JP2000150599A - 半導体装置の配線構造 - Google Patents

半導体装置の配線構造

Info

Publication number
JP2000150599A
JP2000150599A JP10326913A JP32691398A JP2000150599A JP 2000150599 A JP2000150599 A JP 2000150599A JP 10326913 A JP10326913 A JP 10326913A JP 32691398 A JP32691398 A JP 32691398A JP 2000150599 A JP2000150599 A JP 2000150599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
semiconductor device
interlayer insulating
insulating film
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10326913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3230667B2 (ja
Inventor
Katsuya Izumi
勝也 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP32691398A priority Critical patent/JP3230667B2/ja
Priority to KR1019990050889A priority patent/KR100347082B1/ko
Priority to US09/440,710 priority patent/US6323556B2/en
Publication of JP2000150599A publication Critical patent/JP2000150599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3230667B2 publication Critical patent/JP3230667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EBテスタによる観測が容易な構成を備え
た、半導体装置の配線構造を提供する。 【解決手段】 本半導体装置の配線構造は、それぞれ層
間絶縁膜20、22を介して形成された複数層の配線1
4、16、18を有する。本配線構造は、最上層の配線
18の下地層である最上の層間絶縁膜22上に独立して
設けられた検査配線パッド28と、下層配線14と検査
配線パッド28とを電気的に接続するために、層間絶縁
膜20上にそれぞれ設けられた中継配線パッド32、及
び、各層間絶縁膜20、22を貫通し、下層配線14と
中継配線パッド32とを、中継配線パッド32と検査配
線パッド28とをそれぞれ接続するコンタクト34、3
6とを備えている。本配線構造では、電子ビーム検査装
置により検査配線パッド28を介して下層配線14を波
形観測することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の配線
構造等に関し、更に詳細には、電子ビーム検査装置によ
り半導体装置の配線構造を観測する際、観測し易い構造
の半導体装置の配線構造等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化及び高集積化に伴
い、半導体装置の配線を含む各部位も微細化し、かつ複
雑化しているために、半導体装置の各部位の検査も益々
難しくなっている。また、検査の種類によっては、半導
体装置を動作させ、動作中の各部位の状態を非破壊的に
検査することが必要である。動作中の半導体装置の各部
位を非破壊的に検査する装置として、従来から、電子ビ
ーム検査装置(以下、簡単にEBテスタと略称する)が
使用されている。
【0003】EBテスタは、動作中の被検半導体装置の
測定箇所に電子ビームを照射したときに発生する二次電
子の照射元への到達量が測定箇所の電位に比例すること
を利用して、真空中で被検半導体装置の配線に電子ビー
ムを照射し、その部分から発生する二次電子のエネルギ
ー変化から配線の電位、ないし電圧を測定する非接触型
の検査装置であって、半導体装置の内部診断のために多
用されるようになっている。例えば、MOSFETに局
所的な損傷、ないし破壊が発生した際には、その破壊箇
所に電流が集中し、フォトンが発生するので、これをE
Bテスタにより検知して、破壊箇所を特定することがで
きる。
【0004】EBテスタは、被検半導体装置の測定箇所
から放出された数eVの低運動エネルギーを持つ二次電
子量を電圧に変換して測定しており、通常、二次電子像
観測機能と波形測定機能とを有する。二次電子像観測機
能は、被検半導体装置の測定箇所に連続ビームを照射し
てリアルタイム像を観測する機能と、一次電子ビームを
照射してストロボ像を観測する機能とがあり、波形測定
機能は、被検半導体装置の測定箇所に可変位相のパルス
ビームを照射して、二次電子を放出させ、スペクトロメ
ータとの帰還ループを用いて、各位相の電圧を測定する
ことにより波形を求める機能である。EBテスタにより
得た二次電子の像では、高電位領域を暗く、低電位領域
を明るく表示し、波形では、高電位側が上側に表示され
る。また、EBテスタによる観測時に、被検半導体装置
の表面に凹凸があると、照射した1次電子が乱反射され
るので、凹凸に対応した2次電子の像が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体装置
の微細化及び高集積化と共に、半導体装置の配線構造
は、図7に示すように、多層配線構造になっている。図
7(a)は配線構造の平面図、図7(b)は図7(a)
の矢視IV−IVでの配線構造の断面図である。半導体装置
の配線構造11は、図7に示すように、下地絶縁膜12
上に形成された第1層の配線14と、第1層の配線14
と平行に隣接して延在する第1層の配線14−1、14
−2、14−3、14−4と第1層の配線14に直交す
る方向に延在する第2層の配線16と、第1層の配線1
4の真上に延在し、第1層の配線14より配線幅の広い
第3層の配線18とから構成されている。第1層の配線
14と第2層の配線16との間には第1層間絶縁膜20
が、第2層の配線16と第3層の配線18との間には、
第2層間絶縁膜22がそれぞれ形成され、第3層の配線
18上には保護膜24が成膜されている。
【0006】しかし、EBテスタは、被測定箇所に電子
ビームを直接照射する必要があるので、EBテスタによ
り上述の配線構造11の第1層の配線14を観測しよう
とすると、次のような理由から、EBテスタによって第
1層の配線14の電位、従って不具合箇所を特定するこ
とが難しいという問題がある。
【0007】第1の理由は、多層配線構造では、配線幅
の広い第3層の配線18が、図7に示すように、層間絶
縁膜を介して第1層の配線14上に位置する場合、第1
層の配線14が第3層の配線18の陰に隠れて、EBテ
スタから電子ビームを第1層の配線14に照射すること
が、第3層の配線18に邪魔されて難しく、第1層の配
