JP2000144942A - 壁パネル内受け合板の取付け構造 - Google Patents
壁パネル内受け合板の取付け構造Info
- Publication number
- JP2000144942A JP2000144942A JP10314721A JP31472198A JP2000144942A JP 2000144942 A JP2000144942 A JP 2000144942A JP 10314721 A JP10314721 A JP 10314721A JP 31472198 A JP31472198 A JP 31472198A JP 2000144942 A JP2000144942 A JP 2000144942A
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- JP
- Japan
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- wall panel
- plywood
- vertical
- wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水性能や強度性能等に不具合の生じない壁
パネル内受け合板の取付け構造を提供することである。 【解決手段】 壁パネル１の下端縁に沿って設けられる
水切り材１０を、外壁面材２０との間に挟んで支持する
壁パネル１内受け合板９の取付け構造であって、縦枠材
３と縦材５の間の下部横枠材４の上に、縦枠材３と隙間
を設けて受木桟７、８が取り付けられ、受け合板９の裏
面側がこの受木桟７、８に当接され、受け合板９の表面
が縦枠材３と縦材５の外壁面材２０取付け面と面一にな
されて取り付けられていることを特徴としている。
パネル内受け合板の取付け構造を提供することである。 【解決手段】 壁パネル１の下端縁に沿って設けられる
水切り材１０を、外壁面材２０との間に挟んで支持する
壁パネル１内受け合板９の取付け構造であって、縦枠材
３と縦材５の間の下部横枠材４の上に、縦枠材３と隙間
を設けて受木桟７、８が取り付けられ、受け合板９の裏
面側がこの受木桟７、８に当接され、受け合板９の表面
が縦枠材３と縦材５の外壁面材２０取付け面と面一にな
されて取り付けられていることを特徴としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁パネルの屋外側
の下端縁に沿って設けられる水切り材を、外壁面材との
間に挟んで支持する壁パネル内受け合板の取付け構造に
関する。
の下端縁に沿って設けられる水切り材を、外壁面材との
間に挟んで支持する壁パネル内受け合板の取付け構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、壁パネルの屋外側の下端縁に沿っ
て設けられる水切り材を、外壁面材との間に挟んで支持
する受け木７Ａが、壁パネル内に設けられている（図３
参照）。上記受け木７Ａは、壁パネルの縦枠材３と隣接
する縦材５との間の下側横枠材４の上に載置して設けら
れている。
て設けられる水切り材を、外壁面材との間に挟んで支持
する受け木７Ａが、壁パネル内に設けられている（図３
参照）。上記受け木７Ａは、壁パネルの縦枠材３と隣接
する縦材５との間の下側横枠材４の上に載置して設けら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の壁パネルの受け木取付け構造において、縦枠材の内
側面に引き寄せ金物を設ける場合、受け木と干渉して入
らないので、上記金物を避けるために受け木の幅サイズ
を小さくすると、水切り材の支持面に隙間ができ、防水
性能や強度性能等に不具合が生じるという問題がある。
来の壁パネルの受け木取付け構造において、縦枠材の内
側面に引き寄せ金物を設ける場合、受け木と干渉して入
らないので、上記金物を避けるために受け木の幅サイズ
を小さくすると、水切り材の支持面に隙間ができ、防水
性能や強度性能等に不具合が生じるという問題がある。
【０００４】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであって、本発明の目的は、防水性
能や強度性能等に不具合の生じない壁パネル内受け合板
の取付け構造を提供することである。
ためになされたものであって、本発明の目的は、防水性
能や強度性能等に不具合の生じない壁パネル内受け合板
の取付け構造を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、開口部を有し枠体に外壁面材が貼設された壁パネル
の屋外側の下端縁に沿って設けられる水切り材を、前記
外壁面材との間に挟んで支持する壁パネル内受け合板の
取付け構造であって、縦枠材と横枠材とから四方形に組
まれた枠体の縦枠材と隣接する位置に開口部のサッシ枠
を支持する縦材が上下の横枠材間に架け渡されて設けら
れ、縦枠材と縦材の間の下部横枠材の上に、前記縦枠材
と隙間を設けて受木桟が取り付けられ、受け合板の裏面
側がこの受木桟に当接され、受け合板の表面が縦枠材と
縦材の外壁面材取付け面と面一になされて取り付けられ
ていることを特徴としている。
は、開口部を有し枠体に外壁面材が貼設された壁パネル
の屋外側の下端縁に沿って設けられる水切り材を、前記
外壁面材との間に挟んで支持する壁パネル内受け合板の
