JP2000147290A - 光導波路モジュール - Google Patents

光導波路モジュール

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JP2000147290A
JP2000147290A JP10327981A JP32798198A JP2000147290A JP 2000147290 A JP2000147290 A JP 2000147290A JP 10327981 A JP10327981 A JP 10327981A JP 32798198 A JP32798198 A JP 32798198A JP 2000147290 A JP2000147290 A JP 2000147290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
temperature
component
temperature control
waveguide module
Prior art date
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Pending
Application number
JP10327981A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Yamamoto
敏郎 山本
Tomoaki Toratani
智明 虎谷
Tsuneaki Saito
恒聡 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気温が変化しても、光導波路基板を板面全
体に亘って応答性良く均一に温度制御することが可能な
光導波路モジュールを提供する。 【解決手段】 少なくとも、第1及び第2の面を有する
光導波路部品2、光導波路部品の温度を検知する温度セ
ンサ5並びに光導波路部品の温度を所定温度に制御する
温度制御素子をパッケージ内に収納した光導波路モジュ
ール1。光導波路部品2は、第1及び第2の面の両面に
温度制御素子6,7が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路モジュー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光導波
路モジュールにおいて光信号の合波や分波に使用される
光導波路基板は、例えば、シリコン基板上に石英からな
る導波路を蒸着形成したものである。このため、光導波
路基板は、シリコンと石英という2種類の材料の線膨張
率の差から、温度が変化すると導波路の歪み量が内部的
に変化する。この内部歪みは、光導波路基板における波
長特性を大きな影響を及ぼす。例えば、光導波路基板の
温度が1℃変化すると、アレイ型光導波路では、この温
度変化によって光路長も変化し、分波される光信号の波
長が0.01nmシフトする。
【0003】一般に、このような光信号の合波や分波を
行う光導波路モジュールにおいて、波長変動の温度依存
性は、外気温が−20℃から70℃まで変化した場合で
も0.003nm以内に収まることが要求されている。従
って、このような仕様に基づくと、光導波路モジュール
内に配置される光導波路基板は、板面全体に亘って温度
分布が±0.3℃以内で均一に温度制御する必要がある。
【0004】このとき、温度制御の対象となる光導波路
基板は、通常、縦横数cmで、厚さ数mmの熱伝導率が
比較的小さなチップである。このため、光導波路基板
は、縦横数10mm程度のペルチエ素子やヒータ等の温
度制御素子で、板面全体に亘って温度分布が±0.3℃以
内で応答性良く均一に温度制御することが困難であっ
た。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、外気温が変化しても、光導波路基板を板面全体に亘
って応答性良く均一に温度制御することが可能な光導波
路モジュールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、少なくとも、第1及び第2の面を有
する光導波路部品、該光導波路部品の温度を検知する温
度センサ並びに前記光導波路部品の温度を所定温度に制
御する温度制御素子をパッケージ内に収納した光導波路
モジュールであって、前記光導波路部品は、前記第1及
び第2の面の両面に前記温度制御素子が配置されている
構成としたのである。
【0007】好ましくは、前記光導波路部品は、前記温
度制御素子との間の前記第1及び第2の面の両面に均熱
板を配置する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
及び図2に基づいて詳細に説明する。光導波路モジュー
ル1は、図1及び図2に示すように、少なくとも光導波
路基板2、温度センサ5及び温度制御素子6,7がパッ
ケージ10内に収納されている。
【0009】光導波路基板2は、基板上に所望パターン
の導波路が形成された平面型のアレイ光導波路部品(A
WG)で、図2に示すように、中央に凹溝2aが形成さ
れ、上均熱板8と下均熱板9との間に配置される。光導
波路基板2は、図1に示すように、左右両側にそれぞれ
光コネクタ3a,4aが接続されている。光コネクタ3
a,4aは、それぞれ複数の入射ファイバ3と出射ファ
イバ4の端部に取り付けられている。
【0010】温度センサ5は、光導波路基板2の温度を
検知するサーミスタで、図1,図2に示すように、上均
熱板8の下面中央に形成した後述する収納溝8aにシリ
コーングリスを充填して収納されている。温度センサ5
は、検知した光導波路基板2の温度信号を2本の電線5
aにより外部の制御装置(図示せず)へ伝送する。ここ
で、上均熱板8と下均熱板9は、光導波路基板2の温度
を均一に保持するもので、例えば、銅板等が使用され
