JPH01228515A - 浄化装置 - Google Patents

浄化装置

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JPH01228515A
JPH01228515A JP63054056A JP5405688A JPH01228515A JP H01228515 A JPH01228515 A JP H01228515A JP 63054056 A JP63054056 A JP 63054056A JP 5405688 A JP5405688 A JP 5405688A JP H01228515 A JPH01228515 A JP H01228515A
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JP
Japan
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foreign matter
filter
outer tank
cylinder
stock solution
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JP63054056A
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Inventor
Kiyoshi Horie
清 堀江
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は浄化装置に係わり、特に、自動車の電着塗装の
前処理工程において用いられる処理液を浄化する場合に
用いて好適な浄化装置に関するものである。
[従来の技術1 一般に、自動車の車体等の塗装における下塗りに電着塗
装が多く用いられているが、この電着塗装において良好
な仕上げを得るには、電着塗装に先立つ前処理工程にお
いて、車体表面の脱脂、異物の除去、水洗い、表面処理
、あるいは、皮膜化成等を確実に行う必要がある。
このような前処理工程の内の、例えば脱脂工程に用いら
れる装置として、例えば第5図に示す構造のものが知ら
れている。
この装置は、脱脂ブース1の床面に受は皿2を配設し、
この受は皿2の上方に、脱脂液供給用の分配管3を配設
し、この分配管3に、脱脂ブースlの内周面に沿う門型
のスプレーヘッダ4を複数本連設するとともに、これら
のスプレーヘッダ4に、分配管3から供給される脱脂液
を内方へ向けて噴射するスプレーノズル5を多数設け、
前記受は皿2にその内部に落とし込まれた使用済みの脱
脂液を排出する排出管6を連設し、この排出管6を介し
て前記受は皿2の内部を脱脂槽7の上流側へ連絡し、前
記脱脂槽5の下流側と前記分配管3とを、給送ポンプ8
を備えた戻し管9によって連絡し、さらに、前記脱脂槽
5の近傍に、この脱脂槽5の上部から溢れ出る使用済み
の脱脂液が送り込まれて、この脱脂液中の油を分離する
油分離槽10を配設した構成としたものである。
そして、このような構成を有する脱脂装置は、受は皿2
上に未塗装の車体を送り込むとともに、各スプレーヘッ
ダ4のスプレーノズル5から前記車体へ向けて脱脂液を
吹き付けることにより、車体に付着した油(プレス油等
)や異物(糸ごみ、綿ごみ、溶接スパッタ、切削粉等)
を除去し、こののちに車体を後段の水洗い工程や皮膜化
成工程へ送り込むようにしている。
一方、車体へ吹き付けられた使用済みの脱脂液は、−旦
受は皿2によって集積させられたのちに、排出管6を介
して脱脂槽7の上流側へ送り込まれ、その一部がこの脱
脂槽7の上部より溢れて油分離槽1Gへ回収される。
このような脱脂液の脱脂槽7からの流出に伴い、溢れ出
る脱脂液とともに、脱脂槽7中において浮遊する油も油
分離槽10へ回収されて、この油が油分離槽10におい
て脱脂液から分離される。この段階で油が分離された脱
脂液の殆どが、脱脂ブース1内での脱脂作業に再使用さ
れる。
また、前記脱脂槽7に送り込まれた脱脂液の殆どは、脱
脂槽7の上流側から下流側へ向けて流動させられる間に
、脱脂槽7内に多段に配設された複数のメツシュフィル
タIIを通過させられ、この際に、脱脂液中に混入して
いるごみ等の異物が前記各メツシュフィルタ11により
分離除去され、さらに、異物が除去された濾過後の脱脂
液が給送ポンプ8により、戻し管9を経て前記分配管3
へ供給されて再度脱脂作業に使用される。
ところで、このような脱脂装置においては、脱脂槽7異
物の分離作用の継続に伴いメツシュフィルタ11の網目
