JP2000147344A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JP2000147344A
JP2000147344A JP10317270A JP31727098A JP2000147344A JP 2000147344 A JP2000147344 A JP 2000147344A JP 10317270 A JP10317270 A JP 10317270A JP 31727098 A JP31727098 A JP 31727098A JP 2000147344 A JP2000147344 A JP 2000147344A
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JP
Japan
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housing
lens
light
optical
lamp
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JP10317270A
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English (en)
Inventor
規 ▲高▼田
Tadashi Takada
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの周囲に十分な風路を確保することが
でき、レンズや筐体の温度上昇を抑えることができる光
学装置を提供する。 【解決手段】 筐体100内に、光源となるランプ1、
このランプ1からの光を集光するレンズ21,22とを
備える。筐体100の底壁100Bには、レンズ21,
22の側部を保持するリブ122,132が形成されて
いる。リブ122,132と筐体100の側壁100
R,100Lとの間に空気が流れる風路(空間部)30
を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
装置等の光学部品(例えば、光学レンズ)を備えた光学
装置に係り、光学部品の保持構造を改良した光学装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ装置等の光学装置にお
いては、光源からの光を集光する光学レンズを内蔵して
いる。液晶プロジェクタ装置は、ランプより発した光を
液晶パネルに照射し、液晶パネルを反射もしくは透過し
た光を投射レンズにてスクリーン上に投射する。ランプ
と投射レンズとの光路中には複数の光学レンズが設けら
れる。
【0003】図4は従来の光学装置を示す部分平面図、
図5は図4のA−A断面図である。図4において、筐体
100の内部には、光源となるランプ1が取り付けられ
ている。ランプ1より発した光L0は、レンズ21,2
2を介してコールドミラー2に入射される。コールドミ
ラー2は、ランプ1より発した光L0の進行方向に対し
て略45°の角度で配置されている。コールドミラー2
は、光L0より可視光と赤外光とを分離する。可視光
は、コールドミラー2で反射して、進行方向が略90°
曲げられ、図示していない光学系へと入射される。
【0004】ランプ1やレンズ21,22を冷却するた
め、ランプ1の後部には、内部の空気を外部へと排出す
るファン23が配置されている。筐体100のレンズ2
1,22の近傍には、レンズ21,22を冷却するた
め、複数の開口101が形成されている。レンズ21
は、筐体100の側壁100R,100Lに形成したリ
ブ102及びここでは図示していないリブによって保持
されている。レンズ22は、筐体100の側壁100
R,100Lに形成したリブ112及びここでは図示し
ていないリブによって保持されている。
【0005】ここで、図5を用いて従来のレンズ21,
22の保持構造について詳細に説明する。なお、図5は
断面図であるが、便宜上、ハッチングを付していない。
レンズ21の保持構造とレンズ22の保持構造は同一で
あるので、代表して、レンズ21の保持構造について説
明する。図5は図4のA−A断面をファン23側より見
た図であり、図中右側が側壁100R、図中左側が側壁
100L、図中下側が底壁100Bである。筐体100
の上側の開口部を図4では図示されていない蓋部200
が塞いでいる。筐体100の底壁100Bには、リブ1
03が形成されている。蓋部200には、リブ201が
形成されている。
【0006】筐体100の側壁100R,100Lに形
成したリブ102はレンズ21の側部を保持し、筐体1
00の底壁100Bに形成したリブ103はレンズ21
の底部を保持する。蓋部200に形成したリブ201が
レンズ21の頂部を押圧する。このようにして、レンズ
21はリブ102,103,201によって保持されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の光
学装置におけるレンズ21の保持構造では、レンズ21
の周囲にレンズ21を冷却するための十分な風路を確保
することができない。従って、レンズ21が高温となり
やすい。レンズ21の温度が上昇すると、筐体100に
熱が伝達し、筐体100の寸法が変化する。すると、レ
ンズ21の位置が微妙にずれ、焦点や光軸がずれてしま
ったり、ランプ1の位置が微妙にずれ、照明効率が悪化
してしまうという問題点がある。
【0008】また、筐体100に多数の開口101を設