取付け構造であって、縦枠材と横枠材とから四方形に組
まれた枠体の縦枠材と隣接する位置に開口部のサッシ枠
を支持する縦材が上下の横枠材間に架け渡されて設けら
れ、縦枠材と縦材の間の下部横枠材の上に、前記縦枠材
と隙間を設けて受木桟が取り付けられ、受け合板の裏面
側がこの受木桟に当接され、受け合板の表面が縦枠材と
縦材の外壁面材取付け面と面一になされて取り付けられ
ていることを特徴としている。
【０００６】（作用）請求項１記載の本発明によると、
受け合板の裏面側が受木桟に当接され、受け合板の表面
が縦枠材と縦材の外壁面材取付け面と面一になされて取
り付けられているので、外壁面材と受け合板との間に挟
まれた水切り材を、途切れることなく壁パネルの端まで
受け合板で支持して取り付けることができ、防水性能を
確保できる。また、縦枠材と受木桟との間に隙間が設け
られているので、引き寄せ金物等の金物を設けることが
できる。また、外壁面材の裏面側が受木桟に当接された
受け合板に支持されるので、強度性能も、従来通りの性
能が確保できる。
受け合板の裏面側が受木桟に当接され、受け合板の表面
が縦枠材と縦材の外壁面材取付け面と面一になされて取
り付けられているので、外壁面材と受け合板との間に挟
まれた水切り材を、途切れることなく壁パネルの端まで
受け合板で支持して取り付けることができ、防水性能を
確保できる。また、縦枠材と受木桟との間に隙間が設け
られているので、引き寄せ金物等の金物を設けることが
できる。また、外壁面材の裏面側が受木桟に当接された
受け合板に支持されるので、強度性能も、従来通りの性
能が確保できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図１と図２は本
発明の一実施例であって、図１（イ）図は壁パネルの枠
体に取り付けられる受け合板を分解して示す斜視図、
（ロ）図は（イ）図のＹ−Ｙ線矢視の壁パネル断面図、
（ハ）図は（イ）図のＸ−Ｘ線矢視の壁パネル断面図で
ある。図２は図１の壁パネルが取り付けられた建物の斜
視図である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図１と図２は本
発明の一実施例であって、図１（イ）図は壁パネルの枠
体に取り付けられる受け合板を分解して示す斜視図、
（ロ）図は（イ）図のＹ−Ｙ線矢視の壁パネル断面図、
（ハ）図は（イ）図のＸ−Ｘ線矢視の壁パネル断面図で
ある。図２は図１の壁パネルが取り付けられた建物の斜
視図である。
【０００８】図２において、Ｔは建物であって、この建
物Ｔはユニット建物であって、１階部分を構成する建物
ユニットＵ１の上に２階部分を構成する建物ユニットＵ
２とバルコニーユニットＢが載置されて構成されてい
る。上記建物ユニットＵ１、Ｕ２は、いずれも、床パネ
ルの周縁に壁パネルが立設されたパネル式のものであっ
て、図２に示す上記２階部分の建物ユニットＵ２の壁パ
ネル１のＡ部詳細を図１に示している。
物Ｔはユニット建物であって、１階部分を構成する建物
ユニットＵ１の上に２階部分を構成する建物ユニットＵ
２とバルコニーユニットＢが載置されて構成されてい
る。上記建物ユニットＵ１、Ｕ２は、いずれも、床パネ
ルの周縁に壁パネルが立設されたパネル式のものであっ
て、図２に示す上記２階部分の建物ユニットＵ２の壁パ
ネル１のＡ部詳細を図１に示している。
【０００９】上記壁パネル１は、開口部Ｋを有し、図１
に示すように、枠体２に外壁面材２０が貼設されてい
る。そして、図１（ハ）図に示すように、壁パネル１の
屋外側の下端縁に沿って設けられる水切り材１０を、前
記外壁面材２０との間に挟んで支持する受け合板９が壁
パネル１内に取り付けられている。
に示すように、枠体２に外壁面材２０が貼設されてい
る。そして、図１（ハ）図に示すように、壁パネル１の
屋外側の下端縁に沿って設けられる水切り材１０を、前
記外壁面材２０との間に挟んで支持する受け合板９が壁
パネル１内に取り付けられている。
【００１０】本実施例は、上記壁パネル１内に取り付け
られる受け合板９の取付け構造であって、縦枠材３と横
枠材４とから四方形に組まれた枠体２の縦枠材３と隣接
する位置に開口部Ｋのサッシ枠を支持する縦材５が上下
の横枠材４間に架け渡されて設けられている。そして、
縦材５と対向する縦枠材３の内側面に、１階部分の建物
ユニットＵ１に連結される連結ボルト６１の引き寄せ金
物６が取り付けられている。６２、４１は、いずれも、
上記連結ボルト６１の挿入孔である。
られる受け合板９の取付け構造であって、縦枠材３と横
枠材４とから四方形に組まれた枠体２の縦枠材３と隣接
する位置に開口部Ｋのサッシ枠を支持する縦材５が上下
の横枠材４間に架け渡されて設けられている。そして、
縦材５と対向する縦枠材３の内側面に、１階部分の建物
ユニットＵ１に連結される連結ボルト６１の引き寄せ金
物６が取り付けられている。６２、４１は、いずれも、
上記連結ボルト６１の挿入孔である。
【００１１】そしてまた、縦枠材３と縦材５の間の下部
横枠材４の上に、前記引き寄せ金物６と隙間を設けて下
部受木桟７が下方から打ち込まれた釘７１により取り付
けられ、この下部受木桟７の上に載置して上部受木桟８
が側方から打ち込まれた釘８１により縦材５に取り付け
られている。そして、受け合板９の裏面側がこの上下の
受木桟７、８に当接され、受け合板９の表面が縦枠材３
と縦材５の外壁面材２０取付け面と面一になされて取り
付けられている（図１（ロ）図参照）。
