JPH0326891Y2 - - Google Patents

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JPH0326891Y2
JPH0326891Y2 JP5834187U JP5834187U JPH0326891Y2 JP H0326891 Y2 JPH0326891 Y2 JP H0326891Y2 JP 5834187 U JP5834187 U JP 5834187U JP 5834187 U JP5834187 U JP 5834187U JP H0326891 Y2 JPH0326891 Y2 JP H0326891Y2
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coolant
chip
chips
filtration
chip conveyor
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JP5834187U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マシニングセンタ等工作機械から排
出されるクーラントと切粉を分離、濾過し、分離
された切粉をチツプコンベアにより機外に排出す
る際の、分離、濾過効果のある改良されたクーラ
ントタンクの濾過装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、マシニングセンタ等工作機械から排出さ
れるクーラントと切粉を分離し,分離された切粉
をチツプコンベアにより機外に排出する際クーラ
ントと切粉を効率良く分離し、濾過するために、
第6図に示すような網目状の円筒部材20,20
をチツプコンベア内に複数個配設し、駆動モータ
21と連結させていた。一方、チツプコンベア側
に前記円筒部材外周に当接するスクレーパ22,
22を固着し、円筒部材20,20を回転させて
この円筒部材外周に付着した切粉を前記スクレー
パ22,22で払拭して円筒部材内の濾過された
クーラントを循環させていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来の技術においては、複数の網状
の円筒部材を連動して回転させる必要があり、ま
た回転させるための駆動源も必要とし、不経済で
あつた。更に、チツプコンベア内に複数の円筒部
材を収納させるため濾過面積が限られてくると言
う問題点も生じていた。
本考案は上記事情に鑑み提案されたもので、駆
動源を必要としないで、濾過面積が広く分離効
果、濾過効果の大なる、しかも容易に交換可能な
濾過ボツクスを備えたクーラントタンクの濾過装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、本装置
を、マシニングセンタ等工作機械から排出される
クーラントと切粉を分離、濾過し、分離された切
粉を機外に排出するクーラントタンクにおいて、
該クーラントタンクに配設されたチツプコンベア
と、該チツプコンベア内部に着脱自在に設置され
たクーラント濾過部材と、該濾過部材外周に堆積
した切粉を払拭すべく前記チツプコンベア内部を
周回する切粉掻寄せ部材に連結する切粉払拭部材
とから成り、工作機械から排出されたクーラント
と切粉を前記クーラント濾過部材外周で受け、前
記切粉払拭部材で前記クーラント濾過部材外周を
払拭すると同時に前記切粉掻寄せ部材で切粉を機
外に排出し、一方濾過されたクーラントを前記ク
ーラント濾過部材内部から取出し循環させること
を特徴とするクーラントタンクの濾過装置とし
た。
〔作用〕
クーラント濾過部材外周上に排出されたクーラ
ントと切粉を、切粉掻寄せ部材に連結した切粉払
拭部材の周回運動によつて払拭すると同時に、前
記切粉掻寄せ部材で切粉を機外に排出し、一方濾
過されたクーラントを前記クーラント濾過部材内
部から取出し循環させる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて更に
詳細に説明する。
まず、本考案が使用される工作機械との位置関
係および全体について説明する。
第1図は、クーラントタンク、チツプコンベア
と工作機械との位置関係図を表わす全体平面図を
示す。
同図において、工作機械1の前方にクーラント
タンク2が配設されていて、工作機械1からのク
ーラントと切粉が排出される。クーラントタンク
2内には、チツプコンベア3が一部を液内に没し
て設けられ、分離された切粉を後述する切粉掻寄
せ部材であるスクレーパ9が掻寄せ、立上つて形
成されたチツプコンベア3内を経て切粉を集積す
るためのチツプボツクス4へと搬送する。
一方、クーラントタンク2内に設けられたチツ
プコンベア3には、濾過ボツクス5が内装され、
濾過したクーラントをポンプPで吸上げ工作機械
1との間で循環させている。
次に、チツプコンベア等について説明する。第
2図はチツプコンベアと濾過ボツクスの部分斜視
図を示し、第3図は濾過ボツクスを内装したチツ
プコンベアの縦断面図を示し、第4図は濾過ボツ
クスを内装したチツプコンベアの縦断面図を示
し、第5図は第4図における“a”部拡大図でス
クレーパとワイパーブレードとの関連図を示す。
第2図ないし第4図において、クーラントタン
ク2内に一部を液内に没して配設されるチツプコ
ンベア3の上部が開口部3aとなつていて、この
開口部3aからクーラントと切粉とが混在して流
入する。該開口部3aと直交する面の片側の面に
も、上部の開口部3aと同長程度の開口部3bが
形成される。このチツプコンベア側面の開口部3
bには、例えばパンチングメタル(多孔板)等で
形成されたクーラント濾過部材である濾過ボツク
ス5が挿着される。この濾過ボツクス5は、側面
が解放されていて解放された側面にフランジ6が
固着されている。そして濾過ボツクス5をチツプ
コンベア3に挿着し図略のパツキン等を介してフ
ランジ6をチツプコンベア側面にボルト7で螺着
している。
チツプコンベア3の内部には、両側面にチエン
8が周設されていて、クーラントタンク2内から
チツプボツクス4に向けて傾斜状に立上つて形成
された頂部に設置されているチツプコンベア駆動
モータMの駆動によつてチツプコンベア3内を周
回する。
前記両側のチエン間には、L字形のスクレーパ
9が一定間隔に横架されスクレーパ先端はチツプ
コンベア内周に接する程度に形成されている。ス
クレーパ他端には取付枠10が螺着され、この取
付枠10先端に切粉払拭部材であるワイパーブレ
ード11が着脱可能に螺着されている。
ワイパーブレード11は、例えばスチールに硬
質ゴムをコーテイングしたようなもので作成し、
濾過ボツクス表面を破損しないように考慮されて
いる。
次に、チツプコンベア3、チエン8、スクレー
パ9、ワイパーブレード11および濾過ボツクス