ける必要がある。従って、筐体100内にごみやちりが
進入しやすくなる。ランプ1にごみやちりが付着する
と、輝度が劣化するという問題点もある。以上の問題点
は、レンズ21だけでなく、同様の保持機構によって保
持される他の光学部品においても同様に発生する。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、光学部品の周囲に十分な風路を確保するこ
とができ、光学部品や筐体の温度上昇を抑えることがで
きる光学装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、光学部品(21,22)
を筐体(100)内に備えた光学装置において、前記筐
体より突出して形成され、前記光学レンズの側部を保持
する突起部(122,132)を有し、前記突起部と前
記光学レンズにおける前記側部と対向する前記筐体の壁
面(100R,100L)との間に空気が流れる空間部
(30)を形成したことを特徴とする光学装置を提供す
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学装置につい
て、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の光学
装置の一実施例を示す部分平面図、図2は図1のA−A
断面図、図3は本発明の光学装置の一例である液晶プロ
ジェクタ装置の全体構成を示す図である。なお、図1,
図2において、図4,図5と同一部分には同一符号が付
してある。
【0012】まず、図3を用いて本発明の光学装置の一
例である液晶プロジェクタ装置の全体構成について説明
する。ここでは、反射型の液晶プロジェクタ装置の構成
を示し、その動作を説明することとする。
【0013】図3において、例えばキセノンアークラン
プであるランプ1より発せられた光は、コールドミラー
2に入射される。コールドミラー2で反射した光はダイ
クロイックミラー3に入射される。ダイクロイックミラ
ー3に入射された光の内、赤色(R)光はダイクロイッ
クミラー3を透過してミラー5に入射される。このR光
はミラー5で反射して偏光ビームスプリッタ(PBS)
9に入射される。
【0014】青色(B)/緑色(G)光はダイクロイッ
クミラー3で反射してダイクロイックミラー4に入射さ
れる。ダイクロイックミラー4に入射された光の内、G
光はダイクロイックミラー4で反射して偏光ビームスプ
リッタ(PBS)10に入射される。ダイクロイックミ
ラー4に入射された光の内、B光はダイクロイックミラ
ー4を透過して偏光ビームスプリッタ(PBS)11に
入射される。
【0015】PBS9に入射されたR光はその接合面で
S波成分のみが反射し、液晶パネル6に入射される。液
晶パネル6に入射されたS波成分は液晶パネル6で反射
してP波成分となり、PBS9の接合面を透過して合成
プリズム12に入射される。PBS10に入射されたG
光はその接合面でS波成分のみが反射し、液晶パネル7
に入射される。液晶パネル7に入射されたS波成分は液
晶パネル7で反射してP波成分となり、PBS10の接
合面を透過して合成プリズム12に入射される。
【0016】PBS11に入射されたB光はその接合面
でS波成分のみが反射し、液晶パネル8に入射される。
液晶パネル8に入射されたS波成分は液晶パネル8で反
射してP波成分となり、PBS11の接合面を透過して
合成プリズム12に入射される。なお、液晶パネル6〜
8には、周知のように、映像に応じた電圧がかけられ、
入射されたR,G,B光がそれぞれ変調される。
【0017】合成プリズム12に入射されたR,G,B
光は合成プリズム12によって合成され、投射レンズ1
3によってスクリーン14に投射される。このようにし
て、スクリーン14には映像が表示される。
【0018】次に、図1及び図2を用いて、本発明の要
部について説明する。図1において、筐体100の内部
には、光源となるランプ1が取り付けられている。ラン
プ1より発した光L0は、レンズ21,22を介してコ
ールドミラー2に入射される。コールドミラー2は、ラ
ンプ1より発した光L0の進行方向に対して略45°の
角度で配置されている。コールドミラー2は、光L0よ
り可視光と赤外光とを分離する。可視光は、コールドミ
ラー2で反射して、進行方向が略90°曲げられ、図示
していない光学系へと入射される。
【0019】ランプ1やレンズ21,22を冷却するた
め、ランプ1の後部には、内部の空気を外部へと排出す
るファン23が配置されている。レンズ21は、筐体1
00の底壁100Bに形成したリブ122及びここでは
図示していないリブによって保持されている。レンズ2
2は、筐体100の底壁100Bに形成したリブ132
及びここでは図示していないリブによって保持されてい
る。
【0020】ここで、図2を用いて本発明のレンズ2
1,22の保持構造について詳細に説明する。なお、図
2は断面図であるが、便宜上、ハッチングを付していな
い。レンズ21の保持構造とレンズ22の保持構造は同
一であるので、代表して、レンズ21の保持構造につい
て説明する。図2は図1のA−A断面をファン23側よ
り見た図であり、図中右側が側壁100R、図中左側が
側壁100L、図中下側が底壁100Bである。筐体1
00の上側の開口部を図1では図示されていない蓋部2
00が塞いでいる。筐体100の底壁100Bには、リ
ブ123が形成されている。蓋部200には、リブ20
