JP2000144093A - ホットメルト型含浸剤組成物及び紙粘着テープ用基材 - Google Patents
ホットメルト型含浸剤組成物及び紙粘着テープ用基材Info
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- JP2000144093A JP2000144093A JP10325540A JP32554098A JP2000144093A JP 2000144093 A JP2000144093 A JP 2000144093A JP 10325540 A JP10325540 A JP 10325540A JP 32554098 A JP32554098 A JP 32554098A JP 2000144093 A JP2000144093 A JP 2000144093A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙基材を使用して、剥離剤の目止め効果、及
び含浸剤の接着性に優れるとともに、リサイクル性を有
する紙粘着テープ用基材、及び該紙粘着テープ基材に含
浸させて使用するのに適した新規なホットメルト型含浸
剤組成物を提供すること。 【解決手段】 ワックス100重量部に対して熱可塑性
重合体10〜80重量部を含有するホットメルト型含浸
剤組成物、及び紙基材の片面に該ホットメルト型含浸剤
組成物をホットメルトコーティングしてなる紙粘着テー
プ用基材。
び含浸剤の接着性に優れるとともに、リサイクル性を有
する紙粘着テープ用基材、及び該紙粘着テープ基材に含
浸させて使用するのに適した新規なホットメルト型含浸
剤組成物を提供すること。 【解決手段】 ワックス100重量部に対して熱可塑性
重合体10〜80重量部を含有するホットメルト型含浸
剤組成物、及び紙基材の片面に該ホットメルト型含浸剤
組成物をホットメルトコーティングしてなる紙粘着テー
プ用基材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットメルト型含
浸剤組成物に関し、さらに詳しくは、クラフト粘着テー
プなどの紙粘着テープの紙基材に含浸させて使用するの
に好適なホットメルト型含浸剤組成物に関する。また、
本発明は、該ホットメルト型含浸剤組成物を紙基材にホ
ットメルトコーティングにより含浸させてなる紙粘着テ
ープ用基材に関する。本発明の紙粘着テープ用基材は、
剥離剤の目止め効果、及び含浸剤の接着性に優れるとと
もに、リサイクル性を有しており、環境に優しい紙粘着
テープを与えることができる。
浸剤組成物に関し、さらに詳しくは、クラフト粘着テー
プなどの紙粘着テープの紙基材に含浸させて使用するの
に好適なホットメルト型含浸剤組成物に関する。また、
本発明は、該ホットメルト型含浸剤組成物を紙基材にホ
ットメルトコーティングにより含浸させてなる紙粘着テ
ープ用基材に関する。本発明の紙粘着テープ用基材は、
剥離剤の目止め効果、及び含浸剤の接着性に優れるとと
もに、リサイクル性を有しており、環境に優しい紙粘着
テープを与えることができる。
【0002】
【従来の技術】紙粘着テープは、種々の紙を基材とし
て、その片面に粘着剤を塗布し、一方の面に剥離性を持
たせるように背面処理を施して、ロール状に巻き取った
ものである。紙粘着テープには、基材の種類によって、
例えば、和紙粘着テープ、クラフト粘着テープ、クレー
プ粘着テープなどに分類される。粘着剤としては、天然
ゴム、合成ゴム、または合成樹脂をベースポリマーと
し、必要に応じて、粘着付与剤、軟化剤、充填剤、老化
防止剤、加硫剤などを配合した粘着剤組成物が用いられ
ている。背面処理には、シリコーン、長鎖アルキルアク
リレートポリマーなどの剥離剤が用いられている。
て、その片面に粘着剤を塗布し、一方の面に剥離性を持
たせるように背面処理を施して、ロール状に巻き取った
ものである。紙粘着テープには、基材の種類によって、
例えば、和紙粘着テープ、クラフト粘着テープ、クレー
プ粘着テープなどに分類される。粘着剤としては、天然
ゴム、合成ゴム、または合成樹脂をベースポリマーと
し、必要に応じて、粘着付与剤、軟化剤、充填剤、老化
防止剤、加硫剤などを配合した粘着剤組成物が用いられ
ている。背面処理には、シリコーン、長鎖アルキルアク
リレートポリマーなどの剥離剤が用いられている。
【0003】紙粘着テープの中でもクラフト粘着テープ
は、最も生産数量が大きく、段ボールの封緘用として広
範に使用されている。クラフト粘着テープでは、一般
に、特殊伸展加工したクルパッククラフト紙にポリエチ
レンフィルムをラミネートし、このポリエチレンフィル
ムの表面にシリコーン加工を施した加工原紙が基材とし
て使用されている。ポリエチレンとしては、低密度ポリ
エチレンが汎用されている。クラフト紙の片面上にポリ
