JP2000149072A - 非接触式ｉｃカード処理装置 - Google Patents
非接触式ｉｃカード処理装置Info
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Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子マネーの取引装置等で使用される非接触
式ＩＣカードとのデータ授受を確実に行えるようにす
る。 【解決手段】 アンテナ部にかざされた非接触式ＩＣカ
ードとの間でデータ授受を行って電子マネー取引や自動
改札処理等の所定の処理を行う非接触式ＩＣカード処理
装置において、前記アンテナ部からそのアンテナ部にか
ざされた非接触式ＩＣカードまでの距離を検出する検出
手段と、前記アンテナ部までの距離が所定以内のとき
に、前記データ授受を開始させる制御手段とからなる。
式ＩＣカードとのデータ授受を確実に行えるようにす
る。 【解決手段】 アンテナ部にかざされた非接触式ＩＣカ
ードとの間でデータ授受を行って電子マネー取引や自動
改札処理等の所定の処理を行う非接触式ＩＣカード処理
装置において、前記アンテナ部からそのアンテナ部にか
ざされた非接触式ＩＣカードまでの距離を検出する検出
手段と、前記アンテナ部までの距離が所定以内のとき
に、前記データ授受を開始させる制御手段とからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式の自動改
札機や非接触式の電子マネー取引システム等で用いられ
るような、非接触式ＩＣカードとの間でデータ授受処理
を行うことのできる非接触式ＩＣカード処理装置に関す
る。
札機や非接触式の電子マネー取引システム等で用いられ
るような、非接触式ＩＣカードとの間でデータ授受処理
を行うことのできる非接触式ＩＣカード処理装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、特開平４−２５６０８９
号公報に示される非接触式の自動改札機、あるいは、意
匠登録第１０１５０７１号公報に示される非接触式の電
子マネー取引装置等の非接触式ＩＣカード（非接触式情
報記録媒体）を用いる非接触式ＩＣカード処理装置は、
利用者が所持する非接触式ＩＣカードを非接触式ＩＣカ
ード処理装置の本体（以下、「本体」という）に設けら
れているアンテナ部にかざして非接触式カードと本体と
の間でデータ授受が行われるように構成されている。
号公報に示される非接触式の自動改札機、あるいは、意
匠登録第１０１５０７１号公報に示される非接触式の電
子マネー取引装置等の非接触式ＩＣカード（非接触式情
報記録媒体）を用いる非接触式ＩＣカード処理装置は、
利用者が所持する非接触式ＩＣカードを非接触式ＩＣカ
ード処理装置の本体（以下、「本体」という）に設けら
れているアンテナ部にかざして非接触式カードと本体と
の間でデータ授受が行われるように構成されている。
【０００３】例えば、非接触式ＩＣカード処理装置が電
子マネー取引システムで用いられる電子マネー取引装置
の場合、利用者（顧客）の購入した商品の金額が本体に
設けられている入力部から入力される。次いで、本体の
アンテナ部に非接触式ＩＣカードがかざされると、本体
と非接触式ＩＣカードとの間でデータ授受が行われ、カ
ード残額から今回の利用額が本体側に記憶されるととも
に、非接触式ＩＣカードには新たな残額が記憶されるよ
うに構成されている。
子マネー取引システムで用いられる電子マネー取引装置
の場合、利用者（顧客）の購入した商品の金額が本体に
設けられている入力部から入力される。次いで、本体の
アンテナ部に非接触式ＩＣカードがかざされると、本体
と非接触式ＩＣカードとの間でデータ授受が行われ、カ
ード残額から今回の利用額が本体側に記憶されるととも
に、非接触式ＩＣカードには新たな残額が記憶されるよ
うに構成されている。
【０００４】また、非接触式ＩＣカード処理装置が非接
触式の自動改札機の場合、非接触式ＩＣカードが自動改
