JP2000150304A - 表面実装型電子部品の構造およびコンデンサ - Google Patents

表面実装型電子部品の構造およびコンデンサ

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JP2000150304A
JP2000150304A JP10324103A JP32410398A JP2000150304A JP 2000150304 A JP2000150304 A JP 2000150304A JP 10324103 A JP10324103 A JP 10324103A JP 32410398 A JP32410398 A JP 32410398A JP 2000150304 A JP2000150304 A JP 2000150304A
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conductor
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capacitor
electrode
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】表面実装型の2極の外部電極で構成する角形の
表面実装型の電子部品をプリント配線板に極性を意識す
ることなく実装でき、また高電流の通電を許容できる、
さらに素子の放熱を促進できる表面実装型電子部品の構
造およびコンデンサを提供する。 【解決手段】角型の表面実装型電子部品10(コンデン
サ等)の外部電極1は、直方体の底面の直交する対辺
に、各々の対向する当該外部電極1間を電子部品内部で
短絡する導体2で構成した。前記導体2は、表面実装型
電子部品10の表面に露出および/または表面に沿って
構成し、前記電子部品10の素子11は、前記表面に露
出および/または表面に沿って構成した導体2aと通電
電流の多い方の電極3aとを接続し、他方の導体2bと
通電電流の少ない方の電極3bとを接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板に
表面実装技術を用いて実装する2極の外部電極で構成す
る角形のコンデンサなどの表面実装型の電子部品の構造
に関わり、当該2極の外部電極で構成する表面実装型の
電子部品をプリント配線板に極性を意識することなく実
装でき、また高電流の通電を許容できる、さらに素子の
放熱を促進できる表面実装型電子部品の構造およびコン
デンサの実現に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示す2極の外部電極で構成する従
来例の角形の表面実装型電子部品50の構造は、図5
(a)の要部断面図と図5(b)の底面図とで示すよう
に、例えば素子54がタンタル固体電解コンデンサでな
る角型モールド形タンタル固体電解コンデンサにおいて
は、素子54表面が陰極となっている電極53b側と、
素子54を囲むように曲げたコの字形の導体52bとは
導電性接着剤で接合し、他方の凸状に突出した形態とな
った陽極の電極53a側と、導体52aとは溶接で接合
する。前記のように陽極と陰極との各々の電極53a,
53b側と、導体52a,52bとを接合後、全体をエ
ポキシ系などの合成樹脂で直方体にモールドして所定の
表面実装型電子部品の外装を形成する。最後に前記導体
52a,52bの先端の外部電極51a,51b部分を
折り曲げ加工を行って、所定の表面実装型電子部品を完
成するという、組立・構造をしている。
【0003】当該構造は,直方体の底面の1対辺のみに
陽極と陰極との外部電極51a,51bを設定する形態
となっており、収容する素子54が有極性であれば,必
ず有極性の表面実装型電子部品となり、部品の実装時に
極性を細心の注意をもって意識する必要のある形態とな
る。その結果、例えば、ロジック回路や、パルス回路な
どのディジタル回路において、短時間に大電流を消費す
る回路を高周波的に安定化をはかるため、電源デカップ
リング用コンデンサとして、高容量の電解コンデンサを
用いる場合が多い。その場合もしも当該部品の極性を逆
にして実装し通電しても、リーク電流の増加を伴うのみ
で、早々にパンクなどの現象で間違いが発見できない。
また当該電源デカップリング用コンデンサは多数を並列
接続しているため、短絡発生時にも問題となる対象の電
源デカップリング用コンデンサの摘出も困難になってい
