JP2000144499A - 電極制御装置 - Google Patents
電極制御装置Info
- Publication number
- JP2000144499A JP2000144499A JP10314270A JP31427098A JP2000144499A JP 2000144499 A JP2000144499 A JP 2000144499A JP 10314270 A JP10314270 A JP 10314270A JP 31427098 A JP31427098 A JP 31427098A JP 2000144499 A JP2000144499 A JP 2000144499A
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- JP
- Japan
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- electrode
- electrodes
- constant current
- control circuit
- control
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- Pending
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- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 劣化等によって電極の機能が発揮できなくな
る前に検知すること。 【解決手段】 電気分解等を行なう一対の電極1と、こ
の電極1に定電流を供給する定電流制御回路3と、電極
1への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御
回路4とを設けている。これによって、電極1への電源
印加状態を検知し劣化等を事前に検知するとともに、電
極1の寿命を延長することができる。
る前に検知すること。 【解決手段】 電気分解等を行なう一対の電極1と、こ
の電極1に定電流を供給する定電流制御回路3と、電極
1への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御
回路4とを設けている。これによって、電極1への電源
印加状態を検知し劣化等を事前に検知するとともに、電
極1の寿命を延長することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気分解等を行なう
電極を制御する、電極制御装置に関するものである。
電極を制御する、電極制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電極制御は、電源をON/
OFF制御し電極が機能しなくなった時に電極の寿命と
判断してメンテナンス等を行なっていた。
OFF制御し電極が機能しなくなった時に電極の寿命と
判断してメンテナンス等を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電極制御では、電極の性能劣化を径時的に把握すること
ができず、電極が機能しなくなった時点でしか寿命判定
ができないという課題を有していた。
電極制御では、電極の性能劣化を径時的に把握すること
ができず、電極が機能しなくなった時点でしか寿命判定
ができないという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、電極への電源の印加状態を監視するように
したものである。 上記発明によれば、電極が機能しな
くなる前に洗浄等のメンテナンスを促すことが可能とな
る。 また、電極への印加電源の極性を定期的に反転さ
せるようにしたものである。 上記発明によれば、電極
の寿命を延長することが可能となる。 さらに、電極の
短絡を検知するようにしたものである。上記発明によれ
ば、電極が機能しないことを使用者に報知することが可
能となる。
するために、電極への電源の印加状態を監視するように
したものである。 上記発明によれば、電極が機能しな
くなる前に洗浄等のメンテナンスを促すことが可能とな
る。 また、電極への印加電源の極性を定期的に反転さ
せるようにしたものである。 上記発明によれば、電極
の寿命を延長することが可能となる。 さらに、電極の
短絡を検知するようにしたものである。上記発明によれ
ば、電極が機能しないことを使用者に報知することが可
能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】電気分解等を行なう一対の電極
と、前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前
記電極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう
制御回路とを有するものである。そして、前記電極への
印加電圧が既定値以上になった時に電極の洗浄等のメン
テナンスを促すことができる。
と、前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前
記電極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう
制御回路とを有するものである。そして、前記電極への
印加電圧が既定値以上になった時に電極の洗浄等のメン
テナンスを促すことができる。
【0006】さらに、電気分解等を行なう一対の電極
と、前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前
記電極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう
制御回路とを有するものである。そして、前記電極への
通電電流が既定値以下になった時に電極の洗浄等のメン
テナンスをを促すことができる。
と、前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前
記電極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう
制御回路とを有するものである。そして、前記電極への
通電電流が既定値以下になった時に電極の洗浄等のメン
テナンスをを促すことができる。
【0007】また、電気分解等を行なう一対の電極と、
前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電
極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御
回路と、前記電極への電源印加極性を反転させる極性反
転回路を有するものである。そして、一定条件のもとで
前記電極への電源印加の極性を反転させることにより、
電極の寿命を延長することができる。
前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電
極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御
回路と、前記電極への電源印加極性を反転させる極性反
転回路を有するものである。そして、一定条件のもとで
前記電極への電源印加の極性を反転させることにより、
電極の寿命を延長することができる。
【0008】また、電気分解等を行なう一対の電極と、
前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電
極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御
回路とを有するものである。そして、前記電極が短絡状
態になった時は電極機能が動作しないことを報知するこ
とができる。
前記電極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電
極への電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御
回路とを有するものである。そして、前記電極が短絡状
態になった時は電極機能が動作しないことを報知するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明の実施例1の電
極制御装置のブロック図である。図において、1は電気
分解等を行なう電極、2は電極1への電源印加の極性を
反転させる極性反転回路、3は電極1への通電電流を一
定に制御する定電流制御回路、4は電極1の状態を監視
しつつ電極を制御する制御回路、5は電極1や制御回路
4へ電源を供給する直流電源である。
極制御装置のブロック図である。図において、1は電気
分解等を行なう電極、2は電極1への電源印加の極性を
反転させる極性反転回路、3は電極1への通電電流を一
定に制御する定電流制御回路、4は電極1の状態を監視
しつつ電極を制御する制御回路、5は電極1や制御回路
4へ電源を供給する直流電源である。
【0011】次に動作、作用について説明すると、電極
1は水の中に配置して直流の電流を通電することによ
り、電極の成分を水中に溶出させ種々の機能を発揮させ
るものであり、その溶出状態を一定にするために定電流
制御回路3により一定の電流を電極1に通電する。 制
御回路4は、電極1への通電タイミングを制御するとと
もに以下の種々の検知や制御を行なう。 電極1に通電
する場合、常に一定の極性で行なうと、電極の成分が水
中に溶出と同時に電極にスケールが付着したり、電極の
消耗が極端に早まることがあるので、定期的に極性反転
回路2を動作させることにより電極1の長寿命化を図る
ことができる。 この、極性反転のタイミングは時間経
過で行なってもよいし、電極1への電源印加状態の変化
を検知して行なってもよい。 また、直流電源5は一般
的に供給電力に限界があり、定電流回路3で電極に一定
の電流を供給しようとしても、電極1へのスケール付着
等で電極1の抵抗成分が増大した場合には一定の電流を
流せなくなり通電電流が低下する。 その場合には、制
御回路4が電流の低下を検知して、使用者に電極の洗浄
等のメンテナンスを促す。 使用者に電極の洗浄等のメ
ンテナンスを促す方法としては、前記した電流検知の他
に電極1の両端の電圧の上昇を検知することによること
もでき、その場合は、電流検知よりもさらに事前に電極
の劣化を検知することができる。 また、電極1が短絡
した場合は、上記電流検知や電圧検知では異常を判定す
ることができず、電極の機能も果たすことができないの
で、電極1に通電した時の電極1の両端の電圧を検知
し、使用を想定している水の抵抗値より低い値だと判断
した時には、電極が機能しないことを報知する。
1は水の中に配置して直流の電流を通電することによ
り、電極の成分を水中に溶出させ種々の機能を発揮させ
るものであり、その溶出状態を一定にするために定電流
制御回路3により一定の電流を電極1に通電する。 制
御回路4は、電極1への通電タイミングを制御するとと
もに以下の種々の検知や制御を行なう。 電極1に通電
する場合、常に一定の極性で行なうと、電極の成分が水
中に溶出と同時に電極にスケールが付着したり、電極の
消耗が極端に早まることがあるので、定期的に極性反転
回路2を動作させることにより電極1の長寿命化を図る
ことができる。 この、極性反転のタイミングは時間経
過で行なってもよいし、電極1への電源印加状態の変化
を検知して行なってもよい。 また、直流電源5は一般
的に供給電力に限界があり、定電流回路3で電極に一定
の電流を供給しようとしても、電極1へのスケール付着
等で電極1の抵抗成分が増大した場合には一定の電流を
流せなくなり通電電流が低下する。 その場合には、制
御回路4が電流の低下を検知して、使用者に電極の洗浄
等のメンテナンスを促す。 使用者に電極の洗浄等のメ
ンテナンスを促す方法としては、前記した電流検知の他
に電極1の両端の電圧の上昇を検知することによること
もでき、その場合は、電流検知よりもさらに事前に電極
の劣化を検知することができる。 また、電極1が短絡
した場合は、上記電流検知や電圧検知では異常を判定す
ることができず、電極の機能も果たすことができないの
で、電極1に通電した時の電極1の両端の電圧を検知
し、使用を想定している水の抵抗値より低い値だと判断
した時には、電極が機能しないことを報知する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電極への
電源の印加状態を監視することができるので、電極が機
能しなくなる前に洗浄等のメンテナンスを促すことがで
きる。
電源の印加状態を監視することができるので、電極が機
能しなくなる前に洗浄等のメンテナンスを促すことがで
きる。
【0013】また、電極への印加電源の極性を定期的に
反転させることができるので、電極の寿命を延長するこ
とができる。 さらに、電極の短絡を検知することがで
きるので、電極が機能しないことを使用者に報知するこ
とができる。
反転させることができるので、電極の寿命を延長するこ
とができる。 さらに、電極の短絡を検知することがで
きるので、電極が機能しないことを使用者に報知するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例1の電極制御装置のブロック図
1 電極 2 極性反転回路 3 定電流制御回路 4 制御回路 5 直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 幸夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4K058 AA30 BB02 CA23 DD08 FA09 FB01 FB04
Claims (4)
- 【請求項1】電気分解等を行なう一対の電極と、前記電
極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電極への
電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御回路と
を有し、前記電極への印加電圧が既定値以上になった時
に電極の洗浄等のメンテナンスを促す電極制御装置。 - 【請求項2】電気分解等を行なう一対の電極と、前記電
極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電極への
電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御回路と
を有し、前記電極への通電電流が既定値以下になった時
に電極の洗浄等のメンテナンスを促す電極制御装置。 - 【請求項3】電気分解等を行なう一対の電極と、前記電
極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電極への
電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御回路
と、前記電極への電源印加極性を反転させる極性反転回
路を有し、一定条件のもとで前記電極への電源印加の極
性を反転させることにより、電極の寿命を延長する電極
制御装置。 - 【請求項4】電気分解等を行なう一対の電極と、前記電
極に定電流を供給する定電流制御回路と、前記電極への
電源の印加状態を監視しながら制御を行なう制御回路と
を有し、前記電極が短絡状態になった時は電極機能が動
作しないことを報知する電極制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314270A JP2000144499A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 電極制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314270A JP2000144499A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 電極制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144499A true JP2000144499A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18051347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10314270A Pending JP2000144499A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 電極制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000144499A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242169A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Toshiba Corp | 金属の電解製造装置及び製造方法 |
JP2016017189A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 株式会社日立製作所 | 電気防食方法、及び電気防食システム |
WO2022085610A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | アサヒプリテック株式会社 | 金属回収装置の状態監視システム |
WO2023236818A1 (zh) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 电解发生装置及其控制方法、电器设备 |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP10314270A patent/JP2000144499A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242169A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Toshiba Corp | 金属の電解製造装置及び製造方法 |
JP2016017189A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 株式会社日立製作所 | 電気防食方法、及び電気防食システム |
WO2022085610A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | アサヒプリテック株式会社 | 金属回収装置の状態監視システム |
WO2023236818A1 (zh) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | 佛山市顺德区美的电子科技有限公司 | 电解发生装置及其控制方法、电器设备 |
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