JP2000150517A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000150517A
JP2000150517A JP10324594A JP32459498A JP2000150517A JP 2000150517 A JP2000150517 A JP 2000150517A JP 10324594 A JP10324594 A JP 10324594A JP 32459498 A JP32459498 A JP 32459498A JP 2000150517 A JP2000150517 A JP 2000150517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
interlayer insulating
insulating film
wiring
barrier layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10324594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000150517A5 (ja
Inventor
Toshinori Imai
俊則 今井
Junji Noguchi
純司 野口
Tadashi Ohashi
直史 大橋
Tatsuyuki Saito
達之 齋藤
Hide Yamaguchi
日出 山口
Takeshi Fujiwara
剛 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10324594A priority Critical patent/JP2000150517A/ja
Publication of JP2000150517A publication Critical patent/JP2000150517A/ja
Publication of JP2000150517A5 publication Critical patent/JP2000150517A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Cu配線を有する半導体集積回路装置の信頼
度を向上することのできる技術を提供する。 【解決手段】 ダマシンプロセスでCu配線M1 を形成
した後、半導体基板1に減圧状態においてシラン系ガス
雰囲気中で約350℃の熱処理を施し、Cu配線M1
表面に選択的にシリサイド層(CuSix )6を形成す
る。このシリサイド層6によって、Cu配線M1 からの
Cuの拡散を防ぎ、また、Cu配線M1 とCu配線M1
の上層に形成される窒化シリコン膜7との接着性を向上
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、絶縁膜に形成され
た溝内に銅(Cu)またはCuを主体とする導体膜を埋
め込むことで形成される配線技術に適用して有効な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CuまたはCuを主体とする配線(以
下、Cu配線という)は、低抵抗化が図れること、高い
エレクトロマイグレーション(EM)耐性を有すること
から、0. 2μm以下のプロセスの配線層として有望視
されている。Cu配線の形成は、Cuのエッチングまた
は層間絶縁膜の埋め込みの難しさから、ダマシンプロセ
スが採用されている。すなわち、層間絶縁膜を形成した
後、この層間絶縁膜に配線の溝形状を形成し、次いでC
uを成膜して上記溝にCu膜を埋め込んだ後に化学的機
械研磨(Chemical Mechanical Polishing :CMP)技
術でその表面を平坦化することによって、Cu配線は形
成される。
【0003】なお、Cu配線については、例えばプレス
ジャーナル発行「月刊セミコンダクター・ワールド(Se
miconductor World )」1997年12月号、p172
〜202などに記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、Cuは酸化
されやすい、酸化シリコン膜中に拡散しやすいという性
質を有している。Cuの酸化はCu配線の抵抗の増加を
招き、Cuの拡散はリーク電流またはMISFET(Me
tal Insulator Semiconductor Field Effect Transisto
r )のしきい値電圧のバラツキ、さらに層間絶縁膜の高
誘電率化の原因となる。このため、Cu配線の下層にバ
リア層を設け、さらに、Cu配線の上層にプラスマCV
