JP2000141867A - インクジェット記録媒体 - Google Patents
インクジェット記録媒体Info
- Publication number
- JP2000141867A JP2000141867A JP10319429A JP31942998A JP2000141867A JP 2000141867 A JP2000141867 A JP 2000141867A JP 10319429 A JP10319429 A JP 10319429A JP 31942998 A JP31942998 A JP 31942998A JP 2000141867 A JP2000141867 A JP 2000141867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine particles
- ink
- recording medium
- ink jet
- jet recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】印字された画像の耐水性が向上したインクジェ
ット記録媒体を提供することである。 【解決手段】インク吸収層が少なくとも1種の無機微粒
子から構成され、該インク吸収層中に下記式で表される
化合物を少なくとも1種含有するインクジェット記録媒
体。 【化1】 ここでRは、炭素数3個以上の置換または無置換のアル
キル基、置換または無置換のベンゼン環、あるいは、置
換または無置換のピリジン環である。
ット記録媒体を提供することである。 【解決手段】インク吸収層が少なくとも1種の無機微粒
子から構成され、該インク吸収層中に下記式で表される
化合物を少なくとも1種含有するインクジェット記録媒
体。 【化1】 ここでRは、炭素数3個以上の置換または無置換のアル
キル基、置換または無置換のベンゼン環、あるいは、置
換または無置換のピリジン環である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録方式を利用したプリンタやプロッタに使用される記録
媒体に関するものであり、特に水溶性インクを用いたイ
ンクジェット記録に好適なインクジェット記録媒体に関
するものである。
録方式を利用したプリンタやプロッタに使用される記録
媒体に関するものであり、特に水溶性インクを用いたイ
ンクジェット記録に好適なインクジェット記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンタやプロッ
タの目ざましい進歩により、フルカラーでしかも高精細
な画像が容易に得られるようになってきた。これに伴
い、従来からあるインクジェット記録用の上質紙や塗工
紙以外のインクジェット記録媒体の開発が切望されてい
る。
タの目ざましい進歩により、フルカラーでしかも高精細
な画像が容易に得られるようになってきた。これに伴
い、従来からあるインクジェット記録用の上質紙や塗工
紙以外のインクジェット記録媒体の開発が切望されてい
る。
【0003】インクジェット記録方式は、種々の作動原
理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録媒体
に吸収させ、画像・文字等の記録を行なうものである。
インクジェットプリンタやプロッタは、高速印字性や低
騒音性に優れ、記録パターンの融通性が大きく、現像−
定着が不要等の特長があり、複雑な画像を正確、且つ迅
速に形成することができる点で注目されている。特にコ
ンピュータにより作成した文字や各種図形等の画像情報
のハードコピー作成装置として、種々の用途において、
近年急速に普及している。又、複数個のインクノズルを
使用することにより、多色記録を行うことも容易であ
る。多色インクジェット方式により、形成されるカラー
画像は、製版方式による多色印刷やカラー写真方式によ
る印画に比較して、遜色のない記録を得ることが可能で
あり、更に作成部数が少ない用途においては、印刷技術
や写真技術によるよりも安価で済むことから広く応用さ
れつつある。
理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録媒体
に吸収させ、画像・文字等の記録を行なうものである。
インクジェットプリンタやプロッタは、高速印字性や低
騒音性に優れ、記録パターンの融通性が大きく、現像−
定着が不要等の特長があり、複雑な画像を正確、且つ迅
速に形成することができる点で注目されている。特にコ
ンピュータにより作成した文字や各種図形等の画像情報
のハードコピー作成装置として、種々の用途において、
近年急速に普及している。又、複数個のインクノズルを
使用することにより、多色記録を行うことも容易であ
る。多色インクジェット方式により、形成されるカラー
画像は、製版方式による多色印刷やカラー写真方式によ
る印画に比較して、遜色のない記録を得ることが可能で
あり、更に作成部数が少ない用途においては、印刷技術
や写真技術によるよりも安価で済むことから広く応用さ
れつつある。
【0004】最近では、銀塩写真の画像に匹敵する高精
細な画像を出力できるインクジェットプリンタ等が安価
で市販されている。インクジェット記録媒体は、銀塩写
真方式と比べ同品質の画像が得られながら非常に安価で
あることから、大面積の画像が必要な電飾看板や商品見
本等で表示画像を頻繁に取り替える利用者にとって経済
的に大きなメリットがある。また、最近一般的になって
きたパーソナルコンピュータ上で画像を作成し、これを
プリントアウトを見ながら配色やレイアウトを訂正する
ことは従来の銀塩写真方式では全く無理であったがイン
クジェット記録ではこのような操作が気軽にできるとい
う長所もある。
細な画像を出力できるインクジェットプリンタ等が安価
で市販されている。インクジェット記録媒体は、銀塩写
真方式と比べ同品質の画像が得られながら非常に安価で
あることから、大面積の画像が必要な電飾看板や商品見
本等で表示画像を頻繁に取り替える利用者にとって経済
的に大きなメリットがある。また、最近一般的になって
きたパーソナルコンピュータ上で画像を作成し、これを
プリントアウトを見ながら配色やレイアウトを訂正する
ことは従来の銀塩写真方式では全く無理であったがイン
クジェット記録ではこのような操作が気軽にできるとい
う長所もある。
【0005】インクジェットプリンタやプロッタの利用
分野として、最近、特に注目されているものとしては、
写真に近い画質が要求される印刷分野におけるカラー版
下の作製やデザイン部門でのデザインイメージのアウト
プット等のフルカラー画像記録等や、コンピュータで作
成した画像情報をインクジェットプリンタにより透明な
記録媒体に記録し、会議のプレゼンテーション等でOH
P(オーバーヘッドプロジェクタ)で利用する等があ
る。
分野として、最近、特に注目されているものとしては、
写真に近い画質が要求される印刷分野におけるカラー版
下の作製やデザイン部門でのデザインイメージのアウト
プット等のフルカラー画像記録等や、コンピュータで作
成した画像情報をインクジェットプリンタにより透明な
記録媒体に記録し、会議のプレゼンテーション等でOH
P(オーバーヘッドプロジェクタ)で利用する等があ
る。
【0006】上述した、インクジェットプリンタやプロ
ッタの利用分野からの要望や、インクジェットプリンタ
やプロッタの普及に伴い、記録媒体に対する要望が多様
化し、例えば、銀塩カラー写真並の高い光沢表面を有す
る、優れた外観適性を備えた記録媒体、OHPフィルム
として使用可能な透明性の高い記録媒体などが要望され
ている。
ッタの利用分野からの要望や、インクジェットプリンタ
やプロッタの普及に伴い、記録媒体に対する要望が多様
化し、例えば、銀塩カラー写真並の高い光沢表面を有す
る、優れた外観適性を備えた記録媒体、OHPフィルム
