JP2000134340A - 呼出しユニット装置 - Google Patents

呼出しユニット装置

Info

Publication number
JP2000134340A
JP2000134340A JP10305245A JP30524598A JP2000134340A JP 2000134340 A JP2000134340 A JP 2000134340A JP 10305245 A JP10305245 A JP 10305245A JP 30524598 A JP30524598 A JP 30524598A JP 2000134340 A JP2000134340 A JP 2000134340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sound
circuit
function
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10305245A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouta Iwabuchi
航太 岩渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10305245A priority Critical patent/JP2000134340A/ja
Publication of JP2000134340A publication Critical patent/JP2000134340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の家庭用インターホンシステムからの変
更を極力抑え、乳児や身体の不自由な人など、押し釦を
押すことができない人にとっても、インターホン親機に
連絡することを可能にする。 【解決手段】 導電線L1 、L2 を介して外部への給電
を行い導電線の電圧が低下したことを検知すると周囲へ
の報知を行うインターホン親機1に、導電線を介して接
続し、呼出しの旨の操作入力があったことを検知する
と、導電線の電圧を低下させることによって、インター
ホン親機に、インターホン親機の周囲へ報知させる呼出
しユニット装置2において、集音用マイク8と、この集
音用マイクでの集音結果を基にして所定の音声を検知す
ると導電線の電圧を低下させる音声検知回路9と、集音
用マイクと音声検知回路とに給電を行う給電回路10と
を設けたことにより、所定の音声を検知する所定音声検
知機能を付加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用インターホ
ンシステムで使用する呼出しユニット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4を用いて従来の呼出しユニット装置
を説明する。図4は呼出しユニット装置を使用した家庭
用インターホンシステムを示すブロック図である。
【0003】家庭用インターホンシステムは、インター
ホン親機1と、呼出しユニット装置2とを備えて構成さ
れる。
【0004】インターホン親機1は、マイコン3と、チ
ャイム音回路4と、スピーカ5とを備えて構成される。
マイコン3は、抵抗を介してインターホン親機1の5V
電源と接続しており、さらに、導電線L1 、L2 の先で
は、呼出しユニット装置2と接続している。導電線L2
は、常に0V電位である。チャイム音回路4は、マイコ
ン3から、報知音発生の旨の指令信号を受信すると、ス
ピーカ5を鳴動して報知音を周囲に発する。このような
インターホン親機1では、導電線L1 、L2 を介して外
部への給電を行い、マイコン3が導電線L1 の電圧の低
下を検知すると、マイコン3が報知音発生の旨の指令信
号をチャイム音回路4に送信し、スピーカ5を鳴動して
報知音を周囲に発し周囲への報知を行う。
【0005】呼出しユニット装置2は、押し釦6と、接
点7とを備えて構成される押し釦ユニット装置であり、
インターホン親機1から離れた部屋に、設置される。押
し釦6は、押されると、接点7を閉じる。接点7は、導
電線L1 、L2 を介してインターホン親機1に接続す
る。
【0006】このような家庭用インターホンシステムで
は、押し釦6が押されない間は、接点7が開いており、
導電線L1 は5Vのままであり、マイコン3は報知音発
生の旨の指令信号をチャイム音回路4に送信することは
ない。しかし、押し釦6が押されると、接点7が閉じ、
導電線L1 と導電線L2 とが導通してともに0Vの同電
位になり、マイコン3が導電線L1 の電圧の低下を検知
するので、チャイム音回路4がスピーカ5を鳴動し、報
知音を周囲に発し周囲への報知を行う。
【0007】つまり、呼出しユニット装置2は、呼出し
の旨の操作入力が押し釦6にあったことを検知すると、
導電線L1 の電圧を低下させることによって、インター
ホン親機1に、インターホン親機1の周囲への報知を、
行わせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の呼出しユニット装置においては、インター
ホン親機1に連絡するためには、押し釦6を押す方法だ
けしか行えなかった。このため、乳児や身体の不自由な
人など、押し釦6を押すことができない人にとっては、
インターホン親機1に連絡することはできなかった。
【0009】一方、別の呼出しユニット装置は、押し釦