る。上均熱板8は、下面中央に収納溝8aが、収納溝8
aに隣接する中央に開口8bが、それぞれ形成されてい
る。両均熱板8,9は、図1に示すように、止めねじ8
cによって後述するボディ11に固定される。ここで、
両均熱板8,9は、光導波路基板2の温度を均一に保持
するものであるから、光導波路基板2の温度が均一に保
持されれば、必ずしも必要ではない。従って、光導波路
基板2の温度が均一に保持される場合には、光導波路基
板2の上面及び下面にそれぞれ温度制御素子6と温度制
御素子7とを直接配置する。
【0011】温度制御素子6,7は、例えば、平板状の
ヒータやペルチエ素子等が使用され、図2に示すよう
に、上均熱板8と下均熱板9とを介して光導波路基板2
の上面及び下面に配置されている。温度制御素子6,7
は、図1に示すように、パッケージ10外へ延出してい
るそれぞれ2本の電線6a(温度制御素子7の電線は図
示せず)から作動電流が供給される。
【0012】パッケージ10は、それぞれPET樹脂や
PBT樹脂等の合成樹脂から成形されたボディ11とカ
バー12を有し、図1はカバー12及び上側に配置され
る温度制御素子6を省略した状態を示している。ボディ
11は、図1に示すように、壁11bによってベース1
1aの略中央に光導波路基板2、温度制御素子6,7及
び両均熱板8,9を配置する凹部11cが、凹部11c
に隣接して2つの開口11dが、それぞれ形成されてい
る。また、ボディ11は、各開口11dに隣接する外側
の壁11bにゴムブーツ13,14が装着されている。
ゴムブーツ13,14は、ブチルゴム等の弾性体から筒
状に成形され、パッケージ10から延出する複数の入射
ファイバ3と出射ファイバ4が断線しないように曲げか
ら保護する。ここで、ボディ11は、各開口11dに隣
接する内側の壁11bに凹部11eが形成され、凹部1
1eによって光導波路基板2の角部を位置決めしてい
る。また、ボディ11の外周四隅には開口を有する取付
ブラケット11fが設けられている。
【0013】カバー12は、四隅をねじ12a(図2参
照)によってねじ止めしてボディ11に被着される蓋で
ある。光導波路モジュール1は、以上のように構成さ
れ、ボディ11の凹部11cに温度制御素子7、下均熱
板9、光導波路基板2、上均熱板8をこの順序で配置す
ると共に、上均熱板8の収納溝8aにシリコーングリス
を充填して温度センサ5を収納する。そして、両均熱板
8,9を止めねじ8cによってボディ11に固定した
後、上均熱板8の上に温度制御素子6を配置し、カバー
12をねじ12aにボディ11に被着して光導波路モジ
ュール1が組み立てられる。
【0014】従って、光導波路モジュール1は、光導波
路基板2の上面及び下面の両面に温度制御素子6,7が
配置されている。このため、光導波路モジュール1は、
外気温が変化しても、光導波路基板2を温度制御素子
6,7によって表裏両面から板面全体に亘って応答性良
く均一に温度制御することができ、温度変動が抑えられ
るので、常に安定した合波,分波特性を性能を発揮で
き、信頼性が向上する。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外気温が変化
しても、光導波路基板を板面全体に亘って応答性良く均
一に温度制御することが可能な光導波路モジュールを提
供することができる。請求項2の発明によれば、光導波
路基板を一層応答性良く均一に温度制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光導波路モジュールの実施形態を示す
平面図である。
【図2】図1の光導波路モジュールのII−II線に沿った
断面図である。
【符号の説明】
1 光導波路モジュール 2 光導波路基板 2a 凹溝 3 入射ファイバ 3a 光コネクタ 4 出射ファイバ 4a 光コネクタ 5 温度センサ 6,7 温度制御素子 8 上均熱板 9 下均熱板 10 パッケージ 11 ボディ 12 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 恒聡 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA04 MA05 QA02 QA04 RA08 TA11 5K002 AA07 BA04 BA05 BA07 CA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、第1及び第2の面を有する
    光導波路部品、該光導波路部品の温度を検知する温度セ
    ンサ並びに前記光導波路部品の温度を所定温度に制御す
    る温度制御素子をパッケージ内に収納した光導波路モジ
    ュールであって、前記光導波路部品は、前記第1及び第
    2の面の両面に前記温度制御素子が配置されていること
    を特徴とする光導波路モジュール。
  2. 【請求項2】 前記光導波路部品は、前記温度制御素子
    との間の前記第1及び第2の面の両面に均熱板が配置さ
    れている、請求項1の光導波路モジュール。
JP10327981A 1998-11-18 1998-11-18 光導波路モジュール Pending JP2000147290A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003062894A1 (en) * 2002-01-18 2003-07-31 Tyco Electronics Raychem Nv Enclosed optical circuits
JP2005508763A (ja) * 2001-11-09 2005-04-07 3デー プリュー 任意の応力から保護されるコンポーネントの気密カプセル封じのための装置

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