として使用可能な透明性の高い記録媒体などが要望され
ている。
【0007】インクジェット記録方式で使用される記録
媒体としては、通常の印刷、或は筆記用上質紙やコーテ
ッド紙を用いることができる様に、装置やインク組成の
面から努力がなされてきた。しかし、高速化・高精細
化、或はフルカラー化等インクジェット記録装置の性能
の向上や用途の拡大に伴い、記録媒体に対しても、より
高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該記録
媒体としては、印字ドットの濃度が高く、色調が明るく
鮮やかであること、インクの吸収が速くて、印字ドット
が重なった場合においてもインクが流れ出したり滲んだ
りしないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上
に大きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないこと等が
要求される。特に、カラー記録の場合は、イエロー・マ
ゼンタ・シアン・ブラックの単色記録だけでなく、これ
らの色を重ねる重色記録がなされ、インク吸収量が更に
多くなるために極めて厳しい性能が要求される。
媒体としては、通常の印刷、或は筆記用上質紙やコーテ
ッド紙を用いることができる様に、装置やインク組成の
面から努力がなされてきた。しかし、高速化・高精細
化、或はフルカラー化等インクジェット記録装置の性能
の向上や用途の拡大に伴い、記録媒体に対しても、より
高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該記録
媒体としては、印字ドットの濃度が高く、色調が明るく
鮮やかであること、インクの吸収が速くて、印字ドット
が重なった場合においてもインクが流れ出したり滲んだ
りしないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上
に大きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないこと等が
要求される。特に、カラー記録の場合は、イエロー・マ
ゼンタ・シアン・ブラックの単色記録だけでなく、これ
らの色を重ねる重色記録がなされ、インク吸収量が更に
多くなるために極めて厳しい性能が要求される。
【0008】インク吸収速度が速く、透明性、光沢性を
高めたインクジェット記録媒体としては、近年、無機微
粒子を用いたインクジェット記録媒体が開示されてい
る。例えば、アルミナ水和物を用いたインクジェット記
録媒体は、特公平3−24906号公報、特開平2−2
76671号公報、同3−67684号公報、同3−2
15082号公報、同3−251488号公報、同4−
67986号公報、同4−263983号公報および同
5−16517号公報等に、酸化アルミニウムを用いた
インクジェット記録媒体は、特開平9−48173号公
報および同9−272257号公報等に、シリカを用い
たインクジェット記録媒体では、特開昭60−2043
90号公報、同63−252779号公報、特開平1−
108083号公報、同3−27976号公報、同5−
278324号公報、同8−269893号公報および
同10−81064号公報等に記載されている。
高めたインクジェット記録媒体としては、近年、無機微
粒子を用いたインクジェット記録媒体が開示されてい
る。例えば、アルミナ水和物を用いたインクジェット記
録媒体は、特公平3−24906号公報、特開平2−2
76671号公報、同3−67684号公報、同3−2
15082号公報、同3−251488号公報、同4−
67986号公報、同4−263983号公報および同
5−16517号公報等に、酸化アルミニウムを用いた
インクジェット記録媒体は、特開平9−48173号公
報および同9−272257号公報等に、シリカを用い
たインクジェット記録媒体では、特開昭60−2043
90号公報、同63−252779号公報、特開平1−
108083号公報、同3−27976号公報、同5−
278324号公報、同8−269893号公報および
同10−81064号公報等に記載されている。
【0009】このような記録媒体は、無機微粒子の多孔
質性なる物性を利用し、インクを吸収するための空隙を
もった層をインク吸収層としている。インク吸収層に形
成されている空隙中に、ノズルより吐出されたインク
が、毛細管現象によって導入され画像を形成している。
質性なる物性を利用し、インクを吸収するための空隙を
もった層をインク吸収層としている。インク吸収層に形
成されている空隙中に、ノズルより吐出されたインク
が、毛細管現象によって導入され画像を形成している。
【0010】無機微粒子の多孔質な物性を利用し、イン
ク吸収層を構成しているインクジェット記録媒体は、欠
点として、画像の耐水性が弱いものであった。すなわ
ち、インクジェット記録媒体の表面が水と接触すると、
既に毛細管現象によって導入され、画像を形成していた
インクが溶出し、画像の滲みや、画像濃度の低下を招く
ものであった。特に水溶性染料インクを用いる場合には
著しい。
ク吸収層を構成しているインクジェット記録媒体は、欠
点として、画像の耐水性が弱いものであった。すなわ
ち、インクジェット記録媒体の表面が水と接触すると、
既に毛細管現象によって導入され、画像を形成していた
インクが溶出し、画像の滲みや、画像濃度の低下を招く
ものであった。特に水溶性染料インクを用いる場合には
著しい。
【0011】画像の耐水性を向上させるには、水溶性染
料がアニオン性であるため、一般にカチオン性化合物を
インク吸収層中に含有させる方法がある。例えば特開昭
57−120486号公報、同57−129778号公
報には、ポリエチレンイミンおよびその共重合体が提案
されている。しかし、これらは耐水性の効果が不十分で
あり、耐候性には悪影響を与える傾向があった。特開昭
59−20696号公報、同60−109894号公
報、同61−74880号公報ではポリジアリルジメチ
ルアンモニウムクロライド等のカチオン性高分子化合物
や水溶性金属塩を用いる方法が開示されている。しか
し、これらも耐水性が不足していることと、耐候性に悪
影響を与える問題点があった。特公平6−92190号
公報には、アクリルアミドと4級塩とをモノマー単位と
して含有する共重合体が開示されている。しかし、高分
子化合物では、印字部分の滲みに関しては有効ではなか
った。また、色調を変えるなど問題を有していた。更に
は、インク吸収層が無機微粒子から構成される場合、イ
オン性の化合物が共存すると無機微粒子は凝集し易くな
り、インク吸収層の塗工液の保存性が低下するなどの問
題が多く、未だ良好手段は見出されていない。
料がアニオン性であるため、一般にカチオン性化合物を
インク吸収層中に含有させる方法がある。例えば特開昭
57−120486号公報、同57−129778号公
報には、ポリエチレンイミンおよびその共重合体が提案
されている。しかし、これらは耐水性の効果が不十分で
あり、耐候性には悪影響を与える傾向があった。特開昭
59−20696号公報、同60−109894号公
報、同61−74880号公報ではポリジアリルジメチ
ルアンモニウムクロライド等のカチオン性高分子化合物
や水溶性金属塩を用いる方法が開示されている。しか
し、これらも耐水性が不足していることと、耐候性に悪
影響を与える問題点があった。特公平6−92190号
公報には、アクリルアミドと4級塩とをモノマー単位と
して含有する共重合体が開示されている。しかし、高分
子化合物では、印字部分の滲みに関しては有効ではなか
った。また、色調を変えるなど問題を有していた。更に
は、インク吸収層が無機微粒子から構成される場合、イ
オン性の化合物が共存すると無機微粒子は凝集し易くな
り、インク吸収層の塗工液の保存性が低下するなどの問
