JP4809756B2 - ホログラムデータ領域特定装置及びホログラムデータ領域特定プログラム - Google Patents
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Description
光検出器109は、レンズ107から出射された再生光を受光(撮影)し、受光した再生像(ホログラム再生像)を計算機111に出力するもので、CCD撮像素子やCMOS撮像素子が用いられる。
また、ホログラムデータ領域特定装置は、マーカ位置推定手段によって、マーカが欠損している場合(輝度が所定値以下のマーカが存在する場合)に、ホログラム画像内の欠損していない他のマーカの位置と、当該ホログラム画像が入力される前に入力された他のホログラム画像のマーカの位置とに基づいて、輝度が所定値以下のマーカの位置を推定する。
矩形領域を狭め(圧縮し)、最終的に矩形領域を縦方向の1本のライン(一次元配列)又は横方向の1本のラインまで圧縮する。そして、ラインをグラフ化することで、輝度分布曲線を得る。この輝度分布曲線において、ホログラムデータ領域以外の部分は輝度値が低く、ホログラムデータ領域の部分は輝度値が高く且つ平滑化される。これにより、ホログラムデータ領域のエッジを検出することができる。
(ホログラムデータ領域特定装置の構成)
図1はホログラムデータ領域特定装置の機能ブロック図である。この図1に示すように、ホログラムデータ領域特定装置1は、光検出器(図示せず)から入力されたホログラム画像からホログラムが占めている領域であるホログラムデータ領域(ページデータ)を特定(確定)するもので、フレームバッファメモリ(記憶手段)3と、エッジ検出手段5と、テンプレート比較手段7と、テンプレート画像蓄積手段9と、重心検出手段11とを備えている。
Lx_cam−Lx_dat≦W1≦Lx_cam/2を満たすように設定される。矩形領域A、Bの高さ(縦画素サイズ)H1は、ホログラムデータの変調方式や当該装置1の演算速度によるが、概ねLy_dat/16〜Ly_dat/8程度が望ましい。
Ly_cam−Ly_dat≦H2≦Ly_cam/2を満たすように設定される。矩形領域C、Dの幅(横画素サイズ)W2は、ホログラムデータの変調方式や当該装置1の演算速度によるが、概ねLx_dat/16〜Lx_dat/8程度が望ましい。
エッジ検出手段5は、フレームバッファメモリ3から転送されたホログラム画像から矩形領域A〜Dの切り出しを行う(ステップS1)。続いて、エッジ検出手段5は、切り出した矩形領域A〜Dのそれぞれの領域を圧縮する(ステップS2)。そして、エッジ検出手段5は、領域が圧縮されグラフ化された輝度分布曲線を用い、閾値による位置判定又は微分ピーク判定による位置判定によって、エッジ(エッジ位置)を検出する(ステップS3)。図1に戻る。
この妥当性を判定する基準として、ホログラムデータ領域のエッジ位置について、予め初期値が入力されている場合には、エッジ検出手段5は、エッジ位置とこの初期値とを比較して差分が許容範囲に収まっている場合、妥当性があると判定し、収まっていない場合、妥当性が無いと判定する。
さらに、ホログラムデータ領域特定装置1は、ホログラムデータ領域(ページデータ)の構成やマーカの位置・個数についても自由度が比較的高く、利用形態に対しても様々に適用することができる。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、ホログラムデータ領域特定装置1の動作(通常動作)について説明する(適宜、図1参照)。
まず、ホログラムデータ領域特定装置1は、エッジ検出手段5によって、粗調整(X,Y輝度分布)を行う、すなわち、ホログラム画像の輝度変化に基づいて、エッジ位置を検出する(ステップS11)。なお、ホログラム画像が1ページ目ではない場合、前ページの結果を利用して、エッジ位置を検出してもよい。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、ホログラムデータ領域特定装置1の動作(高速動作[1ページのみ粗調整])について説明する(適宜、図1参照)。
まず、ホログラムデータ領域特定装置1は、エッジを検出する対象となるホログラム画像(対象ページ)が1ページ目か否かを判定し(ステップS21)、1ページ目であると判定した場合(ステップS21、Yes)には、エッジ検出手段5によって、粗調整(X,Y輝度分布)を行う、すなわち、ホログラム画像の輝度変化に基づいて、エッジ位置を検出する(ステップS22)。1ページ目であると判定しなかった場合(ステップS21、No)には、前ページの結果を利用して、エッジ位置を検出する(ステップS23)。
次に、図12に示すフローチャートを参照して、ホログラムデータ領域特定装置1の動作(マーカ欠損がある場合の動作)について説明する(適宜、図1参照)。
まず、ホログラムデータ領域特定装置1は、エッジ検出手段5によって、粗調整(X,Y輝度分布)を行う、すなわち、ホログラム画像の輝度変化に基づいて、エッジ位置を検出する(ステップS31)。なお、ホログラム画像が1ページ目ではない場合、前ページの結果を利用して、エッジ位置を検出してもよい。
