JP2000133336A - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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JP2000133336A
JP2000133336A JP10302663A JP30266398A JP2000133336A JP 2000133336 A JP2000133336 A JP 2000133336A JP 10302663 A JP10302663 A JP 10302663A JP 30266398 A JP30266398 A JP 30266398A JP 2000133336 A JP2000133336 A JP 2000133336A
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outer housing
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Eiji Kojima
映二 児嶋
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナハウジングをアウタハウジングから抜
き取らずに圧接部のメンテナンスを可能にする。 【解決手段】 インナハウジング20に取り付けられて
いる端子金具40に被覆電線Wを圧接した後、カバー2
3を閉じて圧接部分を覆い隠す。そして、2つのインナ
ハウジング20は、その裏面20A同士を当接させて圧
接用開放部25を上下外面側へ露出させた状態でアウタ
ハウジング10に組み付けられる。メンテナンス等のた
めに圧接部分を露出させる必要があるときには、インナ
ハウジング20をアウタハウジング10から取り外さな
くても、カバー23を開けるだけで済み、作業性に優れ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタでは、ハウジングに複数の端子
金具が組み付けられるとともに各端子金具に夫々電線が
接続されるが、その組付け及び接続の形態の1つとし
て、現在、圧接という方法が用いられている。この圧接
方法では、まず、スリット状の圧接刃を有する端子金具
を横一列に並べてハウジングに取り付け、ハウジングの
開口部に各圧接刃が臨むようにしておく。そして、これ
を自動機へ送り、各端子金具の圧接刃に対して夫々電線
を宛い、全ての端子金具に対して電線を一斉に圧接す
る。
【0003】かかる圧接方法では、端子金具をハウジン
グに取り付ける際には電線が未接続なので、端子金具の
取扱いが容易であるが、その反面、端子金具を横一列に
並べる必要があるため、極数が多いコネクタでは板状に
なってしまう。このような形状は、自動車のように取付
けスペースに制約がある場合には望ましくないこともあ
る。そこで、全体の形状をブロック状とすべく、横並び
の端子金具の列を複数段に分割する構造とした圧接コネ
クタが創案されており、その一例が、特開平2−148
583号に開示されている。これは、図6に示すよう
に、横1列に端子金具を配置させる端子収容部bを有す
るインナハウジングaを複数用意し、各インナハウジン
グa毎に自動機で圧接を行った後、これらインナハウジ
ングaを上下に重ね、これを筒状のアウタハウジングc
に組み込み、門形のリテーナdで抜止めする構造となっ
ている。
【0004】インナハウジングaの上面には端子金具と
電線との圧接部分と対応する圧接用開放部eが形成さ
れ、また、インナハウジングaの下面は、圧接時に自動
機からの電線押込力を安定して受け止めることができる
ように平坦状に形成されている。そして、アウタハウジ
ングcへの組付け状態では、各インナハウジングaが同
じ向きに重ねられ、下段のインナハウジングaの圧接用
開放部eが上段のインナハウジングaの下面で覆われる
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように複数のイ
ンナハウジングaを重ねるタイプの圧接コネクタでは、
端子金具と電線との圧接部分のメンテナンスを行う場合
にその圧接部を露出させる必要がある。ところが、上記
従来の圧接コネクタでは、下段の圧接用開放部eが上段
のインナハウジングaの下面で塞がれる構造となってい
るため、メンテナンスに際して圧接部を開放状態とする
ためには、必ず、インナハウジングaをアウタハウジン
グcから抜き取らなければならない。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、そ
