JPH02126908A

JPH02126908A - 連続式固液分離装置

Info

Publication number: JPH02126908A
Application number: JP27807588A
Authority: JP
Inventors: Shiro Tsuchiya; 四郎土谷; Hiroki Matsuyama; 弘樹松山; Yasuo Nakajima; 康夫中島; Saburo Oishi; 三郎大石
Original assignee: Arai Machinery Corp; Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Current assignee: Arai Machinery Corp; Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Priority date: 1988-11-02
Filing date: 1988-11-02
Publication date: 1990-05-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、固形分を含む原液から固形分をＭ続的に分離
するＭ続式固液分離装置に関する。

従来の技術従来、固形分を含む原液（スラッジ、フライヤ油など）
を濾過し、固形分と液分を分離する方法としては、■固
形分を沈澱させて、上澄み液を取り出し、固形物を分離
する方法、■原液を筒状容器に入れ、ｙｌＩＩ！！孔を
有するピストンで固形分を押し固め、液分を微細孔より
抜き取り、固形物を取り出す方法、■種々なサイズのフ
ィルタを通過さゼる方法、０円筒状フィルタの内側にス
クリューコンベヤを挿入し、内側に原液を供給して、固
形分をスクリューコンベヤで搬送しながら液分をフィル
タの外側に排出し、連続的に分離する方法などが知られ
ている。

発明が解決しようとする課題上記のような従来の構成において、■の方法では、正確
な高精度の分離は望めない。■の方法では、Ｍ続的に処
理できない。■の方法ではフィルタがすぐに目詰りを起
し、連続使用が困難である。

■の方法では、洗驕機用ラベル除去装置などが知られて
いるが、スラッジやフライヤ油などの固液分離に対して
は、構造上緻密な濾過が期待できないため、十分な効率
が得られないとともに、フイルタ内側からの固形物の排
出は容易ではなく、また、目詰りが発生したときの洗浄
操作などのメインテナンスが困難であった。

本発明は上記問題を解決するもので、スラッジやフライ
ヤ油などの固液分離に対して、緻密な濾過が期待できる
とともに、固形物の排出も容易に行え、横進上の精度を
向上できて、分解組立も容易に行うことが可能な連続式
固液分離装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段上記従来の問題を解決するために、本発明の連続式固液
分離装置は、ケーシングの中央部に設けられた微細孔を
有する円筒状の金属フィルタと、前記金属フィルタの外
周表面に内周面が接して回転自在に配置された螺旋状の
リボンスクリューコンベヤと、前記リボンスクリューコ
ンベヤの上端に固定された回転プレートと、ケーシング
の下端に設けられた原液供給管と、前記リボンスクリュ
ーコンベヤのほぼ上端に対応する位置でケーシングに設
けられた固形物排出管とを備えたものである。

作用上記構成により、原液供給管から供給された原液の液分
は金属フィルタの微細孔を通過して濾過され、一方金属
フィルタの外周表面に分離付着した固形分は回転するリ
ボンスクリューコンベヤにより連続的に掻き取られ、集
積されて上方に搬送される。このとき撮き取られた固形
分は金属フィルタの外周表面側に片寄ることなく、リボ
ンスクリューコンベヤの広い面積をもった羽根部表面に
分散して集積され、目詰りのない状態で連続的に分離さ
れ、濾過効率を向上できる。また、金属フィルタの外側
を上方に搬送された固形物はケーシングに取り付けた固
形物排出管から排出できるので、容易に排出できる。ま
た、リボンスクリューコンベヤは金属フィルタ外側に設
置されるので、フィルタ外周の製作精度を上げコンベヤ
内径と容易に密接して設置することができ、その分解組
立ても容易となる。

