JP3227326U - 温熱具、温熱具取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣服等の被装着物に対する着脱を可能にした新規な温熱具、及び、温熱具が被装着物に装着された温熱具取り付け構造体を提供する。【解決手段】シート状の温熱具本体2と、温熱具本体2に内蔵された電熱線21に接続されたコード3と、コード3の中程に配されたスイッチ4と、を具備してなる温熱具1であって、衣服やリュックの被装着物に対する着脱が可能となるように、温熱具本体2の裏面側に面ファスナ5を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、人体に温熱を付与するための温熱具、及び、前記温熱具が被装着物に装着された温熱具取り付け構造に関する。
最近、人体に温熱を付与することができる衣服が開発されており、主に冬季の作業現場やレジャー等において使用されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2016‐30875
この種の衣服(以下、「温熱服」と称する。)は、衣服本体の適宜箇所に電熱線を設け、電池等の携帯電源からコードを介して供給される電力を受けて発熱が生じる仕組みとなされたものである。前記電熱線に対する電力供給の開始や停止の命令は、前記温熱服の着用者がスイッチを操作することによって行われる。
ところで、前記温熱服は、一般的な衣服と同様、汚れに応じて洗濯する必要がある。従って、前記温熱服を洗濯するにあたっては、衣服本体に固定された電熱線やスイッチも洗濯に供されることになる。
しかしながら、洗濯の際に、前記スイッチの内部に水が浸入したり、電熱線に応力が掛かって断線したりして故障等の不具合が生じる場合がる。又、前記温熱服を洗濯している間、別の温熱服を用意できなければ、寒さを我慢して普通の衣服を着用するしかない。
本考案は前記技術的課題に鑑みて開発されたものであり、衣服等の被装着物に対する着脱を可能にした新規な温熱具、及び、前記温熱具が被装着物に装着された温熱具取り付け構造を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決する本考案の温熱具は、人体に温熱を付与するための温熱具であって、シート状の温熱具本体と、前記温熱具本体に内蔵された電熱線に接続されたコードと、前記コードの中程に配された、電力供給の開始や停止、又は、供給する電力の強弱を命令するためのスイッチと、を具備してなり、衣服やリュックなどの被装着物に対する着脱が可能となるように、前記温熱具本体の裏面側に面ファスナが設けられてなることを特徴とする(以下、「本考案温熱具」と称する。)。
前記本考案温熱具においては、前記コードが前記温熱具本体の表面側を通じて前記電熱線に接続されてなるものが好ましい態様となる。
前記本考案温熱具においては、前記スイッチにクリップが設けられてなるものが好ましい態様となる。
前記技術的課題を可決する本考案の温熱具取り付け構造は、前記本考案温熱具と、前記温熱具が装着される被装着物と、を具備してなり、前記温熱具本体が、前記面ファスナを介して前記被装着物に固定されてなることを特徴とする(以下、「本考案取り付け構造」と称する。
本考案によれば、衣服やリュック等の被装着物に対して本考案温熱具の着脱が可能な本考案取り付け構造を構築することができる。
図1は、本考案温熱具の一実施形態を表面側から示す斜視図(a)と、前記本考案温熱具を裏面側から示す斜視図(b)である。 図2は、前記本考案温熱具が被装着物に取り付けられた本考案取り付け構造を示す正面図である。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明するが、本考案はこれらの実施形態に限定されるものではない。
<本考案温熱具1>
図1に、本考案温熱具1の一実施形態を示す。前記本考案温熱具1は、「温熱具本体(2)」と、「コード(3)」と、「スイッチ(4)」と、「面ファスナ(5)」と、を具備する。
‐温熱具本体2‐
前記温熱具本体2は、シート状の全体形状を有する。本実施形態においては、二枚の矩形の布シートの間にパルス状に屈曲した電熱線21を挟むことによって前記温熱具本体2を構築した。なお、前記温熱具本体2の表面側には、前記電熱線21にアクセスし得るコード接続孔(十字孔)22が設けられている。
‐コード3‐
前記コード3は、前記温熱具本体2に内蔵された電熱線21に接続される。本実施形態においては、前記コード3としてDCケーブルを用い、前記コード接続孔22を通じて前記コード3の一端を前記電熱線21に接続している。なお、前記コード3の他端側の末端には、DCプラグ31が設けられている。
‐スイッチ4‐
前記スイッチ4は、前記コード3の中ほどに配されて、前記電熱線21に対する電力供給の開始や停止、又は、供給する電力の強弱を命令する役割を担う。本実施形態においては、前記スイッチ4として、表面側に配されたボタン41を押す回数によって供給する電力量を段階的に調整できる仕組みのものを用いた。なお、前記スイッチ4の裏面側には樹脂製のクリップ42が設けられている。
‐面ファスナ5‐
前記面ファスナ5は、前記温熱具本体2の裏面側に設けられる。本実施形態においては、前記面ファスナ5として表面にフック状の起毛を有するものを選択し、これを前記温熱具本体2の裏面側の両端部に接着することによって前記面ファスナ5を前記温熱具本体2の裏面側に設けた。
