JPH11281826A - 光モジュール - Google Patents
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- JPH11281826A JPH11281826A JP8725498A JP8725498A JPH11281826A JP H11281826 A JPH11281826 A JP H11281826A JP 8725498 A JP8725498 A JP 8725498A JP 8725498 A JP8725498 A JP 8725498A JP H11281826 A JPH11281826 A JP H11281826A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/10—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
- G02B6/12—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
- G02B6/12007—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer
- G02B6/12009—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer comprising arrayed waveguide grating [AWG] devices, i.e. with a phased array of waveguides
- G02B6/12026—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer comprising arrayed waveguide grating [AWG] devices, i.e. with a phased array of waveguides characterised by means for reducing the temperature dependence
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面に光の導波路が形成された導波路部材の
温度を一定に保持することが可能な光モジュールを提供
する。 【解決手段】 表面に光の導波路2dが形成された導波
路部材2と、導波路部材に設けられるペルチェ素子4と
を有する光モジュール1。導波路部材2は、少なくとも
表面と裏面とを覆う熱伝導性を有する伝熱部材3を介し
てペルチェ素子4が設けられている。
温度を一定に保持することが可能な光モジュールを提供
する。 【解決手段】 表面に光の導波路2dが形成された導波
路部材2と、導波路部材に設けられるペルチェ素子4と
を有する光モジュール1。導波路部材2は、少なくとも
表面と裏面とを覆う熱伝導性を有する伝熱部材3を介し
てペルチェ素子4が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に光の導波路
が形成された光モジュール、例えば、光波長多重通信に
用いられるアレー導波路回折格子型の光モジュールに関
する。
が形成された光モジュール、例えば、光波長多重通信に
用いられるアレー導波路回折格子型の光モジュールに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信においては、伝送容量を飛
躍的に増加させるため、光周波数多重通信の研究開発が
盛んである。伝送容量を増加させるためには、波長間隔
が可能な限り小さい光を合分波できる光モジュールが必
要とされ、このような光モジュールとして表面に光の導
波路が形成された光モジュール、例えば、アレー導波路
回折格子を用いた光合分波器が知られている(光スイッ
チング技術研究会,PST91-48, 1992,「アレー導波路回
折格子を用いた光合分波器」参照)。
躍的に増加させるため、光周波数多重通信の研究開発が
盛んである。伝送容量を増加させるためには、波長間隔
が可能な限り小さい光を合分波できる光モジュールが必
要とされ、このような光モジュールとして表面に光の導
波路が形成された光モジュール、例えば、アレー導波路
回折格子を用いた光合分波器が知られている(光スイッ
チング技術研究会,PST91-48, 1992,「アレー導波路回
折格子を用いた光合分波器」参照)。
【0003】この光合分波器は、例えば、導波路チップ
上に、隣接する導波路相互間の光路長差ΔLを微妙に異
ならせた複数のアレー導波路と第1及び第2のスラブ導
波路とをガラスで形成したものである。この光合分波器
においては、前記第1のスラブ導波路を介して前記複数
のアレー導波路に多重波長の光を入射させると、前記光
路長差に対応した回折光が前記第2のスラブ導波路へと
出射され、多重波長の光が分波される。
上に、隣接する導波路相互間の光路長差ΔLを微妙に異
ならせた複数のアレー導波路と第1及び第2のスラブ導
波路とをガラスで形成したものである。この光合分波器
においては、前記第1のスラブ導波路を介して前記複数
のアレー導波路に多重波長の光を入射させると、前記光
路長差に対応した回折光が前記第2のスラブ導波路へと
出射され、多重波長の光が分波される。
【0004】一方、この逆に、前記第2のスラブ導波路
を介して前記複数のアレー導波路に波長の異なる種々の
