JP2000150616A - 基板のプラズマクリーニング装置 - Google Patents
基板のプラズマクリーニング装置Info
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- JP2000150616A JP2000150616A JP10327824A JP32782498A JP2000150616A JP 2000150616 A JP2000150616 A JP 2000150616A JP 10327824 A JP10327824 A JP 10327824A JP 32782498 A JP32782498 A JP 32782498A JP 2000150616 A JP2000150616 A JP 2000150616A
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- vacuum chamber
- plasma cleaning
- plasma
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Abstract
することができる基板のプラズマクリーニング装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 基板1を搬入してこの基板表面のプラズ
マクリーニングを行う真空チャンバ11と、プラズマク
リーニング後の基板1を真空チャンバ11から搬出する
搬送爪50aを備えたプラズマクリーニング装置におい
て、搬送爪50aによる基板1の搬出経路においてプラ
ズマクリーニング後の基板1に、マーキングユニット7
1のペン75によって線状のマークをを印加する。これ
により、クリーニング処理済の基板に漏れなくマークが
印加され、後工程での識別を確実に行うことができる。
Description
マクリーニングする基板のプラズマクリーニング装置に
関するものである。
面を清浄化することが行われ、この清浄化処理の方法と
してプラズマクリーニングが知られている。プラズマク
リーニングは、処理対象の基板を真空チャンバ内の電極
上に載置し、真空吸引した後にプラズマ発生用ガスを真
空チャンバ内に導入し、電極に高周波電圧を印加するこ
とにより真空チャンバ内にプラズマを発生させ、この結
果発生したイオンや電子を基板表面に衝突させてエッチ
ング効果により基板表面の清浄化を行うものである。
ーニングはイオンや電子の衝突という微視的な作用によ
るものであるため、従来クリーニング処理が行われたか
否かの判定は精密な分析による以外に方法がなく、一般
に目視により判定することができない。このため、後工
程において処理済の基板を何らかの理由で処理後基板を
収納したマガジンから取り出してしまうと、その後には
当該基板が処理済みのものか否かを識別する手段がなか
った。このため正常な基板であっても履歴不明確な不明
基板として廃却処理されてしまうものがあり、無駄な材
料的ロスが発生するという問題点があった。
の基板を容易に識別することができる基板のプラズマク
リーニング装置を提供することを目的とする。
ニング装置は、基板を搬入してこの基板表面のプラズマ
クリーニングを行う真空チャンバと、この真空チャンバ
内へ基板を搬入する搬入手段と、プラズマクリーニング
後の基板を前記真空チャンバから搬出する搬出手段と、
この搬出手段による基板の搬出経路においてプラズマク
リーニング後の基板にマークを印加するマーキング手段
とを備えた。
の基板を搬出する経路に基板にマークを印加するマーキ
ング手段を備えることにより、処理済の基板に漏れなく
マークを印加して識別を確実に行うことができる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のプラ
ズマクリーニング装置の斜視図、図2は同プラズマクリ
ーニング装置の断面図、図3は同プラズマクリーニング
装置のマーキングユニットの側面図、図4(a),
(b)は同プラズマクリーニング装置の動作説明図であ
る。
ーニング装置の全体構造を説明する。図1において、1
0はベース部材であり、ベース部材10の上面には、電
子部品実装用の基板1の搬送路14が設けられている。
搬送路14は、基板1の幅に対応して長手方向に連続し
て形成された凹部であり、この凹部に基板1を載置し、
基板1を長手方向に押送することにより基板1を搬送す
るものである。
けられている。真空チャンバ11はベース部材10、ベ
ース部材10に装着された電極12(図2および図3参
照)及びベース部材10上に配設された箱形の蓋部材1
3により構成される。蓋部材13の外側面には2つの板
状のブラケット15が固着されており、ブラケット15
の端部はブロック16に結合されている。ブロック16
は、蓋部材13の開閉手段17に結合されている。開閉
手段17はシリンダなどから成り、開閉手段17を駆動
することにより、蓋部材13は上下動し、真空チャンバ
11が開閉する。
は、ガイドレール40が配設されている。ガイドレール
40には、2個のスライダ41,42がスライド自在に
嵌合している。スライダ41,42にはブラケット4
3,44がそれぞれ固着されている。ブラケット43,
44には、第1のシリンダ45、第2のシリンダ47が
それぞれ装着されている。第1のシリンダ45のロッド
46及び第2のシリンダ47のロッド48には、第1の
搬送アーム49、第2の搬送アーム50がそれぞれ結合
されている。
送アーム50の先端部は、搬送路14上に延出して下向
きに屈曲しており、第1の搬送爪49a及び第2の搬送
爪50aになっている。第1の搬送爪49a及び第2の
搬送爪50aは、搬送路14上に位置し、第1のシリン
ダ45のロッド46、第2のシリンダ47のロッド48
が突没することにより上下動する。
57および第2のモータ58が配設されている。第1の
モータ57および第2のモータ58の回転軸には、それ
ぞれプーリ55,56が装着されている。ベース部材1
0の側面には、プーリ55,56に対応して従動プーリ
53,54が設けられている。プーリ55と従動プーリ
53、プーリ56と従動プーリ54には、それぞれベル
ト59,60が調帯されている。ベルト59,60は連
結部材51,52によってブラケット43,44と結合
されている。
ータ58が正逆駆動することによりベルト59,60は
水平方向に走行し、ブラケット43,44に装着されて
いる第1のシリンダ45、第2のシリンダ47は水平方
向に正逆移動する。この水平方向の正逆移動と、第1の
シリンダ45および第2のシリンダ47の上下動を組み
合わせることにより、第1の搬送爪49aおよび第2の
搬送爪50aは基板1を搬送路14上で押送して搬送す
る。即ち、第1の搬送爪49aは搬入手段であり、上流
側(図1において左方)より基板1を真空チャンバ11
内に搬入する。また第2の搬送爪50aは搬出手段であ
り、真空チャンバ11内より下流側(図1において右
方)へ基板1を搬出する。
すなわち第2の搬送爪50aによる搬送の経路の下方に
は、マーキング手段であるマーキングユニット71が配
設されている。マーキングユニット71は、プラズマク
リーニング処理が行われた基板1の下面に処理済を示す
マークを印加する。
ーダ部20が配設されている。ローダ部20はZ軸モー
タ23を備えたZテーブル22を有しており、Zテーブ
ル22には、マガジン21が装着されている。マガジン
21の内部には多数の基板1が水平姿勢で段積して収納
されている。24はプッシャであり、マガジン21内の
基板1を搬送路14上に押し出す。
1のアンローダ部30が配設されている。アンローダ部
30はZ軸モータ33を備えたZテーブル32を有して
おり、Zテーブル32には、マガジン31が装着されて
いる。マガジン31内にはプラズマクリーニング処理済
の基板1が第2の搬送爪50aにより挿入されて回収さ
れる。
構造を説明する。図2において、ベース部材10には開
口部10aが設けられており、開口部10aには絶縁部
材8を介して電極12が下方より装着されている。電極
12は高周波電源19と電気的に接続されている。ま
た、真空チャンバ11は、パイプ18を通じて真空吸引
部62、プラズマガス供給部63および大気開放弁64
と接続されている。真空吸引部62は真空チャンバ11
内を真空吸引する。プラズマガス供給部63は真空チャ
ンバ11内にプラズマ発生用のガスを供給する。大気開
放弁64を開放することにより、真空チャンバ11内に
は真空破壊用の空気が導入される。
は、搬送路14上を搬送されて真空チャンバ11内に搬
入され、電極12上に載置される。蓋部材13は電気的
に接地部61に接地され、電極12に対向する対向電極
となっている。プラズマクリーニング後の基板1は、第
2の搬送爪50aによって真空チャンバ11から搬出さ
れる。
1について説明する。図3において、搬送路14の下方
のベース部材の側壁に固着されたブラケット72には、
弾性板73を介してペンホルダ74が取り付けられてい
る。ペンホルダ74にはマーキング用のペン75が装着
されている。ペン75のペン先75aは、搬送路14に
設けられた開口部から搬送路14の上面から幾分突出し
ている。搬送路14上で基板1が搬送されるとペン先7
5aの先端部は基板1の下面に接触する。このとき、ペ
ン先75aは基板1によって押し下げられるが、この変
位は弾性板73の変形によって吸収され、この弾性力に
より基板1が開口部上を通過する間ペン先75aは基板
1の下面に押し当てられる。したがって基板1の下面に
は線状のマークが印加される。
記のような構成より成り、次に動作を説明する。まず、
図2において、真空チャンバ11が開いた状態、すなわ
ち蓋部材13が上昇した状態で、第1の搬送爪49aに
よって真空チャンバ11内に基板1が搬入される。次い
で蓋部材13が下降して真空チャンバ11が閉じられ
る。この後、真空チャンバ11内は真空吸引部62によ
り真空吸引され、次いでプラズマガス供給部63により
プラズマ発生用ガスが真空チャンバ11内に導入され
る。次いで高周波電源19を駆動して電極12に高周波
電圧を印加することにより、真空チャンバ11内にはプ
ラズマが発生する。その結果発生したイオンや電子が基
板1の表面に衝突することにより(図2に示す下向き矢
印参照)、基板1の表面のプラズマクリーニングが行わ
れる。
チャンバ11内には大気開放弁64を介して空気が導入
され、その後図4(a)に示すように蓋部材13を上昇
させて真空チャンバ11を開く。次に、図4(b)に示
すように第1の搬送爪49a、第2の搬送爪50aを下