る。特に、低電圧電源に高耐圧の電源デカップリング用
コンデンサを用いた場合は、通電を始めて数ヶ月あるい
は数年後に加熱して、燃え出す可能性もあり、当該極性
を逆にして実装しないよう実装方向の統一や外観検査の
徹底など細心の注意が必要となっている。
【0004】また当該構造は、前記電源デカップリング
用コンデンサに信頼性が高く、高周波特性の良いタンタ
ル固体電解コンデンサを用いた場合、当該タンタル固体
電解コンデンサの電極53に短時間に大電流の充電と放
電とを繰り返すため、内部インダクタンスを低く、発熱
も低く抑えられるようにしておく必要があるが、十分な
対応構造になっていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記2極の
外部電極で構成する角形の従来例表面実装型電子部品に
おける次の問題点解決を課題とする。 1)直方体の底面の1対辺のみに陽極と陰極との電極を
設定する形態となっており、収容する素子が有極性であ
れば,必ず有極性の表面実装型電子部品となり、部品の
実装時に極性を細心の注意をもって意識する必要のある
形態となる。その結果、例えば、電源デカップリング用
コンデンサに高容量の電解コンデンサを用いた場合、も
しも当該極性を逆にして実装し、通電しても早々にパン
クなどの現象で間違いが発見できない。また短絡発生時
にも問題となる電源デカップリング用コンデンサの摘出
も困難になる。そのうえ特に、低電圧電源に高耐圧の電
源デカップリング用コンデンサを用いた場合は、通電を
始めて数ヶ月あるいは数年後に加熱して、燃え出す可能
性もあり、当該極性を逆にして実装しないよう実装方向
の統一や外観検査の徹底など細心の注意が必要となって
いる。そのため極性を意識しなくても良い構造が求めら
れている。 2)また、前記電源デカップリング用コンデンサに信頼
性と高周波特性との良いタンタル固体電解コンデンサを
用いた場合、当該タンタル固体電解コンデンサの電極に
短時間に大電流の充電と放電とを繰り返すため、内部イ
ンダクタンスを低く、大電流の充電と放電とを繰り返す
ことによる発熱も低く抑えられるようにしておく必要が
あるが、十分な対応構造になっていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために、プリント配線板に表面実装技術を用いて実
装する2極の外部電極で構成する角形の表面実装型電子
部品の構造において、前記外部電極は、直方体の底面の
直交する対辺に、各々の対向する当該外部電極間を電子
部品内部で短絡する導体で構成した。この手段によっ
て、外部電極を直方体の底面の直交する対辺に、各々の
対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する導体
で構成したため、極性を意識しなくても良い構造とする
とともに、対向する当該外部電極間を電子部品内部で短
絡する導体で、内部インダクタンスを低く、大電流の充
電と放電とを繰り返すことによる発熱も低く抑えられる
ようにできる表面実装型電子部品の構造およびコンデン
サを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、図1に示すように本発明で
は、プリント配線板に表面実装技術を用いて実装する2
極の外部電極で構成する角形の表面実装型電子部品の構
造において、前記外部電極1を、直方体の底面の直交す
る対辺に、各々の対向する当該外部電極1間を電子部品
内部で短絡する導体2で構成した。この手段によって、
外部電極を、直方体の底面の直交する対辺に、各々の対
向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する導体で
構成したため、当該表面実装型電子部品を逆方向にして
も極性は一定となり、極性を意識しなくても良い構造と
するとともに、対向する当該外部電極間を電子部品内部
で短絡する導体で、内部インダクタンスを低く、大電流
の充電と放電とを繰り返すことによる発熱も低く抑えら
れるようにすることができる作用を得る。
【0008】次に、図2に示すように本発明では、前記
導体2を、表面実装型電子部品10の表面に露出および
/または表面に沿って構成した。この手段によって、導
体を表面実装型電子部品の表面に露出および/または表
面に沿って構成したため、対向する当該外部電極間を電
子部品内部で短絡する導体から放射できる熱量を拡大で
きるとともに、内部インダクタンスを低く、大電流の充