光を入射させると、これらの光は、前記光路長差に対応
して合波され、前記第1のスラブ導波路へと出射され
る。
を介して前記複数のアレー導波路に波長の異なる種々の
光を入射させると、これらの光は、前記光路長差に対応
して合波され、前記第1のスラブ導波路へと出射され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光モジ
ュールにおいては、光路長差の異なる複数のアレー導波
路により光を合分波している。このため、上記光モジュ
ールにおいては、複数のアレー導波路における光路長差
が温度変化によって影響を受けないよう、導波路チップ
の温度を一定に保持する必要があった。
ュールにおいては、光路長差の異なる複数のアレー導波
路により光を合分波している。このため、上記光モジュ
ールにおいては、複数のアレー導波路における光路長差
が温度変化によって影響を受けないよう、導波路チップ
の温度を一定に保持する必要があった。
【0006】そこで、上記構成の従来の光モジュールに
おいては、ヒータやペルチェ素子等の温度補償手段で加
熱あるいは冷却することにより導波路チップの温度を一
定に保持すると共に、導波路チップと温度補償手段との
間にサーミスタ等の温度測定素子を有する金属やプラス
チック等の熱伝導性の良好な素材からなる均熱板を配置
している。そして、前記温度測定素子で測定した温度に
基づいて前記温度補償手段を制御手段によってフィード
バック制御等で制御し、導波路チップの温度が一定とな
るように管理していた。
おいては、ヒータやペルチェ素子等の温度補償手段で加
熱あるいは冷却することにより導波路チップの温度を一
定に保持すると共に、導波路チップと温度補償手段との
間にサーミスタ等の温度測定素子を有する金属やプラス
チック等の熱伝導性の良好な素材からなる均熱板を配置
している。そして、前記温度測定素子で測定した温度に
基づいて前記温度補償手段を制御手段によってフィード
バック制御等で制御し、導波路チップの温度が一定とな
るように管理していた。
【0007】しかし、均熱板は、導波路チップと温度補
償手段との間、即ち、導波路チップの裏面にしか設けら
れていない。このため、導波路チップは、複数のアレー
導波路が形成され、周囲温度の影響を受け易い表面と、
温度制御された裏面との間で温度が異なってしまう。従
って、上記構成の従来の光モジュールは、光の導波路が
形成された表面を一定の温度に保持することが難しく、
結果的に複数の導波路相互間の光路長差に変化を生じ、
合分波される光の波長がシフトして出射される回折光の
波長が変化してしまうというという問題があった。
償手段との間、即ち、導波路チップの裏面にしか設けら
れていない。このため、導波路チップは、複数のアレー
導波路が形成され、周囲温度の影響を受け易い表面と、
温度制御された裏面との間で温度が異なってしまう。従
って、上記構成の従来の光モジュールは、光の導波路が
形成された表面を一定の温度に保持することが難しく、
結果的に複数の導波路相互間の光路長差に変化を生じ、
合分波される光の波長がシフトして出射される回折光の
波長が変化してしまうというという問題があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、表面に光の導波路が形成された導波路部材の温度を
一定に保持することが可能な光モジュールを提供するこ
とを目的とする。
で、表面に光の導波路が形成された導波路部材の温度を
一定に保持することが可能な光モジュールを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、表面に光の導波路が形成された導波
路部材と、前記導波路部材に設けられる温度補償手段と
を有する光モジュールであって、前記導波路部材は、少
なくとも前記表面と裏面とを覆う熱伝導性を有する伝熱
部材を介して前記温度補償手段が設けられている構成と
したのである。
的を達成するため、表面に光の導波路が形成された導波
路部材と、前記導波路部材に設けられる温度補償手段と
を有する光モジュールであって、前記導波路部材は、少
なくとも前記表面と裏面とを覆う熱伝導性を有する伝熱
部材を介して前記温度補償手段が設けられている構成と
したのである。
【0010】好ましくは、前記光の導波路を、光の合分
波機能を有する複数のアレー導波路とする。また好まし
くは、前記伝熱部材は、前記導波路部材との間に熱伝導
性素材を塗布する。更に好ましくは、前記伝熱部材は、
前記導波路部材との間の少なくとも一部に断熱層を形成
する。
波機能を有する複数のアレー導波路とする。また好まし
くは、前記伝熱部材は、前記導波路部材との間に熱伝導
性素材を塗布する。更に好ましくは、前記伝熱部材は、
前記導波路部材との間の少なくとも一部に断熱層を形成
する。
【0011】好ましくは、前記伝熱部材は外周を断熱材
で覆う。
で覆う。
【0012】
【作用】導波路部材に少なくとも前記表面と裏面とを覆
う熱伝導性を有する伝熱部材を介して前記温度補償手段
を設けると、伝熱部材の熱伝導により、導波路部材の表
裏両面の温度差が小さく、かつ、予め設定した一定温度
に保持される。
う熱伝導性を有する伝熱部材を介して前記温度補償手段
を設けると、伝熱部材の熱伝導により、導波路部材の表
裏両面の温度差が小さく、かつ、予め設定した一定温度
に保持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光モジュールに係