等を押さずとも音声を検知すればインターホン親機に連
絡できたが、このタイプの呼出しユニット装置は、イン
ターホン親機との間の通信を、無線で行っていたため、
この無線のタイプのものを導入するならインターホン親
機と別の呼出しユニット装置との両方ともが必要にな
り、コストが当然かかるという問題点があった。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、従来の家庭用
インターホンシステムからの変更を極力抑え、乳児や身
体の不自由な人など、押し釦を押すことができない人に
とっても、インターホン親機に連絡することが可能な呼
出しユニット装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、導電線を介して外部への給電を行い導電線の電
圧が低下したことを検知すると周囲への報知を行うイン
ターホン親機に、導電線を介して接続し、呼出しの旨の
操作入力があったことを検知すると、導電線の電圧を低
下させることによって、インターホン親機に、インター
ホン親機の周囲へ報知させる呼出しユニット装置におい
て、集音用マイクと、この集音用マイクでの集音結果を
基にして所定の音声を検知すると導電線の電圧を低下さ
せる音声検知回路と、集音用マイクと音声検知回路とに
給電を行う給電回路とを設けたことにより、所定の音声
を検知する所定音声検知機能が付加されたことを特徴と
する。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の呼出しユニット装置において、給電回路は、導電
線に接続し、導電線を介してインターホン親機側から電
力供給を施されることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または2記載の呼出しユニット装置において、集音用マ
イクと音声検知回路と給電回路とのいずれかの機能を停
止させる音声検知停止機能を有する機能切り替えスイッ
チを設け、この機能切り替えスイッチの切り替え操作に
より、所定音声検知機能と音声検知停止機能とのいずれ
かの機能を選択的に切り換えることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至3記載の呼出しユニット装置において、音声検知回
路が所定の音声を検知すると、撮像を行い、撮像結果と
して撮像データを得る撮像カメラユニットを、撮像デー
タのインターホン親機への送信が可能なように設けたこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る呼出しユニッ
ト装置の第1の実施の形態を図1に基づいて、第2の実
施の形態を図2に基づいて、第3の実施の形態を図3に
基づいてそれぞれ詳細に説明する。
【0016】[第1の実施の形態]図1は呼出しユニッ
ト装置を使用した家庭用インターホンシステムを示すブ
ロック図である。
【0017】家庭用インターホンシステムは、インター
ホン親機1と、呼出しユニット装置2とを備えて構成さ
れる。
【0018】インターホン親機1は、マイコン3と、チ
ャイム音回路4と、スピーカ5とを備えて構成される。
マイコン3は、抵抗を介してインターホン親機1の5V
電源と接続しており、さらに、導電線L1 、L2 の先で
は、呼出しユニット装置2と接続している。導電線L2
は、常に0V電位である。チャイム音回路4は、マイコ
ン3から、報知音発生の旨の指令信号を受信すると、ス
ピーカ5を鳴動して報知音を周囲に発する。このような
インターホン親機1では、導電線L1 、L2 を介して外
部への給電を行い、マイコン3が導電線L1 の電圧の低
下を検知すると、マイコン3が報知音発生の旨の指令信
号をチャイム音回路4に送信し、スピーカ5を鳴動して
報知音を周囲に発し周囲への報知を行う。
【0019】呼出しユニット装置2は、押し釦6と、接
点7と、集音用マイク8と、音声検知回路9と、給電回
路10とを備えて構成される押し釦ユニット装置であ
り、インターホン親機1から離れた部屋に、設置され
る。押し釦6は、押されると、接点7を閉じる。接点7
は、導電線L1 、L2 を介してインターホン親機1に接
続する。
【0020】集音用マイク8は、集音用のマイクであ
る。音声検知回路9は、集音用マイク8での集音結果を
基にして、所定の音声を検知すると、接点7を閉じるこ
とに因り導電線L1 の電圧を低下させる。ここで、音声
検知回路9には、検知すべき所定の音声に関するデータ
が、予め記憶されている。所定の音声に関するデータと
は、例えば、家庭用インターホンシステムを導入してい
る家庭の赤ん坊の泣き声についていえば、音声の周波数
成分、音量の大きさ、その他、該赤ん坊を特定するに足
る特性データを指す。
【0021】給電回路10は、導電線L1 、L2 に接続
し、導電線L1 、L2 を介してインターホン親機1側か
ら電力供給を施され、内蔵アンプ(不図示)で電流を増
幅して集音用マイク8と音声検知回路9とに給電(おも
に電流供給)を行う。
【0022】以上のような呼出しユニット装置2は、赤
ん坊の泣き声など所定の音声を検知する所定音声検知機
能が付加されていることになる。
【0023】このような家庭用インターホンシステムで
は、押し釦6が押されない間は、接点7が開いており、
導電線L1 は5Vのままであり、マイコン3は報知音発
生の旨の指令信号をチャイム音回路4に送信することは
ない。しかし、押し釦6が押されると、接点7が閉じ、
