JP2000323569A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JP2000323569A
JP2000323569A JP11130003A JP13000399A JP2000323569A JP 2000323569 A JP2000323569 A JP 2000323569A JP 11130003 A JP11130003 A JP 11130003A JP 13000399 A JP13000399 A JP 13000399A JP 2000323569 A JP2000323569 A JP 2000323569A
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JP
Japan
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film
insulating film
wiring
dielectric constant
low dielectric
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JP11130003A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fujiwara
剛 藤原
Toshinori Imai
俊則 今井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低誘電率膜を適用した多層配線を有する半導
体集積回路装置を実現することのできる技術を提供す
る。 【解決手段】 下層配線3と上層配線5とを接続するプ
ラグ7の柱を形成した後に、プラグ7の周囲に低誘電率
膜4aを設け、さらに低誘電率膜4aの上層にプラズマ
CVDにより形成した酸化シリコン膜4bを設けている
ので、低誘電率膜4aには微細加工を必要とせず、さら
に低誘電率膜4aがO2 プラズマに晒されるのを防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、上層配線と下層配
線との間に設けられる層間絶縁膜が低誘電率膜で構成さ
れる多層配線を有する半導体集積回路装置に適用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多層配線の層間絶縁膜として誘電率が
2. 5前後の有機系低誘電率膜の採用が検討されてい
る。しかしながら、有機系低誘電率膜は炭素や水素をそ
の主成分としていることから、酸素(O2 )プラズマ耐
性が劣るという問題がある。
【0003】すなわち、有機系低誘電率膜は、O2 系を
ベースとしたガスでエッチングされるが、有機系低誘電
率膜はレジストと同種の材料であり、レジストもO2
ガスによりエッチングされてしまうため、有機系低誘電
率膜のエッチングにはレジストをマスクとして使用でき
ない。このため、ハードマスクを用いてエッチングする
ことになる。しかし、ハードマスクのエッチングにはレ
ジストが必要であり、レジストの除去には、通常、O2
プラズマによるアッシングを行うので、有機系低誘電率
膜が露出していると、この有機系低誘電率膜もアッシン
グによって除去されてしまう。
【0004】そこで、例えば株式会社プレスジャーナル
発行「セミコンダクタ・ワールド(Semiconductor Wor
d)」1998年11月号、P74〜P76に記載され
ているように、エッチング条件の最適化を行うことで、
有機系低誘電率膜のエッチングが終了すると同時にレジ
ストを除去する、またはプラズマ処理によって有機系低
誘電率膜の表面にバリア層を形成するなどのプロセスが
試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者が検討したところによると、前記プロセスは何れもプ
ロセスウインドが狭く、さらに有機系低誘電率膜は加工
そのものが難しいため、量産技術に適用することは難し
いことが明らかとなった。さらに、有機系低誘電率膜は
金属膜との接着性が悪く、金属膜によって構成される配
線層と接触する有機系低誘電率膜は剥がれやすいという
課題も残されている。
【0006】本発明の目的は、低誘電率膜を適用した多
層配線を有する半導体集積回路装置を実現することので
きる技術を提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、下層配線上に層
間絶縁膜を挟んで上層配線が設けられ、下層配線と上層
