JPH09150016A - 濾過方法、濾過装置、およびこれを用いた濾過システム - Google Patents

濾過方法、濾過装置、およびこれを用いた濾過システム

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JPH09150016A
JPH09150016A JP7310973A JP31097395A JPH09150016A JP H09150016 A JPH09150016 A JP H09150016A JP 7310973 A JP7310973 A JP 7310973A JP 31097395 A JP31097395 A JP 31097395A JP H09150016 A JPH09150016 A JP H09150016A
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JP
Japan
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raw water
filtration
casing
filter element
filtration element
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Application number
JP7310973A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Yamada
吉隆 山田
Yakuo Maruyama
約百 丸山
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ASAHI KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ASAHI KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理対象となる原水を濾過しないまま濾過装置
の外部へ無駄に排出させるといった不具合を生じさせ
ず、原水の濾過処理を効率良く適切に行わせる。 【解決手段】円筒部4aを有する濾過エレメント4が装
着されているケーシング3内に、上記濾過エレメント4
の上部または上方から上記濾過エレメント4またはケー
シング3の接線方向に沿って原水を流入させて、上記濾
過エレメント4の内側に渦巻流を発生させることによ
り、上記原水に含まれている異物を上記濾過エレメント
4の内側中央部に集めながら上記原水を上記濾過エレメ
ント4によって濾過する濾過方法であって、原水を上記
濾過エレメント4によって濾過する通常処理時には、上
記濾過エレメント4の底部開口部41に接続されている
ドレン抜きパイプ5の管路50を閉塞しておき、上記原
水の濾過処理を所定時間実行したときには、上記ドレン
抜きパイプ5の管路50を開放することにより、上記濾
過エレメント4の内側中央部に集められていた異物を外
部に排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、異物を含有する産業排水、下
水、あるいは雪解け水などの各種の水(原水)の濾過処
理を効率良くかつ適切に行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、濾過装置の一例としては、特公昭
60−40882号公報に所載のものがある。同公報に
所載のものは、本願の図5に示すように、原水を通過さ
せる管路95の途中に分岐管体部96を設け、この分岐
管体部96の内部に、略円筒状に形成された濾過エレメ
ント4eを設けたものである。また、この濾過エレメン
ト4eの一端部には、テーパ部49が形成され、ドレン
抜きパイプ5eが連結されている。
【0003】このような構成の濾過装置では、管路95
から分岐管体部96内に進入した原水が渦巻流となるこ
とにより、原水に含まれている異物を分岐管体部96の
中央部Nに集めることができる。このように異物を集め
る作用は、濾過エレメント4eの内側において渦巻流を
形成させることによって得られる特有の作用であり、た
とえば特公平2−18890号公報に所載の濾過装置の
ように、円筒状の濾過エレメントの外側において原水の
渦巻流を発生させる手段では見ることはできない。
【0004】上記濾過装置では、渦巻流によって上記中
央部Nに集められた異物は、分岐管体部96中に発生
し、ドレン抜きパイプ5e側に進む渦巻流N1の影響に
より、濾過エレメント4eの内周面への付着と剥離とを
繰り返しながらドレン抜きパイプ5e側に順次移送さ
れ、このドレン抜きパイプ5eから外部へ排出される。
そして、このように異物が排出される作用と並行し、上
記分岐管体部96内に導入された原水は、濾過エレメン