D(Chemical Vapor Deposition )法によって形成され
る窒化シリコン膜を設けることによって、Cuの酸化お
よびCuの拡散を防いでいる。
【0005】しかしながら、本発明者が検討したところ
によると、Cu配線の上層の窒化シリコン膜上に酸化シ
リコン膜を形成した後、レジストパターンをマスクにし
てこの酸化シリコン膜および窒化シリコン膜を順次エッ
チングし、Cu配線に達する開孔部(スルーホール)を
設けると、露出したCu配線の表面およびスルーホール
の側壁などにCuの酸化物(例えばCuO、Cu2 O)
が存在することが明らかとなった。
【0006】このCuの酸化物からCuが上記酸化シリ
コン膜に拡散し、また、Cu配線の表面のCuの酸化物
によって、Cu配線とスルーホール内に埋め込まれる配
線との接触抵抗が増加して、半導体素子の特性が劣化す
ることが考えられた。
【0007】さらに、Cu配線の上層に窒化シリコン膜
を形成する前に、例えばアンモニア系の水溶液で洗浄し
ているにもかかわらず、Cu配線と窒化シリコン膜との
間にはCuの酸化物が存在しており、このため両間の密
着性は必ずしも良好ではなく、窒化シリコン膜が剥がれ
る可能性がある。
【0008】本発明の目的は、Cu配線を有する半導体
集積回路装置の信頼度を向上することのできる技術を提
供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、第1層間絶縁膜
の上層に第2層間絶縁膜が形成され、第1層間絶縁膜に
溝パターンが形成され、溝パターンにCu配線が埋め込
まれており、上記Cu配線の表面にはシリサイド層(C
uSix )が形成されているものである。
【0011】(2)また、本発明の半導体集積回路装置
の製造方法は、まず、半導体基板上に形成された第1層
間絶縁膜に溝パターンを形成した後、第1層間絶縁膜の
上層にバリア層およびCu膜を順次形成し、次いでCu
膜の表面およびバリア層の露出した表面を化学的機械研
磨法によって平坦化して、上記溝パターンにCu膜およ
びバリア層を埋め込む。次に、0. 1Torr以下の減
圧状態において、例えばモノシランガス雰囲気中または
モノシランと窒素との混合ガス雰囲気中で半導体基板に
350℃以上の温度で熱処理を施し、Cu配線の表面に
5〜50nm程度の厚さのシリサイド層(CuSix
を形成するものである。
【0012】上記した手段によれば、Cu配線の表面に
シリサイド層を設けることにより、Cu配線の上層の第
2層間絶縁膜にスルーホールを形成する際のエッチング
をシリサイド層で止めることが可能となるので、Cu配
線が露出せず、Cuの酸化物の生成を防ぐことができ
る。これによって、Cu配線の表面およびスルーホール
の側壁などにCuの酸化物が付着しにくくなるので、C
uの拡散を防ぐことができ、また、Cu配線とスルーホ
ール内に埋め込まれる配線との接触抵抗の増加を抑える
ことができる。
【0013】さらに、Cu配線と第2層間絶縁膜との間
にシリサイド層が介在することにより、Cu配線と第2
層間絶縁膜との密着性が向上して第2層間絶縁膜が剥が
れにくくなる。
【0014】さらに、シリサイド層によってCu配線か
らのCuの拡散を防ぐことができるので、シリサイド層
の上層に窒化シリコン膜を形成する必要がなく、3. 0
以下の低い誘電率を有する絶縁膜を形成することが可能
となって、配線遅延を改善することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。
【0017】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態である配線層を示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【0018】図1に示すように、半導体基板1上に形成
された層間絶縁膜2に溝パターン3が設けられており、
この溝パターン3には約50nm程度の厚さの窒化チタ
ン(TiN)膜4およびCuまたはCu合金膜(以下、
Cu膜という)5が順次埋め込まれている。TiN膜4
はCuの拡散を防ぐバリア層であり、溝パターン3に埋
め込まれたCu膜5によってCu配線(CuまたはCu
を主体とする配線)M1 が構成されている。このCu配
線M1 の表面には約5〜50nm程度の厚さのシリサイ
ド層(CuSix )6が形成されている。シリサイド層
6の上層には窒化シリコン膜7およびTEOS(Tetra
Ethyl Ortho Silicate;Si(OC2 5 4 )をソー
スとしたTEOS膜8が順次形成されており、TEOS
膜8および窒化シリコン膜7に設けられ、シリサイド層