札機のアンテナ部にかざされると、非接触式ＩＣカード
と自動改札機との間でデータ授受が行われ、非接触式Ｉ
Ｃカードが有効券と判定されれば入出場が許可され、有
効期間切れ等により無効券と判定されると入出場が拒否
されるように構成されている。
触式の自動改札機の場合、非接触式ＩＣカードが自動改
札機のアンテナ部にかざされると、非接触式ＩＣカード
と自動改札機との間でデータ授受が行われ、非接触式Ｉ
Ｃカードが有効券と判定されれば入出場が許可され、有
効期間切れ等により無効券と判定されると入出場が拒否
されるように構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の非接触式ＩＣカード処理装置は、本体に設けられて
いるアンテナ部の通信エリア（通信範囲）内に非接触式
ＩＣカードがかざされると、本体と非接触式ＩＣカード
との間でデータ授受が開始されるので、アンテナ部の通
信範囲の境界において交信が行われるとデータ授受が不
調となって、減額処理や改札処理等の所定の処理が途中
で中断してしまうおそれがあった。また、本体で処理で
きない他社の非接触式ＩＣカードや、本体と交信不可能
な磁気カードがかざされた場合に、それらを報知する手
段が設けられていないので、案内性に欠ける欠点があっ
た。
来の非接触式ＩＣカード処理装置は、本体に設けられて
いるアンテナ部の通信エリア（通信範囲）内に非接触式
ＩＣカードがかざされると、本体と非接触式ＩＣカード
との間でデータ授受が開始されるので、アンテナ部の通
信範囲の境界において交信が行われるとデータ授受が不
調となって、減額処理や改札処理等の所定の処理が途中
で中断してしまうおそれがあった。また、本体で処理で
きない他社の非接触式ＩＣカードや、本体と交信不可能
な磁気カードがかざされた場合に、それらを報知する手
段が設けられていないので、案内性に欠ける欠点があっ
た。
【０００６】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、本体と非接触
式ＩＣカードとの間のデータ授受が確実に行えるように
するとともに、案内性に優れた非接触式ＩＣカード処理
装置を提供することを目的としている。
めになされたものであって、その目的は、本体と非接触
式ＩＣカードとの間のデータ授受が確実に行えるように
するとともに、案内性に優れた非接触式ＩＣカード処理
装置を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る非接触式Ｉ
Ｃカード処理装置は、上記目的を達成するために、アン
テナ部にかざされた非接触式ＩＣカードとの間でデータ
授受を行って電子マネー取引や自動改札処理等の所定の
処理を行う非接触式ＩＣカード処理装置において、前記
アンテナ部からそのアンテナ部にかざされた非接触式Ｉ
Ｃカードまでの距離を検出する検出手段と、前記アンテ
ナ部までの距離が所定以内のときに、前記データ授受を
開始させる制御手段と、を有することを特徴としてい
る。また、前記アンテナ部までの距離が所定の距離を越
えるときに、前記非接触式ＩＣカードをそのアンテナ部
へ近付けるようにとの案内を行う案内手段を設けたこと
を特徴としている。
Ｃカード処理装置は、上記目的を達成するために、アン
テナ部にかざされた非接触式ＩＣカードとの間でデータ
授受を行って電子マネー取引や自動改札処理等の所定の
処理を行う非接触式ＩＣカード処理装置において、前記
アンテナ部からそのアンテナ部にかざされた非接触式Ｉ
Ｃカードまでの距離を検出する検出手段と、前記アンテ
ナ部までの距離が所定以内のときに、前記データ授受を
開始させる制御手段と、を有することを特徴としてい
る。また、前記アンテナ部までの距離が所定の距離を越
えるときに、前記非接触式ＩＣカードをそのアンテナ部
へ近付けるようにとの案内を行う案内手段を設けたこと
を特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、本発明に係る非接触式Ｉ
Ｃカード処理装置を電子マネーの取引処理装置に適用し