導電線L1 と導電線L2 とが導通してともに0Vの同電
位になり、マイコン3が導電線L1 の電圧の低下を検知
するので、チャイム音回路4がスピーカ5を鳴動し、報
知音を周囲に発し周囲への報知を行う。
【0024】つまり、呼出しユニット装置2は、呼出し
の旨の操作入力が押し釦6にあったことを検知すると、
導電線L1 の電圧を低下させることによって、インター
ホン親機1に、インターホン親機1の周囲への報知を、
行わせる。なお、マイコン3は、接点7が閉じている間
でも、給電回路10への給電量が損なわれぬよう、電流
を導電線L1 、L2 に流し続ける。
【0025】また、集音用マイク8での集音結果を基に
して音声検知回路9が所定の音声を検知した場合にも、
音声検知回路9は、接点7を閉じることに因り、導電線
1の電圧を低下させる。
【0026】従って、呼出しユニット装置2に、所定の
音声に反応して接点7を閉じる機能を付加したため、乳
児や身体の不自由な人など、押し釦6を押すことができ
ない人にとっても、インターホン親機1に連絡すること
が可能となる。また、従来の家庭用インターホンシステ
ムを基にして、インターホン親機1は交換せずに、呼出
しユニット装置2のみを交換すればよく、従来の家庭用
インターホンシステムからの変更を極力抑え、コストア
ップを極力抑えることができる。
【0027】また、インターホン親機1から供給される
電源を、呼出しユニット装置2に供給できるため、呼出
しユニット装置2単独の電源が不用となり、さらなるコ
ストダウンを図れる。
【0028】なお、上記実施の形態においては、給電回
路10に供給する電源を、すなわち呼出しユニット装置
2全体の電源を、インターホン親機1から供給するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、給電回路の電源は、
各呼出しユニット装置ごとに、単独に設けても勿論構わ
ない。
【0029】[第2の実施の形態]図2は呼出しユニッ
ト装置を使用した家庭用インターホンシステムを示すブ
ロック図である。なお、前述の第1の実施の形態と同一
の箇所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は
省略する。
【0030】この第2の実施の形態の呼出しユニット装
置が前述の第1の実施の形態の呼出しユニット装置と異
なり特徴となる構成は、集音用マイクと音声検知回路と
給電回路とのいずれかの機能を停止させる音声検知停止
機能を有する機能切り替えスイッチを設け、この機能切
り替えスイッチの切り替え操作により、所定音声検知機
能と音声検知停止機能とのいずれかの機能を選択的に切
り換えるようにした点である。
【0031】機能切り替えスイッチ11は、ディップス
イッチなどで例示する操作スイッチ部12と、操作スイ
ッチ部12の切り替えにより接点が開閉する機能切り替
えスイッチ用接点13とを備えて構成される。操作スイ
ッチ部12は、呼出しユニット装置2の外面に、操作可
能に設けられる。機能切り替えスイッチ用接点13は、
操作スイッチ部12に開閉制御され、導電線L1 から給
電回路10に至る接続線L3 を、開閉する。
【0032】操作スイッチ部12が、接続線L3 を開く
ほうに設定されると、機能切り替えスイッチ用接点13
は、接続線L3 を開く。この状態では、導電線L1 から
給電回路10への給電が行われないので、集音用マイク
8も音声検知回路9も当然にして動作しない。つまり、
接点7を閉じるものは、本願従来例と同じく、押し釦6
のみになってしまう。このように、機能切り替えスイッ
チ11は、給電回路10の機能を停止させることによ
り、集音用マイク8の機能も音声検知回路9の機能も全
て停止させてしまうことができる。なお、機能切り替え
スイッチ11は、給電回路10の機能を停止させるもの
だけに限らず、集音用マイク8と音声検知回路9と給電
回路10とのいずれかの機能を停止させればよく、この
ように音声検知回路9による接点7の閉制御を不可能と
する機能を、前述の第1の実施の形態に記載した所定音
声検知機能という言葉に対比させて、音声検知停止機能
と称することにする。
【0033】従って、このようにしたため、大人が赤ん
坊といっしょに呼出しユニット装置2の傍にいても、機
能切り替えスイッチ11の切り替え操作により、音声検
知停止機能を選択しておけば、本願従来例と同じく、音
声によるインターホン親機1への報知は行われなくな
り、赤ん坊の傍の大人が、赤ん坊が泣いてもインターホ
ン親機1への報知を行う必要はない、と判断する場合、
赤ん坊の泣き声に因る誤動作を未然に防ぐことができ
る。
【0034】なお、上記実施の形態においては、給電回
路10に供給する電源を、すなわち呼出しユニット装置
2全体の電源を、インターホン親機1から供給するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、給電回路の電源は、
各呼出しユニット装置ごとに、単独に設けても勿論構わ
ない。この場合、機能切り替えスイッチは、各呼出しユ
ニット装置ごとに単独に設ける電源と給電回路との間の
電源供給線を開閉するようにしたものであっても、勿論
構わない。
【0035】また、呼出しユニット装置2は、赤ん坊や
身体の不自由な人が居る部屋に、壁取り付けするもので
ある他、同部屋の壁面に予め埋込取り付けされるもの、
同部屋の壁面の接続プラグに接続した延長コードを介し
て該接続プラグから延長し、寝ている赤ん坊の傍にでき
るだけ近づけることができるもの、インターホン親機と