題が多く、未だ良好手段は見出されていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、イン
クジェット記録方式で形成された画像の耐水性を向上さ
せることである。すなわち、インクジェット記録媒体中
に記録された画像が、水と接触しても、インクが溶出す
ることなく、滲みや濃度低下を招かないインクジェット
記録媒体を提供することである。
クジェット記録方式で形成された画像の耐水性を向上さ
せることである。すなわち、インクジェット記録媒体中
に記録された画像が、水と接触しても、インクが溶出す
ることなく、滲みや濃度低下を招かないインクジェット
記録媒体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の課題は、
無機微粒子を含有するインク吸収層が、少なくとも一種
の下記一般式1で表される化合物を含有することを特徴
とするインクジェット記録媒体によって達成された。
無機微粒子を含有するインク吸収層が、少なくとも一種
の下記一般式1で表される化合物を含有することを特徴
とするインクジェット記録媒体によって達成された。
【0014】
【化2】
【0015】ここでRは、炭素数3個以上の置換または
無置換のアルキル基、置換または無置換のベンゼン環、
あるいは、置換または無置換のピリジン環である。
無置換のアルキル基、置換または無置換のベンゼン環、
あるいは、置換または無置換のピリジン環である。
【0016】好適には、無機微粒子が下記の3種類から
選択されるときである。1つは、無機微粒子がアルミナ
水和物であり、更に好ましくは、擬ベーマイト構造を有
するアルミナ水和物である。
選択されるときである。1つは、無機微粒子がアルミナ
水和物であり、更に好ましくは、擬ベーマイト構造を有
するアルミナ水和物である。
【0017】別には、無機微粒子がγ型酸化アルミニウ
ム結晶微粒子である。最後は、気相法により合成された
非晶性シリカ微粒子である。
ム結晶微粒子である。最後は、気相法により合成された
非晶性シリカ微粒子である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の優れた耐水性作用を発現
する化合物は、前記一般式1に示される化合物であり、
官能基としてアミド基を有するアミド化合物である。R
は炭素数が3個以上の置換または無置換アルキル基、置
換または無置換のベンゼン環、あるいは、置換または無
置換ピリジン環から選ばれる。置換基としては、水酸
基、メチル基、エチル基等である。これらの化合物は、
試薬として東京化成工業(株)、和光純薬(株)等より
市販されている。
する化合物は、前記一般式1に示される化合物であり、
官能基としてアミド基を有するアミド化合物である。R
は炭素数が3個以上の置換または無置換アルキル基、置
換または無置換のベンゼン環、あるいは、置換または無
置換ピリジン環から選ばれる。置換基としては、水酸
基、メチル基、エチル基等である。これらの化合物は、
試薬として東京化成工業(株)、和光純薬(株)等より
市販されている。
【0019】以下に具体例を下記に列記するが、本発明
の化合物はこれらに限定されない。
の化合物はこれらに限定されない。
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】
【化5】
【0023】
【化6】
【0024】
【化7】
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】
【化11】
【0029】
【化12】
【0030】
【化13】
【0031】これらの化合物は、インク吸収層中に、単
位平方メートル当たり0.1〜10g含有する様に添加
するのがよい。好ましくは単位平方メートル当たり0.
3〜5gである。
位平方メートル当たり0.1〜10g含有する様に添加
するのがよい。好ましくは単位平方メートル当たり0.
3〜5gである。
【0032】アミド化合物の単位平方メートル当たりの
含有量が、前記の範囲に満たないとき耐水性が不十分で
あり、越えるときはインク吸収層に割れや亀裂が入り易
い傾向を与える。
含有量が、前記の範囲に満たないとき耐水性が不十分で
あり、越えるときはインク吸収層に割れや亀裂が入り易
い傾向を与える。
【0033】本発明に用いられる無機微粒子は、酸化亜
鉛、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウ
ム、シリカなどの金属酸化物、またアルミナ水和物、シ
リカ水和物などの金属酸化物の水和物、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウムなどの炭酸塩、珪酸マグネシウ
ム、珪酸アルミニウムなどの珪酸塩の微粒子のことであ
る。
鉛、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化マグネシウ
ム、シリカなどの金属酸化物、またアルミナ水和物、シ
リカ水和物などの金属酸化物の水和物、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウムなどの炭酸塩、珪酸マグネシウ
ム、珪酸アルミニウムなどの珪酸塩の微粒子のことであ
る。
【0034】これらの無機微粒子は、アルコキシド法や
pHスウィング法など化学的方法または物理的に粉砕す
る方法によって、微粒子を得ることが出来る。(株)フ
ジテクノシステム発行、斉藤進六監修、『超微粒子ハン
ドブック』(1990)などに記載されている微粒子合
成法を参考に出来る。
pHスウィング法など化学的方法または物理的に粉砕す
る方法によって、微粒子を得ることが出来る。(株)フ
ジテクノシステム発行、斉藤進六監修、『超微粒子ハン
ドブック』(1990)などに記載されている微粒子合
成法を参考に出来る。
【0035】本発明に於ける好ましい無機微粒子は、ア
ルミナ水和物、γ型酸化アルミニウム、気相法により合
成された非晶性シリカである。
ルミナ水和物、γ型酸化アルミニウム、気相法により合
成された非晶性シリカである。
【0036】本発明におけるアルミナ水和物は、下記の
一般式により表すことができる。 Al2O3・nH2O アルミナ水和物は組成や結晶形態の違いにより、ジプサ
イト、バイアライト、ノルストランダイト、ベーマイ
ト、ベーマイトゲル(擬ベーマイト)、ジアスポア、無
定形非晶質等に分類される。中でもベーマイトおよび擬
ベーマイトは、上記の式中のnの値が1である場合はベ
ーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1を越え3
未満である場合は擬ベーマイト構造のアルミナ水和物を
表す。nが3以上では非晶質構造のアルミナ水和物を表
す。好ましいアルミナ水和物は、少なくともnが1を越
え3未満の擬ベーマイト構造を有するアルミナ水和物で
ある。
一般式により表すことができる。 Al2O3・nH2O アルミナ水和物は組成や結晶形態の違いにより、ジプサ
イト、バイアライト、ノルストランダイト、ベーマイ
ト、ベーマイトゲル(擬ベーマイト)、ジアスポア、無
定形非晶質等に分類される。中でもベーマイトおよび擬
ベーマイトは、上記の式中のnの値が1である場合はベ
ーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1を越え3
未満である場合は擬ベーマイト構造のアルミナ水和物を
表す。nが3以上では非晶質構造のアルミナ水和物を表
す。好ましいアルミナ水和物は、少なくともnが1を越
え3未満の擬ベーマイト構造を有するアルミナ水和物で
ある。
【0037】アルミナ水和物が十分なインク吸収速度を
有するには、アルミナ水和物の平均細孔半径が1乃至1
0nmであることが好ましく、特に、3乃至7nmであ
ることが好ましい。細孔半径が小さすぎるとインクの吸