2が形成されている。
【0021】筐体100の底壁100Bに形成したリブ
122はレンズ21の側部を保持し、筐体100の底壁
100Bに形成したリブ123はレンズ21の底部を保
持する。蓋部200に形成したリブ202がレンズ21
の頂部を押圧する。このようにして、レンズ21はリブ
122,123,202によって保持されている。
【0022】本発明では、レンズ21の側部を保持する
リブ122が、筐体100の側壁100R,100Lで
はなく、底壁100Bに形成されており、側壁100
R,100Lとリブ122との間には、レンズ21を冷
却するための十分な風路(空間部)30を確保してい
る。リブ122と、このリブ122が保持しているレン
ズ21の側部と対向する壁面である側壁100R,10
0Lとの間に空気が流れる風路30を形成しているの
で、レンズ21の温度上昇を抑えることができる。従っ
て、筐体100の温度上昇も抑えることができる。リブ
122が側壁100R,100Lと接触していないの
で、レンズ21の温度が筐体100に伝達しにくいとい
う特長もある。
【0023】また、筐体100に設ける開口101をな
くすか、少なくすることができるので、筐体100内に
ごみやちりが進入しにくくなる。
【0024】本発明の保持機構は、レンズ21,22だ
けでなく、ミラーやフィルタ等の他の光学部品にも用い
ることができる。本発明の保持機構を、冷却が必要とさ
れる光学部品に用いることによって、上述した従来の問
題点は良好に解決される。本発明は上述した本実施例に
限定されることはなく、本発明の要旨逸脱しない範囲に
おいて種々変更可能である。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
学装置は、筐体より突出して形成され、光学部品の側部
を保持する突起部を有し、この突起部と光学部品におけ
る側部と対向する筐体の壁面との間に空気が流れる空間
部を形成したので、光学部品の周囲に十分な風路を確保
することができ、光学部品や筐体の温度上昇を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の一例である液晶プロジェクタ装置の全
体構成を示す図である。
【図4】従来例を示す部分平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 ランプ 2 コールドミラー 21,22 光学レンズ(光学部品) 23 ファン 30 風路(空間部) 100 筐体 100B 底壁 100R,100L 側壁 122,123,202 リブ(突起部) 200 蓋部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学部品を筐体内に備えた光学装置におい
    て、 前記筐体より突出して形成され、前記光学部品の側部を
    保持する突起部を有し、 前記突起部と前記光学部品における前記側部と対向する
    前記筐体の壁面との間に空気が流れる空間部を形成した
    ことを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】前記突起部は、前記筐体の底壁より突出し
    て形成され、前記突起部と前記筐体の側壁との間に前記
    空間部を形成したことを特徴とする請求項1記載の光学
    装置。
  3. 【請求項3】前記光学部品は、レンズであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の光学装置。
JP10317270A 1998-11-09 1998-11-09 光学装置 Pending JP2000147344A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008058675A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 光学装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
JP2010033089A (ja) * 2009-11-16 2010-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 光学装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
KR101422017B1 (ko) * 2007-11-07 2014-07-23 엘지전자 주식회사 프로젝터
CN107843967A (zh) * 2016-09-21 2018-03-27 宁波舜宇车载光学技术有限公司 镜头及其内部气体热平衡实现方法

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JP2010033089A (ja) * 2009-11-16 2010-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 光学装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
CN107843967A (zh) * 2016-09-21 2018-03-27 宁波舜宇车载光学技术有限公司 镜头及其内部气体热平衡实现方法
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