の間の通信をワイヤレス通信にて行うもの、のいずれか
でも構わない。
【0036】[第3の実施の形態]図3は呼出しユニッ
ト装置を使用した家庭用インターホンシステムを示すブ
ロック図である。なお、前述の第2の実施の形態と同一
の箇所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は
省略する。
【0037】この第3の実施の形態の呼出しユニット装
置が前述の第2の実施の形態の呼出しユニット装置と異
なり特徴となる構成は、押し釦ユニット装置ではなく、
撮像機能および画像通信機能を備えるカメラ付きインタ
ーホン子機として設けられた点である。
【0038】呼出しユニット装置2は、接点7と、集音
用マイク8と、音声検知回路9と、給電回路10と、機
能切り替えスイッチ11と、変調回路14と、位置表示
用LED点灯部15と、インピーダンス変換整合部16
と、撮像カメラユニット17と、スピーカ18と、復調
回路19と、ダイオードブリッジ回路DBとを備えて構
成されるカメラ付きインターホン子機であり、インター
ホン親機1から離れた部屋の、天井近くの高い位置に、
配設される。呼出しユニット装置2には、上述の実施の
形態に使用した押し釦6は、使用されていない。接点7
は、ダイオードブリッジ回路DBを介して、導電線
1 、L2 に接続する。
【0039】集音用マイク8は、集音用のマイクであ
る。変調回路14は、集音用マイク8で集音した音声デ
ータを、マイコン3にて受信可能な電気信号に変換し、
ダイオードブリッジ回路DBに伝達する。
【0040】音声検知回路9は、集音用マイク8での集
音結果を基にして、所定の音声を検知すると、接点7を
閉じることに因り、ダイオードブリッジ回路DBを介し
て、導電線L1 の電圧を低下させる。ここで、音声検知
回路9には、検知すべき所定の音声に関するデータが、
上述の実施の形態と同様、予め記憶されている。
【0041】給電回路10は、呼出しユニット装置2全
体の電源であり、ダイオードブリッジ回路DBに接続し
た位置表示用LED点灯部15にさらに接続されたイン
ピーダンス変換整合部16と、接続している。位置表示
用LED点灯部15は、呼出しユニット装置2の配設位
置を目視確認できるよう、LED点灯を常時行なってい
る。インピーダンス変換整合部16は、給電回路10と
ダイオードブリッジ回路DBとの間のインピーダンス
と、給電回路10とダイオードブリッジ回路DB以外の
電気部品との間のインピーダンスとを整合させるために
使用される、インピーダンスマッチング回路である。給
電回路10は、位置表示用LED点灯部15、インピー
ダンス変換整合部16、ダイオードブリッジ回路DB、
導電線L1、L2 を介して、インターホン親機1側から
電力供給を施され、内蔵アンプ(不図示)で電流を増幅
して、集音用マイク8、音声検知回路9、変調回路1
4、撮像カメラユニット17、スピーカ18、復調回路
19、に給電(おもに電流供給)を行う。
【0042】機能切り替えスイッチ11は、機能切り替
えスイッチ用接点13が、集音用マイク8から音声検知
回路9に至る接続線L4 を、開閉する。操作スイッチ部
12が、接続線L4 を開くほうに設定されると、機能切
り替えスイッチ用接点13は、接続線L4 を開く。
【0043】撮像カメラユニット17は、カメラブロッ
ク17aと、ビデオアンプ回路17bとを備えて構成さ
れる。カメラブロック17aは、撮像カメラ単体であ
り、ビデオアンプ回路17bからの撮像要請を受ける
と、撮像を行い、カメラブロック17aでの撮像結果
を、撮像データとしてビデオアンプ回路17bに伝達す
る。ビデオアンプ回路17bは、音声検知回路9が所定
の音声を検知したことを検知すると、カメラブロック1
7aに撮像要請を行い、カメラブロック17aから送ら
れてきた撮像データを、ダイオードブリッジ回路DBを
介して、マイコン3へ伝送する。
【0044】スピーカ18は、復調回路19で鳴動制御
される。復調回路19は、マイコン3からダイオードブ
リッジ回路DBへ伝送される、インターホン親機1の傍
の人の音声信号を、復調してスピーカ18で鳴動する。
ダイオードブリッジ回路DBは、呼出しユニット装置2
への給電と、インターホン親機1と呼出しユニット装置
2との間の通信とを行う。
【0045】このように構成されたカメラ付きインター
ホン子機タイプの呼出しユニット装置2においては、集
音用マイク8での集音結果を基にして音声検知回路9が
所定の音声を検知した場合に、音声検知回路9は、接点
7を閉じることに因り、導電線L1 の電圧を低下させ
る。すると、マイコン3は、撮像カメラユニット17に
撮像を行わせ、撮像データを、ダイオードブリッジ回路
DBを介して、マイコン3へ伝送させる。マイコン3
は、撮像カメラユニット17による撮像データを、イン
ターホン親機1の、図示しない画像表示ディスプレイ
に、表示する。該画像表示ディスプレイを見れば、イン
ターホン親機1の傍に居る人は、呼出しユニット装置2
の傍の状況を速やかに把握することができる。
【0046】従って、呼出しユニット装置2のある部屋
がインターホン親機1から遠く離れていても、呼出しユ
ニット装置2から呼び出しがかかったら、インターホン
親機1側では、撮像カメラユニット17で撮像された映
像をみれば、呼出しユニット装置2側の状況をすぐに把
握することができ、とても便利である。
【0047】なお、上記実施の形態においては、給電回