収が困難となり、細孔半径が大きすぎると、インク中の
染料の定着が悪くなり画像の滲みが発生する。
有するには、アルミナ水和物の平均細孔半径が1乃至1
0nmであることが好ましく、特に、3乃至7nmであ
ることが好ましい。細孔半径が小さすぎるとインクの吸
収が困難となり、細孔半径が大きすぎると、インク中の
染料の定着が悪くなり画像の滲みが発生する。
【0038】アルミナ水和物が十分なインク吸収容量を
有するには、アルミナ水和物の細孔容積が0.3乃至
0.8ml/gの範囲であることが好ましく、特に、
0.4乃至0.6ml/gの範囲であることが好まし
い。インク吸収層の細孔容積が大きい場合にはインク吸
収層にひび割れや粉落ちが発生し、細孔容積が小さい場
合にはインクの吸収が遅くなる。更に、単位面積当たり
のインク吸収層の溶媒吸収量は5ml/m2以上、特に
10ml/m2以上であることが好ましい。単位面積当
たりの溶媒吸収量が小さい場合には、特に多色印刷を実
施した場合にインクが溢れることがある。
有するには、アルミナ水和物の細孔容積が0.3乃至
0.8ml/gの範囲であることが好ましく、特に、
0.4乃至0.6ml/gの範囲であることが好まし
い。インク吸収層の細孔容積が大きい場合にはインク吸
収層にひび割れや粉落ちが発生し、細孔容積が小さい場
合にはインクの吸収が遅くなる。更に、単位面積当たり
のインク吸収層の溶媒吸収量は5ml/m2以上、特に
10ml/m2以上であることが好ましい。単位面積当
たりの溶媒吸収量が小さい場合には、特に多色印刷を実
施した場合にインクが溢れることがある。
【0039】アルミナ水和物がインク中の染料を十分に
吸収し、定着するにはBET比表面積が70乃至300
m2/gの範囲であることが好ましい。BET比表面積
が大きすぎると細孔径分布が大きい方へ片寄って、イン
ク中の染料の定着効率が悪くなり、画像の滲みが発生す
る。逆に、BET比表面積が小さすぎるとアルミナ水和
物の分散が困難となる。
吸収し、定着するにはBET比表面積が70乃至300
m2/gの範囲であることが好ましい。BET比表面積
が大きすぎると細孔径分布が大きい方へ片寄って、イン
ク中の染料の定着効率が悪くなり、画像の滲みが発生す
る。逆に、BET比表面積が小さすぎるとアルミナ水和
物の分散が困難となる。
【0040】アルミナ水和物の形状は、平板状、繊維
状、針状、球状、棒状等のいずれでもよく、インク吸収
性の観点から好ましい形状は平板状である。平板状のア
ルミナ水和物は、平均アスペクト比3〜8であり、好ま
しくは平均アスペクト比が3〜6である。アスペクト比
は、粒子の「厚さ」に対する「直径」の比で表される。
ここで粒子の直径とは、アルミナ水和物を電子顕微鏡で
観察したときの粒子の投影面積に等しい円の直径を表
す。アスペクト比が上記の範囲より小さい場合は、イン
ク受容層の細孔径分布が狭くなり、インク吸収性が低下
する。一方アスペクト比が上記の範囲を超える場合は、
粒子を揃えてアルミナ水和物を製造することが困難とな
る。
状、針状、球状、棒状等のいずれでもよく、インク吸収
性の観点から好ましい形状は平板状である。平板状のア
ルミナ水和物は、平均アスペクト比3〜8であり、好ま
しくは平均アスペクト比が3〜6である。アスペクト比
は、粒子の「厚さ」に対する「直径」の比で表される。
ここで粒子の直径とは、アルミナ水和物を電子顕微鏡で
観察したときの粒子の投影面積に等しい円の直径を表
す。アスペクト比が上記の範囲より小さい場合は、イン
ク受容層の細孔径分布が狭くなり、インク吸収性が低下
する。一方アスペクト比が上記の範囲を超える場合は、
粒子を揃えてアルミナ水和物を製造することが困難とな
る。
【0041】また、本発明におけるγ型酸化アルミニウ
ム結晶微粒子は、酸化アルミニウムの種々の結晶型が存
在する中、熱力学的に安定なα型と不安定なγ型の2種
類に大別できる内のγ型結晶であり、結晶学的に分類す
ると、さらにγグループとδグループに分けることがで
きる。δグループの結晶形態を有する微粒子の方が好ま
しい。
ム結晶微粒子は、酸化アルミニウムの種々の結晶型が存
在する中、熱力学的に安定なα型と不安定なγ型の2種
類に大別できる内のγ型結晶であり、結晶学的に分類す
ると、さらにγグループとδグループに分けることがで
きる。δグループの結晶形態を有する微粒子の方が好ま
しい。
【0042】γ型結晶微粒子の酸化アルミニウムは、1
次粒子の平均粒子径を10nm程度にまで小さくするこ
とが可能であるが、一般に、1次粒子は2次凝集形態
(以下、2次粒子と記す)を形成して、数千から数万n
mにまで粒子径が大きくなる。このような大粒子径のγ
型アルミナ結晶微粒子を使用すると、インク吸収層の印
字性、吸収性は良好であるものの、透明性に欠け、塗膜
欠陥が発生しやすくなる。一次粒子の平均粒子径は、2
0nm未満であることが好ましい。20nmを越える一
次粒子からなる2次粒子を使用すると、脆弱性が増し、
塗膜欠陥が非常に発生しやすくなる。
次粒子の平均粒子径を10nm程度にまで小さくするこ
とが可能であるが、一般に、1次粒子は2次凝集形態
(以下、2次粒子と記す)を形成して、数千から数万n
mにまで粒子径が大きくなる。このような大粒子径のγ
型アルミナ結晶微粒子を使用すると、インク吸収層の印
字性、吸収性は良好であるものの、透明性に欠け、塗膜
欠陥が発生しやすくなる。一次粒子の平均粒子径は、2
0nm未満であることが好ましい。20nmを越える一
次粒子からなる2次粒子を使用すると、脆弱性が増し、
塗膜欠陥が非常に発生しやすくなる。
【0043】γ型酸化アルミニウム結晶微粒子を得るに
は、通常、2次粒子にあるγ型酸化アルミニウム結晶を
ビーズミルや超音波ホモジナイザー、高圧式ホモジナイ
ザー等の粉砕手段によって、平均粒子径が200nm以
下、好ましくは100nm以下の超微粒子になるまで粉
砕する。平均粒子径が200nmを越えると、インク吸
収性は増加するが、被膜が脆く、透明性が低下する。粉
砕手段としては、超音波ホモジナイザーや高圧式ホモジ
ナイザーを用いる方法が好ましく、ビーズミル等の他の
粉砕方法では、γ型酸化アルミニウム結晶が硬い結晶で
あるために、粉砕容器から異物が混入しやすく、透明性
の低下や欠陥の発生の原因となる。γ型酸化アルミニウ
ム結晶微粒子は、インク吸収性に優れ、乾燥性、インク
定着性等の印字品質もよく、超微粒子化することで、高
比率でインク吸収層に含有させても透明性に優れたイン
クジェット記録媒体を得ることができる。
は、通常、2次粒子にあるγ型酸化アルミニウム結晶を
ビーズミルや超音波ホモジナイザー、高圧式ホモジナイ
ザー等の粉砕手段によって、平均粒子径が200nm以
下、好ましくは100nm以下の超微粒子になるまで粉
砕する。平均粒子径が200nmを越えると、インク吸
収性は増加するが、被膜が脆く、透明性が低下する。粉
砕手段としては、超音波ホモジナイザーや高圧式ホモジ
ナイザーを用いる方法が好ましく、ビーズミル等の他の
粉砕方法では、γ型酸化アルミニウム結晶が硬い結晶で
あるために、粉砕容器から異物が混入しやすく、透明性
の低下や欠陥の発生の原因となる。γ型酸化アルミニウ
ム結晶微粒子は、インク吸収性に優れ、乾燥性、インク
定着性等の印字品質もよく、超微粒子化することで、高
比率でインク吸収層に含有させても透明性に優れたイン
クジェット記録媒体を得ることができる。
【0044】γ型アルミナ結晶微粒子は、市販品とし
て、δグループに属する酸化アルミニウムC(日本アエ
ロジル(株)製)、γグループの属するAKP−G01
5(住友化学(株)製)などとして入手できる。
て、δグループに属する酸化アルミニウムC(日本アエ
ロジル(株)製)、γグループの属するAKP−G01
5(住友化学(株)製)などとして入手できる。
【0045】本発明におけるシリカ微粒子は、非晶性シ
