JP2000130462A - ストップピン及び動力伝達装置 - Google Patents

ストップピン及び動力伝達装置

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JP2000130462A
JP2000130462A JP10301276A JP30127698A JP2000130462A JP 2000130462 A JP2000130462 A JP 2000130462A JP 10301276 A JP10301276 A JP 10301276A JP 30127698 A JP30127698 A JP 30127698A JP 2000130462 A JP2000130462 A JP 2000130462A
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plate
plates
pin
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JP10301276A
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Hideyuki Imanaka
秀幸 今中
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Exedy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストップピンの強度を確保しつつ、ストップ
ピンの径寸法を小さくする。 【解決手段】 ストップピン8は、対向する1対のプレ
ート6,7とフランジ部との間に設けられ、両者の相対
回転角度を規制するものであって、本体部21と、スナ
ップリング22,23とを備える。スナップリング2
2,23は本体部21の軸方向に湾曲した形状を有し、
本体部21の端部と1対のプレート6,7との間に当接
して配置される。このストップピン8はかしめの必要が
ないため、硬い材料を用いることができる。この結果、
強度を維持しつつストップピン8の径を小さく設定でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストップピン及び
動力伝達装置、特に、入出力回転体の相対回転角度を規
制するためのストップピン及びそれを備えた動力伝達装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ここでは、動力伝達装置としてクラッチ
ディスク組立体を例にとって説明する。クラッチディス
ク組立体は、車両のエンジンとトランスミッションとの
間でトルクを伝達するためのものであり、一般に、クラ
ッチプレート等の入力プレートと、スプラインハブ等の
出力ハブと、これらを円周方向に連結するダンパー機構
部とを備えている。
【0003】このクラッチディスク組立体では、エンジ
ンからのトルクがクラッチディスクを介して入力プレー
トに入力される。このトルクは、ダンパー機構部を介し
て出力ハブに伝達され、出力ハブに連結されたトランス
ミッションに出力される。また、クラッチディスク組立
体は捩じり振動を軽減する役割を果たす。すなわち、捩
じり振動が入力プレートに伝わると、入力プレートは出
力ハブに対して相対回転を繰り返す。このとき、ダンパ
ー機構により捩じり振動が吸収される。このようなクラ
ッチディスク組立体では、クラッチプレート及びリテー
ニングプレートの両入力プレートが、出力ハブとダンパ
ー機構部とを挟み込むように対向して配置され、ストッ
プピンにより締結されている。ここで両プレートは、両
プレート間の間隔を所定の距離に保持しつつ締結されて
いる必要がある。このため、両プレート間に位置するス
トップピンの胴体部は、両プレートの外周部に設けられ
たストップピンの貫通孔よりも径が大きくなっている。
ストップピンの両端部はそれぞれ両プレートの貫通孔に
通された後、リベット打ちによりかしめられている。こ
れにより、両プレートは軸方向及び回転方向に相対移動
不能に連結される。ここでは、ストップピンの胴体部の
長さ分だけ両プレート間にスペースが確保されている。
【0004】このストップピンは、入力プレートと出力
ハブとの相対回転を所定の角度範囲内に規制する機能も
有している。出力ハブの外周部には円周方向に所定の幅
の切欠きが複数設けられており、ストップピンはこの切
欠き内に配置されている。従って、入力プレートと出力
プレートとは、切欠きとストップピンとの円周方向の隙
間分だけ相対回転することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなストップ
ピンを使用するクラッチディスク組立体において、捩じ
り振動をより広い周波数域で減衰させるためには、入力
プレートと出力ハブとの相対回転可能な角度をより広角
とすることが望まれる。例えば、乗用車に使用されるク
ラッチディスク組立体では、車両の静粛性の観点から、
エンジンのトルク変動により発生する広い周波数領域で
の音振の減衰が求められている。
【0006】ここで、入力プレートと出力ハブの相対回
転可能角度を広角にとるためには、ストップピンの胴体
部の径を小さくすることが望まれる。一方、強度上の問
題からは、ストップピンの両端部の径を大きくすること
が望ましい。しかし、胴体部の径を小さくしかつ両端部
の径を大きくすると、両者の段差の部分が小さくなって
しまうという問題が生じる。この段差部分は、入力プレ
ートに当接する係止面であり、耐久強度の観点からは適
切な面積を確保する必要がある。
【0007】特に従来のストップピンの場合、ストップ
ピンの端部をリベット打ちしてかしめているため、強度
の低い材料しか使うことができず、そのため係止面の面
積をあまり小さくすることができない。
【0008】本発明の課題は、ストップピンの耐久強度
を確保しつつ、入力回転体と出力回転体との相対回転可
能角度を広くできるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のストッ
プピンは、対向する1対の第1及び第2入力プレートを
有する入力側回転体と、入力側回転体と相対回転可能な
出力側回転体との間に設けられており、両回転体の相対
回転角度を規制するためのものである。このストップピ
ンは、第1及び第2入力プレートの間に当接可能に配置
されており、ピン部材とリング部材とからなる。ピン部
材は両プレートを貫通し、リング部材はピン部材を両プ
レートに固定的に連結させる。ピン部材は、胴体部と第
1端部と第2端部とを備えている。
【0010】請求項2に記載のストップピンは、胴体部
と第1端部との間に、第1嵌合部と第1当接部とを備え
ており、第1嵌合部はプレートに、第1当接部は第1リ
ング部材にそれぞれ嵌合するようになっている。
【0011】請求項3に記載のストップピンでは、第1
リング部材は円周方向に切れ目を有し、ピン部材の当接
部はこの切れ目から第1リング部材に嵌合される。
【0012】請求項4に記載の第1リング部材は、ピン
部材の軸方向に湾曲しており、ピン部材の軸方向の動き
に対して弾性部材として機能し、付勢により軸方向のガ
タを吸収することができる。
【0013】請求項5のストップピンは第2端部と第2
入力プレートとの間に配置される第2リング部材を備え
ている。さらにピン部材は胴体部と第2端部との間に第
2嵌合部と第2当接部とを備えており、第2嵌合部はプ
レートに、第2当接部は第2リング部材にそれぞれ嵌合
するようになっている。従ってこのストップピンは、両
端にリング部材が嵌め込まれていることになる。
【0014】請求項6のストップピンでは、第2リング
部材はピン部材の軸方向に湾曲しており、ピン部材の軸
方向の動きに対して弾性部材として機能し、付勢により
軸方向のガタを吸収することができる。つまりこのスト
ップピンでは、両端のリング部材が共に湾曲している。
【0015】請求項7のストップピンは、胴体部と第1
及び第2嵌合部との間にそれぞれ係止面を持ち、この係
止面と第1及び第2入力プレートのそれぞれの対向面と
の当接によって両入力プレート間の距離が保たれるよう
になっている。係止面は、胴体部と嵌合部との径の差に
より形成されている。
【0016】請求項8のストップピンは、第1及び第2
入力プレート間に配置されて入力プレート間の距離を所
定値に保持する保持部材をさらに備えている。保持部材
の両端面と入力プレートの対向面との当接により、両プ
レート間の距離が保たれる。
【0017】請求項9のストップピンでは、請求項8に
記載の保持部材は筒状であり、内部をピン部材の胴体部
が貫通している。
【0018】請求項10に記載の動力伝達装置は、対向
する1対の第1及び第2入力プレートと請求項1から9
のいずれかに記載のストップピンとを有する入力側回転
体と、入力側回転体に対して所定の角度範囲内で相対回
転可能な出力側回転体と、第1及び第2入力プレートの
間に配置され入力回転体と出力回転体とを円周方向に連
結するダンパー部とを備えており、入力側部材と出力側
部材との間でトルクを伝達するためのものである。
【0019】請求項11に記載のストップピン固定構造
は、軸方向に対向して配置された第1及び第2入力プレ
ートを有する入力側回転体と、第1及び第2入力プレー
トの軸方向間に配置され入力側回転体と相対回転可能な
