JP2000136554A - シャワーユニット - Google Patents
シャワーユニットInfo
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- JP2000136554A JP2000136554A JP10311905A JP31190598A JP2000136554A JP 2000136554 A JP2000136554 A JP 2000136554A JP 10311905 A JP10311905 A JP 10311905A JP 31190598 A JP31190598 A JP 31190598A JP 2000136554 A JP2000136554 A JP 2000136554A
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- Japan
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- pipe
- shower
- duct
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャワーの使い始めに冷たい水が出る弊害を
なくすことができるシャワーユニットを提供する。 【解決手段】 ミキシングバルブより下流をシャワー管
路2とカラン管路4と温度調整管路5との3つの管路に
分岐すると共にこの分岐部分に方向切り替え弁6を設け
る。温度調整管路5をカラン連通管路7にてカラン管路
4に連通させると共に温度調整管路5をシャワー連通管
路8にてシャワー管路2に連通させる。温度調整管路5
とカラン連通管路7やシャワー連通管路8との連通を選
択的に切り替える選択切り替え弁9を温度調整管路5に
設ける。温度調整管路5に湯水の温度を検出する温度検
出手段10を設ける。温度検出手段10で検出した湯水
の温度が所定の設定温度以下のとき温度調整管路5とカ
ラン連通管路7とを連通させ、且つ湯水の温度が設定温
度以上のとき温度調整管路5とシャワー連通管路8とを
連通させるように選択切り替え弁9を切り替える。
なくすことができるシャワーユニットを提供する。 【解決手段】 ミキシングバルブより下流をシャワー管
路2とカラン管路4と温度調整管路5との3つの管路に
分岐すると共にこの分岐部分に方向切り替え弁6を設け
る。温度調整管路5をカラン連通管路7にてカラン管路
4に連通させると共に温度調整管路5をシャワー連通管
路8にてシャワー管路2に連通させる。温度調整管路5
とカラン連通管路7やシャワー連通管路8との連通を選
択的に切り替える選択切り替え弁9を温度調整管路5に
設ける。温度調整管路5に湯水の温度を検出する温度検
出手段10を設ける。温度検出手段10で検出した湯水
の温度が所定の設定温度以下のとき温度調整管路5とカ
ラン連通管路7とを連通させ、且つ湯水の温度が設定温
度以上のとき温度調整管路5とシャワー連通管路8とを
連通させるように選択切り替え弁9を切り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャワーヘッドやカ
ランに温度を調整した湯水を選択的に供給できるように
したシャワーユニットに関するものである。
ランに温度を調整した湯水を選択的に供給できるように
したシャワーユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャワーユニットにあっては、湯
水を混合するミキシングバルブより下流をシャワーヘッ
ドに連通するシャワー管路とカランに連通するカラン管
路との2つの管路に分岐すると共にシャワー管路とカラ
ン管路とに湯水を送るのを切り替える方向切り替え弁を
設けて形成されている。そして、方向切り替え弁をシャ
ワー管路側に切り替えるとシャワーヘッドからミキシン
グバルブで温度調整された湯水が吐出し、方向切り替え
弁をカラン管路側に切り替えるとカランからミキシング
バルブで温度調整された湯水が出るようになっている。
水を混合するミキシングバルブより下流をシャワーヘッ
ドに連通するシャワー管路とカランに連通するカラン管
路との2つの管路に分岐すると共にシャワー管路とカラ
ン管路とに湯水を送るのを切り替える方向切り替え弁を
設けて形成されている。そして、方向切り替え弁をシャ
ワー管路側に切り替えるとシャワーヘッドからミキシン
