JPH046406B2 - - Google Patents
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- JPH046406B2 JPH046406B2 JP58206091A JP20609183A JPH046406B2 JP H046406 B2 JPH046406 B2 JP H046406B2 JP 58206091 A JP58206091 A JP 58206091A JP 20609183 A JP20609183 A JP 20609183A JP H046406 B2 JPH046406 B2 JP H046406B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D37/00—Processes of filtration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B5/00—Other centrifuges
- B04B5/10—Centrifuges combined with other apparatus, e.g. electrostatic separators; Sets or systems of several centrifuges
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Cyclones (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、懸濁液の固体成分の中のある部分
は、液体成分より重く、他の部分は液体成分より
軽い構成の懸濁液に含まれている諸成分を分離す
る方法と装置に関し、本発明はタンク中のスラツ
ジ、特に炭化水素製品の貯蔵タンク中のスラツジ
の成分を回収する作業に有効に適用し得る。
は、液体成分より重く、他の部分は液体成分より
軽い構成の懸濁液に含まれている諸成分を分離す
る方法と装置に関し、本発明はタンク中のスラツ
ジ、特に炭化水素製品の貯蔵タンク中のスラツジ
の成分を回収する作業に有効に適用し得る。
固形物を連続的に排出する一方で、1又は2種
の不混合の液体を連続的に分離することの出来る
遠心分離機は知られている。本出願人の会社によ
つて作られているDCS型円錐体(BOWL)とい
う名前の遠心分離機は主要部分として回転円錐と
此の円錐に対して差動速度で回転する内部コンベ
アを包含している。該コンベアは第1の働きとし
て、沈殿物を連続的にオリフイスから排出する様
に上昇させて、回転円錐の中に固形物が溜るのを
防止し、第2の働きとして、排出作用を行いつつ
あるノズルが詰らない様に異物を排除することを
行う。
の不混合の液体を連続的に分離することの出来る
遠心分離機は知られている。本出願人の会社によ
つて作られているDCS型円錐体(BOWL)とい
う名前の遠心分離機は主要部分として回転円錐と
此の円錐に対して差動速度で回転する内部コンベ
アを包含している。該コンベアは第1の働きとし
て、沈殿物を連続的にオリフイスから排出する様
に上昇させて、回転円錐の中に固形物が溜るのを
防止し、第2の働きとして、排出作用を行いつつ
あるノズルが詰らない様に異物を排除することを
行う。
固体、液体成分の分離困難な懸濁液も、上記の
遠心分離機によつて固体成分と液体成分に分離出
来ることは知られている。此の種の分離機は遠心
力の原理、即ち成分は各々の比重、密度に応じて
分離されるという原理に基いている。又、これら
の遠心分離機の設計は固体成分は液体成分より重
いということを前提としている。しかし、若し懸
濁液中の固体成分が液体成分よりも軽いとした
ら、例えば石油製品の貯蔵タンクのスラツジの場
合には、前記の遠心分離機の使用は非常に問題で
ある。
遠心分離機によつて固体成分と液体成分に分離出