5の関連を第4図および第5図に基づいて説明す
る。
スクレーパ9は、前述したようにチツプコンベ
ア内周に近接しており、一方、ワイパーブレード
11は先端が濾過ボツクス5外周表面に接してい
る。従つて、濾過ボツクス5外周上に工作機械1
から排出された切粉は、チエン8の周回によつて
ワイパーブレード11先端で掻寄せられながらチ
ツプコンベア3底部に運び込まれる。そしてチツ
プコンベア3底部に運び込まれた切粉は、今度は
スクレーパ9先端で掻寄せられながら、チツプボ
ツクス4へと搬送される。
次に、以上の如く構成された本実施例の作用を
説明する。
工作機械1から排出された切粉とクーラント
は、クーラントタンク2内に配設されたチツプコ
ンベア3の上部開口部3aからチツプコンベア3
に内装された濾過ボツクス5外周上面に落下す
る。クーラントは濾過ボツクス5を形成する多孔
板を通過し、濾過されたクーラントとしてクーラ
ントタンク2側面上部に配設されているポンプP
で吸い上げられ工作機械1側へと循環される。
切粉は濾過ボツクス5外周上面に堆積し、この
堆積した切粉をワイパーブレード11で常時ワイ
ピングすることになる。即ち、スクレーパ9と一
体的に動くワイパーブレード11は、スクレーパ
9が固着されているチエン8のチツプコンベア駆
動モータMの駆動によるチツプコンベア3内の周
回で濾過ボツクス5外周を周回することになる。
このことによつて、濾過ボツクス5外周の堆積し
ている切粉を掻き寄せながらチツプコンベア3底
部に運び込む。
チツプコンベア3底部に集められた切粉は、今
度はチツプコンベア3底部に近接して設けられて
いるスクレーパ9によつて掻き寄せられ、チツプ
ボツクス4へと搬送される。
このように本実施例によれば、濾過ボツクス外
周表面をワイパーブレード11で常時ワイピング
しているため、濾過ボツクスの目詰まりの虞れが
なくなり、常に濾過されたクーラントを循環させ
ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、切粉掻寄せ部材に切粉払拭部
材が連結しており、一方切粉掻寄せ部材がチツプ
コンベア内を周回しているため、切粉払拭部材を
動かすための駆動源が不要となり経済的である。
又、切粉払拭部材の旋回範囲までクーラント濾
過部材を配設可能なため、濾過面積が広くとれ、
従つてクーラント濾過効果が大となり、大容量の
クーラントタンクに対応することができる。
更に、クーラント濾過部材表面は常時切粉払拭
部材でワイピングされるため、目詰まりすること
なくクーラントが濾過され、しかもクーラント濾
過部材はチツプコンベアから容易に着脱可能であ
り、清掃等の保守性が極めて良く、利用価値の大
なるクーラントタンクの濾過装置を提供すること
が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、クーラントタンク、チツプコンベア
と工作機械との位置関係図を表わす全体平面図を
示し、第2図はチツプコンベアと濾過ボツクスの
部分斜視図を示し、第3図は濾過ボツクスを内装
したチツプコンベアの縦断面図を示し、第4図は
濾過ボツクスを内装したチツプコンベアの縦断面
図を示し、第5図は第4図における“a”部拡大
図でスクレーパとワイパーブレードとの関連図を
示し、第6図は従来例を示す。 1…工作機械、2…クーラントタンク、3…チ
ツプコンベア、4…チツプボツクス、5…濾過ボ
ツクス(クーラント濾過部材)、9…スクレーパ
(切粉掻寄せ部材)、11…ワイパーブレード(切
粉払拭部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マシニングセンタ等工作機械から排出されるク
    ーラントと切粉を分離、濾過し、分離された切粉
    を機外に排出するクーラントタンクにおいて、該
    クーラントタンク内に配設されたチツプコンベア
    と、該チツプコンベア内部に着脱自在に設置され
    たクーラント濾過部材と、該濾過部材外周に堆積
    した切粉を払拭すべく前記チツプコンベア内部を
    周回する切粉掻寄せ部材に連結する切粉払拭部材
    とから成り、工作機械から排出されたクーラント
    と切粉を前記クーラント濾過部材外周で受け、前
    記切粉払拭部材で前記クーラント濾過部材外周を
    払拭すると同時に前記切粉掻寄せ部材で切粉を機
    外に排出し、一方濾過されたクーラントを前記ク
    ーラント濾過部材内部から取出し循環させること
    を特徴とするクーラントタンクの濾過装置。
JP5834187U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0326891Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5834187U JPH0326891Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5834187U JPH0326891Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63164908U JPS63164908U (ja) 1988-10-27
JPH0326891Y2 true JPH0326891Y2 (ja) 1991-06-11

Family

ID=30888826

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JP5834187U Expired JPH0326891Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202009009535U1 (de) * 2009-07-13 2009-09-17 Deckel Maho Pfronten Gmbh Vorrichtung zur Aufbereitung von Kühlschmierstoff
WO2014177199A1 (en) * 2013-04-30 2014-11-06 Lns Management Sa Filter box for a filtering chip conveyor
JP2016155193A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社industria 加工液浄化システム
JP7021693B1 (ja) * 2020-09-14 2022-02-17 椿本メイフラン株式会社 搬送装置

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JPS63164908U (ja) 1988-10-27

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