出力側回転体とを備えたダンパーディスク組立体におい
て、第1及び第2入力プレートに形成された孔に両端が
固定され、出力回転体に当接することで両回転体の相対
回転角度を規制するためのストップピンを固定する構造
である。ストップピン固定構造はピン本体と連結部材と
を備えている。ピン本体は、第1及び第2入力プレート
の軸方向間に配置された胴体部と、胴体部から延び第1
入力プレートの孔内に挿入され嵌合する嵌合部と、嵌合
部から延び孔を第1入力プレートの内側から通過して第
1入力プレートの外側に位置することが可能であり、第
1入力プレート側を向く係合面を有する係合部とを有す
る。連結部材は、第1入力プレートの外側面に支持さ
れ、ピン本体の係合面に当接することでピン本体が第1
入力プレートから内側に離脱するのを防止するための部
材である。
【0020】このストップピン固定構造では、連結部材
によってピン本体が第1入力プレートから軸方向内側に
離脱不能となっているため、ピン本体にかしめ加工を施
す必要がない。したがってピン本体に比較的硬質材料を
利用して耐久強度を向上させることができる。このこと
は、ピン本体の径を小さくでき、ダンパーディスク組立
体の相対回転角度を広く保てることを意味する。
【0021】請求項12に記載のストップピン固定構造
では、請求項11において、連結部材は、第1入力プレ
ートの外側面とピン本体の係合面との軸方向間で圧縮さ
れたばね部材である。
【0022】連結部材がばね部材であるため、外側面と
係合面との間の軸方向隙間が連結部材より大きくても、
ピン本体は第1入力プレートに対して軸方向外側に付勢
され第1入力プレートに対する軸方向位置が定められて
いる。
【0023】請求項13に記載のストップピン固定構造
では、請求項11又は12において、連結部材は、第1
入力プレートの外側面とピン本体の係合面との間に着脱
可能である。
【0024】請求項14に記載のストップピン固定構造
では、請求項11〜13のいずれかにおいて、連結部材
は環状かつ板形状の部材である。
【0025】請求項15に記載のストップピン固定構造
では、請求項14において、連結部材は円周方向に非連
続の切れ目を有している。
【0026】請求項16に記載のストップピン固定構造
では、請求項14又は15において、連結部材は内周部
が係合面を軸方向に付勢し、外周部が第1入力プレート
を軸方向に付勢している。 請求項17に記載のストッ
プピン固定構造では、請求項14〜16のいずれかにお
いて、係合部は、嵌合部から延び第1入力プレートの孔
内を通過可能な円柱形状当接部と、当接部から延び第1
入力プレートの孔を通過可能でかつ当接部より大径であ
り、係合面を有する円柱形状端部とを有している。連結
部材は内周面が当接部の外周面に当接している。請求項
18に記載のストップピン構造では、請求項11〜17
のいずれかにおいて、胴体部は、第1及び第2入力プレ
ートの内側面に当接可能な軸方向端面を有することで第
1及び第2入力プレートが軸方向に互いに接近するのを
規制している。
【0027】請求項19に記載のストップピン固定構造
は、請求項11〜17のいずれかにおいて、胴体部の外
周に配置され、第1及び第2入力プレートの内側面に当
接可能な軸方向端面を有することで第1及び第2入力プ
レートが軸方向に互いに接近するのを規制している筒状
カラーをさらに備えている。
【0028】このような筒状の部材を設けることで、ピ
ン本体の第2入力プレート側端部に連結部材を設ける必
要がなくなる。
【0029】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1および図2は、本発明による動力伝達装置の一実施
形態としてのクラッチディスク組立体1を示している。
このクラッチディスク組立体1は、自動車等のクラッチ
に使用されるもので、エンジン側の図示しないフライホ
イールからトランスミッションの側の入力シャフト32
にトルクを伝達するための装置である。図1において、
O〓Oはクラッチディスク組立体1の回転軸線である。
【0030】このクラッチディスク組立体1の中心に
は、入力シャフト32に連結されるスプラインハブ2が
配置されている。スプラインハブ2はその中心部に、入
力シャフト32のスプライン歯(図示せず)にかみ合う
スプライン孔2aを有している。またスプラインハブ2
には、外周側に突出するフランジ部3が一体に形成され
ている。
【0031】フランジ部3には、図2に示すように、外
周部に所定の間隔で4つのストップピン用切欠き3aが
形成されており、隣合う切欠き3aの間に窓孔3bが配
置されている。各窓孔3bには、トーションスプリング
4が収容されている。スプラインハブ2の外周側には、