エチレンを押出機で溶融押出し、フィルムが溶融状態に
あるうちに積層させる。シリコーン系剥離剤としては、
溶剤系等の低粘度液状のものが一般に用いられており、
ポリエチレンフィルムの表面に薄く均一に塗布し、乾燥
後、シリコーンを完全に硬化させている。したがって、
クラフト粘着テープは、多くの場合、「粘着剤/クルパ
ッククラフト紙/ポリエチレン/シリコーン」の層構成
を有している。
は、最も生産数量が大きく、段ボールの封緘用として広
範に使用されている。クラフト粘着テープでは、一般
に、特殊伸展加工したクルパッククラフト紙にポリエチ
レンフィルムをラミネートし、このポリエチレンフィル
ムの表面にシリコーン加工を施した加工原紙が基材とし
て使用されている。ポリエチレンとしては、低密度ポリ
エチレンが汎用されている。クラフト紙の片面上にポリ
エチレンを押出機で溶融押出し、フィルムが溶融状態に
あるうちに積層させる。シリコーン系剥離剤としては、
溶剤系等の低粘度液状のものが一般に用いられており、
ポリエチレンフィルムの表面に薄く均一に塗布し、乾燥
後、シリコーンを完全に硬化させている。したがって、
クラフト粘着テープは、多くの場合、「粘着剤/クルパ
ッククラフト紙/ポリエチレン/シリコーン」の層構成
を有している。
【0004】紙基材にポリエチレンフィルムをラミネー
トするのは、紙基材にシリコーンなどの剥離剤を直接塗
布すると、剥離剤の紙基材への染み込みが大きく、十分
な剥離性を得ることができないからである。紙基材に多
量の剥離剤を塗布して剥離性を高めるのは、経済的では
ない。また、紙基材にポリエチレンフィルムをラミネー
トすることにより、剥離剤または粘着剤の過剰な染み込
みによる裏抜けを防ぐことができる。
トするのは、紙基材にシリコーンなどの剥離剤を直接塗
布すると、剥離剤の紙基材への染み込みが大きく、十分
な剥離性を得ることができないからである。紙基材に多
量の剥離剤を塗布して剥離性を高めるのは、経済的では
ない。また、紙基材にポリエチレンフィルムをラミネー
トすることにより、剥離剤または粘着剤の過剰な染み込
みによる裏抜けを防ぐことができる。
【0005】ところが、このようなポリエチレンフィル
ム層を含有する紙粘着テープは、リサイクル性に劣ると
いう問題がある。ポリエチレンフィルムは、連続皮膜で
あって、かつ、水に不溶性である。使用済みの紙粘着テ
ープまたは紙粘着テープが貼付された紙製品を再生する
とき、ポリエチレンフィルムが叩解(離解)されずに異
物としてパルプ分散液中に混在するため、抄紙すること
ができないか、あるいは、抄紙しても、満足な再生紙を
得ることができない。したがって、このような紙粘着テ
ープは、省資源、廃棄物の減量化などの近年の強い要求
に応えることができないものであった。
ム層を含有する紙粘着テープは、リサイクル性に劣ると
いう問題がある。ポリエチレンフィルムは、連続皮膜で
あって、かつ、水に不溶性である。使用済みの紙粘着テ
ープまたは紙粘着テープが貼付された紙製品を再生する
とき、ポリエチレンフィルムが叩解(離解)されずに異
物としてパルプ分散液中に混在するため、抄紙すること
ができないか、あるいは、抄紙しても、満足な再生紙を
得ることができない。したがって、このような紙粘着テ
ープは、省資源、廃棄物の減量化などの近年の強い要求
に応えることができないものであった。
【0006】一方、紙基材に、ポリビニルアルコールや
アクリルエマルジョンなどの水系含浸剤をコーティング
して、バリア層を形成する方法が知られている。例え
ば、特開平6−264039号公報には、クラフト伸長
紙の片面に、ポリビニルアルコールを含む水性塗工液を
塗布してバリア層を形成し、その上にシリコーン加工を
施したクラフト粘着テープ用基材、及び該基材を用いた
粘着テープが開示されている。しかしながら、水溶性樹
脂を主成分とするバリア層を形成する方法は、水系含
浸剤を塗布後、乾燥に長時間を要するため、生産効率に
劣る、乾燥のために大がかりな乾燥ゾーンを必要とす
る、廃水処理時の環境汚染対策が必要である、などの
問題点を有している。また、水溶性ポリマーの多くは、
叩解時の泡立ちが大きいという問題がある。
アクリルエマルジョンなどの水系含浸剤をコーティング
して、バリア層を形成する方法が知られている。例え
ば、特開平6−264039号公報には、クラフト伸長
紙の片面に、ポリビニルアルコールを含む水性塗工液を
塗布してバリア層を形成し、その上にシリコーン加工を
施したクラフト粘着テープ用基材、及び該基材を用いた
粘着テープが開示されている。しかしながら、水溶性樹
脂を主成分とするバリア層を形成する方法は、水系含
浸剤を塗布後、乾燥に長時間を要するため、生産効率に
劣る、乾燥のために大がかりな乾燥ゾーンを必要とす
る、廃水処理時の環境汚染対策が必要である、などの
問題点を有している。また、水溶性ポリマーの多くは、
