JP2000135236A - 携帯型蓄熱パック加熱用具 - Google Patents

携帯型蓄熱パック加熱用具

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JP2000135236A
JP2000135236A JP10310555A JP31055598A JP2000135236A JP 2000135236 A JP2000135236 A JP 2000135236A JP 10310555 A JP10310555 A JP 10310555A JP 31055598 A JP31055598 A JP 31055598A JP 2000135236 A JP2000135236 A JP 2000135236A
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Suteji Takeuchi
捨治 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯が容易であり、かつ複数の偏平状蓄熱パ
ックを同時に効率よく加熱することのできる携帯型蓄熱
パック加熱用具を提供すること。 【解決手段】 2つ折りが可能な本体と、折りたたんだ
ときに互いに内側となる面の間に面状発熱体を設け、蓄
熱パック加熱時に蓄熱パックが面状発熱体を挟持する構
成とする。さらに、電源接続部を家庭用100V電源と
自動車用電源いずれも使用できる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱パック加熱用
具に関し、さらに詳細には融解潜熱を利用する偏平状蓄
熱パックを加熱するために用いるもので、かつ携帯が容
易な携帯型蓄熱パック加熱用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯用暖房具として、蓄熱材
を密封した蓄熱パックが提案されている(実公平1−3
1216号公報、実開平3−18829号公報等)。こ
れらの蓄熱パックは、ヒーター等で蓄熱材を溶解させて
蓄熱した後、蓄熱パック固定部のついたベスト、ウエス
トバック、座布団、膝サポーター、肘サポーターなどに
収納され、懐炉や座布団として使用される。蓄熱パック
は、酢酸ナトリウム水溶液等の蓄熱材が過冷却状態から
結晶状態に転移する際に発熱することを利用したもので
ある。すなわち、ヒーター等で蓄熱材を溶解させて蓄熱
した後、過冷却状態で室温下に放置しておき、使用時に
過冷却解除手段(トリガー)等によって、蓄熱材を過冷
却状態から解除することで発熱させるものである。この
ため、蓄熱材の組成により所望の温度とすることができ
ること、繰り返して使用することができることといった
利点がある。
【0003】これらの蓄熱パックの加熱用具として、
発熱体として導電性高分子材料からなる面状発熱体を用
いる蓄熱材加熱装置(特開平1−181864号公
報)、ヒーターと、差し込みプラグ、タイマー、蓄熱
終了表示手段が一体化された蓄熱装置(実開平2−11
20号公報)、蓄熱容器と、蓄熱容器を出入自在に収
納することが可能である加熱器と、温度検出手段と、取
出し可能時期報知手段を具備した携帯用暖房器(特開平
3−39153号公報)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
加熱用具では、以下に示すような欠点があった。の蓄
熱材加熱装置は、深い箱型の加熱装置であるため、蓄熱
パックの容積に対して面状発熱体が接する面積(伝熱
面)が小さく、加熱の効率が悪いという欠点がある。ま
た、の蓄熱材加熱装置及びの加熱装置では、複数の
蓄熱パックを均等に加熱することができないという欠点
がある。さらに、〜は、加熱対象物を中に入れて加
熱する構造となっているために、加熱用具の外側には厚
みのある断熱材が必要となり、加熱用具が大きくなると
いう欠点がある。また、断熱材を薄くすると熱が外へ逃
げ、ヒーターの熱の一部しか蓄熱容器に伝わらず、伝熱
効率が悪いという欠点が生じる。また、ヒーターの片面
にしか蓄熱容器が接しないため、複数の蓄熱容器を同時