配線とはプラグを介して接続された多層配線を備えてお
り、上記下層配線の側壁および上記プラグの側壁に第1
の酸化シリコン膜からなるサイドウォールがそれぞれ形
成され、上記層間絶縁膜は低誘電率膜の上層に第2の酸
化シリコン膜が設けられた積層膜を有しているものであ
る。
【0009】(2)本発明の半導体集積回路装置は、下
層配線上に層間絶縁膜を挟んで上層配線が設けられ、下
層配線と上層配線とはプラグを介して接続された多層配
線を備えており、上記下層配線の側壁および上記プラグ
の側壁に第1の酸化シリコン膜からなるサイドウォール
がそれぞれ形成され、上記層間絶縁膜を構成する少なく
とも1層の絶縁膜は低誘電率膜であり、低誘電率膜の表
面にこの低誘電率膜を改質した酸化層が形成されている
ものである。
【0010】(3)本発明の半導体集積回路装置は、配
線層の側壁に酸化シリコン膜からなるサイドウォールが
形成され、隣接する配線層の間に低誘電率膜が埋め込ま
れ、さらに低誘電率膜の上層に窒化シリコン膜が形成さ
れているものである。
【0011】(4)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)、(2)または(3)の多層配線において、低
誘電率膜を有機系絶縁膜とするものである。
【0012】(5)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)の多層配線において、第1の酸化シリコン膜ま
たは第2の酸化シリコン膜はプラズマCVDによって成
膜されたものである。
【0013】(6)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(3)の多層配線において、酸化シリコンおよび窒化
シリコン膜はプラズマCVDによって成膜されたもので
ある。
【0014】(7)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に下層配線を形成した後、下層配
線の上層に第1の酸化シリコン膜を形成し、次いで第1
の酸化シリコン膜を開口して下層配線に達する接続孔を
形成する工程と、接続孔に導電膜を埋め込み、プラグを
形成する工程と、前記第1の絶縁膜をエッチングするこ
とにより、下層配線の側壁およびプラグの側壁に第1の
酸化シリコン膜からなるサイドウォールをそれぞれ形成
する工程と、半導体基板上に低誘電率膜を堆積する工程
と、プラグの上部の前記低誘電率膜を除去して前記プラ
グの上面を露出させた後、半導体基板上に第2の酸化シ
リコン膜を堆積する工程と、プラグの上部の前記第2の
絶縁膜を除去して前記プラグの上面を露出させた後、前
記第2の絶縁膜の上部に、上層配線を形成する工程とを
有するものである。
【0015】(8)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に下層配線を形成した後、下層配
線の上層に第1の酸化シリコン膜を形成し、次いで第1
の酸化シリコン膜を開口して下層配線に達する接続孔を
形成する工程と、接続孔に導電膜を埋め込み、プラグを
形成する工程と、前記第1の絶縁膜をエッチングするこ
とにより、下層配線の側壁およびプラグの側壁に第1の
酸化シリコン膜からなるサイドウォールをそれぞれ形成
する工程と、半導体基板上に低誘電率膜を堆積する工程
と、プラグの上部の前記低誘電率膜を除去して前記プラ
グの上面を露出させた後、低誘電率膜の表面を改質して
酸化層を形成する工程と、前記酸化層が形成された前記
低誘電率膜の上部に上層配線を形成する工程とを有する
ものである。
【0016】(9)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、最上層を酸化シリコン膜で構成した少なくとも
2層の絶縁膜からなる層間絶縁膜を半導体基板上に形成
した後、層間絶縁膜に溝パターンを形成する工程と、溝
パターンの内部に配線層を埋め込み形成した後、前記第
1の絶縁膜をエッチングすることにより、配線層の側壁
に上記酸化シリコン膜からなるサイドウォールを形成す
る工程と、半導体基板上に低誘電率膜を堆積する工程
と、プラグの上部の前記低誘電率膜を除去して前記プラ
グの上面を露出させる工程と、半導体基板上に窒化シリ
コン膜を堆積する工程とを有するものである。
【0017】(10)本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、前記(7)、(8)または(9)の多層配線
の製造方法において、前記プラグの上部の低誘電率膜を