路10に供給する電源を、すなわち呼出しユニット装置
2全体の電源を、インターホン親機1から供給するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、給電回路の電源は、
各呼出しユニット装置ごとに、単独に設けても勿論構わ
ない。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、集音用
マイクと、この集音用マイクでの集音結果を基にして所
定の音声を検知すると導電線の電圧を低下させる音声検
知回路と、集音用マイクと音声検知回路とに給電を行う
給電回路とを設けたことにより、所定の音声を検知する
所定音声検知機能が付加されたため、乳児や身体の不自
由な人など、押し釦を押すことができない人にとって
も、インターホン親機に連絡することが可能となる。ま
た、従来の家庭用インターホンシステムを基にして、イ
ンターホン親機は交換せずに、呼出しユニット装置のみ
を交換すればよく、従来の家庭用インターホンシステム
からの変更を極力抑え、コストアップを極力抑えること
ができる。
【0049】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、給電回路は、導電線に接続
し、導電線を介してインターホン親機側から電力供給を
施されるようにしたため、呼出しユニット装置単独の電
源が不用となり、さらなるコストダウンを図れる。
【0050】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または2記載の発明の効果に加えて、集音用マイクと音
声検知回路と給電回路とのいずれかの機能を停止させる
音声検知停止機能を有する機能切り替えスイッチを設
け、この機能切り替えスイッチの切り替え操作により、
所定音声検知機能と音声検知停止機能とのいずれかの機
能を選択的に切り換えるようにしたため、大人が赤ん坊
といっしょに呼出しユニット装置の傍にいても、機能切
り替えスイッチの切り替え操作により、音声検知停止機
能を選択しておけば、音声によるインターホン親機への
報知は行われなくなり、赤ん坊の傍の大人が、赤ん坊が
泣いてもインターホン親機への報知を行う必要はない、
と判断する場合、赤ん坊の泣き声に因る誤動作を未然に
防ぐことができる。
【0051】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至3記載の発明の効果に加えて、音声検知回路が所定
の音声を検知すると、撮像を行い、撮像結果として撮像
データを得る撮像カメラユニットを、撮像データのイン
ターホン親機への送信が可能なように設けたため、呼出
しユニット装置のある部屋がインターホン親機から遠く
離れていても、呼出しユニット装置から呼び出しがかか
ったら、インターホン親機側では、撮像カメラユニット
で撮像された映像をみれば、呼出しユニット装置側の状
況をすぐに把握することができ、とても便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の呼出しユニッ
ト装置を使用した家庭用インターホンシステムを示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る第2の実施の形態の呼出しユニッ
ト装置を使用した家庭用インターホンシステムを示すブ
ロック図である。
【図3】本発明に係る第3の実施の形態の呼出しユニッ
ト装置を使用した家庭用インターホンシステムを示すブ
ロック図である。
【図4】従来の呼出しユニット装置を使用した家庭用イ
ンターホンシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 インターホン親機 2 呼出しユニット装置 8 集音用マイク 9 音声検知回路 10 給電回路 11 機能切り替えスイッチ 17 撮像カメラユニット L1 、L2 導電線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電線を介して外部への給電を行い前記
    導電線の電圧が低下したことを検知すると周囲への報知
    を行うインターホン親機に、前記導電線を介して接続
    し、呼出しの旨の操作入力があったことを検知すると、
    前記導電線の電圧を低下させることによって、前記イン
    ターホン親機に、前記インターホン親機の周囲へ報知さ
    せる呼出しユニット装置において、集音用マイクと、こ
    の集音用マイクでの集音結果を基にして所定の音声を検
    知すると前記導電線の電圧を低下させる音声検知回路
    と、前記集音用マイクと前記音声検知回路とに給電を行
    う給電回路とを設けたことにより、所定の音声を検知す
    る所定音声検知機能が付加されたことを特徴とする呼出
    しユニット装置。
  2. 【請求項2】 前記給電回路は、前記導電線に接続し、
    前記導電線を介して前記インターホン親機側から電力供
    給を施されることを特徴とする請求項1記載の呼出しユ
    ニット装置。
  3. 【請求項3】 前記集音用マイクと前記音声検知回路と
    前記給電回路とのいずれかの機能を停止させる音声検知
    停止機能を有する機能切り替えスイッチを設け、この機
    能切り替えスイッチの切り替え操作により、前記所定音
    声検知機能と音声検知停止機能とのいずれかの機能を選
    択的に切り換えることを特徴とする請求項1または2記
