JP2000146537A5 - - Google Patents
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Description
【発明の名称】パターン欠陥検出装置およびそれを用いたパターン欠陥修正装置
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パターン欠陥検出装置および修正装置に関し、特にLCD(液晶ディスプレイ)やPDP(プラズマディスプレイ)などのフラットパネルディスプレイの基板に形成された透明電極の欠陥を検出するようなパターン欠陥検出装置およびそれを用いたパターン欠陥修正装置に関する。
【発明の属する技術分野】
この発明は、パターン欠陥検出装置および修正装置に関し、特にLCD(液晶ディスプレイ)やPDP(プラズマディスプレイ)などのフラットパネルディスプレイの基板に形成された透明電極の欠陥を検出するようなパターン欠陥検出装置およびそれを用いたパターン欠陥修正装置に関する。
【0004】
図7は従来の反射型明視野型光学系を示す図である。図7において、照明光源1からの光はダイクロックミラー2で反射され、対物レンズ3で集光されて対象物4に照射される。対象物4からの反射像は対物レンズ3,ダイクロックミラー2を介してCCD素子5によって撮像され、対象物4の色や濃度が観察される。図7は反射型の明視野型光学系を示したが、照明光源1を対象物4の下側に配置し、対象物4の透過像をCCD素子5で撮像する透過型のものもある。
図7は従来の反射型明視野型光学系を示す図である。図7において、照明光源1からの光はダイクロックミラー2で反射され、対物レンズ3で集光されて対象物4に照射される。対象物4からの反射像は対物レンズ3,ダイクロックミラー2を介してCCD素子5によって撮像され、対象物4の色や濃度が観察される。図7は反射型の明視野型光学系を示したが、照明光源1を対象物4の下側に配置し、対象物4の透過像をCCD素子5で撮像する透過型のものもある。
【0005】
図8は比較検査法を説明するための図である。比較検査法は、対象物4の反射光の輝度レベルと、これに隣接する対象物4の輝度パターンとを比較し、不一致部分を欠陥とする方法である。たとえばピッチpのパターンに対して、図8(a)に示すような輝度信号が得られたとき、画素nを検査画素とすると、画素nの輝度値C(n)と画素(n+p)の輝度値C(n+p)との差分値が図8(b)に示すようなあるしきい値以上のとき不一致であると判別する。
図8は比較検査法を説明するための図である。比較検査法は、対象物4の反射光の輝度レベルと、これに隣接する対象物4の輝度パターンとを比較し、不一致部分を欠陥とする方法である。たとえばピッチpのパターンに対して、図8(a)に示すような輝度信号が得られたとき、画素nを検査画素とすると、画素nの輝度値C(n)と画素(n+p)の輝度値C(n+p)との差分値が図8(b)に示すようなあるしきい値以上のとき不一致であると判別する。
【0013】
それゆえに、この発明の主たる目的は、光学的には検出が困難であった透明な対象物の欠陥を検出することが可能なパターン欠陥検出装置およびそれを用いたパターン欠陥修正装置を提供することである。
それゆえに、この発明の主たる目的は、光学的には検出が困難であった透明な対象物の欠陥を検出することが可能なパターン欠陥検出装置およびそれを用いたパターン欠陥修正装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るパターン欠陥検出装置は、基板上に形成された透明パターンの欠陥を検出する欠陥検出装置であって、対象物の微分干渉像を抽出するための微分干渉型光学系を備えたものである。
好ましくは、さらに、微分干渉型光学系より得られる対象物の微分干渉像を撮像して画像信号を出力する撮像手段が設けられる。
【課題を解決するための手段】
この発明に係るパターン欠陥検出装置は、基板上に形成された透明パターンの欠陥を検出する欠陥検出装置であって、対象物の微分干渉像を抽出するための微分干渉型光学系を備えたものである。
好ましくは、さらに、微分干渉型光学系より得られる対象物の微分干渉像を撮像して画像信号を出力する撮像手段が設けられる。
【0015】
また好ましくは、微分干渉型光学系は、撮像手段の光軸に設けられる対物レンズと、ウォラストンプリズムと、照明用光源と、照明用光源からの光を直線偏光にして光軸に導くためのポラライザと、対象物からの反射光を入射光と干渉させて撮像手段に導くアナライザとを含む。
また好ましくは、微分干渉型光学系は、撮像手段の光軸に設けられる対物レンズと、ウォラストンプリズムと、照明用光源と、照明用光源からの光を直線偏光にして光軸に導くためのポラライザと、対象物からの反射光を入射光と干渉させて撮像手段に導くアナライザとを含む。
【0016】
また好ましくは、さらに、撮像手段によって撮像された画像信号を処理して欠陥部位を検出する画像処理手段が設けられる。
また好ましくは、さらに、撮像手段によって撮像された画像信号を処理して欠陥部位を検出する画像処理手段が設けられる。
【0017】
また好ましくは、画像処理手段は、対象物の検査すべき領域を予め登録しておき、撮像された画像データのうち予め登録されている領域の画像データと隣接する画像データとを比較して欠陥を検査する。