流側へ移動させることにより、新たな基板1を真空チャ
ンバ11内に搬入するとともに、プラズマクリーニング
処理済の基板1を真空チャンバ11から搬出する。
いて、マーキングユニット71のペン先75aが基板1
の下面に接触する。これにより基板1には処理済を示す
線状のマークが印加され、その後マーク済みの基板1は
マガジン31内に挿入される。したがって、後工程にお
いてマガジン31から基板1を抜き取った後において
も、その基板1がプラズマクリーニング処理済であるこ
とを容易に確認することができ、履歴不明として誤って
廃棄される基板の発生を防止することができる。
れるマークとして単に処理済を示す線状のマークの例を
示しているが、これに限定されず他の目的および内容を
含んだマークとしても良い。例えばプラズマ処理時間や
電圧値などのプラズマ処理条件に関するデータをコード
化してインクジェッタなどの印字手段を用いてマークす
るようにすれば、後工程において各基板のプラズマクリ
ーニング処理の履歴を詳細に遡及することができ、品質
管理上の有益なデータを得ることができる。
後の基板を搬出する経路に基板にマークを印加するマー
キング手段を備えるようにしたので、処理済の基板には
漏れなくマークが印加され、後工程での基板の識別を確
実に行うことができる。
装置の斜視図
装置の断面図
装置のマーキングユニットの側面図
ニング装置の動作説明図 (b)本発明の一実施の形態のプラズマクリーニング装
置の動作説明図
Claims (1)
- 【請求項1】基板を搬入してこの基板表面のプラズマク
リーニングを行う真空チャンバと、この真空チャンバ内
へ基板を搬入する搬入手段と、プラズマクリーニング後
の基板を前記真空チャンバから搬出する搬出手段と、こ
の搬出手段による基板の搬出経路においてプラズマクリ
ーニング後の基板にマークを印加するマーキング手段と
を備えたことを特徴とする基板のプラズマクリーニング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32782498A JP3651286B2 (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 基板のプラズマクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32782498A JP3651286B2 (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 基板のプラズマクリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000150616A true JP2000150616A (ja) | 2000-05-30 |
JP3651286B2 JP3651286B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=18203398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32782498A Expired - Fee Related JP3651286B2 (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 基板のプラズマクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3651286B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010074185A (ja) * | 2009-12-18 | 2010-04-02 | Tokyo Electron Ltd | 加熱装置、塗布、現像装置及び加熱方法 |
KR101539733B1 (ko) * | 2013-11-06 | 2015-08-06 | 비전세미콘 주식회사 | 반도체 디바이스용 잉크젯 마킹 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0936102A (ja) * | 1995-05-17 | 1997-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チャンバー内の堆積物のモニター方法,プラズマ加工方法,ドライクリーニング方法及び半導体製造装置 |
JPH09148291A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマクリーニング装置及びプラズマクリーニング方法 |
JPH09260423A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-10-03 | Toshiba Corp | 基板のクリーニング装置およびtab−ic供給装置 |
-
1998
- 1998-11-18 JP JP32782498A patent/JP3651286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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