ト4eの透孔(小径孔)を通過して濾過される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の濾過装置では、ドレン抜きパイプ5eを常時開放状
態として、このドレン抜きパイプ5e側へ進む渦巻流N
1を濾過エレメント4e内に発生させることにより、中
央部Nに集めた異物を上記ドレン抜きパイプ5eから外
部へ排出させている。したがって、従来では、原水の濾
過処理を実行しているときには、上記ドレン抜きパイプ
5eから異物が排出されるだけではなく、濾過処理がな
されていない原水についても、常時、ドレン抜きパイプ
5eから外部へ排出されることとなる。その結果、従来
では、濾過処理がなされないまま外部に排出される原水
の量が非常に多くなっており、原水の濾過処理効率を充
分に高めることが困難となっていた。
【0006】また、従来では、ドレン抜きパイプ5eか
らは、異物が纏まって排出されるのではなく、異物を多
く含む大量の原水が排出される。したがって、従来で
は、ドレン抜きパイプ5eから排出される原水の処理に
苦慮することとなり、原水に含まれている異物の再生利
用または廃棄処理を行う上でも不具合を生じていた。
【0007】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、処理対象となる原水を濾過しな
いまま濾過装置の外部へ無駄に排出させるといった不具
合を生じさせることなく、原水の濾過処理を効率良くか
つ適切に行えるようにすることをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明の第1の側面によれば、円筒部を
有する濾過エレメントが装着されているケーシング内
に、上記濾過エレメントの上部または上方から上記濾過
エレメントまたはケーシングの接線方向に沿って原水を
流入させて、上記濾過エレメントの内側に渦巻流を発生
させることにより、上記原水に含まれている異物を上記
濾過エレメントの内側中央部に集めながら上記原水を上
記濾過エレメントによって濾過する濾過方法であって、
原水を上記濾過エレメントによって濾過する通常処理時
には、上記濾過エレメントの底部開口部に接続されてい
るドレン抜きパイプの管路を閉塞しておき、上記原水の
濾過処理を所定時間実行したときには、上記ドレン抜き
パイプの管路を開放することにより、上記濾過エレメン
トの内側中央部に集められていた異物を外部に排出させ
ることを特徴としている。
【0010】本願発明においては、原水を濾過エレメン
トによって濾過処理するときには、ドレン抜きパイプの
管路を閉塞させた状態で行っているために、ケーシング
内に導入された原水が濾過エレメントに接続されている
ドレン抜きパイプからケーシングの外部へ無駄に排出さ
れるようなことはなく、ケーシング内に導入された原水
の全量を殆ど無駄なく濾過することができる。したがっ
て、原水の濾過効率を高めることができるという効果が
得られる。
【0011】また、本願発明では、濾過処理を所定時間
実行したときには、ドレン抜きパイプの管路を開放し、
濾過エレメントの内側中央部に集められていた異物を外
部に排出させるために、濾過エレメントの内側中央部に
集められた異物の量が多大となって、濾過エレメントが
目詰まりするなどの不当な事態を回避できることは勿論
のこと、上記異物をドレン抜きパイプから纏めて取り出
すことができる。したがって、本願発明では、原水から
分離して取り出した異物の再生処理または廃棄処理など
も容易なものにできるという効果が得られる。むろん、
異物の取り出し時においては、これに伴ってケーシング
内の原水がドレン抜きパイプから排出される場合がある
が、この場合の原水の排出量は少量に抑えることが可能
であり、従来と比較すれば、原水の無駄を格段に少なく
することができる。
【0012】さらに、本願発明では、濾過エレメントの
内側に渦巻流を発生させることにより、原水に含まれて
いる異物を濾過エレメントの内側中央部に集めながら、
原水を濾過エレメントによって濾過させているために、
原水に含まれている異物が濾過エレメントに接触する機
会を少なくすることができる。したがって、濾過エレメ
ントに目詰まりが生じる虞れを非常に少なくし、長期間
にわたって効率の良い濾過処理を行うことができるとい
う効果も得られる。
【0013】本願発明の第2の側面によれば、濾過装置
であって、円筒部を有する濾過エレメントと、この濾過
エレメントを内部に装着したケーシングと、原水に含ま
れている異物を上記濾過エレメントの内側中央部に集め
る渦巻流が上記濾過エレメントの内側に発生するよう
に、上記ケーシング内に上記濾過エレメントの上部また
は上方から上記濾過エレメントまたはケーシングの接線
方向に沿って原水を流入させるための原水導入口と、上