線14の電位を観測することができないということであ
る。また、第3層の配線18が幅広でなくても、二次電
子ビームが第1層の配線14のものか、第3層の配線1
8のものか判断が難しく、幅広の場合と同様に、第1層
の配線14の電位を観測ができない。
【0008】また、第2の理由は、EBテスタの観測で
は、層間絶縁膜の凹凸を利用して層間絶縁膜下の配線経
路をEBテスタで追跡しているが、多層配線構造では、
多層配線構造の形成に際して、配線上の層間絶縁膜を平
坦化しているために、層間絶縁膜下の配線をEBテスタ
で追跡することが難しいということである。
【0009】また、第3の理由は、以下の通りである。
いま、第1層の配線14−2が高電位で、第1層の配線
14、14−1、14−3、14−4が低電位であると
する。第1層の配線14−2の電位が明るく表示され、
第1層の配線14、14−1、14−3、14−4の電
位が暗く表示される。表面が平坦なので、低電位の第1
層の配線が見えないので、明るく表示されている配線
が、第1層の配線14、14−1、14−2、14−
3、14−4のうちのどれであるかを特定するのが難し
い。
【0010】本発明の目的は、EBテスタによる観測及
び位置の特定が容易な構成を備えた、半導体装置の配線
構造を提供し、動作中の半導体装置の配線構造を非破壊
的に検査するには最適な検査装置であるEBテスタによ
り半導体装置の配線構造を観測する際、観測し易いよう
にすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体装置の配線構造(第1の発明と
言う)は、それぞれ層間絶縁膜を介して形成された複数
層の配線を有する半導体装置の配線構造において、半導
体装置の表面の、下層の配線の所望の部分に対応した位
置に、凹部又は凸部を設け、電子ビーム検査装置により
下層配線を観測できるようにしたことを特徴としてい
る。
【0012】また、本発明に係る別の半導体装置の配線
構造(第2の発明と言う)は、それぞれ層間絶縁膜を介
して形成された複数層の配線を有する半導体装置の配線
構造において、最上層の配線の下地層である最上の層間
絶縁膜上に独立して設けられた検査配線パッドと、下層
配線と検査配線パッドとを電気的に接続するために、各
層間絶縁膜を貫通し、下層配線と検査配線パッドとを接
続するコンタクトとを備えることによって、半導体装置
の表面の、下層の配線の所望の部分に対応した位置に、
凸部を設け、電子ビーム検査装置により下層配線を観測
できるようにしたことを特徴としている。本発明では、
下層配線の検査用ダミーとして検査配線パッドを最上段
の層間絶縁膜上に形成することにより、電子ビーム検査
装置により検査配線パッドを介して下層配線を観測する
ことができる。
【0013】本発明に係る別の半導体装置の配線構造
(第3の発明と言う)は、それぞれ層間絶縁膜を介して
形成された複数層の配線を有する半導体装置の配線構造
において、所定位置で分断されている下層配線と、最上
層の配線の下地層である最上の層間絶縁膜上に独立して
設けられた検査冗長配線と、分断された下層配線を検査
冗長配線を介して電気的に接続するために、各層間絶縁
膜を貫通し、下層配線と検査冗長配線とを接続するコン
タクトとを備えることによって、半導体装置の表面の、
下層の配線の所望の部分に対応した位置に、凸部を設
け、電子ビーム検査装置により下層配線を観測できるよ
うにしたことを特徴としている。本発明では、下層配線
の検査用ダミーとして独立の検査冗長配線を最上段の層
間絶縁膜上に形成することにより、電子ビーム検査装置
により検査冗長配線を介して下層配線を観測することが
できる。第2の発明は、配線構造が多層の配線により構
成されているために、第1の発明の検査配線パッド及び
中継配線パッドを形成する余地が少ない場合等に、好適
であって、自在に下層配線を適所に引き回して、そこで
分断し、検査ダミー配線を形成することにより、本発明
の目的を達成することができる。
【0014】半導体装置の配線構造の各層の配線は、層
間絶縁膜の上下の配線の長手方向が相互に交差するよう
に配線されているので、第2の発明に係る半導体装置の
配線構造では、実際には、検査ダミー配線は、下層配線
の長手方向に交差する方向よりは寧ろ、下層配線の長手
方向に沿って設けられている。
【0015】上述の発明で、下層配線は、被測定対象の
配線を意味し、下層配線から最上層の配線までの配線層
数には制約はない。例えば、配線層数が5層のとき、下
層配線が第1層の配線でも、第4層の配線でも良い。ま
た、下層配線の配線材料には制約は無く、例えばAl金
属単独、Cu金属単独、Al合金、Cu合金、及びポリ
シリコンのいずれでも良い。また、中継配線パッドの大
きさは、コンタクトと接続できる大きさであれば良く、
また、検査配線パッド又は検査ダミー配線の大きさはE
Bテスタによる観測ができる大きさであれば良い。
【0016】各中継配線パッドの配置は自由であって、
その中継パッドの下地層間絶縁膜上に形成された配線の
配線密度の小さい領域に形成されている。これにより、
各層の配線のレイアウトに支障を来さないようにしてい
る。尚、第2の発明では、同じ層間絶縁膜上の中継配線
パッドが相互に接触しないように、大きさ及び配置を決
める。また、本発明の半導体装置の配線構造では、各層
間絶縁膜は平坦化処理が施され、各層間絶縁膜の上面は
平坦な面になっていても、電子ビーム検査装置により制
約無く下層配線を観測することができる。
【0017】本発明の好適な実施態様では、各中継パッ
ドは、中継配線パッドが形成されている層間絶縁膜上の
配線と同じ配線材料で形成されており、また検査配線パ
ッド又は検査ダミー配線は、最上層の配線と同じ配線材
料で形成されている。これにより、各層の配線と同じ配
線形成工程で、中継配線パッド及び検査配線パッド又は
検査ダミー配線を形成することができる。
【0018】また、本発明に係る更に別の半導体装置の
配線構造は、最上層の配線の下地層である、最上の層間
絶縁膜に凹部又は凸部を設けることによって、半導体装
置の表面の、下層の配線の所望の部分に対応した位置
に、凹部又は凸部を設け、電子ビーム検査装置により下
層配線を観測できるようにしたことを特徴としている。
【0019】また、本発明に係る半導体装置の配線構造
の形成方法は、中継配線パッドが形成されている層間絶
縁膜上の配線の形成工程で、層間絶縁膜上の配線と同時
に各中継配線パッドを形成し、最上層の配線の形成工程
で、最上層の配線と同時に、検査配線パッド又は検査冗
長配線を形成することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。実施形態例1 本実施形態例は、第2の発明に係る半導体装置の配線構
造の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の半
導体装置の配線構造の平面図であり、図2(a)及び
(b)は、それぞれ、図1に示した半導体装置の配線構
造の矢視I−Iでの断面図である。本実施形態例の配線
構造10は、図1に示すように、下地絶縁膜12上に形
成された第1層の配線14と、第1層の配線14に直交
する方向に延在する第2層の配線16と、第1層の配線
14の真上に延在し、第1層の配線14より配線幅の広
