JP2003107220A5 - - Google Patents

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図12には、特許第300977号にて開示された構成を示している。この構成では、プリズム503の周りをやぐら状に板金509〜602が取り囲んでおり、液晶パネル504〜506およびこれを用いる場合に不可欠な偏光素子や波長板を、板金に取り付け用ガイド606を介して固定している。また、偏光板をプリズムに直接接着する例もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図12に示したような従来の構成では、プリズムに対して固定される光学部材の位置決め精度が、上記板金の曲げ精度や板金の貼り付け精度で規定される。したがって、プリズムに対する光学部材の位置決め精度を高くすることが難しいという問題がある。しかも、部品点数が多いため、組立てに手間がかかるという問題もある。
このように、プリズム型光学素子を支持する台座等の支持部材に不要光線を遮断する遮光部を一体形成することにより、少ない部品点数で、プリズム型光学素子に対する不要光線の入射やプリズム型光学素子からの不要光線の射出を確実に遮断することが可能となる。
第1フライアイレンズ3によって分割された光束は、反射ミラー5により反射され、第2フライアイレンズ4によって集光される。集光された光束は偏光変換素子に入射し、偏光方向がそろえられ、さらにコンデンサレンズ7によって集光される。
さらに、緑反射ダイクロイックミラー12を透過した赤周波数帯域光(以下、赤色光という)は、赤透過ダイクロイックフィルタ13によって不要な成分が除去された後、フィールドレンズ14,反射ミラー15,リレーレンズ16,反射ミラー17およびフィールドレンズ18を介して赤入射偏光板21を透過した後、赤色液晶パネル24に到達する。
ここで、クロスプリズム30周りの構成について、図3、図4を用いて説明する。図4に示すように、各色光用の液晶パネル24,25,26は投射レンズ31の焦点位置に固着される必要があることから、クロスプリズム27,射出側偏光板27,28,29および液晶パネル24,25,26からなるユニットは光学ボックス32から取り外すことが可能となっている。
図3に示すように、プリズム台座は2つの部品としての上下台座39,40を組み合わせてその機能を果たすように構成されており、上下台座39,40はそれぞれ、底面又は天井面を構成する平面部と、この平面部の四隅から上又は下に延びる柱状部とを有して構成されている。
偏光板27,28,29を保持する保持部35,36は、プリズム台座の上下台座39,40の柱状部にそれぞれ一体形成されている。上下台座39,40はプリズム30に対して接着などで固着される。
このようにプリズム台座に一体形成された保持部35、36のうち下台座40に設けられた保持部36は、偏光板27,28,29の下端角部を保持して、偏光板27,28,29の光入射方向およびその反対方向と上下方向の位置決めを行う。また、上台座39に設けられた保持部35は、偏光板27,28,29を下台座40に設けられた保持部36に差し込むためのガイドになっているとともに、偏光板27,28,29の側辺近傍の上側を保持して偏光板27,28,29の光入射方向およびその反対方向の位置決めを行う。
本実施形態では、射出側偏光板27、28、29上下のプリズム台座39、40の保持部35、36に保持させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、偏光方向や位相差を変化させる波長板や位相板、液晶の視野角特性を改善する液晶フィルタ等を保持部に保持させるようにしてもよい。
(第2実施形態)
図2には、本発明の第2実施形態である液晶プロジェクタ(投射型画像表示装置)の光学系の構成示している。本実施形態の光学系は第1実施形態の光学系とほぼ同様の構成を有しているが、色合成を行うプリズムとして4Pプリズム30Aを用いている。また、本実施形態では、光学ボックス32Aの内面における赤色光の光路に面した部分に、リレーレンズ系に代えて自由曲面ミラー33,34および凹面鏡37を用いている。
光源1から射出された光束のうち緑反射ダイクロイックミラー12を透過した赤色光は、自由曲面ミラー33で反射され、その対向する側に設けられた凹面鏡37によって反射され、さらに自由曲面ミラー34で反射されて入射側偏光板21を透過して赤色液晶パネル24に到達する。
各液晶パネル24,25,26により変調された各色光は、射出側偏光板27,28,29を透過して4Pプリズム30Aに入射する。そして、4Pプリズム30A内のダイクロイック膜の作用によって3つの色光が合成され、投射レンズ31によってスクリーン上に拡大投射される。
このように構成された光学系においても、第1実施形態にて説明した上下のプリズム台座39、40が用いられ、このプリズム台座39、40に一体形成された保持部35、36によって保持される。
本実施形態では、射出側偏光板27、28、29をプリズム台座の保持部に保持させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、偏光方向や位相差を変化させる波長板や位相板、液晶の視野角特性を改善する液晶フィルタ等を保持部に保持させるようにしてもよい。
(第3実施形態)
図5には、本発明の第3実施形態を示している。第1実施形態で示したプリズム台座39、40に設けられた保持部35、36は、偏光板27、28、29などの光学部材を差し込む形態になっているが、本実施形態では、プリズム台座39、40をプラスチック成形によって製作した場合のプリズム台座自体が持つ弾性を利用して光学部材を保持するようにしている。