が序々に狭められ、あるいは、目詰まりを生じるが、こ
れによって、濾過効率の低下、脱脂槽7のオーバーフロ
ー等の不具合が想定され、このために、前述の濾過装置
においては、前記メツシュフィルタ11を2組用意して
おき、2〜3時間毎に未使用のものと交換し、使用済み
のメツシュフィルタ11を人手によって浄化するように
している。
しかしながら、このような方法でもメツシュフィルタI
Iの浄化作業や交換作業に時間を要するといった問題点
が残されている。
このような不具合へ対処可能な一従来例として、例えば
、実開昭62−114607号公報に示される自動フィ
ルタ装置が既に提案されている。
この自動フィルタ装置は、外部ケーシングの内部に筒状
のフィルタを配設し、前記外部ケーシングに使用済みの
原液を送り込むための原液流入管と、分離した異物を排
出する異物排出管とを形成し、一方、前記フィルタの両
端部を閉塞するとともに、一端部に、フィルタ内の濾過
液を外部ケーシングの外部へ排出する濾過液排出管を連
設し、さらに、フィルタの外周部に、このフィルタの外
周に摺接させられる掻き取り部材を配設した構成とした
ものである。
この自動フィルタ装置は、外部ケーシング内に導いた原
液をフィルタの外部側から内部側へ透過させ、この透過
の際にフィルタにより原液中の異物を分離し、さらに、
前記掻き取り部材を適宜時間的な間隔をおいてフィルタ
の外周部に沿って摺動させることにより、フィルタの外
周部に付着した異物を掻き落として、フィルタの目詰ま
りを解消するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述の従来の自動フィルタ装置において、掻
き取り部材をフィルタの外周部に沿って摺動させると、
掻き取り部材はフィルタに付着した異物をフィルタの接
線方向へ押し出して掻き落とす作用とともに、フィルタ
の内部へ向かって押し付ける作用も同時に発生する。
このような掻き取り部材の作用により、例えば、異物が
フィルタの網目と同等以下の大きさかあるいは柔らかい
場合、これらの異物がフィルタの内部へ押し込まれてし
まうおそれがあり、かつ、原液がフィルタの外部から内
部へ向けて透過させられることと相俟って、濾過効率の
低下をきたすことが想定されることからその対策が望ま
れる。
本発明は、このような従来の技術において残されている
課題を解決するものである。
1課題を解決するための手段] 本発明は、前述の課題を有効に解決し得る浄化装置を提
供するもので、この浄化装置は、特に、未浄化の原液が
送り込まれる外槽内に、前記原液が透過させられること
により原液中の異物を分離する濾過筒を配設し、この濾
過筒内にその外面に付着した異物を除去する目詰まり除
去機構を配設してなり、前記外槽は、その内部に原液を
送り込む原液導入口と、分離された異物を排出する異物
排出口とを備え、前記濾過筒は、前記外槽の内部を同心
状に2分割する円筒状の濾過スクリーンと、この濾過ス
クリーンを透過させられた濾過液を外槽の外部へ排出す
る濾過液排出管とを備え、前記目詰まり除去機構は、前
記濾過筒の軸線に沿って配設された回転筒と、この回転
筒にその半径方向に沿って突設され、かつ、回転筒の内
部へ供給される洗浄液を濾過スクリーンの内面へ向けて
吹き付ける複数の逆浄ノズルと、前記回転筒に一体に取
り付けられて、前記濾過スクリーンの内面に摺接させら
れるスクレーバと、前記回転筒を回転させる駆動手段と
によって構成されていることを特徴とする。
[作用] 本発明に係わる浄化装置は、未浄化の原液を外槽内に導
いたのちに、濾過スクリーンを外部側から内部側へ透過
させて異物を分離し、濾過筒内に配設した目詰まり除去
機構を構成するスクレーバおよび逆浄ノズルを濾過筒の
軸線まわりに回転させながら、前記逆浄ノズルから洗浄
液を濾過スクリーンの内面へ向けて吹き付けることによ
り、スクレーバにより濾過スクリーンの外部に付着した
異物を、濾過スクリーンから浮かせあるいは離脱させる
とともに、これらの異物を前記洗浄液により外槽の内面
側へ押しやり、これによって、濾過スクリーンの目詰ま
りを解消する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づき
説明する。
なお、以下の説明中、第5図と共通する部分については
同一符号を用いて説明を簡略化する。
第1図中符号20は本実施例が適用された脱脂装置を示
し、受は皿2、分配管3、および、スプレーヘッダ4と
が内装された脱脂ブースlと、前記受は皿2に排出管6
