JP2000129639A - チェーンゲート装置 - Google Patents

チェーンゲート装置

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JP2000129639A
JP2000129639A JP30240698A JP30240698A JP2000129639A JP 2000129639 A JP2000129639 A JP 2000129639A JP 30240698 A JP30240698 A JP 30240698A JP 30240698 A JP30240698 A JP 30240698A JP 2000129639 A JP2000129639 A JP 2000129639A
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chain
support
gate device
hollow columnar
motor
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JP30240698A
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Yasuyuki Awaji
靖之 淡路
Takeshi Konko
岳史 根鴻
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーン停止位置の検知を簡便な構成により
確実に、そして安価に実現する。 【解決手段】 中空柱状体(2)の内部において、通過
口(3)に対向して配置されるとともに回動軸(8)に
より軸支され、この回動軸を中心とした通過口に向かう
回動が可能とされた支持体(7)にモータ(4)が固定
され、チェーン(1)の上昇停止位置検知用のリミット
スイッチ(10)が、中空柱状体の内部に、支持体が回
動した時に接触し、押圧可能となる位置に配設され、支
持体は、モータの動作によりチェーンが上昇停止位置に
到達した時にこれに発生する張力によって通過口に向か
って回動し、上昇停止位置検知用のリミットスイッチを
押圧し、このスイッチ入力を受けて作動していたモータ
が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、チェーン
ゲート装置に関するものである。さらに詳しくは、この
出願の発明は、チェーン停止位置の検知を簡便な構成に
より確実に、そして安価に実現することのできるチェー
ンゲート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の車庫出入口には、門
扉等をはじめとする各種のゲート装置が設置されてきて
いる。このゲート装置の一つとして、図4に示したチェ
ーンゲート装置がある。チェーンゲート装置は、たとえ
ば、車庫出入口の両側に配設される支柱(41)、塀等
の間に張設可能としたチェーン(42)を備えている。
チェーン(42)は、車両が車庫に留置される時に車庫
出入口に張り渡される。このようなチェーンゲート装置
には、たとえば、特公平3−30642号公報に記載さ
れたような、チェーン(42)の上げ下げが可能で、し
かもこれを電動により自動化したものが知られてもい
る。
【0003】特公平3−30642号公報に記載された
チェーンゲート装置では、一端を固定端としたチェーン
をチェーン駆動機構により、これに備えたモータの作動
時に上昇させ、一方、下降は、チェーンの自重で実現す
るようにしている。このチェーンゲート装置では、ま
た、チェーンの高さ位置を検知し、チェーンの上昇を自
動的に停止させるような工夫もなされている。すなわ
ち、チェーンの上面を案内してチェーンの移動にともな
って回転するローラを上下動自在な軸に配設するととも
に、この軸が上方に移動した時に押圧されるリミットス
イッチを設け、チェーンの上昇につれて上昇するローラ
によって軸を上方に移動させ、チェーンが所定の高さ位
置に到達した時に軸でリミットスイッチを押圧し、この
スイッチ入力を受けてモータの動作を停止させるのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
通りに、特公平3−30642号公報に記載されたチェ
ーンゲート装置は、チェーンの高さ位置を検知するため
に、ローラ及びこれを回転自在に支持する軸を有する機
構部を、チェーンを上昇させるチェーン駆動機構とは別
に組み込んでいる。このため、特公平3−30642号
公報に記載されたチェーンゲート装置は、構成が複雑で
あるのが否めない。また、軸の上下動は、動作安定性に
不安があり、チェーンの高さ位置の検知の確実性が問題
視される。さらに、チェーンの高さ位置検知用の機構部
には、事実上、軸を上下動させるための何らかの技術手
段が必要である。この技術手段の採用は、チェーンゲー