たときの正面図である。
に基づいて説明する。図１は、本発明に係る非接触式Ｉ
Ｃカード処理装置を電子マネーの取引処理装置に適用し
たときの正面図である。
【０００９】本体１の上面右側の手前には、利用者（顧
客）への操作案内や非接触式ＩＣカードＣの残額等の所
定の内容を表示する表示画面２が設けられているととも
に、その左隣りには、内部にアンテナａ（後述の図２参
照）を有する、非接触式ＩＣカードＣと交信するための
アンテナ部３が設けられている。
客）への操作案内や非接触式ＩＣカードＣの残額等の所
定の内容を表示する表示画面２が設けられているととも
に、その左隣りには、内部にアンテナａ（後述の図２参
照）を有する、非接触式ＩＣカードＣと交信するための
アンテナ部３が設けられている。
【００１０】図１中、４は、スピーカであって、利用者
に対して所定の内容を音声により案内できるように構成
されている。なお、本体１の上面右側の奥（表示画面２
の反対側）には、図示しないがテンキー等からなる入力
部が設けられていて、係員によって購入商品の品目や金
額等の所定の情報が入力できるように構成されている。
に対して所定の内容を音声により案内できるように構成
されている。なお、本体１の上面右側の奥（表示画面２
の反対側）には、図示しないがテンキー等からなる入力
部が設けられていて、係員によって購入商品の品目や金
額等の所定の情報が入力できるように構成されている。
【００１１】図１中、Ｓ1 ，Ｓ1 ′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′は、
発光素子及び受光素子からなるセンサであって、アンテ
ナ部３にかざされた非接触式ＩＣカードＣの位置を検出
できるように、すなわち、アンテナ部３から非接触式Ｉ
ＣカードＣまでの距離を計測できるように、本体１の筐
体１′に設けられている。
発光素子及び受光素子からなるセンサであって、アンテ
ナ部３にかざされた非接触式ＩＣカードＣの位置を検出
できるように、すなわち、アンテナ部３から非接触式Ｉ
ＣカードＣまでの距離を計測できるように、本体１の筐
体１′に設けられている。
【００１２】これらセンサＳ1 ，Ｓ1 ′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′
のうち、センサＳ1 ，Ｓ2 による検出位置は、非接触式
ＩＣカードＣがアンテナ部３の交信範囲に入ったことを
検出できる位置であり、また、センサＳ1 ′，Ｓ2 ′
は、非接触式ＩＣカードＣがアンテナ部３を介して本体
１と確実に交信できる範囲を示す位置に設けられてい
る。
のうち、センサＳ1 ，Ｓ2 による検出位置は、非接触式
ＩＣカードＣがアンテナ部３の交信範囲に入ったことを
検出できる位置であり、また、センサＳ1 ′，Ｓ2 ′
は、非接触式ＩＣカードＣがアンテナ部３を介して本体
１と確実に交信できる範囲を示す位置に設けられてい
る。
【００１３】図１中、５は、本体１の動作を統括的に司
どる制御部であり、その構成は図２に示されている。す
なわち、制御部５の中央処理部（ＣＰＵ）１１は、ＲＯ
Ｍ１２に格納されているプログラムデータとＲＡＭ１３
に格納されているワーキングデータとを用いて演算制御
処理を行うことができるように構成されている。このＣ
ＰＵには、Ｉ／Ｏユニット１４を介して表示画面２の表
示内容を制御する表示ドライバ１５と、スピーカ４の音
声案内を制御する音声ドライバ１６と、図示しない入力
部からの入力信号を取入れる入力ドライバ１７と、セン
サＳ1 ，Ｓ1 ′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′の信号を入力するセンサ
アンプ１８と、非接触式ＩＣカードＣとの間でデータの
送受信を行うアンテナａを備えたアンテナ部３とが接続
されている。
どる制御部であり、その構成は図２に示されている。す
なわち、制御部５の中央処理部（ＣＰＵ）１１は、ＲＯ
Ｍ１２に格納されているプログラムデータとＲＡＭ１３
