JP2000153570A - 建築物表面仕上用装飾シート - Google Patents

建築物表面仕上用装飾シート

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JP2000153570A
JP2000153570A JP10329894A JP32989498A JP2000153570A JP 2000153570 A JP2000153570 A JP 2000153570A JP 10329894 A JP10329894 A JP 10329894A JP 32989498 A JP32989498 A JP 32989498A JP 2000153570 A JP2000153570 A JP 2000153570A
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Japan
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aggregate
coating material
synthetic resin
finishing
decorative sheet
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JP10329894A
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English (en)
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Hisashi Takii
尚志 滝井
Shigenori Toda
重憲 戸田
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YAMAMOTO YOGYO KAKO KK
Original Assignee
YAMAMOTO YOGYO KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みが厚くでき、建築物表面仕上後に豪華さ
が付与でき、重量が余り増大せず、生産性の低下もな
く、断熱性や防音性も改良され、室内の結露防止に有効
で、黴の発生も少なく、下地の建築物本体表面の亀裂の
発生が装飾材表面まで伝播する事を防止し得る建築物表
面仕上用装飾シートを提供する。 【解決手段】 アクリル樹脂系エマルションと骨材と軽
量化材を含む塗材(b)を、ポリ塩化ビニル樹脂成分が
炭酸カルシウム粉末のバインダー成分として配合された
素材を用いて製造された発泡体シート1上に塗布し乾燥
させて得た、合成樹脂マトリックス5中に骨材6と軽量
化材7が分散された塗材層(B)3が発泡体シート1上
に形成されている比較的トータル厚みを厚くし得る建築
物表面仕上用装飾シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内外装壁
面或は床面などの建築物表面仕上用装飾シートに関す
る。特に建築物の外装面の仕上用としてより有用な装飾
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂エマルションと天然石粉末など
の骨材とを含む塗材を合成繊維やガラス繊維あるいはそ
の他の無機繊維からなる寒冷紗や不織布その他の繊維シ
ートからなる基材上に吹付けガンや鏝などで適宜の手段
により塗布して乾燥し、天然石風の模様を施した装飾材
は建築物の内外装壁面或は床面や構築物の表面の装飾用
など建築物、構築物の表面仕上用装飾シートとして用い
られている。
【0003】これらの表面仕上用装飾シートは、天然石
調の重厚な外観を容易に発揮でき、天然石に比べて軽
く、基材が布帛であり可撓性を有するため、曲面への施
工も可能であり、建築物壁面や床面などに接着して建築
物の内外装用装飾シートとして近年広く普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の表面仕上用装飾シートは、断熱性や防音性などの機能
は乏しいし、可撓性をもたせるために基材が繊維シート
であるから基材の厚さも比較的薄く、装飾シート全体の
厚みも、現実に実用化されているものは余り厚くないの
で、シートとシートの間を少し離してこの凹部の隙間に
形成する目地の深さが浅くなり、従って施工後装飾シー
トの薄さが目地によって認識される状態にある。本発明
者らが検討したところによると、この目地の深さが深く
取れること、すなわちこれら表面仕上用装飾シートの厚
みを厚くすると、建築物に施工した場合に、より豪華に
見え、施工後の建築物の仕上がり感が極めて豪華になる
ことが分かった。
【0005】そこで合成樹脂エマルションと骨材とを含
む塗材を前記基材の上に現実に実用化されている厚みよ
り厚く塗布することが考えられる。しかしながら、塗材
層を厚く塗布すると、重さが重くなり、運搬や高所での
施工などに負担が増大する、重さが重いと、壁面などに
貼り付ける施工をする場合に接着剤が固化して接着が完
了するまでの間の押さえをより強化しておかないとずり
落ちてきたり、剥がれてしまう、製造の際に乾燥時間が
極めて長時間を要するようになり、生産性が極端に低下
する、生産コストが高くなるなどの問題があり、理論上
は厚く塗布できても、現実には塗材層を厚く塗布するこ
とは採用されていないのが現状である。
【0006】本発明は前述したこれらの問題点を解決
し、装飾シート全体としての厚みが厚くでき、従って施
工した時に被施工物に豪華さを付与でき、厚くしても重
量が余り増大せず、生産性の低下もなく、断熱性や防音
性も改良され、室内の結露防止に有効で、黴の発生も少
なくし得る建築物表面仕上用装飾シートを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次の様な建築物表面仕上用装飾シートを提
供するものである。
【0008】(1)合成樹脂エマルションと骨材とを含
む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シート上
に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に
骨材が分散された塗材層(A)が形成されている建築物
表面仕上用装飾シート。
【0009】(2)合成樹脂エマルションと骨材と軽量
化材を含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体
シート上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリッ
クス中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B)が形
成されている建築物表面仕上用装飾シート。
【0010】(3)合成樹脂エマルションと骨材と軽量
化材を含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体
シート上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリッ
クス中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B)から
なる下層と合成樹脂エマルションと骨材とを含む塗材か
ら形成される合成樹脂マトリックス中に骨材が分散され
た塗材層(A)からなる上層とがこの順に形成されてい
る建築物表面仕上用装飾シート。
【0011】(4)合成樹脂エマルションと骨材を含む
塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シート上
に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に
骨材が分散された塗材層(A)からなる下層と合成樹脂
エマルションと骨材と軽量化材を含む塗材から形成され
る合成樹脂マトリックス中に骨材と軽量化材が分散され
た塗材層(B)からなる上層とがこの順に形成されてい
る建築物表面仕上用装飾シート。
【0012】(5)合成樹脂エマルションと骨材と軽量
化材を含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体
シート上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリッ
クス中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B−1)
からなる下層と前記塗材層(B−1)とは骨材と軽量化
材の配合割合が異なる合成樹脂エマルションと骨材と軽
量化材とを含む塗材から形成される合成樹脂マトリック
ス中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B−2)か
らなる上層とがこの順に形成されている建築物表面仕上
用装飾シート。
【0013】(6)合成樹脂エマルションと軽量骨材を
含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シート
上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス中
に軽量骨材が分散された塗材層(C)からなる下層と合
成樹脂エマルションと骨材、またはこれに更に軽量化材
を含む塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に骨
材が分散された塗材層(A)または骨材と軽量化材が分
散された塗材層(B)からなる上層とがこの順に形成さ
れている建築物表面仕上用装飾シート。
【0014】(7)下層が軽量骨材を含有している前記
(3)〜(5)項のいずれかに記載の建築物表面仕上用
装飾シート。 (8)塗材層の上に更に透明な樹脂からなるトップコー
ト層が施されている前記(1)〜(7)項のいずれかに
記載の建築物表面仕上用装飾シート。
【0015】(9)発泡体シートと塗材層の間に繊維シ
ートと接着剤層が更に介在している前記(1)〜(8)
項のいずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。 (10)発泡体シートの厚みが2〜20mmである前記
(1)〜(9)項のいずれかに記載の建築物表面仕上用
装飾シート。
【0016】(11)発泡体シートの厚みが3〜10m
mである前記(1)〜(9)項のいずれかに記載の建築
物表面仕上用装飾シート。 (12)発泡体シートが、主成分が無機物粉末であり、
合成樹脂成分が前記無機物粉末のバインダー成分として
配合された素材からなる発泡体である前記(1)〜(1
1)項のいずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シー
ト。
【0017】(13)無機物粉末が、炭酸カルシウム、
硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグネシウム、酸
化硅素、酸化アルミニウム、酸化チタン、クレー、タル
クから選ばれた無機物粉末である前記(12)項に記載
の建築物表面仕上用装飾シート。
【0018】(14)発泡体シートが、主成分が炭酸カ
ルシウム粉末であり、ポリ塩化ビニル樹脂成分が前記炭
酸カルシウム粉末のバインダー成分として配合された準
不燃材または不燃材からなる見掛け密度0.05〜0.