叩解時の泡立ちが大きいという問題がある。
【0007】有機溶剤に各種ポリマーを溶解した溶液を
紙基材に含浸させてバリア層を形成する方法では、有機
溶剤の乾燥、公害問題への対策等が必要であり、さら
に、一般のホットメルト型接着剤を紙基材にホットメル
トコーティングしてバリア層を形成し、その上にシリコ
ーン加工する方法は、ホットメルト接着剤の凝集力が強
すぎて離解性が不十分なため、パルプ分散液中で塊状化
したりして、リサイクルに適した粘着テープ用基材を得
ることができない。
紙基材に含浸させてバリア層を形成する方法では、有機
溶剤の乾燥、公害問題への対策等が必要であり、さら
に、一般のホットメルト型接着剤を紙基材にホットメル
トコーティングしてバリア層を形成し、その上にシリコ
ーン加工する方法は、ホットメルト接着剤の凝集力が強
すぎて離解性が不十分なため、パルプ分散液中で塊状化
したりして、リサイクルに適した粘着テープ用基材を得
ることができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、紙基
材を使用して、剥離剤の目止め効果、及び含浸剤の接着
性に優れるとともに、リサイクル性を有する紙粘着テー
プ用基材を提供することにある。また、本発明の目的
は、該紙粘着テープ基材に含浸させて使用するのに適し
た新規なホットメルト型含浸剤組成物を提供することに
ある。本発明者らは、前記従来技術の問題点を克服する
ために鋭意研究した結果、ワックスを主成分とし、これ
にエチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性重合体
を所定の割合で配合した含浸剤組成物に想到した。この
含浸剤組成物は、紙基材にホットメルトコーティングに
より含浸させることができる。その含浸物は、剥離剤の
目止め効果に優れており、しかもリサイクル可能である
ことを見いだした。
材を使用して、剥離剤の目止め効果、及び含浸剤の接着
性に優れるとともに、リサイクル性を有する紙粘着テー
プ用基材を提供することにある。また、本発明の目的
は、該紙粘着テープ基材に含浸させて使用するのに適し
た新規なホットメルト型含浸剤組成物を提供することに
ある。本発明者らは、前記従来技術の問題点を克服する
ために鋭意研究した結果、ワックスを主成分とし、これ
にエチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性重合体
を所定の割合で配合した含浸剤組成物に想到した。この
含浸剤組成物は、紙基材にホットメルトコーティングに
より含浸させることができる。その含浸物は、剥離剤の
目止め効果に優れており、しかもリサイクル可能である
ことを見いだした。
【0009】本発明のホットメルト型含浸剤組成物は、
有機溶剤や水を使用しないため、乾燥ゾーンが不要であ
り、生産効率が高く、また、排ガスや廃水などの環境汚
染対策の必要がない。本発明のホットメルト型含浸剤組
成物は、紙基材との接着性に優れている。紙基材に含浸
させたホットメルト型含浸剤組成物は、紙基材とともに
水中で剪断力を受けることにより、良好に叩解して、分
散することができるため、再生紙へのリサイクル性に優
れている。本発明は、これらの知見に基づいて完成する
に至ったものである。
有機溶剤や水を使用しないため、乾燥ゾーンが不要であ
り、生産効率が高く、また、排ガスや廃水などの環境汚
染対策の必要がない。本発明のホットメルト型含浸剤組
成物は、紙基材との接着性に優れている。紙基材に含浸
させたホットメルト型含浸剤組成物は、紙基材とともに
水中で剪断力を受けることにより、良好に叩解して、分
散することができるため、再生紙へのリサイクル性に優
れている。本発明は、これらの知見に基づいて完成する
に至ったものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ワック
ス100重量部に対して熱可塑性重合体10〜80重量
部を含有するホットメルト型含浸剤組成物が提供され
る。また、本発明によれば、紙基材の片面に、ワックス
100重量部に対して熱可塑性重合体10〜80重量部
を含有するホットメルト型含浸剤組成物をホットメルト
コーティングしてなる粘紙着テープ用基材が提供され
る。
ス100重量部に対して熱可塑性重合体10〜80重量
部を含有するホットメルト型含浸剤組成物が提供され
る。また、本発明によれば、紙基材の片面に、ワックス
100重量部に対して熱可塑性重合体10〜80重量部
を含有するホットメルト型含浸剤組成物をホットメルト
コーティングしてなる粘紙着テープ用基材が提供され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において使用するワックス
としては、例えば、天然ワックス、合成パラフィンワッ