ト装置の構成をさらに複雑なものとする。構成の複雑化
は、チェーンゲート装置のコストに反映する。
【0005】なお、特公平3−30642号公報には、
軸を上下動させるための具体的な技術手段は開示されて
いない。この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑みて
なされたものであり、従来のチェーンゲート装置の欠点
を解消し、チェーン停止位置の検知を簡便な構成により
確実に、そして安価に実現することのできるチェーンゲ
ート装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、一端を固定端とし、他端
を自由端としたチェーンと、このチェーンを内部に収納
可能とし、チェーンの送出及び収納時にチェーンが通過
する通過口が形成された中空柱状体とを有し、かつ、モ
ータと、このモータの回転力が伝達される回転軸に配設
され、チェーンと部分的かつ回転につれて連続的に係合
可能とした動力伝達車とを備えた機構部を中空柱状体に
内蔵したチェーンゲート装置であって、モータは、支持
体に固定され、この支持体は、中空柱状体の内部におい
て、通過口に対向して配置されるとともに回動軸により
軸支され、この回動軸を中心とした通過口に向かう回動
が可能とされ、さらに、チェーンの上昇停止位置検知用
のリミットスイッチが、中空柱状体の内部に、支持体が
回動した時に接触し、押圧可能となる位置に配設されて
おり、支持体は、モータの動作によりチェーンが上昇停
止位置に到達した時にこれに発生する張力によって通過
口に向かって回動し、上昇停止位置検知用のリミットス
イッチを押圧し、このスイッチ入力を受けて作動してい
たモータが停止することを特徴とするチェーンゲート装
置(請求項1)を提供する。
【0007】またこの出願の発明は、支持体にチェーン
の挿通口が形成され、この挿通口に動力伝達車から垂下
するチェーンを挿通させ、チェーンには、挿通口の口径
よりも大きな外径を有する押圧体が自由端に設けられ、
また支持体には、チェーンの下降停止位置検知用のリミ
ットスイッチが、押圧体が挿通口の直下に到達した時に
接触し、押圧可能となる位置に配設され、このリミット
スイッチのスイッチ入力を受けて作動していたモータが
停止すること(請求項2)、挿通口の口径よりも長さが
短く、弾性を有するバネ片がその一端部において押圧体
に固定され、チェーンの自由端は、このバネ片に連結し
ていること(請求項3)、並びに、中空柱状体には、通
過口下端部から支持体側に向かって延びる防護体が設け
られていること(請求項4)をそれぞれ好ましい態様と
して提供するものでもある。
【0008】以下、図面に沿ってこの出願の発明のチェ
ーンゲート装置についてさらに詳しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、各々、この出願
の発明のチェーンゲート装置の一実施形態を示した要部
正断面図及び要部側断面図である。この出願の発明のチ
ェーンゲート装置において、チェーン(1)は、その一
端が固定端、他端は自由端となっている。チェーン
(1)の固定端は、たとえば、図4に示した支柱(4
1)等の車庫出入口の一側部に配設される部材や、車庫
出入口を形成する塀などに適宜な方式により固定され
る。この固定は、取外し自在とすることも可能である。
【0010】また、この出願の発明のチェーンゲート装
置は、チェーン(1)を内部に収納可能とした中空柱状
体(2)を有している。中空柱状体(2)は、車庫出入
口の一側部に配設可能である。この中空柱状体(2)に
は、内部からチェーン(1)を送り出し、また、内部に
収納する際に、チェーン(1)の通過を可能とする通過
口(3)が形成されている。
【0011】さらにこの出願の発明のチェーンゲート装
置は、チェーン(1)の送出及び収納を可能とする機構
部を有してもいる。この機構部には、モータ(4)及び
動力伝達車(5)が備えられている。動力伝達車(5)
は、回転軸(6)に配設されている。この回転軸(6)
には、モータ(4)の回転力が伝達される。具体的に
は、回転軸(6)は、モータ(4)の回転軸としたり、
あるいは、歯車等の減速機構を介在させ、モータ(4)
の回転軸に接続することができる。いずれの場合にも、
回転軸(6)は、モータ(4)の回転にともなって回転
し、動力伝達車(5)が回転する。この動力伝達車
(5)は、図1に示したように、チェーン(1)と部分
的に係合し、かつ、回転につれてチェーン(1)と連続
的に係合する。このため、モータ(4)の作動によっ
て、チェーン(1)は、通過口(3)を通じて中空柱状
体(2)の内部に収納され、また、中空柱状体(2)の
内部から送り出される。このようなチェーン(1)の送
出、収納は、モータ(4)の正逆回転に対応する。動力
伝達車(5)としては、たとえば、スプロケット、スプ
ロケットホイール等が例示される。