記濾過エレメントの透孔を通過した水を上記ケーシング
の外部へ排出させるための処理水排出口と、上記濾過エ
レメントの底部開口部に接続されたドレン抜きパイプ
と、このドレン抜きパイプに設けられた開閉バルブと、
を備えていることを特徴としている。
【0014】本願発明においては、原水導入口から所望
の原水をケーシング内に導入させることにより、原水に
含まれている異物を濾過エレメントの内側中央部に集め
る作用を発揮する渦巻流を発生させながら、上記原水を
濾過エレメントによって濾過することができる。また、
このようにして濾過された処理水は、処理水排出口を介
してケーシングの外部に排出させることができる。この
ような一連の濾過処理を行うときには、上記ドレン抜き
パイプに設けられている開閉バルブを閉状態にしておく
ことにより、ケーシング内の原水が上記ドレン抜きパイ
プから外部へ無駄に排出されることを防止しておくこと
ができる。これに対し、上記原水の濾過処理を所定時間
実行し、ある程度の量の異物が濾過エレメントの内側中
央部に溜まったときには、上記開閉バルブを開状態にす
ることにより、この異物を上記ドレン抜きパイプから纏
めて取り出すことができる。
【0015】したがって、本願発明によれば、上述した
本願発明に係る濾過方法を適切に実施することができ、
本願発明に係る濾過方法によって得られる効果と同様な
効果が期待できる。
【0016】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
開閉バルブは、原水の濾過処理がなされる通常時には上
記ドレン抜きパイプの管路を閉塞する閉状態を維持し、
かつ所定の時間間隔毎に上記ドレン抜きパイプの管路を
開放する開状態に切替え動作するように設定されている
構成とすることができる。
【0017】このような構成によれば、ドレン抜きパイ
プに設けられている開閉バルブは、原水の濾過処理を実
行している通常時にはドレン抜きパイプの管路を閉塞し
ているが、所定の時間間隔毎に開状態に切替えられてド
レン抜きパイプの管路を開放することとなり、これによ
って濾過エレメントの内側中央部に集められている異物
を纏めて外部へ取り出すことができる。したがって、上
記開閉バルブを作業者がわざわざ定期的に開閉させるよ
うな手間が不要となり、作業者の労力負担の軽減、ある
いは濾過処理作業の自動化に役立つ。
【0018】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記濾過エレメントは、その円筒部の下部に逆円錐状の
テーパ部が繋がった漏斗状に形成されているとともに、
上記円筒部の周面に、原水を濾過するための多数の透孔
が設けられたものである構成とすることもできる。
【0019】このような構成によれば、濾過エレメント
の円筒部に設けられている透孔を原水が通過することに
より原水の濾過処理を行うことができ、この円筒部の下
部に繋がった逆円錐状のテーパ部では濾過処理を行う必
要はない。一方、濾過エレメント内に流入した原水は、
濾過エレメントの内周面に沿う下向きの螺旋状の流れと
なって濾過エレメントの下部に進行し、濾過エレメント
の下部のテーパ部に接触する。このため、原水に含まれ
ている異物が上記テーパ部に接触する機会は比較的多
い。ところが、既述したとおり、この濾過エレメントの
テーパ部では濾過処理を行う必要はない。したがって、
結局、濾過エレメントは、異物との接触機会が多い部位
では濾過処理を行わず、異物との接触機会の少ない円筒
部において濾過処理を実行することとなり、濾過エレメ
ントに目詰まりを一層生じ難くすることができるという
利点が得られる。
【0020】また、濾過エレメントの下部に逆円錐状の
テーパ部を形成しておけば、濾過エレメントの内側中央
部に集められた異物をドレン抜きパイプを介して外部へ
排出させる場合に、この異物を上記テーパ部に沿って滑
らかにドレン抜きパイプ内へガイドすることができ、異
物の排出作業を迅速かつ的確に行うことができる。
【0021】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記ケーシングの周壁部には、上記濾過エレメントの透
孔形成位置に洗浄水を噴射する1または複数の洗浄水吐
出ノズルが設けられている構成とすることもできる。
【0022】このような構成によれば、原水の濾過処理
を実行していないときに、洗浄水吐出ノズルから洗浄水
を噴射させることにより、濾過エレメントの透孔形成位
置を洗浄することができる。また、この場合、原水が濾
過エレメントの透孔を通過する方向とは反対側の方向か
ら濾過エレメントの透孔に対して洗浄水を噴射させるこ
とができる。したがって、濾過エレメントの透孔内に仮
に異物が進入した目詰まり状態が生じていても、この異