を介して連通された脱脂槽7と、この脱脂槽7の近傍に
配設された油分離槽1Gと、前記脱脂槽7内に配設され
たメツシュフィルタ11とを備え、前記脱脂槽7の下流
側と前記分配管6および受は皿2との間に、本実施例に
係わる浄化装置21が設けられている。
まず、この浄化装置21の概略について説明すれば、未
浄化の原液Oが送り込まれる外槽22内に、前記原液0
が透過させられることにより原液0中の異物を分離する
濾過筒z3を配設し、この濾過筒23内にその外面に付
着した異物を除去する目詰まり除去機構24を配設して
なり、前記外槽22は、その内部に原液Oを送り込む原
液導入口25と、分離された異物を排出する異物排出口
26とを備え、前記濾過筒23は、前記外槽22の内部
を同心状に2分割する円筒状の濾過スクリーン27と、
この濾過スクリーン27を透過させられた濾過液Rを外
槽22の外部へ排出する濾過液排出管28とを備え、前
記目詰まり除去機構24は、前記濾過筒z3の軸線に沿
って配設された回転筒と、この回転筒29にその半径方
向に沿って突設され、かつ、回転筒29の内部へ供給さ
れる洗浄液Sを前記濾過スクリーン27の内面へ向けて
吹き付ける複数の逆浄ノズル30と、前記回転筒29に
一体に取り付けられて、前記濾過スクリーン27の内面
に摺接させられるスクレーバ31と、前記回転筒29を
回転させる駆動手段32とによって構成されている。
次いで、これらの詳細について説明すれば、前記外槽2
2は、第2図に示すように、上部が開口された円筒状の
遠心分離部Haと、この遠心分離部!!aの下端に延設
された略漏斗状の集結部22bとを有し、前記遠心分離
部22aの上端部近傍の周壁に前記原液導入口25が形
成されているとともに、この原液導入口25と連通ずる
ように設けられた配管P1を介して、前記脱脂槽7の下
流側へ連通させられている。
また、遠心分離部Haの上部開口は蓋体33によって液
密状態に閉塞されており、前記原液導入口25と対向す
る部分には、この原液導入口25を介して送り込まれる
原液0を遠心分離部22aの周方向にへ向けて案内する
ことにより、周方向に沿って回転移動させる方向制御板
34が取り付けられ、この方向制御板34から周方向に
離間した位置には、上方に開口した吸入口35aを有し
かつ遠心分離部22aの外部へ突出させられた上部異物
排出管35が設けられている。
さらに、前記集結部22bの最小径部(すなわち下端部
)には、ドレン排出用の開閉弁36が連設されている。
前記濾過筒23を構成する濾過スクリーン27は、その
上部が上板37によって閉塞され、下部が底板38によ
って閉塞されており、前記上板37を介して前記蓋体3
3の内面側に、外槽22と同軸となるように固着されて
いる。また、この濾過スクリーン27は、第3図に示す
ように、周方向に沿う短いスリットを千鳥状に穿孔して
多数の濾過孔りを形成することにより構成されている。
また、前記底板31は前記集結部Hbとほぼ同様に漏斗
状に形成され、その最大径部が外槽22の軸線方向にお
いて同一レベルとなされているとともに、最小径部に前
記濾過液排出管28が取り付けられている。
この濾過液排出管28は、前記集結部22bを形成する
外槽22の壁を気密状態に貫通して外部へ突出させられ
ている。
前記目詰まり除去機構24を構成する回転筒29は、前
記蓋体33および上板37の中心部を気密状態にかつ回
転自在に貫通して設けられているとともに、その下端が
前記底板38に回転自在に支持されている。
前記逆浄ノズル30は、本実施例においては、前記回転
筒29の軸線まわりにNo’の位相の2箇所で、かつ、
軸線方向に間隔をおいた4箇所に、合計8個設けられて
おり、それぞれ、前記回転筒29と連通させられている
。また、この逆浄ノズル30の先端部は、第2図ないし
第4図に示すように、回転筒29の軸線方向に沿うよう
に偏平状に形成され、上下方向に隣接する逆浄ノズル3
0同士の噴射範囲が、第3図に鎖線で示すように、前記
濾過スクリーン21の内面近傍において若干量重畳する
ように設定されている。
また、前記スクレーバ31は、前記各逆浄ノズル3Gか
ら回転筒29の軸回りに90″の位相でずれた2箇所に
設けられており、回転筒29から半径方向に向かって突
設され、かつ、前記濾過スクリーン27の回転筒29の
軸線方向に沿う長さとほぼ同等の長さを有する支持枠3
9と、第2図および第3図に示すように、この支持枠3
9に突設されかつ前記濾過スクリーン27の内面に摺接
させられるブラシ40とによって構成されている。
前記駆動手段32は、第2図に示すように、前記回転筒