化学的機械研磨法によって除去するものである。
【0018】上記した手段によれば、下層配線と上層配
線とを接続するプラグの柱を形成した後に、プラグの周
囲に低誘電率膜を埋め込み、さらに低誘電率膜の上層に
プラズマCVDにより形成した酸化シリコン膜を設け
る、または低誘電率膜の表面に低圧O2 プラズマ処理を
施して緻密な酸化層を設けるので、低誘電率膜には微細
加工を必要とせず、さらに低誘電率膜がO2 プラズマに
晒されるのを防ぐことができる。
【0019】また、上記した手段によれば、配線層を形
成した後に、隣接する配線層の間に低誘電率膜を埋め込
み、さらに低誘電率膜の上層にプラズマCVDにより形
成した窒化シリコン膜を設けるので、低誘電率膜には微
細加工を必要とせず、さらに低誘電率膜がO2 プラズマ
に晒されるのを防ぐことができる。
【0020】また、上記した手段によれば、金属膜で構
成する配線層の側壁を酸化シリコン膜からなるサイドウ
ォールで被覆することにより、金属膜と低誘電率膜とが
直接接触する面積を減らすことができ、低誘電率膜の剥
がれを抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0022】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態である多層配線を示す半導体基板の要部断面図で
ある。
【0024】図1に示すように、半導体基板1上に形成
された半導体素子(図示せず)の上方には層間絶縁膜2
を介して下層配線3が形成されている。下層配線3上に
は、層間絶縁膜4を挟んで上層配線5が形成されてお
り、下層配線3と上層配線5とは接続孔6に埋め込まれ
たプラグ7を介して接続されている。層間絶縁膜4は2
層構造を有しており、下層膜は非フッ素系ポリマ膜、フ
ッ素系ポリマ膜または有機SOG(Spin On Glass )膜
などからなる有機系の低誘電率膜4aで構成し、上層膜
はプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition )によ
って成膜された酸化シリコン膜4bで構成されている。
下層配線3の側壁およびプラグ7の側壁には、酸化シリ
コン膜からなるサイドウォール8aがそれぞれ形成さ
れ、このサイドウォール8aは低誘電率膜4aと下層配
線3との接着層となる。
【0025】次に、本実施の形態である多層配線の製造
方法を図2〜図6を用いて説明する。
【0026】まず、図2に示すように、半導体素子(図
示せず)が形成された半導体基板1上にその表面が平坦
化された層間絶縁膜2を形成した後、この層間絶縁膜2
の上層に下層配線3を形成する。下層配線3は、例えば
アルミニウム合金(Al)膜、タングステン(W)膜ま
たは銅(Cu)膜などによって構成されている。
【0027】次いで、下層配線3の上層にプラズマCV
Dによって酸化シリコン膜8を形成する。酸化シリコン
膜8は、例えばモノシラン(SiH4 )と酸素(O2
とをソースガスに用い、電子サイクロトロン(Electron
Cyclotron Resonance;ECR)、誘電結合プラズマ
(Inductively Coupled Plasma;ICP)またはヘリコ
ン波などのプラズマ源を用いた高密度プラズマCVD、
または例えばテトラエトキシシラン(TEOS;Si
(OC2 5 4 )とオゾン(O3 )とをソースガスに
用い、高周波(Radio Frequency ;RF)プラズマ源を
用いたプラズマCVDなどによって形成される。
【0028】次に、レジストパターンをマスクとしたド
ライエッチングで、酸化シリコン膜8を開口し、下層配
線3に達する接続孔6を形成する。その後、接続孔6の
内部にプラグ7を形成する。プラグ7は、酸化シリコン
膜8の上層にn型不純物、例えばリン(P)を添加した
多結晶シリコン膜をCVD法で堆積した後、この多結晶
シリコン膜の表面を化学的機械研磨(Chemical Mechani
cal Polishing ;CMP)法で研磨して接続孔6の内部
に残すことにより形成する。
【0029】次に、図3に示すように、酸化シリコン膜
8が異方的にエッチングされる条件で全面エッチバック
を行い、下層配線3の側壁およびプラグ7の側壁に酸化
シリコン膜8によって構成されるサイドウォール8aを
それぞれ残す。このサイドウォール8aは、後の工程で
形成される低誘電率膜4aと下層配線3との接着性を向
上するために設けられる。
【0030】次に、図4に示すように、半導体基板1の
全面に、プラグ7を覆って低誘電率膜4aを形成する。