る一実施形態としてアレー導波路回折格子を用いた光合
分波器を図1乃至図6に基づいて詳細に説明する。先
ず、本発明の光モジュールの第1の実施形態について説
明すると、光合分波器1は、図1(a)〜(c)に示す
ように、導波路チップ2、伝熱板3及びペルチエ素子4
を備えている。
る一実施形態としてアレー導波路回折格子を用いた光合
分波器を図1乃至図6に基づいて詳細に説明する。先
ず、本発明の光モジュールの第1の実施形態について説
明すると、光合分波器1は、図1(a)〜(c)に示す
ように、導波路チップ2、伝熱板3及びペルチエ素子4
を備えている。
【0014】導波路チップ2は、基板2aの表面に入力
導波路2b、スラブ導波路2c、複数のアレー導波路2
d、スラブ導波路2e及び複数の出力導波路2fが形成
されている。ここで、入力導波路2bや出力導波路2f
には、例えば、多重波長の伝送光を入射あるいは出射さ
せる光コネクタや光ファイバ(共に図示せず)が、それ
ぞれ接続される。また、スラブ導波路2c,2eは二次
元光導波路で、特にスラブ導波路2eは凹面光導波路で
ある。一方、複数のアレー導波路2dは、隣り合う導波
路2d間の光路長差が僅かに異なるように形成された三
次元光導波路である。
導波路2b、スラブ導波路2c、複数のアレー導波路2
d、スラブ導波路2e及び複数の出力導波路2fが形成
されている。ここで、入力導波路2bや出力導波路2f
には、例えば、多重波長の伝送光を入射あるいは出射さ
せる光コネクタや光ファイバ(共に図示せず)が、それ
ぞれ接続される。また、スラブ導波路2c,2eは二次
元光導波路で、特にスラブ導波路2eは凹面光導波路で
ある。一方、複数のアレー導波路2dは、隣り合う導波
路2d間の光路長差が僅かに異なるように形成された三
次元光導波路である。
【0015】従って、導波路チップ2においては、入力
導波路2bから多重波長の伝送光を入射させると、この
伝送光は、スラブ導波路2cで回折され、個々のアレー
導波路2dに入射する。そして、各波長の光は、アレー
導波路2d内を伝搬した後、スラブ導波路2eにより出
力導波路2fの一端付近に、波長ごとに異なる位置に集
光され、それぞれ異なる波長の光が対応する出力導波路
2fの他端から出射される。
導波路2bから多重波長の伝送光を入射させると、この
伝送光は、スラブ導波路2cで回折され、個々のアレー
導波路2dに入射する。そして、各波長の光は、アレー
導波路2d内を伝搬した後、スラブ導波路2eにより出
力導波路2fの一端付近に、波長ごとに異なる位置に集
光され、それぞれ異なる波長の光が対応する出力導波路
2fの他端から出射される。
【0016】このとき、複数のアレー導波路2dは、回
折によって広がった全ての入射光を受光するのに充分な
数、例えば、100本程で構成されている。また、接続
損失低減のため、導波路チップ2においては、複数のア
レー導波路2dは、スラブ導波路2c,2eとの接続部
がテーパ状に広がるように形成されている。伝熱板3
は、導波路チップ2の表面と裏面とを覆う熱伝導性を有
する伝熱部材で、表裏両面から吸熱あるいは加熱して導
波路チップ2の表面と裏面との温度を一定に制御する。
伝熱板3は、熱伝導率の大きな銅板からなる上板3aと
下板3bとを有し、両板3a,3bの中央には導波路チ
ップ2を配置する凹溝3cが形成されている。下板3b
は、凹溝3c下部に挿通孔3dが形成され、挿通孔3d
を利用してサーミスタ5が挿着されている。
折によって広がった全ての入射光を受光するのに充分な
数、例えば、100本程で構成されている。また、接続
損失低減のため、導波路チップ2においては、複数のア
レー導波路2dは、スラブ導波路2c,2eとの接続部
がテーパ状に広がるように形成されている。伝熱板3
は、導波路チップ2の表面と裏面とを覆う熱伝導性を有
する伝熱部材で、表裏両面から吸熱あるいは加熱して導
波路チップ2の表面と裏面との温度を一定に制御する。
伝熱板3は、熱伝導率の大きな銅板からなる上板3aと
下板3bとを有し、両板3a,3bの中央には導波路チ
ップ2を配置する凹溝3cが形成されている。下板3b
は、凹溝3c下部に挿通孔3dが形成され、挿通孔3d
を利用してサーミスタ5が挿着されている。
【0017】ここで、伝熱板3は、熱伝導性を有してい
れば、前記銅の他、アルミニウム等の金属や合成樹脂を
使用することができる。また、サーミスタ5は、導波路
チップ2裏面側の温度をモニタするセンサで、温度制御
手段(ECU)に接続され、導波路チップ2の温度を予
め設定された一定の温度に制御する。ペルチエ素子4
は、伝熱板3を介して導波路チップ2の裏面に設けられ
る温度補償手段で、前記温度制御手段に接続されてい
る。
れば、前記銅の他、アルミニウム等の金属や合成樹脂を
使用することができる。また、サーミスタ5は、導波路
チップ2裏面側の温度をモニタするセンサで、温度制御
手段(ECU)に接続され、導波路チップ2の温度を予
め設定された一定の温度に制御する。ペルチエ素子4
は、伝熱板3を介して導波路チップ2の裏面に設けられ
る温度補償手段で、前記温度制御手段に接続されてい
る。
【0018】光合分波器1は以上のように構成され、以
下のようにして製造される。先ず、上板3a及び下板3
bの凹溝3cにシリコーンペーストを塗布し、導波路チ
ップ2を凹溝3cに接着すると共に、両板3a,3bを
前記シリコーンペーストで接着した。次に、伝熱板3の
