JP2000133265A - リチウム二次電池用正極活物質とその製造方法 - Google Patents

リチウム二次電池用正極活物質とその製造方法

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JP2000133265A
JP2000133265A JP10306462A JP30646298A JP2000133265A JP 2000133265 A JP2000133265 A JP 2000133265A JP 10306462 A JP10306462 A JP 10306462A JP 30646298 A JP30646298 A JP 30646298A JP 2000133265 A JP2000133265 A JP 2000133265A
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lithium secondary
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Takeshi Sakurai
健 桜井
Tadashi Sugihara
忠 杉原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電容量に優れたリチウム二次電池用正極活
物質とその製造方法を提供する。 【解決手段】 【請求項1】斜方晶系に指数づけされるマンガン酸リチ
ウム化合物において、それを構成するマンガンの一部を
Ge、Ga、In、Sn、Sc、Nd、Sm、Eu、G
d、Dy、Ho、Y、Er、Yb、およびLuからなる
元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素をAとし
て、Ti、Zr、V、Nb、Fe、およびAlからなる
元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素をBとし
て置換し、式LiAxBYMn1-X-Y2で表わされる組
成物からなる組成を有するリチウム二次電池用正極活物
質(但し、0<x<0.3、かつ0<y<0.3、かつ
0<x+y<0.3)、とその製造方法並びにそれを使
用して製造したリチウム二次電池からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウム二次電池
用正極活物質に関するものであり、リチウム二次電池用
正極活物質の製造方法に関するものである。さらに、リ
チウム二次電池用正極活物質を使用して製造したリチウ
ム二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リチウム二次電池は、図1の断
面説明図に示される様に、電解液4の中央部にセパレ−
タ−1の片側に正電極2を電解液5に浸漬して取り付
け、セパレ−タ−1の他側に負電極3を浸漬して取り付
けた構造となっている。この正電極2は活物質を含むス
ラリ−をアルミメッシュ板に塗布または含浸させた後加
熱乾燥することにより付着させた構造となっており、一
方、負電極3は黒鉛等に代表される炭素または金属リチ
ウム等で構成されている。
【0003】前記、正電極2に付着した活物質は、従来
より、LiCoO2またはLiNiO2が使用されている
が、近年、斜方晶LiMnO2がリチウム二次電池用正
極活物質として機能することが報告されている(I.K
oe tsushau,et.Al.,J.Elect
rochem.Soc.,142(1995)2906
−2910)。この斜方晶LiMnO2からなる正極活
物質を付着させた正電極2を組み込んだリチウム二次電
池に充放電を繰り返すと、充放電サイクルの進行にとも
なって、組成式がLiMn24で代表される立方晶系に
属する結晶構造を有するスピネル相の生成が進行し本活
物質の特徴である高容量性が失われるという問題があ
る。
【0004】そのために、特開平6−349494号公
報では、斜方晶LiMnO2に対して元素添加を行い安
定化した組成物、即ち、組成式:LixAYMnOZで表
わされる化合物(但し、A:H,Na,K,Mg,C
a,Sr,Ti,V,Cr,Fe,Ni,CoおよびA
lの内の少なくとも1種、0<x<1.5,0<y<
1,2<z<3)からなるリチウム二次電池用正極活物
質が開示されており、この元素添加で安定した正極活物
質を付着させた正電極2を組み込んだリチウム二次電池
に充放電を繰り返すと、従来より斜方晶LiMnO2
安定化されるために、スピネル相の生成が阻止され、リ
チウム二次電池のサイクル寿命が改善されると言われて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平6
−349494号公報で開示された合成方法(イオン交
換法)において、添加元素を添加して安定化したリチウ
ム二次電池用正極活物質は未添加のLiMnO2と比較し
て、初期充放電容量は改善されているが、サイクル特性
の改善については未解決である。理由は、恐らく充放電
反応においてMnの価数が3価と4価との間を変化する
際のヤ−ンテラ−効果により結晶に与えられる歪や、斜
方晶からスピネル相への相変態の進行に伴い生じる体積
変化により与えられる結晶粒子の歪などが、充放電サイ
クルを重ねる毎に蓄積され、この様な歪が活物質相互や
活物質と導電材との電気的接合を阻害するように変化し