2の発泡体である前記(1)〜(11)項のいずれかに
記載の建築物表面仕上用装飾シート。
【0019】(15)骨材が天然石粉、硅砂、陶磁器
粉、ガラス粉からなる群から選ばれた骨材である前記
(1)〜(14)項のいずれかに記載の建築物表面仕上
用装飾シート。
【0020】(16)骨材が粒径0.01〜3mmの骨
材である前記(1)〜(15)項のいずれかに記載の建
築物表面仕上用装飾シート。 (17)塗材層中の軽量化材の含有量が、合成樹脂マト
リックスの重量に対して5〜20重量%である前記
(2)〜(16)項のいずれかに記載の建築物表面仕上
用装飾シート。
【0021】(18)軽量化材が、合成樹脂中空微小球
状のカプセル状物である前記(2)〜(17)項のいず
れかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。 (19)塗材層を構成する合成樹脂マトリックスと骨材
の割合が、骨材100重量部に対して合成樹脂マトリッ
クス5〜20重量部の割合である前記(1)〜(18)
項のいずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。装
飾材の形成方法。
【0022】(20)合成樹脂マトリックスがアクリル
系樹脂からなる前記(1)〜(19)項のいずれかに記
載の建築物表面仕上用装飾シート。 (21)建築物表面仕上用装飾シートが、建築物の外装
用表面仕上装飾シートである前記(1)〜(20)項の
いずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明において基材となるシート
としては可撓性を有する発泡体シートを用いる必要があ
る。そしてこの発泡体シートはこの上に形成される塗材
層の原料である合成樹脂エマルションと骨材及び/又は
軽量化材あるいは軽量骨材を含む塗材を塗布し乾燥した
場合にこれらが接着し得る発泡体であることが必要であ
る。
【0024】このような発泡体は繊維シートと同様に可
撓性を有するので曲面への施工も可能であり、しかも、
繊維シートに比べて容易に厚みの厚い物が製造できるた
め、塗材層の厚みを特に厚く塗布しなくても、建築物表
面仕上用装飾シート全体としての厚みを厚くし、豪華さ
を付与する事ができる。そのため、塗材層の厚みを厚く
塗布する場合に比べて、乾燥時間が短縮され、生産性が
高くできると共に、基材よりも塗材層の方がコストが高
いので、塗材層の厚みを厚く塗布する場合に比べて生産
コストを安くする事ができる。しかも発泡体は多数の気
泡を有するので塗材層に比べて比重が小さく軽いので、
塗材層の厚みを厚く塗布する場合に比べて重量の増加が
少なく、運搬や高所での施工などに負担が増大すること
を防止でき、また、壁面などに貼り付ける施工をする場
合に接着剤が固化して接着を完了するまでの間のずり落
ちや剥がれを防止するための押さえを従来とほぼ同様に
することができ、特に従来より重みが増加した分に見合
うだけ強化しなければならないと言う事もない。また、
接着完了後の接着力を重みが増した分だけより強いもの
にしておかなければならないと言った事もない。そして
断熱性や防音性も改良され、室内の結露防止に有効で、
黴の発生も少なくし得る。また、可撓性を有する発泡体
は通常柔軟性も有しているので、コンクリートなどから
なる建築物本体に亀裂が生じた場合でも、亀裂による応
力を発泡体がその柔軟性で吸収し、下地層の亀裂が表面
仕上用装飾シートの塗材層まで伝播するのを防止し、緩
衝材的役割を果たす事ができる。
【0025】そしてこの発泡体シートとして、この上に
形成される塗材層の原料である合成樹脂エマルションと
骨材及び/又は軽量化材あるいは軽量骨材とを含む塗材
を塗布し乾燥した場合にこれらが接着し得る発泡体を用
いているので、接着性の乏しいポリエチレン発泡体やポ
リプロピレン発泡体などを用いる場合のようにあらかじ
め発泡体表面に接着性改良処理を施す必要もなく、単純
に発泡体シートの上に塗材を塗布して乾燥するだけで塗
材層が発泡体シートに接着でき、コストや手間が省け生
産性も向上する。
【0026】発泡体シートとしては、好ましくは厚さが
2mm〜20mm、より好ましくは3mm〜10mmの
範囲のものが好適に用いられる。発泡体シートがあまり
に薄い場合には、基材としての補強的機能が十分発揮で
きにくくなるので、生産時のの取扱(運搬、加工の取扱
など)が困難になる傾向になる。また、断熱性や防音性
の改良効果も低下する傾向になる。更に、表面仕上用装
飾シート全体の厚みを厚くしにくくなり豪華さを出すの
に十分でなくなる傾向になる。また、厚みがあまりに厚
すぎると可撓性が阻害される傾向にある。
【0027】発泡体の発泡倍率は断熱性、防音性、可撓
性、軽量性、強度などの点から、5〜10倍程度のもの
が好ましい。発泡体の具体例としては、合成樹脂エマル
ションと骨材及び/又は軽量化材あるいは軽量骨材を含
む塗材を塗布し乾燥した場合にこれらが接着し得る可撓
性を有する発泡体であればよく、ポリ塩化ビニル発泡
体、ポリウレタン発泡体、ポリ塩化ビニリデン発泡体、
これらに無機粉末が配合された発泡体、特に主成分が無
機物粉末であり、ポリ塩化ビニルやポリウレタン、ポリ
塩化ビニリデンなどの合成樹脂成分が前記無機物粉末の
バインダー成分として配合された素材からなる発泡体、
より好ましくは、かかる主成分として無機物粉末含有発
泡体で準不燃材または不燃材としての規格に合格する素
材からなる発泡体が好ましく用いられる。この場合の合
成樹脂成分と無機物粉末の重量割合は合計量のうち無機
物粉末が全体の重量の75〜95重量%の範囲が特に好
ましい。ここで用いられる無機物粉末としては、炭酸カ
ルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグネ
シウム、酸化硅素、酸化アルミニウム、酸化チタン、ク
レー、タルクなどが用いられ、このうちでも特に主成分
が炭酸カルシウム粉末であり、ポリ塩化ビニル樹脂成分
が前記炭酸カルシウム粉末のバインダー成分として配合
された準不燃材または不燃材からなる見掛け密度0.0
5〜0.2の発泡体が、入手も容易であるし、建設省公
示第1231号、建設省公示第1828号による準不燃
材または不燃材としての性質を具備しているので、建築
物に用いるのには、好ましい。例えばこの市販品として
は、“ロックセルボード NS−100”(見掛け密度
0.09、準不燃材)、“ロックセルボード NS−1