来ることは知られている。此の種の分離機は遠心
力の原理、即ち成分は各々の比重、密度に応じて
分離されるという原理に基いている。又、これら
の遠心分離機の設計は固体成分は液体成分より重
いということを前提としている。しかし、若し懸
濁液中の固体成分が液体成分よりも軽いとした
ら、例えば石油製品の貯蔵タンクのスラツジの場
合には、前記の遠心分離機の使用は非常に問題で
ある。
本発明は、比重に関係せず、固体の大きな部分
を除去するのみでなく、懸濁液の液体成分より低
比重の固体分を分離し得るフイルターを遠心分離
機に連結せしめ、過機からの液を遠心分離機
へ直接に、確実に送る様にすることで、前記の問
題点を解決したのである。
を除去するのみでなく、懸濁液の液体成分より低
比重の固体分を分離し得るフイルターを遠心分離
機に連結せしめ、過機からの液を遠心分離機
へ直接に、確実に送る様にすることで、前記の問
題点を解決したのである。
故に本発明は、遠心分離機を利用する懸濁液の
成分の分離装置であつて、遠心分離機の上手に、
懸濁液入口及び沈殿物出口、過円筒面とその内
面とに依り液室を形成し、更に液出口を備え
た円筒、及び過面の阻塞物排除手段を具備して
いる自掃過機を包含していることを特徴とする
ものである。
成分の分離装置であつて、遠心分離機の上手に、
懸濁液入口及び沈殿物出口、過円筒面とその内
面とに依り液室を形成し、更に液出口を備え
た円筒、及び過面の阻塞物排除手段を具備して
いる自掃過機を包含していることを特徴とする
ものである。
前記の自掃過機中の円筒は、通常、垂直軸を
有する回筒体であり、その底部には沈殿物の排出
口があり、円筒の頂部へ運ばれた懸濁液中に存す
る非常に比重の大きな固体分は徐々に円筒中を沈
下して、沈殿物排出口の手前で固形蓄積物とな
る。液体よりも軽い固形物は過面を詰めようと
するが、阻塞物排除手段で除去される。該手段
は、円筒体の中心軸と同軸である過面の軸を中
心に、回転するブラシである。懸濁液の液体成分
より軽い固形物は、阻塞物となり、経時的に沈殿
物出口から排出される。
有する回筒体であり、その底部には沈殿物の排出
口があり、円筒の頂部へ運ばれた懸濁液中に存す
る非常に比重の大きな固体分は徐々に円筒中を沈
下して、沈殿物排出口の手前で固形蓄積物とな
る。液体よりも軽い固形物は過面を詰めようと
するが、阻塞物排除手段で除去される。該手段
は、円筒体の中心軸と同軸である過面の軸を中
心に、回転するブラシである。懸濁液の液体成分
より軽い固形物は、阻塞物となり、経時的に沈殿
物出口から排出される。
中間加熱器を自掃フイルターと遠心分離機の間
に設け、遠心分離機に入る製品を加熱し、分離機
の作用を助けることが出来る。
に設け、遠心分離機に入る製品を加熱し、分離機
の作用を助けることが出来る。
好ましくは、これらの装置全体を車輌の上に載
置して、掃除予定のタンクの前に持つて来るのが
よい。そして沈殿物や水を捨てて、回収移送する
必要のある石油製品のみを回収することが好まし
い。前出加熱器にスチームを送るボイラーは好ま
しくは他の車輌に載置し、一連の装置の他の部分
への利用、特に他の車輌に載せられ、貯蔵タンク
へ直接つながるヒーター付きの第1次分離装置へ
利用出来るようにする。
置して、掃除予定のタンクの前に持つて来るのが
よい。そして沈殿物や水を捨てて、回収移送する
必要のある石油製品のみを回収することが好まし
い。前出加熱器にスチームを送るボイラーは好ま
しくは他の車輌に載置し、一連の装置の他の部分
への利用、特に他の車輌に載せられ、貯蔵タンク
へ直接つながるヒーター付きの第1次分離装置へ
利用出来るようにする。
タンクを掃除するには、先づボイラーからの熱
水をタンクの底部へ送り、タンクの底部のスラツ
ジをポンプ移送が可能な状態にする。次いでポン
プでスラツジを分離器へ送り、そこでボイラーか
ら来るスチームで加熱し、有機物と水と未だ多く