リカであり、乾量基準でSiO293%以上、Al2O3
約5%以下、Na2O約5%以下から構成される微粒子
であり、いわゆるホワイトカーボン、シリカゲルや微粉
末シリカなどである。シリカ微粒子の製造方法として
は、液相法、粉砕固相法、晶析固相法および気相法があ
る。液相法とは、いわゆる液中に存在する珪酸化合物等
を、化学変化または物理変化によって固体状態に析出さ
せる微粒子製造方法である。粉砕固相法とはシリカ固体
を機械的に粉砕する方法であり、晶析固相法とは溶融や
固体の相転移などを利用した微粒子製造方法である。気
相法とは、揮発性金属化合物の蒸気の熱分解や、原材料
の加熱、蒸発、生成した気相種の冷却、凝縮による微粒
子製造方法である。
リカであり、乾量基準でSiO293%以上、Al2O3
約5%以下、Na2O約5%以下から構成される微粒子
であり、いわゆるホワイトカーボン、シリカゲルや微粉
末シリカなどである。シリカ微粒子の製造方法として
は、液相法、粉砕固相法、晶析固相法および気相法があ
る。液相法とは、いわゆる液中に存在する珪酸化合物等
を、化学変化または物理変化によって固体状態に析出さ
せる微粒子製造方法である。粉砕固相法とはシリカ固体
を機械的に粉砕する方法であり、晶析固相法とは溶融や
固体の相転移などを利用した微粒子製造方法である。気
相法とは、揮発性金属化合物の蒸気の熱分解や、原材料
の加熱、蒸発、生成した気相種の冷却、凝縮による微粒
子製造方法である。
【0046】本発明で使用するシリカ微粒子は、上記の
気相法により合成された非晶性シリカ微粒子であり、市
販されている製品としてはアエロジル(デグサ社)が該
当する。
気相法により合成された非晶性シリカ微粒子であり、市
販されている製品としてはアエロジル(デグサ社)が該
当する。
【0047】気相法による合成された非晶性シリカ微粒
子の比表面積は、BET法の測定で、100m2/g以
上が好ましく、150〜300m2/gがより好まし
い。比表面積が100m2/g未満では、インク吸収性
に劣り、大きな比表面積は、チキソトロピーが強く、塗
工液の取り扱いが困難となる。
子の比表面積は、BET法の測定で、100m2/g以
上が好ましく、150〜300m2/gがより好まし
い。比表面積が100m2/g未満では、インク吸収性
に劣り、大きな比表面積は、チキソトロピーが強く、塗
工液の取り扱いが困難となる。
【0048】気相法により合成された非晶性シリカ微粒
子は、特に一次粒子の平均粒径が7乃至80nmである
ものが好ましい。一次粒子径が7nm未満である場合に
は、取り扱い性が難しく、80nmを越える場合には光
沢の低下が著しい。ここでいう一次粒子の平均粒子径
は、それを電子顕微鏡で撮影したときの平均投影面積を
測定し、これを円に換算したときの直径を表す。
子は、特に一次粒子の平均粒径が7乃至80nmである
ものが好ましい。一次粒子径が7nm未満である場合に
は、取り扱い性が難しく、80nmを越える場合には光
沢の低下が著しい。ここでいう一次粒子の平均粒子径
は、それを電子顕微鏡で撮影したときの平均投影面積を
測定し、これを円に換算したときの直径を表す。
【0049】前記のBET法とは、気相吸着法による粉
体の表面積測定法の一つであり、吸着等温線から1gの
試料の持つ総表面積、すなわち比表面積を求める方法で
ある。通常吸着気体としては、窒素ガスが多く用いら
れ、吸着量を被吸着気体の圧、または容積の変化から測
定する方法が最も一般的である。多分子吸着の等温線を
表すのに最も著名なものは、Brunauer−Emm
ett−Tellerの式であって、BET式と呼ばれ
表面積決定に広く用いられている。BET式に基づいて
吸着量を求める吸着分子1個が表面で占める面積を掛け
て、表面積が得られる。
体の表面積測定法の一つであり、吸着等温線から1gの
試料の持つ総表面積、すなわち比表面積を求める方法で
ある。通常吸着気体としては、窒素ガスが多く用いら
れ、吸着量を被吸着気体の圧、または容積の変化から測
定する方法が最も一般的である。多分子吸着の等温線を
表すのに最も著名なものは、Brunauer−Emm
ett−Tellerの式であって、BET式と呼ばれ
表面積決定に広く用いられている。BET式に基づいて
吸着量を求める吸着分子1個が表面で占める面積を掛け
て、表面積が得られる。
【0050】本発明のインク吸収層を形成する塗工液
は、無機微粒子およびアミド化合物以外に、バインダー
として、例えば酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化
澱粉、デキストリンなどの澱粉類、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロー
ス誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニル
アルコールおよびその誘導体、無水マレイン酸樹脂、ス
チレン−ブタジェン共重合体、メチルメタクリレート−
ブタジェン共重合体などの共役ジェン系共重合体ラテッ
クス、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル
の重合体または共重合体などのアクリル系重合体を含ん
でもよい。好ましいバインダーとしてはポリビニルアル
コールである。バインダーの添加量としては、無機微粒
子100重量部に対して、5〜30重量部を添加するの
がよい。好ましくは、8〜20重量部である。
は、無機微粒子およびアミド化合物以外に、バインダー
として、例えば酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化
澱粉、デキストリンなどの澱粉類、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロー
ス誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニル
アルコールおよびその誘導体、無水マレイン酸樹脂、ス
チレン−ブタジェン共重合体、メチルメタクリレート−
ブタジェン共重合体などの共役ジェン系共重合体ラテッ
クス、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル
の重合体または共重合体などのアクリル系重合体を含ん
でもよい。好ましいバインダーとしてはポリビニルアル
コールである。バインダーの添加量としては、無機微粒
子100重量部に対して、5〜30重量部を添加するの
がよい。好ましくは、8〜20重量部である。
【0051】更に、本発明のインク吸収層を構成する塗
工液には、必要に応じて、界面活性剤、着色染料、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、分散剤、消泡剤、レベリング
剤、防腐剤、蛍光増白色剤、粘度安定剤、pH調製剤な
ど公知の各種添加剤を含むことが出来る。
工液には、必要に応じて、界面活性剤、着色染料、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、分散剤、消泡剤、レベリング
剤、防腐剤、蛍光増白色剤、粘度安定剤、pH調製剤な
ど公知の各種添加剤を含むことが出来る。
【0052】また、インク吸収層は、支持体の少なくと
も片面に設けられるが、カールを防止する等の目的で、
支持体の両面に設けてもよい。
も片面に設けられるが、カールを防止する等の目的で、
支持体の両面に設けてもよい。
【0053】本発明のインク吸収層には、インク吸収層
の耐水性および機械的強度を向上させる目的のために、
架橋剤や硬膜剤を含有することができる。架橋剤や硬膜
剤の例としては、グリオキザールおよびその誘導体、尿
素およびその誘導体、メラミンおよびその誘導体等であ
る。架橋剤や硬膜剤の含有量は、総バインダー量の10
重量%乃至80重量%であり、好ましくは20重量%乃