グバルブで温度調整された湯水が吐出し、方向切り替え
弁をカラン管路側に切り替えるとカランからミキシング
バルブで温度調整された湯水が出るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、シャワーの使い始めはシャワーヘッドから
出る湯水が冷たくて使用できない。つまり、ミキシング
バルブで温度調整された湯水が出てくるまでは捨て水と
して捨てなければ体に当たって冷っとして不快感を感じ
る可能性が高い。
にあっては、シャワーの使い始めはシャワーヘッドから
出る湯水が冷たくて使用できない。つまり、ミキシング
バルブで温度調整された湯水が出てくるまでは捨て水と
して捨てなければ体に当たって冷っとして不快感を感じ
る可能性が高い。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、シャワーの使い始めに冷たい水が出る弊害をなく
すことができるシャワーユニットを提供することを課題
とする。
あり、シャワーの使い始めに冷たい水が出る弊害をなく
すことができるシャワーユニットを提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1のシャワーユニットは、湯水を混合
するミキシングバルブより下流をシャワーヘッド1に連
通するシャワー管路2とカラン3に連通するカラン管路
4と温度調整管路5との3つの管路に分岐すると共にシ
ャワー管路2、カラン管路4及び温度調整管路5とに湯
水を送るのを切り替える方向切り替え弁6を設け、温度
調整管路5をカラン連通管路7にてカラン管路4に連通
させると共に温度調整管路5をシャワー連通管路8にて
シャワー管路2に連通させ、温度調整管路5とカラン連
通管路7やシャワー連通管路8との連通を選択的に切り
替える選択切り替え弁9を温度調整管路5に設け、温度
調整管路5にこの温度調整管路5を流れる湯水の温度を
検出する温度検出手段10を設け、温度検出手段10で
検出した湯水の温度が所定の設定温度以下のとき温度調
整管路5とカラン連通管路7とを連通させ、且つ湯水の
温度が設定温度以上のとき温度調整管路5とシャワー連
通管路8とを連通させるように選択切り替え弁9を切り
替えるようにして成ることを特徴とする。方向切り替え
弁6をシャワー管路2に切り替えると、シャワーヘッド
1から湯水が吐出し、方向切り替え弁6をカラン管路4
に切り替えると、カラン3から湯水が吐出する。また方
向切り替え弁6を温度調整管路5に切り替えると、温度
調整管路5の方に湯水が流れるが、このときの湯水の温
度が温度検出手段10で検出され、湯水の温度により選
択切り替え弁9が切り替えられ、湯水の温度が所定の設
定温度より低いときにはカラン管路4を介してカラン3
から水が捨てられ、湯水の温度が所定の設定温度より高
くなるとシャワー管路2を介してシャワーヘッド1から
湯水が吐出される。これにより、方向切り換え弁6を温
度調整管路5の方に切り替えておけば、シャワーの使い
始めに冷たい水が吐出することなく、快適に使用でき
る。また水または低温の湯水でシャワーを浴びたい場合
は、方向切り換え弁6をシャワー管路2の方に切り替え
れば温度調整管路5に関係なく使用することができる。
に本発明の請求項1のシャワーユニットは、湯水を混合
するミキシングバルブより下流をシャワーヘッド1に連
通するシャワー管路2とカラン3に連通するカラン管路
4と温度調整管路5との3つの管路に分岐すると共にシ
ャワー管路2、カラン管路4及び温度調整管路5とに湯
水を送るのを切り替える方向切り替え弁6を設け、温度
調整管路5をカラン連通管路7にてカラン管路4に連通
させると共に温度調整管路5をシャワー連通管路8にて
シャワー管路2に連通させ、温度調整管路5とカラン連
通管路7やシャワー連通管路8との連通を選択的に切り
替える選択切り替え弁9を温度調整管路5に設け、温度
調整管路5にこの温度調整管路5を流れる湯水の温度を
検出する温度検出手段10を設け、温度検出手段10で
検出した湯水の温度が所定の設定温度以下のとき温度調
整管路5とカラン連通管路7とを連通させ、且つ湯水の
温度が設定温度以上のとき温度調整管路5とシャワー連
通管路8とを連通させるように選択切り替え弁9を切り
替えるようにして成ることを特徴とする。方向切り替え
弁6をシャワー管路2に切り替えると、シャワーヘッド