の水や無機的な固形分を含んでいる粗有機製品に
分ける第1次分離を実行する。それからポンプに
依り自掃過機と好ましくは、中間タンクへ送
る。
水をタンクの底部へ送り、タンクの底部のスラツ
ジをポンプ移送が可能な状態にする。次いでポン
プでスラツジを分離器へ送り、そこでボイラーか
ら来るスチームで加熱し、有機物と水と未だ多く
の水や無機的な固形分を含んでいる粗有機製品に
分ける第1次分離を実行する。それからポンプに
依り自掃過機と好ましくは、中間タンクへ送
る。
以下図面によつて本発明の具体例を説明する
と、 第1図に示す一連の装置は、石油製品タンクRに
結ばれている。第1車輌1は熱水スチームの発生
器又はボイラー2と発電装置3を搭載している。
此の発生器2で発生せしめられた熱水スチームは
ライン4によつて貯蔵タンクRの入口へ結ばれ、
ラインはタンクの底部でスラツジの中に入つてい
る。ライン5はバルブ6とポンプ7によつて、貯
蔵タンクRの底を出て、車輌9に搭載された予備
分離バツト又はタンク8の中間高さの位置へ至
る。タンク8は発生器2からのスチーム回路10
によつて加熱される。タンク8の底部には水の抜
出口11がある。ライン12はタンク8の上部か
ら出発して、ポンプ13及び可撓ライン14を経
て、3番目の車輌16上の中間タンク15へ入
る。此の車輌16は装置の残部を搭載している。
ライン17はポンプ18を通つて中間タンク15
の底部から自掃過機19の懸濁液入口へ至る。
と、 第1図に示す一連の装置は、石油製品タンクRに
結ばれている。第1車輌1は熱水スチームの発生
器又はボイラー2と発電装置3を搭載している。
此の発生器2で発生せしめられた熱水スチームは
ライン4によつて貯蔵タンクRの入口へ結ばれ、
ラインはタンクの底部でスラツジの中に入つてい
る。ライン5はバルブ6とポンプ7によつて、貯
蔵タンクRの底を出て、車輌9に搭載された予備
分離バツト又はタンク8の中間高さの位置へ至
る。タンク8は発生器2からのスチーム回路10
によつて加熱される。タンク8の底部には水の抜
出口11がある。ライン12はタンク8の上部か
ら出発して、ポンプ13及び可撓ライン14を経
て、3番目の車輌16上の中間タンク15へ入
る。此の車輌16は装置の残部を搭載している。
ライン17はポンプ18を通つて中間タンク15
の底部から自掃過機19の懸濁液入口へ至る。
自掃過機19の沈殿物出口は、ライン20を
経て、沈殿物除去のライン21へ至る。自掃過
機19の液の出口はライン22となり、これは
発生器2からのスチーム回路24aで加熱される
中間ヒーター23を通る。ヒーター23からライ
ン24を経て遠心分離機25へ至るが、同機には
ライン21に合流するライン26へ通ずる沈殿物
出口、ライン27へ通ずる最も比重の高い液体成
分の出口、ポンプ30を経てライン29へ至る比
重の低い液体成分の出口が備わつている。
経て、沈殿物除去のライン21へ至る。自掃過
機19の液の出口はライン22となり、これは
発生器2からのスチーム回路24aで加熱される
中間ヒーター23を通る。ヒーター23からライ
ン24を経て遠心分離機25へ至るが、同機には
ライン21に合流するライン26へ通ずる沈殿物
出口、ライン27へ通ずる最も比重の高い液体成
分の出口、ポンプ30を経てライン29へ至る比
重の低い液体成分の出口が備わつている。
第2図は自掃過機19のより詳細な図面であ
る。要点を云えば、此のフイルターには円筒31
があり、これは垂直軸の周りの回転を可能にして
いる立体である。そしてその底面はフアンネル3
2の形をして、沈殿物出口33がある。円筒31
の頂部には過すべき懸濁液の入口34があり、
円周面状の過面35は円筒31の内側に沿つて
固定され、円筒31との間には液のための2重
円筒状の室36を形成する。室36には円筒31
からの出口37があり、又ギヤモーター39の軸