6に達するスルーホールに、プラグ電極10が形成され
ている。
【0019】次に、本発明の形態のCu配線の製造方法
を図2〜図5に示す半導体基板の要部断面図を用いて説
明する。
【0020】まず、図2に示すように、半導体素子(図
示せず)が形成された半導体基板1上に層間絶縁膜2を
形成する。この層間絶縁膜2は、例えば、酸化シリコン
膜および平坦化されたBPSG(Boron-doped Phospho
Silicate Glass)膜からなる積層膜によって構成されて
いる。
【0021】次に、レジストパターンをマスクにして上
記層間絶縁膜2をエッチングすることによって、溝パタ
ーン3を形成した後、上記レジストパターンを除去し、
次いで半導体基板1上にTiN膜4およびCu膜5を順
次堆積する。TiN膜4は、スパッタリング法またはC
VD法によって成膜され、その厚さは約50nm程度で
ある。バリア層としては、タンタル(Ta)膜、窒化タ
ンタル(TaN)膜、窒化タングステン(WN)膜、ま
たはこれら膜によって構成される積層膜などを採用して
もよい。
【0022】次いで、図3に示すように、Cu膜5の表
面およびTiN膜4の露出した表面をCMP法によって
平坦化し、溝パターン3にCu膜5およびTiN膜4を
埋め込み、Cu膜5によってCu配線M1 を構成する。
【0023】次に、図4に示すように、0. 1Torr
以下の減圧状態においてシラン系ガス雰囲気中で半導体
基板1に350℃以上の熱処理を施して、Cu配線M1
の表面に選択的に、例えば約5〜50nm程度の厚さの
シリサイド層6を形成する。シラン系ガスは、例えばモ
ノシラン(SiH4 )ガスまたはSiH4 と窒素
(N2 )との混合ガスである。
【0024】次に、図5に示すように、半導体基板1上
にプラスマCVD法によって窒化シリコン膜7を堆積す
る。次いで、プラズマCVD法によってTEOSをソー
スとしたTEOS膜8を堆積した後、レジストパターン
をマスクにしてTEOS膜8および窒化シリコン膜7を
順次エッチングすることによって、Cu配線M1 上のシ
リサイド層6に達するスルーホル9を形成する。ここ
で、上記エッチングにおいて、シリサイド層6をエッチ
ングのストッパ層として用いる。
【0025】なお、シリサイド層6の上層に形成される
層間絶縁膜は、窒化シリコン膜7およびTEOS膜8に
限定する必要はなく、例えばSiOF膜、フロロカーボ
ン膜、無機SOG膜、有機SOG膜などの3. 0以下の
低い誘電率を有する絶縁膜を形成してもよい。
【0026】この後、上記レジストパターンを除去し、
次いでスルーホール9にプラグ電極10を形成すること
によって、図1に示した配線層が形成される。
【0027】このように、本実施の形態1によれば、C
u配線M1 の表面にシリサイド層6を設けることによ
り、TEOS膜8および窒化シリコン膜7にスルーホー
ル9を形成する際のエッチングをシリサイド層6で止め
ることができるので、Cu配線M1 が露出せず、Cuの
酸化物の生成を防ぐことができる。これによって、Cu
配線M1 の表面およびスルーホール9の側壁などにCu
の酸化物が付着しにくくなるので、Cuの拡散を防ぐこ
とができ、また、Cu配線M1 とスルーホール9内に形
成されるプラグ電極10との接触抵抗の増加を抑えるこ
とができる。
【0028】さらに、Cu配線M1 と窒化シリコン膜7
との間にシリサイド層6が介在することにより、Cu配
線M1 と窒化シリコン膜7との密着性が向上して窒化シ
リコン膜7が剥がれにくくなる。
【0029】さらに、シリサイド層6によってCu配線
1 からのCuの拡散を防ぐことができるので、シリサ
イド層6の上層に窒化シリコン膜4を形成する必要がな
く、3. 0以下の低い誘電率を有する絶縁膜を形成する
ことが可能となって、配線遅延を改善することができ
る。
【0030】(実施の形態2)本実施の他の形態である
Cu配線の製造方法を図6および図7に示す半導体基板
の要部断面図を用いて説明する。
【0031】まず、前記実施の形態1において前記図2
を用いて説明した製造方法と同様に、半導体基板1に形
成された層間絶縁膜2に溝パターン3を設けた後、半導
体基板1上にTiN膜4およびCu膜5を順次堆積す
る。
【0032】次に、図6に示すように、TiN膜4をス
トッパ層としてCu膜5の表面をCMP法によって平坦
化し、溝パターン3にCu膜5を埋め込み、Cu膜5に
よってCu配線M1 を構成する。
【0033】次いで、図7に示すように、0. 1Tor
r以下の減圧状態においてシラン系ガス雰囲気中で半導
体基板1に熱処理を施して、Cu配線M1 の表面に選択