1から湯水が吐出し、方向切り替え弁6をカラン管路4
に切り替えると、カラン3から湯水が吐出する。また方
向切り替え弁6を温度調整管路5に切り替えると、温度
調整管路5の方に湯水が流れるが、このときの湯水の温
度が温度検出手段10で検出され、湯水の温度により選
択切り替え弁9が切り替えられ、湯水の温度が所定の設
定温度より低いときにはカラン管路4を介してカラン3
から水が捨てられ、湯水の温度が所定の設定温度より高
くなるとシャワー管路2を介してシャワーヘッド1から
湯水が吐出される。これにより、方向切り換え弁6を温
度調整管路5の方に切り替えておけば、シャワーの使い
始めに冷たい水が吐出することなく、快適に使用でき
る。また水または低温の湯水でシャワーを浴びたい場合
は、方向切り換え弁6をシャワー管路2の方に切り替え
れば温度調整管路5に関係なく使用することができる。
【0006】また本発明の請求項2のシャワーユニット
は、請求項1において、温度検出手段10としてサーモ
エレメント10aを設け、サーモエレメント10aが検
出する温度によりサーモエレメント10aにて選択切り
替え弁9を駆動するようにして成ることを特徴とする。
サーモエレメント10aにて温度を検出してこのサーモ
エレメント10aにて選択切り替え弁9を駆動し、温度
調整管路5内の湯水の温度が所定の設定温度より低いと
きにはカラン管路4を介してカラン3から水が捨てら
れ、湯水の温度が所定の設定温度より高くなるとシャワ
ー管路2を介してシャワーヘッド1から湯水が吐出され
るものであって、簡単な構造で温度に応じて選択切り替
え弁9を切り替えることができて安価に実現できる。
は、請求項1において、温度検出手段10としてサーモ
エレメント10aを設け、サーモエレメント10aが検
出する温度によりサーモエレメント10aにて選択切り
替え弁9を駆動するようにして成ることを特徴とする。
サーモエレメント10aにて温度を検出してこのサーモ
エレメント10aにて選択切り替え弁9を駆動し、温度
調整管路5内の湯水の温度が所定の設定温度より低いと
きにはカラン管路4を介してカラン3から水が捨てら
れ、湯水の温度が所定の設定温度より高くなるとシャワ
ー管路2を介してシャワーヘッド1から湯水が吐出され
るものであって、簡単な構造で温度に応じて選択切り替
え弁9を切り替えることができて安価に実現できる。
【0007】また本発明の請求項3のシャワーユニット
は、請求項1において、温度検出手段10として温度セ
ンサー10bを設け、選択切り替え弁9を電磁弁9bと
し、温度センサー10bで検出する温度に応じて電磁弁
9bを切り替えるようにして成ることを特徴とする。温
度センサー10bにて検出した温度により電磁弁9bを
駆動し、温度調整管路5内の湯水の温度が所定の設定温
度より低いときにはカラン管路4を介してカラン3から
水が捨てられ、湯水の温度が所定の設定温度より高くな
るとシャワー管路2を介してシャワーヘッド1から湯水
が吐出される。このとき電磁弁9bが作動する設定温度
を可変でき、使用者の要望に合わせることができる。
は、請求項1において、温度検出手段10として温度セ
ンサー10bを設け、選択切り替え弁9を電磁弁9bと
し、温度センサー10bで検出する温度に応じて電磁弁
9bを切り替えるようにして成ることを特徴とする。温
度センサー10bにて検出した温度により電磁弁9bを
駆動し、温度調整管路5内の湯水の温度が所定の設定温
度より低いときにはカラン管路4を介してカラン3から
水が捨てられ、湯水の温度が所定の設定温度より高くな
るとシャワー管路2を介してシャワーヘッド1から湯水
が吐出される。このとき電磁弁9bが作動する設定温度
を可変でき、使用者の要望に合わせることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】湯水を混合して温度を調整するミ
キシングバルブより湯水が図1の矢印Dのように分岐部
11の入口12に供給されるようになっており、分岐部
11から下流側がシャワーヘッド1に連通するシャワー
管路2と、カラン3に連通するカラン管路4と、温度調
整管路5とに分岐してある。この分岐部11にはシャワ
ー管路2とカラン管路4と温度調整管路5とに切り替え
る方向切り換え弁6を設けてある。
キシングバルブより湯水が図1の矢印Dのように分岐部
11の入口12に供給されるようになっており、分岐部
11から下流側がシャワーヘッド1に連通するシャワー
