JP2003071322A - 縦型ストレーナ - Google Patents

縦型ストレーナ

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JP2003071322A
JP2003071322A JP2001261941A JP2001261941A JP2003071322A JP 2003071322 A JP2003071322 A JP 2003071322A JP 2001261941 A JP2001261941 A JP 2001261941A JP 2001261941 A JP2001261941 A JP 2001261941A JP 2003071322 A JP2003071322 A JP 2003071322A
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JP
Japan
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strainer
main body
solid
filter medium
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001261941A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishioka
賢治 西岡
Mitsuo Motomura
満夫 本村
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YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
Original Assignee
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッチ方式ではなく、連続して固液分離がで
きるようにすると共に、濾過材の目詰まりを減少させ
て、固液分離を長時間に亘って能率的に行えるようにし
た縦型ストレーナの提供。 【解決手段】 回転軸方向を垂直方向にすると共に、内
面に濾過材12が逆円錐器形状に張設されたストレーナ
本体1を備え、このストレーナ本体の回転による遠心力
によって、ストレーナ本体の内部に供給された固液混合
原料を、液体分は濾過材を透過させて回収させると共
に、固形部はストレーナ本体の傾斜内面に沿って上昇移
動させながらストレーナ本体の上端縁を越えて回収させ
るように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主に、豆腐の製造
に際し、呉(固液混合原料)からオカラ(固形分)を分
離して豆乳(液体分)を得るために用いるほか、酒、
油、果汁等の固液分離に使用する縦型ストレーナに関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、固液分離装置として、遠心分離方
式のストレーナが知られている。この遠心分離方式のス
トレーナは、濾過材を円筒状に張設したストレーナ本体
を備えたもので、回転軸方向を垂直方向したもの、ある
いは水平方向にしたものがある。従って、ストレーナ本
体の回転による遠心力により、ストレーナ本体の内部に
供給された固液混合原料のうちの液体分については濾過
材を透過させて回収させ、ストレーナ本体の内部に残っ
た固形分については、バッチ方式で回収するようにした
ものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のように、濾過材
を円筒状に張設したストレーナ本体を使用すると、スト
レーナ本体の回転による遠心力により、液体分について
は濾過材を透過させて回収させることができるが、濾過
材を円筒状に張設しているため、濾過材に対して遠心力
が直角に作用し、この結果、固形分が濾過材に押し付け
られたままの状態になる。これでは、固形分がストレー
ナ本体の内部に残ってしまうため、バッチ方式を採らざ
るを得ず、固形分の連続回収ができないという問題があ
った。また、固形分が濾過材に押し付けられたままの状
態になるため、濾過材の透孔に固形分が詰まる目詰まり
が生じ、このため、長時間の稼動ができないし、液体分
の透過を低下させてしまうという問題があった。また、
再使用に際しては、使用後のストレーナ本体(濾過材)
を洗浄して目詰まりを解消させるか、あるいは濾過材を
張り替えて使用するといった面倒な作業が必要となり、
作業能率を向上できないという問題もあった。 【0004】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、バッチ方式ではなく、連
続して固液分離ができるようにすると共に、濾過材の目
詰まりを減少させて、固液分離を長時間に亘って能率的
に行えるようにした縦型ストレーナを提供することを課
題としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の縦型ストレーナ(請求項1)は、回転軸
方向を垂直方向にすると共に、内面に濾過材が逆円錐器
形状に張設されたストレーナ本体を備え、このストレー
ナ本体の回転による遠心力によって、ストレーナ本体の
内部に供給された固液混合原料を、液体分は濾過材を透
過させて回収させると共に、固形部はストレーナ本体の
傾斜内面に沿って上昇移動させながらストレーナ本体の
上端縁を越えて回収させるように形成した。 【0006】この縦型ストレーナを用いて、固液混合原
料を液体分と固形分とに分離させる場合、ストレーナ本
体を回転させながら、ストレーナ本体の内部に固液混合