低誘電率膜4aには、非フッ素系ポリマ膜、フッ素系ポ
リマ膜または有機SOG膜などが用いられるが、後の工
程で半導体基板1に施される熱処理に耐えることのでき
る材料が選択され、例えば約600℃の耐熱性を有する
有機SOG膜(ε〜2. 6)が用いられる。
【0031】なお、モノマのソースガスをプラズマ中で
重合させて形成されるポリマ膜を低誘電率膜4aに用い
る場合は、半導体基板1に施される熱処理温度はポリマ
膜が耐えることのできる温度に設定する。
【0032】次いで、図5に示すように、フッ素(F)
系プラズマを用いて、プラグ7の上面が露出するまで低
誘電率膜4aの表面をエッチバックした後、半導体基板
1の全面にプラズマCVDによって酸化シリコン膜4b
を形成する。酸化シリコン膜4bは、例えばモノシラン
と酸素とをソースガスに用い、電子サイクロトロン、誘
電結合プラズマまたはヘリコン波などのプラズマ源を用
いた高密度プラズマCVD、または例えばテトラエトキ
シシランとオゾンとをソースガスに用い、高周波プラズ
マ源を用いたプラズマCVDなどによって形成される。
この酸化シリコン膜4bは、後の工程で低誘電率膜4a
がO2 プラズマに晒されないための保護膜として機能す
る。
【0033】次に、図6に示すように、酸化シリコン膜
4bをCMP法によって研磨し、その表面を平坦化する
と同時に、プラグ7の上面を露出させる。その後、前記
図1に示したように、半導体基板1上に金属膜(図示せ
ず)を形成し、次いでレジストパターンをマスクとして
上記金属膜をエッチングした後、O2 プラズマによるア
ッシングによってレジストパターンを除去して上層配線
5が形成される。
【0034】このように、本実施の形態1によれば、下
層配線3と上層配線5とを接続するプラグ7の柱を形成
した後に、プラグ7の周囲に低誘電率膜4aを埋め込
み、さらに低誘電率膜4aの上層にプラズマCVDによ
り形成した酸化シリコン膜4bを設けているので、低誘
電率膜4aには微細加工を必要とせず、さらに低誘電率
膜4aがO2 プラズマに晒されるのを防ぐことができ
る。また、金属膜で構成する下層配線3の側壁を酸化シ
リコン膜8からなるサイドウォール8aで被覆すること
により、下層配線3と低誘電率膜4aとが直接接触する
面積を減らすことができ、低誘電率膜4aの剥がれを抑
制することができる。
【0035】(実施の形態2)図7は、本発明の他の実
施の形態である多層配線を示す半導体基板の要部断面図
である。
【0036】図7に示すように、半導体基板1上に形成
された半導体素子(図示せず)の上方には層間絶縁膜2
を介して下層配線3が形成されている。下層配線3上に
は、層間絶縁膜4を挟んで上層配線5が形成されてお
り、下層配線3と上層配線5とは接続孔6に埋め込まれ
たプラグ7を介して接続されている。層間絶縁膜4は、
非フッ素系ポリマ膜、フッ素系ポリマ膜または有機SO
G膜などからなる低誘電率膜4aで構成され、その表面
には低誘電率膜4aを低圧O2 プラズマ処理を施して形
成された緻密な酸化層4c(網掛けのハッチングで示
す)が形成されている。下層配線3の側壁およびプラグ
7の側壁には、酸化シリコン膜からなるサイドウォール
8aがそれぞれ形成され、このサイドウォール8aは低
誘電率膜4aと下層配線3との接着層となる。
【0037】本実施の形態2である多層配線の製造方法
を図8および図9を用いて説明する。
【0038】まず、前記実施の形態1において前記図2
〜図4を用いて説明した製造方法と同様に、下層配線2
に接して形成した柱状のプラグ5を覆って低誘電率膜4
aを形成する。
【0039】次に、図8に示すように、低誘電率膜4a
の表面をCMP法によって研磨し、その表面を平坦化す
ると同時に、プラグ7の上面を露出させる。次いで、図
9に示すように、低誘電率膜4aに低圧O2 プラズマ処
理を施し、励起された酸化イオンによってその表面のみ
を酸化して緻密な酸化層4cを形成する。この酸化層4
cはO2 プラズマに対するバリアとして作用するので、
この結果、低誘電率膜4aの耐O2 プラズマ特性を向上
することができる。
【0040】その後、前記図7に示したように、半導体
基板1上に金属膜(図示せず)を形成し、次いでレジス
トパターンをマスクとして上記金属膜をエッチングした
後、O2 プラズマによるアッシングによってレジストパ
ターンを除去して上層配線3が形成される。
【0041】このように、本実施の形態2によれば、下
層配線3と上層配線5とを接続する柱状のプラグ7の周
囲に低誘電率膜4aを埋め込み、さらに低誘電率膜4a