管路2と、カラン3に連通するカラン管路4と、温度調
整管路5とに分岐してある。この分岐部11にはシャワ
ー管路2とカラン管路4と温度調整管路5とに切り替え
る方向切り換え弁6を設けてある。
【0009】上記方向切り換え弁6は例えば、図2に示
すように形成されている。有底円筒状の外シリンダ14
内に円柱状の閉子15が回転自在に内装されており、外
シリンダ14のより露出する端面に操作つまみ16を一
体に装着してあり、操作つまみ16を操作することで閉
子15を回転操作することができるようになっている。
外シリンダ14の底面と閉子15の端面との間には空間
14aを設けてあり、湯水の入口12が空間14aに連
通している。外シリンダ14の外周には90°の間隔を
隔てて出口17が設けてあり、この出口17が上記シャ
ワー管路2やカラン管路4や温度調整管路5に連通して
いる。閉子15の外周には軸方向に凹溝18を設けてあ
り、閉子15を回動することで凹溝18と適宜の出口1
7とが選択的に連通するようになっている。これにより
入口12とシャワー管路2やカラン管路4や温度調整管
路5とが選択的に連通するようになっている。
すように形成されている。有底円筒状の外シリンダ14
内に円柱状の閉子15が回転自在に内装されており、外
シリンダ14のより露出する端面に操作つまみ16を一
体に装着してあり、操作つまみ16を操作することで閉
子15を回転操作することができるようになっている。
外シリンダ14の底面と閉子15の端面との間には空間
14aを設けてあり、湯水の入口12が空間14aに連
通している。外シリンダ14の外周には90°の間隔を
隔てて出口17が設けてあり、この出口17が上記シャ
ワー管路2やカラン管路4や温度調整管路5に連通して
いる。閉子15の外周には軸方向に凹溝18を設けてあ
り、閉子15を回動することで凹溝18と適宜の出口1
7とが選択的に連通するようになっている。これにより
入口12とシャワー管路2やカラン管路4や温度調整管
路5とが選択的に連通するようになっている。
【0010】図2の方向切り換え弁6は閉子15の径が
比較的に大きい場合であるが、閉子15の径が小さい場
合は図3のような構造を採用している。つまり、閉子1
5に設ける凹溝18は軸方向に直線状でなく、螺旋状に
曲げてあり、また出口17は周方向に位置をずらせると
共に軸方向にも位置をずらせてある。このようにすると
閉子15の径が小さくても凹溝18が2つの出口17に
同時に連通したりすることがない。
比較的に大きい場合であるが、閉子15の径が小さい場
合は図3のような構造を採用している。つまり、閉子1
5に設ける凹溝18は軸方向に直線状でなく、螺旋状に
曲げてあり、また出口17は周方向に位置をずらせると
共に軸方向にも位置をずらせてある。このようにすると
閉子15の径が小さくても凹溝18が2つの出口17に
同時に連通したりすることがない。
【0011】上記のように方向切り換え弁6が形成さ
れ、操作つまみ16をシャワー側に切り替えると矢印B
のようにシャワー管路2に湯水が供給され、操作つまみ
16をカラン側に切り替えると矢印Cのようにカラン管
路4に湯水が供給され、操作つまみ16を温度調整シャ
ワー側に切り替えると矢印Aのように温度調整管路5に
湯水が供給されるようになっている。
れ、操作つまみ16をシャワー側に切り替えると矢印B
のようにシャワー管路2に湯水が供給され、操作つまみ
16をカラン側に切り替えると矢印Cのようにカラン管
路4に湯水が供給され、操作つまみ16を温度調整シャ
ワー側に切り替えると矢印Aのように温度調整管路5に
湯水が供給されるようになっている。
【0012】温度調整管路5はカラン連通管路7にてカ
ラン管路4に連通していると共にシャワー連通管路8に
てシャワー管路2に連通しており、カラン連通管路7及
びシャワー連通管路8には夫々逆止弁19を設けてあ
る。この逆止弁19を設けてあることで温度調整管路5
からシャワー管路2やカラン管路4の方に湯水が流れる
が、逆の方向には流れないようになっている。カラン連
通管路7及びシャワー連通管路8の温度調整管路5側の
端部は上下に対向するように開口しており、この開口を
選択的に開閉する選択開閉弁9としての移動弁9aが上
下の開口間に上下に移動自在に配置してある。そして移
動弁9aが上に移動することでシャワー連通管路8の開
口を閉塞し、移動弁9aが下に移動することでカラン連