クス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス
等が挙げられる。これらのワックスの中でも、皮膜強度
と塗工性の点から、平均分子量が好ましくは600〜1
0,000、より好ましくは1,000〜4,000程
度のものである。また、ワックスとしては、紙基材や剥
離剤との密着性の点から、部分的に極性を有する変性タ
イプのワックス、例えば、酸変性ワックスなどが好まし
い。ワックスは、140℃での溶融粘度が通常0.05
〜5Pa・s、更に挙げると、0.1〜3Pa・s程度
のものが好ましい。ワックスは、市販品を使用すること
ができ、その具体例としては、三井化学社製の三井ハイ
ワックスHW−210MP、HW−4051E、HW−
2203A等が挙げられる。
としては、例えば、天然ワックス、合成パラフィンワッ
クス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス
等が挙げられる。これらのワックスの中でも、皮膜強度
と塗工性の点から、平均分子量が好ましくは600〜1
0,000、より好ましくは1,000〜4,000程
度のものである。また、ワックスとしては、紙基材や剥
離剤との密着性の点から、部分的に極性を有する変性タ
イプのワックス、例えば、酸変性ワックスなどが好まし
い。ワックスは、140℃での溶融粘度が通常0.05
〜5Pa・s、更に挙げると、0.1〜3Pa・s程度
のものが好ましい。ワックスは、市販品を使用すること
ができ、その具体例としては、三井化学社製の三井ハイ
ワックスHW−210MP、HW−4051E、HW−
2203A等が挙げられる。
【0012】本発明において使用する熱可塑性重合体
は、ワックスとの相溶性や紙基材との接着性に優れたも
のが好ましい。具体的には、例えば、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体(EEA)、エチレン−アクリル酸共重合体
アイオノマー、酢酸ビニル−ビニルピロリドン共重合体
等が挙げられる。これらの中でも、適度の溶融粘度を有
し、紙基材や剥離剤との接着性に優れる点から、EV
A、EEA、エチレン−アクリル酸共重合体アイオノマ
ーなどのエチレン系共重合体が好ましく、EVAが特に
好ましい。
は、ワックスとの相溶性や紙基材との接着性に優れたも
のが好ましい。具体的には、例えば、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体(EEA)、エチレン−アクリル酸共重合体
アイオノマー、酢酸ビニル−ビニルピロリドン共重合体
等が挙げられる。これらの中でも、適度の溶融粘度を有
し、紙基材や剥離剤との接着性に優れる点から、EV
A、EEA、エチレン−アクリル酸共重合体アイオノマ
ーなどのエチレン系共重合体が好ましく、EVAが特に
好ましい。
【0013】また、これらの熱可塑性重合体は、溶融粘
度の点で、メルトフローレート(MFR;JIS K6
730)が100g/10分以上のものを用いることが
好ましい。MFRの上限は、特にないが、通常、5,0
00g/10分、好ましくは3,000g/10分程度
である。本発明で使用する熱可塑性重合体としては、市
販品を使用することができるが、エチレン−酢酸ビニル
共重合体の製品名としては、三井デュポンポリケミカル
社製「エバフレックス」、東ソー社製「ウルトラセ
ン」、「メルセン」などを挙げることができ、エチレン
−エチルアクリレート共重合体の製品名としては、日本
ユニカー社製「NUC−EEA」などが挙げられる。
度の点で、メルトフローレート(MFR;JIS K6
730)が100g/10分以上のものを用いることが
好ましい。MFRの上限は、特にないが、通常、5,0
00g/10分、好ましくは3,000g/10分程度
である。本発明で使用する熱可塑性重合体としては、市
販品を使用することができるが、エチレン−酢酸ビニル
共重合体の製品名としては、三井デュポンポリケミカル
社製「エバフレックス」、東ソー社製「ウルトラセ
ン」、「メルセン」などを挙げることができ、エチレン
−エチルアクリレート共重合体の製品名としては、日本
ユニカー社製「NUC−EEA」などが挙げられる。
【0014】本発明のホットメルト型含浸剤組成物は、
ワックス100重量部に対して、熱可塑性重合体を10
〜80重量部で配合したものである。熱可塑性重合体の
配合割合が小さすぎると、紙基材や剥離剤との接着性が
悪く、紙粘着テープ用基材として満足できる特性が得ら
れない。熱可塑性重合体の配合割合が大きすぎると、含
浸剤自体の凝集性が高くなり、離解時に含浸剤組成物が
塊状の異物となってしまい、リサイクル性が消失してし
まう。熱可塑性重合体の配合割合は、好ましくは15〜
60重量部、より好ましくは20〜50重量部である。
