JP2000139805A - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JP2000139805A
JP2000139805A JP10320509A JP32050998A JP2000139805A JP 2000139805 A JP2000139805 A JP 2000139805A JP 10320509 A JP10320509 A JP 10320509A JP 32050998 A JP32050998 A JP 32050998A JP 2000139805 A JP2000139805 A JP 2000139805A
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Japan
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exhaust port
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cleaning
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JP10320509A
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Kenji Yoshida
賢治 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上面開口タイプの洗浄槽を内設した本体の、
上面の後辺部又は側辺部からの排気で、家屋の壁が傷め
られたり、壁紙が剥がれやすくなったりしないようにす
る。 【解決手段】 上面が開口する洗浄槽を有し、この洗浄
槽の上面の開口部を開閉する蓋を有する本体10の、上
面部の後辺部又は側辺部に設けた排気口37からの気体
の排出方向を上方に変える排気方向変更部材39を設
け、排出気体が、家屋の壁Wに当たらないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽が上面開口
タイプで、この洗浄槽の内部から排気する構造を改良し
た洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗浄機、例えば食器洗浄機においては、
近年、上面が開口する洗浄槽を用いたものが供されてい
る。この上面が開口する洗浄槽は、その開口部を通して
の、使用者による食器の出し入れが上方より立ち姿勢の
ままででき、前面が開口する洗浄槽のような、使用者が
逐一腰をかがめる必要がないことから、使い勝手が良
い。しかして、このものにおいては、洗浄槽を有する本
体の上面部の後辺部に、排気口が後向きに設けられ、洗
浄槽内の気体、特には食器乾燥時に食器の表面から蒸発
される水分による蒸気を、その排気口により本体外の後
方へ排出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗浄機にお
いて、洗浄槽からの排気を本体外の後方へするのは、本
体の前方に立つ使用者に蒸気が当たらぬようにする配慮
からである。しかしながら、食器洗浄機は一般的に家屋
の壁に添って配置されるものであり、この一般的な設置
の仕方からすると、本体の後方には家屋の壁が存在する
ことが多い。このため、本体からその後方に排出された
蒸気は、家屋の壁に当たり、その熱や水分によって、家
屋の壁が傷められるとか、壁紙が剥がれやすくなるとか
いった問題を呈していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、主として、本体からの排気
で、家屋の壁が傷められたり、壁紙が剥がれやすくなっ
たりすることのないようにできる洗浄機を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗浄機は、上面が開口する洗浄槽を有し、
この洗浄槽の上面の開口部を開閉する蓋を有する本体
と、前記洗浄槽の内部に収容された被洗浄物を洗浄する
洗浄機構と、前記本体の上面部の後辺部又は側辺部に設
けられ、前記洗浄槽内の気体を後方又は側方に排出する
排気口とを具備するものにおいて、前記排気口に対し、