図1に示すように、概ね円盤状の1対のリテーニングプ
レート6及びクラッチプレート7が配置されている。両
プレート6,7はスプラインハブ2に対して相対回転自
在に嵌合している。リテーニングプレート6とクラッチ
プレート7とは、その外周部において後述するストップ
ピン8によって一体的に連結されている。ストップピン
8はフランジ部3の切欠き3a内に配置されている。
【0032】クラッチプレート7の外周部には、リベッ
ト9により複数のクッショニングプレート16が固定さ
れている。このクッショニングプレート16の両側面に
は、1対の摩擦フェーシング15が配置されている。摩
擦フェーシング15はリベット17によりクッショニン
グプレート16に固着されている。
【0033】フランジ部3の窓孔3bに対応して、リテ
ーニングプレート6とクラッチプレート7とにはそれぞ
れ図示しない窓孔が形成されている。この窓孔はトーシ
ョンスプリング4を外側から覆うように切り起こされて
おり、その内部にトーションスプリング4を収納してい
る。
【0034】フランジ部3の内周部とリテーニングプレ
ート6の内周部との間には、トランスミッション側から
順に環状のコーンスプリング11、摩擦プレート12及
び摩擦ワッシャー13が配置されている。フランジ部3
とクラッチプレート7の内周部との間には、摩擦ワッシ
ャー14が配置されている。これらの摩擦ワッシャー1
3,14がフランジ部3と両プレート6,7との間で摺
動することによって、所定の摩擦が生じるようになって
いる。
【0035】ストップピン固定構造の概略説明 図3に示すように、ストップピン8は本体部21とスナ
ップリング22,23とから構成されている。本体部2
1の材料としては、STNやSCM浸炭など、耐久強度
の高い、硬い材料が用いられている。本体部21は円柱
形であり、中心に胴体部21dを有し、両端には胴体部
21dに近い方からそれぞれ嵌合部21c,21gと当
接部21b,21fと端部21a,21eとを有する。
嵌合部21c,21gは、胴体部21dよりも小径であ
り、その結果両者の間には段差が形成されている。この
段差が係止面21h,21iであり、ストップピン8の
径方向に延びる平面で構成されている。端部21a,2
1eの径は嵌合部21c,21gの径を超えない大きさ
であり、この例では嵌合部21c、21gと同径であ
る。嵌合部21c,21gと端部21a,21eとの間
に形成された当接部21b,21fは、端部21a,2
1eよりも小径であり、そこにスナップリング22,2
3が嵌め込まれている。
【0036】本体部21は、リテーニングプレート6の
外周部に設けられた孔6b及びクラッチプレート7に設
けられた孔7bを貫通した状態で、スナップリング2
3,22が当接部21f,21bにそれぞれ嵌め込まれ
ることにより、リテーニングプレート6とクラッチプレ
ート7とを固定的に連結している。ここでは、係止面2
1i,21hがリテーニングプレート6とクラッチプレ
ート7との対向面にそれぞれ当接しており、これによっ
て両プレート7、6間の距離が所定値に保持されてい
る。こうして当接部21f,21bとスナップリング2
3,22との嵌合により、リテーニングプレート6とク
ラッチプレート7とが軸方向及び円周方向に固定的に連
結されている。
【0037】図8の分解図に示したように、スナップリ
ング22,23は、E型などであり、円周方向に切れ目
を持っている。さらに図示した円錐台形など、軸方向に
湾曲した形状を有する。このスナップリング22,23
は、図3に示す装着状態では、ピン軸方向に弾性的に圧
縮されており、実質的に平坦となっている。これにより
スナップリング22,23は、ストップピン8の本体部
21とクラッチプレート7とリテーニングプレート6と
を、わずかな弾性を維持しつつ固定的に連結しているこ
とになる。
【0038】ストップピン固定構造の詳細説明 以下に図6を用いて本体部21(ピン部材)をプレート
6,7に固定する構造について詳細に説明する。以下の
説明では各図において左側すなわちエンジン側を第1軸
方向、右側すなわちトランスミッション側を第2軸方向
とする。また、各プレート6,7において互いに対向す
る側を軸方向内側とし、反対側を軸方向外側とする。ま
た、ここでは、本体部21とクラッチプレート7との固
定構造についてのみ説明するが、本体部21とリテーニ
ングプレート6との固定構造もほぼ同様である。
【0039】本体部21において、胴体部21d,嵌合
部21c,当接部21b,端部21aは同心であり、各
々が円柱形状である。嵌合部21cは胴体部21dより
小径で孔7bとほぼ同径である。嵌合部21cの軸方向
長さはクラッチプレート7の板厚にほぼ一致している。
胴体部21dと嵌合部21cとの径の差により、胴体部
21dの軸方向端には第1軸方向を向く環状の端面21
hが形成されている。端面21hはクラッチプレート7
の軸方向内側方面に当接し、本体部21はクラッチプレ
ート7に対して軸方向外側に移動不能となっている。嵌
合部21cは孔7b内に挿入され嵌合している。ここで
の嵌合とは、両者が密着状態になり、本体部21がクラ
ッチプレート7に対して半径方向や回転方向に移動不能
であることを意味する。当接部21bは嵌合部21cよ
り小径であり、孔7bを貫通可能である。当接部21b
の軸方向長さは後述するスナップリング22の板厚にほ
ぽ一致する。嵌合部21cと当接部21bとの径の差に
より、嵌合部21cの軸方向端には第1軸方向を向く環
状の端面37が形成されている。端面37はクラッチプ
レート7の軸方向外側面とほぼ面一になっている。端部
21aは、当接部21bより大径でかつ嵌合部21cと
ほぼ同径であり、その結果孔7bを貫通可能となってい
る。端部21aと当接部21bとの径の差により、端部
21aの第2軸方向側すなわちクラッチプレート7側に
は環状の係合面36が形成されている。すなわち係合面
36はクラッチプレート7に対して軸方向に向いてお
り、嵌合部21cの端面37に対向している。言い換え
ると、係合面36と端面37との間には環状の隙間が確
保されている。
【0040】スナップリング22は環状かつ板状の部材
である。スナップリング22は自由状態において全体が
円錐形状で、軸方向にたわみ可能なばねとなっている。
スナップリング22は外周部22aとそこから半径方向
内側に延びる複数の内周部22bとから構成されてい
る。複数の内周部22bは複数の切り欠き22cにより
形成されている。外周面22eは円形状になっており、
内周面22dは複数の内周部22bにより円形状になっ
ている。スナップリング22には円周方向に非連続とな
る切れ目22fが形成されており、これによりスナップ
リング22は大きく変形可能となっている。スナップリ
ング22の外径は本体部21の胴体部21dの外径より
大きく、スナップリング22の内径は当接部21bの外
径とほぼ等しい。
【0041】図6に示す係合状態では、スナップリング
22はクラッチプレート7とストップピン8の端部21
aとの間に挟まれ、本体部21がクラッチプレート7に
対して軸方向内側に離脱しないように規制している。よ
り具体的には、スナップリング22はクラッチプレート
7の軸方向外側面に支持された状態で本体部21の係合
面36に当接することで、本体部21をクラッチプレー
ト7に固定的に連結している。係合状態でスナップリン
グ22はほぼ平坦な形状を維持している。したがってス
ナップリング22の軸方向内側面はクラッチプレート7
の軸方向外側面や嵌合部21cの端面37に当接してい
る。スナップリング22の内周部22bは端面37と係
合面36との間に挿入され、内周面22dは当接部21
bの外周面に当接している。スナップリング22により
端部21aはクラッチプレート7に対して軸方向に移動
不能となっている。スナップリング22は軸方向に圧縮
されており、外周部22aがクラッチプレート7を軸方
向内側に付勢し、内周部22bが端部21aを軸方向外
側に付勢している。このため、胴体部21dの端面21
dは常にクラッチプレート7の軸方向内側面に押しつけ
られ当接している。すなわちスナップリング22がバネ
として機能しているため、例えば端面37と係合面36
との隙間がスナップリング22の板厚より大きく形成さ
れてもそれがガタとなることはない。
【0042】ストップピンの固定方法 次に、本体部21をクラッチプレート7及びリテーニン
グプレート6に固定する方法について説明する。
【0043】初めに、クラッチプレート7に本体部21
を固定する。図4に示すように、本体部21の端部21
a,当接部21b,嵌合部21cをクラッチプレート7
の孔7b内に軸方向内側から挿入する。嵌合部21cは
孔7bに嵌合すなわち密着状態となり、端面21hはク
ラッチプレート7の孔7bの回りの内側面に当接する。
当接部21bはクラッチプレート7の外側面から軸方向
に離れて位置し、端部21aとクラッチプレート7の外
側面との軸方向距離は当接部21bの軸方向長さだけ保
たれている。
【0044】続いて、図5に示すように、スナップリン
グ22を本体部21の当接部21b及び端部21aに嵌
める。その結果図6に示す状態となる。その後、クラッ
チプレート7にトーションスプリング4やワッシャー類
11,12,13をセットし、リテーニングプレート6
を取り付ける。リテーニングプレート6の孔6b内には
本体部21の端部21e,当接部21f,嵌合部21g
が挿入されて図7の状態になる。次に端部21e及び当
接部21fにスナップリング23を取り付ける。この結
果、図3に示すように、本体部21の両端がプレート
6,7に固定的に連結される。
【0045】クラッチディスク組立体の動作 図示しないプレシャープレートが摩擦フェーシング15
を図示しないフライホイール側に押圧し、摩擦フェーシ
ング15がフライホイールに圧接されると、フライホイ
ールのトルクが摩擦フェーシング15に入力される。ト
ルクは、摩擦フェーシング15からクッショニングプレ
ート16を介してクラッチプレート7及びリテーニング
プレート6に伝達される。このトルクは、トーションス
プリング4等を介してフランジ部3に伝達され、さらに
スプラインハブ2から入力シャフト32へと出力され
る。
【0046】クラッチディスク組立体1は、トルクを伝
達するとともに、捩じり振動を軽減する役割を果たす。
捩じり振動がクラッチプレート7及びリテーニングプレ
ート6に伝わると、トーションスプリング4が伸縮を繰
り返し、両プレート6,7はスプラインハブ2に対して
相対回転を繰り返す。この時、摩擦ワッシャー13,1
4の部分でヒステリシストルクが発生することにより、
捩じり振動が減衰される。
【0047】このクラッチディスク組立体1で減衰させ
ることのできる捩じり振動を決定する要因の一つとし
て、両プレート6,7のスプラインハブ2に対する相対
回転角度の大きさがある。この角度が広ければ、より広
い周波数領域における捩じり振動の減衰が可能となる。
【0048】クラッチプレート7及びリテーニングプレ
ート6とスプラインハブ2との間の相対回転可能な角度
は、ストップピン8の胴体部21dとスプラインハブ2
の切欠き3aとの間の円周方向隙間により決まる。本実
施形態のストップピン8は、ストップピン8を両プレー
ト6,7に連結するのにスナップリング23,22を用
いているため、端部21a,21eをかしめる必要がな
く、ストップピン8の本体部21にはSCM浸炭鋼など
高硬度の材料を用いることができる。このため、嵌合部
21c,21fの径を小さくしても、ストップピン8の
強度を維持することができる。従って、胴体部21dの
径を小さくすることができ、両プレート6,7のスプラ
インハブ2に対する相対回転可能な角度を大きくするこ
とができるようになる。第2実施形態 図8に示す実施形態では、ストップピン40は本体部4
1とスナップリング41とカラー44とから構成されて
いる。ストップピン40は片側の端のみにスナップリン
グ22を備え、両プレート6,7間の胴体部41dの周
囲には円筒状のカラー44が配置されている。本体部4
1の他端には一体にヘッド41jが形成されている。本
体部41は、端部41aと、リテーニングプレート6に
嵌合した嵌合部41cとの間の当接部41bにスナップ
リング22が嵌め込まれることによって、両プレート
6,7に装着されている。
【0049】本体部41とプレート6,7の固定方法に
ついて説明する。最初に図9に示すように本体部41を
クラッチプレート7に対して軸方向外側から挿入する。
ヘッド41jがクラッチプレート7の軸方向外側面に当
接する。続いて、カラー44を本体部41の第2軸方向
側から嵌める。カラー44の第1軸方向端面はクラッチ
プレート7の軸方向内側面に当接する。この状態でリテ
ーニングプレート6を取り付ける。具体的にはリテーニ
ングプレート6の孔6b内に本体部41の端部41a,
当接部41bを挿入する。図11の状態では、リテーニ
ングプレート6の軸方向内側面がカラー44の第2軸方
向端面に当接している。最後にスナップリング22を端
部41a,当接部41bに嵌める。
【0050】この実施形態では、カラー44が、プレー
ト6,7同士が互いに接近することを規制する規制部と
して機能している。このようにカラー44は本体部41
と別体であるため、取り付け工程の途中で図10に示す
ように本体部41の一端をプレートに係合させた後に組
み付けることができる。このようにして、ストップピン
の第1軸方向端にスナップリングを固定する必要がなく
なる。この結果、構造が簡単になり部品点数が少なくな
る。
【0051】さらに、カラー44に本体部41より硬質
の材料を用いることで、耐久強度を向上させることがで
きる。 〔他の実施形態〕スナップリング22はE型のほかにC
型等であってもよく、さらに湾曲形状はウェーブ状など
でもよく、特に限定されない。
【0052】ストップピン8をプレート6,7のいずれ
に先に固定するかについては前述の説明に限定されな
い。
【0053】本願発明に係るダンパーディスク組立体
は、クラッチディスク組立体に限定されず、フライホイ
ール組立体のダンパーやトルクコンバータのロックアッ
プダンパー等にも適用可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明のストップピンおよび動力伝達装
置では、ストップピンの耐久強度を確保しつつ入力側回
転体の両プレートを連結するストップピンの径を小さく
設定できるため、入力側回転体と出力側回転体との相対
回転可能角度を広くでき、より広い範囲の捩り振動を減
衰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクラッチディスク組立体の縦断面
概略図であり、図2のI−I断面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】ストップピン近傍の拡大断面図。
【図4】プレートに対してストップピンを固定する動作
の一段階を示す図。
【図5】プレートに対してストップピンを固定する動作
の一段階を示す図。
【図6】プレートに対してストップピンを固定する動作
の一段階を示す図。
【図7】プレートに対してストップピンを固定する動作
の一段階を示す図。
【図8】他の実施形態によるストップピンの図3に相当
する図。
【図9】プレートに対してストップピンを固定する動作
の一段階を示す図。
【図10】プレートに対してストップピンを固定する動
作の一段階を示す図。
【図11】プレートに対してストップピンを固定する動
作の一段階を示す図。
【符号の説明】
1 クラッチディスク組立体 3a 切欠き 6 リテーニングプレート 6b 孔 7 クラッチプレート 8 ストップピン 21 本体部 21a,21e 端部 21b,21f 当接部 21c,21g 嵌合部 21h,21i係止面 21j 端部 24 カラー 22、23 スナップリング

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する1対の第1及び第2入力プレート
    を有する入力側回転体と、前記入力側回転体と相対回転
    可能な出力側回転体との間に設けられ、前記両回転体の
    相対回転角度を規制するためのストップピンであって、 前記1対の第1及び第2入力プレートの間で前記第1及
    び第2入力プレートに当接可能な胴体部と、前記胴体部
    の両端に形成された第1及び第2端部とを備えた、前記
    1対の入力プレートを締結するためのピン部材と、 前記第1端部と前記第1入力プレートとの間に配置さ
    れ、前記ピン部材を前記第1入力プレートに固定的に連
    結させる第1リング部材と、を備えたストップピン。
  2. 【請求項2】前記ピン部材は、前記胴体部と前記第1端
    部との間に、前記胴体部に近い方から第1嵌合部と第1
    当接部とをさらに有し、 前記第1嵌合部は前記第1入力プレートに、前記第1当
    接部は前記リング部材にそれぞれ嵌合するようになって
    いる、請求項1に記載のストップピン。
  3. 【請求項3】前記第1リング部材は円周方向に切れ目を
    持っている、請求項1または2に記載のストップピン。
  4. 【請求項4】前記第1リング部材は前記ピン部材の軸方
    向に湾曲している、請求項1から3のいずれかに記載の
    ストップピン。
  5. 【請求項5】前記第2端部と前記第2入力プレートとの
    間に配置され、前記ピン部材を前記第2入力プレートに
    固定的に連結させる第2リング部材をさらに備え、 前記ピン部材は、前記胴体部と前記第2端部との間に前
    記胴体部に近い方から第2嵌合部と第2当接部とをさら
    に有し、 前記第2嵌合部は、前記第2プレートに嵌合する、請求
    項2から4のいずれかに記載のストップピン。
  6. 【請求項6】前記第2リング部材は、前記ピン部材の軸
    方向に湾曲している、請求項5に記載のストップピン。
  7. 【請求項7】前記胴体部は、前記胴体部と前記第1及び
    第2嵌合部と間に1対の係止面を有し、前記係止面と前
    記第1及び第2入力プレートの対向面が当接すること
    で、前記第1及び第2入力プレートの間の距離が所定値
    に保持されるようになっている、請求項1から6のいず
    れかに記載のストップピン。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2プレートの間に配置され
    て前記1対のプレート間の距離を保持する保持部材をさ
    らに含む、請求項1から4のいずれかに記載のストップ
    ピン。
  9. 【請求項9】前記保持部材は筒状であり、内部を前記胴
    体部が貫通する、請求項8に記載のストップピン。