て行くために、充放電サイクルの進行に伴い容量の低下
が認められると考えられる。即ち、充放電サイクルにと
もなう体積変化の小さい、つまり相変化の起こりにくい
リチウム二次電池用正極活物質が求められているのであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
充放電回数を重ねても斜方晶の相変化がなく、従って放
電容量の低下の少ないリチウム二次電池用正極活物質を
得るべく研究を行った結果、斜方晶の構造安定化を目的
とする元素群と電気的特性の改善を目的とする元素群の
組み合わせで斜方晶LiMnO2の元素置換を行い、か
つ水熱条件下でリチウム二次電池用正極活物質の合成を
行うとスピネル相の生成を十分に阻止出来るリチウム二
次電池用正極活物質が絵られるという知見を得た。
【0007】詳しくは、斜方晶の構造安定化を目的とす
るGe、Ga、In、Sn、Sc、Nd、Sm、Eu、
Gd、Dy、Ho、Y、Er、Yb、およびLuからな
る元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素をAと
して、電気的特性の改善を目的とするTi、Zr、V、
Nb、Fe、およびAlからなる元素群の中の少なくと
も1種からなる添加元素をBとして、式LiAxBYMn
1-X-Y2で表わされる化合物からなる組成を有すること
を特徴とするリチウム二次電池用正極活物質で、0<x
<0.3、かつ0<y<0.3で、0<x+y<0.3
を同時に満たす組成とし、Mnの酸化物または酢酸塩に
対して、Ge、Ga、In、Sn、Sc、Nd、Sm、
Eu、Gd、Dy、Ho、Y、Er、Yb、およびLu
の中の少なくとも1種の酸化物、水酸化物、塩化物の何
れかまたは混合物と、Ti、Zr、V、Nb、Fe、お
よびAlの中の少なくとも1種の酸化物、水酸化物、塩
化物の何れかまたは混合物を規定量秤量し、秤量後直ち
にか、一度750℃から850℃の間の何れかの温度で
少なくとも5時間、空気中で焼成するか、または、特定
の原料化合物の組み合わせのみを焼成し、それ以外の原
料化合物は未焼成とするかの何れかの方法でテフロン製
の反応槽へ供給し、次いで、水酸化リチウム1水和物
を、Mn原子対するLi原子の数比で30倍から60倍
の間となる様に添加し、温度140℃から280℃の間
の何れかの温度で、2時間以上30時間以下の保持時間
で提供される水熱条件下で反応させ、反応後は水または
エタノ−ルで洗浄後真空乾燥させて得たリチウム二次電
池用正極活物質では、充放電サイクルの進行にともなう
スピネル相の生成を効果的に阻止出来ている二次電池用
正極活物質を得ることが出来るという知見を得たのであ
る。
【0008】原時点では、十分な理論的解析は完了して
いないが、斜方晶の構造安定化を目的として添加した元
素群は、原子価が変化しないのでリチウムイオンの充放
電には寄与しないが、原子価が変化しないこと即ち、イ
オン半径が変化しないことが、結晶構造を保持すること
に貢献しているものと考えている。一方、電気的特性の
改善を目的として添加した元素群は、それらのイオン半
径はMnより小さいが、構造安定化を目的として添加し
た元素のイオン半径がMnより大きく、かつ変化しない
ので、Mnを置換している全元素の平均イオン半径を理
想的なサイズに合わせられていると考えている。また、
原子価の代わる元素についてはリチウムイオンの充放電
にも寄与しているものと考えられる。
【0009】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであって、(1)斜方晶系に指数づけされるマンガン
酸リチウム化合物において、それを構成するマンガンの
一部をGe、Ga、In、Sn、Sc、Nd、Sm、E
u、Gd、Dy、Ho、Y、Er、Yb、およびLuか
らなる元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素を
Aとして、Ti、Zr、V、Nb、Fe、およびAlか
らなる元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素を
Bとして置換し、式LiAxBYMn1-X-Y2で表わさ
れる組成物からなる組成を有するリチウム二次電池用正
極活物質(但し、0<x<0.3、0<y<0.3、0
<x+y<0.3とする)、(2)Mnの酸化物または
酢酸塩に対して、Ge、Ga、In、Sn、Sc、N
d、Sm、Eu、Gd、Dy、HO、Y、Er、Yb、
およびLuの中の少なくとも1種の酸化物、水酸化物、
塩化物の何れかまたは混合物とTi、Zr、V、Nb、
Fe、およびAlからなる元素群の中の少なくとも1種
の酸化物、水酸化物、塩化物の何れかまたは混合物を規
定量秤量し、秤量後直ちにか、一度750℃から850
℃の間の何れかの温度で少なくとも5時間、空気中で焼
成するか、または、特定の原料化合物の組み合わせのみ
を焼成し、それ以外の原料化合物は未焼成とするかのい
ずれかの方法でテフロン製の反応槽へ供給し、次いで、
水酸化リチウム1水和物を、Mn原子に対するLi原子
の数比で30倍から60倍の間となる様に添加し、温度
140℃から280℃の間の何れかの温度で、2時間以
上30時間以下の保持時間で提供される水熱条件下で反
応させ、反応後は水またはエタノ−ルで洗浄後真空乾燥
させる(1)記載のリチウム二次電池用正極活物質の製
