JP2000144851A - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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JP2000144851A JP10323892A JP32389298A JP2000144851A JP 2000144851 A JP2000144851 A JP 2000144851A JP 10323892 A JP10323892 A JP 10323892A JP 32389298 A JP32389298 A JP 32389298A JP 2000144851 A JP2000144851 A JP 2000144851A
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基博 西内
Masafumi Arakawa
雅史 荒川
Ken Takamata
憲 鷹股
Eiji Saito
英司 齋藤
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Naoto Yamada
直人 山田
Masato Takeda
真人 竹田
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(57)【要約】 【課題】ノズルへの給水路上に設けた電磁バルブのコイ
ルに通電を行って電磁バルブを開動作させ、ノズルから
洗浄水を噴射する局部洗浄装置において、電磁バルブが
何らかの異常によって開弁し続けることによって漏水事
故を起こすのを防止する。 【解決手段】洗浄操作部72のオン操作によりノズルへ
の給水路上に設けた電磁バルブ42のコイルに通電を行
って電磁バルブ42を開動作させ、ノズルに洗浄水を供
給する局部洗浄装置において、電磁バルブ42の駆動回
路64上に且つ電磁バルブ42のコイルに近接して、コ
イルの異常過熱による設定温度以上の温度上昇を感知し
て溶断するヒューズ74を設け、ヒューズ74の溶断に
より駆動回路64を遮断して、ノズルからの洗浄水噴射
を停止させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はノズルより洗浄水
を人体局部に噴射して洗浄を行う局部洗浄装置に関し、
詳しくはノズルから洗浄水が噴射し続けるのを防止する
手段に特徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ノズルより洗浄水を人体局部に噴射して
洗浄を行う局部洗浄装置として、洗浄操作部のオン操作
によりノズルへの給水路上に設けた電磁バルブのコイル
に通電を行って電磁バルブを開動作させ、ノズルに洗浄
水を送ってそのノズルから噴射させるようになしたもの
が公知である。
【0003】図5はその要部を示したものである。同図
の例では操作部ユニット200の洗浄操作部202をオ
ン操作すると、制御部204から電磁バルブ206の駆
動回路上のスイッチング素子(トライアック)208に
オン信号(ゲートトリガ電圧)が供給されてスイッチン
グ素子208がオン状態となり、ここにおいて電磁バル
ブ206のコイルに通電が行われて電磁バルブ206が
開動作する。これによりノズルに洗浄水が供給されて、
そのノズルから外部に噴射される。
【0004】また一方ストップ操作部(図示省略)を操
作すると、制御部204からスイッチング素子208に
オフ信号が供給されて駆動回路が遮断、つまり電磁バル
ブ206のコイルへの通電が遮断し、ここにおいてノズ
ルへの洗浄水の供給が遮断されて、ノズルからの洗浄水
の噴射が停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの局部洗浄
装置の場合、電磁バルブ206の駆動回路がオンになっ
た状態でスイッチング素子208が故障する場合があ
り、この場合ノズルからは洗浄水が長時間噴射し続けて
便器周りの床を濡らしてしまう問題があり、特にトイレ
が2階にあるような場合においてそのトイレの床が防水
構造となっていない場合、1階の天井までも濡らしてし
まう恐れがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の局部洗浄装置は、ノズルより人体局部に洗浄水を
噴射して洗浄する局部洗浄装置であって、洗浄操作部の
オン操作により該ノズルへの給水路上に設けた給水・停
止を行う電磁バルブのコイルに通電を行って該電磁バル
ブを開動作させ、該ノズルに洗浄水を供給するものにお