29の外部側の端部に取り付けられたハス歯傘歯車41
と、前記蓋体33上に固定された電動モータあるいは油
圧モータ等の駆動源42と、この駆動源42の出力軸4
3に固着されるとともに、前記ハス歯傘歯車41へ噛合
させられるハス歯傘歯車44とによって構成されており
、前記回転筒29を介して前記各逆浄ノズル30および
スクレーバ31を回転筒29の軸線まわりに回転させる
ようになっている。
一方、本実施例では、第1図および第2図に示すように
、前記回転筒29の外部側の端部には、ロータリージヨ
イント45を介して配管PIが接続されており、この配
管P1は、前記濾過液排出管28の途中に連通させられ
ているとともに、圧送ポンプ46と、制御信号によって
作動させられて前記配管Plの開閉を行う開閉弁47と
が設けられており、これらによって濾過液排出管28に
よって排出される濾過液Rの一部が1riI記回転筒2
9内へ洗浄液Sとして供給されるようになっている。
また、前記濾過液排出v28は、第1図に示すように、
圧送ポンプ48および流量計49を備えた配管P2を介
して前記分配管3へ連通され、前記異物排出026は、
圧送ポンプ5Gを備えた配管P3を介してヘ−/<フィ
ルタ51へ連絡され、このペーパフィルタ5Iは配管P
4を介して前記受は皿2の内部へ連絡されている。
さらに、前記上部異物排出管35は、前記配管P3の途
中で前記圧送ポンプ50よりも上流側に連通させられて
いる。
このように構成された本実施例の浄化装置21の作用に
ついて、脱脂装置20の他の構成要素の作用とともに説
明すれば以下のとおりである。
脱脂ブース1内において車体の脱脂に用いられた脱脂液
は、油や異物とともに受は皿2から排出管6を経て脱脂
槽7へ送り込まれ、この脱脂槽7において、上部に浮遊
する油が油分離槽IOへ回収されるとともに脱脂液から
分離される。一方、粒度や比重の大きい異物がメツシュ
フィルタIOによって除去されあるいは自重による沈降
により脱脂液から分離される。
このように油と粒度や比重の大きな異物が除去された脱
脂液は原液Oとして原液導入口25を経て浄化装置21
の外槽22の上部へ送り込まれる。
このようにして外槽22へ送り込まれた原液0は、方向
制御板34の作用により濾過筒23まわりに周回させら
れ、この原液0の周回によって、糸ごみや綿ごみ等の比
重の軽い異物が原液Oの上面に容易に浮遊し、上部異物
排出管35の吸入口3Saによって捕獲されて、外槽2
2の外部へ排出される。
一方、原液0中に残存する異物の内、比較的比重の大き
い異物は、前述の原液Oの周回に伴う遠心力により、遠
心分離部Haの内周面側に移動させられ、この内周面に
当接したのちに自重にょう徐々に下方へ降下して集結部
22bから異物排出口26および配管P3を経て、上部
異物排出管35から排出される異物とともに圧送ボンダ
50によってペーパフィルタ51へ送り込まれる。この
ペーパフィルタ51においては、送り込まれた異物を分
離した残液を配管P4により前記受は皿2へ送り込む。
さらに、前述の除去作用によって除去できなかった異物
は、原液0が濾過スクリーン27の濾過孔りを透過させ
られるのに伴い、この濾過スクリー〉′27によって原
液0から分離され、したがって、濾過スクリーン27を
透過させられた時点で、脱脂液の浄化が行われる。
このようにして浄化された脱脂液は、濾過液として濾過
液排出管28を介して圧送ポンプ48により分配管3お
よびスプレーヘッダ4を介L7て脱脂操作に再使用され
る。
このような浄化作用の継続により、濾過スクリーン27
への異物の付着が多くなり、濾過効率の低下や分配管3
への脱脂液の供給量が減少する。
このように、分配管3への脱脂液の供給量が低下すると
、その情報が流量計49によって検出され、この結果に
基づき、前記目詰まり除去機構24の駆動源42、圧送
ポンプ46、および開閉弁47へ駆動信号が出力されて
、回転筒29へ濾過液Rの一部が供給されて逆浄ノズル
3Gから濾過スクリーン27の内面へ向けて吹き付けら
れるとともに、回転筒29の回転によりスクレーバ31
が濾過スクリーン27の内面上を摺動させられて濾過ス
クリーン27に付着した異物の掻き落としが行われ、こ
れら両者の相乗作用により、前記異物が濾過スクリーン
27から離間さぜられるとともに、周回させられている
原液0中に放出される。これによって濾過スクリーン2
7の目詰まりが解消される。
このように濾過スクリーン27から離間させられた異物
は、その比重の差により前述の異物除去作用に基づき外
