JP2001033643A - 導波路型光モジュール - Google Patents

導波路型光モジュール

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JP2001033643A
JP2001033643A JP20560899A JP20560899A JP2001033643A JP 2001033643 A JP2001033643 A JP 2001033643A JP 20560899 A JP20560899 A JP 20560899A JP 20560899 A JP20560899 A JP 20560899A JP 2001033643 A JP2001033643 A JP 2001033643A
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JP
Japan
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tray
waveguide element
waveguide
heater
optical module
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Pending
Application number
JP20560899A
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English (en)
Inventor
Satoru Takasugi
哲 高杉
Shinichi Kajiyama
真一 梶山
Hideki Namise
秀樹 南畝
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒータで発熱した熱がトレイ全体に伝導するの
を防ぐことにより熱効率を上げ、消費電力の低減と昇温
時間の短縮を図った導波路型光モジュールを提供するこ
と。 【解決手段】導波路素子と該導波路素子を設置固定する
トレイと前記導波路素子の温度を一定に保つヒータ及び
温度センサとを具備して成る導波路型光モジュールにお
いて、前記トレイに開口部を設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光モジュール、特に
光ファイバ通信に多用されている導波路型素子を搭載し
た導波路型光モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術による導波路型光モジュールに
ついて図を基に詳述する。
【0003】図4は、その断面構造図である。11は導
波路素子、12はトレイ、13はヒータ、14は台座、
15はパッケージ、16は断熱材、17は光ファイバ、
18は温度センサである。
【0004】導波路素子11は、トレイ12に接着固定
されている。トレイ12の裏面にはヒータ13が取り付
けられており、導波路素子11の表面には温度センサ1
8が具備されている。これらにより導波路素子11、特
にその内の光回路の部分が一定温度に保たれるように構
成されている。また、トレイ12は台座14を介してパ
ッケージ15に固定されている。そして、トレイ12と
パッケージ15の空間部分には断熱材16が充填されて
いる。
【0005】図5は、図4の導波路素子11の平面図で
ある。アレイ導波路型グレーティング光回路が構築され
ている。このアレイ導波路型グレーティング光回路は、
温度依存性を有するため、良好な特性を保持するために
は一定の温度に維持する必要がある。導波路素子11の
入射端及び出射端には光ファイバ17が接続されてい
る。通常、導波路素子11と光ファイバ17との接続は
融着接続である。
【0006】図6は、図1のトレイ12の斜視図であ
る。ヒータ13からの熱を導波路素子11に良好に伝え
るために、また導波路素子11の温度を一定に保つよう
に、トレイ12の熱伝導率や材質及び形状は十分に設計
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の導波路型光モジ
ュールには以下に示す問題点があった。
【0008】ヒータ13で発熱した熱がトレイ12全体
に伝導し、トレイ12の全表面から断熱材16を介して
パッケージ15に伝わる。このため、導波路素子11を
加熱するためにヒータ13で発熱した熱の大部分が、ト
レイ12及び断熱材16を伝わってパッケージ15の表
面へ伝達し、パッケージ15表面から放散されてしま
う。従って、ヒータ13の熱効率が悪く、消費電力の増
大や昇温時間の増大の原因となっていた。
【0009】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、ヒータで発熱した熱がトレイ全体に伝
導するのを防ぐことにより熱効率を上げ、消費電力の低
減と昇温時間の短縮を図った導波路型光モジュールを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、導波路素子と該導波路素子を設置固定する
トレイと前記導波路素子の温度を一定に保つヒータ及び
温度センサとを具備して成る導波路型光モジュールにお
いて、前記トレイに開口部を設けた。
【0011】また、開口部は前記導波路素子の光回路と
前記ヒータとの周囲に設けた。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の導波路型光モジ
ュールの一実施例を示す断面構造図である。1は導波路
素子、2はトレイ、3は開口部、4はヒータ、5は台
座、6はパッケージ、7は断熱材、8は光ファイバ、9
は温度センサである。
【0013】導波路素子1にはアレイ導波路型グレーテ
ィング光回路が構成されている。そして導波路素子1の
上に、厳密にはアレイ導波路型グレーティング光回路上
のクラッド表面に、温度センサ(白金抵抗測温体)9が
設置されている。
【0014】また、導波路素子1はトレイ2に熱伝導性
接着剤により固定されており、トレイ2の裏面には、ヒ
ータ4が同じく熱伝導性接着剤により固定されている。
【0015】図2は、図1のトレイ2の斜視図である。
トレイ2の内、ヒー夕4が接着されている部分及び、導
波路素子1内のアレイ導波路型グレーティング光回路
(つまり温度調節が必要な部分)が接着固定されている
部分の周囲2箇所に、開口部3が設けられており、ヒー
タ4で発熱した熱がトレイ2全体に伝わるのを防いでい
る。
【0016】なお、トレイ2は台座5によりパッケージ
6に固定されており、トレイ2とパッケージ6の空間部
分には断熱材7が充填されている。
【0017】図3は、図1の導波路型光モジュールの昇
温特性説明図である。従来の導波路型光モジュールと比
較して示している。グラフの横軸は時間、縦軸は導波路
素子温度(℃)であり、ヒータ4のスイッチを入れてか
ら導波路素子1が設定温度の80℃に昇温するまでの時
間と測定温度をプロットしたものである。
【0018】トレイ2に開口部3を設けたことから、開
口部を持たない従来の導波路型光モジュールに比べて短
時間で設定温度に到達しているのがわかる。すなわち、
昇温特性が大幅に改善され、消費電力の低減を図ること
ができた。
【0019】なお、本導波路型光モジュールは波長多重
伝送方式光ネットワーク内に設置され、伝送されてきた
光信号を波長に依存して分波するのに用いる光デバイス
である。波長多重伝送方式は通常WDM(Wavelength D
ivision Multi/Demultiplexer )と称される。
【0020】
【発明の効果】本発明の導波路型光モジュールは、導波
路素子を設置固定するトレイに開口部を設けたことか
ら、導波路素子の昇温時間を大幅に短縮し、さらに消費
電力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導波路型光モジュールの一実施例を示
す断面構造図である。
【図2】図1内のトレイの斜視図である。
【図3】図1の導波路型光モジュールの昇温特性説明図
である。
【図4】従来の導波路型光モジュールの断面構造図であ
る。
【図5】図4内の導波路素子の平面図である。
【図6】図4内のトレイの斜視図である。
【符号の説明】
1、11 導波路素子 2、12 トレイ 3 開口部 4、13 ヒータ 5、14 台座 6、15 パッケージ 7、16 断熱材 8、17 光ファイバ 9、18 温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導波路素子と該導波路素子を設置固定する
    トレイと前記導波路素子の温度を一定に保つヒータ及び
    温度センサとを具備して成る導波路型光モジュールにお
    いて、前記トレイに開口部を設けて成ることを特徴とす
    る導波路型光モジュール。
  2. 【請求項2】開口部は、前記導波路素子の光回路と前記
    ヒータとの周囲に設けて成ることを特徴とする請求項1
    記載の導波路型光モジュール。
JP20560899A 1999-07-21 1999-07-21 導波路型光モジュール Pending JP2001033643A (ja)

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