電と放電とを繰り返すことによる発熱もより低く抑えら
れるようにすることができる作用を得る。
【0009】また、図3に示すように本発明では、表面
実装型電子部品10の素子11を、前記表面に露出およ
び/または表面に沿って構成した導体2aと通電電流の
多い方の電極3aとを接続し、他方の導体2bと通電電
流の少ない方の電極3bとを接続した。この手段によっ
て、通電電流の多い方の電極を前記表面に露出および/
または表面に沿って構成した導体と接続するため、当該
外部電極間を電子部品内部で短絡する導体から放射の必
要な熱量に応じて外部端子を選択でき、内部インダクタ
ンスを低くするとともに、大電流の充電と放電とを繰り
返すことによる発熱をより効率的に低く抑えられるよう
にすることができる作用を得る。
【0010】さらに、図4に示すように本発明では、プ
リント配線板に表面実装技術を用いて実装する2極の外
部電極で構成する角形の表面実装型のコンデンサにおい
て、前記外部電極1を、直方体の底面の直交する対辺
に、各々の対向する当該外部電極1間を電子部品内部で
短絡する導体2で構成した。この手段によって、コンデ
ンサの外部電極を、直方体の底面の直交する対辺に、各
々の対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する
導体で構成したため、当該表面実装型電子部品を逆方向
にしても極性は一定となり、極性を意識しなくても良い
構造とするとともに、対向する当該外部電極間を電子部
品内部で短絡する導体で、内部インダクタンスを低く、
大電流の充電と放電とを繰り返すことによる発熱も低く
抑えられるようにするコンデンサとすることができる作
用を得る。
【0011】
【実施例】以下、図1ないし図4の本発明に関わる実施
例の図面を参照して説明する。
【0012】図1ないし図4において、1は表面実装型
電子部品10の表面に素子11の各電極3から引き出し
た外部電極である。2は表面実装型電子部品10の表面
に素子11の各電極3から引き出した外部電極1と素子
11とを接続する導体である。3は表面実装型電子部品
10の内部に構成する素子11の電極である。10は本
発明による角形の表面実装型電子部品である。11は表
面実装型電子部品10の内部に構成する素子である。
【0013】図1は、本発明の原理図である。同図にお
いて、図1(a)の要部断面図と図1(b)の底面図と
で示すように、本発明の表面実装型電子部品10の構造
は、プリント配線板に表面実装技術を用いて実装する2
極の外部電極で構成する角形の表面実装型電子部品の構
造において、例えば素子11がタンタル固体電解コンデ
ンサでなる角型モールド形タンタル固体電解コンデンサ
においては、素子11の表面が陰極となっている電極3
b側と、素子11を囲むように曲げたコの字形の導体2
bとは導電性接着剤で接合し、他方の凸状に突出した形
態となった陽極の電極3a側と溶接接合する略コの字形
の導体2aとは直交させ、所定の耐電圧を維持するよう
な間隔を保って配置する。前記のように陽極と陰極との
各々の電極3a,3b側と、導体2a,2bとを接合
後、全体をエポキシ系などの合成樹脂で直方体にモール
ドして所定の表面実装型電子部品の外装を形成する。最
後に前記導体2a,2bの先端の外部電極1a,1b部
分を折り曲げ加工を行って、所定の表面実装型電子部品
を完成する。このように外部電極1を、直方体の底面の
直交する対辺に、各々の対向する当該外部電極1間を電
子部品内部で短絡する導体2で構成した。このことによ
って、外部電極を、直方体の底面の直交する対辺に、各
々の対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する
導体で構成したため、当該表面実装型電子部品を逆方向
にしても上記例では外部電極1aは陽極に、1bは陰極
にと極性は一定となり、極性を意識しなくても良い構造
とするとともに、対向する当該外部電極間を電子部品内
部で短絡する導体で、内部インダクタンスを低く、大電
流の充電と放電とを繰り返すことによる発熱も低く抑え
られるようにすることができる。また、外部電極1a,
1bを経由して図示しないプリント配線板の電源層など
の放熱手段とも接続し、熱伝導により放熱効果を増加す
ることもできる。
【0014】図2は、本発明の実施例図である。同図に
おいて、図2(a)の要部断面図と図2(b)の底面図
とで示すように、本発明の表面実装型電子部品10の構