通管路7の開口を閉塞するようになっている。移動弁9
aの下方にはスプリング20を配置してあり、スプリン
グ20にて移動弁9aを上方に付勢してあり、移動弁9
aにて通常シャワー連通管路8の端部の開口を閉塞して
ある。また温度調整管路5には温度検出手段10として
のサーモエレメント10aを配置してあり、サーモエレ
メント10aと移動弁9aとを連結部21にて連結して
ある。サーモエレメント10aは所定温度になると伸び
るものであり、サーモエレメント10aが伸びると、ス
プリング20に抗して移動弁9aが下方に移動し、移動
弁9aがシャワー連通管路8の端面から離れると共に移
動弁9aがカラン連通管路7の端部を閉塞するようにな
っている。本例の場合、サーモエレメント10aは例え
ば37℃以上の温度を検出したとき動作するようになっ
ている。かかる動作をする設定温度は37℃に限らず、
それ以上でもそれ以下であってもよい。
ラン管路4に連通していると共にシャワー連通管路8に
てシャワー管路2に連通しており、カラン連通管路7及
びシャワー連通管路8には夫々逆止弁19を設けてあ
る。この逆止弁19を設けてあることで温度調整管路5
からシャワー管路2やカラン管路4の方に湯水が流れる
が、逆の方向には流れないようになっている。カラン連
通管路7及びシャワー連通管路8の温度調整管路5側の
端部は上下に対向するように開口しており、この開口を
選択的に開閉する選択開閉弁9としての移動弁9aが上
下の開口間に上下に移動自在に配置してある。そして移
動弁9aが上に移動することでシャワー連通管路8の開
口を閉塞し、移動弁9aが下に移動することでカラン連
通管路7の開口を閉塞するようになっている。移動弁9
aの下方にはスプリング20を配置してあり、スプリン
グ20にて移動弁9aを上方に付勢してあり、移動弁9
aにて通常シャワー連通管路8の端部の開口を閉塞して
ある。また温度調整管路5には温度検出手段10として
のサーモエレメント10aを配置してあり、サーモエレ
メント10aと移動弁9aとを連結部21にて連結して
ある。サーモエレメント10aは所定温度になると伸び
るものであり、サーモエレメント10aが伸びると、ス
プリング20に抗して移動弁9aが下方に移動し、移動
弁9aがシャワー連通管路8の端面から離れると共に移
動弁9aがカラン連通管路7の端部を閉塞するようにな
っている。本例の場合、サーモエレメント10aは例え
ば37℃以上の温度を検出したとき動作するようになっ
ている。かかる動作をする設定温度は37℃に限らず、
それ以上でもそれ以下であってもよい。
【0013】しかして、操作つまみ16を操作して方向
切り換え弁6を温度調整シャワーに切り替えると、矢印
Aのように温度調整管路8に湯水が供給される。このと
き始めに供給される湯水は例えば37℃の設定温度より
低いためにサーモエレメント10aが動作せず、シャワ
ー連通管路8の端部の開口を移動弁9aが閉塞している
と共にカラン連通管路7を開放しており、温度調整管路
5の湯水がカラン連通管路7を介してカラン管路4に流
れ、カラン3から捨てられる。そして温水調整管路8に
供給される湯水の温度が例えば37℃の設定温度より高
くなると、サーモエレメント10aにて移動弁9aがス
プリング20に抗して駆動され、シャワー連通管路8の
端面から離れると共にカラン連通管路7の端面を閉じ、
シャワー連通管路8からシャワー管路4を介してシャワ
ーヘッド1に湯水が供給され、設定温度より高い温度の
湯がシャワーヘッド1から吐出して冷たいシャワーを浴
びるおそれがない。また操作つまみ16を操作して方向
切り換え弁6をシャワーの方に切り替えると、矢印Bの
ようにシャワー管路4の方に湯水が流れ、シャワー管路
2を介してシャワーヘッド1に湯水が供給される。この
ようにすると供給する湯水の温度に関係なくシャワーヘ
ッド1に湯水を供給でき、水や低温の湯水のシャワーを
浴びることができる。また操作つまみ16を操作して方
向切り換え弁6をカランの方に切り替えると、矢印Cの
ようにカラン管路4を介してカラン3に湯水を供給し、
カラン3から湯水を取り出すことができる。
切り換え弁6を温度調整シャワーに切り替えると、矢印
Aのように温度調整管路8に湯水が供給される。このと
き始めに供給される湯水は例えば37℃の設定温度より
低いためにサーモエレメント10aが動作せず、シャワ