物を上記洗浄水によって効率良く除去することができ、
濾過エレメントの繰り返し使用が行えるという効果が得
られる。
【0023】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記洗浄水吐出ノズルから洗浄水を噴射させるときに上
記濾過エレメントをその周方向に沿って回転させる回転
駆動機構を具備している構成とすることもできる。
【0024】このような構成によれば、洗浄水吐出ノズ
ルから洗浄水を噴射させて濾過エレメントを洗浄してい
るときに、回転駆動機構を動作させて濾過エレメントを
その周方向に回転させることができるために、上記濾過
エレメントの全周に洗浄水を均一に噴射させることが可
能となる。したがって、濾過エレメントの洗浄作業がよ
り一層適切に行える。また、濾過エレメントの全周にわ
たって洗浄水を噴射させることを目的として洗浄水吐出
ノズルを多数設ける必要もなくなり、洗浄水吐出ノズル
の数を少なくすることもできる。
【0025】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記処理水排出口にはポンプの吸入側が接続されてお
り、かつこのポンプの駆動によって所定の原水が上記原
水導入口から上記ケーシング内へ導入されるように構成
することもできる。
【0026】このような構成によれば、ポンプの前段工
程として原水の濾過処理がなされることとなり、ポンプ
内には異物を含まない処理水を流入させることができ
る。したがって、異物を含む原水をポンプによって液送
させる場合とは異なり、ポンプ内へ異物が進入する虞れ
を無くし、ポンプの故障を防止することができるという
効果が得られる。
【0027】本願発明の第3の側面によれば、上述した
本願発明に係る濾過装置を具備して構成された濾過シス
テムであって、上記濾過装置を複数台有しているととも
に、これら複数台の濾過装置のそれぞれの原水導入口に
は、原水を供給するための原水供給用配管が分岐接続さ
れており、かつ、この原水供給用配管には、上記複数台
の濾過装置のうちいずれか1台の濾過装置に対して選択
的に原水の供給を可能とする切換弁が設けられているこ
とを特徴としている。
【0028】本願発明では、複数台の濾過装置のうち、
いずれか1台の濾過装置に原水を供給させて原水の濾過
処理を実行させることができる。このような状態におい
て、原水に含まれている異物が上記1台の濾過装置内に
ある程度溜まったときには、切換弁を切換え動作させ
て、上記とは別の濾過装置に原水を供給させることによ
り、この別の濾過装置によって原水の濾過処理を継続し
て行うことができる。そして、このようにして上記別の
濾過装置によって原水の濾過処理を行っているときに
は、先に使用していた濾過装置内に溜まっていた異物を
外部に取り出すことにより、この濾過装置を再度使用で
きる状態に設定しておくことができる。したがって、こ
のようにして、濾過処理を実行する濾過装置を順次切り
換えてゆくことにより、原水の濾過処理を何ら中断させ
ることなく、連続した濾過処理を行うことができるとい
う効果が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0030】図1は、本願発明に係る濾過装置Aの一例
を示す断面図である。図2は、図1のX−X線断面図で
ある。
【0031】図1において、この濾過装置Aは、原水導
入口1と処理水排出口2とを有するケーシング3、この
ケーシング3内に設けられた漏斗状の濾過エレメント
4、この濾過エレメント4の底部に接続されたドレン抜
きパイプ5、このドレン抜きパイプ5の先端部に設けら
れた開閉バルブ6、上記濾過エレメント4を回転させる
ための回転駆動機構7、上記ケーシング3の周壁部にた
とえば計2箇所設けられた洗浄水吐出ノズル8,8a、
およびその他後述の各部を具備して構成されている。
【0032】上記ケーシング3は、たとえば防錆性など
に優れたステンレス製であり、略円筒状に形成された上
下2つのケーシング本体3a,3bを仕切板30を介し
て相互に連結することにより構成されている。また、こ
のケーシング3の上部には、このケーシング3の上部開
口部を閉塞する蓋体31が取付けられている。これによ
り、上記ケーシング3の内部のうち上記仕切板30より
も上方の空間室32は、上記原水導入口1と処理水排出
口2とを除き、外部とは区画された密閉または略密閉状
態に設定することが可能である。このように、空間室3
2を密閉または略密閉状態にできれば、後述するよう
に、処理水排出口2にポンプPのポンプ吸入圧を作用さ
せることによって、原水導入口1からケーシング3内に
原水Wを吸入させることができる。
【0033】なお、上記蓋体31には、電動式のエア抜
き用バルブ33が設けられている。このエア抜き用バル
