JP7168507B2 - 車両用シート - Google Patents
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以下、本発明の実施形態1に係る車両用シートについて、図1~図6を参照しながら説明する。ただし、以下に説明される実施形態は、本発明のいくつかの例を示すものであって、本発明の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本発明の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。尚、以下の説明において直交する一点鎖線それぞれは、車両の前後方向及び左右方向の軸線を表している。
本発明の実施形態1に係る車両用シート10の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。
次に、本発明の実施形態1に係る車両用シート10のシートクッション20の構成について図3及び図4に基づいて説明する。図3は、車両用シート10のシートクッション20において、車両の前後方向を断面方向としたときの縦断面概念図である。図4は、車両用シート10のシートクッション20を示す図である。図4(a)は、シートクッション20の斜視図である。図4(b)は、車両の水平方向を断面方向としたときの水平断面図である。尚、以下の説明においては、適宜図1及び図2を参酌する。
なお、本実施形態1においては、1つの収容部22のみから構成されているが、2以上の収容部22から構成されてもよい。
次に、本発明の実施形態に係る車両用シート10の電気的構成について図5に基づいて説明する。図5は、車両用シート10の電気的構成を示すブロック図である。
コントローラ100は、シート圧力センサ21bと、送吸気部23と、車両1の進行方向を撮影する車外撮影用カメラ101と、車両1内の乗員を撮影する車内撮影用カメラ102と、に通信可能に接続されている。
次に、本発明の実施形態に係る車両用シート10において、乗員の着座姿勢の揺れを抑制する態様について図6を用いて説明する。図6は、車両用シート10に乗員50が着座している状態の斜視図である。尚、以下の説明においては、適宜図3~図5を参酌する。
このとき、乗員50の臀部は、シートクッション20の略中央から外側に向けて力がかかる。
この4つの端部22aにおける凸部によって、車両走行中に発生する所謂前後Gや所謂横Gによる揺れを抑制でき、着座する乗員50の安定感を向上させることができる。
このため、乗員50に前後G又は横Gがかかったとしても、収容部22の形状を硬質化させることによって乗員50の着座姿勢の揺れを抑制することができる。
このため、外縁固定部25に、シートクッション20の表面のデザインを縫製する縫製部を兼用させることができる。本実施形態1では、収容部22の外縁の形状である菱形状が、粉体の偏りを規制するとともに、シートクッション20の表面のデザイン性を向上させている。
上記実施形態においては、収容部22の外縁の形状が菱形状に形成されていたが、半楕円状に形成されていてもよい。
図7は、車両用シート10のシートクッション20の斜視図であり、収容部22の外縁の形状が半楕円状に形成された変形例である。
この前側の端部22aにおける凸部によって、所謂前後Gによる揺れを抑制でき、着座する乗員50の安定感を向上させることができる。
このため、本変形例では収容部22の外縁の形状を外縁固定部25によって半楕円状にすることによって、収容部22と乗員の臀部との接触する面積が増加するため、着座する乗員の安定感を向上させることができる。
続いて、本発明の実施形態2に係る車両用シート10について、図8を用いて説明する。
図8は、車両用シート10の姿勢制御の動作を説明するための図である。図8(a)は、シートクッション20の斜視図である。図8(b)は、シートクッション20において、車両の水平方向を断面方向としたときの水平断面図である。尚、以下の説明においては、適宜図3~図5を参酌する。
さらには、コントローラ100が検出された前後G又は横Gによる乗員の着座姿勢の揺れに基づいて選択的に乗員の臀部を支持する位置にある収容部22の形状を硬質化できるため、乗員の着座姿勢の揺れをより細かく抑制することができる。
上記実施形態においては、収容部22の形状が菱形状に形成されていたが、半楕円状に形成されていてもよい。
図9は、車両用シート10のシートクッション20の斜視図であり、収容部22の形状が半楕円状に形成された変形例である。
これにより、着座する乗員の安定感を向上させることによって、乗員の着座姿勢の揺れを抑制することができる。
上述の各実施形態において、収容部22の形状は、菱形状又は半楕円状に適用したものを示したが、これに限られず、円形及び多角形に適用しても良いものとする。
Claims (6)
- 乗員の臀部を支持するシートクッションと、乗員の背中を支持するシートバックと、を備えた車両用シートにおいて、
前記シートクッションの内部において、可撓性を有する気体非透過性材料の袋状にて形成され、粉体を収容する収容部と、
前記収容部に気体を送気するとともに、前記収容部から気体を吸気する送吸気部と、を備え、
前記送吸気部は、
前記収容部に気体を送気することにより前記収容部に収容された粉体を流体化させて、前記収容部の形状を軟質化にし、
前記収容部から気体を吸気することにより前記収容部に収容された粉体を固体化させて、前記収容部の形状を硬質化にし、
前記収容部は、
当該収容部の外縁を前記シートクッションの内部と固定する外縁固定部を有しており、
前記外縁固定部は、
車両の前後方向及び左右方向の軸線に対し、それぞれの方向に1対の端部を有し、略中央から前記端部に向かうにつれて、前記収容部の容積が減少していく菱形状に形成させる、
ことを特徴とする車両用シート。 - 乗員の臀部を支持するシートクッションと、乗員の背中を支持するシートバックと、を備えた車両用シートにおいて、
前記シートクッションの内部において、可撓性を有する気体非透過性材料の袋状にて形成され、粉体を収容する収容部と、
前記収容部に気体を送気するとともに、前記収容部から気体を吸気する送吸気部と、を備え、
前記送吸気部は、
前記収容部に気体を送気することにより前記収容部に収容された粉体を流体化させて、前記収容部の形状を軟質化にし、
前記収容部から気体を吸気することにより前記収容部に収容された粉体を固体化させて、前記収容部の形状を硬質化にし、
前記収容部は、
当該収容部の外縁を前記シートクッションの内部と固定する外縁固定部を有しており、
前記外縁固定部は、
車両の前後方向又は左右方向の軸線に対し、中央から外側に向かうにつれて前記収容部の容積が減少又は増加していく形状からなり、
少なくとも一部の形状が、中央から端部に向かうにつれて前記収容部の容積が減少し、略中央から直線部に向かうにつれて前記収容部の容積が増加していく半円状又は半楕円状に形成されている、
ことを特徴とする車両用シート。 - 前記外縁固定部は、
車両の前後方向又は左右方向の軸線に対し、いずれか一方向の一方に1つの前記端部と、他方に前記直線部と、前記端部と前記直線部の両端とを接続する曲線部と、を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。 - 前記外縁固定部は、
前記収容部と前記シートクッションの表皮部材とを縫い合わせることによって、前記収容部を前記シートクッションの内部に固定している、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の車両用シート。 - 前記収容部は、
前記車両の前後方向及び左右方向の軸線に対し、それぞれの方向に複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の車両用シート。 - 前記送吸気部に複数の前記収容部のそれぞれから選択的に吸気させる制御を実行する制御部と、
乗員の姿勢の変化を検出する姿勢検出部と、を更に備え、
前記制御部は、
検出された乗員の姿勢の変化に基づいて、乗員の臀部を支持する位置にある複数の前記収容部のそれぞれから吸気を実行させる、
ことを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
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