造方法、(3)(1)記載のリチウム二次電池用正極活
物質を使用して製造したリチウム二次電池、に特徴を有
する。
【0010】本発明のリチウム二次電池用正極活物質の
組成式に含まれるGe、Ga、In、Sn、Sc、N
d、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Y、Er、Yb、
およびLuからなる元素群、望ましくは、Ge、Ga、
In、Sc、Nd、Sm、Gd、Ho、Yからなる元素
群は、斜方晶LiMnO2内では原子価が変化せず、リ
チウムイオンの挿入脱離反応(充放電反応)には直接的
には寄与しない。従って高濃度の元素置換を行うとリチ
ウム二次電池用正極活物質の実効容量が低下するので、
実用上の観点から実効容量の低下を30%以内に留める
必要性と固溶限を検討した結果、置換の上限を0.3と
した。望ましくは0.2である。またTi、Zr、V、
Nb、Fe、およびAlからなる元素群、望ましくは、
Ti、V、Fe、Alの内、Alは斜方晶LiMnO2
内では原子価が変化しないので、上述の理由で上限を
0.3、望ましくは0.2とした。その他のTi、Z
r、V、Nb、Feは、斜方晶LiMnO2内では原子
価が変化し、リチウムイオンの挿入脱離反応に寄与でき
ているが、斜方晶への固溶限の問題もあるので、上限を
0.3、望ましくは、0.2とした。そして両者を混合
して置換する場合においては実効容量の維持と結晶構造
を保つという要件を満たすため、やはり上限を0.3、
望ましくは、0.2とした。
【0011】原料化合物をテフロン製の反応槽へ供給
し、次いで、水酸化リチウム1水和物を、Mn原子に対
するLi原子の数比で30倍から60倍の間となるよう
に添加するのは、30倍未満では斜方晶系に属するLi
MnO2構造への転換が十分に起こらず、60倍を越え
て添加しても製品の質や形態へ及ぼす差異がないからで
ある。その値は30から40の間が一層望ましい。また
反応温度が、140℃に達しないと斜方晶系に属するL
iMnO2構造への転換が十分に起こらず、280℃を
超えるとオ−トクレ−ブを用いた合成に於いては臨界状
態に近くなるため、安全に操業するためには、温度マ−
ジンを見込む必要から280℃を上限とした。更に、2
00℃から250℃が望ましい。反応時間が2時間未満
ではLiMnO2構造への転換が十分に起こらず、30
時間を越えての保持では製品に特に差異がないという理
由によるものである。更には、4時間から6時間の保持
時間が望ましい。
【0012】
【本発明の実施の形態】[実施例1]まず、Mn23
GeO2、Al(OH)3、Ca23、In23、SnO
2、Sc23、Nd23、Sm23、EuO、Gd
23、Dy23、Ho23、2 3、Er23、Yb2
3、Lu23粉末を用意し、これらを表1に示される組
成となる様に配合し、得られた配合粉末を配合粉末:1
00g対して直径:5mmのYSZボ−ル:100g、
エタノ−ル:200mlの割合でボ−ルミルに充填し、
3時間混合した後乾燥し、得られた配合粉末を、表1に
示すLiOH・H2OとMn23の夫々のLi/Mn
(原子比)の割合に混合し、得られた混合粉末を、温度
200℃で20時間保持する水熱条件下のオ−トクレ−
ブ中で反応させ、反応後ろ過し、ろ液のPHが10以下
になるまで水洗浄し、真空乾燥することにより、表4に
示される組成式の化合物からなる本発明リチウム二次電
池用正極活物質(以下、本発明活物質と言う)1〜16
を作製した。
【0013】[実施例2]実施例1で用意した各種酸化
物に加え、酸化物V25、Nd25と更に水酸化物であ
るFeOOH、および塩化物であるTiCl4、ZrC
4を用意し、これらを表2に示される組成となる様に
秤量して選び、酸化物については一度800℃で5時
間、空気中で焼成した後、水酸化物、塩化物について
は、未焼成のままとし、これらをそれぞれ混合し、混合
粉末:100gに対して直径:5mmのYSZボ−ル:
100g、エタノ−ル:200mlの割合でボ−ルミル
に充填し、3時間混合した後乾燥し、得られた混合粉末
を、表2に示す夫々のLiOH・H 2OとMn23のL
i/Mn(原子比)の割合に混合し、得られた配合粉末
を、温度200℃で20時間保持する水熱条件下のオ−
トクレ−ブ中で反応させ、反応後ろ過し、ろ液のPHが
10以下になるまでエタノ−ル洗浄し、真空乾燥するこ
とにより、表4に示される組成式の化合物からなる本発
明リチウム二次電池用正極活物質(以下、本発明活物質
と言う)17〜34を作製した。
【0014】更に、比較のために、添加元素の一部が、
本発明の化合物の組成からずれている表3に示す組成物
を実施例1と同様にして作製し、表4に示すリチウム二
次電池用正極活物質(以下、比較活物質と言う)1〜2
および同じく実施例2と同様にして作製し、表4に示す
比較活物質3を得た。また斜方晶の構造安定化を目的と
する添加元素を含まない組成を有する表3に示す組成物
を実施例1と同様にして作製し、表4に示すリチウム二
次電池用正極活物質(以下、従来活物質と言う)1およ
び同じく実施例2と同様にして作製し、表4に示す従来
活物質2を得た。
【0015】上記の様にして得られた本発明活物質1〜
34、比較活物質1〜3および従来活物質1〜2のそれぞ
れ0.84gに対して、 溶媒(アセトン):2g、 バインダ−(PVdF:ポリフッ化ビニリデン):0.