に格納されているワーキングデータとを用いて演算制御
処理を行うことができるように構成されている。このＣ
ＰＵには、Ｉ／Ｏユニット１４を介して表示画面２の表
示内容を制御する表示ドライバ１５と、スピーカ４の音
声案内を制御する音声ドライバ１６と、図示しない入力
部からの入力信号を取入れる入力ドライバ１７と、セン
サＳ1 ，Ｓ1 ′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′の信号を入力するセンサ
アンプ１８と、非接触式ＩＣカードＣとの間でデータの
送受信を行うアンテナａを備えたアンテナ部３とが接続
されている。
【００１４】アンテナ部３は、制御部５とは別のＣＰＵ
を内蔵しており、周知の非接触式の自動改札機と同じ
く、リード・ライト部からなるトランスミッタにより構
成され、アンテナａを介して本体１から非接触式ＩＣカ
ードＣに向けて所定の呼び掛け信号、例えば一定時間間
隔で送出されるポーリングコマンドの信号を送出すると
ともに、非接触式ＩＣカードＣとの交信が開始された際
は、残額データやカードＩＤ等からなるカードデータを
送信できる機能を有している。なお、本体１と非接触式
ＩＣカードＣとの間の通信方式には、上述の電波方式に
限らず、光通信方式、電磁結合方式あるいは電磁誘導方
式等を採用することもできる。
を内蔵しており、周知の非接触式の自動改札機と同じ
く、リード・ライト部からなるトランスミッタにより構
成され、アンテナａを介して本体１から非接触式ＩＣカ
ードＣに向けて所定の呼び掛け信号、例えば一定時間間
隔で送出されるポーリングコマンドの信号を送出すると
ともに、非接触式ＩＣカードＣとの交信が開始された際
は、残額データやカードＩＤ等からなるカードデータを
送信できる機能を有している。なお、本体１と非接触式
ＩＣカードＣとの間の通信方式には、上述の電波方式に
限らず、光通信方式、電磁結合方式あるいは電磁誘導方
式等を採用することもできる。
【００１５】次に、非接触式ＩＣカードＣの構成を説明
する。この非接触式ＩＣカードＣは、無線通信機能を有
する通常のＩＣカードと同様に、アンテナ２０と、本体
１の上記アンテナ部３と同様の機能を有する通信制御部
２１と、Ｉ／Ｏユニット２２と、ＣＰＵ２３と、ＲＯＭ
及びＲＡＭからなるメモリ２４と、本体１からの電力波
をアンテナ２５を介して受信し、非接触式ＩＣカードＣ
の電力を生成する電源部２６とを有している。メモリ２
４には、残額等の所定のカードデータが記憶されてい
る。なお、電源部２６は、非接触式ＩＣカードＣの内部
に電池の形で持つようにしてもよい。
する。この非接触式ＩＣカードＣは、無線通信機能を有
する通常のＩＣカードと同様に、アンテナ２０と、本体
１の上記アンテナ部３と同様の機能を有する通信制御部
２１と、Ｉ／Ｏユニット２２と、ＣＰＵ２３と、ＲＯＭ
及びＲＡＭからなるメモリ２４と、本体１からの電力波
をアンテナ２５を介して受信し、非接触式ＩＣカードＣ
の電力を生成する電源部２６とを有している。メモリ２
４には、残額等の所定のカードデータが記憶されてい
る。なお、電源部２６は、非接触式ＩＣカードＣの内部
に電池の形で持つようにしてもよい。
【００１６】次に、上記構成の本体１の制御動作につい
て、図３のフローチャートを用いて説明する。今、利用
者が所定の商品を購入したい旨を係員（店員）に告げた
とする。係員がその商品の品目及び金額を図示しない入
力部から入力すると、その入力の内容が表示画面２に表
示されて、利用者の確認が行われる。なお、商品の品目
及び金額等の所定の情報の入力は、本体１に周知のバー
コード読取装置を設けておいて、商品に貼付されている
バーコードを読取って自動的に入力してもよい。
て、図３のフローチャートを用いて説明する。今、利用
者が所定の商品を購入したい旨を係員（店員）に告げた
とする。係員がその商品の品目及び金額を図示しない入
力部から入力すると、その入力の内容が表示画面２に表
示されて、利用者の確認が行われる。なお、商品の品目
及び金額等の所定の情報の入力は、本体１に周知のバー