層2z外へ排出される。
しかしてこのように構成された浄化装置21によれば、
はぼ自動的に濾過スクリーン27の目詰まりの解消を行
うことができ、保守点検作業を大幅に省力化することが
可能となる。
そして、濾過スクリーン27に付着した異物を濾過スク
リーン27の上流側へ押し出し除去するものであるから
、これらの異物が濾過済みの濾過液中に混入する確率が
微少となり、高い濾過効率が得られる。
また、本実施例においては、浄化装置22の上流側に設
けられる脱脂槽7においては、粒度や比重の大きい異物
のみを分離するものであるから、その内部に配設される
メツシュフィルタ11の目詰マりの頻度が大幅に減少さ
せられ、その交換の頻度も少なくて済む。さらに、浄化
装置22において分離された異物は、脱脂液の循環サイ
クルとは別系統によって処理され、かつ、この異物の排
出に用いられる脱脂液の量は前記循環サイクルに用いら
れる脱脂液の一部であること、また、粒度の大きな異物
が脱脂槽7において除去されていることから、この別系
統に配されたペーパフィルタ5+ヲ交換する頻度をも減
少させるとともに、その交換に際して、脱脂作用におけ
る脱脂液の循環に与える影響が少なくて済む。
なお、前記実施例において示した各構成部材の詩形状や
寸法等は一例であって、適用する処理液の種類あるいは
設計要求等に基づき種々変更可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係わる浄化装置によれば
、未浄化の原液を外槽内に導いたのちに、濾過スクリー
ンを外部側から内部側へ透過させて異物を分離し、濾過
筒内に配設した目詰まり途去機構を構成するスクレーバ
および逆浄ノズルを濾過筒の軸線まわりに回転させなが
ら、前記逆浄ノズルから洗浄液を濾過スクリーンの内面
へ向けて吹き付けることにより、スクレーバによす濾過
スクリーンの外部に付着した異物を、濾過スクリーンか
ら浮かせあるいは離脱させるとともlこ、これらの異物
を前記洗浄液により外槽の内面側へ押しやり、これによ
って、濾過スクリーンの目詰まりを解消するもので、分
離した異物と濾過後の濾過液との再混合を防止して、確
実かつ高効率の浄化作用を得ることができ、また、保守
点検の作業を大幅に簡素化することができる等の優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は一実施例が適用された脱脂装置の概略構成図、
第2図は一実施例の一部断面斜視図、第3図は濾過スク
リーン、スクレーバ、オヨび、逆浄ノズルを示す拡大図
、第4図は第3図の■矢視図、第5図は従来の浄化装置
を備えた脱脂装置の一例を示す概略図である。 21・・・・・・浄化装置、   22・・・・・・外
槽、23・・・・・・濾過筒、    24・・・・・
・目詰まり除去機構、25・・・・・・原液導入口、 
 26・・・・・・異物排出口、27・・・・・・濾過
スクリーン、28・・・・・・濾過液排出管、29・・
・・・・回転筒、    30・・・・・・逆浄ノズル
、31・・・・・・スクレーバ、32・・・・・・駆動
手段0・・・・・・原液、     R・・・・・・濾
過液、S・・・・・・洗浄液。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 未浄化の原液が送り込まれる外槽内に、前記原液が透過
    させられることにより原液中の異物を分離する濾過筒を
    配設し、この濾過筒内にその外面に付着した異物を除去
    する目詰まり除去機構を配設してなり、前記外槽は、そ
    の内部に原液を送り込む原液導入口と、分離された異物
    を排出する異物排出口とを備え、前記濾過筒は、前記外
    槽の内部を同心状に2分割する円筒状の濾過スクリーン
    と、この濾過スクリーンを透過させられた濾過液を外槽
    の外部へ排出する濾過液排出管とを備え、前記目詰まり
    除去機構は、前記濾過筒の軸線に沿って配設された回転
    筒と、この回転筒にその半径方向に沿って突設され、か
    つ、回転筒の内部へ供給される洗浄液を濾過スクリーン
    の内面へ向けて吹き付ける複数の逆浄ノズルと、前記回
    転筒に一体に取り付けられて、前記濾過スクリーンの内
    面に摺接させられるスクレーバと、前記回転筒を回転さ
    せる駆動手段とによって構成されていることを特徴とす
    る浄化装置
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