また好ましくは、さらに、対物レンズと照明用光源とからなる明視野型光学系と、微分干渉型光学系と明視野型光学系とを切換えるための切換手段とが設けられる。
また好ましくは、画像処理手段は、対象物の検査すべき領域を予め登録しておき、撮像された画像データのうち予め登録されている領域の画像データと隣接する画像データとを比較して欠陥を検査する。
また好ましくは、さらに、対物レンズと照明用光源とからなる明視野型光学系と、微分干渉型光学系と明視野型光学系とを切換えるための切換手段とが設けられる。
【0018】
また、この発明に係るパターン欠陥修正装置は、上記パターン欠陥検出装置と、そのパターン欠陥検出装置によって検出された欠陥部位を修正する修正手段とを備えたものである。
好ましくは、修正手段は、パターン欠陥修正装置によって検出された欠陥部位にレーザ光を照射して修正するレーザ光源を含む。
また、この発明に係るパターン欠陥修正装置は、上記パターン欠陥検出装置と、そのパターン欠陥検出装置によって検出された欠陥部位を修正する修正手段とを備えたものである。
好ましくは、修正手段は、パターン欠陥修正装置によって検出された欠陥部位にレーザ光を照射して修正するレーザ光源を含む。
【0019】
また好ましくは、レーザ光源で修正される修正幅を検査エリア毎に予め登録しておき、その幅以上の大きさで修正されるのを防止する。
また好ましくは、レーザ光源で修正される修正幅を検査エリア毎に予め登録しておき、その幅以上の大きさで修正されるのを防止する。
Claims (9)
- 基板上に形成されたパターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置であって、
対象物の微分干渉像を抽出するための微分干渉型光学系を備えた、パターン欠陥検出装置。 - さらに、前記微分干渉型光学系より得られる前記対象物の微分干渉像を撮像して画像信号を出力する撮像手段を備えた、請求項1に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記微分干渉型光学系は、前記撮像手段の光軸に設けられる対物レンズと、ウォラストンプリズムと、照明用光源と、照明用光源からの光を直線偏光にして前記光軸に導くためのポラライザと、前記対象物からの反射光を干渉させて前記撮像手段に導くアナライザとを含むことを特徴とする、請求項2に記載のパターン欠陥検出装置。
- さらに、前記撮像手段によって撮像された画像信号を処理して欠陥部位を検出する画像処理手段を備えた、請求項2または請求項3に記載のパターン欠陥検出装置。
- 前記画像処理手段は、前記対象物の検査すべき領域を予め登録しておき、前記撮像手段によって撮像された画像データのうち、前記予め登録されている領域の画像データと隣接する画像データとを比較して欠陥を検出することを特徴とする、請求項4に記載のパターン欠陥検出装置。
- さらに、対物レンズと照明用光源とからなる明視野型光学系と、
前記微分干渉型光学系と前記明視野型光学系とを切換えるための切換手段とを備えた、請求項1から請求項5までのいずれかに記載のパターン欠陥検出装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のパターン欠陥検出装置と、該パターン欠陥検出装置によって検出された欠陥部位を修正する修正手段とを備えた、パターン欠陥修正装置。
- 前記修正手段は、前記パターン欠陥修正装置によって検出された欠陥部位にレーザ光を照射して修正するレーザ光源を含む、請求項7に記載のパターン欠陥修正装置。
- 前記レーザ光源による修正幅を検査エリア毎に予め登録しておき、その幅以上の大きさで修正されるのを防止することを特徴とする、請求項8に記載のパターン欠陥修正装置。
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JP3768029B2 JP3768029B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=26483492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15550799A Expired - Lifetime JP3768029B2 (ja) | 1998-08-31 | 1999-06-02 | パターン欠陥修正装置 |
Country Status (1)
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JP3047646B2 (ja) * | 1991-10-31 | 2000-05-29 | 株式会社日立製作所 | 欠陥検出方法及びその装置 |
JPH1073542A (ja) * | 1996-04-17 | 1998-03-17 | Nikon Corp | 検出装置及び検出方法 |
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1999
- 1999-06-02 JP JP15550799A patent/JP3768029B2/ja not_active Expired - Lifetime
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