い第3層の配線18とから構成されている。第1層の配
線14と第2層の配線16との間には第1層間絶縁膜2
0が、第2層の配線16と第3層の配線18との間に
は、第2層間絶縁膜22がそれぞれ形成され、第3層の
配線18上には保護膜24が成膜されている。
【0021】本実施形態例の配線構造10では、第1層
の配線14をEBテスタで観測しようとしても、第1層
の配線14が第3層の配線18の下に隠れているので、
電子ビームを照射することができないし、また二次電子
ビームも第3層の配線18に衝突してEBテスタに到達
しない。そこで、本実施形態例の配線構造10では、図
1に示すように、第1層の配線14と導通するダミー配
線部26が、第1及び第2層間絶縁膜20、22を貫通
して形成され、第1層の配線14の被検部として、第2
層間絶縁膜22上で第3層の配線18を邪魔しない位置
に検査配線パッド28を備えている。
【0022】ダミー配線部26は、第1層の配線14か
ら分岐、延長して、検査配線パッド28の真下に設けら
れた冗長部30と、冗長部30の真上で第1層間絶縁膜
20上に設けられた中継配線パッド32とを備えてい
る。中継配線パッド32は第1層間絶縁膜20を貫通す
る第1コンタクト34により冗長部30に接続され、検
査配線パッド28は第2層間絶縁膜22を貫通する第2
コンタクト36により中継配線パッド32に接続されて
いる。
【0023】冗長部30は第1層の配線14と、中継配
線パッド32は第2層の配線16と、検査配線パッド2
8は第3層の配線18とそれぞれ同じ配線材料、例えば
Al合金で同じ配線工程で一緒に形成される。
【0024】本実施形態例の配線構造10では、EBテ
スタによって保護膜24の凹凸を追跡して検査配線パッ
ド28を観測することにより、従来の配線構造では測定
が困難であった第1層の配線14の電位、電圧を測定す
ることができる。なお、図2(b)に示すように、中継
配線パッドを設けずに、第1層間絶縁膜20、及び第2
層間絶縁膜22を貫通するコンタクト200により、検
査配線パッド28と冗長部30とを持続することも可能
であり、この構成においても、中継パッドを設けた場合
と同じ機能を有する配線構造を得ることができる。
【0025】実施形態例2 本実施形態例は、第3の発明に係る半導体装置の配線構
造の実施形態の別の例であって、図3は本実施形態例の
半導体装置の配線構造の平面図であり、図4(a)及び
(b)は、それぞれ、図3に示した半導体装置の配線構
造の矢視II−IIでの断面図である。本実施形態例の配線
構造40は、図2に示すように、下地絶縁膜42上に形
成された第1層の配線44と、第1層の配線44に直交
する方向に延在する第2層の配線46と、第1層の配線
44の真上でなく側方を第1層の配線44と平行に延在
する第3層の配線48と、第2層の配線46と平行に延
在する第4層の配線50と、第3層の配線48と平行に
延在する第5層の配線52とから構成されている。各配
線との間には、第1、第2、第3、及び第4層間絶縁膜
54、56、58、60が、それぞれ形成され、第5層
の配線52上には保護膜62が成膜されている。
【0026】本実施形態例の配線構造40では、第1層
の配線44をEBテスタで観測しようとしても、第1層
の配線44が深部に延在しているので、保護膜62、第
1層間絶縁膜54等の凹凸を追跡して第1層の配線44
の所在を検出することができない。従って、電子ビーム
を照射することができない。そこで、本実施形態例の配
線構造40では、図2に示すように、第1層の配線44
と導通するダミー配線部64が、第1から第4層間絶縁
膜54〜60を貫通して形成され、第1層の配線44の
被検部として、第1層の配線44の真上に検査配線パッ
ド66を備えている。
【0027】ダミー配線部64は、第1層の配線44の
真上で第1層間絶縁膜54上に設けられた第1中継配線
パッド68と、第1中継配線パッド68の真上で第2層
間絶縁膜56上に設けられた第2中継配線パッド70
と、第2中継配線パッド70の真上で第3層間絶縁膜5
8上に設けられた第3中継配線パッド72とを備えてい
る。第1層の配線44、第1、第2、及び第3中継配線
パッド68、70、及び72は、その上の第1、第2、
及び第3中継配線パッド68、70、72、及び検査配
線パッド66に、それぞれ、コンタクト74、76、7
8、及び80によって接続されている。
【0028】中継配線パッド68、70、72及び検査
配線パッド66は、それぞれ、第2層の配線46、第3
層の配線48、第4層の配線50及び第5層の配線52
とそれぞれ同じ配線材料、例えばAl合金で、同じ配線
工程で一緒に形成されている。
【0029】本実施形態例の配線構造40では、EBテ
スタによって検査配線パッド66を観測することによ
り、従来の配線構造では測定できなかった第1層の配線
44の電位、電圧を測定することができる。なお、図4
(b)に示すように、中継配線パッドを設けずに、第1
層間絶縁膜54、第2層間絶縁膜56、第3層間絶縁膜
58、及び第4層間絶縁膜60を貫通するコンタクト2
01により、検査配線パッド66と第1層の配線44と
を接続することも可能であり、この構成においても中継
配線パッドを設けた場合と同じ機能を有する配線構造を
得ることができる。
【0030】実施形態例3 本実施形態例は、第4の発明に係る半導体装置の配線構
造の実施形態の一例であって、図5は本実施形態例の半
導体装置の配線構造の平面図、及び図6(a)は図5に
示した半導体装置の配線構造の矢視III −III での断面
図である。半導体装置の配線構造の中には、仮に実施形
態例1と同様に第1層の配線14、第2層の配線16及
び第3層の配線18を有する配線構造であっても、実施
形態例1を適用できないような場合がある。例えば、第
2層の配線及び第3層の配線の配線密度が高く、実施形
態例1のダミー配線部26を適所に形成できない場合が
それに相当する。特に、配線層の層数が多い場合には、
実施形態例1のダミー配線部26のようなダミー配線
部、或いは実施形態例2のダミー配線部64のようなダ
ミー配線部を形成することが難しいことが多い。本実施
形態例の配線構造90は、上述のように、実施形態例1
及び2を適用できない場合の配線構造である。
【0031】本実施形態例の配線構造90は、図3に示
すように、下地絶縁膜12上に形成された第1層の配線
14と、第1層の配線14に直交する方向に延在する第
2層の配線16と、第1層の配線14の真上に延在し、
第1層の配線14より配線幅の広い第3層の配線18と
から構成されている。第1層の配線14と第2層の配線
16との間には第1層間絶縁膜20が、第2層の配線1
6と第3層の配線18との間には、第2層間絶縁膜22
がそれぞれ形成され、第3層の配線18上には保護膜2
4が成膜されている。
【0032】本実施形態例の配線構造90では、実施形
態例1と同様に、第1層の配線14をEBテスタで観測
することが難しいので、図3に示すように、第1層の配
線14を部分的に第2層間絶縁膜22上に引き上げるダ
ミー配線部92が、第1及び第2層間絶縁膜20、22
を貫通して形成され、第1層の配線14の被検部とし
て、第2層間絶縁膜22上で第3層の配線18を邪魔し
ない位置に検査冗長配線94を備えている。