  10. 【請求項10】入力側部材と出力側部材との間でトルク
    を伝達する動力伝達装置であって、 対向する第1及び第2入力プレートと、請求項1から9
    のいずれかに記載のストップピンとを有し、前記入力側
    部材からトルクが入力される入力側回転体と、前記入力
    側回転体に対して所定の角度範囲内で相対回転自在であ
    り、前記出力側部材にトルクを出力する出力側回転体
    と、 前記第1及び第2入力プレートの間に配置され、前記入
    力側回転体と前記出力側回転体とを円周方向に連結する
    ダンパー部と、を備えた動力伝達装置。
  11. 【請求項11】軸方向に対向して配置された第1及び第
    2入力プレートを有する入力側回転体と、前記第1及び
    第2入力プレートの軸方向間に配置され入力側回転体と
    相対回転可能な出力側回転体とを備えたダンパーディス
    ク組立体において、前記第1及び第2入力プレートに形
    成された孔に両端が固定され、前記出力回転体に当接す
    ることで前記両回転体の相対回転角度を規制するための
    ストップピンを固定する構造であって、 前記第1及び第2入力プレートの軸方向間に配置された
    胴体部と、前記胴体部から延び前記第1入力プレートの
    前記孔内に挿入され係合する嵌合部と、前記嵌合部から
    延び前記孔を前記第1入力プレートの内側から通過して
    前記第1入力プレートの外側に位置することが可能であ
    り、前記第1入力プレート側を向く係合面を有する係合
    部とを有するピン本体と、 前記第1入力プレートの前記外側面に支持され、前記ピ
    ン本体の前記係合面に当接することで前記ピン本体が前
    記第1入力プレートから内側に離脱するのを防止するた
    めの連結部材と、を備えたストップピン固定構造。
  12. 【請求項12】前記連結部材は、前記第1入力プレート
    の前記外側面と前記ピン本体の前記係合面との軸方向間
    で圧縮されたばね部材である、請求項11に記載のスト
    ップピン固定構造。
  13. 【請求項13】前記連結部材は、前記第1入力プレート
    の前記外側面と前記ピン本体の前記係合面との間に着脱
    可能である、請求項11又は12に記載のストップピン
    固定構造。
  14. 【請求項14】前記連結部材は環状かつ板形状の部材で
    ある、請求項11〜13のいずれかに記載のストップピ
    ン固定構造。
  15. 【請求項15】前記連結部材は円周方向に非連続の切れ
    目を有している、請求項14に記載のストップピン固定
    構造。
  16. 【請求項16】前記連結部材は内周部が前記係合面を軸
    方向に付勢し、外周部が第1入力プレートを軸方向に付
    勢している、請求項14又は15に記載のストップピン
    固定構造。
  17. 【請求項17】前記係合部は、前記嵌合部から延び前記
    第1入力プレートの前記孔内を通過可能な円柱形状当接
    部と、前記当接部から延び前記第1入力プレートの前記
    孔を通過可能でかつ前記当接部より大径であり、前記係
    合面を有する円柱形状端部とを有し、 前記連結部材は内周面が前記当接面の外周面に当接して
    いる、請求項14〜16のいずれかに記載のストップピ
    ン固定構造。
  18. 【請求項18】前記胴体部は、前記第1及び第2入力プ
    レートの内側面に当接可能な軸方向端面を有することで
    前記第1及び第2入力プレートが軸方向に互いに接近す
    るのを規制している、請求項11〜17のいずれかに記
    載のストップピン固定構造。
  19. 【請求項19】前記胴体部の外周に配置され、前記第1
    及び第2入力プレートの内側面に当接可能な軸方向端面
    を有することで前記第1及び第2入力プレートが軸方向
    に互いに接近するのを規制している筒状カラーをさらに
    備えている、請求項11〜17のいずれかに記載のスト
    ップピン固定構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101241001B1 (ko) * 2006-02-06 2013-03-08 현대자동차주식회사 클러치 디스크의 스톱퍼 핀 체결구조
JP2021028520A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 アイシン精機株式会社 ダンパ装置

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