ブ33は、常時は閉状態にあるが、このエア抜き用バル
ブ33を開状態とすれば、上記ケーシング3内の空間室
32の密閉または略密閉状態を解除することが可能であ
る。これは、空間室32内の水をドレン抜きパイプ5か
ら排出させる場合に、その排水を促進するのに役立つ。
【0034】上記原水導入口1は、処理対象となる所望
の原水Wをケーシング3内に導入させるための部位であ
り、ケーシング3の内周壁部の上部に開口している。具
体的には、その開口位置は、上記濾過エレメント4より
も上方である。この原水導入口1の形成位置には、原水
Wの供給用配管B1を接続するためのフランジ10aを
備えた短管状の管体部10が接続されている。したがっ
て、原水Wは上記供給用配管B1および管体部10を介
して上記原水導入口1からケーシング3内に導入され
る。
【0035】ただし、図2に示すように、上記管体部1
0は、円筒状のケーシング3の接線方向に沿うように設
けられている。このため、原水導入口1から一定の流速
でケーシング3内に導入された原水Wは、後述するよう
にケーシング3の内部、とくに濾過エレメント4の内側
領域において所定の渦巻流となる。
【0036】図1において、上記処理水排出口2は、濾
過エレメント4を通過して濾過された処理水をケーシン
グ3の外部に排出させるための部位であり、ケーシング
3の内周壁部に開口している。この処理水排出口2の形
成位置には、電動式の開閉バルブ21を備えた短管状の
管体部20が接続されており、この管体部20はポンプ
Pの吸入口Paと配管接続されている。
【0037】上記濾過エレメント4は、好ましくは防錆
性などに優れたステンレス製であり、ケーシング3より
も小径の円筒状に形成された円筒部4aと、この円筒部
4aの下部に繋がった逆円錐状のテーパ部4bとを具備
している。上記円筒部4aのうち一定の幅領域Wには、
たとえば直径が0.5mm程度の透孔40が多数穿設さ
れている。これに対し、上記以外の領域、すなわち上記
テーパ部4bなどには、透孔40は設けられていない。
なお、上記濾過エレメント4の透孔40の形成領域W
は、テーパ部4aよりも上方に設けるほど、透孔40へ
の目詰まりを生じ難くすることが可能である。上記濾過
エレメント4は、その上部がケーシング3の内周壁に突
設された段部34に係止されており、この段部34に摺
動しながらその周方向に沿って回転可能に支持されてい
る。
【0038】上記ドレン抜きパイプ5は、上記濾過エレ
メント4の底部開口部41に連通する管路50を一連に
形成したものであり、上記濾過エレメント4に直結した
直管状の第1パイプ5aと、この第1パイプ5aに連結
された曲管状の第2パイプ5bとから構成されている。
上記一方の第1パイプ5aは、上下2つの軸受部材5
1,51aによってこの第1パイプ5aの長手方向(鉛
直方向)の中心軸周りに回転可能に支持されている。
【0039】上記回転駆動機構7は、上記ドレン抜きパ
イプ5の第1パイプ5aに回転力を付与することによ
り、この第1パイプ5aとこの第1パイプ5aに連結さ
れている濾過エレメント4を回転させるように構成され
ている。具体的には、この回転駆動機構7は、ケーシン
グ3の外部に取付けられたモータMを有しており、この
モータMの駆動軸のスプロケット70の回転駆動力が、
チェーン72を介して上記第1パイプ5aに取付けられ
たスプロケット71に伝達されるようになっている。な
お、ドレン抜きパイプ5の第2パイプ5bは、上記第1
パイプ5aの回転に伴って回転しないように取付けられ
ている。
【0040】上記開閉バルブ6は、上記ドレン抜きパイ
プ5の管路50の開閉を行うものである。この開閉バル
ブ6には、タイマー装置(図示略)が付随して設けられ
ており、タイマー設定された所定の一定時間間隔で開閉
動作を行うように構成されている。具体的には、この開
閉バルブ6は、常時は閉状態を維持するが、タイマー設
定された時間間隔ごとに所定の一定期間だけ開状態とな
る動作を繰り返す。
【0041】上記洗浄水吐出ノズル8,8aは、所定の
洗浄水を濾過エレメント4に噴射するためのものであ
り、濾過エレメント4の透孔40の形成領域に対面する
ようにケーシング3の周壁部に取付けられている。これ
ら洗浄水吐出ノズル8,8aの各一端部には洗浄水の供
給用配管80が接続されている。本実施形態では、2つ
の洗浄水吐出ノズル8,8aを上下に位置ずれさせて設
けているが、本願発明はこれに限定されず、洗浄水吐出
ノズルの具体的な数は問わない。
【0042】次に、上記構成の濾過装置Aを用いた場合
における本願発明に係る濾過方法の一例について説明す
る。
【0043】まず、濾過装置Aの開閉バルブ6が閉じた
状態において、ポンプPを作動させる。ポンプPは、濾
過装置Aの後段側に設けられているが、この濾過装置A
の空間室32を密閉または略密閉状態に設定しているこ
