JP2000150713A - 半導体装置、およびその製造方法、ならびにこの半導体装置を用いる電子部品の製造方法 - Google Patents

半導体装置、およびその製造方法、ならびにこの半導体装置を用いる電子部品の製造方法

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JP2000150713A JP32634498A JP32634498A JP2000150713A JP 2000150713 A JP2000150713 A JP 2000150713A JP 32634498 A JP32634498 A JP 32634498A JP 32634498 A JP32634498 A JP 32634498A JP 2000150713 A JP2000150713 A JP 2000150713A
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semiconductor device
semiconductor
semiconductor element
electrode
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Minehiro Itagaki
峰広 板垣
Sei Yuhaku
祐伯  聖
Nobunori Hase
伸啓 長谷
Tsutomu Mitani
力 三谷
Yoshihiro Bessho
芳宏 別所
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現有の半導体装置の作製技術をそのまま利用
したかたちで、外形寸法精度の高い半導体装置、および
その製造方法を提供する。 【解決手段】 配線基板13上に半導体素子11がフリ
ップチップ接続された半導体装置11であって、配線基
板13の外周の少なくとも2辺の長さが半導体素子11
の外周の各辺の長さよりも小さくなるように設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、およ
びその製造方法、ならびにこの半導体装置を用いる電子
部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、情報通信機器、事務用電
子機器、家庭用電子機器、測定装置、組み立てロボット
等の産業用電子機器、医療用電子機器、電子玩具などの
小型化に寄与し、かつ小型化を容易にする。
【0003】半導体装置を作製するには、通常、半導体
ウェハから切り出した半導体素子を配線基板(インター
ポーザー)の上に搭載する。
【0004】半導体素子と配線基板とを接続する技術
は、従来はワイヤボンディング法が採用されていたが、
最近は、半導体素子の実装面積を小さくできるフリップ
チップ法が主流となっている。
【0005】このフリップチップ法は、半導体素子に予
め形成された端子電極と、配線基板に予め形成された接
続電極とを対向させた上で密着し、両電極間を接続する
方法である。
【0006】図13は、このフリップチップ法により半
導体素子を配線基板上に搭載した半導体装置の概略平面
図、図14はその断面図である。
【0007】これらの図において、11は半導体素子、
12は半導体素子11の表面に予め形成された端子電
極、13は配線基板、14は配線基板13の表面側に予
め形成された半導体素子11接続用の接続電極、15は
配線基板13の裏面側に予め形成された図示しない実装
基板への接続用の接続電極、16は半導体素子11の端
子電極12と配線基板13の表面側の接続電極14とを
電気的に接続するためのハンダからなる突起電極、17
は半導体素子11と配線基板13とを機械的に一層強固
に接続するとともに、接続部分を保護するための絶縁樹
脂である。
【0008】上記の半導体素子11は、半導体ウェハを
ダイシングソーなどで所定の寸法に切り出して得られる
一方、配線基板13も金型で所定の寸法に打ち抜くなど
して得られる。
【0009】そして、半導体素子11は、具体的に次の
ようにして配線基板13上に搭載される。
【0010】まず、半導体素子11の端子電極12の上
に、ハンダからなる突起電極(バンプ)16を形成する。
この突起電極16は、たとえばメッキ処理やクリームハ
ンダを印刷後にリフローすることで形成される。
【0011】そして、突起電極16が配線基板13の表
面側の接続電極14に対向するように位置合わせをした
上で、200℃〜300℃に加熱して突起電極16のハ
ンダを溶融し、接続電極14と融着させることによって
両電極12,14間を電気的に接続する。
【0012】最後に、電気的接続部分の周りを絶縁樹脂
17で充填してフリップチップ接続を完了する。
【0013】なお、図13および図14では、半導体素
