JP2000142882A - 作業車における水タンク装置 - Google Patents

作業車における水タンク装置

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JP2000142882A
JP2000142882A JP10310978A JP31097898A JP2000142882A JP 2000142882 A JP2000142882 A JP 2000142882A JP 10310978 A JP10310978 A JP 10310978A JP 31097898 A JP31097898 A JP 31097898A JP 2000142882 A JP2000142882 A JP 2000142882A
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JP
Japan
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water tank
pipe
short pipe
oil
fixed
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JP10310978A
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English (en)
Inventor
Toshio Yokota
敏雄 横田
Matsuhiro Taniguchi
松浩 谷口
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業装置の作動油が高温になると各部分のシ
ール材が劣化し、作動油自体の粘度が低下することによ
り油漏れが生じるため、作動油の高温化を防止する。一
方、作業終了後に使用する洗浄水の温度が低いと作業者
の作業が過酷になるため、洗浄水の低温化を防止する。 【解決手段】 水タンク4の下部に、作動油を流通させ
る短管13を貫通させ、短管13の一方側には固定支持
部材17を固定し、他方側に可動支持部材20を設け、
前記両部材を水タンク4の取付部9にシール部材を介在
させてボルト18、21止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車体上に作業装置と
オイルタンクと水タンクとを搭載したコンクリートポン
プ車やミキサー車等の作業車の分野に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートポンプ車やミキサー
車においてはコンクリートポンプを作動させたりミキサ
ードラムを回転させるために作動油を使用しており、こ
の作動油を収容するオイルタンクを車体上に搭載してい
る。一方、作業終了後コンクリートポンプ等を洗浄する
ために水を使用するが、この水を収容する水タンクも車
体上に搭載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記作業車に
おいて、コンクリートポンプやミキサドラム等の作業装
置を作動させると作動油の温度が上昇し、その温度が高
温、例えば約80度以上になってくると各部分に使用し
ているOリング等のシール材が劣化を生じ、油漏れが発
生するという問題がある。また作動油自体の粘度が低下
し、ポンプやバルブのところで油漏れが発生するという
問題がある。一方、洗浄用の水は冬場において零度近く
に低下するため、洗浄作業時に作業者は過酷な作業を強
いられることになる。そこで本発明は作動油の高温化を
防止するとともに洗浄用等の水の低温化を防止し、油漏
れや過酷な作業を解消する作業車における水タンク装置
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、車
体上に作業装置と作業装置の作動油を収容するオイルタ
ンクと水タンクとを搭載してなる作業車において、前記
水タンクに水タンクを貫通した連通部材を設け、前記連
通部材の一端をオイルタンク側の配管に接続するととも
に他端を作業装置側の配管に接続してなることを特徴と
するものである。これにより作業油が連通部材を通過す
る際、水タンク内の水により冷却され、一方水タンク内
の水は温められ、作動油の油漏れや作業者の過酷な作業
を解消することができる。請求項2は、前記連通部材
は、水タンクを貫通した短管のいずれか一方側の突出側
に固定支持部材を固定し、短管の他方側の突出側に短管
を支持する可動支持部材を設け、前記固定支持部材と可
動支持部材とを水タンクに取り付けたことを特徴とする
ものである。これにより連通部材の一部である短管の取
り付け及び交換作業が非常に容易となる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて説明すると、1は作業車の車体2に搭載された作業
装置で、該作業装置1はコンクリートポンプ車において
はコンクリートポンプ、ミキサー車においてはミキサー
ドラムである。前記車体2上にはオイルタンク3及び水
タンク4が搭載されており、オイルタンク3は作業装置