に加熱するためには、暖房器の大きさを大きくする必要
があり、携帯しにくくなることといった欠点がある。ま
た、〜の加熱用具には家庭用100V電源への差し
込みプラグしかなく、屋外、例えば自動車内での蓄熱パ
ックの加熱は不可能であった。
【0005】以上のように、携帯が容易であり、かつ複
数の蓄熱パックを同時に効率よく加熱することができる
加熱用具はいまだに見いだされていない。本発明が解決
しようとする課題は、携帯が容易であり、かつ複数の偏
平状蓄熱パックを同時に効率よく均等に加熱することの
できる加熱用具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、蓄熱パック加熱
時に蓄熱パックが面状発熱体を挟持するように蓄熱パッ
ク固定部を配置すれば、面状発熱体の熱が極めて効率よ
く蓄熱パックに伝わることから、外側の断熱材を薄くす
ることができ、加熱用具の小型化、薄型化が可能となる
ことを見い出した。
【0007】すなわち本発明は、蓄熱材を封入した偏平
状蓄熱パックを加熱するための加熱用具であって、2つ
折りが可能な本体と、複数の蓄熱パック固定部と、面状
発熱体と、該面状発熱体に接続された電源接続部からな
り、該面状発熱体が該本体を折りたたんだときに本体の
互いに内側となる面の間に位置し、かつ偏平状蓄熱パッ
クに挟持されるように配置されていることを特徴とする
携帯型蓄熱パック加熱用具である。
【0008】本発明において、本体は蓄熱パック加熱時
の熱の逸散が少なく、携帯に便利なものが好ましい。そ
の材質としては耐熱性及び断熱効果を有するものであれ
ばよく、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリプロピ
レンなどの合成繊維や木綿、麻、羊毛などの天然繊維を
素材とした織布、不織布や、合成樹脂フィルム、合成ゴ
ムシート、天然ゴムシート、天然皮革、合成皮革などの
単独シート、又は前記素材を組み合わせた複合シート、
あるいは前記素材を外側材とし、合成繊維、天然繊維の
綿状物あるいはポリエチレン、ポリウレタンなどの発泡
体を断熱層としたものを例示することができる。
【0009】本体の2つ折り部は、本体が曲面で折り曲
げられる構造であっても、2つの略直角部により折り曲
げられる構造であっても、またV字の折り曲げによる構
造であってもよく、特に限定されるものではない。
【0010】本体を折りたたんだ状態に保持するため、
若しくは本体周辺部から熱が逃げるのを防ぐために、本
体の周辺部の少なくとも一部にファスナー、面ファスナ
ー、ボタン、掛止具を設けてもよい。なお、ここでいう
周辺部とは、本体を折りたたんだときに相対する2面の
周辺部以外に、面の角部や、周辺部に設けられたマチ、
止めバンド、蓋板をも含むものである。
【0011】本発明における面状発熱体としては、面状
で、通電することによって所望の発熱が得られるもので
あれば特に限定されず、従来から知られている面状発熱
体を用いることができる。例えば、各種の面状発熱素子
を電気絶縁性材料で被覆したもの、あるいは線状の発熱
素子を電気絶縁性材料で被覆した電熱線を基板に直線
状、蛇行状に張り巡らせたものを用いることができる。
【0012】面状発熱素子としては、例えばカーボン系
あるいは金属系の導電性樹脂をガラスクロス、ポリエス
テルフィルム、ポリイミドフィルム、又はマイカなどの
基材に含浸、塗布、又は印刷により保持させたもの、あ
るいはステンレス箔、ニクロム箔、銅ニッケル箔などを
エッチングしたもの、さらに、ニッケルクロム、銅ニッ
ケルなどの金属抵抗線を絶縁性基材に直線状、蛇行状に
張り巡らせたものなどが用いられる。これらの面状発熱
素子を被覆するための電気絶縁性材料としては、シリコ
ン、ポリエステル、ポリアミドなどの合成樹脂、ゴム、
エポキシ含浸ガラスクロスなどが用いられる。
【0013】線状の発熱素子としては、ニクロム線、銅
ニッケル線、鉄クロム線などの金属発熱線や、上記金属
発熱線をガラス芯にスパイラル状に巻き付けたものがあ
げられる。これらを被覆する電気絶縁性材料としては、
面状発熱素子の電気絶縁性材料と同様のものを用いるこ
とができる。
