JP6096482B2 - 外套 - Google Patents

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Description

本発明は、襟部にヒータが配設されており、保温性に優れた外套に関する。
従来から、冬季に防寒のために洋服の上から、ベスト、ブルゾン(ジャンパー)、コートなどの外套が着用されている。外套を着用するだけでは防寒が不十分なことから、特許文献1のように、ヒータを組み込んだベスト状の着衣が提案されている。
しかしながら、上記着衣では面状ヒータが用いられており、面状ヒータは可撓性を有するものの硬さがあり、着衣を着た状態において着用者が動きにくく着用感が悪いという問題点を有している。更に、上記着衣では、面状ヒータは背中に対応する部分にだけ設けられており、着衣による保温性が不十分であるという問題点を有している。
特開2002−294505号公報
本発明は、襟部にヒータが配設されて保温性に優れ且つ着用者の動きを妨げず優れた着用感を有する外套を提供する。
本発明の外套は、外套本体の襟部にヒータが配設されてなる外套であって、襟部にはヒータ収納空間部が形成されており、このヒータ収納空間部内に、可撓性を有する電熱線を発熱媒体としたヒータが配設されていることを特徴とする。
上記外套において、ヒータの電熱線がヒータ収納袋体の内面に固定された状態で襟部のヒータ収納空間部内に収納されていることを特徴とする。
上記外套において、電熱線は、炭素繊維を多数本束ねてなることを特徴とする。
本発明の外套は、上述の如き構成を有しているので、ヒータが配設された襟部は、ヒータが配設されていない時と略同程度の柔軟性を保持しており、外套を着用した状態において首の動きを拘束することはなく、着用者の動きを妨げることはない。
そして、本発明の外套は、その襟部のヒータ収納空間部内にヒータが配設されており、外套の着用者の首を保温することができる。首筋には多数の血管(特に動脈)や神経が通っており、首筋を襟部に配設したヒータによって保温することにより、着用者の防寒を効果的なものとすることができる。
本発明の外套は、その襟部のヒータ収納空間部内にヒータが配設されていることから、マフラーやネックウォーマーを使用する必要がなく、外套を着用するだけで体の保温を容易に図ることができる。マフラーやネックウォーマーを使用すると、眼鏡を着用している場合は眼鏡が曇って視界が遮られることがあるが、このような不測の事態は発生せず、眼鏡を着用している場合であっても確実に視界を確保した状態で体の保温を図ることができる。
上記外套において、ヒータがヒータ収納袋体の内面に固定された状態で襟部のヒータ収納空間部内に収納されている場合には、襟部内の所定位置にヒータを確実に配設させておくことができ、着用者の首を効果的に保温することができる。
上記外套において、電熱線は、炭素繊維を多数本束ねてなる場合には、ヒータの可撓性をより向上させて、外套の襟部の柔軟性をより向上させることができ、着用者の首の動きを拘束することなく、外套の着用者は外套を着用した状態でより軽快な動きをすることができる。
本発明の外套を示した正面図である。 外套の襟部を示した部分破断図である。 外套の襟部を示した断面図である。 外套の後身頃を示した断面図である。 スイッチ部材の一例を示した模式断面図である。 スイッチ部材の使用状態を示した模式断面図である。 導電線と、導電線又は電熱線との接続部分の防水構造を構成している被覆部材を示した模式斜視図である。
本発明の外套の一例を図面を参照しつつ説明する。外套本体としては、襟部を有しておれば、特に限定されず、例えば、ベスト、ブルゾン(ジャンパー)、コート(ロングコート、ハーフコート)、ジャケットなどの防寒着が挙げられる。以下の説明においては、ベストを例に挙げて本発明を説明する。
図1〜3に示した外套Aの外套本体1における後身頃2及び前身頃3の上端縁には、着用者が外套Aを着用した時に、着用者の首を包囲するように首の周囲に位置する襟部4が一体的に設けられている。外套本体1の襟部4は、内側布41と外側布42とを重ね合わせて外周縁部を縫着一体化することによって形成されており、内外布41、42の対向面間にはヒータ収納空間部5が形成されている。外套本体1の襟部4は、その下端縁部、即ち、後身頃2及び前身頃3との接続部分から折り曲げ可能に構成されており、襟部4を立てた状態に維持し、又は、襟部4をその下端縁部から折り曲げて後身頃2及び前身頃3上に載置した状態とすることできる。なお、ヒータ収納空間部5内には、ヒータ6以外に、綿などの天然繊維や合成繊維などを含む保温部材51も収納されていてもよい。