そして、ホログラムデータ領域特定装置1は、ホログラムデータ領域を特定(データ領域特定)して出力する(ステップS38)。
3 フレームバッファメモリ(記憶手段)
5 エッジ検出手段
7 テンプレート比較手段
7a マーカ位置推定手段
9 テンプレート画像蓄積手段
11 重心検出手段
Claims (6)
- 光検出器から入力された、ホログラムデータを含む再生像であるホログラム画像から当該ホログラムデータが占めている領域であるホログラムデータ領域を特定するホログラムデータ領域特定装置であって、
前記ホログラム画像を記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶されたホログラム画像の輝度に基づいて、前記ホログラムデータ領域のエッジを検出するエッジ検出手段と、
このエッジ検出手段で検出されたエッジと、前記ホログラムデータ領域を特定するための目印であるマーカ及び前記エッジの予め設定された位置関係と、に基づいて、前記マーカが存在する前記ホログラム画像の領域を推定し、この推定したホログラム画像の領域と予め用意しておいたテンプレートとを比較し、当該ホログラム画像の領域と前記テンプレートとの残差分布における残差が最小となる箇所を、前記マーカの位置と推定するテンプレート比較手段と、
このテンプレート比較手段で用いた残差分布から前記マーカの位置をサブピクセル精度で特定して、前記ホログラムデータ領域を確定する重心検出手段と、
前記ホログラム画像内に複数の前記マーカが存在し、複数の前記ホログラム画像が時間方向に連続して入力され、前記ホログラム画像において輝度が所定値以下のマーカが存在する場合に、前記ホログラム画像内の他のマーカの位置と、当該ホログラム画像が入力される前に入力された他のホログラム画像のマーカの位置とに基づいて、前記輝度が所定値以下のマーカの位置を推定するマーカ位置推定手段と、を備えることを特徴とするホログラムデータ領域特定装置。 - 前記エッジ検出手段は、予め設定された前記ホログラム画像のサイズと前記ホログラムデータ領域の形状及びサイズとから求めた前記ホログラムデータ領域のエッジに直交するようにまたがる所定個数の矩形領域を用い、各矩形領域について、当該矩形領域の縦方向又は横方向に存在する画素の画素値を積算し、積算した結果に基づいて、予め設定した閾値による輝度の閾値判定をすることで、エッジを検出することを特徴とする請求項1に記載のホログラムデータ領域特定装置。
- 前記エッジ検出手段は、予め設定された前記ホログラム画像のサイズと前記ホログラムデータ領域の形状及びサイズとから求めた前記ホログラムデータ領域のエッジに直交するようにまたがる所定個数の矩形領域を用い、各矩形領域について、当該矩形領域の縦方向又は横方向に存在する画素の画素値を積算し、積算した結果に基づいて、微分ピーク判定によって輝度のピークを検出することで、エッジを検出することを特徴とする請求項1に記載のホログラムデータ領域特定装置。
- 前記マーカに、複数本の線分が1つの交点のみで交差するように構成した微小画像を用いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のホログラムデータ領域特定装置。
- 前記テンプレートに中間階調を有する微小画像を用いることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のホログラムデータ領域特定装置。
- 光検出器から入力された、ホログラムデータを含む再生像であるホログラム画像から当該ホログラムデータが占めている領域であるホログラムデータ領域を特定するために、前記ホログラム画像を記憶する記憶手段を備えたコンピュータを、
前記記憶手段に記憶されたホログラム画像の輝度に基づいて、前記ホログラムデータ領域のエッジを検出するエッジ検出手段、
このエッジ検出手段で検出されたエッジと、前記ホログラムデータ領域を特定するための目印であるマーカ及び前記エッジの予め設定された位置関係と、に基づいて、前記マーカが存在する前記ホログラム画像の領域を推定し、この推定したホログラム画像の領域と予め用意しておいたテンプレートとを比較し、当該ホログラム画像の領域と前記テンプレートとの残差分布における残差が最小となる箇所を、前記マーカの位置と推定するテンプレート比較手段、
このテンプレート比較手段で用いた残差分布から前記マーカの位置をサブピクセル精度で特定して、前記ホログラムデータ領域を確定する重心検出手段、
前記ホログラム画像内に複数の前記マーカが存在し、複数の前記ホログラム画像が時間方向に連続して入力され、前記ホログラム画像において輝度が所定値以下のマーカが存在する場合に、前記ホログラム画像内の他のマーカの位置と、当該ホログラム画像が入力される前に入力された他のホログラム画像のマーカの位置とに基づいて、前記輝度が所定値以下のマーカの位置を推定するマーカ位置推定手段、
として機能させることを特徴とするホログラムデータ領域特定プログラム。
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