JP2000139619A - 空気注入式足置き - Google Patents

空気注入式足置き

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JP2000139619A
JP2000139619A JP10314471A JP31447198A JP2000139619A JP 2000139619 A JP2000139619 A JP 2000139619A JP 10314471 A JP10314471 A JP 10314471A JP 31447198 A JP31447198 A JP 31447198A JP 2000139619 A JP2000139619 A JP 2000139619A
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JP
Japan
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air
footrest
bag
inclined surface
slip
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Pending
Application number
JP10314471A
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English (en)
Inventor
Kazutada Yamazaki
一恭 山崎
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TSUMURA KOGEI KK
Original Assignee
TSUMURA KOGEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯時には嵩張らずに極めて容易に持ち運ぶ
ことができるとともに、簡単な操作によって使用状態と
することができ、旅行等に持ち歩くのに適した足置きを
提供する。 【解決手段】 空気口2を備えた袋状体1によって構成
し、この袋状体1を、空気の注入によって平坦な底面1
1と、下縁がその底面11の一辺に連なり、上縁が背面
側に傾斜する傾斜面を形成するように構成することで、
空気を抜くことにより実質的に全体がシート状となって
嵩を低くすることができ、空気を吹き込むだけで上記の
立体形状を容易に形成して直ちに足置きとして使用する
ことができる。空気の注入量により全体の柔らかさを任
意に調整することができるため、快適性に富んだ足置き
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旅行等に持参する
のに適した空気注入式の足置きに関する。
【従来の技術】
【0002】例えば鉄道車両や旅客機においては、グリ
ーン車やファーストクラス等を始めとする高級クラスの
座席に足置き(フットレスト)が設けられている一方、
自由席やエコノミークラス等の比較的低級クラスの座席
にはそのような足置きが設けられていないことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道車両や
旅客機等において座席に座った状態が長時間に及ぶ場合
には、足置きの上に足を載せることによってその疲れを
癒すことができるなど、その有用性については論をまた
ないが、上述のようにグリーン車やファーストクラス等
の高級クラスの座席を除いては、座席に足置きが備えつ
けられていないのが実情である。
【0004】本発明の目的は、携帯時には嵩張らずに極
めて容易に持ち運ぶことが可能で、かつ、簡単な操作に
よって使用状態とすることができ、備付けの足置きのな
い座席でもグリーン車やファーストクラスの座席と同等
の快適性を味わうことのできる空気注入式足置きを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空気注入式足置
きは、上記の目的を達成するため、空気口を備えた袋状
体からなり、その袋状体は、空気口からの空気の注入に
よって、平坦な底面と、下縁がその底面の一辺に連な
り、かつ、上縁が背面側に傾斜する傾斜面が形成される
ように構成されていることによって特徴づけられる(請
求項1)。
【0006】ここで、本発明においては、袋状体に、空
気の注入により上記傾斜面の下縁部に沿って当該傾斜面
から突出する踵載せ用の膨出部が形成されるように構成
すること(請求項2)ができる。また、本発明では、袋
状体に、空気の注入により傾斜面を形成する部位の表面
にすべり止めを施した構成(請求項3)、および、同じ
く袋状体に、空気の注入により底面を形成する部位の表
面にすべり止めを施した構成(請求項4)を採用するこ
とができる。
【0007】本発明の構成によれば、携帯時に空気を抜
くことによってその嵩を可及的に小さくすることがで
き、使用時には空気を吹き込むという簡単な操作によっ
て、平坦な底面と上縁側が背面側に傾斜する斜面を備え
た立体形状を形成することができる。従って、例えば、
旅行時に空気を抜いた状態で持参して、座席に就いたと
きに空気を注入することで、簡単に使用状態とすること
ができる。使用に際しては、傾斜面が座席側を向くよう
に底面を座席前の床面に沿わせて置き、傾斜面に足を載
せる。
【0008】また、請求項2に係る発明のように、傾斜
面の下縁部に沿わせて膨出部が形成されるような袋状体
を用いることにより、その膨出部に踵を載せることがで
き、請求項3に係る発明のように傾斜面の表面にすべり
止めを施せば、傾斜面上の任意の位置に載せた足がずれ
落ちることを防止することができる。更に、請求項4に
係る発明のように、底面にすべり止めを施すことによっ
て、背面側を支持する物体がなくても移動してしまうこ
とがなく、また、座席から任意の距離だけ離れた位置に
設置して使用することができるという利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な実施の携帯について述べる。図1は本発明の実施
の形態の使用状態で示す斜視図であり、図2はそのA−
A断面図である。袋状体1は例えば合成繊維の縫製体で
あり、空気口2を除いて気密に縫製されている。空気口
2から空気を注入した使用状態においては、平坦な底面
11と、その一辺から略垂直に立ち上がる背面12と、
下縁が底面11の一辺に連なり、上縁が背面12の上縁
と連なる傾斜面13と、これら各面の両端部に連なる側
面14a,14bを備えた、全体として略三角柱形状を
している。前記した空気口2は一方の側面14aに設け
られている。なお、この空気口2としては、任意の市販
品を用いることができる。
【0010】また、傾斜面13には、その下縁部に沿っ
て当該傾斜面13から一様に膨出する膨出部131が形
成されている。また、傾斜面13の表面には、フェルト