ー連通管路8の端部の開口を移動弁9aが閉塞している
と共にカラン連通管路7を開放しており、温度調整管路
5の湯水がカラン連通管路7を介してカラン管路4に流
れ、カラン3から捨てられる。そして温水調整管路8に
供給される湯水の温度が例えば37℃の設定温度より高
くなると、サーモエレメント10aにて移動弁9aがス
プリング20に抗して駆動され、シャワー連通管路8の
端面から離れると共にカラン連通管路7の端面を閉じ、
シャワー連通管路8からシャワー管路4を介してシャワ
ーヘッド1に湯水が供給され、設定温度より高い温度の
湯がシャワーヘッド1から吐出して冷たいシャワーを浴
びるおそれがない。また操作つまみ16を操作して方向
切り換え弁6をシャワーの方に切り替えると、矢印Bの
ようにシャワー管路4の方に湯水が流れ、シャワー管路
2を介してシャワーヘッド1に湯水が供給される。この
ようにすると供給する湯水の温度に関係なくシャワーヘ
ッド1に湯水を供給でき、水や低温の湯水のシャワーを
浴びることができる。また操作つまみ16を操作して方
向切り換え弁6をカランの方に切り替えると、矢印Cの
ようにカラン管路4を介してカラン3に湯水を供給し、
カラン3から湯水を取り出すことができる。
【0014】また図4は温度調整管路5に設ける温度検
出手段10と選択切り替え弁9の他の例を示すものであ
る。本例の温度検出手段10はサーミスターのような温
度センサー10bであり、選択切り替え弁9は温度調整
管路5とカラン連通管路7やシャワー連通管路8との連
通を切り替える電磁弁9bである。温度センサー10b
で検出した温度調整管路5内の湯の温度はマイクロコン
ピュータよりなる制御回路22に入力され、所定の設定
温度以上か以下か判定され、駆動回路23にて電磁弁9
bが駆動される。温度調整管路5の湯水の温度が所定の
設定温度以下のときは温度調整管路5とカラン連通管路
7とが連通するように電磁弁9bが切り替えられ、カラ
ン連通管路7、カラン管路4を介してカラン3から湯水
が捨てられる。一方、温度調整管路5の湯水の温度が所
定の設定温度以上になると、温度調整管路5とシャワー
連通管路8とが連通するように電磁弁9bが切り替えら
れ、シャワー連通管路8、シャワー管路2を介してシャ
ワーヘッド1に所定の設定温度より高い温度の湯が供給
される。また制御回路22には温度設定部24を設けて
あり、温度設定部24を調整することにより電磁弁9b
が作動する設定温度を変えることができ、使用者の要望
に合わせることができる。
出手段10と選択切り替え弁9の他の例を示すものであ
る。本例の温度検出手段10はサーミスターのような温
度センサー10bであり、選択切り替え弁9は温度調整
管路5とカラン連通管路7やシャワー連通管路8との連
通を切り替える電磁弁9bである。温度センサー10b
で検出した温度調整管路5内の湯の温度はマイクロコン
ピュータよりなる制御回路22に入力され、所定の設定
温度以上か以下か判定され、駆動回路23にて電磁弁9
bが駆動される。温度調整管路5の湯水の温度が所定の
設定温度以下のときは温度調整管路5とカラン連通管路
7とが連通するように電磁弁9bが切り替えられ、カラ
ン連通管路7、カラン管路4を介してカラン3から湯水
が捨てられる。一方、温度調整管路5の湯水の温度が所
定の設定温度以上になると、温度調整管路5とシャワー
連通管路8とが連通するように電磁弁9bが切り替えら
れ、シャワー連通管路8、シャワー管路2を介してシャ
ワーヘッド1に所定の設定温度より高い温度の湯が供給
される。また制御回路22には温度設定部24を設けて
あり、温度設定部24を調整することにより電磁弁9b
が作動する設定温度を変えることができ、使用者の要望
に合わせることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、叙述の如く
構成されているので、方向切り替え弁をシャワー管路に
切り替えると、シャワーヘッドから湯水が吐出し、方向
切り替え弁をカラン管路に切り替えると、カランから湯
水が吐出するのは勿論、方向切り替え弁を温度調整管路
に切り替えると、温度調整管路の方に湯水が流れるが、
このときの湯水の温度が温度検出手段で検出され、湯水
の温度により選択切り替え弁が切り替えられ、湯水の温
度が所定の設定温度より低いときにはカラン管路を介し
てカランから水が捨てられ、湯水の温度が所定の設定温
度より高くなるとシャワー管路を介してシャワーヘッド