造は、例えば素子11がタンタル固体電解コンデンサで
なる角型モールド形タンタル固体電解コンデンサにおい
て、素子11の表面が陰極となっている電極3b側と、
素子11を囲むように曲げたコの字形の導体2bとは導
電性接着剤で接合し、他方の凸状に突出した形態となっ
た陽極の電極3a側と溶接接合する略コの字形の導体2
aとは直交させ、所定の耐電圧を維持するような間隔を
保って配置する。前記のように陽極と陰極との各々の電
極3a,3b側と、導体2a,2bとを接合後、当該表
面実装型電子部品10の表面に前記導体2aを露出さ
せ、前記導体2bを露出させずに表面に沿って配置し、
全体をエポキシ系などの合成樹脂で直方体にモールドし
て所定の表面実装型電子部品の外装を形成する。最後に
前記導体2a,2bの先端の外部電極1a,1b部分を
折り曲げ加工を行って、所定の表面実装型電子部品を完
成する。このように前記導体2を、表面実装型電子部品
10の表面に露出および/または表面に沿って構成し
た。このことによって、導体を表面実装型電子部品の表
面に露出および/または表面に沿って構成したため、対
向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する導体か
ら放射できる熱量を拡大できるとともに、内部インダク
タンスを低く、大電流の充電と放電とを繰り返すことに
よる発熱もより低く抑えられるようにすることができ
る。また表面実装型電子部品10の表面に沿って構成す
る電極2bはモールド体の表面層を格子窓などのように
外気と触れることのできる形態として当該表面層の内部
に導体2a,2bを配置しても良い。
【0015】図3は、本発明の他の実施例図である。同
図において、図3(a)の要部断面図と図3(b)の底
面図とで示すように、本発明の表面実装型電子部品10
の構造は、図2に示したと同様な構造と組立を行い、当
該表面実装型電子部品10を例えば素子11がタンタル
固体電解コンデンサでなる角型モールド形タンタル固体
電解コンデンサにおいて、前記表面に露出および/また
は表面に沿って構成した導体2aと例えば正電圧回路の
場合では陽極の通電電流の多い方の電極3aとを接続
し、他方の導体2bと通電電流の少ない方の陰極の電極
3bとを接続した。このことによって、通電電流の多い
方の電極を前記表面に露出および/または表面に沿って
構成した導体と接続するため、当該外部電極間を電子部
品内部で短絡する導体から放射の必要な熱量に応じて外
部端子を選択でき、内部インダクタンスを低くするとと
もに、大電流の充電と放電とを繰り返すことによる発熱
をより効率的に低く抑えられるようにすることができ
る。なお、導体2aを表面実装型電子部品の表面全体に
沿って広た形態とする、あるいは導体2bを素子の全周
囲を囲むように曲げた形態とする。さらに、導体2aと
導体2b間に熱伝導性樹脂を充填し、導体2aと導体2
bとの間の放熱効果を相互に補完するようにすることも
できる。
【0016】図4は、本発明の他の実施例図である。同
図において、図4(a)の要部断面図と図4(b)の底
面図とで示すように、本発明のコンデンサは、図1ない
し図3に示したと同様な構造と組立を行い、プリント配
線板に表面実装技術を用いて実装する2極の外部電極で
構成する角形の表面実装型のコンデンサにおいて、外部
電極1を、直方体の底面の直交する対辺に、各々の対向
する当該外部電極1間を電子部品内部で短絡する導体2
で構成した。このことによって、コンデンサの外部電極
を、直方体の底面の直交する対辺に、各々の対向する当
該外部電極間を電子部品内部で短絡する導体で構成した
ため、当該表面実装型電子部品を逆方向にしても極性は
一定となり、極性を意識しなくても良い構造とするとと
もに、対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡す
る導体で、内部インダクタンスを低く、大電流の充電と
放電とを繰り返すことによる発熱も低く抑えられるよう
にするコンデンサとすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明は、次の効果が期待
できる。
【0018】まず、プリント配線板に表面実装技術を用
いて実装する2極の外部電極で構成する角形の表面実装
型電子部品の構造において、前記外部電極は、直方体の
底面の直交する対辺に、各々の対向する当該外部電極間
を電子部品内部で短絡する導体で構成した。このこと