や合成皮革等からなるすべり止め布15が貼着されてい
るとともに、底面11の表面には、薄いゴム等からなる
すべり止めシート16が貼着されている。なお、各部の
寸法については、足置きとして使用し得るならば任意と
することができるが、一例を挙げると、奥行き寸法が3
00mm程度、高さが150mm程度、幅は600mm
程度とされる。
【0011】以上の本発明の実施の形態を使用するに
は、上記のように空気口2から空気を吹き込むことによ
って図示のような立体形状とし、傾斜面13が座席側を
向くように座席前の床面上に底面11を沿わせて設置す
る。これにより、図2に示すように、傾斜面13は座席
に座って投げ出した足Fの裏面にフィットするととも
に、膨出部131によって踵を支えることができ、快適
な足置きとなり得る。しかも、傾斜面13の表面にすべ
り止め布15が設けられているため、膨出部131によ
り踵を支えずに傾斜面13上の任意の位置に足Fを載せ
ても、足Fが傾斜面13上でずれ落ちることを抑制する
ことができる。また、底面11の表面にすべり止めシー
ト16が設けられているため、足置き自体が床面に対し
てずれることが抑制される結果、背面12を支える部材
のない座席でも使用でき、また、そのような部材がある
場合でも、足置きの座席からの設置距離を任意とするこ
とができる。しかも、空気の注入により膨らまされたも
のであるため、全体としての柔らかさを任意に調整する
ことができ、この点において鉄道車両等に備えつけられ
ている剛体からなる足置きに比して快適性はより高いも
のとなる。
【0012】そして、本発明の実施の形態を使用しない
ときは、空気口2から空気を抜くことにより、その全体
を実質的にシート状とすることができ、適宜に折り畳ん
でバッグ等に収容して携帯することができる。
【0013】なお、以上の実施の形態では、傾斜面13
の下縁部に踵を支えるための膨出部131を形成した
が、この膨出部131は必ずしも必要ではなく、図3に
断面図を示すように、傾斜面13を一様な平坦面として
もよい。この場合、踵は当該足置きを設置する床面で支
えればよい。また、底面11の表面のすべり止めシート
16と、傾斜面13の表面のすべり止め布15について
も、必ずしも必要ではなく、すべり止めシート16を設
けない場合には背面12が前方の座席の背面部等に接す
るように設置すれば十分に使用することができ、また、
すべり止め布15を設けない場合は膨出部131を設け
るか、あるいは設置されている床面で踵を支えることに
よって使用することができる。
【0014】また、以上の実施の形態においては、袋状
体1として合成繊維の縫製体を用いたが、その材質並び
に構造は任意であり、例えば材質として合成樹脂製シー
トを用い、縫製に代えて融着を採用し得ることは勿論で
ある。更に、背面12の形状および側面14a,14b
の形状についても任意であることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、空気口
から空気を抜いた状態ではその全体が実質的にシート状
となって極めて嵩が低くなって持ち運びが容易であると
ともに、空気口から空気を吹き込むという簡単な操作に
よって、足を載せるための傾斜面を備えた立体形状とな
る。従って、旅行等に手軽に持参して、必要に応じて空
気を吹き込むことによって、備付けの足置きのない座席
に座っても、足置きが備えつけられている座席と同等の
快適さのもとに旅行を楽しむことができる。しかも、空
気の注入量の加減により柔らかさを容易に調整すること
ができるため、従来の備付けの足置きに比して選択の自
由度が増し、ひいてきは快適性をより向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態で示す本発明の実施の形態の斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の使用状態での断面図
である。
【符号の説明】
1 袋状体 2 空気口 11 底面 12 背面 13 傾斜面 131 膨出部 14a,14b 側面 15 すべり止め布 16 すべり止めシート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気口を備えた袋状体からなり、その袋
    状体は、空気口からの空気の注入によって、平坦な底面
    と、下縁がその底面の一辺に連なり、かつ、上縁が背面
    側に傾斜する傾斜面が形成されるように構成されている
    ことを特徴とする空気注入式足置き。
  2. 【請求項2】 上記袋状体が、空気の注入により上記足
    置き用傾斜面の下縁部に沿って当該傾斜面から突出する
    踵載せ用の膨出部が形成されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気注入式足置き。
  3. 【請求項3】 上記袋状体には、空気の注入により傾斜
    面を形成する部位の表面に、すべり止めが施されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気注入式
    足置き。
  4. 【請求項4】 上記袋状体には、空気の注入により底面
    を形成する部位の表面に、すべり止めが施されているこ
    とを特徴とする請求項1,2または3に記載の空気注入
    式足置き。
JP10314471A 1998-11-05 1998-11-05 空気注入式足置き Pending JP2000139619A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2385005A (en) * 2002-02-12 2003-08-13 Marion Buchanan Judd A foot rest exercising device
GB2390296A (en) * 2002-07-01 2004-01-07 Hans Lowenthal Inflatable footrest
GB2414169A (en) * 2004-05-17 2005-11-23 * Clifton Eleanor Inflatable angled laptop computer support
GB2561415A (en) * 2017-08-22 2018-10-17 Abolkheir Mohamed Office ergonomic system

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GB2561415B (en) * 2017-08-22 2019-09-04 Abolkheir Mohamed Office ergonomic system

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