の目的は、インナハウジングをアウタハウジングから抜
き取らずに圧接部のメンテナンスを行うことを可能にす
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被覆
電線を押し込むことでその被覆部に切り込んで内部の導
線と電気的に接続する圧接部を有する端子金具と、複数
の前記端子金具を横一列に並べて収容する端子収容室を
有し、表側の外面には前記端子収容室のうち前記圧接部
との対応部分を開放させるための圧接用開放部が形成さ
れているとともに、裏面は全体に亘って実質的に平坦状
とされている2つのインナハウジングと、この2つのイ
ンナハウジングを上下に重ねた状態で収容するためのア
ウタハウジングとを備えたものであって、前記2つのイ
ンナハウジングは、その裏面同士を当接させて双方の前
記圧接用開放部を上下外面側へ露出させた状態で前記ア
ウタハウジングに組み付け可能とされ、前記アウタハウ
ジングと前記インナハウジングの少なくともいずれか一
方には、これらのハウジングが組み付けられた状態にお
いて前記圧接用開放部を覆い隠す位置と前記圧接用開放
部を露出させる位置との間での変位を可能とされたカバ
ーが設けられている構成とした。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記カバーが前記アウタハウジング又は前記インナ
ハウジングに対してヒンジを介して一体に連結されてい
る構成とした。請求項3の発明は、請求項1又は請求項
2の発明において、前記カバーは前記インナハウジング
に設けられ、前記アウタハウジングには、前記インナハ
ウジングが組み付けられた状態で前記カバーの開閉動作
を許容する切欠部が形成されている構成とした。
【0009】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]圧接時には
インナハウジングの裏面を自動機の受け面等に宛うこと
により、自動機からの押込力を安定して受け止めること
ができ、これにより、良好な圧接を行うことが可能であ
る。また、インナハウジングをアウタハウジングに組み
付けた状態では、インナハウジングの裏面同士を当接さ
せることにより圧接用開放部を露出し得るように外側へ
向け、且つその圧接用開放部をカバーで覆うようにして
いるので、メンテナンス等のために圧接用開放部を露出
させる必要があるときには、インナハウジングをアウタ
ハウジングから取り外さなくても、カバーを開けるだけ
で済み、作業性に優れる。
【0010】[請求項2の発明]カバーがヒンジを介し
てアウタハウジング又はインナハウジングに連結されて
いるので、カバーを開放状態にしたときに、カバーを紛
失する虞がない。 [請求項3の発明]端子金具への被覆電線の圧接動作
は、アウタハウジングから取り出されているインナハウ
ジングに端子金具を収容した状態で行われるのである
が、インナハウジングにカバーを設けたから、端子金具
に被覆電線を圧接してからアウタハウジングに組み付け
るまでの間、端子金具と被覆電線との圧接部分をカバー
で保護しておくことができる。また、アウタハウジング
には、インナハウジングを組み付けた状態でカバーの開
閉を可能とする切欠部を設けているので、インナハウジ
ングをアウタハウジング内に深く嵌合させることによっ
て両ハウジングの組付け信頼性を向上させるようにした
上で、さらにカバーの開閉に際して、カバーがアウタハ
ウジングと干渉することを回避できる。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明す
る。本実施形態の圧接コネクタは、1つのアウタハウジ
ング10と2つのインナハウジング20、及び複数(本
実施形態では各インナハウジング20に5個ずつ)の端
子金具40と、各端子金具40に圧接により接続される
被覆電線Wとからなる。アウタハウジング10は、前後
両方向に開放されたハウジング収容空間11を有し、そ
の前方(図1〜図3における右上方)部分は上面板が段
差状に高くなっていて、図示しない相手側コネクタとの
嵌合部12とされている。アウタハウジング10の上面
と下面には、ハウジング収容空間11の後半部分を上下
両方向に開放させる切欠部13がアウタハウジング10
の後面側の開口に連通する形態で形成されている。ま
た、アウタハウジング10の側面部には、インナハウジ
ング20を抜け止めするための係止孔14が形成されて
いる。
【0012】2つのインナハウジング20は、全体とし