38は過機の中心垂直線上にあつて、一組の傾
斜したブラシ40を備えている。ブラシ40は回
転し過面35を擦つて、目詰りを防止する。
る。要点を云えば、此のフイルターには円筒31
があり、これは垂直軸の周りの回転を可能にして
いる立体である。そしてその底面はフアンネル3
2の形をして、沈殿物出口33がある。円筒31
の頂部には過すべき懸濁液の入口34があり、
円周面状の過面35は円筒31の内側に沿つて
固定され、円筒31との間には液のための2重
円筒状の室36を形成する。室36には円筒31
からの出口37があり、又ギヤモーター39の軸
38は過機の中心垂直線上にあつて、一組の傾
斜したブラシ40を備えている。ブラシ40は回
転し過面35を擦つて、目詰りを防止する。
此の自掃過機の作用を説明すると以下の通り
である。懸濁液は入口34から入る。最も比重の
大きい固体成分のうち濾過面35を通過出来ない
ので、漸次自重により沈降し、底部へ至り、出口
33の前のフアンネル32に溜る。最も比重の小
さい固体成分は過面35の方へ運ばれ、そこで
固着し、もしブラシ40によつて下方へ押し下げ
られなかつたら目を詰めるが、結局目詰り状態で
集塊し、出口33の前に至る。
である。懸濁液は入口34から入る。最も比重の
大きい固体成分のうち濾過面35を通過出来ない
ので、漸次自重により沈降し、底部へ至り、出口
33の前のフアンネル32に溜る。最も比重の小
さい固体成分は過面35の方へ運ばれ、そこで
固着し、もしブラシ40によつて下方へ押し下げ
られなかつたら目を詰めるが、結局目詰り状態で
集塊し、出口33の前に至る。
液体成分は、たとえば、400ミクロンよりも小
さいような小さな固体成分と一緒に過表面35
を通過し、液室36へ入り、出口37から出
る。或る時間間隔をおいて、出口33は開き、フ
アンネル32に溜つた固体成分の集塊物を外へ出
す。この様にして、此の過機は、自掃性があ
り、又液体成分より軽い固体成分を除去する利点
を有するので、連続的運転が可能である。
さいような小さな固体成分と一緒に過表面35
を通過し、液室36へ入り、出口37から出
る。或る時間間隔をおいて、出口33は開き、フ
アンネル32に溜つた固体成分の集塊物を外へ出
す。この様にして、此の過機は、自掃性があ
り、又液体成分より軽い固体成分を除去する利点
を有するので、連続的運転が可能である。
第3図は遠心分離機25を図示する。此の分離
機は連続運転するので、懸濁液の中央入口41と
回転する円錐体42があり、円錐体42は、此の
分離機の外殻45の近傍で円錐体42の外周辺に
当る位置にある内部コンベア43の速度と違つた
速度で回転する。遠心力の作用により、比重の最
も大きい固形微小物は直ちにコンベア43の上に
投げ出され、排出オリフイス46から外へ出る。
一方分離される液体は円錐体内側の傾斜した板の
スタツク(STACK)の中で、2つの液体へ比重
分離される。比重の大きな液体は周辺の方へ押し
やられて出口47へ至るが、比重の小さな液体を
内方へ押しやるので、これは出口48へ至る。
機は連続運転するので、懸濁液の中央入口41と
回転する円錐体42があり、円錐体42は、此の
分離機の外殻45の近傍で円錐体42の外周辺に
当る位置にある内部コンベア43の速度と違つた
速度で回転する。遠心力の作用により、比重の最
も大きい固形微小物は直ちにコンベア43の上に
投げ出され、排出オリフイス46から外へ出る。
一方分離される液体は円錐体内側の傾斜した板の
スタツク(STACK)の中で、2つの液体へ比重
分離される。比重の大きな液体は周辺の方へ押し
やられて出口47へ至るが、比重の小さな液体を
内方へ押しやるので、これは出口48へ至る。
装置全体としての作用を説明すると、熱水がラ
イン4を通つて石油製品タンクの底部へ送られ
る。この熱水はスラツジを懸濁液にして、ポンプ
7で分離バツト8へ送り得る程度迄、粘度を低下