【0012】このような機構部において、モータ(4)
は、支持体(7)に固定されている。支持体(7)は、
中空柱状体(2)の内部において通過口(3)に対向し
て配置されるとともに、回動軸(8)によって軸支され
てもいる。このため、支持体(7)は、図1図中の矢印
に示したように、回動軸(8)を中心とする通過口
(3)に向かう回動が可能となっている。
【0013】図1及び図2に示した実施形態では、ま
た、受部(9)が中空柱状体(2)の内部に配設され、
この受部(9)上に支持体(7)が載置され、通過口
(3)と反対側に向かう支持体(7)の回動を規制して
いる。受部(9)は、図1及び図2に示したように、通
過口(3)に対向する中空柱状体(2)の内面上に固定
され、支持体(7)をその底面において受けるようにす
ることができる。この他、受部(9)は、支持体(7)
を側方より受け、支持体(7)を中空柱状体(2)の内
部に安定に配置し、また、回動の規制を行うことができ
る。たとえば、支持体(7)の側面に対向する中空柱状
体(2)の内面上に受部(9)を設け、支持体(7)に
はその側面に突出部を配設し、この突出部が受部(9)
上に載置されて支持体(7)を受けるようにすることが
できる。この出願の発明のチェーンゲート装置では、支
持体(7)の中空柱状体(2)の内部における受け構造
については特に制限はない。支持体(7)の通過口
(3)と反対側の面をその一部又は全部において中空柱
状体(2)の対向する内面に当接させることにより支持
体(7)の受けが実現されるようにしても構わない。
【0014】さらにまたこの出願の発明のチェーンゲー
ト装置は、チェーン(1)の上昇停止位置検知用のリミ
ットスイッチ(10)を備えている。このリミットスイ
ッチ(10)は、中空柱状体(2)の内部に、支持体
(7)が回動した時に接触し、押圧可能となる位置に配
設されている。たとえば以上の構成を有するこの出願の
発明のチェーンゲート装置では、モータ(4)を作動さ
せ、チェーン(1)を通過口(3)を通じて中空柱状体
(2)の内部に収納すると、チェーン(1)が上昇し、
車庫出入口に張設されるが、上昇停止位置に到達した時
には、チェーン(1)に一定の張力が生ずる。この時の
張力を受けて支持体(7)は、回動軸(8)を中心とし
て通過口(3)に向かって回動し、上昇停止位置検知用
のリミットスイッチ(10)に接触してこれを押圧す
る。こうして、チェーン(1)の上昇停止位置の検知が
行われ、このスイッチ入力を受けてモータ(4)は停止
する。この時、チェーン(1)は、その自重、また、安
定な下降を実現するなどためにチェーン(1)に取り付
けられる重り等によってある程度のたるみを持って車庫
出入口に張られる。
【0015】このように、この出願の発明のチェーンゲ
ート装置は、チェーン(1)の上昇停止位置検知用のリ
ミットスイッチ(10)を機構部の支持体(7)によっ
て押圧するようにしており、特公平3−30642号公
報に記載されたチェーンゲート装置に比べ、上昇停止位
置検知のための特別な機構を持たない。装置構成は簡便
であり、チェーン(1)の上昇停止位置検知を安価に実
現することができ、ひいては装置のコスト低減にも寄与
する。また、支持体(7)の回動動作に不安はない。支
持体(7)は安定に回動し、上昇停止位置検知は確実で
ある。
【0016】なお、支持体(7)の上記した通りの回動
は、たとえば、上昇停止位置に到達した時のチェーン
(1)の張力を考慮し、モータ(4)が発生するトルク
を適当な大きさに設定するなどして実現することができ
る。モータ(4)を逆回転させ、チェーン(1)を中空
柱状体(2)から送り出すと、チェーン(1)の張力が
減少する。この時、支持体(7)は、初期位置に復帰可
能となる。図1及び図2に示した実施形態では、支持体
(7)を安定して初期位置に復帰させるために、バネ
(11)を設けてもいる。このバネ(11)は、一端を
支持体(7)に接続し、他端を中空柱状体(2)の内面
に固定しており、発生する弾性力は、チェーン(1)が
上昇停止位置に到達した時に発生する張力よりも小さく
設定されている。支持体(7)がチェーン(1)の張力
を受けて通過口(3)に向かって回動した時には、バネ
(11)は伸び、弾性力が発生する。モータ(4)の逆
回転によりチェーン(1)の張力が減少すると、その弾
性力によって支持体(7)は、初期状態に戻され、図1
及び図2の実施形態の場合には受部(9)上に載置す
る。このような支持体(7)を初期位置に復帰させる技
術手段としては、バネ(11)に限定されることはな
く、支持体(7)の初期状態への復帰を可能とする他の
技術手段も採用可能である。たとえば、支持体(7)の
重心を重りなどを付設することにより通過口(3)と反
対側に偏在させ、初期位置に復帰する方向に回転モーメ
ントが発生するようにすることもできる。
【0017】そして、この出願の発明のチェーンゲート
装置では、チェーン(1)の上昇停止位置を検知するば