該排気口からの気体の排出方向を上方に変える排気方向
変更部材を設けたことを特徴とする。
【0006】洗浄機を設置する場合、前述のように本体
の後方に家屋の壁が存在することが多いが、側方に存在
することもある。これらに対して、排気口からの気体の
排出方向を上方に変える排気方向変更部材を設けた上記
構成のものでは、排気口から排出された気体は、その向
きを排気方向変更部材により上方に変えられて排出され
るようになるから、排出気体が、家屋の壁に当たること
が避けられる。
【0007】この場合、排気方向変更部材は、排気口よ
り上方に突出して排出気体を上方にガイドするガイド部
を有すると良い。このものでは、排気口から排出された
気体が家屋の壁に当たることが、より確実に避けられ
る。又、そのガイド部は洗浄槽側へ傾斜していると良
い。このものでは、排気口から排出された気体が家屋の
壁に当たることが、一層確実に避けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をビルトインタイプ
の食器洗浄機に適用して、その第1実施例につき、図1
ないし図8を参照して説明する。まず図2には、システ
ムキッチンのキッチンキャビネット1を示しており、こ
のキッチンキャビネット1のシンク2を有する天板3
に、食器洗浄機4の蓋5を設け、これの前方の前面部
に、食器洗浄機4の操作パネル6と扉7とを、キッチン
キャビネット1の他の扉8や引出し9と並べて設けてい
る。
【0009】これに対して、図3は、食器洗浄機4の本
体10を示しており、この本体10は、上記蓋5や操作
パネル6及び扉7が存する位置で、キッチンキャビネッ
ト1の天板3からその下方(キャビネット内方)に組込
んでおり、洗浄槽11を有している。この洗浄槽11は
上面が開口するものであり、その上面の開口部12を、
後述する取付枠32を介し、天板3に形成した開口部1
3に合わせて水密に結合している。
【0010】洗浄槽11の内部には、底部にヒータ14
を配設しており、これの上方に噴水アーム15と噴水ノ
ズル16とを配設し、その噴水ノズル16の周囲部であ
って噴水アーム15の上方部に、被洗浄物である食器
(図示せず)を収容するかご17を上方より出し入れ可
能に収納している。又、洗浄槽11の背面部(図3中、
右側部)には、給水弁18を取付けており、この給水弁
18には図示しない水道に通じる給水管19を接続して
いる。従って、洗浄槽11内には、水道水がその給水管
19から給水弁18を通じて供給されるようになってい
る。
【0011】洗浄槽11の外下部には、洗浄ポンプ20
と、排水ポンプ21、及びこれらを回転駆動する正逆転
可能なポンプモータ22を配設しており、ポンプモータ
22は、その正転によって洗浄ポンプ20を作動させ、
逆転によって排水ポンプ21を作動させるようになって
いる。なお、両ポンプ20,21は個々に専用のポンプ
モータを有するものであっても良い。
【0012】このほか、洗浄槽11の外下部には、洗浄
槽11内と連通する貯水タンク23を設けると共に、こ
れと洗浄ポンプ20及び排水ポンプ21とを接続し、且
つ、洗浄ポンプ20と噴水アーム15及び噴水ノズル1
6とを接続する接続管路24を設けており、この構成
で、洗浄ポンプ20は、前記給水弁18により供給され
た洗浄槽11内の水(洗浄水)を、貯水タンク23から
吸入して、噴水アーム15及び噴水ノズル16に圧送す
る。この圧送された水は、それら噴水アーム15及び噴
水ノズル16から噴出されるものであり、その噴水の反
動によって、噴水アーム15及び噴水ノズル16は回転
もする。
【0013】かくして、かご17内の食器に洗浄水が満
遍なく噴射され、食器の洗浄(洗い、すすぎ)が行われ
る。従って、洗浄ポンプ20、噴水アーム15、及び噴
水ノズル16は、洗浄機構として機能するものである。
なお、洗い行程及び最終すすぎ行程では、ヒータ14が
発熱することにより、洗浄水を所定温度例えば60〜7
0〔℃〕程度まで加熱して温水化するようにもなってお
り、従って、ヒータ14は洗浄水を加熱する加熱手段と
して機能するようになっている。なお、排水ポンプ21
は、洗浄槽11内の洗浄水を、貯水タンク23から吸入