前身頃3は左半部31と右半部32とからなり、左右半部31、32の対向縁及び襟部4の両端縁にはファスナー13が上下方向の全長に亘って連続的に取り付けられており、ファスナー13によって左右半部31、32及び襟部4の両端縁同士が上下方向の全長に亘って互いに一体化又は分離可能に構成されている。
ヒータ収納空間部5内にはヒータ6が配設されている。ヒータ6は、可撓性を有する電熱線61を発熱媒体としている。電熱線61は、可撓性を有し且つ直流電流又は交流電流を通電することによって発熱して外套Aの着用者の首、好ましくは首筋を保温することができればよく、例えば、炭素繊維を多数本束ねてなるストランド状の電熱線、ニクロム線などが挙げられ、優れた可撓性を有しており、外套の着用者の首の動きを拘束せず、着用者の軽快な動きを維持でき且つ軽量性に優れており、更に、軽量で水や汗などの水分によって錆びにくいことから、炭素繊維を多数本引き揃えてなるストランド状の電熱線が好ましい。なお、炭素繊維を多数本束ねてなるストランド状の電熱線は、例えば、東邦テナックス社から商品名「テナックス」にて市販されている。
電熱線61はヒータ収納袋体62の内面に固定されている。ヒータ収納袋体62は、外套本体1の襟部4を構成している内外布41、42の柔軟性を損なわない柔軟性を有する素材、好ましくは布で構成されている。
ヒータ収納袋体62は、襟部4の上下寸法より若干短い上下寸法を有し且つ着用した時に首筋を全体的に外方から包囲することができる程度の左右寸法を有する内外袋体形成部材621、622の外周縁部同士を一体化することによって形成され、内外袋体形成部材621、622の対向面間に電熱線61が収納可能に構成されている。
一本の電熱線61がヒータ収納袋体62内において襟部4の左右方向(長さ方向)又は上下方向(縦方向)に往復しながらジグザ状に配設されており、内外袋体形成部材621、622の少なくとも一方の内面に接着剤などの汎用の手段を用いて直接、固定されている。なお、ヒータ収納袋体62内に収納される電熱線61は複数本であってもよいが、複数本の電熱線の場合は、後述する導電線63への接続を容易にするために、複数本の電熱線の両端部をそれぞれ集めて束ねておくことが好ましい。そして、電熱線61を発熱媒体とするヒータ6が収納されたヒータ収納袋体62は、外套本体1の襟部4のヒータ収納空間部5内に収納、固定され、ヒータ6が襟部4内に配設されて外套Aが構成されている。ヒータ収納袋体62のヒータ収納空間部5への固定は、縫着によってもよいし、その他に、面ファスナーなどの公知の方法を用いてもよい。ヒータ収納袋体62は、ヒータ6の電熱線61の熱を着用者に伝え易く、襟部4の保温性が向上するので、襟部4の内側布41(着用者側の布)の内面に固定されていることが好ましい。このように、電熱線61をヒータ収納袋体62の内外袋体形成部材621、622の少なくとも一方の内面に固定させておくことによって、電熱線61がヒータ収納袋体62内、即ち、襟部4内のヒータ収納空間部5内において外套Aの着用に伴う動きによって偏在することを防止し、電熱線61が襟部4のヒータ収納空間部5内に全体的に略均一に配設された状態を維持することができ、襟部4を全体的にヒータ6によって加熱し、外套Aの着用者の首を全面的に効果的に保温することができる。
ヒータ6の電熱線61の両端のそれぞれには銅線などの導電線63、63が電気的に接続されており、導電線63、63をヒータ収納袋体62内から引き出し、この導電線63、63を直流電源7に電気的に接続させている。なお、直流電源7は、外套本体1の任意の箇所に着脱自在に固定されている。上記では、導電線63、63を直流電源7に接続した場合を説明したが、導電線63、63に直流電源7の代わりに交流電源を電気的に接続してもよい。この場合、電熱線61に導電線63、63を介して交流電源から交流電流を供給してもよいし、或いは、交流電流を直流電流に変換する回路が付帯したACアダプタを導電線63、63と交流電源との間に介在させ、ACアダプタにおいて交流電流を直流電流に変換した上で、直流電流を導電線63、63を介して電熱線61に供給してもよい。直流電源又は交流電源の何れを用いても外套Aの作用効果に相違はないので、以下の説明においては、電源として直流電源を用いた場合を例にとって説明する。
直流電源7と導電線63との間にはスイッチ部材8が電気的に介在しており、スイッチ部材8を操作することによって直流電源7から電熱線61に流れる電流のオン、オフ及び電流の大きさを調整してヒータ6のオン・オフ及び発熱量を調整可能に構成している。
例えば、スイッチ部材8のスイッチ部81aを一定時間、押し続ける(長押しする)ことによって直流電源7から電熱線61に直流電流を供給し又は電熱線61への直流電流の供給を遮断するようにしていると共に、直流電源7から電熱線61に直流電流を供給している状態においてスイッチ部材8のスイッチ部81aを押すことによって、電熱線61に供給される電流の大きさを調節し、電熱線61の発熱量を調整することができるように構成されている。
更に、直流電源7から電熱線61に直流電流が供給されている状態下において、スイッチ部材8が点灯するように構成してもよい。このようにスイッチ部材8が点灯することによって、ヒータ6が発熱状態にあることを目視で確認することができ、外套Aを着用していないときにヒータ6の電源を切り忘れることを防止することができる。更に、スイッチ部材8を外套本体1の外面に露出した状態で設けておくことによって、外套Aを夜間に着用して外出している場合に、スイッチ部材8の点灯を外部から視認することができ、自動車や二輪車のドライバーなどの注意を喚起し、外套Aの着用者の安全を確保することも可能となる。
スイッチ部材8を防水構造とすることによって外套から直流電源7を取り外した上で洗濯可能に構成することができる。図5、6に示したように、スイッチ部材8は、内部にスイッチ基板81を収納可能な収納部82aが形成され且つシリコーン樹脂などの合成樹脂から形成されて変形、復元自在なスイッチ部材本体82と、このスイッチ部材本体82の収納部82a内に収納されたスイッチ基板81と、このスイッチ基板81上に配設されてスイッチ部材本体82を外方から押圧することによってスイッチ基板81のスイッチ部81aを押圧する押圧板83と、上記スイッチ部材本体82の収納部82aの開口部を水密的に閉止している閉止部材84とを有している。なお、スイッチ部材8のスイッチ基板81には、ヒータとスイッチ基板81とを電気的に接続する導電線、及び、スイッチ基板81と電源とを電気的に接続する導電線(共に図示せず)が電気的に接続されており、ヒータとスイッチ基板81とを電気的に接続する導電線、及び、スイッチ基板81と電源とを電気的に接続する導電線は、スイッチ部材本体82の収納部82a内から水密的に引き出されている。スイッチ部材8を操作するには、スイッチ部材本体82を外側から指で押圧すればよい。スイッチ部材本体82を外側から指で押圧することによって押圧板83がスイッチ基板81のスイッチ部81aを押圧し、このスイッチ部81aの押圧回数や押圧時間に応じてスイッチ基板81がヒータに流れる電流の大きさ又は供給・停止を制御するように構成されている。スイッチ部材本体82に加えられている押圧力を解除すると、スイッチ部材本体82は元の状態に復元し、押圧板83はスイッチ部材本体82のスイッチ部81aを押圧していない状態に復帰するように構成されている。
上述のように、スイッチ部材8におけるスイッチ部材本体82の収納部82aの開口部は上述のように閉止部材84によって水密的に閉止され、スイッチ部材本体82の収納部82aは水密的に閉塞された状態となっており、スイッチ部材本体82の収納部82a、即ち、スイッチ基板81内に水が浸入するようなことはない。
又、ヒータ6の電熱線61と導電線63との接続部分、後述するヒータ9の電熱線10と導電線12との接続部分、及び、導電線63、12同士の接続部分には、図7に示したように、合成樹脂製の筒状の被覆部材14が被せられた上で被覆部材14の両端開口部が水密的に閉止された状態となっており、上述の接続部分への水の浸入を防止して防水構造とされており、接続部分が錆びるのを防止している。
このように、スイッチ部材8及び各種接続部分を防水構造とすることによって、電源を取り外した上で外套Aを洗濯することが可能となり、外套を清潔な状態に容易に維持することができる。
又、図1及び図4に示したように、外套本体1の襟部4だけでなく、後身頃2にもヒータ9が配設されていてもよい。後身頃2にヒータ9を配設する要領は、襟部4にヒータ6を配設する要領と同様である。具体的には、後身頃2を内側布21と外側布22とを重ね合わせて縫着一体化することによって形成する。内外袋体形成部材11a、11bを重ね合わせて内外袋体形成部材11a、11bの外周縁部同士を縫着一体化することによってヒータ収納袋体11が形成されており、内外袋体形成部材11a、11bの対向面間に電熱線10が収納可能に構成されている。ヒータ9の発熱媒体として電熱線10をヒータ収納袋体11内に収納した上で、ヒータ収納袋体11を内外布21、22の対向面間に形成されたヒータ収納空間部23内に収納、固定すればよい。