させる。バツト8の中で、スラツジと熱水から成
る懸濁液は、分離を容易にするため発生器2から
のスチームをライン10を通して加熱する。水は
ライン11によつて除去され、懸濁液の残部、即
ち残水、炭化水素製品、固体沈殿物(液体成分よ
り重いものもあり軽いものもある)はポンプ13
とライン14を経て中間タンク15へ送られる。
此の中間タンク15から懸濁液はポンプ18、ラ
イン17を経て自掃過機19へ至る。固体成分
の大部分は、特に液体成分より軽い固体分は、ラ
イン20,21を経て外部へ捨てられる。一方液
体成分と微小固体分は中間ヒーター23へ至り、
遠心分離機25の作用を助けるために加熱され
る。次いで懸濁液はライン24により分離機供給
口47へ送られ、分離機で固体成分は分離されて
オリフイス46から外へ出て、ライン26,21
へ至る。水は、石油製品より重いので出口41か
ら外へ出て、ライン27へ至る。この水はもし適
当であれば熱水源、発生器へ戻すことが出来る。
出口48はライン29へ連らなつており、これを
通して価値ある石油製品が回収される。
イン4を通つて石油製品タンクの底部へ送られ
る。この熱水はスラツジを懸濁液にして、ポンプ
7で分離バツト8へ送り得る程度迄、粘度を低下
させる。バツト8の中で、スラツジと熱水から成
る懸濁液は、分離を容易にするため発生器2から
のスチームをライン10を通して加熱する。水は
ライン11によつて除去され、懸濁液の残部、即
ち残水、炭化水素製品、固体沈殿物(液体成分よ
り重いものもあり軽いものもある)はポンプ13
とライン14を経て中間タンク15へ送られる。
此の中間タンク15から懸濁液はポンプ18、ラ
イン17を経て自掃過機19へ至る。固体成分
の大部分は、特に液体成分より軽い固体分は、ラ
イン20,21を経て外部へ捨てられる。一方液
体成分と微小固体分は中間ヒーター23へ至り、
遠心分離機25の作用を助けるために加熱され
る。次いで懸濁液はライン24により分離機供給
口47へ送られ、分離機で固体成分は分離されて
オリフイス46から外へ出て、ライン26,21
へ至る。水は、石油製品より重いので出口41か
ら外へ出て、ライン27へ至る。この水はもし適
当であれば熱水源、発生器へ戻すことが出来る。
出口48はライン29へ連らなつており、これを
通して価値ある石油製品が回収される。
以上に記述した装置は、連続的な運転が可能で
あり、又本装置を掃除予定の中間バツトの位置へ
持つて来るように動かすことが出来る。そうすれ
ば分離用バツトの中で石油製品と水が分離するの
を待つことなく、回収した製品を移送することも
可能となる。
あり、又本装置を掃除予定の中間バツトの位置へ
持つて来るように動かすことが出来る。そうすれ
ば分離用バツトの中で石油製品と水が分離するの
を待つことなく、回収した製品を移送することも
可能となる。
第1図は本発明装置の概要図。第2図は本発明
における自掃過機の断面説明図。第3図は本発
明における遠心分離機の断面説明図。 R……貯蔵タンク、1,9,16……車輌、2
……ボイラー、8……バツト又は第1次分離タン
ク、15……中間タンク、19……自掃過機、
25……遠心分離機、35……過面、36……
液室、40……ブラシ、42……円錐体
(BOWL)、43……内部コンベア。
における自掃過機の断面説明図。第3図は本発
明における遠心分離機の断面説明図。 R……貯蔵タンク、1,9,16……車輌、2
……ボイラー、8……バツト又は第1次分離タン
ク、15……中間タンク、19……自掃過機、
25……遠心分離機、35……過面、36……
液室、40……ブラシ、42……円錐体
(BOWL)、43……内部コンベア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 懸濁液の成分を分離する装置、特に、炭化水
素貯蔵タンクのスラツジを分離する装置であつ
て、 分離装置として、遠心分離機25と、該遠心分
離機25の上流に設けられた自掃濾過機19とを
備え、 該自掃濾過機19は、懸濁液の入口34と沈殿
物の出口33とを備えた外方ケーシング31と、
濾液の出口37を備えた濾液室36を外方ケーシ
ング31の内面とともに形成する濾過面35と、
該濾過面を掃除するブラシ手段38〜40とを備
え、該ブラシ手段は濾過面35の回転軸に対して
回転可能な装置であり、 上記遠心分離機25は、回転する円錐体42お
よび内部コンベア43ならびに固体を連続的に排
出する排出オリフイス46とを備え、該内部コン
ベア43は上記円錐体42と異なつた速度で回転
し、異なつた比重を有する2種の液体成分と固体
成分を分離するようにしたことを特徴とする装
置。 2 上記自掃濾過機19の出口は他の分離装置を
介することなく直接上記分離機25の入口に連結
されている特許請求の範囲第2項記載の装置。 3 車両に取り付けられている特許請求の範囲第
1又は2項記載の装置。 4 水及び油からなる液体成分と、これよりも比
重の高い固形成分と比重の低い固形成分とを含む
懸濁液からこれら成分を分離する方法であつて、 第1段階で、懸濁液の入口と沈殿物の出口とを
備えた外方ケーシングと、濾液の出口を備えた濾
液室を外方ケーシングの内面とともに形成する濾
過面と、該濾過面を掃除するブラシ手段とを備
え、該ブラシ手段は濾過面の回転軸に対して回転
可能とされた自掃濾過機により、懸濁液から上記
低比重固形成分の大部分及び高比重固形成分の一
部分を分離し、 第2段階で、回転する円錐体および内部コンベ
アならびに固体を連続的に排出する排出オリフイ
スとを備え、該内部コンベアは上記円錐体と異な
つた速度で回転し、異なつた比重を有する2種の
液体と固体成分を分離するようにされた遠心分離
機により、水と油と脱油された上記高比重固形成
分の残部との3成分に同時に分離することを特徴
とする方法。 5 懸濁液はオイルスラツジであつて、上記第1
段階は自掃濾過機中で行なわれ、該自掃濾過機
は、ケーシングによつて囲繞された環状室を備
え、この環状室は入口オリフイスと、濾液の出口
オリフイスと、沈殿物の出口オリフイスと、環状
室の側方部を上記濾液の出口オリフイスとともに
区画するように介在せしめた環状濾過面と、この
環状室の内方に配置された回転要素とを備え、さ
らに、該環状濾過面への粒状物の付着を防止する
ための手段を備えている特許請求の範囲第4項記
載の方法。 6 上記遠心分離は遠心分離機中で行なわれ、該
遠心分離機は、回転円錐体と、該円錐体と異なつ
た速度で回転する内部コンベアと、連続的に固形
物を排出するための排出オリフイスとを備えてい
る特許請求の範囲第4項又は5項記載の方法。 7 本質的に炭化水素及び水からなる液体成分
と、これよりも比重の高い固形成分と比重の低い
固形成分とを含む炭化水素スラツジからこれらス
ラツジ成分を分離する方法であつて、 第1段階で、自掃濾過機にて、スラツジから上
記低比重固形成分の大部分及び上記高比重固形体
成分の一部分を分離し、 第2段階で、遠心分離機にて、水と炭化水素と
脱油された上記高比重固形成分の残部との3成分
に同時に分離し、 上記自掃濾過機は、ケーシングによつて囲繞さ
れた環状室を備え、この環状室は入口オリフイス
と、濾液の出口オリフイスと、沈殿物の出口オリ
フイスと、環状室の側方部を上記濾液の出口オリ
フイスとともに区分するように介在せしめた環状
濾過面と、この環状室の内方に配置された回転要
素とを備え、さらに、該環状濾過面への粒状物の
付着を防止するための手段を備え、 上記遠心分離機は、回転円錐体と、該円錐体と
異なつた速度で回転する内部コンベアと、連続的
に固形物を排出するための排出オリフイスとを備
えている方法。
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