【0033】ダミー配線部92は、第1層の配線14を
適所で分断して、かつ側方に延長して形成された2個の
端部96、98を第2層間絶縁膜22上で検査冗長配線
94に接続する冗長構造になっている。ダミー配線部9
2は、図3に示すように、第1層の配線14の各端部9
6、98の真上の第1層間絶縁膜20上にそれぞれ設け
られた中継配線パッド100、102とを備えている。
中継配線パッド100、102は、第1層間絶縁膜20
を貫通する2本の第1コンタクト104、106によ
り、それぞれ、第1層の配線14の端部96、98に接
続され、検査冗長配線94は、第2層間絶縁膜22を貫
通する2本の第2コンタクト108、110により、そ
れぞれ、中継配線パッド100、102に接続されてい
る。
【0034】中継配線パッド100、102は第2層の
配線16と、検査冗長配線94は第3層の配線18とそ
れぞれ同じ配線材料、例えばAl合金で、同じ配線工程
で一緒に形成される。
【0035】本実施形態例の配線構造90では、EBテ
スタによって保護膜24の凹凸を追跡して検査冗長配線
94を観測することにより、従来の配線構造では測定で
きなかった第1層の配線14の電位、電圧を測定するこ
とができる。なお、図6(b)に示すように、中継配線
パッドを設けずに、第1層間絶縁膜20及び第2層間絶
縁膜22絶縁膜60を貫通する2本のコンタクト20
2、203により、検査冗長配線94と第1層の配線1
4の端部96、98とを接続することも可能であり、こ
の構成においても中継配線パッドを設けた場合と同じ機
能を有する配線構造を得ることができる。
【0036】実施形態例4 本実施形態例は、第1の発明に係る半導体装置の配線構
造の実施形態の一例であって、図8は本実施形態例の半
導体装置の配線構造の平面図であり、図9は、図8に示
した半導体装置の配線構造の矢視V−Vでの断面図であ
る。半導体装置の配線構造の中には、図7に示す第1層
の配線14、14−1、14−2、14−3、14−4
のように配線が密集して平行して形成されている場合が
ある。この場合には、EBテスタを用いての観測時に、
上記5本の配線の直上に配線がなく、上記5本の配線の
どれかが明るく表示されているのが観測できたとして
も、表面の凹凸がないために、暗く表示されている配線
は見えないので、上記5本の配線のうちのどれが明るく
表示されているのかを特定するのが難しい。
【0037】本実施形態例は上述した問題に対応する配
線構造である。本実施形態例の配線構造120は、図8
に示すように、下地層間膜42上に生成された第1層の
配線44と、第1層の配線44と平行に隣接して延在す
る第1層の配線44−1、44−2、44−3、44−
4と、第1層の配線44と直交する方向に延在する第2
層の配線46と、第1層の配線44と平行に延在する第
3層の配線48と、第2層の配線46と平行に延在する
第4層の配線50と、第3層の配線48と平行に延在す
る第5層の配線52とから構成されている。各配線との
間には、第1、第2、第3、及び第4層間絶縁膜54、
56、58、60がそれぞれ形成され、第4層間絶縁膜
60には第1層の配線44、44−1、44−2、44
−3、44−4に対応する凸部204、204−1、2
04−2、204−3、204−4がそれぞれ設けられ
ている。第5層の配線52上には保護膜62が成膜され
ている。
【0038】本実施形態例の配線構造120では、第4
層間絶縁膜60に第1層の配線44、44−1、44−
2、44−3、44−4に対応する凸部204、204
−1、204−2、204−3、204−4が設けられ
ているので、半導体装置の表面には第1層の配線44、
44−1、44−2、44−3、44−4に対応する凸
部206、206−1、206−2、206−3、20
6−4がそれぞれ形成される。
【0039】EBテスタを用いての観測時に、半導体装
置の表面の凸部206、206−1、206−2、20
6−3、206−4により第1層の配線44、44−
1、44−2、44−3、44−4の位置を認識できる
ので、第1層の配線44、44−1、44−2、44−
3、44−4のうちのいずれか1本が明るく表示されて
いるときに、どの配線が明るく表示されているのかを容
易に特定することができる。
【0040】実施形態例5 本実施形態例は、第1の発明に係る半導体装置の配線構
造の実施形態の一例であって、図10は本実施形態例の
半導体装置の配線構造の平面図であり、図11及び図1
2は、図10に示した半導体装置の配線構造の矢視V−
Vでの断面図である。本実施形態例は、実施形態例4に
おいて、観測対象の下層の配線が放出する2次電子の数
が複数の層間絶縁膜を通過する際に減衰して、半導体装
置の表面に到達するときには非常に少なくなってしま
い、下層の配線の電位状態を2次電子強度で判別しがた
い、という問題が生じたときに対応できる配線構造であ
る。
【0041】本実施形態例の配線構造130は、図10
に示すように、配線構造120(図8参照)にダミー配
線部140、140−1、140−2、140−3、1
40−4を設けたものであり、第1層の配線44、44
−1、44−2、44−3、44−4とそれぞれ導通す
るダミー配線部140、140−1、140−2、14
0−3、140−4が、第1、第2、第3、及び第4層
間絶縁膜54、56、58、60を貫通して形成され、
第1層の配線44、44−1、44−2、44−3、4
4−4の被検部として、第1層の配線44、44−1、
44−2、44−3、44−4の真上に検査配線パッド
150、150−1、150−2、150−3、150
−4をそれぞれ備えている。
【0042】ダミー配線部140、140−1、140
−2、140−3、140−4は、第1層の配線44、
44−1、44−2、44−3、44−4の真上で第1
層間絶縁膜54上にそれぞれ設けられた第1中継配線パ
ッド68、68−1、68−2、68−3、68−4を
備えている。第1層の配線44、44−1、44−2、
44−3、44−4及び第1中継配線パッド68、68
−1、68−2、68−3、68−4はその上の第1中
継配線パッド68、68−1、68−2、68−3、6
8−4及び検査配線パッド150、150−1、150
−2、150−3、150−4にそれぞれ、コンタクト
74、74−1、74−2、74−3、74−4、8
0、80−1、802、80−3、80−4によって接
続されている。
【0043】第1中継配線パッド68、68−1、68
−2、68−3、68−4及び検査配線パッド150、
150−1、150−2、150−3、150−4は第
2層の配線46、第3層の配線48とそれぞれ同じ配線
材料、例えばAl合金で同じ配線工程で一緒に形成され
ている。また、本実施形態例の配線構造130は、第4
層間絶縁膜60に第1層の配線44、44−1、44−
2、44−3、44−4に対応する凹部207、207
−1、207−2、207−3、207−4が設けられ
ているので、半導体装置の表面には第1層の配線44、
44−1、44−2、44−3、44−4に対応する凹
部208、208−1、208−2、208−3、20
8−4がそれぞれ形成される。半導体装置の表面に形成
された凹部は、実施形態例4において半導体装置の表面
に形成された凸部と同じ機能、すなわち下層配線の特定