至60重量%である。
の耐水性および機械的強度を向上させる目的のために、
架橋剤や硬膜剤を含有することができる。架橋剤や硬膜
剤の例としては、グリオキザールおよびその誘導体、尿
素およびその誘導体、メラミンおよびその誘導体等であ
る。架橋剤や硬膜剤の含有量は、総バインダー量の10
重量%乃至80重量%であり、好ましくは20重量%乃
至60重量%である。
【0054】本発明におけるインク吸収層を形成する塗
工液の塗工方法としては、例えば、スライドホッパー方
式、カーテン方式、エクストルージョン方式、エアナイ
フ方式、ロールコーティング方式、ロッドバーコーティ
ング方式等の通常用いられている塗布方法が用いられ
る。
工液の塗工方法としては、例えば、スライドホッパー方
式、カーテン方式、エクストルージョン方式、エアナイ
フ方式、ロールコーティング方式、ロッドバーコーティ
ング方式等の通常用いられている塗布方法が用いられ
る。
【0055】本発明に於いてインクジェット記録媒体を
製造する場合に用いられる支持体には、一般に、熱可塑
性フィルム、樹脂被覆紙、コーテッド紙などが用いられ
る。これ以外にも、ガラス板、銅板、アルミ板、蒸着
紙、蒸着フィルム、布などを支持体とすることが出来
る。
製造する場合に用いられる支持体には、一般に、熱可塑
性フィルム、樹脂被覆紙、コーテッド紙などが用いられ
る。これ以外にも、ガラス板、銅板、アルミ板、蒸着
紙、蒸着フィルム、布などを支持体とすることが出来
る。
【0056】本発明に用いられる支持体には、インク吸
収層と支持体との接着性向上等の目的でアンカー層を設
けてもよい。アンカー層にはゼラチン等の親水性バイン
ダー、ブチラール樹脂等の溶剤可溶性バインダー、ま
た、ラテックス、顔料、界面活性剤等を適宜組み合わせ
て添加せしめることができる。
収層と支持体との接着性向上等の目的でアンカー層を設
けてもよい。アンカー層にはゼラチン等の親水性バイン
ダー、ブチラール樹脂等の溶剤可溶性バインダー、ま
た、ラテックス、顔料、界面活性剤等を適宜組み合わせ
て添加せしめることができる。
【0057】本発明に用いられる支持体には、帯電防止
性、搬送性、カール防止性、筆記性、糊付け性等のため
に、各種のバックコート層を塗設することができる。バ
ックコート層には、無機帯電防止剤、有機帯電防止剤、
親水性バインダー、ラテックス、顔料、滑剤、界面活性
剤等を適宜組み合わせて添加せしめることができる。
性、搬送性、カール防止性、筆記性、糊付け性等のため
に、各種のバックコート層を塗設することができる。バ
ックコート層には、無機帯電防止剤、有機帯電防止剤、
親水性バインダー、ラテックス、顔料、滑剤、界面活性
剤等を適宜組み合わせて添加せしめることができる。
【0058】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限定されるものではない。
なお実施例において示される部は、特に明示しない限
り、重量部を示す。
が、本発明の内容は実施例に限定されるものではない。
なお実施例において示される部は、特に明示しない限
り、重量部を示す。
【0059】塗工液1の調製 (擬ベーマイト構造のアルミナ水和物の合成例)下記に
インク吸収層に用いるアルミナ水和物の合成例を示す。
使用した原材料はすべて市販品であり、更に精製はせず
そのまま使用した。
インク吸収層に用いるアルミナ水和物の合成例を示す。
使用した原材料はすべて市販品であり、更に精製はせず
そのまま使用した。
【0060】イオン交換水1200g、イソプロピルア
ルコール900gを3Lの反応器に仕込み、75℃に加
熱した。アルミニウムイソプロポキシド408gを加
え、75℃で24時間、95℃で5時間加水分解を行っ
た。その後、酢酸24gを加え、75℃にて48時間撹
拌した後、濃度が20重量%になるように濃縮し、白色
のアルミナ水和物の分散液を得た。
ルコール900gを3Lの反応器に仕込み、75℃に加
熱した。アルミニウムイソプロポキシド408gを加
え、75℃で24時間、95℃で5時間加水分解を行っ
た。その後、酢酸24gを加え、75℃にて48時間撹
拌した後、濃度が20重量%になるように濃縮し、白色
のアルミナ水和物の分散液を得た。
【0061】このゾルを室温で乾燥させ、X線回折を測
定したところ、擬ベーマイト構造を示した。また、透過
電子顕微鏡で平均粒子径を測定したところ、40nmで
あった。また、水銀圧入方法によって平均細孔半径を測
定したところ、5.8nmであった。指数容積細孔分布
から4.8nmから6.8nm間での細孔容積は、全細
孔容積の約58%であった。
定したところ、擬ベーマイト構造を示した。また、透過
電子顕微鏡で平均粒子径を測定したところ、40nmで
あった。また、水銀圧入方法によって平均細孔半径を測
定したところ、5.8nmであった。指数容積細孔分布
から4.8nmから6.8nm間での細孔容積は、全細
孔容積の約58%であった。
【0062】(アルミナ水和物の塗工液の調製)上記の
方法で合成されたアルミナ水和物分散液100部に対
し、15重量%のPVA624(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度93%、重合度2400)水溶液お
よび15重量%のPVA235(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度88%、重合度3500)をそれぞ
れ2部、15部を混合した。混合後20分間撹拌し、2
00メッシュのフィルターにて濾過し、塗工液とした。
方法で合成されたアルミナ水和物分散液100部に対
し、15重量%のPVA624(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度93%、重合度2400)水溶液お
よび15重量%のPVA235(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度88%、重合度3500)をそれぞ
れ2部、15部を混合した。混合後20分間撹拌し、2
00メッシュのフィルターにて濾過し、塗工液とした。
【0063】塗工液2の調製 上記の塗工液1の調製において、擬ベーマイト構造のア
ルミナ水和物に代わり、市販の非晶質性のアルミナ水和
物(日産化学工業(株)アルミナゾル100)を使い2
0重量%の水溶液を調製し、用いた。それ以外は同様の
操作にて塗工液を調製した。
ルミナ水和物に代わり、市販の非晶質性のアルミナ水和
物(日産化学工業(株)アルミナゾル100)を使い2
0重量%の水溶液を調製し、用いた。それ以外は同様の
操作にて塗工液を調製した。
【0064】塗工液3の調製 (γ型アルミナ結晶微粒子の調製)δグループのγ型ア
ルミナ結晶粉末である、一次粒子径13nmのアエロジ
ル酸化アルミニウムC(日本アエロジル(株)製)60
0gを2400gのイオン交換水中に撹拌機にて分散
し、20重量%のスラリー状の粘性液を調製した。この
液を超音波ホモジナイザーRUS−600T(日本精機
(株)製)にて30分間粉砕、撹拌した。粉砕の結果得
られた分散液のアエロジル酸化アルミニウムの平均粒子
径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA−9
10(堀場製作所(株)製)にて測定したところ、98
nmであった。
ルミナ結晶粉末である、一次粒子径13nmのアエロジ
ル酸化アルミニウムC(日本アエロジル(株)製)60
0gを2400gのイオン交換水中に撹拌機にて分散
し、20重量%のスラリー状の粘性液を調製した。この
液を超音波ホモジナイザーRUS−600T(日本精機
(株)製)にて30分間粉砕、撹拌した。粉砕の結果得
られた分散液のアエロジル酸化アルミニウムの平均粒子
径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA−9