    載の呼出しユニット装置。
  4. 【請求項4】 前記音声検知回路が所定の音声を検知す
    ると、撮像を行い、撮像結果として撮像データを得る撮
    像カメラユニットを、撮像データの前記インターホン親
    機への送信が可能なように設けたことを特徴とする請求
    項1乃至3記載の呼出しユニット装置。
JP10305245A 1998-10-27 1998-10-27 呼出しユニット装置 Pending JP2000134340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10305245A JP2000134340A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 呼出しユニット装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10305245A JP2000134340A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 呼出しユニット装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000134340A true JP2000134340A (ja) 2000-05-12

Family

ID=17942788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10305245A Pending JP2000134340A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 呼出しユニット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000134340A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168325A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Panasonic Corp ファンフィルターユニット
JP2016012921A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド 妨害拒否システムおよび装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168325A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Panasonic Corp ファンフィルターユニット
JP2016012921A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド 妨害拒否システムおよび装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7339607B2 (en) Security camera and monitor system activated by motion sensor and body heat sensor for homes or offices
US20060233413A1 (en) Automatic control earphone system using capacitance sensor
US8854204B2 (en) Home appliance
CA2622648A1 (en) Light switch used as a communicaton device
RU2461141C2 (ru) Станционное устройство для домашнего переговорного устройства
JP3088390U (ja) 無線インターフォンの自動スイッチ装置
JP2000134340A (ja) 呼出しユニット装置
JP4602817B2 (ja) インターホンシステム
JP2011145853A (ja) 緊急通報システム
JP3861773B2 (ja) インターホンシステム
JP4419938B2 (ja) インターホン装置
JP2007288448A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2006050260A (ja) ハンズフリーインターホン装置
JP4093178B2 (ja) 自動通報装置
JP2000107240A (ja) ナースコール装置
JP3832336B2 (ja) 信号切換装置
JP2008048036A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びテレビ電話
JP3752777B2 (ja) テレビドアホンシステム
JPH0662097A (ja) コードレス電話機
JP2003067874A (ja) 双方向通信装置
JP2001086490A (ja) テレビインターホン装置
JP2008034994A (ja) 伝送システム
JP2717259B2 (ja) 集合住宅の情報連絡システム
JP2007296067A (ja) ナースコール子機
JPH11345382A (ja) 設定内容確認方法及び設定内容確認方法を使用した装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050315