【0014】面状発熱体は、上述の発熱素子を単独で用
いてもよく、2種類の発熱素子を電気絶縁性材料を介し
て重ね合わせたものを用いてもよい。また、2種類の発
熱素子を1枚の基材上に分割して配してもよい。
【0015】面状発熱体の位置としては、本体を折りた
たんだときに、蓄熱パックが本体の互いに内側となる面
と面状発熱体との間に位置するように配置されればよ
い。例えば、本体の2つ折り部に面状発熱体の一辺を固
定する方法、本体の2つ折り部を除く周辺部に面状発熱
体の少なくとも一辺を固定する方法、本体に固定された
蓄熱パック固定部に面状発熱体の一部を固定する方法、
何処にも固定せず、使用時に蓄熱パックが面状発熱体の
両面に接する位置に配置する方法などがあげられる。
【0016】面状発熱体の形状は、蓄熱パックや本体の
形状等によって異なり一概に特定はできないが、例えば
長方形、正方形等である。また、その大きさは蓄熱パッ
クの数、大きさ、本体の大きさ等によって異なり一概に
特定はできないが、蓄熱パックを収納したときに、蓄熱
パックと略同一となる大きさであることが好ましい。
【0017】本発明の蓄熱パック固定部とは、偏平状蓄
熱パックを加熱、携帯するためのものであり、蓄熱パッ
クを保持することができればよい。
【0018】蓄熱パック固定部は、本体を折りたたんだ
ときに、本体の互いに内側となる面と面状発熱体との間
に位置するように配置される。具体的には、図1に示す
ように、本体を折りたたんだときに互いに内側となる2
つの面にそれぞれ蓄熱パック固定部を設けてもよく、図
2に示すように、面状発熱体の両面に設けてもよい。ま
た、本体と面状発熱体の両方に同時に固定されていても
よい。
【0019】蓄熱パック固定部の数としては、本体を折
りたたんだときに面状発熱体の両面に少なくとも1つづ
つ配置される。また、各々の面の蓄熱パック固定部の数
としては、蓄熱パックの利用目的、蓄熱パックの大きさ
に応じて決定される。
【0020】蓄熱パック固定部の形状、大きさは偏平状
蓄熱パックを本体に収納できる形状、大きさであればよ
く、例えばポケット型、バンド型、フック型、面ファス
ナー型などである。ここで、バンド型とは、帯状の布又
はゴムバンドの両端部を本体又は面状発熱体に固定した
ものをいう。また、フック型とは、蓄熱パックをはめ合
わせ止め具などで釣り下げ、又は固定できるようにした
ものであり、例えば蓄熱パック固定部にはリング状物
を、蓄熱パックには弾性を有するT字型突起物をそれぞ
れ設け、リング状物にT字型突起物を掛けて釣り下げ又
は固定する方法があげられる。
【0021】また、蓄熱パック固定部をポケット型とし
たときのポケットの素材としては、蓄熱材の蓄熱時の加
熱に耐えうるものであり、蓄熱パックへの熱伝達が容易
に行われるものであれば特に限定されず、例えばポリエ
ステル、ポリアミド、ポリプロピレンなどの合成繊維や
木綿、麻、羊毛などの天然繊維を素材とした織布、不織
布や、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリエステル、ポリ
エチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂フィルム単独
又は該合成樹脂フィルムの複合フィルムなどである。ま
た、バンド型の場合もポケット型と同様の素材を用いる
ことができるが、弾性を有する織布又はバンドなどを用
いると好都合である。
【0022】本発明において、電源接続部とは、面状発
熱体に電力を供給する部分を意味するものであり、通常
は面状発熱体の電極に接続されたコードの他端に家庭用
100V電源への差し込みプラグ、又は自動車電源(例
えばシガレットライター用電源)に接続可能なプラグが
取り付けられたものである。なお、面状発熱体の通電回
路を分割可能とし、切換スイッチを介して回路を直列接
続又は並列接続とすることによって、同一の面状発熱体
でありながら、家庭用100V電源、自動車電源の共用
とすることもできる。このほか、面状発熱体の電源部
と、家庭用100V電源差し込みプラグ又は自動車電源
用接続プラグの間にトランスを設けることによって、同
一の面状発熱体を家庭用100V電源、自動車電源の共