挿通孔3dからサーミスタ5を挿入し、挿通孔3dに前
記シリコーンペーストで接着固定した。
下のようにして製造される。先ず、上板3a及び下板3
bの凹溝3cにシリコーンペーストを塗布し、導波路チ
ップ2を凹溝3cに接着すると共に、両板3a,3bを
前記シリコーンペーストで接着した。次に、伝熱板3の
挿通孔3dからサーミスタ5を挿入し、挿通孔3dに前
記シリコーンペーストで接着固定した。
【0019】次いで、伝熱板3の下板3b下面にペルチ
エ素子4を前記シリコーンペーストで固定し、光合分波
器1を製造した。このように、光合分波器1は、導波路
チップ2の表裏両面が熱伝導性の銅板からなる伝熱板3
で覆われ、しかも伝熱板3を介してペルチエ素子4が設
けられている。
エ素子4を前記シリコーンペーストで固定し、光合分波
器1を製造した。このように、光合分波器1は、導波路
チップ2の表裏両面が熱伝導性の銅板からなる伝熱板3
で覆われ、しかも伝熱板3を介してペルチエ素子4が設
けられている。
【0020】このため、光合分波器1は、サーミスタ5
でモニタされた導波路チップ2の裏面側の温度に基づい
て前記温度制御手段(ECU)が導波路チップ2の温度
を予め設定された一定の温度となるように制御したと
き、上板3aと下板3bとの間の熱伝導により、導波路
チップ2の表裏両面の温度差が小さく、かつ、予め設定
した一定温度に保持される。
でモニタされた導波路チップ2の裏面側の温度に基づい
て前記温度制御手段(ECU)が導波路チップ2の温度
を予め設定された一定の温度となるように制御したと
き、上板3aと下板3bとの間の熱伝導により、導波路
チップ2の表裏両面の温度差が小さく、かつ、予め設定
した一定温度に保持される。
【0021】従って、光合分波器1は、温度変化に伴う
複数のアレー導波路2d相互間の光路長差に変化を生じ
ることがなく、出射される回折光の波長が変化してしま
うという問題を回避することができる。ここで、光合分
波器1は、図2に示すように、導波路チップ2の入力導
波路2bと出力導波路2fに光ファイバ6,7を接続
し、接続部6a,7aを含む導波路チップ2全体を上板
8aと下板8bとを有し、凹溝8cが形成された伝熱板
8で覆ってもよい。
複数のアレー導波路2d相互間の光路長差に変化を生じ
ることがなく、出射される回折光の波長が変化してしま
うという問題を回避することができる。ここで、光合分
波器1は、図2に示すように、導波路チップ2の入力導
波路2bと出力導波路2fに光ファイバ6,7を接続
し、接続部6a,7aを含む導波路チップ2全体を上板
8aと下板8bとを有し、凹溝8cが形成された伝熱板
8で覆ってもよい。
【0022】次に、本発明の光モジュールの第2の実施
形態について説明する。光合分波器10は、図3(a)
〜(c)に示すように、導波路チップ11、伝熱容器1
2及びペルチエ素子13を備えている。ここで、導波路
チップ11及びペルチエ素子13は、光合分波器1の導
波路チップ2及びペルチエ素子4と構成が同一なので、
図中対応する構成部分に対応する符号を付すことにより
詳細な説明を省略する。
形態について説明する。光合分波器10は、図3(a)
〜(c)に示すように、導波路チップ11、伝熱容器1
2及びペルチエ素子13を備えている。ここで、導波路
チップ11及びペルチエ素子13は、光合分波器1の導
波路チップ2及びペルチエ素子4と構成が同一なので、
図中対応する構成部分に対応する符号を付すことにより
詳細な説明を省略する。
【0023】伝熱容器12は、熱伝導率の大きな銅板か
らなる箱で、導波路チップ11の全体を覆って表裏両面
から吸熱あるいは加熱し、導波路チップ11の表面と裏
面との温度を一定に制御する。伝熱容器12は、両側に
開口12aが、幅方向一側に挿通孔12bが、それぞれ
形成されている。伝熱容器12は、内部に温度制御媒体
が蓄えられ、挿通孔12bからサーミスタ14が挿着さ
れている。
らなる箱で、導波路チップ11の全体を覆って表裏両面
から吸熱あるいは加熱し、導波路チップ11の表面と裏
面との温度を一定に制御する。伝熱容器12は、両側に
開口12aが、幅方向一側に挿通孔12bが、それぞれ
形成されている。伝熱容器12は、内部に温度制御媒体
が蓄えられ、挿通孔12bからサーミスタ14が挿着さ
れている。
【0024】ここで、前記温度制御媒体は、例えば、導
波路チップ11の温度を予め制御しようとする一定温度
付近に融点を有し、熱伝導率の大きな素材を使用する。
この他、前記温度制御媒体は、熱伝導率が大きく、導波
路チップ11の表裏両面の温度差を小さく、かつ、導波
路チップ11を予め設定した一定温度に保持できれば、
ペースト状,ゲル状あるいは液体等の流動性を有する物
質を使用することができる。
波路チップ11の温度を予め制御しようとする一定温度
付近に融点を有し、熱伝導率の大きな素材を使用する。
この他、前記温度制御媒体は、熱伝導率が大きく、導波
路チップ11の表裏両面の温度差を小さく、かつ、導波
路チップ11を予め設定した一定温度に保持できれば、
ペースト状,ゲル状あるいは液体等の流動性を有する物
質を使用することができる。
【0025】光合分波器10は以上のように構成され、
以下のようにして製造される。先ず、導波路チップ11
を開口12aから伝熱容器12内に挿入し、左右両側の
開口12aから外部へ突出させる。次に、両側の開口1
2aを接着剤で密封し、挿通孔12bから溶解させた温
度制御媒体を注入して伝熱容器12内部の導波路チップ
11全体を浸漬する。
以下のようにして製造される。先ず、導波路チップ11
を開口12aから伝熱容器12内に挿入し、左右両側の
開口12aから外部へ突出させる。次に、両側の開口1
2aを接着剤で密封し、挿通孔12bから溶解させた温
度制御媒体を注入して伝熱容器12内部の導波路チップ
11全体を浸漬する。
【0026】次いで、挿通孔12bからサーミスタ14
を挿入し、挿通孔12bにシリコーンペーストで接着固
定した。しかる後、伝熱容器12の下面にペルチエ素子
13を前記シリコーンペーストで固定し、光合分波器1
0を製造した。上記のように、光合分波器10は、導波
路チップ11が伝熱容器12内部の温度制御媒体に浸漬
され、伝熱容器12を介してペルチエ素子13が設けら
れている。
を挿入し、挿通孔12bにシリコーンペーストで接着固
定した。しかる後、伝熱容器12の下面にペルチエ素子
13を前記シリコーンペーストで固定し、光合分波器1
0を製造した。上記のように、光合分波器10は、導波
路チップ11が伝熱容器12内部の温度制御媒体に浸漬
され、伝熱容器12を介してペルチエ素子13が設けら
れている。
【0027】このため、光合分波器10は、サーミスタ
14でモニタされた導波路チップ11の裏面側の温度に
基づいて前記温度制御手段(ECU)が導波路チップ1
1の温度を予め設定された一定の温度となるように制御
したとき、導波路チップ11が予め設定した一定温度に
保持された状態では、伝熱容器12内部の温度制御媒体
が一部凝固した状態にある。
14でモニタされた導波路チップ11の裏面側の温度に
基づいて前記温度制御手段(ECU)が導波路チップ1
1の温度を予め設定された一定の温度となるように制御
したとき、導波路チップ11が予め設定した一定温度に
保持された状態では、伝熱容器12内部の温度制御媒体
が一部凝固した状態にある。
【0028】一方、導波路チップ11が、この設定温度
よりも僅かに上昇すると、温度制御媒体が融解し、この
ときの融解熱(潜熱)により導波路チップ11から熱を
吸収して設定温度となるよう制御する。そして、更に温
度が上昇し、融解熱だけでは補償しきれなくなると、サ
ーミスタ14でモニタされた温度に基づいて前記温度制
御手段(ECU)が導波路チップ11の温度を予め設定
された一定の温度となるように制御する。
よりも僅かに上昇すると、温度制御媒体が融解し、この
ときの融解熱(潜熱)により導波路チップ11から熱を
吸収して設定温度となるよう制御する。そして、更に温
度が上昇し、融解熱だけでは補償しきれなくなると、サ
ーミスタ14でモニタされた温度に基づいて前記温度制
御手段(ECU)が導波路チップ11の温度を予め設定
された一定の温度となるように制御する。
【0029】これに対して、導波路チップ11が、この
設定温度よりも僅かに下降すると、温度制御媒体が凝固
し、このときの凝固熱(潜熱)により導波路チップ11
に熱を与えて設定温度となるよう制御する。そして、更
に温度が下降し、凝固熱だけでは補償しきれなくなる
と、サーミスタ14でモニタされた温度に基づいて前記
温度制御手段(ECU)が導波路チップ11の温度を予
め設定された一定の温度となるように制御する。
設定温度よりも僅かに下降すると、温度制御媒体が凝固
し、このときの凝固熱(潜熱)により導波路チップ11
に熱を与えて設定温度となるよう制御する。そして、更
に温度が下降し、凝固熱だけでは補償しきれなくなる
と、サーミスタ14でモニタされた温度に基づいて前記
温度制御手段(ECU)が導波路チップ11の温度を予
め設定された一定の温度となるように制御する。
【0030】光合分波器10においては、このようにし
て導波路チップ11の表裏両面の温度差が小さく、か
つ、予め設定した一定温度に保持される。従って、光合
分波器10は、温度変化に伴う複数のアレー導波路11
d相互間の光路長差に変化を生じることがなく、出射さ
れる回折光の波長が変化してしまうという問題を回避す
ることができる。
て導波路チップ11の表裏両面の温度差が小さく、か
つ、予め設定した一定温度に保持される。従って、光合
分波器10は、温度変化に伴う複数のアレー導波路11
d相互間の光路長差に変化を生じることがなく、出射さ
れる回折光の波長が変化してしまうという問題を回避す
ることができる。
【0031】以下、本発明の光モジュールの他の実施形
態について簡単に説明するが、各構成部材は実施形態1
の光合分波器1と構成が同一なので、図中対応する構成
部分に対応する符号を付して詳細な説明を省略し、異な
る構成部分についてのみ説明する。第3の実施形態に係
る光合分波器20は、図4(a)〜(c)に示すよう
に、導波路チップ21、伝熱板22及びペルチエ素子2
3を備えている。
態について簡単に説明するが、各構成部材は実施形態1
の光合分波器1と構成が同一なので、図中対応する構成
部分に対応する符号を付して詳細な説明を省略し、異な
る構成部分についてのみ説明する。第3の実施形態に係
る光合分波器20は、図4(a)〜(c)に示すよう
に、導波路チップ21、伝熱板22及びペルチエ素子2
3を備えている。
【0032】光合分波器20は、少なくとも表裏両面に
熱伝導率の高い伝熱ペーストPHTを塗布して導波路チッ
プ21を上板22a及び下板22bの凹溝22cに配置
し、両板22a,22bをシリコーンペーストで接着
し、伝熱板22の挿通孔22dからサーミスタ24を挿