ワックス100重量部に対して、熱可塑性重合体を10
〜80重量部で配合したものである。熱可塑性重合体の
配合割合が小さすぎると、紙基材や剥離剤との接着性が
悪く、紙粘着テープ用基材として満足できる特性が得ら
れない。熱可塑性重合体の配合割合が大きすぎると、含
浸剤自体の凝集性が高くなり、離解時に含浸剤組成物が
塊状の異物となってしまい、リサイクル性が消失してし
まう。熱可塑性重合体の配合割合は、好ましくは15〜
60重量部、より好ましくは20〜50重量部である。
【0015】本発明のホットメルト型含浸剤組成物に
は、必要に応じて、石油系樹脂、テルペン系樹脂、ロジ
ン系樹脂等の粘着付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
光安定剤などの各種配合剤を添加することができる。粘
着付与剤は、ワックス100重量部に対して、通常、1
〜50重量部、好ましくは2〜30重量部程度の割合で
用いられる。本発明のホットメルト型含浸剤組成物は、
140℃における溶融粘度が10Pa・s以下であるこ
とが好ましい。溶融粘度が高すぎると、含浸剤を所望の
塗布量で塗工することが困難となる。溶融粘度の下限
は、通常、0.1Pa・s程度である。本発明のホット
メルト型含浸剤組成物は、一般のホットメルトコーター
を用いて、紙基材上にホットメルトコーティングするこ
とができる。含浸剤の塗布量は、均一な含浸効果を達成
し、かつ、紙基材の風合いを著しく低下させないために
は、通常、3〜20g/m2 、好ましくは5〜15g/
m2 の範囲とすることが望ましい。
は、必要に応じて、石油系樹脂、テルペン系樹脂、ロジ
ン系樹脂等の粘着付与剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
光安定剤などの各種配合剤を添加することができる。粘
着付与剤は、ワックス100重量部に対して、通常、1
〜50重量部、好ましくは2〜30重量部程度の割合で
用いられる。本発明のホットメルト型含浸剤組成物は、
140℃における溶融粘度が10Pa・s以下であるこ
とが好ましい。溶融粘度が高すぎると、含浸剤を所望の
塗布量で塗工することが困難となる。溶融粘度の下限
は、通常、0.1Pa・s程度である。本発明のホット
メルト型含浸剤組成物は、一般のホットメルトコーター
を用いて、紙基材上にホットメルトコーティングするこ
とができる。含浸剤の塗布量は、均一な含浸効果を達成
し、かつ、紙基材の風合いを著しく低下させないために
は、通常、3〜20g/m2 、好ましくは5〜15g/
m2 の範囲とすることが望ましい。
【0016】紙基材としては、特に限定されないが、ク
ラフト紙、クルパック加工したクラフト紙、半晒クラフ
ト紙などの多孔質紙基材が好ましい。本発明の紙粘着テ
ープ用基材は、ホットメルト型含浸剤組成物の塗工面に
剥離剤を用いた剥離処理を行い、他方の面にはゴム系粘
着剤等の粘着剤を塗工して、紙粘着テープとすることが
できる。この紙粘着テープは、それ自体、あるいは該紙
粘着テープを貼付した紙製品をリサイクルして抄紙する
ことが可能である。特にアルカリ可溶性や水溶性等の粘
着剤を使用することが、リサイクル性の上で好ましい。
ラフト紙、クルパック加工したクラフト紙、半晒クラフ
ト紙などの多孔質紙基材が好ましい。本発明の紙粘着テ
ープ用基材は、ホットメルト型含浸剤組成物の塗工面に
剥離剤を用いた剥離処理を行い、他方の面にはゴム系粘
着剤等の粘着剤を塗工して、紙粘着テープとすることが
できる。この紙粘着テープは、それ自体、あるいは該紙
粘着テープを貼付した紙製品をリサイクルして抄紙する
ことが可能である。特にアルカリ可溶性や水溶性等の粘
着剤を使用することが、リサイクル性の上で好ましい。
【0017】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明
についてより具体的に説明する。本発明における諸特性
等の測定法は、次のとおりである。 (1)溶融粘度 ホットメルト型含浸剤組成物を、窒素雰囲気下、140
℃にて溶融させたものの粘度をBH型粘度計を用いて測
定した。 (2)含浸剤塗布量 温度23℃、相対湿度65%の雰囲気下にて、含浸剤塗
工後の試料1m2 の重量を測定し、塗工前の重量を引い
た値を含浸剤塗布量とした。 (3)引張強さ JIS−Z0237に従い、温度23℃の雰囲気下で、
25mm幅の試料をつかみ間隔100mm、引張速度3
00mm/minで引張強さを測定し、測定値を10m
m幅の値に換算した。 (4)目止め効果 試料の含浸剤処理面側に、溶剤型シリコーン「KS−7
76A」(信越シリコーン株式会社)を乾燥後の塗布量
0.5g/m2 で塗布した際の非処理面側への剥離剤の
裏抜け性を観察し、以下の基準で評価した。 ○:剥離剤の裏抜けなし、 ×:剥離剤の裏抜け多い。