用とすることもできる。しかしながら、電源接続部を簡
便化すること、使用時の誤操作による面状発熱体の破損
及び過熱の危険性を防ぐこと、さらに携帯型蓄熱パック
加熱用具の軽量化を図ることなどから、家庭用100V
電源、自動車電源それぞれに対応した面状発熱体を設け
た構成とすることが好ましい。その場合には、2種類の
面状発熱体を重ね合わせて用いることが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図面に基づ
き詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるも
のではない。
【0024】図1は本発明の一例である蓄熱パック固定
部が本体に設けられた携帯型蓄熱パック加熱用具の開い
た状態の斜視図である。図2には本発明の一例である蓄
熱パック固定部が面状発熱体に設けられた携帯型蓄熱パ
ック加熱用具の開いた状態の斜視図を示した。図3には
図1の携帯型蓄熱パック加熱用具を閉じた状態の斜視図
を示した。
【0025】図1に示すように、まず本体1に設けられ
た蓄熱パック固定部2に偏平状蓄熱パック3が収納され
る。次いで、図3に示すように本体は2つに折りたたま
れた後、本体の周辺部に設けられたファスナー4が閉じ
られ、さらに蓋板5を本体に被せ、掛止具6が掛けられ
る。その後、家庭用100V電源差し込みプラグ7又は
自動車電源接続用プラグ8を電源に差し込んで、面状発
熱体9に通電することにより、面状発熱体を発熱させ、
蓄熱パックを加熱する。このとき、面状発熱体9の両面
に偏平状蓄熱パック3が位置するため、温度勾配が面状
発熱体、蓄熱パック、本体の順となっており、熱損失が
少なく、効率よく蓄熱パックを加熱することができる。
【0026】本発明において、偏平状蓄熱パックとは蓄
熱材を気密性の高い偏平状の袋に封入したものをいう。
これらの蓄熱パックは、本発明の携帯型蓄熱パック加熱
用具で蓄熱材を溶解させた後、ベスト、ウエストバッ
ク、座布団、膝サポーター、肘サポーターなどに収納さ
れ、懐炉や座布団として使用される。
【0027】偏平状蓄熱パックに封入される蓄熱材は、
潜熱蓄熱材、つまり物質が融解するときに熱を蓄積し、
逆に凝固(結晶化)するときに熱を放出するものであ
る。その具体例としては、高密度ポリエチレン等のパラ
フィン系蓄熱材、CaCl・6HO、NaSO
・10HO、NaCO・10HO、NaHP
・12HO、Na・5HO、CH
COONa・3HO、Ca(NO・4HO、
Ba(OH)・8HO、Sr(OH)・8H
O、Mg(NO・6HO、KAl(SO
・12HO、NH Al(SO・12H
O、MgCl・6HO、KNO−LiNO
KNO−LiNO−NaNO等の塩水化物系蓄熱
材があげられる。これらの中でも、融点、単位体積あた
りの融解熱の大きさ、過冷却現象の有無等の点から、C
COONa・3HO、Na・5H
O、NaHPO・12HO、CaCl・6H
O等が好ましい。また、これら材料のほか、融点の調
整、熱伝導率の改善、過冷却状態の安定化等の目的で、
尿素、NaCO、NaCl、KCl、CHCOO
H、多糖類を添加してもよい。また、過冷却状態の解除
手段としてトリガー等を導入してもよい。
【0028】蓄熱材を封入する袋の材質としては、蓄熱
材の蓄熱時の加熱に耐えうるとともに、長期間の使用中
に破袋、劣化などを生じないものであれば、特に限定さ
れず、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリエ
ステル、ナイロン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエ
ーテルなどの合成樹脂フィルム、天然ゴム、合成ゴム、
及びこれらの複合フィルムなどである。
【0029】蓄熱パックの大きさは、その用途によって
異なるものであり、特に限定されるものではない。
【0030】本発明においては、図1、3に示すよう
に、携帯を容易にする目的や蓄熱パックを確実に加熱用
具中に保持する目的で、本体に蓋板、堤手を設けてもよ
い。
【0031】なお、本発明の携帯型蓄熱パック加熱用具
