JP2000132313A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
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Abstract
発振回路を提供する。 【解決手段】 シュミット回路を用いたキー入力機能付
きLCDドライバに具備された発振回路において、前記
シュミット回路4内のコンパレータ6,7の後段に電位
を「H」レベルに固定する高電位固定素子としてのPチ
ャネル型MOSトランジスタ40,41を設けること
で、出力を「H」レベルに維持させることを特徴とする
ものである。
Description
ー出力端子とでキーマトリクス回路を構成するキー入力
回路機能付きLCD表示コントローラドライバー等に用
いられる発振回路に関するものである。
あり、1はCR発振回路で、オシレータ2,3(OSC
O,OSCI)から成る二端子型の発振回路である。
尚、外付けC,R素子は、便宜的に図示していない。
ト回路4内の一対のコンパレータ6,7の一方に基準電
圧VH,VL(基準電圧VHより低い電圧)を供給する
電圧供給回路であり、各基準電圧VH,VLは抵抗分割
回路8方式により生成されている。また、前記一対のコ
ンパレータ6,7の他方には前記オシレータ3の出力信
号が入力されている。更に、前記シュミット回路4は、
前記一対のコンパレータ6,7の出力にそのドレイン電
極が接続され、そのソース電極が接地電圧に接続され、
そのゲートにはスタンバイ信号(STB)が入力されて
成るNチャネル型MOSトランジスタ9,10が形成さ
れ、該Nチャネル型MOSトランジスタ9,10の出力
はインバータ11,12,13,14,15を介して不
図示の後続回路に出力(YOSCO)されている。ま
た、前記インバータ14とインバータ15との間からイ
ンバータ11,12へその出力が帰還されて、シュミッ
ト回路が構成されている。更に、前記インバータ13と
インバータ14との間からインバータ16,17を介し
てその出力がオシレータ2に入力されている。
いて、電源がオンされると外付けC,R素子を介して発
振が開始される。ここで、前記Nチャネル型MOSトラ
ンジスタ9,10は、前記インバータ11,12に
「L」を供給することで、該インバータ11,12で
「H」,インバータ13で「L」,インバータ14で
「H」,インバータ15で「L」が出力される。また、
前記インバータ13を介して出力された信号「L」がイ
ンバータ16で「H」,インバータ17で「L」とな
り、オシレータ2に入力される。
レベルが入力されると、前記コンパレータ6,7が共に
オフされて信号が出てこなくなり、発振が停止されてス
タンバイ状態となる。
キー入力回路が内蔵されたLCDドライバーが開発され
ている。
示す図であり、あるキー出力端子KS1、KS2、KS
3、KS4及びKS5が所望のタイミングで押されるこ
とで、所望のキー入力端子KI1、KI2、KI3、K
I4及びKI5が選択され、キー入力回路へ信号を送
る。尚、一般的なキーマトリクス回路の一例としては、
特開昭58−215814号公報等に記載されたものが
ある。
モード時(マイコン、またはキー入力は受け付けるが、
動作しないでパワーを消費しない状態、スリープモード
とも言う。)に前述したキー出力端子KS1、KS2、
KS3、KS4及びKS5によるキー動作を受け付ける
ためのキースイッチで、該キー出力端子KS6のいずれ
かのキーが押されると、前記発振回路の発振を開始し、
後述するキースキャン動作を行う。
付きLCDドライバにおける前述したパワーセイブモー
ド時のキースキャン終了と同時にLCD表示ON/OF
Fコントロール命令(パワーセイブモードの解除命令)
が実行され、パワーセイブモードの解除が行われるタイ
ミングにおいて、図5に示すダミーパルスが発生し、L
CDドライバ部の回路が誤動作する不具合が生じてい
た。
発生を抑止することで、LCDドライバ部の回路の誤動
作を抑止する発振回路を提供することを目的とする。
題を解決するために為されたものであり、その特徴は、
シュミット回路を用いたキー入力機能付きLCDドライ
バに具備された発振回路において、図1に示すように前
記シュミット回路4内のコンパレータ6,7の後段にス
タンバイ信号の反転信号が入力された際に電位を「H」
レベルに固定する高電位固定素子としてのPチャネル型
MOSトランジスタ40,41を設けることで、出力を
「H」レベルに維持させることを特徴とするものであ
る。
タ40,41は、そのソース電極に電源電圧が接続さ
れ、ドレイン電極が前記コンパレータ6,7と後段のイ
ンバータ13との間に接続され、そのゲート電極にはス
タンバイ信号の反転信号が入力され、更に該反転信号は
NAND回路42の一方に入力され、他方には前記Pチ
ャネル型MOSトランジスタ40,41の後段のインバ
ータ13からの信号が入力されることを特徴とするもの
である。
実施形態について図面を参照しながら説明する。
の回路構成に対して、図1に示す円で囲んだ回路素子
(シュミット回路4内の一対のコンパレータ6,7の後
段にスタンバイ信号の反転信号が入力された際に、電位
を「H」レベルに固定する高電位固定素子としての一対
のPチャネル型MOSトランジスタ40,41と、該P
チャネル型MOSトランジスタ40,41を設けたこと
による発振動作開始初期時の不具合を解消するNAND
回路42)を具備させたことである。
イバにおけるパワーセイブモード時のキースキャン終了
と同時にLCD表示ON/OFFコントロール命令(パ
ワーセイブモードの解除命令)が実行され、パワーセイ
ブモードの解除が行われるタイミングにおけるダミーパ
ルス(図5参照)の発生を抑止し(図2参照)、LCD
ドライバ部の回路の誤動作を抑止するものである。
て説明する。尚、従来構成と同様な回路構成については
同符号を付して説明を簡略化する。
CR発振回路で、4はシュミット回路で、5は前記シュ
ミット回路4内の一対のコンパレータ6,7の一方に基
準電圧VH,VL(基準電圧VHより低い電圧)を供給
する電圧供給回路であり、各基準電圧VH,VLは抵抗
分割回路8方式により生成されている。また、前記一対
のコンパレータ6,7の他方には前記オシレータ3の出