実施例以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の連続式固液分離装置の全体
構成を示す断面図である。第１図において、１は円筒状
のケーシングで、隅壁２により濾過室３と分離室４に仕
切られ、隔壁２の中央部分に形成された連通孔５を介し
て互いに連通している。６は濾過室３の内部中央部に設
けられた微細孔を有する円筒状の金属ファルタで、内部
に連通孔５を包含するようにロッド７により隔壁２に固
定されている。８は金属フィルタ６の外周表面に密菅し
て配置された螺旋状のリボンスクリューコンベヤで、そ
の上端は金属フィルタ６の上方でフィルタ６に同心状に
設けられた回転プレート９に固定され、この回転プレー
ト９に上端を固定されたサポートパー１０がリボンスク
リューコンベヤ８の羽根部を貫通してそれぞれに固定さ
れ、リボンスクリューコンベヤ８の動作を安定にしてい
る。

また、回転プレート９はケーシング１の上部に設けられ
た蓋体１１に貫通支持された軸体１２の先端接続部１３
が差し込まれた状態で軸体１２と結合され、この軸体１
２はギャードモータ１４の回転軸にカップリング１５を
介して連結されている。１６は蓋体１１のフランジ１７
とケーシング１上端のフランジ１８を締結するボルト・
ナツトである。１９はケーシング１の下端に設けられた
原液供給管、２０はリボンスクリューコンベヤ８のほぼ
上端に対応する位置でケーシング１に設けられた固形物
排出管である。２１は分離室４の上部に設けられた処理
液排出管、２２は遠赤処理液排出管、２３は処理液排出
管２１と遠赤処理液排出管２２の間に設けられたポーラ
ス遠赤セラミックである。

次にその動作について説明する。原液供給管１９から供
給されたスラッジ、フライヤ油などの原液はケーシング
１と金属フィルタ６の間を通り、液分は金属フィルタ６
により濾過された後、フィルタ６内部を通り、下記の連
通孔５から分離室４に送られる。一方、リボンスクリュ
ーコンベヤ８はギャードモータ１４によりカップリング
１５、軸体１２、先端接続部１３を介して駆動される回
転プレート９によって回転駆動され、金属フィルタ６の
外周表面に濾過付者している固形分をフィルタ表面から
掻き取りながら上方に搬送し、固形物排出管２０から外
部に排出する。このとき、金属フィルタ６の外周表面に
付着した固形分は常時リボンスクリューコンベヤ８によ
って掻き取られ、また、固形分は金属フィルタ６の外周
表面側に片寄ることなく、リボンスクリューコンベヤの
広い面積をもった羽根部表面に分散して集積され、目詰
りのない状態で連続的に分離され、濾過効率は向上する
。金属フィルタ８で濾過されて分離案４に送られた液体
弁は遠赤放射率の高い遠赤外線セラミック微細孔を有す
るポーラス遠赤セラミック２３を通る間に遠赤効果を付
与されて遠赤処理液排出管２２から排出される。この場
合処理液排出管２１は使用されない。

また、リボンスクリューコンベヤ８は金属フィルタ６の
外側に設置されるため、フィルタ外周の製作ｙｆａ度を
上げコンベヤ内径と密接して設置することができる。さ
らに装置を分解洗浄する場合、ボルト・ナツト１６を取
り外し、駆動部を上方に取り外すことにより実施できる
。このとき、軸体１２の先端接続部１３は常に回転プレ
ート９に差込まれているのみであるので、容易に分解組
立が可能である。

例えば天ぷらなどのフライヤ装置で、原液としてフライ
ヤ油を連続使用する場合、フライヤ油中の天かすが連続
的にフライヤ油から分離され、油切れよく取り出される
とともに、濾過されたフライヤ油はポーラス遠赤セラミ
ック２３を通過して循環使用されるときに活性化されて
効果的に利用でき、またフライヤ油の酸化が遅らされる
。汚れのひどいフライヤ油を排出するときは、ポーラス
遠赤セラミック２３を閉止し、処理液排出管２１を使用
する。また、原液がスラッジの場合、処理液排出管２１
のみを使用する。