<本考案取り付け構造10>
図2に、前記構成を有する本考案温熱具1を用いた本考案取り付け構造10を示す。前記本考案取り付け構造10は、前記本考案温熱具1と、「被装着物(6)」と、を具備する。
‐被装着物6‐
前記被装着物6は、前記本考案温熱具1の温熱具本体2が取り付けられる対象物である。本考案において前記被装着物6は、衣服のみならず、リュック等の人体に接触して使用される装備品を意味する。本実施形態においては、前記被装着物6として作業用ベストを選択した。なお、前記被装着物6の後見頃内面には、一対の帯状の面ファスナ(表面にループ状の起毛を有するもの)51が設けられている。
そして、前記本考案取り付け構造10は、前記本考案温熱具1の前記温熱具本体2が、前記面ファスナ5を介して前記被装着物6に固定された構造を有する。本実施形態においては、前記温熱具本体2に設けられた前記面ファスナ5を前記被装着物6に設けた面ファスナ51に接触させることによって、前記温熱具本体2を前記被装着物6に固定した。
この際、前記スイッチ4は、前記クリップ42を利用して前記被装着物6の内ポケットに取り付けた。又、前記コード3の末端に設けられたDCプラグ31は、携帯用のバッテリー(B)に接続した。なお、電力の供給及び開始は、前記バッテリー(B)を操作することによって行い得る仕組みとした。
このようにして構築される本考案取り付け構造10は、前記本考案温熱具1が前記被装着物6に対して着脱可能となる。これより前記本考案取り付け構造10では、洗濯などの必要に応じて前記被装着物6から前記本考案温熱具1を取り外すことができる。又、使用の状況に応じて別の被装着物6を選択し、被装着物6の異なる本考案取り付け構造10を適宜構築することもできる。
ところで、本実施形態においては、前記本考案温熱具1につき、矩形の温熱具本体2を有するものとしているが、前記温熱具本体2の形状は特に限定されない。
又、本実施形態においては、前記コード3につき前記温熱具本体2の表面側を通じて前記電熱線21に接続しているが、前記電熱線21に対する前記コード3の接続は、前記温熱具本体2の表面側やエッジを通じて行っても良い。但し、前記コード3につき前記温熱具本体2の表面側を通じて前記電熱線21に接続すれば、使用時において前記コード3の自由度が高くなり、その結果、断線等の不具合が生じ難くなることが確認されている。
更に、本実施形態においては、前記スイッチ4につき、裏面にクリップ42が設けられたものを用いているが、本考案温熱具1において、前記クリップ42は必須構成要件ではない。但し、前記スイッチ4にクリップ42が設けられていると、本考案取り付け構造10の構築の際に前記スイッチを前記被装着物6の適宜個所に簡易的に取り付けることができる利点が生じる。
加えて、本実施形態においては、前記温熱具本体2に設ける面ファスナ5として表面にフック状の起毛を有するものを選択し、これを前記被装着物6に設けた面ファスナ(表面にループ状の起毛を有するもの)51に接触させることによって前記温熱具本体2を前記被装着物6に固定しているが、温熱具本体2側の面ファスナ5をループ状の起毛を有するものとし、被装着物6側の面ファスナ51をフック状の起毛を有するものとしても良い。但し、温熱具本体2側の面ファスナ5をフック状の起毛を有するものとすれば、被装着物6の素材によっては、被装着物6に面ファスナ51を設けなくても取り付け可能となる場合がある。
なお、本考案は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は登録実用新案請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、登録実用新案請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、すべて本考案の範囲内のものである。
本考案は、冬季の作業現場やレジャー等における温熱を与える手段として好適に利用される。
1 本考案温熱具(温熱具)
2 温熱具本体
21 電熱線
22 コード接続孔
3 コード
31 DCプラグ
4 スイッチ
41 ボタン
42 クリップ
5 面ファスナ
6 被装着物
10 本考案取り付け構造(温熱具取り付け構造)

Claims (4)

  1. 人体に温熱を付与するための温熱具であって、
    シート状の温熱具本体と、
    前記温熱具本体に内蔵された電熱線に接続されたコードと、
    前記コードの中程に配された、電力供給の開始や停止、又は、供給する電力の強弱を命令するためのスイッチと、
    を具備してなり、
    衣服やリュックなどの被装着物に対する着脱が可能となるように、前記温熱具本体の裏面側に面ファスナが設けられてなることを特徴とする温熱具。
  2. 請求項1に記載の温熱具において、
    前記コードが前記温熱具本体の表面側を通じて前記電熱線に接続されてなる温熱具。
  3. 請求項1又は2に記載の温熱具において、
    前記スイッチにクリップが設けられてなる温熱具。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の温熱具と、
    前記温熱具が装着される被装着物と、
    を具備してなり、
    前記温熱具本体が、前記面ファスナを介して前記被装着物に固定されてなることを特徴とする温熱具取り付け構造。
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