20”(見掛け密度0.12、準不燃材)、“ロックセ
ルボード NS−140”(見掛け密度0.14、準不
燃材)、“ロックセルボード FT−100”(見掛け
密度0.09、不燃材)など(いずれもフジ化成工業株
式会社製)などが挙げられる。これらの発泡体には、難
燃剤などが添加されている事も好ましい。
【0028】かかる発泡体シートの上に塗材層が形成さ
れるが、形成される塗材層の種類に応じて、本発明に於
ける代表例としては、次のような構成の建築物表面仕上
用装飾シートが挙げられる。
【0029】(1)合成樹脂エマルションと骨材を含む
塗材(a)を上述したような発泡体シート上に塗布し、
乾燥させて得た合成樹脂マトリックス中に骨材が分散さ
れた塗材層(A)が発泡体シート上に形成されている建
築物表面仕上用装飾シート。
【0030】(2)合成樹脂エマルションと骨材と軽量
化材を含む塗材(b)を上述したような発泡体シート上
に塗布し、乾燥させて得た合成樹脂マトリックス中に骨
材と軽量化材が分散された塗材層(B)が発泡体シート
上に形成されている建築物表面仕上用装飾シート。
【0031】(3)合成樹脂エマルションと骨材と軽量
化材を含む塗材(b)を上述したような発泡体シート上
に塗布し、必要に応じて乾燥させた後、その上に更に合
成樹脂エマルションと骨材を含む塗材(a)を塗布して
乾燥させ、発泡体シート上に、前記塗材(b)から形成
される合成樹脂マトリックス中に骨材と軽量化材が分散
された塗材層(B)からなる下層と前記塗材(a)から
形成される合成樹脂マトリックス中に骨材が分散された
塗材層(A)からなる上層とがこの順に形成されている
建築物表面仕上用装飾シート。
【0032】(4)合成樹脂エマルションと骨材を含む
塗材(a)を上述したような発泡体シート上に塗布し、
必要に応じて乾燥させた後、その上に更に合成樹脂エマ
ルションと骨材と軽量化材を含む塗材(b)を塗布して
乾燥させ、前記塗材(a)から形成される合成樹脂マト
リックス中に骨材が分散された塗材層(A)からなる下
層と前記塗材(b)から形成される合成樹脂マトリック
ス中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B)からな
る上層とがこの順に形成されている建築物表面仕上用装
飾シート。
【0033】(5)合成樹脂エマルションと骨材と軽量
化材を含む塗材(b−1)を上述したような発泡体シー
ト上に塗布し、必要に応じて乾燥させた後、その上に更
に前記塗材(b−1)とは骨材と軽量化材の配合割合が
異なる合成樹脂エマルションと骨材と軽量化材を含む塗
材(b−2)を塗布して乾燥させ、前記塗材(b−1)
から形成される合成樹脂マトリックス中に軽量化材が分
散された塗材層(B−1)からなる下層と前記塗材(b
−2)から形成される合成樹脂マトリックス中に骨材と
軽量化材が分散された塗材層(B−2)からなる上層と
がこの順に形成されている建築物表面仕上用装飾シー
ト。
【0034】(6)合成樹脂エマルションと軽量骨材を
含む塗材(c)を上述したような発泡体シート上に塗布
し、必要に応じて乾燥させた後、その上に更に合成樹脂
エマルションと骨材を含む塗材(a)を塗布して乾燥さ
せ、発泡体シート上に、前記塗材(c)から形成される
合成樹脂マトリックス中に軽量骨材が分散された塗材層
(C)からなる下層と前記塗材(a)から形成される合
成樹脂マトリックス中に骨材が分散された塗材層(A)
からなる上層とがこの順に形成されている建築物表面仕
上用装飾シート。
【0035】以上の(1)から(6)に示した本発明の
建築物表面仕上用装飾シートの最外層の塗材層の上に更
に透明な樹脂からなるトップコート層が必要に応じて施
されていてもよい。
【0036】また、上記(3)から(5)に示した様に
塗材層が2層からなる場合には、その下層には、軽量骨
材を必要に応じて添加したり、下層に骨材が添加されて
いる場合にその骨材に代えてその一部を軽量骨材に置き
換えてもよい。上層に軽量骨材を多量に用いることは、
雨水等の水分を吸い込んで保持しやすくなる傾向がある
ので余り好ましいものではない。
【0037】以上の(1)から(6)に示した本発明の
建築物表面仕上用装飾シートの模式的断面図をそれぞれ
図1〜6に示した。図1〜6に於いて、1は発泡体シー
ト、2は合成樹脂マトリックス5中に骨材6が分散され
た塗材層(A)、3は合成樹脂マトリックス5中に骨材
6と軽量化材7が分散された塗材層(B)、3′と3″
は3と実質上同じであるが、それぞれ上層と下層とで骨
材6と軽量化材7の配合割合が異なっている合成樹脂マ
トリックス5中に骨材6と軽量化材7が分散された塗材
層(B−1)と(B−2)、4は合成樹脂マトリックス
5中に軽量骨材8が分散された塗材層(C)、5は合成
樹脂マトリックス、6は骨材、7は軽量化材、8は軽量
骨材を示している。
【0038】ここで、塗材層(A)、(B)[(B−
1)と(B−2)も同じ]、(C)の合成樹脂マトリッ
クス5を形成する原料となる合成樹脂エマルションとし
ては、特に限定するものではないが、好ましくは、乾燥
後の性質として耐候性、対アルカリ性、耐水性、接着
性、柔軟性、耐吸水性等を満足する合成樹脂エマルショ
ンが好ましく、例えばアクリル系樹脂エマルション(ア
クリル−ウレタン系樹脂エマルション、アクリル−シリ
コーン系樹脂エマルションも含む)、酢酸ビニル系樹脂
エマルション、塩化ビニル系樹脂エマルション、ウレタ
ン系樹脂エマルション等が挙げられる。中でもアクリル
系樹脂エマルションが比較的安価なわりには、耐候性の
点で優れており建築物の内外装壁面或は床面などの建築
物や構築物の表面仕上用装飾材層として適用した場合な
ど長期の耐久性を有し好ましい。
【0039】塗材層(A)及び(B)[(B−1)と
(B−2)も同じ]に用いられている骨材としては寒水
石などの大理石粉や御影石粉その他の天然石粉、硅砂、
ガラス粉、陶磁器粉、プラスチック細片(いずれも着色
されたものも含む)などが用いられる。勿論これらを2
種以上併用したり、異なる色調の骨材を併用してもよ
い。骨材の大きさは特に限定するものではないが、粒径
(その粒子の長径すなわち最大径部分)は通常0.01
mm〜3mm程度のものが好ましく用いられる。
【0040】また、必要に応じて雲母薄片(着色された
ものも含む)も更に用いても良い。塗材(a)、
(b)、(b−1)、(b−2)に於いては、骨材と合
成樹脂エマルションの配合割合はどんな種類やどの様な
