent/JP2000153807A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104229185A (zh) * | 2013-06-11 | 2014-12-24 | 富士胶片株式会社 | 捆束物、捆束方法及捆束装置 |
| US9567121B2 (en) | 2013-06-11 | 2017-02-14 | Fujifilm Corporation | Bundled object, bundling method, and bundling apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19851035A1 (de) | 2000-05-11 |
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