を容易にするという機能を有する。
【0044】本実施形態例の配線構造130では、EB
テスタを用いての観測時に、観測対象の第1層の配線4
4、44−1、44−2、44−3、44−4の被検部
を半導体装置の表面に近い検査配線パッド150、15
0−1、150−2、150−3、150−4にしてい
るので、層間絶縁膜中で減衰する2次電子数が実施形態
例4と比較して減るので、観測対象の下層の配線の電位
状態を判別しやすいという効果がある。
【0045】なお、図12に示すように、中継配線パッ
ドを設けずに、第1層間絶縁膜54及び第2層間絶縁膜
56を貫通するコンタクト205、205−1、205
−2、205−3、205−4により、検査配線パッド
150、150−1、150−2、150−3、150
−4と第1層の配線44、44−1、44−2、44−
3、44−4とをそれぞれ接続することも可能であり、
この構成においても中継配線パッドを設けた場合と同じ
機能を有する配線構造を得ることができる。また、本実
施形態例において、検査配線パッドをさらに上の層に持
ってくることも可能であり、さらに、検査配線パッドへ
の引き出し方法についても、実施形態例1や実施形態例
3のような引き出し方を適用することも可能である。
【0046】上述の実施形態例では、特定の配線層数の
配線構造を例にして説明したが、配線層の数は、これに
限らず任意であって、また、配線の配置も上述の実施形
態例の例に限らない。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、下層配線と導通し、か
つ最上の層間絶縁膜上に形成された検査配線パッド、又
は下層配線を部分的に最上の層間絶縁膜上に引き上げた
検査ダミー配線を下層配線の被検部として備えているの
で、EBテスタにより検査配線パッド又は検査ダミー配
線を介して下層配線を確実に安定して観測することがで
きる。また、本発明によれば、下層配線に対応する凹部
又は凸部を半導体装置の表面に設けているので、EBテ
スタを用いての観測時に、下層配線の位置の特定が容易
になるという特徴を有している。よって、本発明に係る
配線構造を備える半導体装置であれば、半導体装置の動
作中に電子ビーム検査装置により非破壊的に配線の動作
状況を容易に観測することができ、不具合箇所を迅速に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の半導体装置の配線構造の平面図
である。
【図2】図2(a)及び(b)は、それぞれ、図1に示
した半導体装置の配線構造の矢視I−Iでの断面図であ
る。
【図3】実施形態例2の半導体装置の配線構造の平面図
である。
【図4】図4(a)及び(b)は、それぞれ、図3に示
した半導体装置の配線構造の矢視II−IIでの断面図であ
る。
【図5】実施形態例3の半導体装置の配線構造の平面図
である。
【図6】図6(a)及び(b)は、それぞれ、図5に示
した半導体装置の配線構造の矢視III −III での断面図
である。
【図7】図7(a)は課題を説明するための半導体装置
の配線構造の一例の平面図、であり図7(b)は図7
(a)に示した半導体装置の配線構造の矢視IV−IVでの
断面図である。
【図8】実施形態例4の半導体装置の配線構造の平面図
である。
【図9】図8に示した半導体装置の配線構造の矢視V−
Vでの断面図である。
【図10】実施形態例5の半導体装置の配線構造の平面
図である。
【図11】図10に示した半導体装置の配線構造の矢視
IV−IVでの断面図である。
【図12】図10に示した半導体装置の別の配線構造の
矢視IV−IVでの断面図である。
【符号の説明】
10 実施形態例1の配線構造 10a 実施形態例1の配線構造の別の例 12 下地絶縁膜 14 第1層の配線 16 第2層の配線 18 第3層の配線 20 第1層間絶縁膜 22 第2層間絶縁膜 24 保護膜 26 ダミー配線部 26a ダミー配線部 28 検査配線パッド 30 冗長部 32 中継配線パッド 34 第1コンタクト 36 第2コンタクト 40 実施形態例2の配線構造 40a 実施形態例2の配線構造の別の例 42 下地絶縁膜 44 第1層の配線 46 第2層の配線 48 第3層の配線 50 第4層の配線 52 第5層の配線 54、56、58、60 第1、第2、第3、第4層間
絶縁膜 62 保護膜 64 ダミー配線部 64a ダミー配線部 66 検査配線パッド 68、70、72 第1、第2、第3中継配線パッド 74、76、78、80 コンタクト 90 実施形態例3の配線構造 90a 実施形態例3の配線構造の別例 92 ダミー配線部 92a ダミー配線部 94 検査ダミー配線 96、98 第1層の配線の2個の端部 100、102 中継配線パッド 104、106 第1のコンタクト 108、110 第2のコンタクト 120 実施形態例4の配線構造 204、206 凸部 130 実施形態例5の配線構造 130a 実施形態例5の配線構造の別の例 140、140−1 ダミー配線部 140a、140−1a ダミー配線部 150 検査配線パッド 205 コンタクト 208 凹部

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ層間絶縁膜を介して形成された
    複数層の配線を有する半導体装置の配線構造において、 半導体装置の表面の、下層の配線の所望の部分に対応し
    た位置に、凹部又は凸部を設け、電子ビーム検査装置に
    より下層配線を観測できるようにしたことを特徴とする
    半導体装置の配線構造。
  2. 【請求項2】 それぞれ層間絶縁膜を介して形成された
    複数層の配線を有する半導体装置の配線構造において、 最上層の配線の下地層である最上の層間絶縁膜上に独立
    して設けられた検査配線パッドと、 下層配線と検査配線パッドとを電気的に接続するため
    に、各層間絶縁膜を貫通し、下層配線と検査配線パッド
    とを接続するコンタクトとを備えることによって、半導
    体装置の表面の、下層の配線の所望の部分に対応した位
    置に、凸部を設け、電子ビーム検査装置により下層配線
    を観測できるようにしたことを特徴とする半導体装置の
    配線構造。
  3. 【請求項3】 各層間絶縁膜上に中継配線パッドを設
    け、前記下層配線と前記検査配線パッドとを中継配線パ
    ッドを介して電気的に接続することを特徴とする請求項
    2に記載の半導体装置の配線構造。
  4. 【請求項4】 それぞれ層間絶縁膜を介して形成された
    複数層の配線を有する半導体装置の配線構造において、 所定位置で分断されている下層配線と、 最上層の配線の下地層である最上の層間絶縁膜上に独立
    して設けられた検査冗長配線と、 分断された下層配線を検査冗長配線を介して電気的に接
    続するために、各層間絶縁膜を貫通し、下層配線と検査
    冗長配線とを接続するコンタクトとを備えることによっ
    て、半導体装置の表面の、下層の配線の所望の部分に対
    応した位置に、凸部を設け、電子ビーム検査装置により
    下層配線を観測できるようにしたことを特徴とする半導
    体装置の配線構造。
  5. 【請求項5】 前記検査冗長配線は、前記下層配線の長