風合の装飾材とするかなどによっても異なってくるが、
合成樹脂エマルジョンの割合が樹脂固形分(すなわち固
化後の合成樹脂マトリックスに相当する)で骨材100
重量部に対し、5〜20重量部程度が好ましく、特に5
〜10重量部程度が好ましい(これらの数値は、塗材層
が複数の層からなる場合、骨材が添加されているそれぞ
れの個別の層についての値である。複数の層の平均値で
はない。)。
【0041】この範囲の好ましい態様とすることによ
り、骨材を合成樹脂マトリックスでしっかり保持でき、
従って余り脆くならず、しかも重厚で深みのあるの風合
いを保持したまま、耐久性のある強度を有する装飾材を
得ることができる。余りに骨材が多くなり過ぎるとバイ
ンダーとしての機能も有する合成樹脂の割合が少なくな
るので得られる装飾材の機械的強度が低下したり、可撓
性(可撓性は曲面に施工する場合に、可撓性を有するこ
とが好ましい。)が低下する傾向にあり、一方余りに骨
材の割合が少なくなり過ぎると重厚で深みのある風合い
が低下する傾向にあると共に、塗材を塗布した後乾燥固
化する際、収縮などが生じ、亀裂が発生しやすくなる傾
向にある。
【0042】塗材層(B)、(B−1)、(B−2)や
(C)に用いられている軽量化材としては、微細な中空
のほぼ球状の合成樹脂カプセル状物、例えば“EXPA
NCEL”(アクゾーノーベル社製:発泡剤を内包した
塩化ビニリデン−アクリロニトリルコーポリマーの核を
発泡したもの)、“マツモトマイクロスフェアー”F−
30EやMFL(松本油脂製薬株式会社製:高分子中空
微小球コンポジットフィラーで発泡剤を内包した塩化ビ
ニリデン−アクリロニトリルコーポリマーの核を発泡し
たもの、またはその表面を不活性無機粉体でコーティン
グしたハイブリッド中空微小球)などの合成樹脂中空微
小球状のカプセル状物などが挙げられる。
【0043】また、塗材層が2層からなる場合に、その
下層に骨材が添加されている場合にその骨材に代えてそ
の一部を置き換える場合や、塗材層(C)に用いられる
軽量骨材の具体例としては、例えば、パーライト、シラ
スバルーン、ポリスチレン発泡体粉砕物、前述した“ロ
ックセルボード”などの主成分が無機物粉末であり合成
樹脂成分が前記無機物粉末のバインダー成分として配合
された発泡体の粉砕物などが挙げられる。
【0044】これらの軽量化材や軽量骨材を適宜使用す
る事により、塗材層の比重を小さくして、より一層の軽
量化をはかり、その分、厚みを厚くする事もできる。軽
量化材の添加量は、合成樹脂マトリックスの重量に対し
て5〜20重量%程度が好ましい(これらの数値は、塗
材層が複数の層からなる場合、軽量化材が添加されてい
るそれぞれの個別の層についての値である。複数の層の
平均値ではない。)。軽量化材は、使用しない場合も本
発明に含まれるので、その添加量は上記より少なくても
よいが、効果的に軽量化をはかる上では5重量%以上使
用することが好ましい。また、余りに多量に使用し過ぎ
ると、塗材層の強度が低下するので、強度の面からも上
記の範囲が好ましい。
【0045】軽量骨材は塗材層が複数の層からなる態様
の場合にその下層に用いられる。下層に添加される軽量
骨材の量は、下層に添加されている骨材の一部を置き換
える形で添加されていてもよく、また、図6に例示した
様に下層に骨材は用いずに軽量骨材のみを用いる場合も
含めて、軽量骨材の添加量はその見掛け比重にもよる
が、通常、合成樹脂マトリックス成分の重量に対して1
0〜100重量%程度である。すなわち骨材を全く併用
しない場合はこの数値範囲のうち25〜100重量%程
度の範囲が用いられる。
【0046】いずれの塗材に対しても、すなわち合成樹
脂エマルションに骨材及び/又は軽量化材または軽量骨
材を含有してなる塗材には、更に必要に応じて充填材、
造膜助剤、増粘剤、消泡剤、pH調整剤などを加えた
り、粘度を調整するために水などや適宜の溶剤などを加
えてもよい。
【0047】増粘剤としては例えばメチルセルロース系
のもの(たとえば“ハイメトローズ90SH−3000
0”、信越化学(株)社製)、造膜助剤としては例えば
ブチルカルビトールアセテートなど、消泡剤としては例
えば“ノプコサントNXZ”(サンノプコサン(株)社
製)など、pH調整剤としては濃アンモニア水などが好
適に用いられるが、これらのみに限定されるものではな
い。
【0048】発泡体シート上に塗材を塗布するには、例
えば吹き付けガンを用いて吹き付けるのが最も一般的で
あるが、必要に応じて、鏝塗り、ローラーによる塗布、
刷毛による塗布やその他の適宜の手段で塗布してもよ
い。図示した様に塗材層の表面は適宜の凹凸模様が形成
されていても良いし、磨き加工された大理石調の感じを
出すために平坦でもよい。
【0049】図1に示した態様のものは、合成樹脂エマ
ルションと骨材を含む塗材(a)を発泡体シート上に塗
布し、乾燥させて得られるので、製造工程が簡単であ
り、表面には、合成樹脂マトリックス中に骨材が分散さ
れた塗材層(A)が形成されるので、重厚な天然石調の
豪華な建築物表面仕上用装飾シートが得られる。
【0050】また、図2に示した態様のものは、図1の
ものと同様に製造工程が簡単であり、塗材層に軽量化材
が充填されているので、より一層の軽量化が達成され
る。また、図3に示した態様のものは、合成樹脂マトリ
ックス中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B)に
より、図1に示したものより更に軽量化をはかり、か
つ、表面側は図1と同様に合成樹脂マトリックス中に骨
材が分散された塗材層(A)が形成されるので、重厚な
天然石調の豪華な建築物表面仕上用装飾シートが得られ
る。
【0051】また、図4に示した態様のものは、図3の
塗材層(A)と(B)の上層と下層が入れ代わっている
態様であり、図1に示したものより更に軽量化をはかっ
たものである。この態様に於いても天然石調の豪華な建
築物表面仕上用装飾シートが得られる。
【0052】また、図5に示した態様のものは、上層、
下層とも骨材と軽量化材が添加された軽量化された塗材
層(B)に相当する塗材層(B−1)と(B−2)[但
し、(B−1)と(B−2)は、骨材と軽量化材の配合
割合が互いに異なる層である。]が用いられており、図
3や図4の態様に比べてより一層軽量化された建築物表
面仕上用装飾シートが得られる。
【0053】また、図6に示した態様のものは、図3に
示したと塗材層(B)の代わりに合成樹脂マトリックス
