JP2000148022A - 表示札およびその製造方法 - Google Patents

表示札およびその製造方法

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JP2000148022A
JP2000148022A JP10328885A JP32888598A JP2000148022A JP 2000148022 A JP2000148022 A JP 2000148022A JP 10328885 A JP10328885 A JP 10328885A JP 32888598 A JP32888598 A JP 32888598A JP 2000148022 A JP2000148022 A JP 2000148022A
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JP
Japan
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cut
tag
base material
perforation
perforations
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Application number
JP10328885A
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English (en)
Inventor
Masaru Sakurai
勝 桜井
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシン目から切り離したときに切断端から
紙片の凹凸が飛び出さないような表示札とその製造方法
を提供する。 【解決手段】 まず札基材14にその厚み寸法を減少さ
せるように有底溝13、20(凹部)を形成し、次いで有
底溝13、20内の底部13A、20Aにピッチの細か
いミシン刃18で細かいミシン目を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切り取り用のミシン
目加工が施され、このミシン目の箇所から切断分離でき
るようにした表示札およびその製造方法にかかるもの
で、特に厚手のものでも切り離し端部が滑らかな直線状
に綺麗に切断できるようにした表示札およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による表示札について、図8
ないし図10を用いて説明する。図8中の1は従来の表
示札を示し、該表示札1は例えば紙、合成紙などの一つ
の札基材からなる長尺の帯状連続体として形成され、該
表示札1には複数の表示札小片2を切断することができ
るように、複数のミシン目3が形成されている。ここ
で、各ミシン目3は図9に示す如く、一直線上で交互に
連なる複数のつなぎ部4とカット部5からなり、例えば
衣料品などに添付する糸付きタグでは、つなぎ部4とカ
ット部5の長さ寸法が、つなぎ部の0.7〜1.0mmに対しカ
ット部が1mm,2mm,3mmなど、比較的粗めに形成されてい
る。そして、表示札1から表示札小片2を切断分離する
には、表示札小片2を指先で摘んでミシン目3に沿って
引き裂くようにすれば、各つなぎ部4がちぎれて表示札
小片2を切り離すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の表示札では、表示札小片2を切断した後の端部が図
10に示す如く、元のつなぎ部4だった箇所で紙片等か
らなる突出端6となって一方の表示札小片2に残ってし
まい、他の表示札小片2ではこの突出端6と対になる位
置に凹陥部7が形成され、表示札小片2の外観や手触り
が悪くなり、さらにこの表示札小片2を糸付きタグとし
て衣料品等に添付した場合には、このタグが突出端6の
部分で衣料の繊維に絡みやすくなるなどの問題がある。
【0004】ここで、ミシン目のつなぎ部およびカット
部を共に小さく形成すれば切断端部がより滑らかに綺麗
に切断されるであろうことは予想可能であるが、切り取
り用のミシン目の形成は札基材にくし形のミシン刃(図
示せず)を押しつけて行うため、つなぎ部とカット部を
共に小さく(ピッチを細かく)形成したミシン刃を使用す
る必要がある。然るに、ピッチの細かいミシン刃は刃先
の突出寸法も小さいため、0.3mm〜0.5mm位の厚手の札基
材には完全なカット部が形成できないという製造上の問
題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みなされたもので、
本発明の目的は厚手の基材にも細かいミシン目を形成す
ることができ、ミシン目に沿って切断したときに綺麗な
切断端部となるような表示札およびその製造方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明によれば、札基材と、該札基材にその厚みを減少
させるように形成された凹部と、該凹部内に形成された
一つ一つのつなぎ部およびカット部が共に0.5mm以下の
ミシン目とからなる表示札、および札基材にその厚みを
減少させるような凹部を形成し、次いで該凹部内にミシ
ン目を形成する表示札の製造方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図1ないし図7を用いて
本発明の実施の形態を説明する。図1において、8は本
発明の製造方法により製造された表示札を示し、該表示
札8は従来技術で述べた表示札1とほぼ同様に、表示札
小片9を切断することができるように、複数のミシン目
10が形成されているものの、該ミシン目10は拡大す
ると図2に示す如く、一直線上で交互に連なる複数のつ
なぎ部11とカット部12が共に0.2mm〜0.5mmの範囲内
に収まるように形成され、かつ、該ミシン目10は札基
材上に、その厚みを減少させるように形成された凹部と
しての有底溝13内に形成されている。
【0008】以上の如く構成される表示札8はミシン目
10のつなぎ部11の厚みも肉薄に形成されるから小さ
な力で切断でき、さらにミシン目10以外の箇所に曲が
ってちぎれるのを防止できる。
【0009】さらに、ミシン目10のつなぎ部11およ