についてより具体的に説明する。本発明における諸特性
等の測定法は、次のとおりである。 (1)溶融粘度 ホットメルト型含浸剤組成物を、窒素雰囲気下、140
℃にて溶融させたものの粘度をBH型粘度計を用いて測
定した。 (2)含浸剤塗布量 温度23℃、相対湿度65%の雰囲気下にて、含浸剤塗
工後の試料1m2 の重量を測定し、塗工前の重量を引い
た値を含浸剤塗布量とした。 (3)引張強さ JIS−Z0237に従い、温度23℃の雰囲気下で、
25mm幅の試料をつかみ間隔100mm、引張速度3
00mm/minで引張強さを測定し、測定値を10m
m幅の値に換算した。 (4)目止め効果 試料の含浸剤処理面側に、溶剤型シリコーン「KS−7
76A」(信越シリコーン株式会社)を乾燥後の塗布量
0.5g/m2 で塗布した際の非処理面側への剥離剤の
裏抜け性を観察し、以下の基準で評価した。 ○:剥離剤の裏抜けなし、 ×:剥離剤の裏抜け多い。
【0018】(5)接着性 温度23℃の雰囲気下にて、試料の含浸剤処理面にJI
S−Z1522に規定のセロハンテープ(幅25mm)
をシワ及び気泡が入らないように貼付した後、直ちに引
張速度300mm/minで180度で引き剥がした際
のセロハンテープ面への含浸剤の移行性を目視にて観察
し、以下の基準で評価した。 ○:セロハンテープ側に含浸剤が移行せず、基材との接
着性は良好である、 ×:セロハンテープ側に含浸剤が移行し、基材との接着
性が悪い。 (6)離解性(叩解性) 家庭用ミキサ(回転速度=9,000rpm)中に、2
〜3cm角に切った試料10gと1リットルの水(パル
プ濃度1重量%)を投入して、所定時間(30分)攪拌
後、パルプ分散液の状態及び抄紙した際の状態を目視に
て観察し、以下の基準で評価した。 ○:パルプ分散液及び抄紙中に全く異物が認められず、
離解可能である、 ×:パルプ分散液及び抄紙中に非分散性の異物があり、
離解不可である。
S−Z1522に規定のセロハンテープ(幅25mm)
をシワ及び気泡が入らないように貼付した後、直ちに引
張速度300mm/minで180度で引き剥がした際
のセロハンテープ面への含浸剤の移行性を目視にて観察
し、以下の基準で評価した。 ○:セロハンテープ側に含浸剤が移行せず、基材との接
着性は良好である、 ×:セロハンテープ側に含浸剤が移行し、基材との接着
性が悪い。 (6)離解性(叩解性) 家庭用ミキサ(回転速度=9,000rpm)中に、2
〜3cm角に切った試料10gと1リットルの水(パル
プ濃度1重量%)を投入して、所定時間(30分)攪拌
後、パルプ分散液の状態及び抄紙した際の状態を目視に
て観察し、以下の基準で評価した。 ○:パルプ分散液及び抄紙中に全く異物が認められず、
離解可能である、 ×:パルプ分散液及び抄紙中に非分散性の異物があり、
離解不可である。
【0019】[実施例1〜3及び比較例1〜3]表1に
示す含浸剤組成にて、各成分を窒素雰囲気下にて140
℃で加熱攪拌して、各ホットメルト型含浸剤組成物を調
製した。得られた各ホットメルト含浸剤組成物を、14
0℃にてホットメルトコーターを用いて、坪量73g/
m2 のクラフト紙上に、塗布量が10g/m2 になるよ
うにホットメルト塗工した。組成及び結果を表1に示
す。
示す含浸剤組成にて、各成分を窒素雰囲気下にて140
℃で加熱攪拌して、各ホットメルト型含浸剤組成物を調
製した。得られた各ホットメルト含浸剤組成物を、14
0℃にてホットメルトコーターを用いて、坪量73g/
m2 のクラフト紙上に、塗布量が10g/m2 になるよ
うにホットメルト塗工した。組成及び結果を表1に示
す。
【0020】[比較例4]メルトフローレートが5g/
10分の低密度ポリエチレン〔東ソー(株)製「ペトロ
セン205」〕を坪量73g/m2 のクラフト紙の片面
に厚さ13μmでラミネートした。結果を表1に示す。
10分の低密度ポリエチレン〔東ソー(株)製「ペトロ
セン205」〕を坪量73g/m2 のクラフト紙の片面
に厚さ13μmでラミネートした。結果を表1に示す。
【0021】[比較例5]坪量73g/m2 のクラフト
紙の目止め効果及び離解性を調べた。結果を表1に示
す。
紙の目止め効果及び離解性を調べた。結果を表1に示
す。
【0022】
【表1】
【0023】(脚注) (1)ワックスA:三井化学(株)製、酸価タイプポリ
エチレンワックス(溶融粘度=0.5Pa・s/140
℃) (2)ワックスB:三井化学(株)製、酸変性タイプポ
リエチレンワックス(溶融粘度=0.15Pa・s/1
40℃) (3)EVA:東ソー(株)製、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(MFR=1,000g/10分:JIS K
6730) (4)石油樹脂:日本ゼオン(株)製、脂肪族系石油樹