の表面に緻密で耐O2 プラズマ性の高い酸化層4cを設
けているので、低誘電率膜4aには微細加工を必要とせ
ず、さらに低誘電率膜4aがO2 プラズマに晒されるの
を防ぐことができる。
【0042】(実施の形態3)図10は、本発明の他の
実施の形態であるシングルダマシンプロセスを適用した
多層配線を示す半導体基板の要部断面図である。
【0043】図10に示すように、半導体基板9上に形
成された半導体素子(図示せず)の上方には層間絶縁膜
10を挟んで第1層配線11が形成されている。第1層
配線11上には、酸化シリコン膜12を挟んで第2層配
線13が形成されており、第1層配線11と第2層配線
13とは酸化シリコン膜12に設けられた接続孔14に
埋め込まれたプラグ15によって接続されている。
【0044】第2層配線13の側壁には酸化シリコン膜
からなるサイドウォール16aが形成されており、さら
に隣接する第2層配線13の間を低誘電率膜17によっ
て埋め込んでいる。低誘電率膜17は非フッ素系ポリマ
膜、フッ素系ポリマ膜または有機SOG膜などによって
構成される。低誘電率膜17と酸化シリコン膜12との
間には、後述するように第2層配線13を埋め込む溝パ
ターン18を形成する際のエッチングストッパとして機
能する窒化シリコン膜19が設けてある。
【0045】さらに、第2層配線13上には、酸化シリ
コン膜20を挟んで第3層配線21が形成されており、
第2層配線13と第3層配線21とは酸化シリコン膜2
0に設けられた穴パターン22に埋め込まれたプラグ2
3によって接続されている。低誘電率膜17と酸化シリ
コン膜20との間には酸化シリコン膜20を加工する際
のエッチングストッパとして、また低誘電率膜17の保
護膜として機能する窒化シリコン膜24が設けられてい
る。
【0046】本実施の形態3である多層配線のシングル
ダマシンプロセスを適用した製造方法を図11〜図15
を用いて説明する。
【0047】まず、図11に示すように、半導体素子
(図示せず)が形成された半導体基板9上に半導体素子
に接続された第1層配線11を形成する。なお、半導体
素子と第1層配線11との間には、両者を絶縁するため
の層間絶縁膜10が形成されており、この層間絶縁膜1
0は、例えば酸化シリコン膜および平坦化されたBPS
G(Boron-doped Phospho Silicate Glass)膜からなる
積層膜によって構成されている。
【0048】次に、半導体基板9上に、例えばテトラエ
トキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズマ
CVDによって酸化シリコン膜12を堆積した後、レジ
ストパターンをマスクとして酸化シリコン膜12をエッ
チングして、第1層配線11と第2層配線13とを接続
するための接続孔14を酸化シリコン膜12に形成す
る。
【0049】この後、半導体基板9上に金属膜、例えば
タングステン膜を堆積し、次いでこのタングステン膜の
表面をCMP法によって研磨して、上記接続孔14にタ
ングステン膜を埋め込み、タングステン膜からなるプラ
グ15を形成する。
【0050】次に、半導体基板9上にプラズマCVDに
よって厚さが50nm程度の窒化シリコン膜19を堆積
し、続いて窒化シリコン膜19の上層に、例えばテトラ
エトキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズ
マCVDによって酸化シリコン膜16を堆積することに
よって、酸化シリコン膜16および窒化シリコン膜19
からなる層間絶縁膜を形成する。
【0051】次に、レジストパターンをマスクとして酸
化シリコン膜16をエッチングし、第2層配線13が埋
め込まれる溝パターン18を形成する。この際、窒化シ
リコン膜19が酸化シリコン膜16のエッチングのスト
ッパとなる。次いで、露出している窒化シリコン膜19
を除去して上記プラグ15の表面を露出させる。
【0052】次に、プラグ15に接するように窒化チタ
ン(TiN)膜13aおよび銅膜13bを順次堆積した
後、CMP法によって銅膜13bの表面および露出した
窒化チタン膜13aの表面を研磨して、溝パターン18
に窒化チタン膜13aおよび銅膜13bを埋め込み、窒
化チタン膜13aおよび銅膜13bからなる第2層配線
13を形成する。窒化チタン膜13aは銅の拡散を防ぐ
バリア膜である。
【0053】次に、図12に示すように、酸化シリコン
膜16が異方的にエッチングされる条件で全面エッチバ
ックを行い、第2層配線13の側壁に酸化シリコン膜1