て厚板状をなし、同一の形状に成形されたものを上下に
重ね合わせて組み付けられる。インナハウジング20に
は、前後両面間に貫通する複数(本実施形態では5室)
の端子収容室21が隔壁22で仕切られた状態で形成さ
れ、この端子収容室21には雄型の端子金具40が後方
から挿入されるようになっている。挿入された端子金具
40は、そのランス42を端子収容室21内の図示しな
い係止部に係合されることにより抜止め保持され、この
状態では、端子金具40の先端のタブ41が嵌合部12
内に突出して相手側コネクタとの嵌合に備える。尚、挿
入された端子金具40は、嵌合部12側から端子収容室
21内に治具(図示せず)を差し込んでランス42を撓
ませることにより抜止め状態から解放されるため、端子
金具40を抜き取ることも可能となっている。
【0013】ここで端子金具40について説明すると、
端子金具40は、所定形状にプレスで打ち抜いた導電性
金属板材を曲げ加工したものであり、後端部にバレル部
43を有するとともに、バレル部43とランス42との
間に圧接部44を有している。圧接部44は、左右の両
側壁部の一部を内側へ互いに対向するように切り起こし
て先端を刃状としたものであり、左右の圧接部44の刃
先同士の間隔は被覆電線Wの被覆部で覆われた導線の外
径よりも僅かに小さい寸法に設定されている。かかる圧
接部44の間に被覆電線Wが押し込まれると、周知の圧
接コネクタと同様に、被覆部が圧接部44の刃先で切開
され、導線と圧接部44とが導通可能に接触するように
なっている。また、圧接の後または圧接と同時にバレル
部43が被覆電線Wに対して抱き込むように圧着され、
もって被覆電線Wの軸方向のずれが防止され、ひいては
圧接部44分の接触安定性が保たれる。
【0014】さて、インナハウジング20の表面側の板
状部分は、前端部分を残してカバー23となっている。
カバー23は、図3に示すように、インナハウジング2
0の前方へ折り返されて内面を外に向けた状態で、且つ
ヒンジ24により連結された状態でインナハウジング2
0に一体成形されている。また、表面側のカバー23よ
りも後方には、端子収容室21のうち、挿入された端子
金具40と被覆電線Wとの圧接部44分を外部に露出さ
せる圧接用開放部25が形成されている。カバー23
は、ヒンジ24を撓ませつつ、図3に示す成形時と同じ
である開放位置と、圧接用開放部25を塞ぐ閉塞位置と
の間で変位可能となっている。
【0015】インナハウジング20の左右両外側壁に
は、その表側の縁部にアリ溝状の凹部26が形成されて
いるとともに、外面後端部には突起27が形成されてい
る。一方、カバー23には、その左右両側縁に凸部28
が形成されているとともに、外側壁の後端部に対して内
外から挟むように上から嵌合される挟持部29が形成さ
れ、この挟持部29の外面側にはロック孔30が形成さ
れている。カバー23を閉じた状態では、凹部26と凸
部28の係合及び突起27とロック孔30との係合によ
ってカバー23の開放側への変位が規制されるととも
に、挟持部29が外側壁に嵌合することによりカバー2
3の左右方向への遊動が規制される。
【0016】インナハウジング20の裏面20A(図3
の下側に位置するインナハウジング20の上面)は全体
として略平坦状をなしているが、この裏面20A同士を
密着させるように2つのインナハウジング20を重ね合
わせたときに、その重ね合わせ状態を保持するための手
段が講じされている。即ち、裏面20Aには、リブ32
と溝33を隣り合わせに形成することによって構成され
る位置決め部31が、前端縁と後端縁に沿って、夫々、
左右2つずつ設けられている。リブ32と溝33とは、
インナハウジング20を裏面20A同士が密着するよう
に背中合わせに重ねたときに、夫々、相手側インナハウ
ジング20の溝33とリブ32とに嵌合し、もって両イ
ンナハウジング20の前後方向及び左右方向の遊動が規
制されるようになっている。
【0017】また、裏返したインナハウジング20の右
縁部前端には、内側面がオーバーハング状に傾いた抜止
め用切欠部34が前後一対形成され、左縁部前端には、
外側面がオーバーハング状に傾いた抜止め用突部35が
前後一対形成されている。この抜止め用切欠部34と抜
止め用突部35とは、インナハウジング20を裏合わせ
に重ねたときに、そのオーバーハング状となった側面同
士を合わせるように嵌合し、これにより、両インナハウ
ジング20が裏面20Aと直交する方向へ離間すること
が規制されるようになっている。
【0018】また、インナハウジング20の外側面に