で、当該表面実装型電子部品を逆方向にしても極性は一
定となり、極性を意識しなくても良い構造とするととも
に、対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する
導体で、内部インダクタンスを低く、大電流の充電と放
電とを繰り返すことによる発熱も低く抑えられるように
することができるため、逆方向に実装しないように実装
方向の統一や外観検査の徹底など細心の注意が軽減で
き、プリント回路板の生産性と信頼性を向上することが
できる。
【0019】次に、前記導体は、表面実装型電子部品の
表面に露出および/または表面に沿って構成した。この
ことで、対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡
する導体から放射できる熱量を拡大できるとともに、内
部インダクタンスを低く、大電流の充電と放電とを繰り
返すことによる発熱もより低く抑えられるようにするこ
とができるため、前記の効果に加え、発熱部品に対する
放熱構造を容易に実現することができる。
【0020】また、表面実装型電子部品の素子は、前記
表面に露出および/または表面に沿って構成した導体と
通電電流の多い方の電極とを接続し、他方の導体と通電
電流の少ない方の電極とを接続した。このことで、外部
電極間を電子部品内部で短絡する導体から放射の必要な
熱量に応じて外部端子を選択でき、内部インダクタンス
を低くするとともに、大電流の充電と放電とを繰り返す
ことによる発熱をより効率的に低く抑えられるようにす
ることができるため、前記の効果に加え、効率的な発熱
部品に対する放熱構造を容易に実現することができる。
【0021】さらに、プリント配線板に表面実装技術を
用いて実装する2極の外部電極で構成する角形の表面実
装型のコンデンサにおいて、前記外部電極は、直方体の
底面の直交する対辺に、各々の対向する当該外部電極間
を電子部品内部で短絡する導体で構成した。このこと
で、当該表面実装型電子部品を逆方向にしても極性は一
定となり、極性を意識しなくても良い構造とするととも
に、対向する当該外部電極間を電子部品内部で短絡する
導体で、内部インダクタンスを低く、大電流の充電と放
電とを繰り返すことによる発熱も低く抑えられるように
するコンデンサとすることができるため、前記の効果に
加え、部品の寿命を延長できる信頼性の高いコンデンサ
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例図である。
【図3】本発明の他の実施例図である。
【図4】本発明の他の実施例図である。
【図5】従来例の実施例図である。
【符号の説明】
1 外部電極 2 導体 3 電極 10 表面実装型電子部品 11 素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線板に表面実装技術を用いて実
    装する2極の外部電極で構成する角形の表面実装型電子
    部品の構造において、 前記外部電極(1)は、直方体の底面の直交する対辺
    に、各々の対向する当該外部電極(1)間を電子部品内
    部で短絡する導体(2)で構成した、ことを特徴とする
    表面実装型電子部品の構造。
  2. 【請求項2】前記導体(2)は、表面実装型電子部品
    (10)の表面に露出および/または表面に沿って構成
    した、ことを特徴とする請求項1記載の表面実装型電子
    部品の構造。
  3. 【請求項3】表面実装型電子部品(10)の素子(1
    1)は、前記表面に露出および/または表面に沿って構
    成した導体(2a)と通電電流の多い方の電極(3a)
    とを接続し、他方の導体(2b)と通電電流の少ない方
    の電極(3b)とを接続した、ことを特徴とする請求項
    1記載の表面実装型電子部品の構造。
  4. 【請求項4】プリント配線板に表面実装技術を用いて実
    装する2極の外部電極で構成する角形の表面実装型のコ
    ンデンサにおいて、 前記外部電極(1)は、直方体の底面の直交する対辺
    に、各々の対向する当該外部電極(1)間を電子部品内
    部で短絡する導体(2)で構成した、ことを特徴とする
    コンデンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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