的にシリサイド層6を形成する。
【0034】この後、ドライエッチングによって、層間
絶縁膜2上のTiN膜4を除去し、次いで前記実施の形
態1に記載した製造方法と同様に、シリサイド層6の上
層に窒化シリコン膜7およびTEOS膜8を順次形成し
た後、TEOS膜8および窒化シリコン膜7に設けられ
たスルーホール9にプラグ電極10を形成する。
【0035】このように、本実施の形態2によれば、C
MP法でのCu膜5の削り過ぎによるCu配線の抵抗値
の増加を防ぐことができ、また、TiN膜4の削り残し
を防ぐことができてリーク電流による短絡不良を防止で
きる。
【0036】(実施の形態3)本実施の他の形態である
Cu配線の製造方法を図8に示した半導体基板の要部断
面図を用いて説明する。
【0037】まず、前記実施の形態1において前記図2
および前記図3を用いて説明した製造方法と同様に、半
導体基板1に形成された層間絶縁膜2に溝パターン3を
設けた後、半導体基板1上にTiN膜4およびCu膜5
を順次堆積し、次いでCu膜5の表面およびTiN膜4
の露出した表面をCMP法によって平坦化し、溝パター
ン3にCu膜5およびTiN膜4を埋め込み、Cu膜5
によってCu配線M1を構成する。
【0038】次に、図8に示すように、アンモニア(N
3 )ガス雰囲気中で半導体基板1にプラズマ処理を施
して、Cu配線M1 の表面を還元した後、半導体基板1
上にプラスマCVD法によって窒化シリコン膜7を堆積
し、次いでプラズマCVD法によってTEOSをソース
としたTEOS膜8を堆積する。この後、レジストパタ
ーンをマスクにしてTEOS膜8および窒化シリコン膜
7を順次エッチングすることによって、Cu配線M1
達するスルーホル9を形成し、次いでスルーホール9に
プラグ電極10を形成する。
【0039】なお、前記実施の形態3では、NH3 ガス
雰囲気中でプラズマ処理を施すことによってCu配線M
1 の表面を還元したが、水素(H2 )雰囲気中で半導体
基板1に熱処理を施すことによってCu配線M1 の表面
を還元してもよい。
【0040】このように、本実施の形態3によれば、C
u配線M1 の表面におけるCuの酸化物の生成を防ぐこ
とができるので、Cu配線M1 とスルーホール9内に形
成されるプラグ電極10との接触抵抗の増加を抑えるこ
とができる。
【0041】さらに、Cuの酸化物がCu配線M1 と窒
化シリコン膜7との間に介在するのを防ぐことができる
ので、Cu配線M1 と窒化シリコン膜7との密着性が向
上して窒化シリコン膜7が剥がれにくくなる。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0043】例えば前記実施の形態においては、いわゆ
るダマシン配線に本発明を適用した場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、絶縁膜に配線形
成用の溝を前記実施の形態1〜3と同様に形成した後、
その溝の底から下層の接続部(配線または半導体基板)
の表面が露出するような接続孔をフォトリソグラフィお
よびドライエッチング技術で形成し、その後に、前記実
施の形態1〜3と同様にバリア層およびCuを成膜し、
CMPで削り、シリサイド層を形成し、Cu配線を形成
する、いわゆるデュアルダマシン法に適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0045】(1)本発明によれば、Cuの拡散を防ぐ
ことができ、Cu配線とスルーホール内に埋め込まれる
配線との接触抵抗の増加を抑えることができ、さらに、
Cu配線とその上層の層間絶縁膜との密着性が向上して
層間絶縁膜が剥がれにくくなることから、Cu配線を有
する半導体集積回路装置の信頼度が向上する。
【0046】(2)また、本発明によれば、3. 0以下
の低い誘電率を有する絶縁膜によってCu配線の上層の
層間絶縁膜を構成することが可能となり、配線遅延を改
善することができるので、半導体集積回路装置の高速化
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるCu配線を示す半
導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるCu配線を有する
半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要部
断面図である。