10(堀場製作所(株)製)にて測定したところ、98
nmであった。
【0065】(γ型アルミナの塗工液の調製)塗工液
は、下記の要領で作製した。前記の20重量%のγ型ア
ルミナ分散液を用いて、アルミナ分散液100部に対
し、15重量%のPVA624(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度93%、重合度2400)水溶液お
よび15重量%のPVA235(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度88%、重合度3500)をそれぞ
れ2部、15部を混合した。混合後、ホモミキサーに1
万rpmで10分間かけ、均一分散化し、これを塗工液
とした。
は、下記の要領で作製した。前記の20重量%のγ型ア
ルミナ分散液を用いて、アルミナ分散液100部に対
し、15重量%のPVA624(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度93%、重合度2400)水溶液お
よび15重量%のPVA235(クラレ製ポリビニルア
ルコール、ケン化度88%、重合度3500)をそれぞ
れ2部、15部を混合した。混合後、ホモミキサーに1
万rpmで10分間かけ、均一分散化し、これを塗工液
とした。
【0066】塗工液4の調製 γグループのγ型アルミナ結晶微粒子として、一次粒子
径15nmのAKP−G015(住友化学(株)社製)
に変更する以外は、上記の塗工液3と同様に調製した。
調製後のAKP−G015の平均粒子径は100nmで
あった。
径15nmのAKP−G015(住友化学(株)社製)
に変更する以外は、上記の塗工液3と同様に調製した。
調製後のAKP−G015の平均粒子径は100nmで
あった。
【0067】塗工液5の調製 気相法により合成された非晶性シリカ微粒子は、日本ア
エロジル社から入手した。具体的には、アエロジルMO
X170、一次平均粒子径は15nmであり、それぞれ
のBET法による比表面積は170m2/gである。
エロジル社から入手した。具体的には、アエロジルMO
X170、一次平均粒子径は15nmであり、それぞれ
のBET法による比表面積は170m2/gである。
【0068】(シリカの塗工液の調製)シリカ微粒子を
含有する塗工液は、下記の要領で作製した。各種シリカ
微粒子粉末を、20重量%となるよう水に均一分散し
た。この分散液100部に対し、15重量%のPVA6
24(クラレ製ポリビニルアルコール、ケン化度93
%、重合度2400)水溶液および15重量%のPVA
235(クラレ製ポリビニルアルコール、ケン化度88
%、重合度3500)をそれぞれ2部、15部を混合し
た。混合後、ホモミキサーに1万rpmで10分間か
け、均一分散化し、これを塗工液とした。塗工液5で
は、シリカ微粒子としてアエロジルMOX170を使用
した。
含有する塗工液は、下記の要領で作製した。各種シリカ
微粒子粉末を、20重量%となるよう水に均一分散し
た。この分散液100部に対し、15重量%のPVA6
24(クラレ製ポリビニルアルコール、ケン化度93
%、重合度2400)水溶液および15重量%のPVA
235(クラレ製ポリビニルアルコール、ケン化度88
%、重合度3500)をそれぞれ2部、15部を混合し
た。混合後、ホモミキサーに1万rpmで10分間か
け、均一分散化し、これを塗工液とした。塗工液5で
は、シリカ微粒子としてアエロジルMOX170を使用
した。
【0069】塗工液6の調製 上記の塗工液5のシリカに変えて、湿式法合成のシリカ
であるニップシールE220A(日本シリカ社製、BE
T法比表面積130m2/g)を用いた。それ以外は塗
工液5と同様に操作し、塗工液を調製した。
であるニップシールE220A(日本シリカ社製、BE
T法比表面積130m2/g)を用いた。それ以外は塗
工液5と同様に操作し、塗工液を調製した。
【0070】実施例1 上記の塗工液1、100部に対しアミド化合物の化4を
1.25部添加し、B4サイズのポリエステルフィルム
(東レ(株)製ルミラー125T)上に、塗工量がウェ
ット重量で約170g/m2となるように、ワイヤーバ
ーを用いて塗工した。塗工後、90℃中に15分間放置
し、乾燥した。この条件で塗工した場合、皮膜中のアミ
ド化合物の含有量は、約0.43g/m2となる。
1.25部添加し、B4サイズのポリエステルフィルム
(東レ(株)製ルミラー125T)上に、塗工量がウェ
ット重量で約170g/m2となるように、ワイヤーバ
ーを用いて塗工した。塗工後、90℃中に15分間放置
し、乾燥した。この条件で塗工した場合、皮膜中のアミ
ド化合物の含有量は、約0.43g/m2となる。
【0071】実施例2 上記の実施例1において、塗工液1に代えて塗工液2を
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0072】実施例3 上記の実施例1において、塗工液1に代えて塗工液3を
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0073】実施例4 上記の実施例1において、塗工液1に代えて塗工液4を
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0074】実施例5 上記の実施例1において、塗工液1に代えて塗工液5を
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0075】実施例6 上記の実施例1において、塗工液1に代えて塗工液6を
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0076】実施例7 上記の実施例1において、アミド化合物の化4に代えて
化9を用いる以外は実施例1に準じて実施した。
化9を用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0077】実施例8 上記の実施例7において、塗工液1に代えて塗工液2を
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
【0078】実施例9 上記の実施例7において、塗工液1に代えて塗工液3を
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
【0079】実施例10 上記の実施例7において、塗工液1に代えて塗工液4を
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
【0080】実施例11 上記の実施例7において、塗工液1に代えて塗工液5を
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
【0081】実施例12 上記の実施例7において、塗工液1に代えて塗工液6を
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
用いる以外は実施例7に準じて実施した。
【0082】実施例13 上記の実施例1において、アミド化合物の化4に代えて
化11を用いる以外は実施例1に準じて実施した。
化11を用いる以外は実施例1に準じて実施した。
【0083】比較例としては、上記の実施例1〜6につ
いてアミド化合物を添加せず実施し、それぞれ比較例1
〜6とした。
いてアミド化合物を添加せず実施し、それぞれ比較例1
〜6とした。
【0084】耐水性の評価は、下記の操作手順で実施し
た。作製したインクジェット記録媒体に、インクジェッ
トプリンタPM750C((株)エプソン)推奨モー
ド、光沢フィルム用紙で、イエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックの各色を帯状に印字した。印字された記録