とにより、上記ポンプPのポンプ吸入圧を原水導入口1
や原水Wの供給用配管Bに的確に作用させることができ
る。したがって、上記ポンプPの駆動により、原水Wを
原水導入口1からケーシング3内へ適切に導入させるこ
とができる。
【0044】上記のようにしてケーシング3内に導入さ
れた原水Wの流入方向は、円筒状のケーシング3および
漏斗状の濾過エレメント4の接線方向に沿うために、こ
の原水Wはケーシング3の上部内周面および濾過エレメ
ント4の内周面に沿って螺旋状に流れる高速の渦巻流と
なる。したがって、この渦巻流を形成する原水Wは、順
次、濾過エレメント4の透孔40を通過して濾過され、
濾過された処理水は処理水排出口2を通過してポンプP
へ送られる。濾過エレメント4の透孔40が形成されて
いる内周面領域には、高速の渦巻流が接触するために、
上記濾過エレメント4への異物の目詰まりは生じ難くな
る。また、ポンプPには、濾過処理を終えた処理液が送
られることとなるために、原水に含まれていた異物がこ
のポンプP内に入り込む虞れを解消し、ポンプPの故障
を防止することもできる。
【0045】一方、上記濾過エレメント4の内側中央部
Cの近辺では、濾過エレメント4の内周面近傍部よりも
低速の渦巻流が形成される。そして、この低速の渦巻流
の位置には、原水Wに含まれている固形状などの異物m
が集められる。これら異物mのうち、比重の小さいもの
は濾過エレメント4の内側中央部Cにおいて浮遊し、比
重の大きいものは下方へ沈み、底部開口部41を経てド
レン抜きパイプ5の管路50内に堆積してゆくこととな
る。このように原水W中の異物mが濾過エレメント4の
内側中央部Cに集められれば、この異物mが濾過エレメ
ント4の内周面に接触する機会を少なくでき、濾過エレ
メント4が目詰まりする虞れを一層少なくできる。
【0046】上記のような原水Wの濾過処理を一定時間
継続して実行すると、原水Wに含まれていたかなりの量
の異物mが、濾過エレメント4の内側中央部Cに溜ま
る。しかし、このように原水Wの濾過処理を所定時間実
行すると、タイマー設定されていた開閉バルブ6が開動
作に切換わることにより、ドレン抜きパイプ5の管路5
0が開放される。したがって、上記異物mを、濾過エレ
メント4の底部開口部41から上記ドレン抜きパイプ5
の管路50を介して外部に取り出すことができる。な
お、この際にはポンプPの駆動を停止させておき、ケー
シング3内への原水Wの導入を停止しておけばよい。
【0047】上記異物の取り出し時には、ドレン抜きパ
イプ5から原水Wが流出するが、その量は比較的少量で
ある。また、上記異物mについては、これを纏めて取り
出すことが可能である。したがって、この異物mの廃棄
処理または再生利用などが容易となる。一方、上述した
濾過装置Aを稼働させて原水Wの濾過処理を実行してい
るときには、ドレン抜きパイプ5からの原水Wの流出は
阻止されている。したがって、原水Wが濾過装置Aの外
部に無駄に排出されることを極力回避したかたちで、効
率の良い濾過処理が行える。
【0048】なお、原水Wの濾過処理を長期に渡って実
行したような場合には、やはり濾過エレメント4に多少
の目詰まりを生じる場合がある。このような場合には、
ケーシング3内の水抜きをした状態において、洗浄水吐
出ノズル8,8aから洗浄水を噴射させればよい。ま
た、この際には回転駆動機構7のモータMを駆動させる
ことにより濾過エレメント4をその周方向に回転させれ
ばよい。これにより、上記濾過エレメント4の透孔40
の形成領域は適切に洗浄されることとなり、目詰まりを
解消することが可能となる。濾過エレメント4を回転さ
せるようにすれば、洗浄水吐出ノズル8,8aから噴射
される洗浄水を濾過エレメント4の全周囲にわたって均
一に噴射することが可能である。
【0049】次に、上記構成の濾過装置Aを用いた場合
における本願発明に係る濾過システムの一例について、
図3を参照して説明する。
【0050】図3に示す濾過システムは、2台の濾過装
置A(A1,A2)を具備して構成されている。原水W
を供給するための原水供給用配管9は、2本の分岐配管
9a,9bに分岐されており、上記各濾過装置Aの各短
管部10を介して各原水導入口1に接続されている。ま
た、上記原水供給用配管9の分岐位置には、切換弁(方
向切換弁)90が設けられている。この切換弁90は、
原水供給用配管9内の原水Wの流れ方向を、分岐配管9
a,9bのいずれか一方へ選択的に切換え可能なもので
ある。さらに、上記各濾過装置Aの処理水排出口2は、
配管93を介してポンプPの吸入口Paと接続されてい
る。
【0051】なお、上記切換弁90の一例としては、た
とえば図4に示すように、ハウジング91の内部に回転
可能なロータリー弁92を設けたロータリー式の切換弁
