JP2000145841A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ライニングと該ライニングを保持する裏金とを有するとともにライニング同士を対向させるようにディスクに対し両側に配置される一対のパッドと、これらパッドをディスク軸線方向に摺動可能となるよう支持するキャリアと、該キャリアに支持されるとともに該キャリアと前記パッドとの間に介在して該パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイドと、両パッドを両外側からディスク方向に押圧するキャリパと、を有するディスクブレーキにおいて、
前記パッドガイドは、前記パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、前記パッドの裏金のライニング側の面に対向して当接する当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに前記当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなることを特徴とするディスクブレーキ。
【請求項2】 前記パッドガイド本体部は、両パッドの間位置においてディスク周方向に沿ってパッド方向に延出するとともに、ディスク軸線方向におけるパッド側に前記リターンスプリング部が設けられるベース板部を有することを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
【請求項3】 前記リターンスプリング部は、前記当接部との間に、ディスク軸線方向において前記ディスク側に延出する中間板部を有していることを特徴とする請求項1または2記載のディスクブレーキ。
【請求項4】 前記パッドガイド本体部は、パッドの端面部に当接可能な案内板部と、該案内板部のディスク半径方向外側からパッド側に延出する上板部と、前記案内板部のディスク半径方向内側からパッド側に延出する下板部とを有しており、前記当接部は、該パッドガイド本体部の内側に配置される入込板部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
【請求項5】 前記パッドガイド本体部は、パッドの端面部に当接可能な案内板部と、該案内板部のディスク半径方向外側からパッド側に延出する上板部と、前記案内板部のディスク半径方向内側からパッド側に延出する下板部と、前記案内板部の下板部側のディスク軸線方向における端部または該端部より外側からパッド側に延在する延在板部とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
【請求項6】 前記パッドの裏金には、前記パッドガイドの当接部が入り込み可能な切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
【請求項1】 ライニングと該ライニングを保持する裏金とを有するとともにライニング同士を対向させるようにディスクに対し両側に配置される一対のパッドと、これらパッドをディスク軸線方向に摺動可能となるよう支持するキャリアと、該キャリアに支持されるとともに該キャリアと前記パッドとの間に介在して該パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイドと、両パッドを両外側からディスク方向に押圧するキャリパと、を有するディスクブレーキにおいて、
前記パッドガイドは、前記パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、前記パッドの裏金のライニング側の面に対向して当接する当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに前記当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなることを特徴とするディスクブレーキ。
【請求項2】 前記パッドガイド本体部は、両パッドの間位置においてディスク周方向に沿ってパッド方向に延出するとともに、ディスク軸線方向におけるパッド側に前記リターンスプリング部が設けられるベース板部を有することを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
【請求項3】 前記リターンスプリング部は、前記当接部との間に、ディスク軸線方向において前記ディスク側に延出する中間板部を有していることを特徴とする請求項1または2記載のディスクブレーキ。
【請求項4】 前記パッドガイド本体部は、パッドの端面部に当接可能な案内板部と、該案内板部のディスク半径方向外側からパッド側に延出する上板部と、前記案内板部のディスク半径方向内側からパッド側に延出する下板部とを有しており、前記当接部は、該パッドガイド本体部の内側に配置される入込板部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
【請求項5】 前記パッドガイド本体部は、パッドの端面部に当接可能な案内板部と、該案内板部のディスク半径方向外側からパッド側に延出する上板部と、前記案内板部のディスク半径方向内側からパッド側に延出する下板部と、前記案内板部の下板部側のディスク軸線方向における端部または該端部より外側からパッド側に延在する延在板部とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
【請求項6】 前記パッドの裏金には、前記パッドガイドの当接部が入り込み可能な切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載のディスクブレーキ。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のディスクブレーキは、ライニングと該ライニングを保持する裏金とを有するとともにライニング同士を対向させるようにディスクに対し両側に配置される一対のパッドと、これらパッドをディスク軸線方向に摺動可能となるよう支持するキャリアと、該キャリアに支持されるとともに該キャリアと前記パッドとの間に介在して該パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイドと、両パッドを両外側からディスク方向に押圧するキャリパと、を有するものであって、前記パッドガイドは、前記パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、前記パッドの裏金のライニング側の面に対向して当接する当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに前記当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなることを特徴としている。
このように、パッドガイドは、パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、パッドの裏金のライニング側の面に当接可能な当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなるため、パッドガイドとリターンスプリングとが別体のものに対し、部品点数が少なくなり、かつ、パッドガイドとリターンスプリングとを組み立てる必要がなくなる。加えて、裏金に形成された穴に挿入されるのではなく、当接部においてパッドの裏金のライニング側の面に当接する構造であるため、当然穴への挿入の必要がなくなる。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のディスクブレーキは、ライニングと該ライニングを保持する裏金とを有するとともにライニング同士を対向させるようにディスクに対し両側に配置される一対のパッドと、これらパッドをディスク軸線方向に摺動可能となるよう支持するキャリアと、該キャリアに支持されるとともに該キャリアと前記パッドとの間に介在して該パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイドと、両パッドを両外側からディスク方向に押圧するキャリパと、を有するものであって、前記パッドガイドは、前記パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、前記パッドの裏金のライニング側の面に対向して当接する当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに前記当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなることを特徴としている。
このように、パッドガイドは、パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、パッドの裏金のライニング側の面に当接可能な当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなるため、パッドガイドとリターンスプリングとが別体のものに対し、部品点数が少なくなり、かつ、パッドガイドとリターンスプリングとを組み立てる必要がなくなる。加えて、裏金に形成された穴に挿入されるのではなく、当接部においてパッドの裏金のライニング側の面に当接する構造であるため、当然穴への挿入の必要がなくなる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のディスクブレーキによれば、パッドガイドは、パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、パッドの裏金のライニング側の面に対向して当接する当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなるため、パッドガイドとリターンスプリングとが別体のものに対し、部品点数が少なくなり、かつ、パッドガイドとリターンスプリングとを組み立てる必要がなくなる。加えて、裏金に形成された穴に挿入されるのではなく、当接部においてパッドの裏金のライニング側の面に当接する構造であるため、当然穴への挿入の必要がなくなる。
したがって、部品点数を低減できる上、組み立てが容易となる。
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のディスクブレーキによれば、パッドガイドは、パッドのディスク軸線方向の摺動を案内するパッドガイド本体部と、パッドの裏金のライニング側の面に対向して当接する当接部と、これらパッドガイド本体部と当接部との間に設けられるとともに当接部に当接するパッドにディスクから離間する方向の付勢力を付与するリターンスプリング部とが一体成形されてなるため、パッドガイドとリターンスプリングとが別体のものに対し、部品点数が少なくなり、かつ、パッドガイドとリターンスプリングとを組み立てる必要がなくなる。加えて、裏金に形成された穴に挿入されるのではなく、当接部においてパッドの裏金のライニング側の面に当接する構造であるため、当然穴への挿入の必要がなくなる。
したがって、部品点数を低減できる上、組み立てが容易となる。
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Family
ID=18062713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31520898A Expired - Fee Related JP4286349B2 (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
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KR102242177B1 (ko) * | 2018-11-05 | 2021-04-21 | (주)화승코퍼레이션 | 브레이크 장치 |
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KR102243542B1 (ko) * | 2019-11-27 | 2021-04-23 | 주식회사 진흥브레이크 | 브레이크 패드용 마찰재 |
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1998
- 1998-11-05 JP JP31520898A patent/JP4286349B2/ja not_active Expired - Fee Related
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