コード読取装置を設けておいて、商品に貼付されている
バーコードを読取って自動的に入力してもよい。
【００１７】商品の入力情報が行われると、表示画面２
及びスピーカ４を介してアンテナ部３に利用者の所持し
ている非接触式ＩＣカードＣをかざすようにとの案内が
行われる。
及びスピーカ４を介してアンテナ部３に利用者の所持し
ている非接触式ＩＣカードＣをかざすようにとの案内が
行われる。
【００１８】非接触式ＩＣカードＣがアンテナ部３にか
ざされると、非接触式ＩＣカードＣがセンサＳ1 ，Ｓ1
′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′により検出される（ステップ１００
肯定。以下、ステップを「Ｓ」とする。）。非接触式Ｉ
ＣカードＣの検出が本体１との間でデータ授受が確実に
行える範囲に設けられているセンサＳ2 ，Ｓ2 ′で行わ
れたときは（Ｓ１０２肯定）、本体１と非接触式ＩＣカ
ードＣとの間で交信が開始されてデータ授受が行われる
（Ｓ１０４肯定）。そして、そのデータ授受により非接
触式ＩＣカードＣが本体１で処理可能なカード（自社カ
ード）であれば（Ｓ１０６肯定）、その非接触式ＩＣカ
ードＣの残額が今回、購入しようとしている商品価格以
上であれば、商取引が成立して非接触式ＩＣカードＣか
らその商品の価格が減額処理されて新たな残額が書き込
まれ、本体１のＲＡＭ１３には、非接触式ＩＣカードＣ
から減額処理した金額が記録（記憶）される（Ｓ１０
６）。もちろん、非接触式ＩＣカードＣの残額が購入し
ようとしている商品の価格未満のとき、商取引は成立し
ないで、表示画面２には、商取引できない旨が表示され
て異常処理とされる。また、アンテナ部３にかざされた
非接触式ＩＣカードＣが、本体１で取引処理できないカ
ード（他社カード）のときも異常処理とされ、「かざさ
れたカードは、取引処理できないカードであるので、自
社のカードをかざすように」との案内が表示画面２及び
スピーカ４を介して行われる。
ざされると、非接触式ＩＣカードＣがセンサＳ1 ，Ｓ1
′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′により検出される（ステップ１００
肯定。以下、ステップを「Ｓ」とする。）。非接触式Ｉ
ＣカードＣの検出が本体１との間でデータ授受が確実に
行える範囲に設けられているセンサＳ2 ，Ｓ2 ′で行わ
れたときは（Ｓ１０２肯定）、本体１と非接触式ＩＣカ
ードＣとの間で交信が開始されてデータ授受が行われる
（Ｓ１０４肯定）。そして、そのデータ授受により非接
触式ＩＣカードＣが本体１で処理可能なカード（自社カ
ード）であれば（Ｓ１０６肯定）、その非接触式ＩＣカ
ードＣの残額が今回、購入しようとしている商品価格以
上であれば、商取引が成立して非接触式ＩＣカードＣか
らその商品の価格が減額処理されて新たな残額が書き込
まれ、本体１のＲＡＭ１３には、非接触式ＩＣカードＣ
から減額処理した金額が記録（記憶）される（Ｓ１０
６）。もちろん、非接触式ＩＣカードＣの残額が購入し
ようとしている商品の価格未満のとき、商取引は成立し
ないで、表示画面２には、商取引できない旨が表示され
て異常処理とされる。また、アンテナ部３にかざされた
非接触式ＩＣカードＣが、本体１で取引処理できないカ
ード（他社カード）のときも異常処理とされ、「かざさ
れたカードは、取引処理できないカードであるので、自
社のカードをかざすように」との案内が表示画面２及び
スピーカ４を介して行われる。
【００１９】図３のフローチャートでは省略されている
が、本体１と非接触式ＩＣカードＣとの距離の検出は、
交信中継続されていて、その検出された距離がセンサＳ
2 ，Ｓ2 ′の位置から越えたときは、表示画面２及びス
ピーカ４を介して「カードをアンテナ部に近付けるよう
に」との案内が行われる。
が、本体１と非接触式ＩＣカードＣとの距離の検出は、
交信中継続されていて、その検出された距離がセンサＳ
2 ，Ｓ2 ′の位置から越えたときは、表示画面２及びス