から湯水が吐出されるものであって、方向切り替え弁を
温度調整管路の方に切り替えておけば、シャワーの使い
始めに冷たい水が吐出することなく、快適に使用できる
ものであり、また水または低温の湯水でシャワーを浴び
たい場合は、方向切り替え弁をシャワー管路の方に切り
替えれば温度調整管路に関係なく使用することができる
ものである。
構成されているので、方向切り替え弁をシャワー管路に
切り替えると、シャワーヘッドから湯水が吐出し、方向
切り替え弁をカラン管路に切り替えると、カランから湯
水が吐出するのは勿論、方向切り替え弁を温度調整管路
に切り替えると、温度調整管路の方に湯水が流れるが、
このときの湯水の温度が温度検出手段で検出され、湯水
の温度により選択切り替え弁が切り替えられ、湯水の温
度が所定の設定温度より低いときにはカラン管路を介し
てカランから水が捨てられ、湯水の温度が所定の設定温
度より高くなるとシャワー管路を介してシャワーヘッド
から湯水が吐出されるものであって、方向切り替え弁を
温度調整管路の方に切り替えておけば、シャワーの使い
始めに冷たい水が吐出することなく、快適に使用できる
ものであり、また水または低温の湯水でシャワーを浴び
たい場合は、方向切り替え弁をシャワー管路の方に切り
替えれば温度調整管路に関係なく使用することができる
ものである。
【0016】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、温度検出手段としてサーモエレメントを設
け、サーモエレメントが検出する温度によりサーモエレ
メントにて選択切り替え弁を駆動するようにしているの
で、サーモエレメントにて温度を検出してこのサーモエ
レメントにて選択切り替え弁を駆動し、温度調整管路内
の湯水の温度が所定の設定温度より低いときにはカラン
管路を介してカランから水が捨てられ、湯水の温度が所
定の設定温度より高くなるとシャワー管路を介してシャ
ワーヘッドから湯水が吐出されるものであって、簡単な
構造で温度に応じて選択切り替え弁を切り替えることが
できて安価に実現できるものである。
において、温度検出手段としてサーモエレメントを設
け、サーモエレメントが検出する温度によりサーモエレ
メントにて選択切り替え弁を駆動するようにしているの
で、サーモエレメントにて温度を検出してこのサーモエ
レメントにて選択切り替え弁を駆動し、温度調整管路内
の湯水の温度が所定の設定温度より低いときにはカラン
管路を介してカランから水が捨てられ、湯水の温度が所
定の設定温度より高くなるとシャワー管路を介してシャ
ワーヘッドから湯水が吐出されるものであって、簡単な
構造で温度に応じて選択切り替え弁を切り替えることが
できて安価に実現できるものである。
【0017】また本発明の請求項3の発明は、温度検出
手段として温度センサーを設け、選択切り替え弁を電磁
弁とし、温度センサーで検出する温度に応じて電磁弁を
切り替えるようにしているので、温度センサーにて検出
した温度により電磁弁を駆動し、温度調整管路内の湯水
の温度が所定の設定温度より低いときにはカラン管路を
介してカランから水が捨てられ、湯水の温度が所定の設
定温度より高くなるとシャワー管路を介してシャワーヘ
ッドから湯水が吐出されるものであり、しかも電磁弁が
作動する設定温度を可変でき、使用者の要望に合わせる
ことができるものである。
手段として温度センサーを設け、選択切り替え弁を電磁
弁とし、温度センサーで検出する温度に応じて電磁弁を
切り替えるようにしているので、温度センサーにて検出
した温度により電磁弁を駆動し、温度調整管路内の湯水
の温度が所定の設定温度より低いときにはカラン管路を
介してカランから水が捨てられ、湯水の温度が所定の設
定温度より高くなるとシャワー管路を介してシャワーヘ
ッドから湯水が吐出されるものであり、しかも電磁弁が
作動する設定温度を可変でき、使用者の要望に合わせる
ことができるものである。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す要部を断面し
た概略説明図である。
た概略説明図である。
【図2】同上の方向切り替え弁を示し、(a)は一部切
欠斜視図、(b)は閉子の部分の斜視図である。
欠斜視図、(b)は閉子の部分の斜視図である。
【図3】同上の方向切り替え弁の他の例を示し、(a)
は閉子の斜視図、(b)は外シリンダの斜視図である。