【図3】図2に続くCu配線を有する半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】図3に続くCu配線を有する半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】図4に続くCu配線を有する半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態であるCu配線を有す
る半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基板の要
部断面図である。
【図7】図6に続くCu配線を有する半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態であるCu配線
を有する半導体集積回路装置の製造方法を示す半導体基
板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 層間絶縁膜 3 溝パターン 4 窒化チタン膜 5 銅膜 6 シリサイド層 7 窒化シリコン膜 8 TEOS膜 9 スルーホール 10 プラグ電極 M1 銅配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 直史 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 齋藤 達之 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 山口 日出 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 藤原 剛 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5F033 HH11 HH21 HH25 HH32 HH33 HH34 KK11 KK21 KK25 KK32 KK33 KK34 MM01 MM02 MM05 MM12 MM13 PP06 PP15 QQ09 QQ10 QQ24 QQ37 QQ48 QQ70 QQ73 QQ85 QQ94 RR01 RR04 RR09 RR11 RR15 RR25 SS04 SS15 TT02 WW02 WW05 WW09 XX01 XX09 XX14 XX20 5F058 BA10 BD01 BD04 BD10 BF07 BF25 BJ02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1層間絶縁膜の上層に第2層間絶縁膜
    が形成され、前記第1層間絶縁膜に溝パターンが形成さ
    れ、前記溝パターンにCu配線が埋め込まれた半導体集
    積回路装置であって、前記Cu配線の表面にシリサイド
    層が形成されていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記シリサイド層の厚さは、5〜50nm程度で
    あることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記溝パターンに埋め込まれた前記Cu配線と前
    記第1層間絶縁膜との間にバリア層が形成されているこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第2層間絶縁膜は、誘電率が3. 0以下の絶
    縁膜によって構成されていることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  5. 【請求項5】 (a).半導体基板上に形成された層間絶縁
    膜に溝パターンを形成する工程と、(b).前記層間絶縁膜
    の上層にバリア層およびCu膜を順次形成する工程と、
    (c).前記Cu膜の表面および前記バリア層の露出した表
    面を化学的機械研磨法によって平坦化し、前記溝パター
    ンに前記Cu膜および前記バリア層を埋め込む工程と、
    (d).0. 1Torr以下の減圧状態においてシラン系ガ
    ス雰囲気中で半導体基板に熱処理を施し、前記Cu膜の
    表面をシリサイド化する工程とを有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 (a).半導体基板上に形成された層間絶縁
    膜に溝パターンを形成する工程と、(b).前記層間絶縁膜
    の上層にバリア層およびCu膜を順次形成する工程と、
    (c).前記Cu膜の表面を化学的機械研磨法によって平坦
    化する工程と、(d).0. 1Torr以下の減圧状態にお
    いてシラン系ガス雰囲気中で半導体基板に熱処理を施
    し、前記Cu膜の表面をシリサイド化する工程と、(e).