ピーカ４を介して「カードをアンテナ部に近付けるよう
に」との案内が行われる。
【００２０】センサＳ2 ，Ｓ2 ′により物体が検出され
たにもかかわらず交信が開始されないとき（Ｓ１０４否
定）、すなわち、本体１からの呼び掛け信号に対して何
も応答がないとき、利用者は、誤って磁気カード等の非
接触式ＩＣカードＣ以外の物体をかざしている可能性が
大きいので、この場合は、「正式なカードをかざすよう
に」との案内が表示画面２及びスピーカ４を介して行わ
れる（Ｓ１１２）。
たにもかかわらず交信が開始されないとき（Ｓ１０４否
定）、すなわち、本体１からの呼び掛け信号に対して何
も応答がないとき、利用者は、誤って磁気カード等の非
接触式ＩＣカードＣ以外の物体をかざしている可能性が
大きいので、この場合は、「正式なカードをかざすよう
に」との案内が表示画面２及びスピーカ４を介して行わ
れる（Ｓ１１２）。
【００２１】物体の検出がセンサＳ1 ，Ｓ1 ′により行
われ、センサＳ2 ，Ｓ2 ′により検出されないときは、
非接触式ＩＣカードＣと本体１とのデータ授受が不調に
なる可能性があるので（Ｓ１０２否定）、この場合は、
表示画面２及びスピーカ４を介してカードをアンテナ部
３にもっと近付けるようにとの案内が行われる（Ｓ１１
４、図１参照）。したがって、非接触式ＩＣカードＣと
本体１とのデータ授受が不調になるのを未然に防止する
ことができる。
われ、センサＳ2 ，Ｓ2 ′により検出されないときは、
非接触式ＩＣカードＣと本体１とのデータ授受が不調に
なる可能性があるので（Ｓ１０２否定）、この場合は、
表示画面２及びスピーカ４を介してカードをアンテナ部
３にもっと近付けるようにとの案内が行われる（Ｓ１１
４、図１参照）。したがって、非接触式ＩＣカードＣと
本体１とのデータ授受が不調になるのを未然に防止する
ことができる。
【００２２】なお、上述の例では、利用者への案内を表
示画面２及びスヒーカ４を介して行ったが、いずれか一
方とすることもできる。
示画面２及びスヒーカ４を介して行ったが、いずれか一
方とすることもできる。
【００２３】また、上述の例は、非接触式ＩＣカード処
理装置を電子マネーの取引装置に適用した場合である
が、非接触式の自動改札機の場合、改札通路への利用者
の進入が検知されたにもかかわらず、アンテナ部に非接
触式ＩＣカードがかざされないときは、自動改札機に設
けられている表示画面、又は必要に応じてスピーカから
「非接触式ＩＣカードをアンテナ部にかざすように」と
の案内が行われる。
理装置を電子マネーの取引装置に適用した場合である
が、非接触式の自動改札機の場合、改札通路への利用者
の進入が検知されたにもかかわらず、アンテナ部に非接
触式ＩＣカードがかざされないときは、自動改札機に設
けられている表示画面、又は必要に応じてスピーカから
「非接触式ＩＣカードをアンテナ部にかざすように」と
の案内が行われる。
【００２４】非接触式ＩＣカード処理装置としては、さ
らに、他の非接触式ＩＣカードを用いる他の機器に適用
することができる。また、非接触式ＩＣカードＣの位置
を検出するセンサとして光電式のセンサを用いたが、光
線を非接触式ＩＣカードＣ又はそれを持つ手に照射し、
その照射した光線の反射光を受光して検出する反射型セ
ンサ、あるいは超音波式センサ等の周知のセンサを用い
ることができる。
らに、他の非接触式ＩＣカードを用いる他の機器に適用
することができる。また、非接触式ＩＣカードＣの位置
を検出するセンサとして光電式のセンサを用いたが、光
線を非接触式ＩＣカードＣ又はそれを持つ手に照射し、
その照射した光線の反射光を受光して検出する反射型セ
ンサ、あるいは超音波式センサ等の周知のセンサを用い
ることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明に係る非接触式ＩＣカード処理装
置は、アンテナ部からそのアンテナ部にかざされた非接
触式ＩＣカードまでの距離を検出する検出手段と、前記
アンテナ部までの距離が所定以内のときに、データ授受
を開始させる制御手段とからなるので、本体と非接触式