媒体を40℃の水に浸漬し、インクが溶出して来る程度
を観察した。全く溶出しないものをA、インクの溶出が
観察されるが、印字部と未印字部との境界がぼやけない
ものをB、インクの溶出が観察され、印字部と未印字部
の境界がややぼやけるものをC、インクの溶出が観察さ
れ、印字部と未印字部の境界が滲んでくるものをD、イ
ンクが溶出するものをEとした。ここで耐水性は、A、
BおよびCランク以上であることが好ましい。
た。作製したインクジェット記録媒体に、インクジェッ
トプリンタPM750C((株)エプソン)推奨モー
ド、光沢フィルム用紙で、イエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックの各色を帯状に印字した。印字された記録
媒体を40℃の水に浸漬し、インクが溶出して来る程度
を観察した。全く溶出しないものをA、インクの溶出が
観察されるが、印字部と未印字部との境界がぼやけない
ものをB、インクの溶出が観察され、印字部と未印字部
の境界がややぼやけるものをC、インクの溶出が観察さ
れ、印字部と未印字部の境界が滲んでくるものをD、イ
ンクが溶出するものをEとした。ここで耐水性は、A、
BおよびCランク以上であることが好ましい。
【0085】表1に結果を示す。
【0086】
【表1】
【0087】表1の結果から明らかなように、印字部分
の画像の耐水性は、アミド化合物の添加により明らかに
向上した。
の画像の耐水性は、アミド化合物の添加により明らかに
向上した。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字部分の耐水性が向上することが出来た。特に、無機
微粒子が擬ベーマイト構造のアルミナ水和物、γ型アル
ミナ結晶および気相法により合成した非晶性シリカのと
き、顕著である。
印字部分の耐水性が向上することが出来た。特に、無機
微粒子が擬ベーマイト構造のアルミナ水和物、γ型アル
ミナ結晶および気相法により合成した非晶性シリカのと
き、顕著である。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上にインク吸収層を設けたインク
ジェット記録媒体において、該インク吸収層が、少なく
とも一種の無機微粒子を含有し、該インク吸収層中に下
記一般式1で表される化合物を少なくとも一種含有する
ことを特徴とするインクジェット記録媒体。 【化1】 ここでRは、炭素数3個以上の置換または無置換のアル
キル基、置換または無置換のベンゼン環、あるいは、置
換または無置換のピリジン環である。 - 【請求項2】 無機微粒子が、アルミナ水和物であるこ
とを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録媒
体。 - 【請求項3】 アルミナ水和物が、擬ベーマイト構造を
有することを特徴とする請求項2記載のインクジェット
記録媒体。 - 【請求項4】 無機微粒子が、γ型酸化アルミニウム結
晶微粒子であることを特徴とする請求項1記載のインク
ジェット記録媒体。 - 【請求項5】 無機微粒子が、気相法によって合成され
た非晶性シリカ微粒子であることを特徴とする請求項1
記載のインクジェット記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10319429A JP2000141867A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | インクジェット記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10319429A JP2000141867A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | インクジェット記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141867A true JP2000141867A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18110107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10319429A Pending JP2000141867A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | インクジェット記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141867A (ja) |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP10319429A patent/JP2000141867A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4266494B2 (ja) | 記録媒体とその製造方法およびそれを用いた画像形成方法 | |
JPH11321086A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2006150942A (ja) | インクジェット記録用シート | |
JP3743481B2 (ja) | インクジェット用被記録材料 | |
JP2000158808A (ja) | 被記録媒体及びこの被記録媒体の製造方法 | |
JP2000141867A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP4279182B2 (ja) | インクジェット記録材料 | |
JP4080363B2 (ja) | 校正用インクジェット記録材料 | |
JP2005169664A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP4504296B2 (ja) | インクジェット記録材料の製造方法 | |
JP4387558B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP3911077B2 (ja) | インクジェット用被記録材料 | |
JP3847073B2 (ja) | 水性インク用染料定着剤、インクジェット記録媒体および多孔質ハイドロタルサイト化合物 | |
JP2005153291A (ja) | インクジェット記録材料 | |
JP3685573B2 (ja) | インクジェット用被記録材料 | |
JP2001088435A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP3950688B2 (ja) | インクジェット用記録媒体 | |
JP2000094831A (ja) | 被記録媒体及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP2007185780A (ja) | インクジェット記録用シート | |
JP2006256157A (ja) | 光沢インクジェット記録シート | |
JP2000255160A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JPH1142848A (ja) | インクジェット記録シート | |
JP3751164B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2621096B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP3817128B2 (ja) | 水性インク用染料定着剤およびインクジェット記録媒体 |