脂(軟化点=96℃)
エチレンワックス(溶融粘度=0.5Pa・s/140
℃) (2)ワックスB:三井化学(株)製、酸変性タイプポ
リエチレンワックス(溶融粘度=0.15Pa・s/1
40℃) (3)EVA:東ソー(株)製、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(MFR=1,000g/10分:JIS K
6730) (4)石油樹脂:日本ゼオン(株)製、脂肪族系石油樹
脂(軟化点=96℃)
【0024】表1の結果から明らかなように、本発明の
ホットメルト型含浸剤組成物(実施例1〜3)は、目標
とした塗布量(約10〜11g/m2 )での塗工が可能
である。また、本発明のホットメルト型含浸剤組成物
(実施例1〜3)は、従来技術品(比較例4)と同程度
の目止め効果と強度を有し、しかも良好な接着性と離解
性を示しており、リサイクル性を有する紙粘着テープ用
基材である。これに対して、比較例1の含浸剤組成物
は、溶融粘度が高いため目標とする塗布量に塗工するこ
とができず、また、含浸剤組成物自体の凝集性が高いた
め良好な離解性を示さないものである。比較例2の含浸
剤組成物は、石油樹脂の増量により溶融粘度は低下した
が、含浸剤組成物自体の凝集性が高いため、離解性を示
さない。比較例3は熱可塑性重合体が少ないために紙基
材との接着性が悪く、実用レベルの紙粘着テープ用基材
を得ることができないものである。比較例4の基材は、
従来技術に従って紙基材にポリエチレンフィルムをラミ
ネートしているために離解性を示さない。比較例5の紙
基材自体は、離解性を示すが、目止め効果がないもので
ある。
ホットメルト型含浸剤組成物(実施例1〜3)は、目標
とした塗布量(約10〜11g/m2 )での塗工が可能
である。また、本発明のホットメルト型含浸剤組成物
(実施例1〜3)は、従来技術品(比較例4)と同程度
の目止め効果と強度を有し、しかも良好な接着性と離解
性を示しており、リサイクル性を有する紙粘着テープ用
基材である。これに対して、比較例1の含浸剤組成物
は、溶融粘度が高いため目標とする塗布量に塗工するこ
とができず、また、含浸剤組成物自体の凝集性が高いた
め良好な離解性を示さないものである。比較例2の含浸
剤組成物は、石油樹脂の増量により溶融粘度は低下した
が、含浸剤組成物自体の凝集性が高いため、離解性を示
さない。比較例3は熱可塑性重合体が少ないために紙基
材との接着性が悪く、実用レベルの紙粘着テープ用基材
を得ることができないものである。比較例4の基材は、
従来技術に従って紙基材にポリエチレンフィルムをラミ
ネートしているために離解性を示さない。比較例5の紙
基材自体は、離解性を示すが、目止め効果がないもので
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、有機溶剤や水を使用す
ることなく、再生可能な紙粘着テープ用基材を得ること
ができる。この紙粘着テープ用基材に、アルカリ可溶タ
イプ等の粘着剤を塗布することにより、リサイクルが容
易な紙粘着テープを製造することができる。また、無溶
剤型剥離剤及び無溶剤型粘着剤との組み合せにより、イ
ンラインでの無溶剤型粘着テープの一貫製造が可能とな
り、対環境性に優れ、かつ製造効率の大幅アップと製造
コストの低減が期待できる。
ることなく、再生可能な紙粘着テープ用基材を得ること
ができる。この紙粘着テープ用基材に、アルカリ可溶タ
イプ等の粘着剤を塗布することにより、リサイクルが容
易な紙粘着テープを製造することができる。また、無溶
剤型剥離剤及び無溶剤型粘着剤との組み合せにより、イ
ンラインでの無溶剤型粘着テープの一貫製造が可能とな
り、対環境性に優れ、かつ製造効率の大幅アップと製造
コストの低減が期待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 11/06 C09J 11/06 D21H 19/18 D21H 19/18 Fターム(参考) 4J002 AE031 BB031 BB062 BB072 BB082 BB121 BF022 GJ01 4J004 AA05 AB01 CA02 CB02 CC02 CD01 CD05 DB03 4J040 BA181 DA021 DA051 DA052 DA061 DA062 DA071 DA072 DA101 DA171 DA172 DE031 DE032 DF041 DF042 DF061 DF062 GA19 JA08 JA09 JB01 JB09 KA07 LA01 LA11 MA09 4L055 AG51 AG57 AG64 AG89 AH48 BE08 EA20 EA25 EA32 FA11 FA13 FA30 GA43
Claims (4)
- 【請求項1】 ワックス100重量部に対して熱可塑性