ＩＣカードとのデータ授受を確実に行うことができる。
また、前記アンテナ部までの距離が所定の距離を越える
ときに、前記非接触式ＩＣカードをそのアンテナ部へ近
付けるようにとの案内を行う案内手段を設けたときは、
利用者への案内性を向上させることができる。
置は、アンテナ部からそのアンテナ部にかざされた非接
触式ＩＣカードまでの距離を検出する検出手段と、前記
アンテナ部までの距離が所定以内のときに、データ授受
を開始させる制御手段とからなるので、本体と非接触式
ＩＣカードとのデータ授受を確実に行うことができる。
また、前記アンテナ部までの距離が所定の距離を越える
ときに、前記非接触式ＩＣカードをそのアンテナ部へ近
付けるようにとの案内を行う案内手段を設けたときは、
利用者への案内性を向上させることができる。
【図１】本発明に係る非接触式ＩＣカード処理装置を電
子マネーの取引装置に適用したときの正面図である。
子マネーの取引装置に適用したときの正面図である。
【図２】電気的構成を示すブロック図である。
【図３】制御動作を示すフローチャートである。
１ 非接触式ＩＣカード処理装置の本体（本体） ２ 表示画面 ３ アンテナ部 ４ スピーカ ５ 制御器 Ｃ 非接触式ＩＣカード Ｓ1 ，Ｓ1 ′、Ｓ2 ，Ｓ2 ′ センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 明子 埼玉県浦和市上木崎１丁目13番８号 日本 信号株式会社与野事業所内 Ｆターム(参考） 3E027 BA04 BA09 CA06 CA07 5B058 CA16 CA17 CA23 KA06 YA07 5K012 AA05 AB05 AC06 AC08 AC10 AE02 BA06
Claims (2)
- 【請求項１】 アンテナ部にかざされた非接触式ＩＣカ
ードとの間でデータ授受を行って電子マネー取引や自動
改札処理等の所定の処理を行う非接触式ＩＣカード処理
装置において、 前記アンテナ部からそのアンテナ部にかざされた非接触
式ＩＣカードまでの距離を検出する検出手段と、 前記アンテナ部までの距離が所定以内のときに、前記デ
ータ授受を開始させる制御手段と、 を有することを特徴とする非接触式ＩＣカード処理装
置。 - 【請求項２】 前記アンテナ部までの距離が所定の距離
を越えるときに、前記非接触式ＩＣカードをそのアンテ
ナ部へ近付けるようにとの案内を行う案内手段を設けた
ことを特徴とする請求項１記載の非接触式ＩＣカード処
理装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP31596898A JP2000149072A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 非接触式ｉｃカード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31596898A JP2000149072A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 非接触式ｉｃカード処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000149072A true JP2000149072A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18071761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31596898A Pending JP2000149072A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 非接触式ｉｃカード処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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