かりでなく、下降停止位置の検知も合わせて行うことが
できる。そのために、この出願の発明のチェーンゲート
装置では、図2に示したように、支持体(7)にチェー
ン(1)の挿通口(12)を形成し、この挿通口(1
2)に動力伝達車(5)から垂下するチェーン(1)を
挿通させている。挿通口(12)は、この図2に示した
ように、たとえば、支持体(7)の底面に形成すること
ができるが、特にその位置に制限はない。チェーン
(1)が動力伝達車(5)から垂下して通過可能な位置
に形成されていればよい。
【0018】また、チェーン(1)には、挿通口(1
2)の口径よりも大きな外径を有する押圧体(13)が
自由端に設けられている。この押圧体(13)は、図2
に示したような板体等とすることができる。特にその形
態について制限はない。そして、支持体(7)には、チ
ェーン(1)の下降停止位置検知用のリミットスイッチ
(14)が、押圧体(13)が挿通口(12)の直下に
到達した時に接触し、押圧可能となる位置に配設されて
いる。
【0019】チェーン(1)をモータ(4)の動作によ
り通過口(3)から送り出し、その自由端が引き上げら
れて下降停止位置となると、押圧体(13)が挿通口
(12)の直下に到達する。そして、押圧体(13)
は、下降停止位置検知用のリミットスイッチ(14)に
接触し、これを押圧する。チェーン(1)の下降停止位
置が検知される。この時のスイッチ入力を受けて、作動
していたモータ(4)は停止する。このようにチェーン
(1)の下降停止位置を検知し、これによってモータ
(4)の作動を停止させることで、たとえば、チェーン
(1)の動力伝達車(5)からの抜外れが防止され、安
定したチェーン(1)の昇降が実現される。
【0020】チェーン(1)と押圧体(13)の接続に
は、たとえば図3に示したようなバネ片(15)を介在
させることができる。このバネ片(15)は、文字通り
弾性を有し、その長さは、支持体(7)に形成された挿
通口(12)の口径よりも短くなっている。そして、そ
の一端部においてビス(16)等により押圧体(13)
に固定されている。チェーン(1)の自由端は、このバ
ネ片(15)に連結しており、バネ片(15)が有する
弾性力によってチェーン(1)は押圧体(13)に接続
されている。
【0021】このように、チェーン(1)と押圧体(1
3)の接続にバネ片(15)を介在させると、押圧体
(13)が挿通口(12)の直下に到達し、下降停止位
置検知用のリミットスイッチ(14)に接触、押圧した
状態からチェーン(1)がさらに引き上げられた場合に
は、バネ片(15)が上方に持ち上げられ、挿通口(1
2)内に撓むため、チェーン(1)を押圧体(13)か
ら分離させることができる。たとえば、下降停止位置検
知用のリミットスイッチ(14)に故障が発生し、モー
タ(4)が停止されずにチェーン(1)が継続して送り
出される場合や、車両がチェーン(1)を引っ掛け、引
っ張るなどしてチェーン(1)に過度の張力が発生した
場合がそのような場合として考えられるが、これらの場
合に、チェーン(1)が押圧体(13)から外れるため
に、モータ(4)をはじめとする機構部、支持体(7)
等に負荷がかからずに済み、損傷等が防止され、安全性
を確保することができる。
【0022】なお、図3に示したように、押圧体(1
3)は、たとえばリング状の板体とすることができ、チ
ェーン(1)とバネ片(15)の連結を干渉せずに実現
することができる。もちろん、押圧体(13)の形状は
リング状に限定されることはない。チェーン(1)とバ
ネ片(15)の連結形態に応じてこれを干渉しない適宜
な形状を採用し得る。
【0023】さらにまたこの出願の発明のチェーンゲー
ト装置では、図1に示したように、中空柱状体(2)
に、通過口(3)の下端部から支持体(7)側に向かっ
て延びる防護体(17)を設けることができる。中空柱
状体(2)の通過口(3)は、昇降するチェーン(1)
との干渉を避けるために、チェーン(1)の動作範囲よ
りも大きめに開口するのが好ましい。しかしながら、こ
のように通過口(3)をチェーン(1)の動作範囲より
大きめに開口すると、チェーン(1)が動力伝達車
(5)側に落ち込み、中空柱状体(2)との間に挟ま
り、移動不能となったり、また、雨水が通過口(3)を
通じて中空柱状体(2)の内部に浸入しやすくなる。上
記した防護体(17)は、これらの問題を解消する。
【0024】すなわち、防護体(17)は、通過口
(3)の下端部から支持体(7)側に向かって延びてい
るので、チェーン(1)が動力伝達車(5)側に落ち込
んでもこれを受けることができ、挟み込みを阻止する。
また、雨水が通過口(3)を通じて中空柱状体(2)の
内部に浸入しようとしてもこれを受け、表面を通じて外
部に排出する。
【0025】このような防護体(17)は、図1に示し
たように、中空柱状体(2)と別体とし、ビス(16)