びカット部12が共に従来に比べ小さく、ほぼ同じ大き
さに形成されるから、ミシン目10に沿って切り離した
ときに突出端や凹陥部が形成されてもこれらは小さく、
しかも平均化されるため大略直線状となり、切り取り箇
所が綺麗な切断部となる。
【0010】次に、図3に基づきその製造方法について
説明する。図3中の14は紙、合成紙などの帯状連続体
として形成された札基材、15は押し型としてのローラ
ーを示し、該ローラー15は対となる下側のローラー1
6との間に札基材14を挟持しつつ回転し、札基材14
を矢示A方向に順次移送する。このとき、上側のローラ
ー15の外周面に径方向に離間して突設された2個の突
起17がローラー15の回転に伴って所定間隔で札基材
14表面に当接し、先端が札基材14の内部に進入して
貫通する前に後退する。そして、札基材14にその厚さ
を減少させるように13Aを底部とする有底溝13(図
2,4,5参照)を形成するものである。ここで、各突
起17の突出寸法は形成される底部13Aの厚さ寸法T
1が後述するミシン刃18の刃部18Aの突出寸法t以
下となるように選定する必要がある(図5参照)。
【0011】18はミシン目10を形成するためのミシ
ン刃を示し、該ミシン刃18は前記有底溝13が真下に
移動してきたときに矢示B方向に上下動を行い、有底溝
13内に進入して底部13Aにミシン目10を形成す
る。該ミシン刃18は図5に示す如く、先端に所定の間
隔をおいて複数の刃部18Aが突設されたくし形をな
し、各刃部18Aの突出寸法tは札基材13の厚みTと
有底溝13Aとの間に下記の数1の関係が成立するよう
に選定されている。
【数1】T1≦t<T
【0012】図3および図7中の19は前記ローラー1
5とは別の凹部形成手段としての回転刃を示し、該回転
刃19は札基材14が矢示A方向に移動するのに伴って
札基材14に切り込みつつ回転し、札基材14の厚み方
向に所定深さ(例えば0.2〜0.3mm)の切れ込みを形成する
ように所定高さに設けられている。これにより、札基材
14が回転刃19の下流側に移動したときには札基材1
4の厚さを減少させるように、20Aを底部とする有底
溝20が形成される。そして、該回転刃19の下流側で
はミシン刃18が上下動することにより有底溝20の底
部20Aにミシン目10(図7参照)を形成するようにな
っている。
【0013】本実施形態による製造方法は以上の如き構
成を有するもので、以下の作用効果を奏する。即ち、つ
なぎ部11およびカット部12が共に0.2〜0.5mm程度の
細かいミシン目10を形成するミシン刃18は刃部18
Aの突出寸法tも小さく、折れたり曲がったりし易いた
め、切り込み深さも0.2〜0.3mm程度に制限され、0.3〜
0.5mmの厚い札基材14に対してミシン目10を形成し
ようとしても、ミシン刃18の切り込み可能な深さが札
基材14の厚みよりも小さくてカット部を形成すること
ができない。
【0014】然るに、本実施形態によれば、ミシン目1
0を形成する箇所の札基材14の厚み寸法をローラー1
5や回転刃19で減らしてからミシン目を形成するよう
にしたから、ピッチの細かいミシン刃18を使用するこ
とができ、たとえ厚みの大きな札基材であっても細いミ
シン目を形成することができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明の表示札は
切り離しが容易で曲がって切断されることもなく、切断
端部の凹凸が平均化され滑らかで綺麗に切断できる表示
札となる。また、本発明の製造方法によればたとえ厚み
の大きな札基材であってもピッチの細いミシン刃を用い
て細かなミシン目を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明表示札を示す全体平面図である。
【図2】図1中のミシン目を示す要部拡大図である。
【図3】本発明の製造方法を実施するための装置を示す
全体図である。
【図4】札基材に形成した凹部とミシン刃を示す図3の
要部各大断面図である。
【図5】同上、図3の別方向の要部拡大断面図である。
【図6】同上、ミシン目形成後の状態を示す説明図であ
る。
【図7】札基材に回転刃が形成した凹部とミシン刃を示
す図3の要部各大断面図である。
【図8】従来の表示札を示す全体平面図である。
【図9】図7中のミシン目を拡大して示す要部拡大図で
ある。
【図10】従来の表示札の切断端部の拡大図である。
【符号の説明】
8 表示札 10 ミシン目 11 つなぎ部 12 カット部 14 札基材 15 ローラー(押し型) 17 突起 13、20 有底溝(凹部) 13A、20A 底部 17 押し型(凹部形成手段) 18 ミシン刃 18A 刃部 19 回転刃(凹部形成手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 札基材と、該札基材にその厚みを減少さ
    せるように形成した凹部と、該凹部内に形成したミシン
    目とからなる表示札。
  2. 【請求項2】 前記ミシン目が共に0.5mm以下のつなぎ
    部およびカット部からなる請求項1に記載の表示札。
  3. 【請求項3】 札基材上につなぎ部とカット部からなる
    ミシン目を形成する工程を含む表示札の製造方法におい
    て、まず前記札基材にその厚みを減少させるような凹部
    を形成し、次いで該凹部内にミシン目を形成することを
    特徴とする表示札の製造方法。
JP10328885A 1998-11-04 1998-11-04 表示札およびその製造方法 Pending JP2000148022A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004167708A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Sato Corp 連続タグの製造方法
JP2014065183A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Kalbas Japan Ltd ミシン目付きシート及びその製造方法並びにミシン刃

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