    前記バリア層の露出した表面をドライエッチングによっ
    て除去する工程とを有することを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 (a).半導体基板上に形成された層間絶縁
    膜に溝パターンを形成する工程と、(b).前記層間絶縁膜
    の上層にバリア層およびCu膜を順次形成する工程と、
    (c).前記Cu膜の表面および前記バリア層の露出した表
    面を化学的機械研磨法によって平坦化し、前記溝パター
    ンに前記Cu膜および前記バリア層を埋め込む工程と、
    (d).アンモニアガス雰囲気中で半導体基板にプラズマ処
    理を施し、前記Cu膜の表面を還元する工程とを有する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 (a).半導体基板上に形成された層間絶縁
    膜に溝パターンを形成する工程と、(b).前記層間絶縁膜
    の上層にバリア層およびCu膜を順次形成する工程と、
    (c).前記Cu膜の表面および前記バリア層の露出した表
    面を化学的機械研磨法によって平坦化し、前記溝パター
    ンに前記Cu膜および前記バリア層を埋め込む工程と、
    (d).水素雰囲気中で半導体基板に熱処理を施し、前記C
    u膜の表面を還元する工程とを有することを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5または6記載の半導体集積回路
    装置の製造方法において、前記シラン系ガスは、モノシ
    ランガス、またはモノシランと窒素との混合ガスである
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
JP10324594A 1998-11-16 1998-11-16 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JP2000150517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10324594A JP2000150517A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 半導体集積回路装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10324594A JP2000150517A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 半導体集積回路装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000150517A true JP2000150517A (ja) 2000-05-30
JP2000150517A5 JP2000150517A5 (ja) 2005-03-17

Family

ID=18167568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10324594A Pending JP2000150517A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 半導体集積回路装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000150517A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003045960A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2003347299A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置の製造方法
JP2004253780A (ja) * 2003-01-31 2004-09-09 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2004253781A (ja) * 2003-01-31 2004-09-09 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
US6818992B1 (en) 1999-04-23 2004-11-16 International Business Machines Corporation Self-aligned copper silicide formation for improved adhesion/electromigration
JP2006196744A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Nec Electronics Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2006261440A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
US7229921B2 (en) 2002-03-13 2007-06-12 Nec Electronics Corporation Semiconductor device and manufacturing method for the same
US7687917B2 (en) 2002-05-08 2010-03-30 Nec Electronics Corporation Single damascene structure semiconductor device having silicon-diffused metal wiring layer

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6818992B1 (en) 1999-04-23 2004-11-16 International Business Machines Corporation Self-aligned copper silicide formation for improved adhesion/electromigration
JP2003045960A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
US7229921B2 (en) 2002-03-13 2007-06-12 Nec Electronics Corporation Semiconductor device and manufacturing method for the same
US7737555B2 (en) 2002-05-08 2010-06-15 Nec Electronics Corporation Semiconductor method having silicon-diffused metal wiring layer
US8642467B2 (en) 2002-05-08 2014-02-04 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device having silicon-diffused metal wiring layer and its manufacturing method
US8115318B2 (en) 2002-05-08 2012-02-14 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device having silicon-diffused metal wiring layer and its manufacturing method
US7842602B2 (en) 2002-05-08 2010-11-30 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device having silicon-diffused metal wiring layer and its manufacturing method
US7687917B2 (en) 2002-05-08 2010-03-30 Nec Electronics Corporation Single damascene structure semiconductor device having silicon-diffused metal wiring layer
JP2003347299A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置の製造方法
JP2004253781A (ja) * 2003-01-31 2004-09-09 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2004253780A (ja) * 2003-01-31 2004-09-09 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2006196744A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Nec Electronics Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2006261440A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7419916B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP4198906B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
KR101059968B1 (ko) 장벽층 접착이 개선된 배선들
JP4012381B2 (ja) 導電層の剥離を抑制できる半導体素子及びその製造方法
US20010051420A1 (en) Dielectric formation to seal porosity of low dielectic constant (low k) materials after etch
KR100860133B1 (ko) 이온 주입에 의한 측벽 밀도의 국부적 증가
JP2003100746A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000150517A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR100914982B1 (ko) 반도체 소자의 금속배선 및 그 형성방법
JP2004014901A (ja) 半導体装置とその製造方法
KR100783868B1 (ko) 반도체장치의 제조방법 및 반도체장치
US8587128B2 (en) Damascene structure
JP2006135363A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2000174019A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000150517A5 (ja)
JP2001176965A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100552813B1 (ko) 반도체 소자의 금속 배선 형성 방법
KR100399909B1 (ko) 반도체 소자의 층간 절연막 형성 방법
JP4232215B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2002064139A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100935193B1 (ko) 반도체 소자의 금속배선 및 그의 형성방법
KR100621228B1 (ko) 반도체 소자의 배선 및 배선연결부 제조방법
JPH11307528A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2000323569A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2002176098A (ja) 多層配線構造を有する半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222