中に軽量骨材が分散された塗材層(C)が用いられてお
り、図3に示したとほぼ同様に、図1に示したものより
更に軽量化をはかり、かつ、表面側は図1と同様に合成
樹脂マトリックス中に骨材が分散された塗材層(A)が
形成されるので、重厚な天然石調の豪華な建築物表面仕
上用装飾シートが得られる。
【0054】尚、図示していないが、発泡体シートと塗
材層との間に繊維シートが介在していてもよい。この場
合にはより優れた補強効果も付与し得る。このような態
様は次のものに限定されるものではないが、例えば、従
来品、すなわち繊維シート上に塗材層を形成した装飾シ
ートを発泡体シート上に接着剤で接着することによって
も得られる。繊維シートとしては、ポリエステル、アク
リルその他の疎水性の合成繊維やガラス繊維の織物、不
織布などが挙げられる。
【0055】尚、上記のいずれの態様においても、更に
必要に応じてかくして形成された装飾材の表面にいわゆ
るクリアー塗料などの乾燥後透明な樹脂層を形成し得る
合成樹脂エマルションを薄くコートしてトップコート層
を施してもよい。トップコート層は、形成された装飾材
の少なくとも表面が乾燥された後に施すことが好まし
い。
【0056】トップコート層に用いられる乾燥後透明な
樹脂層を形成し得る合成樹脂エマルションとしては、前
述した、塗材で例示した様な合成樹脂エマルションを用
いることができる。トップコート層は、装飾材に表面光
沢を付与したい場合とか、耐候性、耐水性、防汚性など
の性質を更に付与するために用いられるが、すべての種
類の装飾材に施されることが必須のものではない。例え
ば、艶消しの態様にしたい場合とか、塗材層の合成樹脂
マトリックスがフッ素樹脂やアクリル−シリコーン樹
脂、アクリル−ウレタン樹脂のように耐候性、耐汚染性
の良い樹脂の場合は、トップコート層を施さない場合が
一般的で、これにより、工程を短縮できる。
【0057】特に限定するものではないが、塗材層のト
ータル厚みは、2〜10mm程度であり、本発明の建築
物表面仕上用装飾シート全体のトータル厚みとしては、
4〜30mm程度の厚みのものが容易に提供できる。
【0058】尚、本発明の建築物表面仕上用装飾シート
は、建築物壁面や床面などに接着して建築物の内外装用
装飾シートとして有効に用い得るが、特に建築物の壁な
どの外側面に貼り付ける外装用表面仕上装飾シートして
用いると、特に好適であり、いわゆる外断熱工法の一種
に相当し、例えばコンクリートの壁は、冬期は外側が冷
えると、それが熱伝導で内側に伝達され、結露の原因に
なり、黴が発生する事になる。これを防止するには、内
側に装飾シートを貼るよりも外側に貼った方が効果的で
ある。そしていずれにせよ、厚みが増す事により豪華さ
が増大された表面装飾、断熱、省エネルギー、結露防
止、黴発生の抑制、防音などの改善をもたらす事ができ
る。
【0059】
【実施例】以下、より具体的な実施例を挙げて更に本発
明を説明するが、本発明はこの実施例のもののみに限定
されるものではない。
【0060】実施例1 図1に示した態様の建築物表面仕上用装飾シートを製造
した。発泡体シートとして厚さ2.5mmのフジ化成工
業株式会社製“ロックセルボード NS−100”(見
掛け密度0.09、準不燃材)を用い、その上に塗材層
(A)を形成するための塗材(a)として 合成樹脂エマルション: アクリル樹脂系エマルション
(旭化成工業株式会社製“ポリトロンE300”)20
00g(このうち樹脂固形分は49重量%)、 骨材:天然石骨材(寒水石)[(株)同和カルファイン
製“KD−1”(粒径0.35〜0.55mm)]75
00gと天然石骨材(寒水石)[(株)同和カルファイ
ン製“KD−100”(粒径0.075〜0.15m
m)]2000g、着色骨材 グレー系着色焼成硅砂
[新東陶料(株)製“20N−3”(粒子サイズ8号:
粒径0.18〜0.25mm)]500gとから調整さ
れた塗材を塗装器具としてリシンガン口径6mm(豊岡
製作所製)を用いて塗布量が乾燥後の厚みで約3mmと
なるように吹付け、室温で12時間乾燥した。乾燥時間
が従来のものに比べて特に長く必要とすることもなく、
生産性の低下がみられなかった。
【0061】かくして、トータル厚みが5.5mmの重
厚感を有する御影石調の装飾材が形成された。これをコ
ンクリート製のビルの外壁面に施工したところ、装飾材
の厚みが厚いので目地が深くなり、豪華さが増大して重
厚な表面仕上となった。装飾材は厚くしても重量が余り
増大せず(1m2 当たりの重量5700g)、したがっ
て運搬や高所での施工に負担が特に増大する事もなく、
施工方法も通常の施工方法でしっかりと施工出来、断熱
性や防音性も改良され、室内の結露防止に有効で、黴の
発生も少なかった。
【0062】実施例2 図2に示した態様の建築物表面仕上用装飾シートを製造
した。発泡体シートとして厚さ5mmのフジ化成工業株
式会社製“ロックセルボードNS−100”(見掛け密
度0.09、準不燃材)を用い、その上に塗材層(B)
を形成するための塗材(b)として 合成樹脂エマルション: アクリル樹脂系エマルション
(旭化成工業株式会社製“ポリトロンE300”)20
00g(このうち樹脂固形分は49重量%)、 骨材:天然石骨材(寒水石)[(株)同和カルファイン
製“KD−1”(粒径0.35〜0.55mm)]75
00gと天然石骨材(寒水石)[(株)同和カルファイ
ン製“KD−100”(粒径0.075〜0.15m
m)]2000g、着色骨材 グレー系着色焼成硅砂
[新東陶料(株)製“20N−3”(粒子サイズ8号:
粒径0.18〜0.25mm)]500g 軽量化材:“マツモトマイクロスフェアー”F−30E
(松本油脂製薬株式会社製)130gとから調整された
塗材を塗装器具としてリシンガン口径6mm(豊岡製作
所製)を用いて塗布量が乾燥後の厚みで約3mmとなる
ように吹付け、室温で12時間乾燥した。乾燥時間が従
来のものに比べて特に長く必要とすることもなく、生産
性の低下がみられなかった。次いでこの表面にトップコ
ート層を形成した。トップコートとしては、溶剤型アク
リル−シリコーン樹脂(山本窯業化工株式会社製“セラ
トップシリコーンS”)を厚さ約30μmとなるように
塗布し、室温で3時間乾燥した。
【0063】かくして、トータル厚みが8mmの御影石
調の装飾材が形成された。これをコンクリート製のビル
の外壁面に施工したところ、装飾材の厚みが厚いので目
地が深くなり、豪華さが増大して重厚な表面仕上となっ
た。装飾材は厚くしても重量が余り増大せず(1m2
たりの重量4700g)、したがって運搬や高所での施
工に負担が特に増大する事もなく、施工方法も通常の施
工方法でしっかりと施工出来、断熱性や防音性も改良さ
れ、室内の結露防止に有効で、黴の発生も少なかった。
【0064】実施例3 図3に示した態様の建築物表面仕上用装飾シートを製造
した。発泡体シートとして厚さ5mmのフジ化成工業株
式会社製“ロックセルボードNS−100”(見掛け密
度0.09、準不燃材)を用い、その上に塗材層(B)
を形成するための塗材(b)として軽量化材を含んだ実
施例2で用いた塗材を実施例2と同様にして塗布量が乾
燥後の厚みで約1.5mmとなるように吹付け、室温で
6時間乾燥した。次いでその上に塗材層(A)を形成す
るための塗材(a)として軽量化材を含んでいない実施
例1で用いた塗材を実施例1と同様にして塗布量が乾燥
後の厚みで約1.5mmとなるように吹付け、室温で6
時間乾燥した。乾燥時間が従来のものに比べて特に長く
必要とすることもなく、生産性の低下がみられなかっ
た。
【0065】かくして、トータル厚みが8mmの重厚な
御影石調の装飾材が形成された。これをコンクリート製
のビルの外壁面に施工したところ、装飾材の厚みが厚い
ので目地が深くなり、豪華さが増大して重厚な表面仕上
となった。装飾材は厚くしても重量が余り増大せず(1
2 当たりの重量5200g)、したがって運搬や高所
での施工に負担が特に増大する事もなく、施工方法も通
常の施工方法でしっかりと施工出来、断熱性や防音性も
改良され、室内の結露防止に有効で、黴の発生も少なか
った。
【0066】実施例4 図4に示した態様の建築物表面仕上用装飾シートを製造
した。発泡体シートとして厚さ5mmのフジ化成工業株
式会社製“ロックセルボードNS−100”(見掛け密
度0.09、準不燃材)を用い、その上に塗材層(A)
を形成するための塗材(a)として軽量化材を含んでい
ない実施例1で用いた塗材を実施例1と同様にして塗布
量が乾燥後の厚みで約1.5mmとなるように吹付け、
室温で6時間乾燥した。次いでその上に塗材層(B)を
形成するための塗材(b)として軽量化材を含んだ実施
例2で用いた塗材を実施例2と同様にして塗布量が乾燥
後の厚みで約1.5mmとなるように吹付け、室温で6
時間乾燥した。乾燥時間が従来のものに比べて特に長く
必要とすることもなく、生産性の低下がみられなかっ
た。
【0067】かくして、トータル厚みが8mmの重厚な
御影石調の装飾材が形成された。これをコンクリート製
のビルの外壁面に施工したところ、装飾材の厚みが厚い
ので目地が深くなり、豪華さが増大して重厚な表面仕上
となった。装飾材は厚くしても重量が余り増大せず(1
2 当たりの重量5200g)、したがって運搬や高所
での施工に負担が特に増大する事もなく、施工方法も通
常の施工方法でしっかりと施工出来、断熱性や防音性も
改良され、室内の結露防止に有効で、黴の発生も少なか
った。
【0068】実施例5 図5に示した態様の建築物表面仕上用装飾シートを製造
した。発泡体シートとして厚さ5mmのフジ化成工業株
式会社製“ロックセルボードNS−100”(見掛け密
度0.09、準不燃材)を用い、その上に塗材層(B−
1)を形成するための塗材(b−1)として 合成樹脂エマルション: アクリル樹脂系エマルション
(旭化成工業株式会社製“ポリトロンE300”)20
00g(このうち樹脂固形分は49重量%)、 骨材:天然石骨材(寒水石)[(株)同和カルファイン
製“KD−1”(粒径0.35〜0.55mm)]75
00gと天然石骨材(寒水石)[(株)同和カルファイ
ン製“KD−100”(粒径0.075〜0.15m
m)]2000g、着色骨材 グレー系着色焼成硅砂
[新東陶料(株)製“20N−3”(粒子サイズ8号:
粒径0.18〜0.25mm)]500g 軽量化材:“マツモトマイクロスフェアー”F−30E
(松本油脂製薬株式会社製)180gとから調整された
塗材を塗装器具としてリシンガン口径6mm(豊岡製作
所製)を用いて塗布量が乾燥後の厚みで約1.5mmと
なるように吹付け、室温で6時間乾燥した。
【0069】次いでその上に塗材層(B−2)を形成す
るための塗材(b−2)として軽量化材を含んだ実施例
2で用いた塗材を実施例2と同様にして塗布量が乾燥後
の厚みで約1.5mmとなるように吹付け、室温で6時
間乾燥した。乾燥時間が従来のものに比べて特に長く必
要とすることもなく、生産性の低下がみられなかった。
【0070】かくして、トータル厚みが8mmの御影石
調の装飾材が形成された。これをコンクリート製のビル
の外壁面に施工したところ、装飾材の厚みが厚いので目
地が深くなり、豪華さが増大して重厚な表面仕上となっ
た。装飾材は厚くしても重量が余り増大せず(1m2
たりの重量4600g)、したがって運搬や高所での施
工に負担が特に増大する事もなく、施工方法も通常の施
工方法でしっかりと施工出来、断熱性や防音性も改良さ
れ、室内の結露防止に有効で、黴の発生も少なかった。
【0071】実施例6 図6に示した態様の建築物表面仕上用装飾シートを製造
した。発泡体シートとして厚さ2.5mmのフジ化成工
業株式会社製“ロックセルボード NS−100”(見
掛け密度0.09、準不燃材)を用い、その上に塗材層
(C)を形成するための塗材(c)として 合成樹脂エマルション: アクリル樹脂系エマルション
(旭化成工業株式会社製“ポリトロンE300”)20
00g(このうち樹脂固形分は49重量%)、 軽量骨材:パーライト“三井パーライト”加工用15A
(三井金属鉱業株式会社製)900gとから調整された
塗材を塗装器具としてリシンガン口径6mm(豊岡製作
所製)を用いて塗布量が乾燥後の厚みで約2mmとなる
ように吹付け、室温で8時間乾燥した。次いでその上に
塗材層(A)を形成するための塗材(a)として軽量化
材を含んでいない実施例1で用いた塗材を実施例1と同
様にして塗布量が乾燥後の厚みで約2mmとなるように
吹付け、室温で8時間乾燥した。乾燥時間が従来のもの
に比べて特に長く必要とすることもなく、生産性の低下
がみられなかった。
【0072】かくして、トータル厚みが6.5mmの重
厚な御影石調の装飾材が形成された。これをコンクリー
ト製のビルの外壁面に施工したところ、装飾材の厚みが
厚いので目地が深くなり、豪華さが増大して重厚な表面
仕上となった。装飾材は厚くしても重量が余り増大せず
(1m2 当たりの重量4000g)、したがって運搬や
高所での施工に負担が特に増大する事もなく、施工方法