して、図示しない排水ホースを通じ排出する排水手段と
して機能するようになっている。
【0014】更に、洗浄槽11の前面部には、送風装置
25を設けている。この送風装置25は、乾燥行程時に
ダクト25aを通じて洗浄槽11の下部から内部に外気
を送り込むもので、その送り込まれた空気はヒータ14
により加熱されて温風化され、この温風によりすすぎ後
の食器を乾燥させるようになっている。従って、この場
合、ヒータ14は洗浄槽11内の空気を加熱する加熱手
段としても機能するようになっており、送風装置25及
びヒータ14は乾燥手段として機能するようになってい
る。
【0015】このほか、洗浄槽11の前面部には水位検
知装置26を設けており、この水位検知装置26は、貯
水タンク23と接続管27により連通して、洗浄槽11
内の貯水水位を検知するようになっている。又、洗浄槽
20の外下方部には、前記洗浄ポンプ20や、排水ポン
プ21、ポンプモータ22、及び接続管路24等を覆っ
て水受容器28を設けており、更に、この水受容器28
の外下面部には、脚29及びジャッキ30を設けてい
て、前記キッチンキャビネット1に対する本体10の組
付け時に、本体10を脚29による支持状態からジャッ
キ30によって押し上げ、前記洗浄槽11の開口部12
を、取付枠32を介し、天板3の開口部13に合わせて
結合している。
【0016】さて、図4には、前述の蓋5を示してい
る。この蓋5は、開口部枠31に後端を上下に回動可能
に軸支した後蓋5aと、この後蓋5aの前端に後端を同
じく上下に回動可能に軸支した前蓋5bとから成ってお
り、その前蓋5bと後蓋5aとでいわゆる山折りに折ら
れて開状態になされ、そして、その状態から平坦に伸ば
されて閉状態になされるようになっている。
【0017】これに対して、図5には、前記天板3の開
口部13に対する洗浄槽11の開口部12の結合に供し
た取付枠32と、天板3の開口部13周りに形成した凹
段部33との、それぞれ後部のみを示しており、その凹
段部33の後部の底部に、取付板34をねじ35によっ
て取付けている。又、凹段部33には、上述の開口部枠
31を収容しており、この収容した開口部枠31を、取
付片部36よって上述の凹段部33の底部と取付板34
の後端部との間に差込み、もって、開口部枠31の固定
をし、該開口部枠31と蓋5とで本体10の上面部を構
成するようにしている。又、この状態で、蓋5は、天板
3の開口部13、ひいては洗浄槽11の開口部12を開
閉するようになるものである。
【0018】しかして、本体10の上面部の後辺部であ
る、開口部枠31の後辺部には、図6に示すように、ほ
ゞ中央部に排気口37を形成している。この排気口37
は、図5に示すように、前端部が下向きで取付枠32内
に連通し、ひいては洗浄槽11内に連通しており、後端
部が後向きで本体11の外部後方に開放している。又、
この排気口37を含む開口部枠31の後辺部の後方に
は、凹段部33の余剰スペース38が存在しており、こ
の余剰スペース38のほゞ中央部、すなわち、排気口3
7と対応する部分に、図1に示す排気方向変更部材39
を装着している。
【0019】排気方向変更部材39は、詳細には図7に
示す形状のもので、すなわち、前後2枚の脚板39a,
39bの上方に、底面板39c及び後面板39dを有す
ると共に、2枚の側面板39e,39fを有するもので
あり、前面及び上面が開放している。この排気方向変更
部材39を、図1に示すように、上述の凹段部33の余
剰スペース38、すなわち、排気口37とその周辺部材
である天板3の凹段部33の後端壁面33aとの間に圧
入気味に挿入して固定し、前面の開放部を排気口37に
連通させている。又、その状態で、排気方向変更部材3
9は、内底面である底面板39cの上面を、排気口37
の内底面に面一に連ねている。
【0020】次に、上記構成のものの作用を述べる。乾
燥行程時、送風装置25によって洗浄槽11の下部から
内部に外気が送り込まれ、送り込まれた空気がヒータ1
4により加熱されて温風化され、この温風によりすすぎ
後の食器の乾燥が行われることは既述のごとくである。
この乾燥行程時、本体10に排気方向変更部材39が装
着されていなければ、食器の表面から蒸発される水分に
よる蒸気は、図8に矢印Aで示すように、排気口37を
通ってこれの向き(後向き)に応じ、本体10の外部後
方に排出される。
【0021】これに対して、上述のように排気方向変更
部材39を装着したものでは、蒸気は、図1に矢印Bで
示すように、排気口37から出た後、排気方向変更部材
39により、向きを上方に変えられて、本体10の外部
上方に排出される。かくして、洗浄槽11内からの排出
気体である蒸気が、一般的に食器洗浄機4の後方に位置
する家屋の壁Wに当たることが避けられ、その蒸気の熱
や水分によって、家屋の壁Wが傷められるとか、壁紙が
剥がれやすくなるとかいった問題の発生をなくすことが
できる。
【0022】なお、蒸気は、乾燥行程時のみならず、洗
浄水をヒータ14により温水化する洗い行程及び最終す
すぎ行程でも、排気口37から排出されるもので、排気
方向変更部材39は、その蒸気の排出方向を上述同様に
後方から上方に変えて本体10外に排出させる。
【0023】以上に対して、図9ないし図16は本発明
の第2ないし第8実施例を示すもので、それぞれ、第1
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ述べる。 [第2実施例]図9に示す第2実施例においては、排気
方向変更部材39の後面板39dを真直ぐ上方に延長し
て、排気口37より上方に突出するガイド部41を形成
している。
【0024】このようにすることにより、矢印Cで示す
ように、排気口37から排出されて排気方向変更部材3
9により上方に向きを変えられた蒸気が、ガイド部41
によって更に上方にガイドされるから、家屋の壁Wに当
たることがより確実に避けられ、その壁Wの傷みや壁紙
の剥がれといった問題の発生を、より確実になくすこと
ができる。なお、この場合、排気方向変更部材39の側
面板39gは、後端がガイド部41の上端に連なるもの
としている。
【0025】[第3実施例]図10に示す第3実施例に
おいては、排気方向変更部材39の後面板39dを斜め
前方へ延長して、排気口37より上方に突出すると共に
洗浄槽11側へ傾斜するガイド部42を形成している。
このようにすることにより、矢印Dで示すように、排気
口37から排出されて排気方向変更部材39により上方
に向きを変えられた蒸気が、更にガイド部42によって
洗浄槽11側の斜め前方にガイドされるから、家屋の壁
Wに当たることがより一層確実に避けられ、その壁Wの
傷みや壁紙の剥がれといった問題の発生を、一段と確実
になくすことができる。
【0026】又、この場合、ガイド部42の傾斜角度θ
は、垂直より45°以内としている。このようにするこ
とにより、上述の作用効果に加えて、排出された蒸気が
食器洗浄機4の前方に立つ使用者に当たらぬようにもで
きると共に、開口部枠31や蓋5など本体10の上面に
当たらぬようにもできて、本体10の上面での結露を避
けることができ、更に、蒸気の排出性を良好に確保する
こともできる。
【0027】[第4実施例]図11に示す第4実施例に
おいては、該排気方向変更部材39の底面板39hを排
気口37側から反排気口37側へ上昇傾斜する斜状に設
けることにより、排気方向変更部材39の内底部に、排
気口37側から反排気口37側へ上昇傾斜する斜状面4
3を形成している。
【0028】このようにすることにより、矢印Eで示す
ように、排気口37から排出された蒸気を、斜状面43
によってスムーズに上方への流れに変えることができる
から、その排出性を良くすることができる。なお、この
場合、斜状面43は蒸気の流れをよりスムーズに変える
ため、湾曲した斜状面としている。又、排気方向変更部
材39には前述のガイド部41をも形成している。
【0029】[第5実施例]図12に示す第5実施例に
おいては、排気口37の内底部に、反洗浄槽11側から
洗浄槽11側へ下降傾斜する斜状面44を形成してい
る。排気方向変更部材39には、通過する蒸気の接触に
よって、内面に結露が生じ、これが流下する。これに対
して、上述のようにしたものでは、その排気方向変更部
材39の内面に生じて流下する露を、斜状面44によっ
て洗浄槽11側に導き、洗浄槽11内に滴下させ得るか
ら、排気方向変更部材39内に露を溜め込むことがな
い。
【0030】なお、この場合、排気方向変更部材39内
の露の排出性を良くするために、斜状面44は、その最
上部(洗浄槽11から最も遠い側)が排気方向変更部材
39の内底面の最前部(洗浄槽11に最も近い側)と同
一又はそれ以下の高さにあることが好ましい。又、上述
のように排気口37から洗浄槽11内に滴下する露に対
して、洗浄槽11内の食器は、かご17による配置で、
それが当たらない位置に存している。更に、この場合、
排気方向変更部材39には前述のガイド部41を形成す
ると共に斜状面43をも形成している。
【0031】[第6実施例]図13に示す第6実施例に
おいては、排気方向変更部材45を、前述の排気方向変
更部材39より特に前後方向に短寸化したものとして、
該排気方向変更部材45の後部に弾性舌片46を形成
し、この弾性舌片46の弾性により、排気方向変更部材
45を、排気口37とそれの周辺部材である天板3の凹
段部33の後端壁面33aとの間に弾性装着している。
【0032】このようにすることにより、排気方向変更
部材45の、例えば洗浄をするとき等の必要な着脱を容
易に行うことができる。なお、この場合、排気方向変更
部材45には、前述のガイド部42に相当するガイド部
47、及び前述の斜状面43に相当する斜状面48をも
形成している。このほか、排気口37には、前述の斜状
面44に相当する斜状面を形成しても良い。
【0033】[第7実施例]図14及び図15に示す第
7実施例においては、上述の排気方向変更部材45に、
弾性舌片46に代えて、差込片49を左右の両側前部に
形成し、この差込片49を排気口37に差込み係合させ
て、排気方向変更部材45を排気口37に取付けるよう
にしている。このようにすることにより、排気口37と
天板3の凹段部33の後端壁面33aとの間(凹段部3
3の余剰スペース38)の寸法に関係なく、排気方向変
更部材45を取付けることができて、その機能を得るこ
とができる。
【0034】[第8実施例]図16に示す第8実施例に
おいては、上述の差込片49を形成した排気方向変更部
材45に、弾性舌片46をも形成して、排気方向変更部
材45を、排気口37に取付けると共に、排気口37と
天板3の凹段部33の後端壁面33aとの間に弾性装着
するようにもしている。このようにすることにより、排
気方向変更部材45の、より確実な固定ができる。
【0035】なお、本発明は食器洗浄機に限られず、食
器以外のものを洗浄するものであっても良い。又、その
洗浄方式も、噴水式には限られず、例えば水流式や発泡
式あるいはかご揺動式等であっても良い。更に、洗浄機
単体の状態で設置使用されるものであっても良いもの
で、キッチンキャビネットに組込むものに限られるもの
ではない。
【0036】更に、本体の排気口は、本体の上面部の後
辺部ではなく側辺部に設けていても良いもので、このも
のの場合、排気口は側方に排気し、その排気先に家屋の
壁が存在することもあるから、その排気口に対して排気
方向変更部材を設けることにより、前述同様、家屋の壁
に排出気体が当たらぬようにできる。このほか、本発明
は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得る。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の洗浄機によれば、本体
の排気口から排出された気体の向きを排気方向変更部材
により上方に変えて排出し得るから、排出気体が、家屋
の壁に当たることが避けられ、その壁の傷みや、壁紙の
剥がれといった問題の発生をなくすことができる。
【0038】請求項2の洗浄機によれば、本体の排気口
から排出されて排気方向変更部材により向きを上方に変
えられた気体を、ガイド部により更に上方にガイドでき
るので、排出気体が、家屋の壁に当たることがより確実
に避けられて、その壁の傷みや壁紙の剥がれといった問
題の発生をより確実になくすことができる。
【0039】請求項3の洗浄機によれば、本体の排気口
から排出されて排気方向変更部材により向きを上方に変
えられた気体を、更にガイド部により洗浄槽側にガイド
できるので、排出気体が、家屋の壁に当たることがより
一層確実に避けられて、その壁の傷みや壁紙の剥がれと
いった問題の発生を一段と確実になくすことができる。
【0040】請求項4の洗浄機によれば、上述の効果に
加えて、更に、排出された気体が使用者に当たらぬよう
にもでき、又、本体の上面に当たらぬようにもできて、
本体の上面での結露を避けることができると共に、気体
の排出性を良好に確保することもできる。請求項5の洗
浄機によれば、排気口から排出された気体を、スムーズ
に上方への流れに変えることができて、その排出性を良
くすることができる。
【0041】請求項6の洗浄機によれば、排気方向変更
部材の内面に生じて流下する露を、洗浄槽側に導いて洗
浄槽内に滴下させ得るから、排気方向変更部材内に露が
溜まるのを避けることができる。請求項7の洗浄機によ
れば、排気方向変更部材の着脱が容易にできる。請求項
8の洗浄機によれば、排気口とその周辺部材との間の寸
法に関係なく、排気方向変更部材を取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の縦断側面
【図2】食器洗浄機を組込んだキッチンキャビネットの
斜視図
【図3】キッチンキャビネットの食器洗浄機組込み部分
の縦断側面図
【図4】同部分の平面図
【図5】同部分の一部の縦断側面図
【図6】排気口部分の斜視図
【図7】排気方向変更部材単体の斜視図
【図8】主要部分の排気方向変更部材未装着状態での縦
断側面図
【図9】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図13】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図15】図7相当図
【図16】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
4は食器洗浄機、5は蓋、10は本体、11は洗浄槽、
12は開口部、14はヒータ、15は噴水アーム(洗浄
機構)、16は噴水ノズル(洗浄機構)、20は洗浄ポ
ンプ(洗浄機構)、25は送風装置、31は開口部枠、
33aはキッチンキャビネットの天板の凹段部の後端壁
面(排気口の周辺部材)、37は排気口、39は排気方
向変更部材、41,42はガイド部、43,44は斜状
面、45は排気方向変更部材、46は弾性舌片、47は
ガイド部、48は斜状面、49は差込片を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口する洗浄槽を有し、この洗浄
    槽の上面の開口部を開閉する蓋を有する本体と、 前記洗浄槽の内部に収容された被洗浄物を洗浄する洗浄
    機構と、 前記本体の上面部の後辺部又は側辺部に設けられ、前記
    洗浄槽内の気体を後方又は側方に排出する排気口とを具
    備するものにおいて、 前記排気口に対し、該排気口からの気体の排出方向を上
    方に変える排気方向変更部材を設けたことを特徴とする
    洗浄機。
  2. 【請求項2】 排気方向変更部材が、排気口より上方に
    突出して排出気体を上方にガイドするガイド部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
  3. 【請求項3】 ガイド部が洗浄槽側へ傾斜していること
    を特徴とする請求項2記載の洗浄機。
  4. 【請求項4】 ガイド部の傾斜角度を垂直より45°以
    内としたことを特徴とする請求項3記載の洗浄機。
  5. 【請求項5】 排気方向変更部材が、内底部に排気口側
    から反排気口側へ上昇傾斜する斜状面を有することを特
    徴とする請求項1記載の洗浄機。
  6. 【請求項6】 排気口が、内底部に反洗浄槽側から洗浄
    槽側へ下降傾斜する斜状面を有することを特徴とする請
    求項1記載の洗浄機。
  7. 【請求項7】 排気方向変更部材を、排気口とそれの周
    辺部材との間に弾性装着したことを特徴とする請求項1
    記載の洗浄機。
  8. 【請求項8】 排気方向変更部材を、排気口に取付けた
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
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