には、過度に高い温度とならないように温度制御器及び
温度過昇防止器をとりつけてもよい。温度制御器の例と
しては、バイメタル式のサーモスタット、サーマルリー
ドスイッチ及びサーミスターと制御回路とを組み合わせ
たものなどがあげられる。温度過昇防止器の例として
は、バイメタル式のサーモスタット、温度ヒューズ等が
あげられる。温度制御器の設定温度は、蓄熱材の融点に
より決定されるが、通常は100℃以下とされる。ま
た、温度過昇防止器の動作温度は、前記の温度制御器の
設定温度よりも約20〜50℃高い温度とされる。
【0032】また、蓄熱中であることや蓄熱完了したこ
とを知らせるための信号、例えばパイロットランプ等の
点灯装置及びブザー又は電子音発生装置並びにこれらを
併用したものを配設してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、複数の偏平状蓄熱パッ
クを同時に加熱することができ、しかも携帯が容易であ
る。また、面状発熱体の両面に蓄熱パックが位置するた
め、面状発熱体の熱は効率よく均等に蓄熱パックに伝え
ることができ、加熱時における熱損失が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である蓄熱パック固定部が本体に
設けられた携帯型蓄熱パック加熱用具の開いた状態の斜
視図である。
【図2】本発明の一例である蓄熱パック固定部が面状発
熱体に設けられた携帯型蓄熱パック加熱用具の開いた状
態の斜視図である。
【図3】本発明の一例である携帯型蓄熱パック加熱用具
の閉じた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓄熱パック固定部 3 偏平状蓄熱パック 4 ファスナー 5 蓋板 6 掛止具 7 家庭用100V電源差し込みプラグ 8 自動車電源接続用プラグ 9 面状発熱体 10 堤手

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱材を封入した偏平状蓄熱パックを加
    熱するための加熱用具であって、2つ折りが可能な本体
    と、複数の蓄熱パック固定部と、面状発熱体と、該面状
    発熱体に接続された電源接続部からなり、該面状発熱体
    が該本体を折りたたんだときに本体の互いに内側となる
    面の間に位置し、かつ偏平状蓄熱パックに挟持されるよ
    うに配置されていることを特徴とする携帯型蓄熱パック
    加熱用具。
  2. 【請求項2】 蓄熱パック固定部が、該本体を折りたた
    んだときに互いに内側となる2つの面にそれぞれ配置さ
    れたものである請求項1に記載の携帯型蓄熱パック加熱
    用具。
  3. 【請求項3】 蓄熱パック固定部が、面状発熱体の両面
    に設けられたものである請求項1に記載の携帯型蓄熱パ
    ック加熱用具。
  4. 【請求項4】 電源接続部が、面状発熱体の電極に接続
    された少なくとも1本のコードの他端に、家庭用100
    V電源への差し込みプラグ及び/又は自動車電源に接続
    可能なプラグが接続されたものである請求項1に記載の
    携帯型蓄熱パック加熱用具。
  5. 【請求項5】 面状発熱体が、家庭用100V電源に接
    続可能な面状発熱体と、自動車電源に接続可能な面状発
    熱体とが重ね合わされたものである請求項1に記載の携
    帯型蓄熱パック加熱用具。
  6. 【請求項6】 本体の周辺部の少なくとも一部にファス
    ナー、面ファスナー、ボタン、掛止具から選ばれる少な
    くとも1種を設けた請求項1に記載の携帯型蓄熱パック
    加熱用具。
  7. 【請求項7】 偏平状蓄熱パックがCHCOONa・
    3HOを主成分とする蓄熱材と過冷却解除用トリガー
    が封入されたものである請求項1に記載の携帯型蓄熱パ
    ック加熱用具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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