入して前記シリコーンペーストで挿通孔22dに接着
し、下板22bの下面にペルチエ素子23を前記シリコ
ーンペーストで接着固定して製造される。
熱伝導率の高い伝熱ペーストPHTを塗布して導波路チッ
プ21を上板22a及び下板22bの凹溝22cに配置
し、両板22a,22bをシリコーンペーストで接着
し、伝熱板22の挿通孔22dからサーミスタ24を挿
入して前記シリコーンペーストで挿通孔22dに接着
し、下板22bの下面にペルチエ素子23を前記シリコ
ーンペーストで接着固定して製造される。
【0033】このとき、伝熱ペーストPHTとしては、熱
伝導率が高ければ、ゲル状等の流動性を有する接着剤等
を使用することができる。従って、光合分波器20は、
少なくとも導波路チップ21の表裏両面に熱伝導率の高
い伝熱ペーストPHTを塗布するので、導波路チップ21
と伝熱板22との間の熱伝導が一層向上し、導波路チッ
プ21の表裏両面の温度差を小さく、かつ、予め設定し
た一定温度に保持することができる。
伝導率が高ければ、ゲル状等の流動性を有する接着剤等
を使用することができる。従って、光合分波器20は、
少なくとも導波路チップ21の表裏両面に熱伝導率の高
い伝熱ペーストPHTを塗布するので、導波路チップ21
と伝熱板22との間の熱伝導が一層向上し、導波路チッ
プ21の表裏両面の温度差を小さく、かつ、予め設定し
た一定温度に保持することができる。
【0034】また、第4の実施形態に係る光合分波器2
5は、図5(a)〜(c)に示すように、導波路チップ
26、伝熱板27及びペルチエ素子28を備えている。
光合分波器25は、導波路チップ26を上板27a及び
下板27bの凹溝27cに配置すると共に、周囲温度の
影響を受け易い少なくとも導波路チップ26の表面と上
板27aとの間に、熱を遮断する空気の断熱層LADを形
成し、両板27a,27bをシリコーンペーストで接着
し、伝熱板27の挿通孔27dからサーミスタ29を挿
入して前記シリコーンペーストで挿通孔27dに接着し
た後、下板27bの下面にペルチエ素子28を前記シリ
コーンペーストで接着固定して製造される。
5は、図5(a)〜(c)に示すように、導波路チップ
26、伝熱板27及びペルチエ素子28を備えている。
光合分波器25は、導波路チップ26を上板27a及び
下板27bの凹溝27cに配置すると共に、周囲温度の
影響を受け易い少なくとも導波路チップ26の表面と上
板27aとの間に、熱を遮断する空気の断熱層LADを形
成し、両板27a,27bをシリコーンペーストで接着
し、伝熱板27の挿通孔27dからサーミスタ29を挿
入して前記シリコーンペーストで挿通孔27dに接着し
た後、下板27bの下面にペルチエ素子28を前記シリ
コーンペーストで接着固定して製造される。
【0035】このとき、断熱層LADとしては、例えば、
ヘリウムやアルゴン等の不活性ガス等を使用してもよ
い。従って、光合分波器25は、周囲温度の影響を受け
易い少なくとも導波路チップ26の表面と上板27aと
の間に、熱を遮断する空気の断熱層LADを形成するの
で、導波路チップ21表面の温度上昇を抑えて導波路チ
ップ21の表裏両面の温度差を小さくすることができ、
予め設定した一定温度に保持することができる。
ヘリウムやアルゴン等の不活性ガス等を使用してもよ
い。従って、光合分波器25は、周囲温度の影響を受け
易い少なくとも導波路チップ26の表面と上板27aと
の間に、熱を遮断する空気の断熱層LADを形成するの
で、導波路チップ21表面の温度上昇を抑えて導波路チ
ップ21の表裏両面の温度差を小さくすることができ、
予め設定した一定温度に保持することができる。
【0036】更に、第5の実施形態に係る光合分波器3
0は、図6(a)〜(c)に示すように、導波路チップ
31、伝熱板32、ペルチエ素子33及び断熱材35を
備えている。光合分波器30は、上板32a及び下板3
2bの凹溝32cにシリコーンペーストを塗布し、導波
路チップ31を凹溝32cに接着すると共に、両板32
a,32bを前記シリコーンペーストで接着する。そし
て、伝熱板32の挿通孔32dからサーミスタ34を挿
入して前記シリコーンペーストで挿通孔32dに接着
し、下板32bの下面にペルチエ素子33を前記シリコ
ーンペーストで接着固定し、伝熱板32の外周を断熱材
35で覆って製造される。
0は、図6(a)〜(c)に示すように、導波路チップ
31、伝熱板32、ペルチエ素子33及び断熱材35を
備えている。光合分波器30は、上板32a及び下板3
2bの凹溝32cにシリコーンペーストを塗布し、導波
路チップ31を凹溝32cに接着すると共に、両板32
a,32bを前記シリコーンペーストで接着する。そし
て、伝熱板32の挿通孔32dからサーミスタ34を挿
入して前記シリコーンペーストで挿通孔32dに接着
し、下板32bの下面にペルチエ素子33を前記シリコ
ーンペーストで接着固定し、伝熱板32の外周を断熱材
35で覆って製造される。
【0037】従って、光合分波器30は、伝熱板32の
外周を断熱材35で覆うので、熱が内部に侵入し難く、
導波路チップ31表面の温度上昇を抑えて導波路チップ
31の表裏両面の温度差を小さくすることができ、予め
設定した一定温度に保持することができる。ここで、上
記実施形態は、光の合分波機能を有する複数のアレー導
波路が形成された導波路チップを有する光合分波器の場
合について説明した。しかし、本発明は上記実施形態に