は閉子の斜視図、(b)は外シリンダの斜視図である。
【図4】同上の他の例の要部を示すブロック図である。
1 シャワーヘッド 2 シャワー管路 3 カラン 4 カラン管路 5 温度調整管路 6 方向切り替え弁 7 カラン連通管路 8 シャワー連通管路 9 選択切り替え弁 9a 移動弁 9b 電磁弁 10 温度検出手段 10a サーモエレメント 10b 温度センサー
Claims (3)
- 【請求項1】 湯水を混合するミキシングバルブより下
流をシャワーヘッドに連通するシャワー管路とカランに
連通するカラン管路と温度調整管路との3つの管路に分
岐すると共にシャワー管路、カラン管路及び温度調整管
路とに湯水を送るのを切り替える方向切り替え弁を設
け、温度調整管路をカラン連通管路にてカラン管路に連
通させると共に温度調整管路をシャワー連通管路にてシ
ャワー管路に連通させ、温度調整管路とカラン連通管路
やシャワー連通管路との連通を選択的に切り替える選択
切り替え弁を温度調整管路に設け、温度調整管路にこの
温度調整管路を流れる湯水の温度を検出する温度検出手
段を設け、温度検出手段で検出した湯水の温度が所定の
設定温度以下のとき温度調整管路とカラン連通管路とを
連通させ、且つ湯水の温度が設定温度以上のとき温度調
整管路とシャワー連通管路とを連通させるように選択切
り替え弁を切り替えるようにして成ることを特徴とする
シャワーユニット。 - 【請求項2】 温度検出手段としてサーモエレメントを
設け、サーモエレメントが検出する温度によりサーモエ
レメントにて選択切り替え弁を駆動するようにして成る
ことを特徴とする請求項1記載のシャワーユニット。 - 【請求項3】 温度検出手段として温度センサーを設
け、選択切り替え弁を電磁弁とし、温度センサーで検出
する温度に応じて電磁弁を切り替えるようにして成るこ
とを特徴とする請求項1記載のシャワーユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311905A JP2000136554A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | シャワーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311905A JP2000136554A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | シャワーユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000136554A true JP2000136554A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18022836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311905A Withdrawn JP2000136554A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | シャワーユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000136554A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021098964A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | Sanei株式会社 | 湯水混合装置 |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP10311905A patent/JP2000136554A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021098964A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | Sanei株式会社 | 湯水混合装置 |
JP7451169B2 (ja) | 2019-12-20 | 2024-03-18 | Sanei株式会社 | 湯水混合装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |