JP2000131980A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2000131980A
JP2000131980A JP10305797A JP30579798A JP2000131980A JP 2000131980 A JP2000131980 A JP 2000131980A JP 10305797 A JP10305797 A JP 10305797A JP 30579798 A JP30579798 A JP 30579798A JP 2000131980 A JP2000131980 A JP 2000131980A
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fan
temperature
coil
fixing roller
roller
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JP10305797A
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English (en)
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Akiko Miyahara
明子 宮原
Hiroshi Yokoyama
博司 横山
Masae Sugawara
正栄 菅原
Jiro Ouchi
二郎 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ファンの寿命を長くするとともに装置全
体の消費電力をなるべく小さくすることのできる定着装
置を提供する。 【解決手段】 時間t=0でローラON(誘導コイルへ
の通電開始)した後、t=t1でローラ温度がTa
達したら冷却ファンの電源をオンにする。t=tでロ
ーラOFF後、t=tでローラ温度がTaまで下降
したら冷却ファンをOFFする。定着ローラ温度が所定
の温度以上のとき冷却ファンをオンし、冷却する必要の
ないときにはファンをオフすることにより、ファンの寿
命を延長させ、装置全体の消費電力を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱方式の定
着ローラを有する定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置に用いられる定着装置として、誘導加熱(発
熱)方式の定着ローラを備えるものは周知である。一般
に、誘導加熱方式においては、定着ローラ内部に誘導コ
イルを配備し、その誘導コイルに交番電流(高周波電
流)を流して誘導磁束を発生させ、この誘導磁束により
ローラ外周部の導電層に誘導電流を発生させ、誘導電流
に伴うジュール熱により定着ローラを発熱させるように
している。
【0003】ところが、誘導コイルが定着ローラ内部に
設けられているため、発熱したローラ芯金からの輻射熱
及びコイルの自己発熱により誘導コイルの温度が上昇
し、場合によってはコイルの絶縁被覆の耐熱温度を超え
てしまい、装置が破損することがあるという問題があっ
た。
【0004】このコイル温度上昇による破損防止対策と
して、高コストの耐熱コイルを使用し、さらにはファン
を用いてコイルを冷却するなどの対策が知られている。
【0005】図11は、コイル冷却用のファンを設けた
定着装置の一例における、定着ローラ温度とコイル温度
の関係を示すグラフである。このグラフにおいて、縦軸
は温度、横軸は時間である。線aは定着ローラの温度を
示し、線bは誘導コイルの温度を示す。このグラフに示
すように、時間t=0で定着ローラの電源がオンになる
と定着ローラの温度は上昇し、定着に必要な温度Taで
一定になるように制御される。誘導コイルの温度も電源
オンとともに上昇するが、ファンにより冷却されている
ので、コイル温度は、コイルの発熱とファンの冷却能力
とのバランスによりTbで一定となる。温度Tbがコイ
ルの絶縁被覆を破壊しない温度に設定されていることは
言うまでもない。そして、時間tで定着ローラの電源
がオフになると、ローラ温度及びコイル温度は低下して
いく。ここに示す例では、冷却ファンは装置稼動中は常
にオンされているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置稼
動中に常に冷却ファンの電源をオンしていたのでは、フ
ァンの寿命が短くなり、また、装置全体の消費電力も多
くなるという問題があった。
【0007】本発明は、従来の誘導加熱方式の定着ロー
ラを有する定着装置における上述の問題を解決し、冷却
ファンの寿命を長くするとともに装置全体の消費電力を
なるべく小さくすることのできる定着装置を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題は本発明によ
り、誘導加熱装置により加熱される定着ローラを具備す
る定着装置において、前記定着ローラ内に配設された誘
導コイルを冷却するためのファンと、前記誘導コイルを
冷却する必要を検知する手段とを設け、該検知手段の検
知結果に応じて前記ファンの回転を制御することにより
解決される。
【0009】また、本発明は前記の課題を解決するた
め、前記検知手段が定着ローラの温度を検知する温度検
知手段であり、該温度検知手段の検知結果に応じて前記
ファンの回転を制御することを提案する。
【0010】さらに、本発明は前記の課題を解決するた
め、前記検知手段が前記誘導加熱装置の電源オンまたは
オフからの経過時間を検知する手段であり、該経過時間
検知手段の検知結果に応じて前記ファンの回転を制御す
ることを提案する。
【0011】さらに、本発明は前記の課題を解決するた
め、前記検知手段が通紙開始または終了からの経過時間
を検知する手段であり、該経過時間検知手段の検知結果
に応じて前記ファンの回転を制御することを提案する。
【0012】さらに、本発明は前記の課題を解決するた
め、前記検知手段が誘導コイルに流れる電流を検知する
手段であり、該電流検知手段の検知結果に応じて前記フ
ァンの回転を制御することを提案する。
【0013】さらに、本発明は前記の課題を解決するた
め、前記検知手段が誘導コイルを駆動する周波数を検知
する手段であり、該周波数検知手段の検知結果に応じて
前記ファンの回転を制御することを提案する。
【0014】さらに、本発明は前記の課題を解決するた
め、前記検知手段が連続通紙枚数を検知する手段であ
り、該通紙枚数検知手段の検知結果に応じて前記ファン
の回転を制御することを提案する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態の定
着装置主要部を示す概略構成図である。この図におい
て、定着ローラ1の内部に誘導コイル2が配設されてい
る。また、定着ローラ1の表面に接触してサーミスタ4
が配設されている。コイル2とサーミスタ4は図示しな
い定着制御部に接続されている。定着ローラ1の側方に
は冷却ファン3が配置され、定着ローラ内に風を送り込
んでコイル2を冷却するようになっている。
【0016】なお、本発明に係る部分を中心に説明する
ため、主として定着ローラ1の構成と冷却ファン3の制
御について説明を行い、それ以外の部分、例えば加圧ロ
ーラや加圧機構あるいはオイル塗布機構や定着装置の本
体ケース等については説明を省略する。
【0017】定着ローラ1はサーミスタ4でその温度を
検知され、転写材にトナーを定着するのに必要な温度に
なるように、図示しない定着制御部で制御される。
【0018】本実施形態の定着装置は、複写機,プリン
タ等の画像形成装置に搭載され、本体装置からの要求に
応じて、図示しない定着制御部がコイル2に流れる電流
を変化させる。コイル2に流れる電流の変化により定着
ローラ1に生じる磁束が変化し、渦電流が発生して定着
ローラ1の温度が上昇する。このとき、定着ローラ芯金
からの輻射熱や自己発熱等によりコイル2の温度も上昇
する。温度上昇による絶縁破壊(絶縁被服層の破壊)を
防ぐために、ファン3が回転してコイル2を冷却する。
【0019】本実施形態においては、ファン3は本体装
置の稼動中に常にオンされているのではなく、コイルの
冷却が必要であることを検知された場合にファンを回転
させるように制御している。具体的には、サーミスタ4
で検知した定着ローラ1の温度が所定の温度以上のとき
にファン3を回転させ、所定の温度未満のときにはファ
ンをオフするように制御している。
【0020】図2は、本実施形態における冷却ファン制
御と定着ローラ温度及び誘導コイル温度の関係を示すグ
ラフである。このグラフにおいて、縦軸は温度、横軸は
時間である。また、線aは定着ローラ温度、線bは誘導
コイルの温度を示す。
【0021】図2に示すように、本実施形態では、定着
ローラ1の温度が所定の温度:Ta 以上のときにフ
ァン3の電源をオンするように制御している。t=0で
定着ローラの電源がオン(コイル2への通電が開始)
し、このときは定着ローラ1の温度はTa より低い
のでファンの電源はオフになっている。t=t1 で定着
ローラ1の温度がTa に達するとファン3の電源が
オンになる。
【0022】ここで、冷却ファン3の回転をオン/オフ
させる所定の温度:Ta の温度設定が高すぎると、
定着装置立ち上がり時にファンをオフにしているのと変
わらないし、温度設定が低すぎるとファンを常にオンに
しているのと消費電力が変わらないので、温度を設定し
てファンをオン/オフする意味がなくなってしまう。し
たがって、誘導コイルの種類や、コイルとローラのギャ
ップ、冷却ファンの能力等を考慮して適切な値に決める
ものとする。
【0023】さて、時間t=t1 でファン3の電源がオ
ンになると、ファン3によりコイル2が冷却されるので
コイル2の温度上昇は緩やかになり()、定着ローラ
1の温度がTaで一定になるように制御されると、コイ
ル温度は、コイルの発熱とファンの冷却能力とのバラン
スによって温度Tbで一定となる。
【0024】そして、時間t=t で定着ローラ1の
電源がオフになる(コイル2への通電がオフされる)
と、定着ローラ1の温度は下降していく。ローラ温度が
Taになるまではファンの電源がオンになっているの
で、コイルの温度は従来例と同様に下降していく。
【0025】t=t でローラ温度がTa まで下降
してファンの電源がオフになると、コイル2の温度はい
ったん上昇する()が、自然冷却によりやがて下降す
る。つまり、t=t で定着ローラ1の電源をオフし
てからt=t でローラ温度がTa へ下降するまで
の(t−t)の間は、定着ローラ1(コイル2)の
電源はオフであるがファン3の電源はオンになってい
る。なお、破線で示す部分,は、本実施形態におけ
るコイルの温度変化と対比するための従来例(ファンを
常に回転させた場合)の温度変化である。
【0026】このように、定着ローラ温度が所定の温度
以上のときに冷却ファンの電源をオンにし、冷却する必
要のないときにはファンの電源をオフすることにより、
ファンの寿命を延長させるとともに、装置全体の消費電
力を極力小さくすることができる。
【0027】本実施形態では、定着ローラ1の温度が所
定の温度以上でファンの電源をオンにし所定の温度未満
ではオフにしたが、ファンの回転をオン/オフするので
はなく、ファンの回転数を制御してもよい。例えば、定
着ローラ1の温度が所定の温度以上ではファンを高速回
転にして、所定の温度未満では低速回転させるようにし
てもよい。
【0028】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。この実施形態の定着ローラの構成は図1に示した
ものと同様であり、前記実施形態とは異なる制御の部分
についてのみ説明する。
【0029】この実施形態では、定着ローラ1の電源を
オンしてから、すなわち、誘導加熱装置の電源をオン
(コイル2への通電を開始)してから所定の時間:t
が経過したらファン3の電源をオンにし、誘導加熱装置
の電源をオフにしてから所定の時間:tが経過したら
ファン3の電源をオフにするものである。誘導加熱装置
の電源オンまたはオフからの経過時間は、定着制御部に
おいて検知することが可能である。
【0030】前記実施形態においては、図2において、
定着ローラ1の電源をオンしてから時間tが経過した
らファン3の電源をオンにし、定着ローラ1の電源をオ
フにしてから(t−t)の時間が経過したらファン
3の電源をオフにしていた。このtやtという時間
は、定着ローラ1の温度がTa になるまでの温度で
あり、変化する時間であった。
【0031】一方、本実施形態における所定の時間:t
及びtは固定された時間である。ここで、本実施形
態における所定の時間:tを図2におけるtと見な
し、時間:tを図2における(t−t)と見なせ
ば、誘導コイル2の温度変化は図2と同様である。
【0032】そして、所定の時間:t及びtは、定
着ローラ1の熱容量や、誘導コイル2の種類、定着ロー
ラ1とコイル2のギャップ、入力電力、ファン3の能力
等を考慮して決める値とする。
【0033】本実施形態におけるように、定着ローラの
電源をオン/オフしてから(誘導加熱装置の電源をオン
/オフしてから)経過した時間(固定された所定の時
間)によりファンの回転を制御することにより、ファン
の寿命を延長させるとともに、装置全体の消費電力を極
力小さくすることができる。
【0034】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。この実施形態の定着ローラの構成は図1に示し
たものと同様であり、前記実施形態とは異なる制御の部
分についてのみ説明する。
【0035】本実施形態においては、通紙開始から所定
の時間が経過したらファン3の電源をオンし、通紙終了
から所定の時間が経過したらファン3の電源をオフする
ようにしている。通紙開始または終了からの経過時間
は、定着装置が搭載される画像形成装置(本体装置)に
おいて検知することが可能である。
【0036】本実施形態におけるファン3の制御と定着
ローラ1及びコイル2の温度変化を図3に示す。なお、
図3のグラフにおいて、縦軸は温度、横軸は時間であ
る。また、線aは定着ローラ温度、線bは誘導コイルの
温度を示す。
【0037】図3のグラフにおいて、t=0で定着ロー
ラ(誘導加熱装置)の電源がオンし、t=t10で定着
ローラ1の温度がTa(定着に必要な温度)に達して通
紙可能となり、ローラ温度が一定になるように制御され
る。ここでは、t=t10で画像形成装置は待機状態で
あり、ファン3はオフのままなのでコイル2の温度は上
昇を続ける。t=t11で通紙が開始され、所定の時間
(t12−t11)経過後のt=t12でファン3の電
源をオンにする。この所定の時間(t12−t 11
は、コイル2の種類、ローラ1とコイル2のギャップ、
入力電力、ファン3の能力等を考慮して決めればよく、
(t12−t11)=0でもかまわない。ファン3がオ
ンされるとコイル2の温度上昇は緩やかになり()、
温度Tbで一定となる。時間t=t13で通紙が終了し
て待機状態となり、時間t=t14で定着ローラ1の電
源をオフにする。定着ローラの電源オフに伴いコイル2
の温度は下降する。通紙してから所定の時間(t15
13)経過後のt=t15でファン3の電源をオフに
する。するとコイル2の温度は一旦上昇する()が、
自然冷却によりやがて下降する。この時間(t15−t
13)は、コイル2の種類、ローラ1とコイル2のギャ
ップ、入力電力、ファン3の能力等を考慮して決めれば
よい。
【0038】このように、通紙開始及び通紙終了からの
所定時間の経過により冷却ファン3の回転を制御するこ
とにより、ファンの寿命を延長させるとともに、装置全
体の消費電力を極力小さくすることができる。
【0039】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。ハロゲンヒータにより定着ローラを加熱する方
式とは違い、誘導加熱方式では、誘導コイルに流れる電
流をON/OFFのどちらかではなく、必要に応じて制
御できるという利点がある。この利点を使って、本実施
形態では、誘導コイルに流れる電流値に応じて冷却ファ
ンの回転を制御するようにしている。
【0040】図4は、本実施形態の定着装置主要部を示
す概略構成図である。この図において、定着ローラ1の
内部に誘導コイル2が配設されている。コイル2は図示
しないインバータ回路に接続されている。定着ローラ1
の側方には冷却ファン3が配置され、定着ローラ内に風
を送り込んでコイル2を冷却するようになっている。そ
して、コイル2には、コイルに流れる電流値(実効値)
を検知する検知手段5が接続されている。この電流検知
手段5については後述する。
【0041】本実施形態における、コイル電流値とコイ
ルの温度上昇及びファンの回転速度の関係を次の表1に
示す。
【表1】
【0042】この表に示すように、誘導コイル2に流れ
る電流値(実効値)は、定着装置が搭載される本体装置
(複写機、プリンタなど)の状態が、立ち上がり時及び
通紙時の場合は最大出力となるので大きく、待機時の場
合は通紙時に比べると記録材に熱を奪われないために小
さく、オフ時には電流が流れないのでほぼゼロに等し
い。コイルに流れる電流値に対応して、コイル2の温度
上昇も表1に示すように、大・小・なしとなる。そこ
で、この3つの状態に対応して、ファン3を高速回転・
低速回転・オフに制御する。すなわち、最もコイル2の
温度上昇が大きい本体装置の立ち上がり時及び通紙時に
は、ファン3を高速回転することによりコイル2を確実
に冷却し、立ち上がり時及び通紙時に比べると温度上昇
が小さい待機時にはファン3を低速回転とし、本体装置
の電源オフ時にはファン3の回転を停止するように制御
する。
【0043】具体的なファンの制御と定着ローラ温度及
びコイル温度の変化を図5に示す。図5のグラフにおい
て、左側の縦軸は温度、右側の縦軸はコイルに流れる電
流(実効値)、横軸は時間である。また、線aは定着ロ
ーラ温度、線bは誘導コイルの温度を示す。
【0044】この図に示すように、本体装置の立ち上が
り時(A)は、室温(または、それに近い温度)のロー
ラ温度を定着に必要な温度:Taまで上げるためにコイ
ル2に大きな電流を流す。このときの電流値をIaとす
る。コイル2に大きな電流を流すと、コイルの温度上昇
も大きいため、コイル2の絶縁破壊を防げるようにファ
ン3を高速回転させる。
【0045】 本体装置の待機時(B)は、ローラ温度
がTaに達するとそれ以上ローラ温度を上げる必要がな
いので、コイル2に流れる電流は立上がり時よりも小さ
くなる。このときの電流値をIbとする。IbはIaに
比べて小さく、コイル2の温度上昇はそれほど大きくな
いので、ファン3を低速回転させる。コイル2の温度
は、コイルの発熱とファンの冷却能力とのバランスによ
り、Tbbで一定となる。
【0046】 本体装置の通紙時C)は、通紙時には記
録材に多量の熱を奪われるので、これを補うためにコイ
ル2に大きな電流を流し、ローラ1の発熱量を増やして
ローラ温度の低下を防ぐ必要がある。このとき、コイル
2の温度上昇も大きいため、ファン3を高速回転させ
る。このグラフに示す例では、通紙時においてコイル発
熱とファン冷却能力とのバランスによりコイル温度が一
定となる温度:Tbaは、待機時における温度:Tbb
よりも高くなっているが、高速および低速回転時のファ
ンの冷却能力の差をどの程度にするかによって、Tba
とTbbを同じ位の温度にすることもできる。Tbaと
Tbbはコイルの絶縁破壊温度よりも充分低ければよい
のであって、どちらかが大きくてもよいし、同じでもか
まわない。
【0047】本体装置の待機時(D)は、待機時(B)
と同様である。通紙終了直後にファン3を低速回転させ
ると、一時的にコイル2の温度がTbaを超えることも
あるが、コイルの温度上昇は通紙時よりも小さいので、
コイルの発熱とファンの冷却能力のバランスによってT
bbに近づいていく。
【0048】装置のオフ時(E)は、定着ローラ1の電
源をオフにするとコイル2へは電流が流れず、コイルの
温度上昇も起こらない。よって、ファン3を停止させ
る。ローラ電源オフと同時にファンを停止すると、コイ
ル温度は一旦上昇するが、やがて自然冷却する。ローラ
電源オフとファン停止は同時である必要はなく、図3に
示す実施形態のようにローラ電源オフよりも後にファン
3を停止させてもよい。
【0049】このように、誘導加熱方式の定着装置にお
いて、誘導コイルに流れる電流値(実効値)に応じてフ
ァンの回転を制御することにより、ファンの寿命を延長
させるとともに、装置全体の消費電力を極力小さくする
ことができる。
【0050】ここで、前述の、コイル2に流れる電流値
(実効値)を検知する手段について説明する。図6は、
本実施形態の定着装置における、誘導発熱部とその誘導
コイルの電流値検出回路を示す回路図である。この回路
において、IH(induction heating:誘導加熱)ロー
ラは定着ローラ1に相当し、コイルL1は誘導加熱用コ
イル2に相当するものである。商用電源入力acを整流
手段DIで整流された電圧は、フィルタFILを通して
コイルL1に与えられる。コイルL1はスイッチング素
子Q1により高周波駆動され、IHローラに渦電流が流
れて定着ローラ1が加熱する。
【0051】このようなコイルL1の実効電流を検出す
る回路としては、整流回路からの平均値を実効値換算す
る回路、あるいは、熱電体やADコンバータを用いる回
路、さらには、専用のRMS−DC変換ICを用いて構
成することが可能である。これらのどの構成を使用した
回路でも良いのはもちろんであるが、本実施形態では、
もっとも簡易な整流回路からの平均値を実効値換算する
回路を用いている。
【0052】すなわち、図6に示すように、誘導コイル
L1に直列に挿入された電流トランスCTでコイルの電
流を検出し、電流検出回路部に示すように、整流回路で
電流の平均値を出し、これを抵抗値で実効換算した信号
をオペアンプOP1に入力し、その出力Irmsをコイ
ルL1の実効電流検出値としている。
【0053】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。この実施形態は、定着ローラの誘導コイルを駆
動する周波数を検出する手段を設け、その検出した周波
数に応じて冷却ファンの回転を制御するようにしたもの
である。
【0054】図7は、本実施形態の定着装置における、
誘導発熱部とその誘導コイルを駆動する周波数検出回路
を示す回路図である。この図において、IHローラは定
着ローラである。また、その下部に図示されたコイルL
1は、実際には定着ローラ内部に配設された誘導コイル
である。この図には冷却ファンは省略されている。
【0055】周波数検出回路は色々な回路が考えられる
が、本実施形態では、図7に示すような回路構成で、I
Hインバータの制御回路CONTより出力信号をワンシ
ョットマルチバイブレータに入力して周波数をカウント
し、その出力を積分してオペアンプなどで整形してその
出力(図では、F.センス出力)とすれば良い。
【0056】この他、1個のICでこのような機能を備
えたものとして、アナログ・デバイス社製のAD650
などのF/Vコンバーター(周波数電圧変換用IC)な
どもあり、このようなICを使用することも可能で、周
波数を電圧に変換できるものであれば、ここに例示した
ものに限らずどんな回路でも、本実施形態の誘導コイル
を駆動する周波数を検出する手段として用いることがで
きる。また、図8は、IHインバータ周波数と電力の関
係を示すグラフであり、縦軸はインバータ供給電力、横
軸は周波数である。
【0057】さて、本実施形態では、図7に示すような
誘導コイルを駆動する周波数を検出する手段が設けられ
ている。そして、その検出した周波数に応じて冷却ファ
ンの回転を制御している。その態様を次の表2に示す。
【表2】
【0058】この表に示すように、本体装置の状態が立
上がり時および通紙時の場合はインバータの供給電力が
最大となるので、図8に示すように駆動周波数は小さく
なる。本体装置の待機時は、電力が立上がり時・通紙時
よりも下がるので、図8から駆動周波数は大きくなる。
本体装置のオフ時は、電流が流れないので周波数は検知
しない(OFFである)。この3つの状態それぞれに対
し、冷却ファンの回転を高速回転,低速回転,OFFと
なるように制御する。
【0059】すなわち、最もコイルの温度上昇が大きい
本体装置の立上がり時および通紙時は、冷却ファンを高
速回転させることにより誘導コイルを確実に冷却する。
また、立上がり時・通紙時に比べると温度上昇が小さい
本体装置の待機時には冷却ファンを低速回転させ、本体
装置の電源オフの場合にはファンの回転を停止するよう
に制御する。
【0060】具体的なファンの制御を定着ローラ温度及
びコイル温度と共に示すと図9のようである。図9のグ
ラフにおいて,左側の縦軸は温度であり,右側の縦軸は
駆動周波数である。横軸は時間である。また、線aは定
着ローラ温度、線bは誘導コイルの温度を示す。そし
て、線dは駆動周波数を示す。
【0061】図9に示すように、本体装置の立上がり時
(A)は、室温(または、それに近い温度)のローラ温
度を定着に必要な温度:Taまで上げるために、インバ
ータの供給電力を最大とする。このときの駆動周波数を
faとする。誘導コイルに大きな電流を流すとコイルの
温度上昇も大きいため、コイルの絶縁破壊を防げるよう
に、冷却ファンを高速回転させる。
【0062】本体装置の待機時(B)は、ローラ温度が
Taに達するとそれ以上ローラ温度を上げる必要がない
ので、インバータの供給電力は立上がり時よりも小さく
する。このときの駆動周波数をfbとする。fbはfa
に比べて大きく、コイルの温度上昇はそれほど大きくは
ないので、ファンを低速回転させる。誘導コイルの温度
は、コイルの発熱とファンの冷却能力とのバランスによ
り、温度Tbbで一定となる。
【0063】通紙時(C)は、通紙時には記録材に多量
の熱を奪われるので、これを補うためにインバータの供
給電力を最大にして、定着ローラの発熱量を増やしてロ
ーラ温度の低下を防ぐ必要がある。このとき、誘導コイ
ルの温度上昇も大きいため、ファンを高速回転させる。
このグラフに示す例では、通紙時においてコイル発熱と
ファン冷却能力とのバランスによりコイル温度が一定と
なる温度:Tbaは、待機時における温度:Tbbより
も高くなっているが、高速および低速回転時のファンの
冷却能力の差をどの程度にするかによって、TbaとT
bbを同じ位の温度にすることもできる。TbaとTb
bはコイルの絶縁破壊温度よりも充分低ければよいので
あって、どちらかが大きくてもよいし、同じでもかまわ
ない。
【0064】本体装置の待機時(D)は、待機時(B)
と同様である。通紙終了直後に冷却ファンを低速回転さ
せると、一時的にコイルの温度がTbaを超えることも
あるが、コイルの温度上昇は通紙時よりも小さいので、
コイルの発熱とファンの冷却能力のバランスによってT
bbに近づいていく。
【0065】本体装置の電源オフ時(E)は、定着ロー
ラの電源をオフにすると誘導コイルの温度上昇も起こら
ないので、冷却ファンを停止する。ローラ電源オフと同
時にファンを停止すると、コイル温度は一旦上昇する
が、やがて自然冷却する。ローラ電源オフとファン停止
は同時である必要はなく、図3に示す実施形態のように
ローラ電源オフよりも後にファンを停止させてもよい。
【0066】このように、本実施形態では、誘導加熱方
式の定着装置において、誘導コイルの駆動周波数に応じ
て冷却ファンの回転を制御するので、ファンの寿命を延
長させるとともに、装置全体の消費電力を極力小さくす
ることができる。
【0067】次に、本発明の第6の実施形態について説
明する。これまで述べたように、誘導加熱方式の定着装
置においては、本体装置の立上がり時及び通紙時に誘導
コイルの温度上昇がもっとも大きくなる。そして、通紙
時に、連続して通紙する枚数が多いほど(記録材により
奪われた熱を補おうとして定着ローラを加熱するので)
誘導コイルの温度上昇が大きくなる。そこで、本実施形
態では、連続通紙枚数に応じて冷却ファンの回転を制御
するようにしている。連続通紙枚数は、定着装置が搭載
される画像形成装置(本体装置)において検知すること
が可能である。
【0068】次の表3は、本実施形態における、連続通
紙枚数とファンの回転速度の関係を示すものである。
【表3】
【0069】この表に示すように、本実施形態では、連
続通紙枚数がある一定の枚数(X枚)以上のときは冷却
ファンを高速回転となるように制御し、連続通紙枚数が
X枚未満のときは冷却ファンを低速回転となるように制
御し、非通紙時にはファンの電源をオフしてファンを停
止させるように制御する。ここで、通紙枚数は、本体装
置で検知することが可能であり(例えば、コピー枚数の
設定値等により)、図示しないインバータ回路へそのデ
ータを送ってファンを制御するものとする。
【0070】具体的なファンの制御を定着ローラ温度及
びコイル温度と共に示すと図10のようである。図10
のグラフにおいて、縦軸は温度であり、横軸は時間であ
る。また、線aは定着ローラ温度、線bは誘導コイルの
温度を示す。
【0071】図10に示すように、本体装置の立上がり
時(A)は、冷却ファンの回転をオフにする。このとき
コイル温度はのように上昇する。連続通紙X枚までの
(B)は、通紙開始と同時にファンを低速回転させる。
すると、ファンによる冷却効果で、コイルの温度上昇は
立上がり時よりも緩やかになる()。
【0072】連続通紙時のX枚以降(C)は、コイルの
温度上昇をさらに緩やかにするため、ファンの回転を高
速にする。すると、誘導コイルの発熱とファンの冷却能
力とのバランスにより、コイルの温度はTb´のように
一定となる。
【0073】本体装置のオフ時(D)は、通紙終了後に
定着ローラ及び冷却ファンを電源オフにする。するとコ
イルの温度は一時的に上昇するが、やがて自然に冷却す
る。
【0074】ここで、連続通紙枚数Xの値は、誘導コイ
ルの種類、コイルと定着ローラとのギャップ、冷却ファ
ンの能力などによって適切な値を決めるものとする。X
の設定値が小さすぎると、低速回転をする時間が短く、
通紙中ずっとファンを高速回転させた場合と消費電力が
あまり変わらなくなってしまい、一方、Xの設定値が大
きすぎると、コイルの温度上昇が大きくなってしまうの
で、どちらも好ましくない。
【0075】このように、本実施形態では、連続通紙枚
数に応じて冷却ファンの回転を制御することにより、フ
ァンの寿命を延長させるとともに、装置全体の消費電力
を極力小さくすることができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定着装置
によれば、誘導コイルを冷却する必要を検知する手段を
設けて、その検知結果に応じてファンの回転を制御する
ので、誘導コイルを確実に冷却しながら、ファンの寿命
を延ばすとともに装置全体の消費電力を極力小さくする
ことができる。
【0077】請求項2の構成により、定着ローラの温度
に応じてファンの回転を制御するので、誘導コイルを確
実に冷却しながら、ファンの寿命を延ばすとともに装置
全体の消費電力を極力小さくすることができる。
【0078】請求項3の構成により、誘導加熱装置の電
源オンまたはオフからの経過時間に応じてファンの回転
を制御するので、誘導コイルを確実に冷却しながら、フ
ァンの寿命を延ばすとともに装置全体の消費電力を極力
小さくすることができる。
【0079】請求項4の構成により、通紙開始または終
了からの経過時間に応じてファンの回転を制御するの
で、誘導コイルを確実に冷却しながら、ファンの寿命を
延ばすとともに装置全体の消費電力を極力小さくするこ
とができる。
【0080】請求項5の構成により、誘導コイルに流れ
た電流値に応じてファンの回転を制御するので、誘導コ
イルを確実に冷却しながら、ファンの寿命を延ばすとと
もに装置全体の消費電力を極力小さくすることができ
る。
【0081】請求項6の構成により、誘導コイルの駆動
周波数に応じてファンの回転を制御するので、誘導コイ
ルを確実に冷却しながら、ファンの寿命を延ばすととも
に装置全体の消費電力を極力小さくすることができる。
【0082】請求項7の構成により、連続通紙枚数に応
じてファンの回転を制御するので、誘導コイルを確実に
冷却しながら、ファンの寿命を延ばすとともに装置全体
の消費電力を極力小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の定着装置主要部を示す概
略構成図である。
【図2】その実施形態における冷却ファン制御と定着ロ
ーラ温度及び誘導コイル温度の関係を示すグラフであ
る。
【図3】本発明の第3の実施形態における冷却ファン制
御と定着ローラ温度及び誘導コイル温度の関係を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の第4の実施形態の定着装置主要部を示
す概略構成図である。
【図5】その実施形態における冷却ファン制御と定着ロ
ーラ温度及び誘導コイル温度の関係を示すグラフであ
る。
【図6】その実施形態における、誘導発熱部とその誘導
コイルの電流値検出回路を示す回路図である。
【図7】本発明の第5の実施形態における、誘導発熱部
とその誘導コイルを駆動する周波数検出回路を示す回路
図である。
【図8】IHインバータ周波数と電力の関係を示すグラ
フである。
【図9】その実施形態における冷却ファン制御と定着ロ
ーラ温度及び誘導コイル温度の関係を示すグラフであ
る。
【図10】本発明の第6の実施形態における冷却ファン
制御と定着ローラ温度及び誘導コイル温度の関係を示す
グラフである。
【図11】コイル冷却用のファンを設けた定着装置の従
来例における、定着ローラ温度とコイル温度の関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 誘導コイル 3 冷却ファン 4 サーミスタ(温度検知手段) 5 電流値検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 6/14 H05B 6/14 6/42 6/42 (72)発明者 横山 博司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 菅原 正栄 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 −1 東北リコー株式会社内 (72)発明者 大内 二郎 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 −1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA23 AA32 BB18 BE06 CA02 CA19 CA20 CA23 CA53 3K059 AA10 AB00 AB10 AB19 AB20 AC07 AC12 AC33 AC35 AD07 AD28 BD02 BD23 CD12 CD48

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導加熱装置により加熱される定着ロー
    ラを具備する定着装置において、 前記定着ローラ内に配設された誘導コイルを冷却するた
    めのファンと、前記誘導コイルを冷却する必要を検知す
    る手段とを設け、該検知手段の検知結果に応じて前記フ
    ァンの回転を制御することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段が定着ローラの温度を検知
    する温度検知手段であり、該温度検知手段の検知結果に
    応じて前記ファンの回転を制御することを特徴とする、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段が前記誘導加熱装置の電源
    オンまたはオフからの経過時間を検知する手段であり、
    該経過時間検知手段の検知結果に応じて前記ファンの回
    転を制御することを特徴とする、請求項1に記載の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段が通紙開始または終了から
    の経過時間を検知する手段であり、該経過時間検知手段
    の検知結果に応じて前記ファンの回転を制御することを
    特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段が誘導コイルに流れる電流
    を検知する手段であり、該電流検知手段の検知結果に応
    じて前記ファンの回転を制御することを特徴とする、請
    求項1に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段が誘導コイルを駆動する周
    波数を検知する手段であり、該周波数検知手段の検知結
    果に応じて前記ファンの回転を制御することを特徴とす
    る、請求項1に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段が連続通紙枚数を検知する
    手段であり、該通紙枚数検知手段の検知結果に応じて前
    記ファンの回転を制御することを特徴とする、請求項1
    に記載の定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176957A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Hitachi Ltd 電源オンオフ非劣化電子機器
JP2013117551A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Canon Inc 画像加熱制御装置
CN103857084A (zh) * 2012-12-06 2014-06-11 美的集团股份有限公司 电磁炉控制电路及控制方法

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