横枠材４の上に、前記引き寄せ金物６と隙間を設けて下
部受木桟７が下方から打ち込まれた釘７１により取り付
けられ、この下部受木桟７の上に載置して上部受木桟８
が側方から打ち込まれた釘８１により縦材５に取り付け
られている。そして、受け合板９の裏面側がこの上下の
受木桟７、８に当接され、受け合板９の表面が縦枠材３
と縦材５の外壁面材２０取付け面と面一になされて取り
付けられている（図１（ロ）図参照）。
【００１２】（実施例の作用）本実施例によると、受け
合板９が上下の受木桟７、８に当接され、受け合板９の
表面が縦枠材３と縦材５の外壁面材２０取付け面と面一
になされて取り付けられているので、外壁面材２０と受
け合板９との間に挟まれた水切り材１０を、途切れるこ
となく壁パネル１の端まで受け合板９で支持して取り付
けることができ、引き寄せ金物６を設けても防水性能を
確保できる。また、外壁面材２０の裏面側が受木桟７、
８に当接された受け合板９に支持されるので、強度性能
も、従来通りの性能が確保できる。
合板９が上下の受木桟７、８に当接され、受け合板９の
表面が縦枠材３と縦材５の外壁面材２０取付け面と面一
になされて取り付けられているので、外壁面材２０と受
け合板９との間に挟まれた水切り材１０を、途切れるこ
となく壁パネル１の端まで受け合板９で支持して取り付
けることができ、引き寄せ金物６を設けても防水性能を
確保できる。また、外壁面材２０の裏面側が受木桟７、
８に当接された受け合板９に支持されるので、強度性能
も、従来通りの性能が確保できる。
【００１３】
【発明の効果】請求項１記載の本発明によると、引き寄
せ金物を設けても防水性能を確保できるので、屋外側か
ら風雨の吹き込みがあっても安心である。また、外壁面
材の裏面側が受木桟に当接された受け合板に支持される
ので、強度性能も、従来通りの性能が確保できる。
せ金物を設けても防水性能を確保できるので、屋外側か
ら風雨の吹き込みがあっても安心である。また、外壁面
材の裏面側が受木桟に当接された受け合板に支持される
ので、強度性能も、従来通りの性能が確保できる。
【図１】本発明の一実施例であって、（イ）図は壁パネ
ルの枠体に取り付けられる受け合板を分解して示す斜視
図、（ロ）図は（イ）図のＹ−Ｙ線矢視の壁パネル断面
図、（ハ）図は（イ）図のＸ−Ｘ線矢視の壁パネル断面
図である。
ルの枠体に取り付けられる受け合板を分解して示す斜視
図、（ロ）図は（イ）図のＹ−Ｙ線矢視の壁パネル断面
図、（ハ）図は（イ）図のＸ−Ｘ線矢視の壁パネル断面
図である。
【図２】図１の壁パネルが取り付けられた建物の斜視図
である。
である。
【図３】従来の受け木が取り付けられた壁パネル枠体の
説明図である。
説明図である。
１ 壁パネル ２ 枠体 ３ 縦枠材 ４ 横枠材 ５ 縦材 ６ 引き寄せ金物 ７ 下部受木桟 ８ 上部受木桟 ９ 受け合板 １０ 水切り材 ２０ 外壁面材 Ｋ 開口部
Claims (1)
- 【請求項１】 開口部を有し枠体に外壁面材が貼設され
た壁パネルの屋外側の下端縁に沿って設けられる水切り
材を、前記外壁面材との間に挟んで支持する壁パネル内
受け合板の取付け構造であって、 縦枠材と横枠材とから四方形に組まれた枠体の縦枠材と
隣接する位置に開口部のサッシ枠を支持する縦材が上下
の横枠材間に架け渡されて設けられ、 縦枠材と縦材の間の下部横枠材の上に、前記縦枠材と隙
間を設けて受木桟が取り付けられ、受け合板の裏面側が
この受木桟に当接され、受け合板の表面が縦枠材と縦材
の外壁面材取付け面と面一になされて取り付けられてい
ることを特徴とする壁パネル内受け合板の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10314721A JP2000144942A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 壁パネル内受け合板の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10314721A JP2000144942A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 壁パネル内受け合板の取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000144942A true JP2000144942A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18056777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10314721A Pending JP2000144942A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 壁パネル内受け合板の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000144942A (ja) |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP10314721A patent/JP2000144942A/ja active Pending
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