偏光板28を保持させる際には、まず、偏光板28の下側部分を下側の保持部56と柱状部との間に斜めに差込み、偏光板28をプリズム入射面側に押し込む。これにより、偏光板28の背面が上側の保持部55の斜面押圧して保持部55が弾性変形して開き、偏光板28が柱状部に密着するよう嵌り込む。このとき、保持部55がその弾性力によって元に戻ろうとし、その付勢力によって偏光板28がプリズムに対して固定保持される。
また、上下台座62,64はプラスチック樹脂の射出成形によって製作されるため、熱によりわずかに膨張する。このため樹脂の線膨張係数を見越して、上下台座62,64の柱状部の先端間に隙間63を設けておく必要がある。
図7に示すように、視野絞り部65、66は有効光束範囲Lから外れた部分に形成されている。したがって、有効光束から外れた部分からプリズム30内に入射する光でゴースト等が発生することを防ぐことができる。
また、プリズム台座62、64に視野絞り部65、66を設けることにより、遮光部材をプリズム台座に対して取り付けるよりも視野絞り部65、66の位置精度を良くすることができ、かつ部品点数が減るので都合がよい。
(第6実施形態)
図9には、本発明の第6実施形態である液晶プロジェクタ(投射型画像表示装置)の光学系の構成を示している。図中、101は連続スペクトルで白色光を発光する光源、102は光を所定の方向に集光するリフレクタ、103aは矩形のレンズをマトリックス状に配置した第1のフライアイレンズ、103bは第1のフライアイレンズ103aの個々のレンズに対応したレンズアレイからなる第2のフライアイレンズ、104は無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子である。
次に、この液晶プロジェクタにおける光学的な作用を説明する。光源101から発した光はリフレクタ102により所定の方向に集光される。ここで、リフレクタ102は放物面形状をなしており、放物面の焦点位置からの光は放物面の対称軸に平行な光束となる。ただし、光源101は理想的な点光源ではなく有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。
これらの集光光束は、第1のフライアイレンズ103aに入射する。第1のフライアイレンズ103aは外形が矩形の正の屈折力を有するレンズをマトリックス状に組み合わせて構成されており、入射した光束はそれぞれのレンズに応じた複数の光束に分割され、かつ集光され、第2のフライアイレンズ103bを経てマトリックス状に複数の光源像を偏光変換素子104の近傍に形成する。
反射されたS偏光成分の光は反射面で反射し、P偏光成分と同じ方向に出射する。一方、透過したP偏光成分の光は、1/2波長板を透過してS偏光成分と同じ偏光成分に変換され、結果的に双方の光は偏光方向(図9において「・」が付された線、以下(・)と記す)が揃った光として射出する。
変調されたGの反射光のP偏光成分(「|」が付された線、以下(|)と記す)は偏光分離面を透過し投射光となる。このときすべての偏光成分をS偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1の偏光ビームスプリッタ110aとG用の反射型液晶表示素子111gの間に設けられた1/4波長板112gの遅相軸を所定の方向に調整し、第1の偏光ビームススプリッタ110aとG用の反射型液晶表示素子111gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えている。
同様に、R用の反射型液晶表示素子111rにおいては、Rの光が画像変調されて反射される。変調されたRの反射光のS偏光成分(・)は再び偏光分離面を反射し、光源側に戻され投射光から除去される。変調されたRの反射光のP偏光成分(「|」が付された一点鎖線)は偏光分離面を透過し投射光となる。これにより、BとRの投射光は1つの光束に合成される。
本実施形態においては、図10(a)に示すように、第2の偏光ビームスプリッタ110bを保持するプリズム台座(支持部材)160,161に、1/4波長板112r,112bを回転可能に保持する部分を一体形成している。
また、図10(b)に示すように、第3の偏光ビームスプリッタ110cを保持するプリズム台座(支持部材)162,163に、1/2波長板109a,109bを回転可能に保持する部分を一体形成している。
また、本願第2の発明によれば、プリズム型光学素子を支持する台座等の支持部材に不要光線を遮断する遮光部を一体形成したので、少ない部品点数で、プリズム型光学素子に対する不要光線の入射やプリズム型光学素子からの不要光線の射出を確実に遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の第1実施形態である液晶プロジェクタの光学系を示す図である。
【図2】
本発明の第2実施形態である液晶プロジェクタの光学系を示す図である。
【図3】
本発明の第1実施形態の液晶プロジェクタに用いられるにおけるプリズムおよびプリズム台座の斜視図である。
【図4】
本発明の第1実施形態の液晶プロジェクタに用いられるにおけるプリズムおよびプリズム台座の分解斜視図である。
【図5】
本発明の第3実施形態である液晶プロジェクタに用いられるプリズムおよびプリズム台座の斜視図である。
【図6】
本発明の第4実施形態である液晶プロジェクタに用いられるプリズムおよびプリズム台座の斜視図である。
【図7】
上記第4実施形態におけるプリズムおよびプリズム台座の断面図である。
【図8】
本発明の第5実施形態である液晶プロジェクタに用いられるプリズムおよびプリズム台座の斜視図である。
【図9】
本発明の第6実施形態である液晶プロジェクタの光学系を示す図である。
【図10】
上記第6実施形態の液晶プロジェクタに用いられるプリズム台座の斜視図である。
【図11】
本発明の第7実施形態である液晶プロジェクタに用いられるプリズム台座の斜視図である。
【図12】
従来の液晶プロジェクタにおけるプリズムおよびプリズム台座を示す分解斜視図である。
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