90を適用することができる。このような切換弁90で
は、同図(a)に示すように、基管としての原水供給用
配管9を分岐配管9aに連通させた状態から、同図
(c)に示すように、分岐配管9bに連通させた状態に
切換えるときに、同図(b)に示すように、原水供給用
配管9を2つの分岐配管9a,9bの双方に連通させる
ようにできる。すなわち、原水供給用配管9内における
原水Wの流れを停止させることなく、2つの分岐配管9
a,9bのいずれかに原水Wの切換え供給を行わせるこ
とができる。したがって、原水用供給用配管9の内部が
閉状態になることに原因して、ポンプPに余分な負荷が
生じるようなことを回避できるという利点が得られる。
【0052】上記構成の濾過システムにおいては、たと
えば上記図3の矢印aに示すように、原水Wを一方の濾
過装置A1側に供給させて一定時間だけ濾過処理を実行
させた場合には、切換弁90を切換え動作させることに
より、矢印bに示すように原水Wを他方の濾過装置A2
側に供給させる。これにより、原水Wの濾過処理を他方
の濾過装置A2によって継続して実行することができ、
濾過処理の中断を回避することができる。また、このよ
うにして他方の濾過装置A2によって濾過処理を実行し
ているときには、一方の濾過装置A1のドレン抜きパイ
プ5の開閉バルブ6を開放し、この濾過装置A1で捕集
されている異物をドレン抜きパイプ5から排出させてお
く。また、必要に応じて、洗浄水吐出ノズル8,8aを
利用し、濾過エレメント4の洗浄作業を行う。
【0053】このように、他方の濾過装置A2が稼働し
ているときに、一方の濾過装置A1の所定の段取りを行
っておけば、その後他方の濾過装置A2を用いた濾過処
理を終了したときに、直ちに一方の濾過装置A1を用い
て原水Wの濾過処理を行うことが可能である。したがっ
て、原水Wの連続した濾過処理を長期にわたって実行す
ることができることとなる。
【0054】なお、上記実施形態では、2台の濾過装置
A1,A2を用いて濾過システムを構成した場合を一例
として説明したが、本願発明はこれに限定されない。本
願発明では、たとえば3台、あるいはそれ以上の台数の
濾過装置を用いてもよい。
【0055】また、上記実施形態では、濾過装置Aのド
レン抜きパイプ5に設けられている開閉バルブ6をタイ
マー設定によって定期的に開閉動作させるようにしてい
るが、やはり本願発明はこれに限定されない。本願発明
では、タイマー設定以外の種々の条件によって開閉バル
ブ6を動作させるようにしてもよい。むろん、作業者の
手動操作によって開閉バルブ6を開閉してもよい。
【0056】さらに、上記実施形態では、濾過装置の後
段にポンプを設けてポンプの保護を図っているが、これ
とは逆にポンプを濾過装置の前段に設けてもよい。すな
わち、ポンプの吐出口側を原水導入口1に配管接続し
て、ケーシング3内へ原水の供給を行わせてもよい。
【0057】その他、本願発明に係る濾過装置や、濾過
システムの各部の具体的な構成は種々に設計変更自在で
ある。濾過エレメントの形状も漏斗状に限定されず、要
は所定の渦巻流を形成可能なように円筒部を有していれ
ばよい。また、本願発明に係る濾過方法の各工程の具体
的な内容も種々に変更自在である。上記実施形態では、
濾過エレメントの上方に位置する原水導入口からケーシ
ング内へ原水を導入させているが、本願発明では、これ
に代えて、濾過エレメントの上部に原水導入口を配置さ
せて、この原水導入口から濾過エレメント内へ原水を直
接導入させるようにしてもよい。なお、本願発明では、
濾過対象となる原水の具体的な種類も限定されないこと
は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る濾過装置の一例を示す断面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】本願発明に係る濾過システムの一例を示す説明
図。
【図4】(a)〜(c)は、図3に示す濾過システムに
用いられている切換弁の一例を示す要部断面図。
【図5】従来の濾過装置の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 原水導入口 2 処理水排出口 3 ケーシング 4 濾過エレメント 4a 円筒部 4b テーパ部 5 ドレン抜きパイプ 6 開閉バルブ 7 回転駆動機構 8,8a 洗浄水吐出ノズル 9 原水供給用配管 40 透孔 41 底部開口部 50 管路 90 切換弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部を有する濾過エレメントが装着さ
    れているケーシング内に、上記濾過エレメントの上部ま
    たは上方から上記濾過エレメントまたはケーシングの接