原料を供給していくもので、このストレーナ本体の回転
による遠心力によって、内部の固液混合原料が濾過材の
内面に押し付けられるため、固液混合原料のうちの液体
分は、濾過材を透過して回収される。また、固形分につ
いては、濾過材が逆円錐器形状に張設されているため、
濾過材の傾斜に沿った上向きの分力が生じ、これによ
り、固形部はストレーナ本体の傾斜内面に沿って上昇移
動しながらストレーナ本体の上端縁を越えて回収され
る。従って、このように、固形分が濾過材に押し付けら
れたままの状態にはならないため、固形分の連続回収が
可能になるし、また、濾過材の目詰まりを減少させるこ
とができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。図1は本発明の実施の1形態である縦
型ストレーナの断面図である。 【0008】図において、1はストレーナ本体で、多数
の小孔10が形成されたパンチングプレートを逆円錐器
形状に形成した受けフレーム11の内面に濾過材12が
張り設されて、この濾過材12についても逆円錐器形状
になるように形成されている。そして、このストレーナ
本体1は、下端に連結したモータ2により回転軸方向を
垂直方向にして回転するように形成されている。 【0009】前記ストレーナ本体1の外方には、このス
トレーナ本体1を囲むように内側回収器3が設けられ、
この内側回収器3の上端縁とストレーナ本体1との上端
縁とがシール材を備えた回転受け部材30によって連結
され、また、内側回収器3の最底部に液体排出口31が
設けられている。 【0010】前記内側回収器3の外方には、この内側回
収器3を囲むように外側回収器4が設けられ、この外側
回収器4の最底部に固体排出口40が設けられている。
また、この外側回収器4の上端に渡した支持フレーム4
1に、ストレーナ本体1の中心に位置して、ストレーナ
本体1の底部近傍に開口するように、原料供給管5が取
り付けられている。 【0011】この縦型ストレーナを用いて、例えば、豆
腐製造に伴なう豆乳を得る場合、固液混合原料としての
呉を、ストレーナ本体1をモータ2により回転させなが
ら、原料供給管5によってストレーナ本体1の内部に供
給していく。このストレーナ本体1の内部に供給された
呉は、ストレーナ本体1の回転による遠心力によって、
濾過材12の内面に押し付けられるもので、これによ
り、呉に含まれる液体分としての豆乳が濾過材12を透
過して内側回収器3に回収され、液体排出口31から取
り出される。 【0012】また、固形分としてのオカラについては、
濾過材12が逆円錐器形状に張設されているため、濾過
材12の傾斜に沿った上向きの分力が生じ、これによ
り、オカラはストレーナ本体1(濾過材12)の傾斜内
面に沿って上昇移動しながらストレーナ本体1の上端
縁、回転受け部材30、内側回収器3の上縁を越えて外
側回収器4に回収され、固体排出口40から取り出され
る。 【0013】このように、固形分としてのオカラがスト
レーナ本体1の傾斜内面に沿って上昇移動して濾過材1
2に押し付けられたままの状態にはならないため、オカ
ラの連続回収が可能になるし、また、濾過材12の目詰
まりを減少させることができる。 【0014】尚、本発明において、濾過材としては、金
網、紙フィルタ、さらし綿、プラスチックフィルタ等の
ほか、固液混合原料の種類や濃度等に応じて選択使用す
る。また、ストレーナ本体の回転数や傾斜角度について
も、対象となる固液混合原料の種類や濃度等に応じて適
宜に設定する。また、受けフレームについても、パンチ
ングプレートに限らず、濾過材の透過性を損なうことな
く液体を通過させながら、濾過材を逆円錐器形状に張設
できるものであればよい。 【0015】 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の縦型
ストレーナにあっては、濾過材が逆円錐器形状に張設さ
れているため、バッチ方式ではなく、連続方式によって
固液分離作業を行うことができるし、また、濾過材の目
詰まりを減少させることができ、固液分離を長時間に亘
って能率的に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の1形態である縦型ストレーナの
断面図である。 【符号の説明】 1 ストレーナ本体 10 小孔 11 受けフレーム 12 濾過材 2 モータ 3 内側回収器 30 回転受け部材 31 液体排出口 4 外側回収器 40 固体排出口 41 支持フレーム 5 原料供給管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B020 LB02 LP12 LQ05 4D057 AA01 AB01 AC02 AC06 AD01 AE02 AF03 BA17

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転軸方向を垂直方向にすると共に、内
    面に濾過材が逆円錐器形状に張設されたストレーナ本体
    を備え、 このストレーナ本体の回転による遠心力によって、スト
    レーナ本体の内部に供給された固液混合原料を、液体分
    は濾過材を透過させて回収させると共に、固形部はスト
    レーナ本体の傾斜内面に沿って上昇移動させながらスト
    レーナ本体の上端縁を越えて回収させるように形成され
    ていることを特徴とした縦型ストレーナ。
JP2001261941A 2001-08-30 2001-08-30 縦型ストレーナ Pending JP2003071322A (ja)

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