力信号が入力されている。更に、前記シュミット回路4
は、前記一対のコンパレータ6,7の出力にそのドレイ
ン電極が接続され、一方のソース電極が電源電圧に接続
され、そのゲートにはスタンバイ信号(STB)がイン
バータ20により反転された反転信号が入力されて成る
Pチャネル型MOSトランジスタ40,41が形成さ
れ、該Pチャネル型MOSトランジスタ40,41の出
力はインバータ11,12,13,14,15を介して
不図示の後続回路に出力(YOSCO)されている。ま
た、前記インバータ14とインバータ15との間からイ
ンバータ11,12へその出力が帰還されて、シュミッ
ト回路が構成されている。更に、前記インバータ13と
インバータ14との間から当該インバータ13の出力信
号がNAND回路42の一方に入力され、他方には前記
スタンバイ信号(STB)の反転信号が入力され、その
出力信号がインバータ17を介してオシレータ2に入力
されている。
いて、電源がオンされると外付けC,R素子を介して発
振が開始される。ここで、前記Pチャネル型MOSトラ
ンジスタ40,41は、前記インバータ11,12に
「H」を供給することで、該インバータ11,12で
「L」,インバータ13で「H」,インバータ14で
「L」,インバータ15で「H」が出力される。また、
前記インバータ13を介して出力された信号「H」がN
AND回路42に入力され、その出力信号「H」がイン
バータ17に入力され、該インバータ17で「L」とな
り、オシレータ2に入力される。
レベルが入力されると、前記コンパレータ6,7が共に
オフされて信号が出てこなくなり、発振が停止されてス
タンバイ状態となる。
たとして、以下説明を続けるとコンパレータ6から
「L」レベルが出力されても、その後段に形成されたそ
のソース電極が電源電圧に接続されたPチャネル型MO
Sトランジスタ40により、ここの電位が「H」レベル
に固定されているため、パワーセイブモード時のキース
キャン終了と同時にLCD表示ON/OFFコントロー
ル命令(パワーセイブモードの解除命令)が実行され、
パワーセイブモードの解除が行われるタイミングにおい
ても、図5に示すようなダミーパルスの発生を抑止し
(図2参照)、LCDドライバ部の回路が誤動作するこ
とを抑止できる。尚、コンパレータ7側が選択されたと
して、前記したと同様にダミーパルスの発生を抑止し、
LCDドライバ部の回路が誤動作することを抑止でき
る。
発明のCR発振回路1では、キー入力機能付きLCDド
ライバにおけるパワーセイブモード時のキースキャン終
了と同時にLCD表示ON/OFFコントロール命令
(パワーセイブモードの解除命令)が実行され、パワー
セイブモードの解除が行われるタイミング時にも前記P
チャネル型MOSトランジスタ40,41により「H」
レベルに維持するようにしているため、従来のような
(図5に示す)ダミーパルスの発生が抑止され(図2参
照)、LCDドライバ部の回路の誤動作が抑止される。
パレータ6,7の代わりにインバータを用いても良いが
(抵抗分割回路8は不要)、コンパレータ6,7と抵抗
分割回路8とで構成することで、より微少な電圧を扱う
ことができる。
なパワーセイブモード時のキースキャン終了と同時にL
CD表示ON/OFFコントロール命令(パワーセイブ
モードの解除命令)が実行され、パワーセイブモードの
解除が行われるタイミング時にも、従来のようなダミー
パルスの発生を抑止でき、LCDドライバ部の回路の誤
動作を抑止できる。
ある。
形を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シュミット回路を用いたキー入力機能付
きLCDドライバに具備された発振回路において、 前記シュミット回路内のコンパレータの後段に電位を
「H」レベルに固定する高電位固定素子を設けること
で、出力を「H」レベルに維持させることを特徴とする
発振回路。 - 【請求項2】 前記高電位固定素子は、そのソース電極
に電源電圧が接続され、ドレイン電極が前記コンパレー
タと後段のインバータとの間に接続されて成るPチャネ
ル型MOSトランジスタであることを特徴とする請求項
1に記載の発振回路。 - 【請求項3】 前記Pチャネル型MOSトランジスタの
ゲート電極には、スタンバイ信号の反転信号が入力さ
れ、更に該反転信号はNAND回路の一方に入力され、
他方には前記Pチャネル型MOSトランジスタの後段の
インバータからの信号が入力されることを特徴とする請
求項1に記載の発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30250398A JP3338388B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30250398A JP3338388B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 発振回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000132313A true JP2000132313A (ja) | 2000-05-12 |
JP3338388B2 JP3338388B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=17909756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30250398A Expired - Fee Related JP3338388B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338388B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-23 JP JP30250398A patent/JP3338388B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338388B2 (ja) | 2002-10-28 |
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