限定されるものはなく、表面に光の導波路が形成された
あらゆる光モジュールに適用することができる。
外周を断熱材35で覆うので、熱が内部に侵入し難く、
導波路チップ31表面の温度上昇を抑えて導波路チップ
31の表裏両面の温度差を小さくすることができ、予め
設定した一定温度に保持することができる。ここで、上
記実施形態は、光の合分波機能を有する複数のアレー導
波路が形成された導波路チップを有する光合分波器の場
合について説明した。しかし、本発明は上記実施形態に
限定されるものはなく、表面に光の導波路が形成された
あらゆる光モジュールに適用することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、表面に光の導
波路が形成された導波路部材の温度を一定に保持するこ
とが可能な光モジュールを提供することができる。請求
項2の発明によれば、前記光の導波路が光の合分波機能
を有する複数のアレー導波路が形成された導波路部材の
温度を一定に保持することが可能な光モジュールを提供
することができる。
波路が形成された導波路部材の温度を一定に保持するこ
とが可能な光モジュールを提供することができる。請求
項2の発明によれば、前記光の導波路が光の合分波機能
を有する複数のアレー導波路が形成された導波路部材の
温度を一定に保持することが可能な光モジュールを提供
することができる。
【0039】請求項3の発明によれば、導波路部材と伝
熱部材との間の熱伝導が一層向上し、導波路部材の表裏
両面の温度差を小さく、かつ、予め設定した一定温度に
保持することができる。請求項4の発明によれば、伝熱
部材と導波路部材との間の少なくとも一部に断熱層を形
成するので、導波路部材表面の温度上昇を抑えて表裏両
面の温度差を小さくすることができ、予め設定した一定
温度に保持することができる。
熱部材との間の熱伝導が一層向上し、導波路部材の表裏
両面の温度差を小さく、かつ、予め設定した一定温度に
保持することができる。請求項4の発明によれば、伝熱
部材と導波路部材との間の少なくとも一部に断熱層を形
成するので、導波路部材表面の温度上昇を抑えて表裏両
面の温度差を小さくすることができ、予め設定した一定
温度に保持することができる。
【0040】請求項5の発明によれば、伝熱部材の外周
を断熱材で覆うので、熱が内部に侵入し難く、導波路部
材表面の温度上昇を抑えて導波路部材の表裏両面の温度
差を小さくすることができ、予め設定した一定温度に保
持することができる。
を断熱材で覆うので、熱が内部に侵入し難く、導波路部
材表面の温度上昇を抑えて導波路部材の表裏両面の温度
差を小さくすることができ、予め設定した一定温度に保
持することができる。
【図1】本発明の光モジュールの第1の実施形態に係る
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
【図2】図1に開示した光合分波器の変形例を示す平面
図(a)、右側面図(b)及び正面図(c)図である。
図(a)、右側面図(b)及び正面図(c)図である。
【図3】本発明の光モジュールの第2の実施形態に係る
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
【図4】本発明の光モジュールの第3の実施形態に係る
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
【図5】本発明の光モジュールの第4の実施形態に係る
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
【図6】本発明の光モジュールの第5の実施形態に係る
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
光合分波器の平面図(a)、右側面図(b)及び正面図
(c)である。
1 光合分波器 2 導波路チップ(導波路部材) 2d アレー導波路 3 伝熱板(伝熱部材) 4 ペルチエ素子(温度補償手段) 6,7 光ファイバ 8 伝熱板(伝熱部材) 10 光合分波器 11 導波路チップ(導波路部材) 11d アレー導波路 12 伝熱容器(伝熱部材) 13 ペルチエ素子(温度補償手段) 20 光合分波器 21 導波路チップ(導波路部材)(温度補
償手段) 21d アレー導波路 22 伝熱板(伝熱部材) 23 ペルチエ素子(温度補償手段) 25 光合分波器 26 導波路チップ(導波路部材) 26d アレー導波路 27 伝熱板(伝熱部材) 28 ペルチエ素子(温度補償手段) 30 光合分波器 31 導波路チップ(導波路部材) 31d アレー導波路 32 伝熱板(伝熱部材) 33 ペルチエ素子(温度補償手段) 35 断熱材 LAD 断熱層 PHT 伝熱ペースト
償手段) 21d アレー導波路 22 伝熱板(伝熱部材) 23 ペルチエ素子(温度補償手段) 25 光合分波器 26 導波路チップ(導波路部材) 26d アレー導波路 27 伝熱板(伝熱部材) 28 ペルチエ素子(温度補償手段) 30 光合分波器 31 導波路チップ(導波路部材) 31d アレー導波路 32 伝熱板(伝熱部材) 33 ペルチエ素子(温度補償手段) 35 断熱材 LAD 断熱層 PHT 伝熱ペースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 万記 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に光の導波路が形成された導波路部