    手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項
    4に記載の半導体装置の配線構造。
  6. 【請求項6】 各層間絶縁膜上に中継配線パッドを設
    け、前記分断された下層配線と前記検査冗長配線とを中
    継配線パッドを介して電気的に接続することを特徴とす
    る請求項4又は5に記載の半導体装置の配線構造。
  7. 【請求項7】 検査配線パッド又は検査冗長配線は、最
    上層の配線の配線密度の低い領域に設けられていること
    を特徴とする請求項2から請求項6のうちのいずれか1
    項に記載の半導体装置の配線構造。
  8. 【請求項8】 各中継配線パッドは、その中継配線パッ
    ドの下地層間絶縁膜上に形成された配線の配線密度の低
    い領域に形成され、検査配線パッド又は検査冗長配線
    は、最上層の配線の配線密度の低い領域に設けられてい
    ることを特徴とする請求項3又は6に記載の半導体装置
    の配線構造。
  9. 【請求項9】 検査配線パッド又は検査冗長配線は、最
    上層の配線と同じ配線材料であることを特徴とする請求
    項2から請求項8のうちのいずれか1項に記載の半導体
    装置の配線構造。
  10. 【請求項10】 各中継配線パッドは、中継配線パッド
    が形成されている層間絶縁膜上の配線と同じ配線材料で
    あり、検査配線パッド又は検査冗長配線は、最上層の配
    線と同じ配線材料であることを特徴とする請求項3、請
    求項6、及び請求項8のうちいずれか1項に記載の半導
    体装置の配線構造。
  11. 【請求項11】 各層間絶縁膜は平坦化処理が施され、
    各層間絶縁膜の上面は、平坦な面になっていることを特
    徴とする請求項2から請求項10のうちのいずれか1項
    に記載の半導体装置の配線構造。
  12. 【請求項12】 それぞれ層間絶縁膜を介して形成され
    た複数層の配線を有する半導体装置の配線構造におい
    て、 最上層の配線の下地層である、最上の層間絶縁膜に凹部
    又は凸部を設けることによって、半導体装置の表面の、
    下層の配線の所望の部分に対応した位置に、凹部又は凸
    部を設け、電子ビーム検査装置により下層配線を観測で
    きるようにしたことを特徴とする半導体装置の配線構
    造。
  13. 【請求項13】 前記最上層の配線と前記下層配線との
    間にある、中間層配線の下地層である、中間層の層間絶
    縁膜上に、独立して設けられた検査配線パッドと、 前記下層配線と前記検査配線パッドとを電気的に接続す
    るために、前記下層配線と前記検査配線パッドの間の各
    層間絶縁膜を貫通し、下層配線と検査配線パッドとを接
    続するコンタクトと、 を備えたことを特徴とする請求項12に記載の半導体装
    置の配線構造。
  14. 【請求項14】 前記下層配線と前記検査配線パッドの
    間の各層間絶縁膜上に、中継配線パッドを設け、前記下
    層配線と前記検査配線パッドとを中継配線パッドを介し
    て電気的に接続することを特徴とする請求項13に記載
    の半導体装置の配線構造。
  15. 【請求項15】 所定位置で分断されている下層配線
    と、 最上層の配線と下層配線との間にある、中間層配線の下
    地層である、中間層の層間絶縁膜上に、独立して設けら
    れた検査冗長配線と、 分断された下層配線を検査冗長配線を介して電気的に接
    続するために、前記下層配線と前記検査冗長配線の間の
    各層間絶縁膜を貫通し、下層配線と検査冗長配線とを接
    続するコンタクトとを備えたことを特徴とする請求項1
    2に記載の半導体装置の配線構造。
  16. 【請求項16】 前記検査冗長配線は前記下層配線の長
    手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項
    15に記載の半導体装置の配線構造。
  17. 【請求項17】 前記下層配線と前記検査冗長配線との
    間の各層間絶縁膜上に中継配線パッドを設け、前記分断
    された下層配線の一方又は他方と前記検査冗長配線とを
    中継配線パッドを介して電気的に接続することを特徴と
    する請求項15又は16に記載の半導体装置の配線構
    造。
  18. 【請求項18】 検査配線パッド又は検査冗長配線は、
    検査配線パッド又は検査冗長配線の下地層間絶縁膜上に
    形成された配線の配線密度の低い領域に形成されている
    ことを特徴とする請求項13から請求項17のうちのい
    ずれか1項に記載の半導体装置の配線構造。
  19. 【請求項19】 各中継配線パッドは、その中継配線パ
    ッドの下地層間絶縁膜上に形成された配線の配線密度の
    低い領域に形成され、検査配線パッド又は検査冗長配線
    は、検査配線パッド又は検査冗長配線の下地層間絶縁膜
    上に最上層の配線の配線密度の低い領域に形成されてい
    ることを特徴とする請求項14又は17に記載の半導体
    装置の配線構造。
  20. 【請求項20】 検査配線パッド又は検査冗長配線は、
    検査配線パッド又は検査冗長配線の下地層間絶縁膜上に
    形成された配線と同じ配線材料であることを特徴とする
    請求項13から請求項19のうちのいずれか1項に記載
    の半導体装置の配線構造。
  21. 【請求項21】 各中継配線パッドは、中継配線パッド
    が形成されている層間絶縁膜上の配線と同じ配線材料で
    あり、検査配線パッド又は検査冗長配線は、検査配線パ
    ッド又は検査冗長配線の下地層間絶縁膜上に形成された
    配線と同じ配線材料であることを特徴とする請求項1
    4、請求項17、及び請求項19のうちのいずれか1項
    に記載の半導体装置の配線構造。
  22. 【請求項22】 各層間絶縁膜は、平坦化処理が施さ
    れ、各層間絶縁膜の上面は、前記凹部又は凸部を除いて
    平坦な面になっていることを特徴とする請求項12から
    請求項21のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の
    配線構造。
  23. 【請求項23】 請求項2から請求項11のうちのいず
    れか1項に記載の半導体装置の配線構造の形成方法であ
    って、 最上層の配線の形成工程で、最上層の配線と同時に、検
    査配線パッド又は検査冗長配線を形成することを特徴と
    する半導体装置の配線構造の形成方法。
  24. 【請求項24】 請求項3、請求項6、請求項8、及び
    請求項10のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の
    配線構造の形成方法であって、 中継配線パッドが形成されている層間絶縁膜上の配線の
    形成工程で、層間絶縁膜上の配線と同時に各中継配線パ
    ッドを形成し、最上層の配線の形成工程で、最上層の配
    線と同時に、検査配線パッド又は検査冗長配線を形成す
