JP2000139057A - リードスクリュウ付きモータ - Google Patents
リードスクリュウ付きモータInfo
- Publication number
- JP2000139057A JP2000139057A JP10311444A JP31144498A JP2000139057A JP 2000139057 A JP2000139057 A JP 2000139057A JP 10311444 A JP10311444 A JP 10311444A JP 31144498 A JP31144498 A JP 31144498A JP 2000139057 A JP2000139057 A JP 2000139057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- lead screw
- frame
- fitting
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】専用治具を不要にすることで、作業者や作業環
境などの変動により精度にバラツキが発生せず、かつま
た位置決めのための工数を不要する。 【解決手段】 軸方向のガタを防止したリードネジ8
を、モータ1の出力軸に設けたリードスクリュウ付きモ
ータであって、リードネジ8の一端を軸支する軸受9を
設けたフレーム2と、モータ1とを別構成し、モータ1
のフランジ板5とフレーム2の接合面2aにおいて、位
置決めし、かつ嵌合させる凸部6と凹部4とを設ける。
境などの変動により精度にバラツキが発生せず、かつま
た位置決めのための工数を不要する。 【解決手段】 軸方向のガタを防止したリードネジ8
を、モータ1の出力軸に設けたリードスクリュウ付きモ
ータであって、リードネジ8の一端を軸支する軸受9を
設けたフレーム2と、モータ1とを別構成し、モータ1
のフランジ板5とフレーム2の接合面2aにおいて、位
置決めし、かつ嵌合させる凸部6と凹部4とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードスクリュウ
付きモータに係り、特に組立てを容易にすることがで
き、安定した品質のリードスクリュウ付きモータを得る
ための技術に関するものである。
付きモータに係り、特に組立てを容易にすることがで
き、安定した品質のリードスクリュウ付きモータを得る
ための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスク装置やVTRの
フォーカスやズーミングのために磁気ヘッドを移動させ
たり、光学レンズ系を駆動させるためにリードスクリュ
ウ付きモータが使用されている。
フォーカスやズーミングのために磁気ヘッドを移動させ
たり、光学レンズ系を駆動させるためにリードスクリュ
ウ付きモータが使用されている。
【0003】このようなリードスクリュウ付きモータ
は、リードスクリュウの軸方向のガタが防止され、かつ
送りネジ溝部を形成したリードスクリュウを所定回動駆
動することで、上記のネジ溝部に嵌合するように設けた
移動体を、移動体を案内する軸体の軸方向に任意に平行
移動させるために使用されるものである。
は、リードスクリュウの軸方向のガタが防止され、かつ
送りネジ溝部を形成したリードスクリュウを所定回動駆
動することで、上記のネジ溝部に嵌合するように設けた
移動体を、移動体を案内する軸体の軸方向に任意に平行
移動させるために使用されるものである。
【0004】このリードスクリュウ付きモータは、リー
ドスクリュウの一端を軸支する軸受を設けたフレーム
と、モータとを別構成するようにして、作業分担化を図
り、最終工程において、フレームとモータとを固定して
完成する。
ドスクリュウの一端を軸支する軸受を設けたフレーム
と、モータとを別構成するようにして、作業分担化を図
り、最終工程において、フレームとモータとを固定して
完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この固定には、各接合
面におけるネジ止めによる方法と、直接溶接する方法が
ある。このネジ止めによる方法によれば後で分解できる
利点があるが、ネジ穴、下孔加工とネジ螺合等の工数が
必要となり、さらにネジ自体の弛み防止等が必要となり
全体のコストアップを招くので、安価であることがその
条件の一つであるリードスクリュウ付きモータには不向
きである。
面におけるネジ止めによる方法と、直接溶接する方法が
ある。このネジ止めによる方法によれば後で分解できる
利点があるが、ネジ穴、下孔加工とネジ螺合等の工数が
必要となり、さらにネジ自体の弛み防止等が必要となり
全体のコストアップを招くので、安価であることがその
条件の一つであるリードスクリュウ付きモータには不向
きである。
【0006】また、直接溶接することでフレームとモー
タとを固定する場合には、モータの回転軸を形成する部
位のリードスクリュウの回転中心と、フレームの軸受で
軸支されるリードスクリュウの一端の回転中心を合致さ
せた状態を保持して溶接を行なわなければならないが、
このためには専用の治具が必要となる問題がある。
タとを固定する場合には、モータの回転軸を形成する部
位のリードスクリュウの回転中心と、フレームの軸受で
軸支されるリードスクリュウの一端の回転中心を合致さ
せた状態を保持して溶接を行なわなければならないが、
このためには専用の治具が必要となる問題がある。
【0007】また、フレーム側に突出するようにモータ
側に設けられたメタル軸受でリードスクリュウの途中部
位を軸支する場合には、このメタル軸受の外周面を回転
中心の位置決めとして用いることが考えられる。しかし
回転方法の位置決めを行なうことはできないので、結局
は専用治具が必要となる。この結果、作業者や作業工
程、環境などの変動により固定精度にバラツキが発生し
て所要の品質の確保ができなくなる問題がある。
側に設けられたメタル軸受でリードスクリュウの途中部
位を軸支する場合には、このメタル軸受の外周面を回転
中心の位置決めとして用いることが考えられる。しかし
回転方法の位置決めを行なうことはできないので、結局
は専用治具が必要となる。この結果、作業者や作業工
程、環境などの変動により固定精度にバラツキが発生し
て所要の品質の確保ができなくなる問題がある。
【0008】したがって、本発明の上記の問題点に鑑み
てなされたものであり、専用治具を不要にすることで、
作業者や作業環境などの変動により精度にバラツキが発
生せず、かつまた位置決めのための工数を不要にできる
リードスクリュウ付きモータの提供を目的としている。
てなされたものであり、専用治具を不要にすることで、
作業者や作業環境などの変動により精度にバラツキが発
生せず、かつまた位置決めのための工数を不要にできる
リードスクリュウ付きモータの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、軸方向のガタ
を防止するために、一端が軸方向に不動状態で回動自在
に軸支され、他端が軸方向の予圧状態で回動自在に軸支
され、かつ送りネジ溝部を形成したリードスクリュウ
を、モータの出力軸に設けたリードスクリュウ付きモー
タであって、前記リードスクリュウの前記一端を軸支す
る軸受を設けたフレーム基部と、前記モータとを別構成
するとともに、前記モータと前記フレーム基部の各接合
面において、前記リードスクリュウの回動中心を夫々一
致させて位置決めし、かつ嵌合させる位置決め嵌合部を
設けることを特徴としている。
目的を達成するために、本発明によれば、軸方向のガタ
を防止するために、一端が軸方向に不動状態で回動自在
に軸支され、他端が軸方向の予圧状態で回動自在に軸支
され、かつ送りネジ溝部を形成したリードスクリュウ
を、モータの出力軸に設けたリードスクリュウ付きモー
タであって、前記リードスクリュウの前記一端を軸支す
る軸受を設けたフレーム基部と、前記モータとを別構成
するとともに、前記モータと前記フレーム基部の各接合
面において、前記リードスクリュウの回動中心を夫々一
致させて位置決めし、かつ嵌合させる位置決め嵌合部を
設けることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な各実施形
態について図面参照の上で説明する。図1はリードスク
リュウ付きモータの外観斜視図であって、図1(a)は
ステッピングモータ1にメタル軸受7を設けることで、
リードネジ8の途中部位を軸支するように構成した場合
を示し、図1(b)は、リードネジ8の両端を軸支する
場合を示している。モータ1の内部構造については、後
述するが、両図において、リードネジ8はモータ出力軸
と一体形成されるとともに、モータ1の全長に比べて比
較的に長く設定している。そしてリードネジ8に対して
後述するキャリッジ30のピンを係合することで所定ス
トロークで移動する物体のストロークを長くできるよう
にしている。
態について図面参照の上で説明する。図1はリードスク
リュウ付きモータの外観斜視図であって、図1(a)は
ステッピングモータ1にメタル軸受7を設けることで、
リードネジ8の途中部位を軸支するように構成した場合
を示し、図1(b)は、リードネジ8の両端を軸支する
場合を示している。モータ1の内部構造については、後
述するが、両図において、リードネジ8はモータ出力軸
と一体形成されるとともに、モータ1の全長に比べて比
較的に長く設定している。そしてリードネジ8に対して
後述するキャリッジ30のピンを係合することで所定ス
トロークで移動する物体のストロークを長くできるよう
にしている。
【0011】このために、リードネジ8の両端を軸支す
ることで、振れ防止を図る必要があり、他端をフレーム
2に設けられた軸受により軸支したものを準備する一方
で、フレーム2を機器に対して固定することで、所望の
磁気ディスク装置やVTRのフォーカシングやズーミン
グのために磁気ヘッドを移動させたり、光学レンズ系を
駆動させるようにしている。
ることで、振れ防止を図る必要があり、他端をフレーム
2に設けられた軸受により軸支したものを準備する一方
で、フレーム2を機器に対して固定することで、所望の
磁気ディスク装置やVTRのフォーカシングやズーミン
グのために磁気ヘッドを移動させたり、光学レンズ系を
駆動させるようにしている。
【0012】以上のように、ステッピングモータ1とフ
レーム2とを一体形成するために、従来はネジを用いて
固定していたが、これに代えて溶接により固定すること
でより工数を削減するようにしている。この溶接の下準
備において、モータ1とフレーム2の各接合面におい
て、リードネジ8の回動中心を夫々一致させて位置決め
するとともに、嵌合させることで仮止するために、位置
決め嵌合部である凸部6がモータ1のフランジ板5に形
成されている。また、このフランジ板5の中心には図示
のように外周直径がΦdとなるメタル軸受7が圧入など
により固定されている。また、フレーム2の接合面2a
は、フランジ板5の半円部分に該当する円弧部分を形成
するとともに、孔部3と、上記の凸部6が潜入されてか
ら嵌合状態に維持するための凹部4とが形成されてい
る。
レーム2とを一体形成するために、従来はネジを用いて
固定していたが、これに代えて溶接により固定すること
でより工数を削減するようにしている。この溶接の下準
備において、モータ1とフレーム2の各接合面におい
て、リードネジ8の回動中心を夫々一致させて位置決め
するとともに、嵌合させることで仮止するために、位置
決め嵌合部である凸部6がモータ1のフランジ板5に形
成されている。また、このフランジ板5の中心には図示
のように外周直径がΦdとなるメタル軸受7が圧入など
により固定されている。また、フレーム2の接合面2a
は、フランジ板5の半円部分に該当する円弧部分を形成
するとともに、孔部3と、上記の凸部6が潜入されてか
ら嵌合状態に維持するための凹部4とが形成されてい
る。
【0013】上記の構成により、メタル軸受7を孔部3
にまた、凸部6を凹部4に夫々挿入することで、メタル
軸受7周りに回ることを防止するとともに、ステッピン
グモータ1とフレーム2とを一体的に仮り止して、溶接
に備える。
にまた、凸部6を凹部4に夫々挿入することで、メタル
軸受7周りに回ることを防止するとともに、ステッピン
グモータ1とフレーム2とを一体的に仮り止して、溶接
に備える。
【0014】また、図1(b)において、既に説明済み
の構成部品については同様の符号を附して説明を割愛す
ると、フランジ板5にはメタル軸受が固定されておら
ず、挿通状態にされたリードネジ8の他端をフレーム2
に固定された軸受で軸支するようにしている。
の構成部品については同様の符号を附して説明を割愛す
ると、フランジ板5にはメタル軸受が固定されておら
ず、挿通状態にされたリードネジ8の他端をフレーム2
に固定された軸受で軸支するようにしている。
【0015】このために、メタル軸受により案内して接
合面2aに対して位置決めできないことから、フランジ
板5には左右一対の凸部6a、6bが形成される一方、
接合面2aにはこれら凸部6a、6bに対応する位置に
凹部4a、4bが形成されており、凸部6a、6bを凹
部4a、4bに夫々挿入することで、ステッピングモー
タ1とフレーム2とを一体的に仮り止して、溶接に備え
るようにしている。
合面2aに対して位置決めできないことから、フランジ
板5には左右一対の凸部6a、6bが形成される一方、
接合面2aにはこれら凸部6a、6bに対応する位置に
凹部4a、4bが形成されており、凸部6a、6bを凹
部4a、4bに夫々挿入することで、ステッピングモー
タ1とフレーム2とを一体的に仮り止して、溶接に備え
るようにしている。
【0016】図2は、図1(a)の中心断面図であり、
完成状態を示す正面図(b)とともに示した図である。
完成状態を示す正面図(b)とともに示した図である。
【0017】図2において、既に説明済みの構成部品に
ついては同様の符号を附して説明を割愛して述べると、
リードネジ8は送りネジ溝部8aを形成している。この
リードネジ8は、その軸方向のガタを防止するために、
一端がフレーム2に固定されたピボット軸受9により回
動自在に軸支されて軸方向に不動状態とされている。一
方、リードネジ8の他端が軸方向の予圧状態で回動自在
に軸支するために、コイルバネ11により圧縮状態に維
持される予圧チップ12を図示のように内蔵しており、
この予圧チップ12がモータ1の外ヨーク14に溶接で
固定されたリアカバー13に対して押圧状態に維持され
ている。
ついては同様の符号を附して説明を割愛して述べると、
リードネジ8は送りネジ溝部8aを形成している。この
リードネジ8は、その軸方向のガタを防止するために、
一端がフレーム2に固定されたピボット軸受9により回
動自在に軸支されて軸方向に不動状態とされている。一
方、リードネジ8の他端が軸方向の予圧状態で回動自在
に軸支するために、コイルバネ11により圧縮状態に維
持される予圧チップ12を図示のように内蔵しており、
この予圧チップ12がモータ1の外ヨーク14に溶接で
固定されたリアカバー13に対して押圧状態に維持され
ている。
【0018】また、メタル軸受7は、外ヨーク14に溶
接で固定されるフランジ板5に固定されており、リード
ネジ8を摺動状態で軸支するようにしている。このリー
ドネジ8には永久磁石10が、回転磁界を発生するため
にコイルボビン16に装着されたコイル17を設けた内
ヨーク15で取り囲まれるように設けられており、端子
ピン18に接続されるフレキシブル電線19を介して所
定タイミングのパルス駆動電流を通電することで、内ヨ
ーク15に回転磁界を発生させて、永久磁石10に作用
させて、リードネジ8を正逆方向に任意に回動駆動する
ように構成されている。
接で固定されるフランジ板5に固定されており、リード
ネジ8を摺動状態で軸支するようにしている。このリー
ドネジ8には永久磁石10が、回転磁界を発生するため
にコイルボビン16に装着されたコイル17を設けた内
ヨーク15で取り囲まれるように設けられており、端子
ピン18に接続されるフレキシブル電線19を介して所
定タイミングのパルス駆動電流を通電することで、内ヨ
ーク15に回転磁界を発生させて、永久磁石10に作用
させて、リードネジ8を正逆方向に任意に回動駆動する
ように構成されている。
【0019】フランジ板4には凹部4が、またフレーム
2の接合面2aには凸部6が夫々形成されており、モー
タ1とフレーム2とを上記のように接合してから、図2
(b)において、25で示される位置をスポット溶接す
ることで完成する。以上のように、凸部と凹部を図1で
説明した部位と逆となる部位に設けても良い。
2の接合面2aには凸部6が夫々形成されており、モー
タ1とフレーム2とを上記のように接合してから、図2
(b)において、25で示される位置をスポット溶接す
ることで完成する。以上のように、凸部と凹部を図1で
説明した部位と逆となる部位に設けても良い。
【0020】このようにして完成されたリードスクリュ
ウを所定の機器に固定することで、ガイト31で案内さ
れるキャリッジ30のピンを送りネジ溝部8aに対して
係合させることで、モータ駆動にともなうガタを無くす
ようにする。
ウを所定の機器に固定することで、ガイト31で案内さ
れるキャリッジ30のピンを送りネジ溝部8aに対して
係合させることで、モータ駆動にともなうガタを無くす
ようにする。
【0021】図3は、図1(b)の中心断面図であり、
既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して
説明を割愛して述べると、リードネジ8は、その軸方向
のガタを防止するために、一端がフレーム2に固定され
た軸受9により回動自在に軸支されて軸方向に不動状態
に維持される一方、リードネジ8の他端が軸方向の予圧
状態で回動自在に軸支するために、コイルバネ11によ
り圧縮状態に維持されるボール21を図示のように内蔵
しており、このボール21がモータ1の外ヨーク14に
溶接で固定されたリアカバー13に固定されたスタッド
20に対して押圧状態に維持されることで、このスタッ
ド20周りにリードネジ8を回動自在に軸支している。
既に説明済みの構成部品については同様の符号を附して
説明を割愛して述べると、リードネジ8は、その軸方向
のガタを防止するために、一端がフレーム2に固定され
た軸受9により回動自在に軸支されて軸方向に不動状態
に維持される一方、リードネジ8の他端が軸方向の予圧
状態で回動自在に軸支するために、コイルバネ11によ
り圧縮状態に維持されるボール21を図示のように内蔵
しており、このボール21がモータ1の外ヨーク14に
溶接で固定されたリアカバー13に固定されたスタッド
20に対して押圧状態に維持されることで、このスタッ
ド20周りにリードネジ8を回動自在に軸支している。
【0022】図4は、凹部4と凸部6の嵌合する様子を
示した断面図であって、図4(a)において、凸部6の
直径Φd1と凹部4の直径Φd2の関係がシマリ嵌めの
関係となるようにして圧入により固定することで、溶接
に備えるようにしている。
示した断面図であって、図4(a)において、凸部6の
直径Φd1と凹部4の直径Φd2の関係がシマリ嵌めの
関係となるようにして圧入により固定することで、溶接
に備えるようにしている。
【0023】または、図4(b)に図示のように十分な
高さの凸部6を凹孔部40に完全に挿入し、凸部6の頭
部6cに予め十文字に切れ目を入れておき、これをカシ
メにより変形するようにして図示のように固定して、十
分な強度を確保することで溶接を省略するようにしても
良い。
高さの凸部6を凹孔部40に完全に挿入し、凸部6の頭
部6cに予め十文字に切れ目を入れておき、これをカシ
メにより変形するようにして図示のように固定して、十
分な強度を確保することで溶接を省略するようにしても
良い。
【0024】以上、本発明の実施形態をステッッピング
モータを例にして詳述してきたが、具体的な構成はこれ
に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があり、例えばサーボモータ、直流モータ
のように正逆回転できるモータであればモータの種類を
問わない。
モータを例にして詳述してきたが、具体的な構成はこれ
に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計変更等があり、例えばサーボモータ、直流モータ
のように正逆回転できるモータであればモータの種類を
問わない。
【0025】また、凸部6の外径が凹部4の内径よりも
大きくなるように調整し、凸部6を凹部4の材料よりも
柔らかい材料で形成して、凸部6を凹部4に押し込むよ
うに嵌合することによって、溶接を不要とすることもで
きる。
大きくなるように調整し、凸部6を凹部4の材料よりも
柔らかい材料で形成して、凸部6を凹部4に押し込むよ
うに嵌合することによって、溶接を不要とすることもで
きる。
【0026】
【0027】以上説明したように、本発明によれば、専
用治具を不要にすることで、作業者や作業環境などの変
動により精度にバラツキが発生せず、かつまた位置決め
のための工数を不要にできるリードスクリュウ付きモー
タを提供することができる。
用治具を不要にすることで、作業者や作業環境などの変
動により精度にバラツキが発生せず、かつまた位置決め
のための工数を不要にできるリードスクリュウ付きモー
タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リードスクリュウ付きモータの外観斜視図であ
り、(a)はステッピングモータ1にメタル軸受7を設
けることで、リードネジ8の途中部位を軸支するように
構成した場合を示し、(b)は、リードネジ8の両端を
軸支する場合を示す。
り、(a)はステッピングモータ1にメタル軸受7を設
けることで、リードネジ8の途中部位を軸支するように
構成した場合を示し、(b)は、リードネジ8の両端を
軸支する場合を示す。
【図2】図1(a)の中心断面図であり、完成状態を示
す正面図(b)とともに示した図である。
す正面図(b)とともに示した図である。
【図3】図1(b)の中心断面図である。
【図4】凹部4と凸部6の嵌合する様子を示した断面図
である。
である。
1 ステッピングモータ 2 フレーム 3 孔部 4 凹部 5 フランジ板 6 凸部 7 メタル軸受 8 リードネジ 25スポット溶接位置
Claims (4)
- 【請求項1】 軸方向のガタを防止するために、一端が
軸方向に不動状態で回動自在に軸支され、他端が軸方向
の予圧状態で回動自在に軸支され、かつ送りネジ溝部を
形成したリードスクリュウを、モータの出力軸に設けた
リードスクリュウ付きモータであって、 前記リードスクリュウの前記一端を軸支する軸受を設け
たフレーム基部と、前記モータとを別構成とするととも
に、 前記モータと前記フレーム基部の各接合面において、前
記リードスクリュウの回動中心を夫々一致させて位置決
めし、かつ嵌合させる位置決め嵌合部を設けたことを特
徴とするリードスクリュウ付きモータ。 - 【請求項2】 前記モータの接合面において前記フレー
ム基部側に突出するように設けられたメタル軸受により
前記リードスクリュウの途中部位を軸支するとともに、 前記メタル軸受により位置決めされ、かつ嵌合させる位
置決め嵌合孔部を前記フレーム基部の接合面に穿設して
嵌合することを特徴とする請求項1に記載のリードスク
リュウ付きモータ。 - 【請求項3】前記嵌合後に前記各接合面同志を溶接を含
む固定手段により固定して完成することを特徴とする請
求項1または2に記載のリードスクリュウ付きモータ。 - 【請求項4】 前記モータはステッピングモータである
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
に記載のリードスクリュウ付きモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311444A JP2000139057A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | リードスクリュウ付きモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311444A JP2000139057A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | リードスクリュウ付きモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000139057A true JP2000139057A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18017298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311444A Pending JP2000139057A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | リードスクリュウ付きモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000139057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131042A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
JP2009171818A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 振動モータ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS637956U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-19 | ||
JPH05176518A (ja) * | 1991-11-18 | 1993-07-13 | Mitsubishi Materials Corp | リードスクリュー付きステッピングモータ |
JPH10131967A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-22 | Seiko Epson Corp | 軸受けおよびモータ |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10311444A patent/JP2000139057A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS637956U (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-19 | ||
JPH05176518A (ja) * | 1991-11-18 | 1993-07-13 | Mitsubishi Materials Corp | リードスクリュー付きステッピングモータ |
JPH10131967A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-22 | Seiko Epson Corp | 軸受けおよびモータ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131042A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
JP2009171818A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 振動モータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20020050106A (ko) | 모터 | |
JP4129128B2 (ja) | レンズ鏡筒とレンズ鏡筒の組み立て方法 | |
JP3399368B2 (ja) | スクリュー付きモータ | |
JP2000139057A (ja) | リードスクリュウ付きモータ | |
JPH0728622Y2 (ja) | ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ | |
EP0770998B1 (en) | Hard disc drive with a compound bearing assembly | |
JP2001129677A (ja) | 回転体のレーザ溶接方法とその装置 | |
JPH10143870A (ja) | 光ディスクシステムの光軸調整機構 | |
JPH10271793A (ja) | ステッピングモータ | |
US5418665A (en) | Driving section of floppy disk drive | |
JPS61246710A (ja) | レンズ繰り出し装置 | |
US5945752A (en) | Shaft-fixed-type motor | |
JP2003014069A (ja) | 単軸ロボットにおける軸連結構造 | |
JPH05176518A (ja) | リードスクリュー付きステッピングモータ | |
KR0141629B1 (ko) | 광 픽업 액츄에이터의 조립지그 | |
JPS5840332Y2 (ja) | カイテンジクシジソウチ | |
JP3062316B2 (ja) | 偏心調整用継手 | |
JPH0599211A (ja) | 軸固定機構 | |
JP3160871B2 (ja) | 回転磁気ヘッド装置 | |
JP2982277B2 (ja) | ドラムユニットの製造方法 | |
JPH0575715U (ja) | ズームレンズ鏡胴の軸取り付け構造 | |
JPS6113797Y2 (ja) | ||
JPH0684786U (ja) | ステッピングモータ及びその駆動機構 | |
JP2882547B2 (ja) | 回転ヘッド装置の組立方法 | |
JP3004490U (ja) | ステッピングモータの蓋部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070925 |