    線方向に沿って原水を流入させて、上記濾過エレメント
    の内側に渦巻流を発生させることにより、上記原水に含
    まれている異物を上記濾過エレメントの内側中央部に集
    めながら上記原水を上記濾過エレメントによって濾過す
    る濾過方法であって、 原水を上記濾過エレメントによって濾過する通常処理時
    には、上記濾過エレメントの底部開口部に接続されてい
    るドレン抜きパイプの管路を閉塞しておき、 上記原水の濾過処理を所定時間実行したときには、上記
    ドレン抜きパイプの管路を開放することにより、上記濾
    過エレメントの内側中央部に集められていた異物を外部
    に排出させることを特徴とする、濾過方法。
  2. 【請求項2】 円筒部を有する濾過エレメントと、 この濾過エレメントを内部に装着したケーシングと、 原水に含まれている異物を上記濾過エレメントの内側中
    央部に集める渦巻流が上記濾過エレメントの内側に発生
    するように、上記ケーシング内に上記濾過エレメントの
    上部または上方から上記濾過エレメントまたはケーシン
    グの接線方向に沿って原水を流入させるための原水導入
    口と、 上記濾過エレメントの透孔を通過した水を上記ケーシン
    グの外部へ排出させるための処理水排出口と、 上記濾過エレメントの底部開口部に接続されたドレン抜
    きパイプと、 このドレン抜きパイプに設けられた開閉バルブと、 を備えていることを特徴とする、濾過装置。
  3. 【請求項3】 上記開閉バルブは、原水の濾過処理がな
    される通常時には上記ドレン抜きパイプの管路を閉塞す
    る閉状態を維持し、かつ所定の時間間隔毎に上記ドレン
    抜きパイプの管路を開放する開状態に切替え動作するよ
    うに設定されている、請求項2に記載の濾過装置。
  4. 【請求項4】 上記濾過エレメントは、その円筒部の下
    部に逆円錐状のテーパ部が繋がった漏斗状に形成されて
    いるとともに、上記円筒部の周面に、原水を濾過するた
    めの多数の透孔が設けられたものである、請求項2また
    は3に記載の濾過装置。
  5. 【請求項5】 上記ケーシングの周壁部には、上記濾過
    エレメントの透孔形成位置に洗浄水を噴射する1または
    複数の洗浄水吐出ノズルが設けられている、請求項2な
    いし4のいずれかに記載の濾過装置。
  6. 【請求項6】 上記洗浄水吐出ノズルから洗浄水を噴射
    させるときに上記濾過エレメントをその周方向に沿って
    回転させる回転駆動機構を具備している、請求項5に記
    載の濾過装置。
  7. 【請求項7】 上記処理水排出口にはポンプの吸入側が
    接続されており、かつこのポンプの駆動によって所定の
    原水が上記原水導入口から上記ケーシング内へ導入され
    るように構成されている、請求項2ないし6のいずれか
    に記載の濾過装置。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし7のいずれかに記載の濾
    過装置を具備して構成された濾過システムであって、 上記濾過装置を複数台有しているとともに、 これら複数台の濾過装置のそれぞれの原水導入口には、
    原水を供給するための原水供給用配管が分岐接続されて
    おり、かつ、 この原水供給用配管には、上記複数台の濾過装置のうち
    いずれか1台の濾過装置に対して選択的に原水の供給を
    可能とする切換弁が設けられていることを特徴とする、
    濾過システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004087288A3 (fr) * 2003-03-26 2004-11-25 Piscines Desjoyaux Sa Dispositif de filtration de l'eau d'un bassin de piscine au moyen d'au moins une poche filtrante
JP2008290142A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd スクリュープレス
KR100916650B1 (ko) * 2009-01-22 2009-09-08 주식회사 청호엔텍 조립식 분배기를 갖는 자동여과장치
CN107970657A (zh) * 2018-01-24 2018-05-01 山东三禾环保节能科技有限公司 水自动除尘过滤器
KR20190143060A (ko) * 2018-06-20 2019-12-30 이조원 오일 여과기

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