    ることを特徴とする半導体装置の配線構造の形成方法。
  25. 【請求項25】 それぞれ層間絶縁膜を介して形成され
    た複数層の配線を有する半導体装置の配線構造の形成方
    法において、 最上層の配線の下地層である、最上の層間絶縁膜の所望
    の位置をエッチングし、凹部を形成することによって、
    半導体装置の表面の、下層の配線の所望の部分に対応し
    た位置に、凹部を形成し、電子ビーム検査装置により下
    層配線を観測できるようにしたことを特徴とする半導体
    装置の配線構造の形成方法。
  26. 【請求項26】 請求項13から請求項22のうちのい
    ずれか1項に記載の半導体装置の配線構造の形成方法で
    あって、 検査配線パッド又は検査冗長配線の下地層間絶縁膜上に
    形成された配線の形成工程で、前記配線と同時に、検査
    配線パッド又は検査冗長配線を形成することを特徴とす
    る半導体装置の配線構造の形成方法。
  27. 【請求項27】 請求項14、請求項17、請求項1
    9、及び請求項21のうちのいずれか1項に記載の半導
    体装置の配線構造の形成方法であって、 中継配線パッドが形成されている層間絶縁膜上の配線の
    形成工程で、層間絶縁膜上の配線と同時に各中継配線パ
    ッドを形成し、検査配線パッド又は検査冗長配線の下地
    層間絶縁膜上に形成された配線の形成工程で、前記配線
    と同時に、検査配線パッド又は検査冗長配線を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の配線構造の形成方法。
  28. 【請求項28】 請求項1から請求項22のうちのいず
    れか1項に記載の半導体装置の配線構造を電子ビーム検
    査装置により非破壊的に検査する方法であって、 下層配線の位置を、前記凹凸により特定することを特徴
    とする半導体装置の配線構造の非破壊的検査方法。
  29. 【請求項29】 請求項2から請求項11、及び請求項
    13から請求項22のうちのいずれか1項に記載の半導
    体装置の配線構造を非破壊的に検査する方法であって、 下層配線の被測定箇所として、検査配線パッド又は検査
    冗長配線を、電子ビーム検査装置により測定することを
    特徴とする半導体装置の配線構造の非破壊的検査方法。
JP32691398A 1998-11-17 1998-11-17 半導体装置の配線構造 Expired - Fee Related JP3230667B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32691398A JP3230667B2 (ja) 1998-11-17 1998-11-17 半導体装置の配線構造
KR1019990050889A KR100347082B1 (ko) 1998-11-17 1999-11-16 반도체장치의 배선구조
US09/440,710 US6323556B2 (en) 1998-11-17 1999-11-16 Interconnect structure of semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32691398A JP3230667B2 (ja) 1998-11-17 1998-11-17 半導体装置の配線構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000150599A true JP2000150599A (ja) 2000-05-30
JP3230667B2 JP3230667B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=18193162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32691398A Expired - Fee Related JP3230667B2 (ja) 1998-11-17 1998-11-17 半導体装置の配線構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6323556B2 (ja)
JP (1) JP3230667B2 (ja)
KR (1) KR100347082B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102214A1 (ja) * 2006-03-08 2007-09-13 Fujitsu Limited 半導体装置及びその製造方法
US7924042B2 (en) 2002-11-01 2011-04-12 Umc Japan Semiconductor device, and design method, inspection method, and design program therefor
JP2012138456A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fujitsu Ltd 配線構造、半導体装置及び不良箇所特定方法
JP2020145279A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 キオクシア株式会社 半導体装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4472232B2 (ja) * 2002-06-03 2010-06-02 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法
US8198188B1 (en) * 2008-01-28 2012-06-12 Cadence Design Systems, Inc. Self-aligned VIAS for semiconductor devices

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05267295A (ja) * 1992-03-17 1993-10-15 Nec Corp 半導体装置
KR0136684B1 (en) * 1993-06-01 1998-04-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Semiconductor device and manufacture thereof
US5753975A (en) * 1994-09-01 1998-05-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device with improved adhesion between titanium-based metal wiring layer and insulation film
JP2940432B2 (ja) * 1995-04-27 1999-08-25 ヤマハ株式会社 半導体装置とその製造方法
JPH097373A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
