JP2000139423A - 海苔洗浄用フィルター - Google Patents

海苔洗浄用フィルター

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Publication number
JP2000139423A
JP2000139423A JP10326623A JP32662398A JP2000139423A JP 2000139423 A JP2000139423 A JP 2000139423A JP 10326623 A JP10326623 A JP 10326623A JP 32662398 A JP32662398 A JP 32662398A JP 2000139423 A JP2000139423 A JP 2000139423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
laver
filter
metal fitting
seaweed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10326623A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Kugisaki
正満 釘崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUGIZAKI KK
Original Assignee
KUGIZAKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KUGIZAKI KK filed Critical KUGIZAKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は海苔・水混合液1のフィルター3に
おいて海苔原藻4の架橋や詰まりを防止し、固形不純物
を容易に分離することを目的とする。 【解決手段】 海苔・水混合液1送り込み筒又は函2内
にその中心線と直交する間隙tを設けてフィルター3を
形成し、該フィルター3の出側からの吸引により海苔・
水混合液1中の海苔原藻4を上記間隙tから通過させ、
上記混合液1中の固形不純物は該間隙tに引っ掛かって
該間隙tの入口側に溜まるよう形成し、かつ該間隙tに
沿って繰り返し摺動する海苔原藻切断刃5を設けてなる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は海苔・水混合液送り
込み筒又は函内に設けられた海苔原藻と固形不純物とを
分離する海苔洗浄用フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、海苔・水混合液送り込み筒又は函
等の内部に中心線と直交する回転円形金具と固定円形金
具との間に間隙(特開平8−140637号・特許第2
752347号)を介在させ、これらの間隙の入口から
出口に向かって海苔原藻を吸引し、これを上記筒又は函
外に回収し、固形不純物を間隙の入口側に溜まるように
したフィルターが開発された。
【0003】上記フィルターでは間隙がきわめて小であ
るため図4及び図5に示すように海苔原藻が間隙を通過
し得ず、間隙の両側にへばり付いて間隙を詰まらせるた
め、逆洗を短時間毎に行う必要があるばかりでなく逆洗
から吸引に切り替えた瞬間に海苔原藻を少量宛上記間隙
を通過させ得る程度に過ぎず、実用に供し難いという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は間隙にへばり
付いて該間隙を詰まらせた海苔原藻を解いて円滑に通過
させ、逆洗作業を殆ど不要又は逆洗作業を長時間に亘り
行う必要のない海苔洗浄用フィルターを得ることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は海苔・水混合液送り込み筒又は函内にその中
心線と直交する間隙を設けてフィルターを形成し、該フ
ィルターの出側からの吸引により海苔・水混合液中の海
苔原藻を上記間隙から通過させ、上記混合液中の固形不
純物は該間隙に引っ掛かって該間隙の入口側に溜まるよ
う形成し、かつ該間隙に沿って繰り返し摺動する海苔原
藻切断刃を設けてなる海苔洗浄用フィルター 上記間隙が回転円形金具と固形円形金具との間に形成さ
れ、上記切断刃が回転円形金具に設けられてなる上記第
1発明記載の海苔洗浄用フィルター 上記間隙が0.1〜0.3mm幅程度である上記第1又
は第2発明記載の海苔洗浄用フィルターによって構成さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】海苔・水混合液1には多くの長い
海苔原藻4に微小な貝、砂、稚魚類等の固形不純物を含
んでいる。この海苔・水混合液1(原料)は供給管8か
ら有底の筒又は函2内に送り込まれる。
【0007】上記送り込み筒又は函2内にはその鉛直中
心線と直交する水平の間隙tを設けて上記海苔原藻4と
固形不純物とのフィルター3が形成される。
【0008】上記フィルター3は図1に示すように下向
皿形の固定円形金具7の上面に海苔・水吸引管9を設け
ポンプに接続する。そして該金具7の下向開口部に円盤
形の回転円形金具6を配設し、その中心部に回転駆動軸
10の下端を接続し、両円形金具6、7の間に幅0.1
〜0.3mm程度の小間隙tを介在させてなるものであ
る。
【0009】このようにしたフィルター3の下方には沈
降固形不純物の溜まり空間sが設けられ、該不純物は底
板11に設けた不純物排出管12から函2外に排出され
る。
【0010】上記回転円形金具6には、図2(イ)
(ロ)図に示すように先端を間隙t内に若干挿入した海
苔原藻切断刃5をビス13、13によって固定し、又図
3(イ)(ロ)図に示すように間隙tから固定円形金具
7の端面7’に接する海苔原藻切断刃5を回転円形金具
6に固定する。
【0011】このように形成することによって図4に示
すように間隙tに吸引力でがっちりへばり付いて架橋し
ている海苔原藻4(図4)は矢印aの方向に回転円形金
具6と共に回転する上記切断刃5によって切断されて上
記架橋は崩され、該間隙tの排出側である固定円形金具
7内に流入し、上記吸引管9から函2外に回収される。
【0012】上記固形不純物は固いから上記切断刃5で
は切断されることなく吸引側である下方の空間sに溜ま
り排出管12の開閉弁14を開くことによって函2外に
排出される。
【0013】上記切断刃5は回転円形金具6の回転に伴
って円環状の上記間隙tを幾度となく繰り返して摺動
し、間隙tに次々と吸着架橋する海苔原藻4を1回転毎
に切断することができる。
【0014】又間隙tは円環状とは限らず直線上間隙と
し上記切断刃5のみを間隙tに沿って繰り返し摺動させ
ることができる。尚図5中15は駆動用カップリングで
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので間隙
に吸着して架橋して該間隙を詰まらせた海苔原藻を容易
に切断して架橋を解き、これを間隙の排出側に迅速に吸
引し得るためフィルターの詰まりは防止され、かつ固形
不純物は沈降して分離するため殆ど逆洗を行う必要がな
く、海苔原藻と固形不純物との分離を効果良く行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海苔洗浄用フィルターを示す縦断面図
である。
【図2】(イ)図は図1A−A線による拡大底面図であ
る。 (ロ)図は図2(イ)図B−B線による縦断側面図であ
る。
【図3】(イ)図は図2(イ)図の他の実施例の底面図
である。 (ロ)図は図3(イ)図のC−C線による縦断側面図で
ある。
【図4】図3(イ)図D−D線による縦断面図である。
【図5】従来の海苔洗浄用フィルターの一部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 海苔・水混合液 2 送り込み筒又は函 t 間隙 3 フィルター 4 海苔原藻 5 海苔原藻切断刃 6 回転円形金具 7 固定円形金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔・水混合液送り込み筒又は函内にそ
    の中心線と直交する間隙を設けてフィルターを形成し、
    該フィルターの出側からの吸引により海苔・水混合液中
    の海苔原藻を上記間隙から通過させ、上記混合液中の固
    形不純物は該間隙に引っ掛かって該間隙の入口側に溜ま
    るよう形成し、かつ該間隙に沿って繰り返し摺動する海
    苔原藻切断刃を設けてなる海苔洗浄用フィルター。
  2. 【請求項2】 上記間隙が回転円形金具と固形円形金具
    との間に形成され、上記切断刃が回転円形金具に設けら
    れてなる請求項1記載の海苔洗浄用フィルター。
  3. 【請求項3】 上記間隙が0.1〜0.3mm幅程度で
    ある請求項1又は2記載の海苔洗浄用フィルター。
JP10326623A 1998-11-17 1998-11-17 海苔洗浄用フィルター Pending JP2000139423A (ja)

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