重合体10〜80重量部を含有するホットメルト型含浸
剤組成物。 - 【請求項2】 熱可塑性重合体がエチレン系共重合体で
ある請求項1記載のホットメルト型含浸剤組成物。 - 【請求項3】 140℃での溶融粘度が10Pa・s以
下である請求項1または2に記載のホットメルト型含浸
剤組成物。 - 【請求項4】 紙基材の片面に、ワックス100重量部
に対して熱可塑性重合体10〜80重量部を含有するホ
ットメルト型含浸剤組成物をホットメルトコーティング
してなる紙粘着テープ用基材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325540A JP2000144093A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ホットメルト型含浸剤組成物及び紙粘着テープ用基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325540A JP2000144093A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ホットメルト型含浸剤組成物及び紙粘着テープ用基材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144093A true JP2000144093A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18178033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10325540A Pending JP2000144093A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | ホットメルト型含浸剤組成物及び紙粘着テープ用基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000144093A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192512A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-17 | Yasuhara Chemical Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物およびこれを用いた防湿紙 |
CN102259370A (zh) * | 2011-08-22 | 2011-11-30 | 福建师范大学 | 一种木粉基的隔离纸制备方法 |
JP2015007205A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 特種東海製紙株式会社 | 表面保護シート |
JP2015145504A (ja) * | 2015-04-03 | 2015-08-13 | ヘンケルジャパン株式会社 | ホットメルト接着剤 |
CN114955206A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-08-30 | 上海紫丹食品包装印刷有限公司 | 一种环保型可重复封口的纸包装袋 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10325540A patent/JP2000144093A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192512A (ja) * | 2000-01-12 | 2001-07-17 | Yasuhara Chemical Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物およびこれを用いた防湿紙 |
CN102259370A (zh) * | 2011-08-22 | 2011-11-30 | 福建师范大学 | 一种木粉基的隔离纸制备方法 |
JP2015007205A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 特種東海製紙株式会社 | 表面保護シート |
JP2015145504A (ja) * | 2015-04-03 | 2015-08-13 | ヘンケルジャパン株式会社 | ホットメルト接着剤 |
CN114955206A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-08-30 | 上海紫丹食品包装印刷有限公司 | 一种环保型可重复封口的纸包装袋 |
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