6によって構成されるサイドウォール16aを残す。こ
のサイドウォール16aは、低誘電率膜17と第2層配
線13との接着性を向上するために設けられる。
【0054】次に、図13に示すように、半導体基板1
の全面に、第2層配線13を覆って低誘電率膜17を形
成する。低誘電率膜17には、非フッ素系ポリマ膜、フ
ッ素系ポリマ膜または有機SOG膜などが用いられる
が、後の工程で半導体基板9に施される熱処理に耐える
ことのできる材料が選択され、例えば約600℃の耐熱
性を有する有機SOG膜(ε〜2. 6)が用いられる。
【0055】なお、モノマのソースガスをプラズマ中で
重合させて形成されるポリマ膜を低誘電率膜17に用い
る場合は、半導体基板9に施される熱処理温度はポリマ
膜が耐えることのできる温度に設定する。
【0056】次いで、図14に示すように、低誘電率膜
17をCMP法によって研磨し、その表面を平坦化する
と同時に、第2層配線13の上面を露出させた後、図1
5に示すように、半導体基板9の全面にプラズマCVD
によって窒化シリコン膜24を形成する。続いて窒化シ
リコン膜24の上層に、例えばテトラエトキシシランと
オゾンとをソースガスに用いたプラズマCVDによって
酸化シリコン膜20を堆積することにより、酸化シリコ
ン膜20および窒化シリコン膜24からなる層間絶縁膜
を形成する。
【0057】次に、レジストパターンをマスクとして酸
化シリコン膜20をエッチングし、プラグ23が埋め込
まれる穴パターン22を形成する。この際、上記窒化シ
リコン膜24は、酸化シリコン膜20のエッチングのス
トッパとなると同時に、低誘電率膜17がO2 プラズマ
に晒されないための保護膜としても機能する。次いで、
窒化シリコン膜24をエッチングして第2層配線13の
表面の一部を露出させる。
【0058】次に、第2層配線13に接するようにタン
グステン膜を堆積した後、CMP法によってタングステ
ン膜の表面を研磨して、穴パターン22にタングステン
膜を埋め込み、タングステン膜からなるプラグ23を形
成する。その後、前記図10に示したように、半導体基
板1上に金属膜(図示せず)を形成し、次いでレジスト
パターンをマスクとして上記金属膜をエッチングした
後、O2 プラズマによるアッシングによってレジストパ
ターンを除去して第3層配線21が形成される。
【0059】なお、本実施の形態3では、シングルダマ
シンプロセスに適用したが、デュアルダマシンプロセス
にも適用可能である。
【0060】このように、本実施の形態3によれば、第
2層配線13を形成した後に、隣接する第2層配線13
の間に低誘電率膜17を埋め込み、さらに低誘電率膜1
7の上層にプラズマCVDにより形成した窒化シリコン
膜24を設けているので、低誘電率膜17には微細加工
を必要とせず、さらに低誘電率膜17がO2 プラズマに
晒されるのを防ぐことができる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0062】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0063】本発明によれば、低誘電率膜には微細加工
を必要とせず、低誘電率膜がO2 プラズマに晒されるの
を防ぐことができ、さらに低誘電率膜の剥がれが抑制で
きるので、低誘電率膜を多層配線における層間絶縁膜に
適用できる。これにより、層間絶縁膜の低誘電率化が図
れるので、半導体集積回路装置の寄生容量が低減されて
動作速度の高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である多層配線を示す半
導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態である多層配線の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である多層配線の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態である多層配線の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である多層配線の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態である多層配線の製造方
法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である多層配線を示す