等の固定具によって取り付けることができる他、中空柱
状体(2)と一体的に設けることもできる。たとえば、
通過口(3)の形成に際して、中空柱状体(2)をコ字
形に切り欠き、その内部を支持体(7)側に折り曲げる
ことによって防護体(17)を中空柱状体(2)と一体
的に、また、通過口(2)の形成と同時に形成すること
ができる。防護体(17)の形成及び取付けについては
特に制限はない。
【0026】もちろんこの出願の発明は、以上の実施形
態によって限定されるものではない。チェーンをはじ
め、動力伝達車、モータの構造等の細部については様々
な態様が可能であることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、チェーン停止位置の検知を簡便な構成によ
り実現することができ、しかもその検知は確実となる。
また、安価ともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明のチェーンゲート装置の一実施
形態を示した要部正断面図である。
【図2】図1に示した実施形態の要部側断面図である。
【図3】押圧体及びバネ片を例示した斜視図である。
【図4】チェーンゲート装置を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 チェーン 2 中空柱状体 3 通過口 4 モータ 5 動力伝達車 6 回転軸 7 支持体 8 回動軸 9 受部 10 上昇停止位置検知用リミットスイッチ 11 バネ 12 挿通口 13 押圧体 14 下降停止位置検知用リミットスイッチ 15 バネ片 16 ビス 17 防護体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を固定端とし、他端を自由端とした
    チェーンと、このチェーンを内部に収納可能とし、チェ
    ーンの送出及び収納時にチェーンが通過する通過口が形
    成された中空柱状体とを有し、かつ、モータと、このモ
    ータの回転力が伝達される回転軸に配設され、チェーン
    と部分的かつ回転につれて連続的に係合可能とした動力
    伝達車とを備えた機構部を中空柱状体に内蔵したチェー
    ンゲート装置であって、モータは、支持体に固定され、
    この支持体は、中空柱状体の内部において、通過口に対
    向して配置されるとともに回動軸により軸支され、この
    回動軸を中心とした通過口に向かう回動が可能とされ、
    さらに、チェーンの上昇停止位置検知用のリミットスイ
    ッチが、中空柱状体の内部に、支持体が回動した時に接
    触し、押圧可能となる位置に配設されており、支持体
    は、モータの動作によりチェーンが上昇停止位置に到達
    した時にこれに発生する張力によって通過口に向かって
    回動し、上昇停止位置検知用のリミットスイッチを押圧
    し、このスイッチ入力を受けて作動していたモータが停
    止することを特徴とするチェーンゲート装置。
  2. 【請求項2】 支持体にチェーンの挿通口が形成され、
    この挿通口に動力伝達車から垂下するチェーンを挿通さ
    せ、チェーンには、挿通口の口径よりも大きな外径を有
    する押圧体が自由端に設けられ、また支持体には、チェ
    ーンの下降停止位置検知用のリミットスイッチが、押圧
    体が挿通口の直下に到達した時に接触し、押圧可能とな
    る位置に配設され、このリミットスイッチのスイッチ入
    力を受けて作動していたモータが停止する請求項1記載
    のチェーンゲート装置。
  3. 【請求項3】 挿通口の口径よりも長さが短く、弾性を
    有するバネ片がその一端部において押圧体に固定され、
    チェーンの自由端は、このバネ片に連結している請求項
    2記載のチェーンゲート装置。
  4. 【請求項4】 中空柱状体には、通過口下端部から支持
    体側に向かって延びる防護体が設けられている請求項1
    乃至3いずれかに記載のチェーンゲート装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105257050A (zh) * 2015-08-28 2016-01-20 芜湖科创生产力促进中心有限责任公司 立体车库链条报警系统

Cited By (2)

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CN105257050A (zh) * 2015-08-28 2016-01-20 芜湖科创生产力促进中心有限责任公司 立体车库链条报警系统
CN105257050B (zh) * 2015-08-28 2018-07-24 安徽科创生产力促进中心有限责任公司 立体车库链条报警系统

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