は、アウタハウジング10の係止孔14と係合可能な係
止突起36が形成されている。この係止突起36の前面
(アウタハウジング10への組付け方向先方となる側の
面)が傾斜した誘導面とされており、アウタハウジング
10への組付けが容易に行えるようになっている。尚、
アウタハウジング10のハウジング収容空間11内に
は、図示はしないが、インナハウジング20が後方から
所定の位置まで嵌入されたときに、インナハウジング2
0の前端縁を突き当てさせるためのストッパが形成され
ている。
【0019】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態の圧接コネクタを組み付ける際には、ま
ず、インナハウジング20においてカバー23を開放状
態にしておくとともに各端子収容室21に端子金具40
を挿入し、これを自動機(図示せず)へ送り込む。この
とき、端子金具40の圧接部44とバレル部43は圧接
用開放部25において外部に露出されている。自動機で
は、インナハウジング20の略平坦な裏面20Aが下を
向けて受け部により下からしっかりと支承されるととも
に、各端子金具40の圧接部44とバレル部43に被覆
電線Wが載せられる。この状態で、圧接部44とバレル
部43に対して上から圧接用押圧治具とクリンパが接近
し、圧接部44に対して被覆電線Wが圧接されるととも
に、バレル部43と被覆電線Wとが圧着される。尚、こ
の圧接工程と圧着工程とは、両工程が同時に行われる場
合と、圧接の後に圧着が行われる場合とがあるが、いず
れの方法も本実施形態に適用できる。
【0020】上記のようにして各端子金具40に被覆電
線Wを圧接したら、カバー23を折り返すようにして圧
接用開放部25を閉じ、凹部26と凸部28との係合及
び突起27とロック孔30との係合により閉塞状態にロ
ックする。次に、圧接済みの2つのインナハウジング2
0を、裏面20A同士が密着するように重ね合わせる
と、位置決め部31のリブ32と溝33との嵌合により
所定の位置関係に位置決めされるとともに、抜止め用突
部35と抜止め用切欠部34との嵌合により離間規制さ
れ、もって合体状態にロックされる。
【0021】このように合体した2つのインナハウジン
グ20は、後方からアウタハウジング10のハウジング
収容空間11に挿入される。挿入過程では、係止突起3
6を進入させるためにアウタハウジング10の側壁が若
干押し広げられ、インナハウジング20がその先端縁を
ハウジング収容空間11内のストッパ(図示せず)に突
き当てる正規位置まで押し込まれると、係止突起36が
係止孔14に嵌合し、もってインナハウジング20は抜
き挿し不能にロックされる。
【0022】インナハウジング20を組み付けた状態で
は、カバー23がアウタハウジング10の切欠部13に
おいて外部へ露出した状態であり、したがって、カバー
23を閉塞位置から開放位置へ変位させたときにカバー
23がアウタハウジング10と干渉する虞はない。した
がって、メンテナンスなどの際には、インナハウジング
20をアウタハウジング10に組み付けた状態のままで
カバー23を開くようにすれば、圧接用開放部25を介
して端子金具40と被覆電線Wとの圧接部44分を外部
に露出させることができる。
【0023】上述のように本実施形態においては、イン
ナハウジング20の圧接のための圧接用開放部25と反
対側の裏面20Aを全体として実質的に平坦状にしたの
で、自動機で圧接を行うときに、インナハウジング20
を自動機からの押込力に抗して安定して受け止め、良好
な圧接を行うことができる。また、インナハウジング2
0をアウタハウジング10に組み付けた状態では、圧接
用開放部25を露出し得るように外面側へ向け、且つそ
の圧接用開放部25をカバー23で覆うだけにしている
ので、メンテナンス等のために圧接用開放部25を露出
させる必要があるときには、インナハウジング20をア
ウタハウジング10から取り外さなくても、カバー23
を開けるだけで済み、作業性に優れる。
【0024】さらに、カバー23はヒンジ24を介して
インナハウジング20に連結されているので、カバー2
3を開放状態にしたときに、カバー23を紛失する虞が
ない。また、端子金具40への被覆電線Wの圧接は、イ
ンナハウジング20をアウタハウジング10から取り出
した状態でで行われるのであるが、インナハウジング2
0にカバー23を設け、アウタハウジング10から取り
外した状態でも圧接用開放部25を覆うようにしたか
ら、端子金具40に被覆電線Wを圧接してからアウタハ
ウジング10に組み付けるまでの間、端子金具40と被