第２図は本発明の他の実施例を示す断面図である。第２
図において、第１図と同じ符号については同じ要素を示
し、説明を省略する。金属フィルタ２５は隔壁２上に回
動自在に取り付けられ、フィルタ駆動ギャードモータ２
６の回転軸にカップリング２７を介して連結された軸体
２８の先端接続部２９は金属フィルタ２５の上端に着脱
自在に差し込まれて、金属フィルタ２５とフィルタ駆動
ギャードモータ２６を連結している。金属フィルタ２５
の外側に設置されるリボンスクリューコンベヤ３０は、
羽根部が貫通するサポートパー３１によりそれぞれ固定
されるとともに、上端は益体２４に貫通支持されかつ軸
体２８を外嵌支持する回転プレート３２に固定され、回
転プレート３２はスクリュー駆動ギャードモータ３３の
回転軸に固定されかつ回転プレート３２の周部に設けら
れたギヤーに噛合するギヤ３４を介して回転駆動せしめ
られる。このとき、フィルタ駆動ギャードモータ２６と
スクリュー駆動ギャードモータ３３とはそれぞれ逆方向
に回転し、これにより効果的に目詰まりを防止できる。

第３図はさらに他の実施例を示し、リボンスクリューコ
ンベヤ３５のピッチは、供給部のピッチＰより排出部の
ピッチＰ′が狭まくなるように、上方に行くに従って徐
々に狭められ、固形分を圧縮し、液体弁を十分に絞った
後に排出するように構成されている。

第４図は本発明のさらに他の実施例を示し、金属フィル
タ３６の表面に接触するリボンスクリューコンベヤ３７
の内周面にスクレーパ３８が設けられ、金属フィルタ３
６の表面に付着した固形分をこのスクレーバ３８により
さらに完全に掻き取るように構成されている。

発明の効果以上本発明によれば、金属フィルタの外周表面に分離付
着した固形分はフィルタ外側を回転プるリボンスクリュ
ーコンベヤにより連続的に効果的に掻き取られ、フィル
タの目詰まりのない状態で連続的に分離され、濾過効率
は向上する。また、リボンスクリューコンベヤは金属フ
ィルタの外側に設置されるので、フィルタ外周の製作精
度を上げコンベヤ内径と容易に密接して設置でき、その
分解組立ても容易になる。

４、図面のＩ’ｌｌ！串な説明第１図は本発明の一実施例の連続式固液分Ｗ１装置の全
体断面図、第２図は他の実施例の全体断面図、第３図お
よび第４図はそれぞれ他の実施例の要部断面図である。

１・・・ケーシング、２・・・隔壁、３・・・濾過室、
４・・・分離室、５・・・連通孔、６・・・金属フィル
タ、８・・・リボンスクリューコンベヤ、９・・・回転
プレート、１３・・・先端接続部、１４・・・ギャード
モータ、１９・・・原液供給管、２０・・・固形物排出
管、２１・・・処理液排出管、２２・・・遠赤処理液排
出管、２５・・・金属フィルタ、２６・・・フィルタ駆
動ギャードモータ、２９・・・先端接続部、３０・・・
リボンスクリューコンベヤ、３２・・・回転プレート、
３３・・・スクリュー駆動ギセードモータ。

代理人　　　森　　本　　筏　　弘第２７第３図３＆　−９才Ｓンメ・フ払−コ〉ベヤ３ト蓋量（）Ａル！３７・・−Ｖン人７％−コンベヤ３Ｉ−ス九−ノぐ

Claims

【特許請求の範囲】

１、ケーシングの中央部に設けられた微細孔を有する円
筒状の金属フィルタと、前記金属フィルタの外周表面に
内周面が接して回転自在に配置された螺旋状のリボンス
クリューコンベヤと、前記リボンスクリューコンベヤの
上端に固定された回転プレートと、ケーシングの下端に
設けられた原液供給管と、前記リボンスクリューコンベ
ヤのほぼ上端に対応する位置でケーシングに設けられた
固形物排出管とを備えた連続式固液分離装置。