半導体基板の要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である多層配線の製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である多層配線の製造
方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態である多層配線を示
す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である多層配線のシ
ングルダマシンプロセスを用いた製造方法を示す半導体
基板の要部断面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態である多層配線のシ
ングルダマシンプロセスを用いた製造方法を示す半導体
基板の要部断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態である多層配線のシ
ングルダマシンプロセスを用いた製造方法を示す半導体
基板の要部断面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態である多層配線のシ
ングルダマシンプロセスを用いた製造方法を示す半導体
基板の要部断面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態である多層配線のシ
ングルダマシンプロセスを用いた製造方法を示す半導体
基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 層間絶縁膜 3 下層配線 4 層間絶縁膜 4a 低誘電率膜 4b 酸化シリコン膜 4c 酸化層 5 上層配線 6 接続孔 7 プラグ 8 酸化シリコン膜 8a サイドウォール 9 半導体基板 10 層間絶縁膜 11 第1層配線 12 酸化シリコン膜 13 第2層配線 13a 窒化チタン膜 13b 銅膜 14 接続孔 15 プラグ 16 酸化シリコン膜 16a サイドウォール 17 低誘電率膜 18 溝パターン 19 窒化シリコン膜 20 酸化シリコン膜 21 第3層配線 22 穴パターン 23 プラグ 24 窒化シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH11 HH33 JJ04 JJ19 KK09 KK11 KK19 KK33 LL04 MM01 MM02 MM12 MM13 NN19 QQ09 QQ25 QQ31 QQ37 QQ48 QQ89 RR04 RR06 RR15 RR24 RR25 SS01 SS02 SS04 SS15 TT04 TT08 XX01 XX14 XX24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層配線上に層間絶縁膜を挟んで上層配
    線が設けられ、前記下層配線と前記上層配線とはプラグ
    を介して接続された多層配線を備えた半導体集積回路装
    置であって、前記下層配線の側壁および前記プラグの側
    壁に第1の絶縁膜からなるサイドウォールがそれぞれ形
    成され、前記層間絶縁膜は低誘電率膜の上層に第2の絶
    縁膜が設けられた積層膜を有していることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 下層配線上に層間絶縁膜を挟んで上層配
    線が設けられ、前記下層配線と前記上層配線とはプラグ
    を介して接続された多層配線を備えた半導体集積回路装
    置であって、前記下層配線の側壁および前記プラグの側
    壁に第1の絶縁膜からなるサイドウォールがそれぞれ形
    成され、前記層間絶縁膜を構成する少なくとも1層の絶
    縁膜は低誘電率膜であり、前記低誘電率膜の表面に前記
    低誘電率膜を改質した酸化層が形成されていることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 配線層の側壁に第1の絶縁膜からなるサ
    イドウォールが形成され、隣接する前記配線層の間に低
    誘電率膜が埋め込まれ、前記低誘電率膜の上層に第2の
    絶縁膜が形成されていることを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体集積
    回路装置において、前記低誘電率膜は有機系絶縁膜であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1の絶縁膜または前記第2の絶縁膜は、プ