1に使用する作動油を収容するもので、水タンク4は洗
浄水を収容するものである。前記水タンク4の外周には
水タンク4固定用のベルト(図示せず)を止めるための
ベルト受け溝5が形成され、水タンク4の上部中央には
蓋6付きの注入口7が形成されている。更に水タンク4
の下部側方(図2の左側)の前後位置に窪み部8を形成
し、この窪み部8に垂直面状の取付部9と孔10と孔1
0の外周に位置するネジ孔11とが設けられている。前
記孔10には連通部材12の一部である短管13を貫通
させるように配置し、水タンク4より突出させた短管1
3の一方端にオイルタンク3より延びた配管14を接続
し、他方端に作業装置1より延びた配管15を接続して
ある。前記短管13の一方端部側には、水タンク4の一
方の取付部9外面に平板状の第1シール部材16を介在
させて重合させうる固定支持部材17を溶着し、ボルト
18にて固定支持部材17を取付部9に固定できるよう
になっている。前記短管13の他方端部側には、水タン
ク4の他方の取付部9外面に平板状の第2シール部材1
9を介在させて重合させうる可動支持部材20を遊嵌
し、ボルト21にて可動支持部材20を取付部9に固定
できるようになっている。また短管13外面と可動支持
部材20内周との間の隙間にはOリング等の第3シール
部材22を設けてある。
【0006】尚、実施の形態で示した短管に接続する配
管は金属管でもゴム等の弾性管のいずれでも可能であ
る。また水タンクの取付部の位置は窪み部に限定するも
のではなく、水タンクを貫通させる位置にあれば同様の
作用効果を有するものである。本発明は前記の如き構成
で、次に連通部材12の交換作業について説明すると、
短管13が破損したような場合には水タンク4の水を排
除するとともに配管14、15を短管13から外した
後、図3の状態より右側のボルト21を外し、可動支持
部材20及び第2シール部材19を短管13から引き抜
く。その後左側のボルト18を外し、固定支持部材17
と一体の短管13を水タンク4より引き抜く。破損した
短管13を引き抜いた後、第1シール部材16を装着し
た新しい短管13を図6の矢印方向に挿入する。水タン
ク4の孔10に短管13を貫通させた後に固定支持部材
17を取付部9に第1シール部材16を介在させてボル
ト18止めし、短管13の他方から短管13に遊嵌させ
た可動支持部材20を取付部9に第2シール部材19を
介在させてボルト21止めする。その後、短管13の両
端に各配管14、15を接続する。
【0007】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
水タンクの下部に作動油を通過させる連通部材を貫通さ
せるようにしたので、作動油を水タンクの水にて冷却す
ることができる一方水タンクの水を温めることができ、
油漏れや過酷な作業を解消することができる。また請求
項2の発明によれば、連通部材の一部である短管の一方
側に固定支持部材を固定し、他方側に可動支持部材を設
け、両部材を水タンクに取り付けるようにしたので、請
求項1の発明の効果とともに短管の組み付け及び交換作
業を簡単容易に行うことができ、また短管を交換する場
合でも水タンク自体は再使用でき安価に再生させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体図である。
【図2】水タンクの拡大図である。
【図3】水タンクを断面した部分拡大図である。
【図4】図3右側の拡大図である。
【図5】図3左側の拡大図である。
【図6】水タンクと短管との組み立て図である。
【符号の説明】
1 作業装置 2 車体 3 オイルタンク 4 水タンク 12 連通部材 13 短管 14、15 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に作業装置と作業装置の作動油を
    収容するオイルタンクと水タンクとを搭載してなる作業
    車において、前記水タンクに水タンクを貫通した連通部
    材を設け、前記連通部材の一端をオイルタンク側の配管
    に接続するとともに他端を作業装置側の配管に接続して
    なる作業車における水タンク装置。
  2. 【請求項2】 前記連通部材は、水タンクを貫通した短
    管のいずれか一方側の突出側に固定支持部材を固定し、
    短管の他方側の突出側に短管を支持する可動支持部材を
    設け、前記固定支持部材と可動支持部材とを水タンクに
    取り付けたことを特徴とする、請求項1に記載の作業車
    における水タンク装置。
JP10310978A 1998-10-30 1998-10-30 作業車における水タンク装置 Pending JP2000142882A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100451120B1 (ko) * 2002-02-21 2004-10-14 (주)태원종합기술단건축사사무소 콘크리트수조의 배관부

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