も通常の施工方法でしっかりと施工出来、断熱性や防音
性も改良され、室内の結露防止に有効で、黴の発生も少
なかった。
【0073】比較例1 基材として不織布を用いて装飾シート全体のトータル厚
みを実施例1とほぼ同一になるように塗材層を厚くした
場合。(この比較例の装飾シートの模式的断面図につい
ては図7に示した。図7中、9は不織布、2は合成樹脂
マトリックス5中に骨材6が分散された塗材層(A)) 発泡体シートの代わりに厚さ0.3mmのポリエステル
繊維からなる不織布8(東洋紡株式会社製スパンボン
ド)を用い、その上に塗材層(A)を形成するための塗
材(a)として実施例1で用いた塗材を実施例1と同様
にして塗布量が乾燥後の厚みで約5.2mmとなるよう
に吹付けた。室温で乾燥したが内部がなかなか乾燥せ
ず、内部まで乾燥するのに24時間かかり、実施例1に
比べて大幅に生産性が低下した。
【0074】かくして、トータル厚みが5.5mmの御
影石調の装飾材が形成された。実施例1と比べて基材が
薄いため、装飾材のトータル厚みを実施例1と同じ厚み
にするためには、塗材層(A)の厚みが実施例1に比べ
て厚くせざるを得ず、装飾材の重量が実施例1〜5のも
のに比べて大きくなり(1m2 当たりの重量9200
g)、したがって運搬や高所での施工に負担が増大し
た。しかも、実施例1と同様のコンクリート製のビルの
外壁面に施工した場合に於いても、断熱性や防音性も余
り改良されなかった。
【0075】
【発明の効果】本発明は、装飾シート全体としての厚み
が厚くでき、従って施工した時に豪華さが付与でき、厚
くしても重量が余り増大せず、生産性の低下もなく、断
熱性や防音性も改良され、室内の結露防止に有効で、黴
の発生も少なく、下地の建築物本体表面の亀裂の発生が
装飾材表面まで伝播する事を防止し得る建築物表面仕上
用装飾シートを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築物表面仕上用装飾シートの一実施
態様の模式的断面図。
【図2】本発明の建築物表面仕上用装飾シートの別の一
実施態様の模式的断面図。
【図3】本発明の建築物表面仕上用装飾シートの更に別
の一実施態様の模式的断面図。
【図4】本発明の建築物表面仕上用装飾シートの更に別
の一実施態様の模式的断面図。
【図5】本発明の建築物表面仕上用装飾シートの更に別
の一実施態様の模式的断面図。
【図6】本発明の建築物表面仕上用装飾シートの更に別
の一実施態様の模式的断面図。
【図7】比較例の建築物表面仕上用装飾シートの模式的
断面図。
【符号の説明】
1 発泡体シート 2 合成樹脂マトリックス中に骨材が分散された塗材
層(A) 3 合成樹脂マトリックス中に骨材と軽量化材が分散
された塗材層(B) 3′ 合成樹脂マトリックス中に骨材と軽量化材が分散
された塗材層(B−1) 3″ 合成樹脂マトリックス中に骨材と軽量化材が分散
された塗材層(B−2) 4 合成樹脂マトリックス中に軽量化材が分散された
塗材層(C) 5 合成樹脂マトリックス 6 骨材 7 軽量化材 8 軽量骨材 9 不織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA02 AA14 AA33 AA48 AA57 AB04 AB05 AB22 AB23 BA02 BB04 GA15W GA15X GA24X GA32W GA32X GA43W GB13W GB17W GB17X GB28W GB32W GB44W GB46X 4F100 AA01A AA07A AA08A AA17A AA19A AA21A AC06H AC10A AD01H AG00H AK01A AK01B AK01C AK01D AK15A AK25B BA02 BA03 BA07 BA10A BA10B BA10C BA10D BA27 CA19B CA19C CA19D CA30C CA30D CC00B CC00C CC00D DE01A DE01H DE04H DJ00A EC15A GB07 HB00 JC00 JH01 JJ02 JJ07A JK14 JL02 JL03 JL03C JL03D JL07 JM01B JM01C JM01D

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂エマルションと骨材とを含む塗
    材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シート上に、
    前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に骨材
    が分散された塗材層(A)が形成されている建築物表面
    仕上用装飾シート。
  2. 【請求項2】 合成樹脂エマルションと骨材と軽量化材
    を含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シー
    ト上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス
    中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B)が形成さ
    れている建築物表面仕上用装飾シート。
  3. 【請求項3】 合成樹脂エマルションと骨材と軽量化材
    を含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シー
    ト上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス
    中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B)からなる
    下層と合成樹脂エマルションと骨材とを含む塗材から形
    成される合成樹脂マトリックス中に骨材が分散された塗
    材層(A)からなる上層とがこの順に形成されている建
    築物表面仕上用装飾シート。
  4. 【請求項4】 合成樹脂エマルションと骨材を含む塗材
    が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シート上に、前
    記塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に骨材が
    分散された塗材層(A)からなる下層と合成樹脂エマル