    ラズマCVDによって成膜された酸化シリコン膜である
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1の絶縁膜は、プラズマCVDによって成
    膜された酸化シリコン膜であり、前記第2の絶縁膜は、
    プラズマCVDによって成膜された窒化シリコン膜であ
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 (a).半導体基板上に下層配線を形成した
    後、前記下層配線の上層に第1の絶縁膜を形成し、次い
    で前記第1の絶縁膜を開口して前記下層配線に達する接
    続孔を形成する工程と、(b).前記接続孔に導電膜を埋め
    込み、プラグを形成する工程と、(c).前記第1の絶縁膜
    をエッチングすることにより、前記下層配線の側壁およ
    び前記プラグの側壁に前記第1の絶縁膜からなるサイド
    ウォールをそれぞれ形成する工程と、(d).前記半導体基
    板上に低誘電率膜を堆積する工程と、(e).前記プラグの
    上部の前記低誘電率膜を除去して前記プラグの上面を露
    出させた後、前記半導体基板上に第2の絶縁膜を堆積す
    る工程と、(f).前記プラグの上部の前記第2の絶縁膜を
    除去して前記プラグの上面を露出させた後、前記第2の
    絶縁膜の上部に、上層配線を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 (a).半導体基板上に下層配線を形成した
    後、前記下層配線の上層に第1の絶縁膜を形成し、次い
    で前記第1の絶縁膜を開口して前記下層配線に達する接
    続孔を形成する工程と、(b).前記接続孔に導電膜を埋め
    込み、プラグを形成する工程と、(c).前記第1の絶縁膜
    をエッチングすることにより、前記下層配線の側壁およ
    び前記プラグの側壁に前記第1の絶縁膜からなるサイド
    ウォールをそれぞれ形成する工程と、(d).前記半導体基
    板上に低誘電率膜を堆積する工程と、(e).前記プラグの
    上部の前記低誘電率膜を除去して前記プラグの上面を露
    出させた後、前記低誘電率膜の表面を改質して酸化層を
    形成する工程と、(f).前記酸化層が形成された前記低誘
    電率膜の上部に上層配線を形成する工程とを有すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 (a).最上層を第1の絶縁膜で構成した少
    なくとも2層の絶縁膜からなる層間絶縁膜を半導体基板
    上に形成した後、前記層間絶縁膜に溝パターンを形成す
    る工程と、(b).前記溝パターンの内部に配線層を埋め込
    み形成した後、前記第1の絶縁膜をエッチングすること
    により、前記配線層の側壁に前記第1の絶縁膜からなる
    サイドウォールを形成する工程と、(c).前記半導体基板
    上に低誘電率膜を堆積する工程と、(d).前記プラグの上
    部の前記低誘電率膜を除去して前記プラグの上部の前記
    低誘電率膜を除去して前記プラグの上面を露出させる工
    程と、(e).前記半導体基板上に第2の絶縁膜を堆積する
    工程とを有することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7、8または9記載の半導体集
    積回路装置の製造方法において、前記プラグの上部の前
    記低誘電率膜を化学的機械研磨法によって除去すること
    を特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002246707A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Dainippon Printing Co Ltd ウェットエッチングされた絶縁体及び電子回路部品
US6670709B2 (en) 2000-02-10 2003-12-30 Nec Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2012530362A (ja) * 2009-06-19 2012-11-29 アイメック 金属/有機誘電体界面でのクラックの低減

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