材と、前記導波路部材に設けられる温度補償手段とを有
する光モジュールであって、前記導波路部材は、少なく
とも前記表面と裏面とを覆う熱伝導性を有する伝熱部材
を介して前記温度補償手段が設けられていることを特徴
とする光モジュール。 - 【請求項2】 前記光の導波路が、光の合分波機能を有
する複数のアレー導波路である、請求項1の光モジュー
ル。 - 【請求項3】 前記伝熱部材は、前記導波路部材との間
に熱伝導性素材が塗布されている、請求項1又は2の光
モジュール。 - 【請求項4】 前記伝熱部材は、前記導波路部材との間
の少なくとも一部に断熱層が形成されている、請求項1
又は2の光モジュール。 - 【請求項5】 前記伝熱部材は外周が断熱材で覆われて
いる、請求項1又は2の光モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8725498A JPH11281826A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 光モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8725498A JPH11281826A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 光モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11281826A true JPH11281826A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13909665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8725498A Pending JPH11281826A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 光モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11281826A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001055758A1 (fr) * | 2000-01-28 | 2001-08-02 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Module de rechauffage et module guide d'ondes optiques |
JP2002048931A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-02-15 | Fujikura Ltd | Awgモジュールおよびその光学特性の調整方法 |
WO2002056073A1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-07-18 | Bookham Technology Plc | Heated integrated optical device package |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP8725498A patent/JPH11281826A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001055758A1 (fr) * | 2000-01-28 | 2001-08-02 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Module de rechauffage et module guide d'ondes optiques |
EP1258752A1 (en) * | 2000-01-28 | 2002-11-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Heater module and optical waveguide module |
EP1258752A4 (en) * | 2000-01-28 | 2008-10-01 | Sumitomo Electric Industries | HEATING MODULE AND LIGHTING WAVE MODULE |
JP2002048931A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-02-15 | Fujikura Ltd | Awgモジュールおよびその光学特性の調整方法 |
JP4667565B2 (ja) * | 2000-08-02 | 2011-04-13 | 株式会社フジクラ | Awgモジュールおよびその光学特性の調整方法 |
WO2002056073A1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-07-18 | Bookham Technology Plc | Heated integrated optical device package |
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