    ションと骨材と軽量化材を含む塗材から形成される合成
    樹脂マトリックス中に骨材と軽量化材が分散された塗材
    層(B)からなる上層とがこの順に形成されている建築
    物表面仕上用装飾シート。
  5. 【請求項5】 合成樹脂エマルションと骨材と軽量化材
    を含む塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シー
    ト上に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス
    中に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B−1)から
    なる下層と前記塗材層(B−1)とは骨材と軽量化材の
    配合割合が異なる合成樹脂エマルションと骨材と軽量化
    材とを含む塗材から形成される合成樹脂マトリックス中
    に骨材と軽量化材が分散された塗材層(B−2)からな
    る上層とがこの順に形成されている建築物表面仕上用装
    飾シート。
  6. 【請求項6】 合成樹脂エマルションと軽量骨材を含む
    塗材が接着可能で且つ可撓性を有する発泡体シート上
    に、前記塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に
    軽量骨材が分散された塗材層(C)からなる下層と合成
    樹脂エマルションと骨材、またはこれに更に軽量化材を
    含む塗材から形成される合成樹脂マトリックス中に骨材
    が分散された塗材層(A)または骨材と軽量化材が分散
    された塗材層(B)からなる上層とがこの順に形成され
    ている建築物表面仕上用装飾シート。
  7. 【請求項7】 下層が軽量骨材を含有している請求項3
    〜5のいずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。
  8. 【請求項8】 塗材層の上に更に透明な樹脂からなるト
    ップコート層が施されている請求項1〜7のいずれかに
    記載の建築物表面仕上用装飾シート。
  9. 【請求項9】 発泡体シートと塗材層の間に繊維シート
    と接着剤層が更に介在している請求項1〜8のいずれか
    に記載の建築物表面仕上用装飾シート。
  10. 【請求項10】 発泡体シートの厚みが2〜20mmで
    ある請求項1〜9のいずれかに記載の建築物表面仕上用
    装飾シート。
  11. 【請求項11】 発泡体シートの厚みが3〜10mmで
    ある請求項1〜9のいずれかに記載の建築物表面仕上用
    装飾シート。
  12. 【請求項12】 発泡体シートが、主成分が無機物粉末
    であり、合成樹脂成分が前記無機物粉末のバインダー成
    分として配合された素材からなる発泡体である請求項1
    〜11のいずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シー
    ト。
  13. 【請求項13】 無機物粉末が、炭酸カルシウム、硫酸
    カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグネシウム、酸化硅
    素、酸化アルミニウム、酸化チタン、クレー、タルクか
    ら選ばれた無機物粉末である請求項12に記載の建築物
    表面仕上用装飾シート。
  14. 【請求項14】 発泡体シートが、主成分が炭酸カルシ
    ウム粉末であり、ポリ塩化ビニル樹脂成分が前記炭酸カ
    ルシウム粉末のバインダー成分として配合された準不燃
    材または不燃材からなる見掛け密度0.05〜0.2の
    発泡体である請求項1〜11のいずれかに記載の建築物
    表面仕上用装飾シート。
  15. 【請求項15】 骨材が天然石粉、硅砂、陶磁器粉、ガ
    ラス粉からなる群から選ばれた骨材である請求項1〜1
    4のいずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。
  16. 【請求項16】 骨材が粒径0.01〜3mmの骨材で
    ある請求項1〜15のいずれかに記載の建築物表面仕上
    用装飾シート。
  17. 【請求項17】 塗材層中の軽量化材の含有量が、合成
    樹脂マトリックスの重量に対して5〜20重量%である
    請求項2〜16のいずれかに記載の建築物表面仕上用装
    飾シート。
  18. 【請求項18】 軽量化材が、合成樹脂中空微小球状の
    カプセル状物である請求項2〜17のいずれかに記載の
    建築物表面仕上用装飾シート。
  19. 【請求項19】 塗材層の合成樹脂マトリックスと骨材
    の割合が、骨材100重量部に対して合成樹脂マトリッ
    クス5〜20重量部の割合である請求項1〜18のいず
    れかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。装飾材の形
    成方法。
  20. 【請求項20】 合成樹脂マトリックスがアクリル系樹
    脂からなる請求項1〜19のいずれかに記載の建築物表
    面仕上用装飾シート。
  21. 【請求項21】 建築物表面仕上用装飾シートが、建築
    物の外装用表面仕上装飾シートである請求項1〜20の
    いずれかに記載の建築物表面仕上用装飾シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002083326A1 (fr) * 2001-04-13 2002-10-24 Kansai Paint Co., Ltd. Procede de finition avec un revetement d'isolation thermique
JP2014069392A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Dainippon Printing Co Ltd 発泡積層シート及び積層シート
CN113968693A (zh) * 2021-10-28 2022-01-25 江苏阿路美格新材料股份有限公司 一种防火芯材及制造方法

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