224g、 カ−ボン粉末:0.088g、 を添加してスラリ−を作製し、このスラリ−をフィルム
に加工し、このフィルムを温度:130℃、圧力:10
0Kgf/cm2の条件で加熱圧着し、端子を除く1c
m×1cmの寸法のAlメッシュに30mgの活物質が
付着した正電極をそれぞれ作製した。
【0016】これら正電極を、無機リチウム塩と炭酸エ
ステル溶媒からなる電解液に浸漬し、それぞれ1cm×
1cmの寸法の金属リチウム板からなる対極と参照極を
電解液に浸漬して配置することにより三極式セルを構成
し、充放電電流100μAの充放電をくり返し、充放電
容量(mAh/g)の値を測定し、その結果を表5に示
した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【発明の効果】表5に示された結果から、本発明活物質
1〜34を使用して作製した正電極を組み込んで得られ
たリチウム二次電池セルは、充放電を50回繰り返して
も放電容量が大きく減少することはないのに対し、比較
活物質1〜3および従来活物質1〜2を使用して作製し
た正電極を組み込んで得られたリチウム二次電池セルは
放電容量が大きく減少することが分かる。上述のよう
に、本発明の正極活物質は、従来よりも長期間使用する
ことが出来るリチウム二次電池を提供することが出来、
電気・電子産業の発展に大いに貢献し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】リチウム二次電池の構造を示す模型的断面拡大
説明図である。
【符号の説明】
1 セパレ−タ− 2 正電極 3 負電極 4 容器 5 電解液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H003 AA04 BA01 BA02 BA03 BB05 BC06 BD00 BD01 BD03 5H014 AA02 BB01 BB03 BB06 EE10 HH00 HH01 HH08 5H029 AJ05 AK03 AL12 AM01 AM02 AM03 AM06 CJ02 CJ08 CJ12 CJ14 CJ28 DJ17 HJ00 HJ01 HJ14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】斜方晶系に指数づけされるマンガン酸リチ
    ウム化合物において、それを構成するマンガンの一部を
    Ge、Ga、In、Sn、Sc、Nd、Sm、Eu、G
    d、Dy、Ho、Y、Er、Yb、およびLuからなる
    元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素をAとし
    て、Ti、Zr、V、Nb、Fe、およびAlからなる
    元素群の中の少なくとも1種からなる添加元素をBとし
    て置換し、式LiAxBYMn1-X-Y2で表わされる組
    成物からなる組成を有することを特徴とするリチウム二
    次電池用正極活物質。但し、0<x<0.3、かつ0<
    y<0.3、かつ0<x+y<0.3とする。
  2. 【請求項2】Mnの酸化物または酢酸塩に対して、G
    e、Ga、In、Sn、Sc、Nd、Sm、Eu、G
    d、Dy、Ho、Y、Er、Yb、およびLuの中の少
    なくとも1種の酸化物、水酸化物、塩化物の何れかまた
    は混合物とTi、Zr、V、Nb、Fe、およびAlの
    中の少なくとも1種の酸化物、水酸化物、塩化物の何れ
    かまたは混合物を規定量秤量し、秤量後直ちにか、一度
    750℃から850℃の間の何れかの温度で少なくとも
    5時間、空気中で焼成するか、または、特定の原料化合
    物の組み合わせのみを焼成し、それ以外の原料化合物は
    未焼成とするかのいずれかの方法でテフロン製の反応槽
    へ供給し、次いで、水酸化リチウム1水和物を、Mn原
    子に対するLi原子の数比で30倍から60倍の間とな
    る様に添加し、温度140℃から280℃の間の何れか
    の温度で、2時間以上30時間以下の保持時間で提供さ
    れる水熱条件下で反応させ、反応後は水またはエタノ−
    ルで洗浄後真空乾燥させることを特徴とする請求項1記
    載のリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のリチウム二次電池用正極活
    物質を使用して製造したリチウム二次電池。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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