いて、前記電磁バルブの駆動回路上に且つ該電磁バルブ
のコイルに近接して、該コイルの異常過熱による設定温
度以上の温度上昇を感知して溶断するヒューズを設け、
該ヒューズの溶断により前記駆動回路を遮断して、前記
ノズルからの洗浄水噴射を停止させるようになしたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、ノズル
への洗浄水の供給・停止を行う電磁バルブの駆動回路上
にヒューズを設けてこれを電磁バルブのコイルに近接し
て位置させ、そのコイルに異常過熱が生じたときにその
ヒューズを溶断させて駆動回路を遮断し、電磁バルブを
閉動作させてノズルからの洗浄水噴射を停止させるよう
になしたもので、本発明によれば、スイッチング素子の
故障等によってノズルから洗浄水が長時間噴射し続ける
といったことを防止でき、以ってトイレ室から漏水が起
る事故を未然に防ぐことができる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は便器,12は便座,14
は便蓋であり、16は便器10の後部上面に載置状態に
設置された洗浄タンクである。18は一対のノズル2
0,22の一方から洗浄水を上向きに噴射して人体局部
を洗浄する局部洗浄装置で本体ボックス24を有してお
り、その内部に各種機構部が内蔵されている。本体ボッ
クス24は、便器10の側方に突き出した袖部26を有
しており、その上面には操作部ユニット28が設けられ
ている。
【0009】30はトイレ室の壁Wに設けられた給水栓
で、この給水栓30から分岐栓32を介して給水管34
が延び出しており、その先端が局部洗浄装置18の本体
部、詳しくは袖部26に接続され、給水栓30からの給
水が局部洗浄装置18の本体部へと導かれるようになっ
ている。
【0010】給水管34を通じて供給された水は、図2
に示しているように本体ボックス24内部に収容された
温水タンク36内部に流入し、そこで温水化された上で
バキュームブレーカ38,切替弁40を経て一対のノズ
ル20,22の一方に供給され、その先端から人体局部
に向けて噴射される。
【0011】尚、一対のノズル20,22の一方は肛門
洗浄用、他方は女性の局部洗浄用のもので、これらノズ
ル20,22は給水圧によりノズル先端を突き出した上
で、その先端から洗浄水を噴射させる。
【0012】上記ノズル20,22への洗浄水の給水路
上、詳しくは給水路上且つ温水タンク36の上流部位に
は、ノズル20,22への洗浄水の給水・停止を行うメ
インバルブとしての電磁バルブ42が設けられている。
【0013】図3はこの電磁バルブ42の構成を具体的
に示している。同図において、44は流入口46から流
出口48に至る通路50,52を互いに連通させ又は遮
断する主弁体で、54はその主弁体44の背面側の背圧
室56を、連通孔58を通じて通路52に開放し又は遮
断するパイロット弁体としてのプランジャ弁体である。
【0014】プランジャ弁体54は、図中上向きに引込
動作することによって背圧室56を連通孔58を介して
通路52に開放し、以って背圧室56の圧力を抜いて主
弁体44を開弁動作させる。そしてこれにより通路5
0,52を連通させて、流入口46から流入した洗浄水
を流出口48から流出させ、温水タンク36に、更には
ノズル20,22へと供給する。
【0015】また一方、プランジャ弁体54は図3中下
向きに前進移動することで背圧室56と通路52とを遮
断し、ここにおいて小孔62を通じて背圧室56内に通
路50内の給水圧を導いて、その背圧室56内の圧力を
高め、その背圧により主弁体44を閉動作させる。ここ
においてノズル20,22への給水が停止する。
【0016】プランジャ弁体54は、復帰ばね59によ
り通常は閉弁方向に付勢されているが、コイル60への
通電が行われてコイル60が励磁されると、ここにおい
てコイル60により図中上向きに吸引されて開弁動作す
る。即ちノズル20,22への給水を行わせる。
【0017】図4に示しているように、上記電磁バルブ
42の駆動回路64上にはスイッチング素子(トライア
ック)66が設けてあり、操作部ユニット28における
洗浄操作部72のオン操作に基づく制御部68からのオ
ン信号によってスイッチング素子66がオン動作し、駆
動回路64を閉じるようになっている。ここにおいて電
磁バルブ42のコイル60への通電が行われてプランジ
ャ弁体54が開弁動作し、ノズル20,22に対して洗
浄水が給水される。
【0018】一方操作部ユニット28においてオフ操作
が行われると、制御部68からスイッチング素子66に
オフ信号が供給され、ここにおいて駆動回路64が開か
れて電磁バルブ42への通電が停止する。これによりプ
ランジャ弁体54が復帰ばね59の付勢力で閉弁動作
し、ノズル20,22からの洗浄水の噴射が停止する。
【0019】上記駆動回路64上にはヒューズ74が設
けられている。このヒューズ74は、図3に示している
ように電磁バルブ42のコイル60に近接して配置され
ており、コイル60の異常過熱に基づく温度上昇によっ
て溶断し、駆動回路64を開いて電磁バルブ42への通
電を停止させるものとされている。
【0020】ここでヒューズ74は、局部洗浄装置18
の通常の動作では上昇し得ないようなコイル60近傍の
温度上昇の下で溶断するものとされている。詳しくは、
コイル60近傍の温度は通常の動作の下では50℃まで
上昇することはないが、ここではヒューズ74はそのコ
イル60近傍の温度が、例えば60℃以上の温度となっ
たところで溶断するようなものが用いられている。
【0021】本例の局部洗浄装置18の場合、操作部ユ
ニット28の洗浄操作部72をオン操作すると、上記の
ように電磁バルブ42のコイル60に通電が行われてノ
ズル20,22から洗浄水が噴射される。而してその通
電状態が長く続くとコイル60は自己発熱によって温度
上昇し、これに伴なってコイル60周りの温度も上昇す
る。
【0022】而してそのコイル60への通電が異常に長
く続いたとき、本例の装置ではその異常な温度上昇に基
づいてヒューズ74が溶断し、ここにおいてコイル60
への通電を停止させる。従ってこの時点で電磁バルブ4
2のプランジャ弁体54が復帰ばね59の付勢作用で閉
弁動作し、ノズル20,22への給水を停止させる。
【0023】以上のような本例の局部洗浄装置18によ
れば、スイッチング素子66の故障等によってノズル2
0,22から洗浄水が長時間噴射し続けるといったこと
を防止でき、以ってトイレ室から漏水が起る事故を未然
に防ぐことができる。
【0024】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその他の形態において実
施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である局部洗浄装置を便器と
ともに示す図である。
【図2】同じ実施例の局部洗浄装置の要部を示す図であ
る。
【図3】図2における電磁バルブの構成を具体的に示し
た図である。
【図4】同じ実施例の電磁バルブの制御系統を示すブロ
ック図である。
【図5】従来の局部洗浄装置における電磁バルブの制御
系統を示すブロック図である。
【符号の説明】
18 局部洗浄装置 20,22 ノズル 42 電磁バルブ 60 コイル 64 駆動回路 72 洗浄操作部 74 ヒューズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷹股 憲 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 齋藤 英司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 田中 伸幸 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 山田 直人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 竹田 真人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D038 JA01 JB05 JF00 KA11 3H064 AA01 BA05 DA07 DB01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルより人体局部に洗浄水を噴射して
    洗浄する局部洗浄装置であって、洗浄操作部のオン操作
    により該ノズルへの給水路上に設けた給水・停止を行う
    電磁バルブのコイルに通電を行って該電磁バルブを開動
    作させ、該ノズルに洗浄水を供給するものにおいて、 前記電磁バルブの駆動回路上に且つ該電磁バルブのコイ
    ルに近接して、該コイルの異常過熱による設定温度以上
    の温度上昇を感知して溶断するヒューズを設け、該ヒュ
    ーズの溶断により前記駆動回路を遮断して、前記ノズル
    からの洗浄水噴射を停止させるようになしたことを特徴
    とする局部洗浄装置。
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