KR0185298B1 (ko) * 1995-12-30 1999-04-15 김주용 반도체 소자의 콘택홀 매립용 플러그 형성방법
JP2956571B2 (ja) * 1996-03-07 1999-10-04 日本電気株式会社 半導体装置
TW388912B (en) * 1996-04-22 2000-05-01 Toshiba Corp Semiconductor device and method of manufacturing the same
US5801093A (en) * 1996-06-13 1998-09-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Process for creating vias using pillar technology
TW377495B (en) * 1996-10-04 1999-12-21 Hitachi Ltd Method of manufacturing semiconductor memory cells and the same apparatus
JP2923912B2 (ja) * 1996-12-25 1999-07-26 日本電気株式会社 半導体装置
JPH10199882A (ja) * 1997-01-13 1998-07-31 Nec Corp 半導体装置
JPH113984A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
US6016000A (en) * 1998-04-22 2000-01-18 Cvc, Inc. Ultra high-speed chip semiconductor integrated circuit interconnect structure and fabrication method using free-space dielectrics
TW416575U (en) * 1998-06-03 2000-12-21 United Integrated Circuits Corp Bonding pad structure

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924042B2 (en) 2002-11-01 2011-04-12 Umc Japan Semiconductor device, and design method, inspection method, and design program therefor
WO2007102214A1 (ja) * 2006-03-08 2007-09-13 Fujitsu Limited 半導体装置及びその製造方法
JPWO2007102214A1 (ja) * 2006-03-08 2009-07-23 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びその製造方法
US8148798B2 (en) 2006-03-08 2012-04-03 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and method for manufacturing the same
JP5141550B2 (ja) * 2006-03-08 2013-02-13 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2012138456A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fujitsu Ltd 配線構造、半導体装置及び不良箇所特定方法
JP2020145279A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 キオクシア株式会社 半導体装置
JP7134902B2 (ja) 2019-03-05 2022-09-12 キオクシア株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR100347082B1 (ko) 2002-08-03
US6323556B2 (en) 2001-11-27
JP3230667B2 (ja) 2001-11-19
KR20000035508A (ko) 2000-06-26
US20010011775A1 (en) 2001-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5159752A (en) Scanning electron microscope based parametric testing method and apparatus
TWI334933B (en) Hole inspection apparatus and hole inspection method using the same
US5017863A (en) Electro-emissive laser stimulated test
JP7159312B2 (ja) 半導体検査装置
JPH10318949A (ja) 検査装置および半導体検査方法
CN110838479A (zh) 测试结构、失效分析定位方法及失效分析方法
KR0168423B1 (ko) 주사 전자 현미경에 기초한 파라메트릭 검사 방법 및 장치
JP3230667B2 (ja) 半導体装置の配線構造
JP3011173B2 (ja) 半導体装置のホール開口検査方法とそのための装置
US5053699A (en) Scanning electron microscope based parametric testing method and apparatus
JP2002368049A (ja) 半導体装置の検査方法及び検査装置並びに半導体装置の製造方法
JP4290316B2 (ja) 配線ショート箇所の検査方法及び検査装置
JPS6041726Y2 (ja) 半導体集積回路装置
JP4727943B2 (ja) 検査回路およびそれを用いた検査方法、ならびに当該検査回路を含む半導体装置
JPH05144901A (ja) 微細パターンを有するデバイスの不良箇所検出方法
JPS592181B2 (ja) パタ−ン検査方法
JP2012138456A (ja) 配線構造、半導体装置及び不良箇所特定方法
Jacobs et al. Fault isolation approaches for nanoscale TSV interconnects in 3D heterogenous integration
JP2590772B2 (ja) Icチップ用故障断面観察方法およびその装置
KR100531957B1 (ko) 전/후면 겸용 불량 위치 검출 장치 및 방법
JPS63122136A (ja) 集積回路
JPH0574890A (ja) 半導体装置の故障解析方法
JP2917948B2 (ja) Lsi短絡不良検出方法
JP3652170B2 (ja) 非破壊検査方法
JPS61220350A (ja) 絶縁性薄膜のピンホ−ル検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees