JP2000137989A - センスアンプ回路 - Google Patents

センスアンプ回路

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JP2000137989A JP10308131A JP30813198A JP2000137989A JP 2000137989 A JP2000137989 A JP 2000137989A JP 10308131 A JP10308131 A JP 10308131A JP 30813198 A JP30813198 A JP 30813198A JP 2000137989 A JP2000137989 A JP 2000137989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で低消費電力の単一信号検出回路(セン
スアンプ回路)を提供する。 【解決手段】 1つの信号ライン上の信号を検出し増幅
するためのセンスアンプ回路(100)であって、 イ
ンバータの出力を他方のインバータの入力に互いに接続
したインバータ対(11,12)と、前記インバータ対
の各インバータのソース端と1つの定電流源(15)と
に接続される第1および第2のスイッチ(13,14)
であって、第1スイッチに前記信号ライン(10)が接
続され、第2スイッチに参照電位(Vref)が接続さ
れるセンス用スイッチとを含み、前記第1スイッチの駆
動力は前記第2スイッチの駆動力よりも大きいことを特
徴とするセンスアンプ回路が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、1つの信
号ライン上の信号(単一信号)を検出し増幅するための
回路に関し、さらに詳しく言えば、連想メモリー(CA
M)の本質的部分であるワードの一致不一致情報を微小
信号の段階で検出し増幅するための回路(センスアンプ
回路)に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードマッチラインのような1つの信号
ラインは、通常単一(シングルエンドの信号)で伝送す
るため、その信号の検出・増幅用として一般の差動増幅
器をそのままの形で使用することはできない。したがっ
て、単一信号の検出・増幅用には、一般の差動増幅器を
改良、改善等する必要がある。
【0003】図1および図2は従来のMOSトランジス
タからなるCAMに使われているワードマッチラインと
その信号検出回路の例を示したものである。図1は最も
一般的なものの一例で、基本的な論理ゲートでワードマ
ッチライン(ここではサブワードマッチライン)を受け
るようにしたものである。一方、図2は基本的な論理ゲ
ートで回路を構成しているが寄生容量間の電荷再分布
(チャージシェア)を利用して高速化を図ったものであ
る。
【0004】図1で代表される基本論理回路は極めて簡
単でかつ小型であるが、以下のような問題点がある。マ
ッチラインの電位が論理回路の閾値、いわゆるロジック
スレッショルドを横切るまでマッチラインの信号が後段
に伝わらないという問題がある。すなわち、スピードが
遅いという問題がある。このスピードの遅さはマッチラ
インの動きが遅い場合に特に深刻になる。即ち、ワード
を構成するCAMセルのうちひとつのセルだけがマッチ
ラインを駆動する場合や、CAMセルがマッチラインに
直列につながれている場合である。この時のスピードが
CAMのサーチ動作の速度を決定することになる。ロジ
ックスレッショルドは論理回路を構成するトランジスタ
のサイズを加減することによって調整することができる
が、トランジスタのしきい電圧Vtによって制限され
る。
【0005】また、動きの遅いマッチラインが遷移して
いる間、マッチラインを受けている論理回路に貫通電流
が流れることにより、無駄な電力が消費される。マッチ
ラインはCAM内のアドレスの数だけあるので、全体の
貫通電流は相当大きなものになり無視することはできな
い。マッチラインはCMOSレベルの”H”と”L”、
即ち電源レベルと接地レベルの間を動く必要がある。中
間のレベルでとどまるとマッチラインを受けている論理
回路に貫通電流が流れるからである。そのために、比較
的容量の大きいマッチラインは電源レベルと接地レベル
の間を充放電されることになる。一般的なCAMの設計
では、入力データが全ての記憶セルに送り込まれ、記憶
しているデータと比較されるが、ワードとして一致しな
いアドレスのワードマッチラインは全部放電させられる
ため、ワードマッチラインの充放電電力は全体の消費電
力を大きく左右する。ワードマッチラインの全静電容量
をC、充電時と放電時の電位差をV、サーチ動作周波数
をfとすると、ワードマッチラインの消費電力はfCV
と電圧振幅Vの平方に比例するので、ワードマッチラ
インの電圧振幅が大きいことは低消費電力を図る上で極
めて不利である。
【0006】図2の回路の問題点は寄生容量間の電荷再
分布(チャージシェア)を利用していることから生ず
る。この回路は、サーチサイクルの始めで検出点Sを電
源レベルにプリチャージしてハーフラッチをかけてお
き、データがビット線に載ってからマッチラインと検出
点Sを接続して、チャージシェアによって検出点Sを高
速にロジックスレッショルド近辺まで下げることに特徴
がある。しかし、レベル”H”を間違えずに検出するた
めに、検出点Sの容量を拡散容量も含むマッチライン全
体の寄生容量と同等程度にしておく必要がある。従っ
て、ワードの幅が大きくなってマッチラインの寄生容量
が大きくなるにつれて、検出回路も大きくしなければな
らないという問題がある。
【0007】図2の回路の他の問題は、直前のサイクル
がサーチサイクルで「一致」であった場合も「不一致」
であった場合と同様に次のサーチを高速で行えるように
するには、マッチラインを一旦強制的に放電する必要が
あり、そのために電力が無駄に消費されることである。
もし放電しなければ、動作履歴によってサーチの速さが
変わるので、遅い場合にあわせて設計しなければならな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の問題点を解消することである。具体的に
は、高速で低消費電力の単一信号検出回路(センスアン
プ回路)を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1つの
信号ライン上の信号を検出し増幅するためのセンスアン
プ回路(100)であって、 インバータの出力を他方
のインバータの入力に互いに接続したインバータ対(1
1,12)と、前記インバータ対の各インバータのソー
ス端と1つの定電流源(15)とに接続される第1およ
び第2のスイッチ(13,14)であって、第1スイッ
チに前記信号ライン(10)が接続され、第2スイッチ
に参照電位(Vref)が接続されるセンス用スイッチ
とを含み、前記第1スイッチの駆動力は前記第2スイッ
チの駆動力よりも大きいことを特徴とするセンスアンプ
回路が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】図3は本発明の一実施例であるセ
ンスアンプ回路100を示した図である。図3はセンス
する信号ラインとしてCAMのワードマッチラインを使
用した場合の例を示している。本発明はこの例以外でも
原則として微小な単一信号をセンスする場合であればい
かなる場合にも適用できることは言うまでもない。
【0011】CMOSからなるインバータ11、12を
2段巡回接続し、各インバータのソース端に直列にセン
ス用(NMOS)トランジスタ13、14のドレインを
接続する。また、各インバータの出力にはプリチャージ
用の(PMOS)トランジスタ16、17が接続されて
いる。図3の例では、両センス用トランジスタ13、1
4のゲートに差動入力信号を接続し、両センス用トラン
ジスタのソースを両センス用トランジスタに共通のノー
ドとして定電流源(NMOSトランジスタ)15に接続
する回路形式の差動センスアンプを用いている。そし
て、差動センスアンプを簡便なレファレンス電位Vre
fを利用してシングルエンドで用いるために、ふたつの
センス用トランジスタ13、14の固有の駆動力に適切
な差を持たせる。すなわち、センス用トランジスタ1
3、14の構造パラメータβ、例えばチャネル幅Wとチ
ャネル長さLの比(W/L)を異なる値とすることによ
って、両センス用トランジスタの固有の駆動力に適切な
差を持たせる。具体的には(W/L)比を大きくするこ
とによりセンス用トランジスタの固有の駆動力を大きく
することができる。
【0012】固有駆動力の小さい((W/L)比の小さ
い)センス用トランジスタ14のゲート端子をレファレ
ンス電位Vrefの供給源に接続し、固有駆動力の大き
い((W/L)比の大きい)センス用トランジスタ13
のゲートにワードマッチライン10を直接あるいは、何
らかの電圧あるいは電流制限用デバイスを介して接続す
る。図3では、NMOSトランジスタ19を介して接続
している。ここで固有駆動力の大きい方のセンス用トラ
ンジスタ13のゲート端子をセンス点Sと呼ぶことにす
る。ここで、レファレンス電位としては、特にレファレ
ンス電位発生回路を必要としない電位を想定すればよ
く、図3のように、センス用デバイスがNMOSである
場合は、レファレンス電位の供給源は回路全体の電源で
もよい。勿論、高度に洗練されたものも含めてどのよう
なものであれレファレンス電位発生回路を用いることを
妨げるものではない。
【0013】ここで、図3のセンスアンプ回路の動作に
ついて説明する。プリチャージ期間に、ワードマッチラ
イン10は、プリチャージ用トランジスタ18によって
充電される。この時、センス点Sはレファレンス電位
(電源電位)まで充電される。電圧制限用NMOSトラ
ンジスタ19はあってもなくてもよいが、ある場合には
ワードマッチライン10は電源電位よりトランジスタ1
9の閾値電圧分だけ低い電位まで充電され、ない場合に
は電源電位まで充電される。このNMOSトランジスタ
19は、ワードマッチライン10の電位が上がってくる
と大きなバックケートバイアスがかかることになるの
で、閾値電圧はバックゲートバイアス効果により大きく
なり、ワードマッチラインの電位10はその分更に低く
なる。いずれにせよ、センス点Sは電源電位(レファレ
ンス電位)まで充電され、この状態でセンス開始を待
つ。
【0014】プリチャージ状態で、センスアンプ活性化
信号Vaは”L”に固定し、センスアンプは準備状態に
ある。この時、センスアンプの共通ノード(セットノー
ドと呼ぶ)20は電源電位よりNMOSのしきい電圧V
t分だけ低い電位になっている。その結果、センスアン
プには電流が流れない。
【0015】プリチャージ後、サーチ動作に入ると、上
述したように、ビット線対にデータが載せられセル内に
記憶されているデータと比較される。ワード内の少なく
ともひとつのビットで不一致が検出されると、そのビッ
トのセル内のワードマッチライン駆動用トランジスタが
オンとなり、ワードマッチライン上の電荷を引き抜く。
入力データと一致したワードのマッチラインは電位が変
化せず、センス点Sは電源電位にとどまる。不一致のワ
ードのセンス点Sの電位がある程度下がった時点を見計
らって、センスアンプの活性化信号Vaを”H”に駆動
して、センスアンプを活性化する。このタイミングは、
DRAM等でよく行われているように、センス点Sの動
きをシミュレートする適当な回路を使って作ってもよ
い。
【0016】入力データと一致したワードのセンスアン
プの差動入力は両方とも電源電位にあるが、センス点S
を受けているセンス用トランジスタ13の方がレファレ
ンス電位(この場合は電源電位)を受けているセンス用
トランジスタ14より駆動力が大きいので、センスアン
プはあたかもセンス点の方がレファレンス点よりも電位
が高いかのような動作をして、センス点は”H”である
と認識される。
【0017】入力データと一致しなかったワードのマッ
チライン10は電位が下がっているので、センスアンプ
内ではレファレンス電位につながれたセンス用トランジ
スタ14がセンス点につながれたセンス用トランジスタ
13より先にオンとなりノード21の電位が下がり始め
る。セットノード20が更に下がったところでセンス用
トランジスタ13もオンになる。しかしながら、センス
用トランジスタ13のゲートのオーバードライブがセン
ス用トランジスタ14に比べて弱いこと、およびノード
21が既に幾分下がっているので、インバータ11を構
成するNMOSトランジスタ22の駆動力が、インバー
タ12を構成するNMOSトランジスタ23よりも弱い
ことから、センス点Sの電位がある程度以上下がってい
れば、固有駆動力の強いトランジスタ13をもってして
もノード21とノード24の電位が逆転することない。
そして、ノード21は更に下がって接地レベルに到達
し、ノード24は電源電位に固定される。即ち、センス
点Sは”L”であると認識され、「一致しなかった」と
いう信号がセンスアンプ出力として出力される。
【0018】ここで、センス点Sの電位がどの程度下が
った場合に”L”と認識されるかは、センス用トランジ
スタ13、14の固有駆動力の違いによるので、上述し
た(W/L)比を適当に設定することで容易に調節でき
る。また、トランジスタ固有の閾値電圧Vtにも依存し
ない。ノイズマージンを考慮してそれぞれの固有駆動力
を決定すれば良い。
【0019】このように、本発明のセンスアンプ100
によれば、微小な信号がセンス点に現れた時点でワード
が一致したかどうかの信号を後段に伝えることができる
のでサーチ動作が高速化される。この効果はワード幅が
大きくなるほど、ワードマッチラインの寄生容量が大き
くなりワードマッチラインの動きが鈍くなるので、さら
に大きくなる。
【0020】また、増幅終了後のセンスアンプの出力V
MATCHは、センス点Sが電源電位レベル付近にあるかそ
れより低い電位にあるかによって、電源電位か接地電位
になる。この時、センスアンプの入力であるVINは設定
されたセンスアンプの入力感度分(通常300mVから
700mV程度)だけ動けば良いので、そのようにマッ
チラインを制御することによりセンスアンプ入力を駆動
するマッチライン10の充放電電流は大幅に低減され
る。
【0021】さらに、増幅終了後、増幅結果は、センス
アンプ内のトランジスタ13、14が導通状態である限
り、ラッチされ維持される。これはこのセンスアンプの
優れた特徴のひとつである。従って、センシングを終わ
れば直ちにプリチャージ制御信号Vbを”L”にしてセ
ンス点Sとマッチライン10をプリチャージし、サーチ
結果を維持し出力しながら次のサーチ動作に備えること
ができる。即ち、サーチ動作のサイクルタイムを短くで
きる。また、増幅完了後、即ちラッチ完了後は、電源か
ら接地にいたる経路が遮断されるので、センスアンプを
流れる電流はない。
【0022】上述したように、マッチライン10の電圧
制限用に挿入されているトランジスタ19は無くても良
いが、ある場合にはマッチライン10のプリチャージ電
位が電源電位よりトランジスタのVt分低い電位に抑え
られることになり、マッチラインの充放電電力が更に低
減される。それだけでなく、マッチラインが下がり始め
た時のセンス点Sの応答がチャージシェアにより速くな
るという利点もある。
【0023】以上、図3を用いて本発明のセンスアンプ
回路の構成および動作について説明をしたが、図3のよ
うに、本発明をCAMのワードマッチラインに適応した
場合の効果について以下に説明する。
【0024】ワードマッチラインの信号振幅をセンスア
ンプの感度程度に抑えることができ、従って、サーチ動
作での消費電力を抑えることができる。一般的なCAM
の設計においては、サーチ動作前にワードマッチライン
をプリチャージし、入力データと一致しない大部分のワ
ードのワードマッチラインが放電されるの で、ワード
マッチラインの信号振幅を小さくすることの電力低減効
果は大きい。電力消費は、動作周波数、充放電する必要
のある静電容量、及び、電圧振幅の平方に比例するので
(Pd=f・C・V2)、電圧振幅を下げることの効果
は大きい。例えば、0.25ミクロン程度のIC製造技
術で2048ワード×64ビットのCAMを構成する
と、ワードマッチラインの負荷は1本あたり0.2pF
程度である。66MHzでサーチ動作をした時に平均的
に2000ワードで不一致であったとすると、ワードマ
ッチラインの充放電に要する電力は、従来技術の場合で
は、66MHz×(0.2pF x 2000)×(3.3V)
287.5mW、となる。本発明のセンスアンプ回路を用
いて、マッチラインの電圧振幅を0.7Vに抑えたとす
ると、 66MHz× (0.2pF x 2000)×(0.7V) = 1
2.9mW、 となり、 約95.5%も電力を低減できる。
【0025】ワードマッチライン上の信号を早いタイミ
ングで高速でセンス増幅して後段へ送れるのでサーチ動
作が高速に行える。一般的なCAMの設計においては、
1ビットのみ不一致のワードではセル内の小さなトラン
ジスタで比較的負荷の重いワードマッチラインの電荷を
引き抜くのでワードマッチラインに信号が現れるにはそ
こそこの時間がかかる。これを微小な信号の段階でセン
ス増幅できれば、サーチ動作に要する時間が大幅に短縮
できる。典型的な条件で、サーチに要する時間を約2n
s程度にできる。
【0026】ワードマッチラインをセンスアンプに電圧
制限用デバイスを介して接続する場合には、ワードマッ
チラインのプリチャージ電位を下げることかでき、これ
によってワードマッチラインの電圧振幅を更に抑えるこ
とができるので、更に消費電力を低減できる。ワードマ
ッチラインがセンス可能な電位に到達するのが早くなる
ので、センシングも早くなる。電力の更なる低減につい
ては、例えばマッチラインの振幅を0.3V程度にする
と、上記の計算と同様にして、マッチラインで消費され
る電力を2.4mWまで減らせる。これは、何も対策を
施さない場合の0.8%程度である。
【0027】本発明のセンスアンプ回路はラッチ機能を
持っており、このセンスアンプのラッチ機能は、一旦増
幅した結果をラッチしてしまえば入力線を準備状態にプ
リチャージしても増幅結果が維持されるという特徴を持
っている。この特徴を利用することにより、増幅後、サ
ーチ結果を維持し出力しながら、直ちにマッチラインを
プリチャージして次のサーチ動作に備えることができ
る。即ち、サーチ動作のサイクルタイムを短くすること
ができる。
【0028】レファレンス電位として、電源電位をその
まま使うことができ、その場合にはレファレンス電位発
生用の回路が要らないので、回路が全体として簡単にな
ると共に電力も節約できる。
【0029】本発明のセンスアンプは活性化されるまで
は電源から接地にいたる電流経路が遮断されており、活
性化後はセンスアンプの出力は短時間でCMOSレベル
に増幅され、センスアンプの内部ノードについても、中
間レベルにとどまるところが無いため、貫通電流が流れ
る時間が極めて短いので、センスアンプ自体の電力消費
が少ない。これは、アンプ内部で定常的に電流を消費す
るカレントミラーロードのアンプ等と比べて非常に優れ
た特性である。
【0030】本発明のセンスアンプは一段でCMOSレ
ベルまで増幅するので、カレントミラー型のアンプのよ
うに後段に更に増幅回路を置くようなことをしなくてよ
い。従って、センスシステム全体が小さくて済むという
利点がある。これは回路規模の点から言っても電力消費
が小さいことを意味する。また、中間電位の出力を後段
に送ることがないので貫通電流という点でも電力消費が
小さいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のMOSトランジスタからなるCAMに使
われているワードマッチラインとその信号検出回路を示
した図である。
【図2】従来の MOSトランジスタからなるCAMに
使われているワードマッチラインとその信号検出回路を
示した図である。
【図3】本発明のセンスアンプ回路の一実施例を示した
図である。
【符号の説明】
10 ワードマッチライン 11、12 CMOSインバータ対 13、14 センス用(NMOS)トランジスタ 15 定電流源用(NOMS)トランジスタ 16、17、18 プリチャージ用(PMOS)トラン
ジスタ 19 電圧制限用(NMOS)トランジスタ 20、21、24 ノード 100 センスアンプ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮武 久忠 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 田中 正浩 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内 (72)発明者 森 陽太郎 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの信号ライン上の信号を検出し増幅
    するためのセンスアンプ回路であって、 インバータの出力を他方のインバータの入力に互いに接
    続したインバータ対と、 前記インバータ対の各インバータのソース端と1つの定
    電流源とに接続される第1および第2のスイッチであっ
    て、第1スイッチに前記信号ラインが接続され、第2ス
    イッチに参照電位が接続されるセンス用スイッチとを含
    み、 前記第1スイッチの駆動力は前記第2スイッチの駆動力
    よりも大きいことを特徴とする、センスアンプ回路。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1スイッチに接続される
    信号ラインをプリチャージするためのプリチャージ手段
    を含む、請求項1記載のセンスアンプ回路。
  3. 【請求項3】 さらに、前記インバータ対の各インバー
    タの出力をプリチャージするためのプリチャージ手段を
    含む、請求項1記載のセンスアンプ回路。
  4. 【請求項4】 さらに、前記第1スイッチに接続される
    信号ラインの電位を制限するための電圧制限手段を含
    む、請求項1記載のセンスアンプ回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のスイッチがMOS
    トランジスタからなり、前記第1スイッチのチャネル幅
    (W)とチャネル長(L)の比(W/L)は、前記第2
    スイッチの比(W/L)よりも大きいことを特徴とする
    請求項1記載のセンスアンプ回路。
  6. 【請求項6】 前記インバータがCMOSトランジスタ
    からなり、前記第1スイッチ、第2スイッチ、および前
    記定電流源がMOSトランジスタからなることを特徴と
    する請求項1または5記載のセンスアンプ回路。
  7. 【請求項7】 前記信号ラインは連想メモリ(CAM)
    のワード情報を受け取るワードマッチラインであること
    を特徴とする請求項1乃至6記載のセンスアンプ回路。
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