JP2000075152A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP2000075152A
JP2000075152A JP24421698A JP24421698A JP2000075152A JP 2000075152 A JP2000075152 A JP 2000075152A JP 24421698 A JP24421698 A JP 24421698A JP 24421698 A JP24421698 A JP 24421698A JP 2000075152 A JP2000075152 A JP 2000075152A
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JP
Japan
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waveguide
package
optical module
peltier element
optical
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JP24421698A
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English (en)
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Isao Oyama
功 大山
Tsuneaki Saito
恒聡 斎藤
Toshihiko Ota
寿彦 太田
Kazuki Watanabe
万記 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の合分波機能を有するアレー導波路を含む
領域を容易に温度制御することができる光モジュールを
提供する。 【解決手段】 表面に光の合分波機能を有するアレー導
波路3が形成された導波路チップ7と、該導波路チップ
7を温度制御するペルチエ素子8がパッケージ11に収
容されてなる光モジュールにおいて、前記ペルチエ素子
8は、その放熱面8aがパッケージ11外に露出するよ
うに断熱材12を介してパッケージ11に固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光波長多重通信に
用いられるアレー導波路回折格子型の光モジュールに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信においては、伝送容量を飛
躍的に増加させるため、光周波数多重通信の研究開発が
盛んである。伝送容量を増加させるためには、波長間隔
が可能な限り小さい光を合分波できる光モジュールが必
要とされ、このような光モジュールとして、例えば、ア
レー導波路回折格子を用いた光合分波器が知られてい
る。(光スイッチング技術研究会、PST91-48,1992,「ア
レー導波路回折格子を用いた光合分波器」参照)。
【0003】この光モジュールは、例えば図2(a)、
(b)に示すように、シリコンや石英、サファイヤなど
からなる基板1上に、隣接する導波路相互間の光路長差
を微妙に異ならせた複数のチャンネル導波路2からなる
アレー導波路3と、第1及び第2のスラブ導波路4、5
とを有する導波路層6を積層した導波路チップ7からな
る光合分波器を用いている。この導波路チップ7におい
ては、前記第1のスラブ導波路4を介して前記アレー導
波路3に多重波長の光を入射させると、前記光路長差に
対応した回折光が前記第2のスラブ導波路5へ出射さ
れ、多重波長の光が分波される。一方、この逆に、前記
第2のスラブ導波路5を介して前記アレー導波路3に波
長の異なる種々の光を入射させると、これらの光は、前
記光路長差に対応して合波され、前記第1のスラブ導波
路4へと出射される。
【0004】上記導波路チップ7を用いた光モジュール
においては、光路長差の異なる複数のチャンネル導波路
2からなるアレー導波路3により光を合分波している。
このため、上記光モジュールにおいては、チャンネル導
波路2の光路長差が温度変化によって影響を受けないよ
うに、導波路チップ7のアレー導波路3を含む領域の温
度を一定に保持する必要がある。そこで、導波路チップ
7を加熱あるいは冷却するために、ペルチエ素子8を導
波路チップ7に取り付けている。その際、導波路チップ
7とペルチエ素子8との間に、サーミスタなどの温度測
定手段9を有する金属やプラスチックなどの熱伝導性の
良好な材料からなる均熱板10を配置している。この均
熱板10と導波路チップ7の間には、シリコンペースト
や接着剤などの粘性を有するものを介在させ、熱伝達を
よくしている。光モジュールは、図3に示すように、導
波路チップ7に取り付けられたペルチエ素子8をパッケ
ージ11の底板11aに接合し、パッケージ11に収容
して構成されている。なお、11b、11cはそれぞ
れ、パッケージ11の枠体および蓋体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の光モジュールにおいて、ペルチエ素子8によりアレ
ー導波路3を含む領域を冷却すると、その領域を安定し
て温度制御することが困難であるという問題があった。
その原因を追及すると、ペルチエ素子8の放熱面(下
面)8aから放熱された熱がパッケージ11の底板11
a、枠体11bおよび蓋体1cを伝わり、導波路チップ
7に逆流するため、アレー導波路3を含む領域を安定し
て温度制御することが困難になることがわかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、表面に光の合分波機能を有す
るアレー導波路回折格子が形成された導波路チップと、
該導波路チップを温度制御するペルチエ素子がパッケー
ジに収納されてなる光モジュールにおいて、前記ペルチ
エ素子は、その放熱面がパッケージ外に露出するように
断熱材を介してパッケージに固定されていることを特徴
とするものである。
【0007】本発明によれば、ペルチエ素子の放熱面が
パッケージ外に露出しているので、ペルチエ素子から放
熱された熱はパッケージ外に放熱されるとともに、ペル
チエ素子は断熱材を介してパッケージに固定されている
ので、ペルチエ素子から放熱された熱がパッケージに伝
達されることもない。従って、ペルチエ素子から放熱さ
れた熱がパッケージを介して導波路チップに戻ることが
なく、アレー導波路3を含む領域の温度を安定して制御
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1(a)、(b)はそれ
ぞれ、本発明にかかる光モジュールの一実施形態の平面
図およびそのA−A断面図である。図1は、図2に関し
て説明した部分と同部分は同符号で指示してある。本実
施形態は、シリコン基板1上に、隣接する導波路相互間
の光路長差を微妙に異ならせた複数のチャンネル導波路
2からなるアレー導波路3と、第1及び第2のスラブ導
波路4、5とを有する導波路層6を積層した導波路チッ
プ7からなる光合分波器を用いている。上記導波路チッ
プ7は銅からなる均熱板10を介して、パッケージ11
に固定されたペルチエ素子8に熱的に良好に接合してい
る。
【0009】本実施形態が図3に示した従来例と異なる
特徴的なことは、ペルチエ素子8のパッケージ11への
接合構造である。即ち、図1(b)に示すように、ペル
チエ素子8は底板11aの開口部11dに、放熱面8a
がパッケージ11外に露出するように配置され、底板1
1aのざぐり部11eに断熱材12を介して接着剤で接
合している。
【0010】本実施形態では、ペルチエ素子8の放熱面
8aがパッケージ11外に露出し、かつ、断熱材12を
介して底板11aに接合しているので、放熱面8aから
放熱される熱はパッケージ11に伝達されることはな
い。従って、導波路チップ7はペルチエ素子8から放熱
された熱の影響を受けることがないので、ペルチエ素子
8によって容易に温度制御することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、アレー導波路を含む領
域を容易に温度制御することができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)はそれぞれ、本発明にかかる光
モジュールの一実施形態の平面図およびそのA−A断面
図である。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ、従来の光モジュー
ルに用いた光合分波器の平面図および側面図である。
【図3】従来の光モジュールの断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 チャンネル導波路 3 アレー導波路 4、5 スラブ導波路 6 導波路層 7 導波路チップ 8 ペルチエ素子 8a 放熱面(下面) 9 温度測定手段 10 均熱板 11 パッケージ 11a 底板 11b 枠体 11c 蓋体 11d 開口部 11e ざぐり部 12 断熱材
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 万記 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H047 BB01 BB19 GG07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に光の合分波機能を有するアレー導
    波路回折格子が形成された導波路チップと、該導波路チ
    ップを温度制御するペルチエ素子がパッケージに収容さ
    れてなる光モジュールにおいて、前記ペルチエ素子は、
    その放熱面がパッケージ外に露出するように断熱材を介
    してパッケージに固定されていることを特徴とする光モ
    ジュール。
JP24421698A 1998-08-31 1998-08-31 光モジュール Pending JP2000075152A (ja)

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