覆電線Wとの圧接部44分を保護することができる。
【0025】また、アウタハウジング10には、インナ
ハウジング20を組み付けた状態でカバー23の開閉を
可能とする切欠部13を設けているので、インナハウジ
ング20をアウタハウジング10内に深く嵌合させるこ
とによって両ハウジング10,20の組付け信頼性を向
上させた構造とした上で、カバー23の開閉に際してア
ウタハウジング10に対するカバー23の干渉回避が実
現されている。[他の実施形態]本発明は上記記述及び
図面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0026】(1)上記実施形態ではカバーをインナハ
ウジングにヒンジで連結したが、本発明によれば、カバ
ーをインナハウジングとは別体としてもよく、アウタハ
ウジングに一体又は別体のカバーを設けるようにしても
よい。 (2)上記実施形態では上段と下段のインナハウジング
を同一の部品としたが、本発明によれば、上段と下段の
インナハウジングを別形状の専用部品としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において組付け状態を示す斜視図
【図2】カバーを開いた状態を示す斜視図
【図3】分解状態を示す斜視図
【図4】カバーを開いたインナハウジングに被覆電線を
圧接する状態を示す斜視図
【図5】カバーを閉じて重ねた状態のインナハウジング
を示す斜視図
【図6】従来例の分解斜視図
【符号の説明】
10…アウタハウジング 13…切欠部 20…インナハウジング 20A…裏面 21…端子収容室 23…カバー 24…ヒンジ 25…圧接用開放部 40…端子金具 44…圧接部 W…被覆電線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線を押し込むことでその被覆部に
    切り込んで内部の導線と電気的に接続する圧接部を有す
    る端子金具と、 複数の前記端子金具を横一列に並べて収容する端子収容
    室を有し、表側の外面には前記端子収容室のうち前記圧
    接部との対応部分を開放させるための圧接用開放部が形
    成されているとともに、裏面は全体に亘って実質的に平
    坦状とされている2つのインナハウジングと、 この2つのインナハウジングを上下に重ねた状態で収容
    するためのアウタハウジングとを備えたものであって、 前記2つのインナハウジングは、その裏面同士を当接さ
    せて双方の前記圧接用開放部を上下外面側へ露出させた
    状態で前記アウタハウジングに組み付け可能とされ、 前記アウタハウジングと前記インナハウジングの少なく
    ともいずれか一方には、これらのハウジングが組み付け
    られた状態において前記圧接用開放部を覆い隠す位置と
    前記圧接用開放部を露出させる位置との間での変位を可
    能とされたカバーが設けられていることを特徴とする圧
    接コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カバーが前記アウタハウジング又は
    前記インナハウジングに対してヒンジを介して一体に連
    結されていることを特徴とする請求項1記載の圧接コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーは前記インナハウジングに設
    けられ、前記アウタハウジングには、前記インナハウジ
    ングが組み付けられた状態で前記カバーの開閉動作を許
    容する切欠部が形成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の圧接コネクタ。
JP10302663A 1998-10-23 1998-10-23 圧接コネクタ Pending JP2000133336A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108598746A (zh) * 2018-03-26 2018-09-28 昆山杰顺通精密组件有限公司 插头
US11108174B2 (en) 2018-12-26 2021-08-31 3M Innovative Properties Company Stack-type wire mount wafer connector and connector assembly
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