詳細には、一本の電熱線10がヒータ収納袋体11内において後身頃2の左右方向又は上下方向に往復しながらジグザク状に配設されており、内外袋体形成部材11a、11bの少なくとも一方の内面に接着剤などの汎用の手段を用いて直接、固定されている。なお、ヒータ収納袋体11内に収納される電熱線10は複数本であってもよいが、複数本の電熱線の場合は、後述する導電線12への接続を容易にするために、複数本の電熱線の両端部をそれぞれ集めて束ねておくことが好ましい。ヒータ収納袋体11は、ヒータ9の電熱線10の熱を着用者に伝え易く、後身頃2の保温性が向上するので、後身頃2の内側布21の内面に固定されていることが好ましい。ヒータ収納袋体11を後身頃2の内面に固定する方法としては、縫着によってもよいし、その他に、面ファスナーなどの公知の方法を用いてもよい。なお、ヒータ収納空間部23内には、ヒータ9以外に綿などの天然繊維や合成繊維などを含む保温部材24も収納されていてもよい。そして、電熱線10の両端のそれぞれに銅線などの導電線12、12を電気的に接続し、これら導電線12、12をスイッチ部材8を介して上述と同様に直流電源7又は交流電源に電気的に接続させればよい。
次に、本発明の外套Aの使用要領について説明する。外套Aは、従来の外套と同様の要領で着用すればよい。次に、スイッチ部材8を操作して、襟部4に配設したヒータ6の電熱線61に直流電源7(交流電源)から直流電流(交流電源)を供給して電熱線61を発熱させて襟部4を加熱し、着用者の首、好ましくは首筋を保温することができる。襟部4に配設したヒータ6は、可撓性を有する電熱線61を発熱媒体としており、襟部の柔軟性を損なうものではないので、着用者の首の動きを拘束するものではなく、外套Aを着用した者は軽快に動くことできる。
外套Aの襟部4はその下端縁から折り曲げ自在に後身頃2及び前身頃3に一体化されているので、襟部4内のヒータ6による保温が必要な場合には、襟部4を立てた状態として首に近接又は密着させ、襟部4内のヒータ6によって首を保温すればよい。また、襟部4内のヒータ6による首の保温度合いを調整したい場合には、スイッチ部材8を操作してヒータ6の発熱度合いを調節してもよいし、又は、襟部4の起立度合いを調節して、首と襟部4との距離を調節してもよい。襟部4内のヒータ6による保温が不要な場合には、ヒータ6への通電を停止するか又は襟部4をその下端縁から折り曲げて後身頃2及び前身頃3上に載置した状態とし、襟部4を首から離間させた状態とすればよい。
前身頃3の左右半部31、32の対向縁同士及び襟部4の両端縁同士を全面的にファスナー13によって一体化することにより、襟部4で首を外方から全面的に包囲し、襟部4内に配設したヒータ6によって着用者の首を確実に温めて体の保温を効果的に図ることができる。
又、スイッチ部材8を操作して、後身頃2に配設したヒータ9の電熱線10に直流電源7(交流電源)から直流電流(交流電流)を供給して電熱線10を発熱させて後身頃2を加熱し、着用者の背部を保温することができる。
なお、スイッチ部材8を操作して、襟部4に配設したヒータ6又は後身頃2に配設したヒータ9の何れか一方のみを作動させ、或いは、双方を作動させてもよいことはいうまでもない。
1 外套本体
2 後身頃
3 前身頃
4 襟部
5 ヒータ収納空間部
6 ヒータ
7 直流電源
8 スイッチ部材
9 ヒータ
10 電熱線
11 ヒータ収納袋体
12 導電線
23 ヒータ収納空間部
61 電熱線
62 ヒータ収納袋体
63 導電線
A 外套

Claims (2)

  1. 外套本体の襟部にヒータが配設されてなる外套であって、襟部は内側布と外側布とを重ね合わせて外周縁部を縫着一体化することによって形成されていると共にこれらの内側布と外側布との対向面間には天然繊維や合成繊維などを含む保温部材を収納しているヒータ収納空間部が形成されてあり、このヒータ収納空間部内に、襟部の上下寸法より若干短い上下寸法を有し且つ着用した時に首筋を全体的に外方から包囲することができる左右寸法を有する内外袋体形成部材の外周縁部同士を一体化することによって形成されたヒータ収納袋体が襟部における着用者側の布である上記内側布の内面に固定された状態で収納されてあり、このヒータ収納袋体内に、襟部の左右方向に往復しながらジグザグ状に配設、固定してなる可撓性を有する電熱線を発熱媒体としたヒータが配設されていることを特徴とする外套。
  2. 電熱線は、炭素繊維を多数本束ねてなることを特徴とする請求項1に記載の外套。
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