子11と配線基板13の両電極12,14間を突起電極
16のハンダで接続しているが、各電極12,14とハ
ンダとの接合を良好にするためには、Alでできた各電
極12,14の表面にNi等の金属層を予め形成してお
くのが望ましい。また、ハンダを用いる代わりに、導電
性接着剤を用いたり、機械的な接触により接続する方法
もある。
【0014】このように、フリップチップ法により半導
体素子11を配線基板13上に搭載した従来の半導体装
置は、半導体素子11と配線基板13の形状を比較する
と、配線基板13の方が大きい寸法を有している。
【0015】ところで、上記のように製作された半導体
装置は、最終的に図示しない実装基板上に二次実装され
るが、その場合、実装密度を上げるために、実装基板の
配線パターンの間隔が狭くなる傾向にあり、これに伴
い、配線基板13の裏面側にある接続電極15の配線ピ
ッチも狭くなる。また、実装作業の自動化を図るため
に、TVカメラやコンピュータを利用して実装基板上に
おける半導体装置の搭載位置を決定することが行われて
いる。
【0016】この場合、上述のように、従来の半導体装
置は、半導体素子11よりも配線基板13の方が大きい
寸法を有しているので、配線基板13の各辺を画像認識
して対角線上の2つのコーナ部A1,A2(図13参照)を
特定し、これらのコーナ部A1,A2を基準にして実装基
板に半導体装置を位置決めする。したがって、半導体装
置の位置決め精度は、配線基板13の外形寸法の精度に
依存することになり、これが非常に重要な要素になって
くる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】配線基板13の外形寸
法精度が良好であれば、その各辺の直線性も良いので、
画像認識処理の余裕度を少なくして各辺の認識精度を上
げるほど、コーナ部A1,A2も精度良く特定できる。し
たがって、高密度実装のために配線基板13の接続電極
15の配線ピッチが狭くなっている場合でも、実装基板
に形成された所定の配線パターン上に位置ずれすること
なく半導体装置を接続することができる。
【0018】しかしながら、従来の場合、半導体装置を
構成する配線基板13の外形寸法の精度は、必ずしも常
に良好とは限らない。
【0019】すなわち、配線基板13は、その使用材料
として樹脂材料とセラミック材料とがある。樹脂材料の
場合、前述のように、一般に金型を使用して打ち抜いて
所定の寸法を得ているが、金型の寿命などでバリが発生
し易い。また、セラミック材料の場合、焼成前にスクラ
イブ溝を設けたり、焼成後にレーザー加工によりスクラ
イブ溝を設けたりしいているが、このようにして形成さ
れるスクライブ溝は外形が凹凸になり易い。
【0020】そして、配線基板13のコーナ部分にバリ
が出たり、各辺が直線性に欠ける場合には、画像認識処
理でコーナ部A1,A2を特定するのが困難になり、半導
体装置を実装基板上に搭載する場合の自動化に支障をき
たす。
【0021】配線基板13の外形寸法精度を常に良好に
保つには、たとえば、配線基板13を精度良く分割する
高価な専用装置を別途購入すればよいが、それだけ余分
な設備投資が必要となるため得策でない。
【0022】一方、画像認識処理の余裕度を大きく設定
して各辺の認識精度を下げると、コーナ部分のバリの影
響や各辺の直線性の悪さの影響を除くことができてコー
ナ部A1,A2を認識できるようになるが、このようにし
て特定されるコーナ部A1,A2の位置は、逆に認識の信
頼性が乏しく、半導体装置を実装基板に実際に搭載した
ときには、配線基板13の接続電極15が実装基板に形
成された所定の配線パターンに対して位置ずれしてしま
う。これは、特に、上記のように、高密度実装のために
配線基板13の接続電極15の配線ピッチが狭くなって
いるときに顕著になる。
【0023】ところで、従来技術では、配線基板13を
使用しない、いわゆるウェハレベルパッケージと称され
る半導体装置も存在する(たとえば、Teserra社からμ
BGAという名称で提案されたものがある)。
【0024】この半導体装置は、配線基板を使用してい
ないため、半導体装置の実装基板への位置決め精度は、
半導体素子の寸法精度に依存することになる。しかし、
このような半導体装置を製造するには、新たにライセン
ス契約をしたり、専用設備を購入する必要があり、余分
な費用がかかる。しかも、半導体素子11に配線基板1
3が接合された構造でないため、製造工程中に、ウェハ
が反るなどの変形が起こり易いといった問題もある。
【0025】そこで、本発明は、上記課題を解決し、現
有の半導体装置の作製技術をそのまま利用したかたち
で、外形寸法精度の高い半導体装置、およびその製造方
法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、配線基板上に半導体素子がフリップチッ
プ接続された半導体装置において、次のようにしてい
る。
【0027】すなわち、本発明では、配線基板の外周の
少なくとも2辺の長さが半導体素子の外周の各辺の長さ
よりも小さくなるように設定されている。
【0028】この構成により、半導体素子の少なくとも
2つのコーナ部分が配線基板よりも外方に位置すること
になるため、半導体素子11の2つのコーナ部を画像認
識により特定し、これらのコーナ部を実装時の基準にし
て実装基板に半導体装置を位置決めすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0030】請求項1記載の発明では、配線基板上に半
導体素子がフリップチップ接続された半導体装置におい
て、前記配線基板の外周の少なくとも2辺の長さが半導
体素子の外周の各辺の長さよりも小さくなるように設定
されている。
【0031】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
半導体装置において、配線基板の外周のいずれの各辺も
半導体素子の各辺の長さよりも短く、かつ、前記配線基
板が半導体素子の中央部にフリップチップ接続されてい
る。
【0032】請求項3記載の発明では、半導体装置の製
造方法において、半導体ウェハ上の半導体素子となるべ
き複数箇所の部分に個別に対応させてそれぞれ配線基板
を位置合わせして搭載した後、両者をフリップチップ接
続し、次に、前記半導体ウェハの各配線基板間に位置す
る部分を切断することを特徴とする。
【0033】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
半導体装置の製造方法において、前記フリップチップ接
続は、前記半導体ウェハの電極上または配線基板の電極
上にハンダを素材にした突起電極を形成し、各配線基板
を位置合わせして搭載した後、加熱してハンダを溶融
し、続いて、半導体ウェハと配線基板との間を絶縁樹脂
で封止して製作する。
【0034】請求項5記載の発明では、請求項3記載の
半導体装置の製造方法において、前記フリップチップ接
続は、前記半導体ウェハの電極上または配線基板の電極
上に金や白金等の貴金属を素材にした突起電極金を形成
し、この突起電極の先端部に導電性接着剤を塗布した
後、配線基板を位置合わせして搭載した後、加熱して導
電性接着剤を硬化させ、続いて、半導体ウェハと配線基
板との間を絶縁樹脂で封止して製作する。
【0035】請求項6記載の発明では、請求項3記載の
半導体装置の製造方法において、前記フリップチップ接
続は、前記半導体ウェハの電極上または配線基板の電極
上に金や白金等の貴金属を素材とした突起電極を形成
し、配線基板を異方性導電フィルムを介して位置合わせ
して搭載した後、加熱と加圧により前記異方性導電フィ
ルムを硬化させて製作する。
【0036】請求項7記載の発明では、電子部品の製造
方法において、請求項1または請求項2に記載の半導体
装置を構成する前記半導体素子の配線基板よりも外方に
位置する少なくとも2つのコーナ部分を実装時の基準と
して、この半導体装置を実装基板上に位置決めして搭載
することを特徴とする。
【0037】以下、本発明の半導体装置、およびその製
造方法、ならびにこの半導体装置を用いる電子部品の製
造方法について具体的に説明する。
【0038】(実施形態1)図1は本発明の半導体装置を
実装基板に実装した状態を示す平面図、図2はその一部
拡大断面図、図3は本発明の半導体装置のみを取り出し
て示す断面図であり、図13および図14に示した従来
技術に対応する部分には同一の符号を付す。
【0039】図1ないし図3において、11は半導体装
置、2はこの半導体装置11が実装される実装基板であ
る。また、11は半導体素子、12は半導体素子11の
表面に予め形成された端子電極、13は配線基板、14
は配線基板13の一方面側に予め形成された半導体素子
11への接続用の接続電極、15は配線基板13の他方
面側に予め形成された実装基板2への接続用の接続電
極、16は半導体素子11の端子電極12と配線基板1
3の一方側の接続電極14とを電気的に接続するための
ハンダからなる突起電極、17は絶縁樹脂である。さら
に、18は実装基板2に形成された配線パターン、19
は実装基板1の配線パターン18と半導体装置11の配
線基板13の他方側の接続電極15とを電気的に接続す
るためのハンダである。
【0040】この実施形態1の特徴は、半導体装置11
を構成する配線基板13の外形寸法が半導体素子11の
それよりも小さいことである。つまり、方形の配線基板
13の外周のいずれの各辺も、方形の半導体素子11の
各辺の長さよりも同じ寸法だけ短くなっている。そし
て、この配線基板13が半導体素子11の中央部にフリ
ップチップ接続されている。したがって、配線基板13
の各辺は、これに対向する半導体素子11の各辺から同
じ距離だけ内側に入り込んだところに位置している。こ
のような構成のものでは、半導体素子11と配線基板1
3との間の接合強度が各部で均一化され両者11,13
間での剥離等が発生し難いので都合がよい。特に、配線
基板13の外周の各辺が半導体素子11の外周の各辺よ
りそれぞれ1mm以上内部に位置するようにすれば、絶縁
樹脂17のフィレット(傾斜面)が滑らかに形成されるた
め好ましい。
【0041】図4は、図3に示す半導体装置11の製造
方法を工程順に示す説明図である。
【0042】次に、図4を参照して、この実施形態1の
半導体装置11の製造方法について説明する。
【0043】まず、半導体ウェハ4を準備する。この半
導体ウェハ4の寸法は、たとえば5インチのものであ
る。また、この半導体ウェハ4には、半導体素子11と
なるべき所定位置に予め端子電極12が形成されてい
る。この端子電極12の配置は、この実施形態1では
0.5mmピッチのエリアアレイとしたが、ピッチが0.2
5mm以上であればペリフェラル配置であってもよい。
【0044】次に、半導体ウェハ4の各端子電極12上
にハンダからなる突起電極16を形成する。この突起電
極16は、たとえば、ハンダペーストをスクリーン印刷
した後、270℃の加熱処理によりハンダ(たとえば、
Pb5%、Sn95%)を溶融することで形成される。こ
うして形成される突起電極16は、たとえば直径300
μm、高さは250μmから300μmとなる。
【0045】次に、突起電極16の高さを揃えるため
に、レベリングを行う。このレベリングには、突起電極
16の先端を研磨したり、平板でプレスしてもよいが、
半導体素子11へのダメージがない程度の圧力で行う必
要がある。このレベリングにより、たとえば、突起電極
16の高さのバラツキを10μm以下にすることができ
る。
【0046】一方、所定の寸法(たとえば10mm角)のセ
ラミック多層配線基板(以下、単に配線基板という)13
を準備する。この配線基板13には、予め接続電極1
4,15が形成されている。
【0047】そして、この配線基板13の半導体ウェハ
4と接続させるべき面にフラックスを塗布した後に、こ
の配線基板13を半導体ウェハ4上の半導体素子11と
なるべき所定の箇所に位置合わせして搭載し、引き続い
て、加熱処理によりハンダからなる突起電極16を溶融
して配線基板13を半導体ウェハ4と接続する。
【0048】次に、フラックスを溶剤で洗浄した後、電
気的に接続検査を行い、検査後は、各配線基板13と半
導体ウェハ4との間に絶縁樹脂17を充填する。
【0049】ここで使用する絶縁樹脂17としては、た
とえば、硬化剤に酸無水物材料を使用したエポキシ系樹
脂(一例として、ナミックス社製チップコート#842
2)を使用することができ、これにシリカをフィラーと
して含有している。このように、絶縁樹脂17にシリカ
等の無機材料をフィラーとして含有させると、汲水率の
低下させたり、熱変形を小さくできて製品の信頼性が高
まるので好ましい。また、絶縁樹脂17の充填は、配線
基板13の端面から半導体ウェハ4の表面にかけてフィ
レットが形成されるまで行う。
【0050】続いて、加熱処理(たとえば150℃)して
絶縁樹脂17を硬化させる。絶縁樹脂17が硬化した
後、半導体ウェハ4を所望のサイズ(たとえば12mm角)
にダイシングソーにより分割して半導体装置11を得
る。
【0051】こうして得られる半導体装置11の外形寸
法(この実施形態1では実質的に半導体素子11の外形
寸法)は、たとえば12mm±0.005mmで、極めて寸法
精度の高いものとなる。
【0052】次に、上記のようにして得られた半導体装
置11を実装基板2上に搭載して電子部品を製作する場
合の方法について説明する。
【0053】この実施形態1の半導体装置11は、図3
に示したように、配線基板13よりも半導体素子11の
方が寸法が大きい。したがって、半導体素子11の各辺
を画像認識してその対角線上の2つのコーナ部を特定
し、これらのコーナ部を実装時の基準にして実装基板2
に半導体装置11を位置決めする。
【0054】ここで、半導体素子11は、前述のよう
に、半導体ウェハ4をダイシングソーを用いて分割して
得たものであるから、その外形寸法精度は、従来の方法
で得られる配線基板13の寸法精度よりも高い。したが
って、画像認識処理の余裕度を少なくして半導体素子1
1の各辺の認識精度を上げてコーナ部を精度良く特定す
ることができる。このため、高密度実装のために配線基
板13の接続電極15の配線ピッチが狭くなっている場
合でも、実装基板2に形成された所定の配線パターン1
8上に位置ずれすることなく半導体装置11を接続する
ことができる。
【0055】なお、この実施形態1では、図4に示した
製造工程において、突起電極16をハンダペーストをス
クリーン印刷して形成したが、ハンダ成分を蒸着により
形成した後に、加熱処理して突起電極を形成することも
できる。また、各電極12,14とハンダとの接合を良
好にするためには、Alでできた各電極12,14の表
面にNi等の金属層を予め形成しておくのが望ましい。
さらに、この実施形態1では、ハンダによる突起電極1
6を半導体素子11となるべき半導体ウェハ4側に予め
形成しているが、配線基板13の接続電極14の上に形
成することも可能である。
【0056】(実施形態2)図3は本発明の実施形態2に
係る半導体装置の断面図であり、図1ないし図3に示し
た実施形態1に対応する部分には同一の符号を付す。
【0057】図3において、12は半導体装置、11は
半導体素子、12は端子電極、13は配線基板、14,
15は接続電極、21は金ワイヤから作られた突起電
極、22は導電性接着剤、17は絶縁樹脂である。
【0058】この実施形態2においても、実施形態1の
場合と同様、半導体装置12を構成する配線基板13の
外形寸法が半導体素子11のそれよりも小さく形成され
ていている。つまり、方形の配線基板13の外周のいず
れの各辺も、方形の半導体素子11の各辺の長さよりも
同じ寸法だけ短くなっている。そして、この配線基板1
3が半導体素子11の中央部にフリップチップ接続され
ている。
【0059】また、この実施形態2では、半導体素子1
1と配線基板13の電気的接続のために、実施形態1の
ようなハンダを用いる代わりに、金ワイヤから作られた
突起電極21と導電性接着剤22により両電極12,1
4の電気的接続が図られている。
【0060】図6は、図5に示す半導体装置12の製造
方法を工程順に示す説明図である。
【0061】次に、図6を参照して、この実施形態2の
半導体装置12の製造方法について説明する。
【0062】まず、実施形態1の場合と同様の半導体ウ
ェハ4を準備する。したがって、この半導体ウェハ4に
も半導体素子11となるべき所定位置に予め端子電極1
2が形成されている。
【0063】次に、半導体ウェハ4の端子電極12上に
ワイヤボンディング法により金ワイヤを用いて突起電極
21を形成する。これには、たとえば、金ワイヤを切断
する際にループを描くようにボールバンプ部分とワイヤ
ボンダーのキャピラリーの先端部とを擦るように金ワイ
ヤを切断することにより、二段構造の突起電極となる。
さらに、この突起電極21の高さを揃えるために、たと
えば平板でプレスしてレベリングを行う。これにより、
突起電極21は、たとえば高さが約50μm、バラツキ
が5μm以下になる。
【0064】次に、半導体ウェハ4上に形成されたこの
突起電極21の先端部に、導電性接着剤22(たとえ
ば、ナミックス社製、H9807)を塗布する。この塗
布方法としては、ここでは半導体ウェハ4の突起電極2
1の先端部分のみを導電性接着剤を溜めた槽にディップ
しているが、塗布箇所を分割して行っても良い。
【0065】続いて、実施形態1の場合と同様な寸法
(たとえば10mm角)を有する配線基板13を準備する。
この配線基板13には、予め接続電極14,15が形成
されている。
【0066】そして、この配線基板13を半導体ウェハ
4の半導体素子11となるべき所定の箇所に位置合わせ
して搭載した後、若干加熱(たとえば120℃)して導電
性接着剤22に含有される溶剤を揮発させて硬化させ
る。
【0067】次に、電気検査の後、配線基板13と半導
体ウェハ4との間に、実施形態1と同様な絶縁樹脂17
を充填する。そして、加熱処理(たとえば150℃)して
樹脂材料を硬化させる。絶縁樹脂17が硬化した後、半
導体ウェハ4を所望のサイズ(たとえば12mm角)にダイ
シングソーにより分割して半導体装置12を得る。
【0068】こうして得られる半導体装置12の外形寸
法(この実施形態2では実質的に半導体素子11の外形
寸法)は、たとえば12mm±0.005mmで、極めて寸法
精度の高いものとなる。
【0069】上記のようにして得られた半導体装置12
を実装基板2に搭載して電子部品を製作する場合の手順
は、実施形態1の場合と同様であるから、ここでは詳し
い説明は省略する。
【0070】なお、この実施形態2において、半導体素
子11側と配線基板13側の各電極12,14の表面に
は、金の突起電極12との接合性を高める上で金メッキ
処理を予め施している方が好ましい。また、この実施形
態2では、図6に示した製造工程において、突起電極2
1を半導体ウェハ4側に予め形成しているが、配線基板
13の接続電極14の上に形成することも可能である。
さらに、突起電極21は、ワイヤボンディング法による
外、金メッキにより形成することもできる。また、金以
外に白金、銀、パラジュウムなどの貴金属を使用するこ
とができる。
【0071】(実施形態3)図7は本発明の実施形態3に
係る半導体装置の断面図であり、図1ないし図3に示し
た実施形態1に対応する部分には同一の符号を付す。
【0072】図7において、13は半導体装置、11は
半導体素子、12は端子電極、13は配線基板、14,
15は接続電極、21は金ワイヤから作られた突起電
極、23は異方性導電フィルムである。
【0073】この実施形態3においても、実施形態1の
場合と同様、半導体装置13を構成する配線基板13の
外形寸法が半導体素子11のそれよりも小さく形成され
ていている。つまり、方形の配線基板13の外周のいず
れの各辺も、方形の半導体素子11の各辺の長さよりも
同じ寸法だけ短くなっている。そして、この配線基板1
3が半導体素子11の中央部にフリップチップ接続され
ている。
【0074】また、この実施形態3では、半導体素子1
1と配線基板13の電気的接続のために、実施形態1の
ようなハンダを用いる代わりに、金ワイヤから作られた
突起電極21と異方性導電フィルム23により両電極1
2,14の電気的接続が図られている。
【0075】図8は、図7に示す半導体装置13の製造
方法を工程順に示す説明図である。
【0076】次に、図8を参照して、この実施形態3の
半導体装置13の製造方法について説明する。
【0077】まず、実施形態1,2の場合と同様の半導
体ウェハ4を準備する。したがって、この半導体ウェハ
4にも半導体素子11となるべき所定位置に予め端子電
極12が形成されている。
【0078】次に、半導体ウェハ4の端子電極12上に
ワイヤボンディング法により金ワイヤを用いて二段の突
起電極21を形成する。
【0079】次に、予め所定寸法(たとえば10mm角)に
切断した異方性導電フィルム(たとえば、日立化成社製
のフリップタック)を半導体ウェハ4上の半導体素子1
1となるべき所定の箇所に配置する。
【0080】一方、実施形態1,2と同様な所定寸法
(たとえば10mm角)の配線基板13を準備する。この配
線基板13には、予め接続電極14,15が形成されて
いる。
【0081】そして、この配線基板13を半導体ウェハ
4の半導体素子11となるべき所定の箇所の異方性導電
フィルム23の上に位置合わせして搭載する。
【0082】続いて、配線基板13と半導体ウェハ4と
を異方性導電フィルム23で加熱圧着して接続する。こ
のときの処理条件としては、たとえば150℃、10kg
/cm2で行う。
【0083】電気検査後、半導体ウェハ4を所定のサイ
ズ(たとえば12mm角)にダイシングソーにより分割して
半導体装置13を得る。
【0084】こうして得られる半導体装置13の外形寸
法(この実施形態3では実質的に半導体素子11の外形
寸法)は、たとえば12mm±0.005mmで、極めて寸法
精度の高いものとなる。
【0085】上記のようにして得られた半導体装置13
を実装基板2に搭載して電子部品を製作する場合の手順
は、実施形態1の場合と同様であるから、ここでは詳し
い説明は省略する。
【0086】なお、この実施形態3において、半導体素
子11側と配線基板13側の各電極12,14の表面に
は、金の突起電極21との接合性を高める上で金メッキ
処理を予め施している方が好ましい。また、この実施形
態3では、図8に示した製造工程において、突起電極2
1を半導体ウェハ4側に予め形成しているが、配線基板
13の接続電極14の上に形成することも可能である。
さらに、突起電極21はワイヤボンディング法による
外、金メッキにより形成することもできる。また、金以
外に白金、銀、パラジュウムなどの貴金属を使用するこ
とができる。
【0087】(実施形態4)図9は本発明の実施形態4に
係る半導体装置の断面図であり、図1ないし図3に示し
た実施形態1に対応する部分には同一の符号を付す。
【0088】図9において、14は半導体装置、11は
半導体素子、12は端子電極、13は配線基板、14,
15は接続電極、21は金を素材とした突起電極、22
は導電性接着剤である。
【0089】この実施形態4においても、実施形態1〜
3の場合と同様、半導体装置14を構成する配線基板1
3の外形寸法が半導体素子11のそれよりも小さく形成
されていている。つまり、方形の配線基板13の外周の
いずれの各辺も、方形の半導体素子11の各辺の長さよ
りも同じ寸法だけ短くなっている。そして、この配線基
板13が半導体素子11の中央部にフリップチップ接続
されている。
【0090】また、この実施形態4では、半導体素子1
1と配線基板13の電気的接続のために、突起電極21
と導電性接着剤22により両電極12,14の電気的接
続が図られている。
【0091】図10は、図9に示す半導体装置14の製
造方法を工程順に示す説明図である。
【0092】次に、図10を参照して、この実施形態4
の半導体装置14の製造方法について説明する。
【0093】まず、実施形態1〜4と同じ半導体ウェハ
4を準備する。したがって、この半導体ウェハ4には、
半導体素子11となるべき所定位置に予め端子電極12
が形成されている。
【0094】一方、実施形態1〜3の場合と同様な寸法
(たとえば10mm角)を有する配線基板13を準備する。
この配線基板13には、予め接続電極14,15が形成
され、さらに、一方面側の接続電極14には、予め金か
らなる突起電極21(高さ約50μm)が形成されてい
る。この突起電極21は、研磨などのレベリングを行う
ことでバラツキが10μm以下に設定される。
【0095】続いて、突起電極21の先端部分に導電性
接着剤22を塗布する。この塗布方法としては、導電性
接着剤22(たとえば、ナミックス社製、H9807)を
溜めた槽に先端部分のみをディップするなどして行う。
【0096】そして、この配線基板13を半導体ウェハ
4の半導体素子11となるべき所定の箇所に位置合わせ
して搭載した後、若干加熱(たとえば120℃)して導電
性接着剤22に含有される溶剤を揮発させて硬化させ
る。
【0097】次に、電気検査の後、配線基板13と半導
体ウェハ4との間に、実施形態1,2の場合と同様な絶
縁樹脂17を充填する。そして、加熱処理(たとえば1
50℃)して樹脂材料を硬化させる。絶縁樹脂17が硬
化した後、半導体ウェハ4を所望のサイズ(たとえば1
2mm角)にダイシングソーにより分割して半導体装置14
を得る。
【0098】こうして得られる半導体装置14の外形寸
法(この実施形態4では実質的に半導体素子11の外形
寸法)は、たとえば12mm±0.005mmで、極めて寸法
精度の高いものとなる。
【0099】上記のようにして得られた半導体装置14
を実装基板2に搭載して電子部品を製作する場合の手順
は、実施形態1〜3の場合と同様であるから、ここでは
詳しい説明は省略する。
【0100】なお、この実施形態4において、半導体素
子11側と配線基板13側の各電極12,14の表面に
は、金の突起電極21との接合性を高める上で金メッキ
処理を予め施している方が好ましい。さらに、突起電極
21は、ワイヤボンディング法による外、金メッキによ
り形成することもできる。また、金以外に白金、銀、パ
ラジュウムなどの貴金属を使用することができる。
【0101】上記の実施形態1〜4では、配線基板13
として、いずれもセラミック製多層配線基板を使用した
が、樹脂製の多層配線基板でも良い。また、配線基板1
3の構造としては、図11に示すように、基板の表面側
の接続電極14,15と内部配線とをバイアホール25
で接続した、いわゆるインナービア構造のものであって
もよい。その場合は、一層小型化を図る上では好まし
い。
【0102】さらに、各実施形態1〜4では、配線基板
13の各辺の寸法を半導体素子11の各辺の寸法よりも
全て小さくして、配線基板13が半導体素子11の各辺
のいずれからもはみ出さないようにしたが、本発明は、
これに限定されるものではなく、たとえば図12に示す
ように、配線基板13の外周の少なくとも2辺の長さL
13が半導体素子の外周の各辺の長さL11よりも短尺にな
るように設定することもできる。この場合でも、半導体
素子11の対角線上にある2つのコーナー部分B1,B2
が配線基板13よりも外方に位置することになるため、
各コーナー部分B1,B2を画像認識により特定し、これ
らのコーナー部B1,B2を実装時の基準にして実装基板
2に半導体装置を位置決めすることができる。
【0103】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、次の効果を奏す
る。
【0104】(1) 本発明では、半導体装置を実装基板
に実装する際に、配線基板よりも寸法精度の良い半導体
素子の少なくとも2つのコーナー部分を基準として位置
決めできるため、位置精度の高い実装が可能となる。
【0105】(2) 本発明では、半導体装置の外形寸法
精度は、半導体素子(ベアチップ)の分割精度で決まるよ
うになり、この半導体素子の分割は、現有の半導体装置
の作製技術をそのまま利用でき、しかも、高い分割精度
が得られるため、高い外形寸法精度の半導体装置が実現
できる。
【0106】(3) 本発明の半導体装置は、半導体素子
に配線基板が接合された構成であるため、従来のウェハ
ーレベルパッケージの場合のように、製造工程中にウェ
ハが反るなどの変形も起こり難く、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る半導体装置を実装基
板に実装した状態を示す平面図
【図2】図1の一部拡大断面図
【図3】本発明の実施形態1に係る半導体装置を示す断
面図
【図4】実施形態1に係る半導体素子の製造方法を工程
順に示す説明図
【図5】本発明の実施形態2に係る半導体装置を示す断
面図
【図6】本発明の実施形態2に係る半導体素子の製造方
法を工程順に示す説明図
【図7】本発明の実施形態3に係る半導体装置を示す断
面図
【図8】本発明の実施形態3に係る半導体素子の製造方
法を工程順に示す説明図
【図9】本発明の実施形態4に係る半導体装置を示す断
面図
【図10】本発明の実施形態4に係る半導体素子の製造
方法を工程順に示す説明図
【図11】本発明の他の実施形態に係る半導体装置を示
す断面図
【図12】本発明の他の実施形態に係る半導体装置を示
す平面図
【図13】従来の半導体装置の平面図
【図14】従来の半導体装置の断面図
【符号の説明】
1〜15…半導体装置、2…実装基板、4…半導体ウェ
ハ、11…半導体素子、12…端子電極、13…配線基
板、14,15…接続電極、16…突起電極、17…絶
縁樹脂、18…配線パターン、21…突起電極、22…
導電性接着剤、23…異方性導電フィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷 伸啓 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三谷 力 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 別所 芳宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F044 KK04 KK18 KK19 LL01 LL09 PP17 QQ03 QQ04 RR16 5F061 AA01 BA03 CA26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板上に半導体素子がフリップチッ
    プ接続された半導体装置において、 前記配線基板の外周の少なくとも2辺の長さが半導体素
    子の外周の各辺の長さよりも小さくなるように設定され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 配線基板の外周のいずれの各辺も半導体
    素子の各辺の長さよりも短く、かつ、前記配線基板が半
    導体素子の中央部にフリップチップ接続されていること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体ウェハ上の半導体素子となるべき
    複数箇所の部分に個別に対応させてそれぞれ配線基板を
    位置合わせして搭載した後、両者をフリップチップ接続
    し、次に、前記半導体ウェハの各配線基板間に位置する
    部分を切断することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記フリップチップ接続は、前記半導体
    ウェハの電極上または配線基板の電極上にハンダを素材
    にした突起電極を形成し、各配線基板を位置合わせして
    搭載した後、加熱してハンダを溶融し、続いて、半導体
    ウェハと配線基板との間を絶縁樹脂で封止して製作する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記フリップチップ接続は、前記半導体
    ウェハの電極上または配線基板の電極上に金や白金等の
    貴金属を素材にした突起電極金を形成し、この突起電極
    の先端部に導電性接着剤を塗布した後、配線基板を位置
    合わせして搭載した後、加熱して導電性接着剤を硬化さ
    せ、続いて、半導体ウェハと配線基板との間を絶縁樹脂
    で封止して製作することを特徴とする請求項3記載の半
    導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記フリップチップ接続は、前記半導体
    ウェハの電極上または配線基板の電極上に金や白金等の
    貴金属を素材とした突起電極を形成し、配線基板を異方
    性導電フィルムを介して位置合わせして搭載した後、加
    熱と加圧により前記異方性導電フィルムを硬化させて製
    作することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の半導体
    装置を構成する前記半導体素子の配線基板よりも外方に
    位置する少なくとも2つのコーナ部分を実装時の基準と
    して、この半導体装置を実装基板上に位置決めして搭載
    することを特徴とする電子部品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009026860A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法

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