JP2000129533A - 極細セルロースアセテートフィラメント糸並びにセルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法 - Google Patents

極細セルロースアセテートフィラメント糸並びにセルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000129533A
JP2000129533A JP10319865A JP31986598A JP2000129533A JP 2000129533 A JP2000129533 A JP 2000129533A JP 10319865 A JP10319865 A JP 10319865A JP 31986598 A JP31986598 A JP 31986598A JP 2000129533 A JP2000129533 A JP 2000129533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulose acetate
filament yarn
yarn
filament
ultrafine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10319865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3359579B2 (ja
Inventor
Tadashi Sakaki
正 坂喜
Akihito Toshi
彰人 都志
Takanobu Takenaka
孝信 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP31986598A priority Critical patent/JP3359579B2/ja
Publication of JP2000129533A publication Critical patent/JP2000129533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3359579B2 publication Critical patent/JP3359579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 織編物としたときにソフト感、ウエット感、
手持ち感、フクラミ感を与え、他のフィラメント糸と複
合化し得る極細セルロースアセテートフィラメント糸並
びに他のフィラメント糸とのセルロースアセテートフィ
ラメント複合混繊糸を提供する。 【解決手段】 平均単繊維繊度が0.6dtex以上
1.1dtex未満である極細セルロースアセテートフ
ィラメント糸、並びにこの極細セルロースアセテートフ
ィラメント糸が他のフィラメント糸と混繊され、該極細
セルロースアセテートフィラメント糸の複合比率が50
〜90%、交絡数が80個/m以上であるセルロースア
セテートフィラメント複合混繊糸、及びこの複合混繊糸
を極細セルロースアセテートフィラメント糸中にセルロ
ースアセテートを溶解しうる溶剤が含有された状態で他
のフィラメント糸と混繊交絡処理して得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極細セルロースア
セテートフィラメント糸並びに極細セルロースアセテー
トフィラメント糸を用いてなるセルロースアセテートフ
ィラメント複合混繊糸及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルロースアセテートフィラメント糸
は、優雅な光沢、深みのある色調、さらには適度な吸湿
性等の特性を有することから、他の合成繊維フィラメン
ト糸とは異なるファッション性の高い衣料用素材として
位置付けられている。しかしながら、近年、消費者ニー
ズの多様化、高級化に伴い、セルロースアセテートフィ
ラメント糸についてもソフト感、ウエット感、手持ち
感、フクラミ感といった風合いの付与が求められてい
る。
【0003】かかる風合い付与手段として、繊維断面の
形状や繊維表面の状態を変化させる手段もあるが、その
効果が不十分であることから、繊維の極細化という手段
によって前記風合いを付与する試みがなされている。し
かるに、従来より提案の極細セルロースアセテートフィ
ラメント糸では、その織編物の風合いがソフト感、ウエ
ット感は得られるものの手持ち感、フクラミ感に欠け、
ややもするとペーパーライクなものになり易い欠点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特定の極細
セルロースアセテートフィラメント糸を用い、しかも他
種のフィラメント糸と複合化するならば、風合いをソフ
ト感、ウエット感、手持ち感、フクラミ感のあるものと
し得ることを見いだしたことに基づくものである。本発
明の目的は、織編物としたときにソフト感、ウエット
感、手持ち感、フクラミ感を与え、他のフィラメント糸
と複合化し得る極細セルロースアセテートフィラメント
糸並びに他のフィラメント糸とのセルロースアセテート
フィラメント複合混繊糸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均単繊維繊
度が0.6dtex以上1.1dtex未満であること
を特徴とする極細セルロースアセテートフィラメント
糸、並びに、前記極細セルロースアセテートフィラメン
ト糸が他のフィラメント糸と混繊され、該極細セルロー
スアセテートフィラメント糸の複合比率が50〜90
%、交絡数が80個/m以上であることを特徴とするセ
ルロースアセテートフィラメント複合混繊糸、及び、前
記極細セルロースアセテートフィラメント糸を、該極細
セルロースアセテートフィラメント糸中にセルロースア
セテートを溶解しうる溶剤が10〜20重量%含有され
た状態で、複合比率50〜90%として他のフィラメン
ト糸と混繊交絡処理することを特徴とするセルロースア
セテートフィラメント複合混繊糸の製造方法、にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の極細セルロースアセテー
トフィラメント糸は、酢化度が48.8〜62.5%、
好ましくは56.2〜62.5%のセルロースアセテー
トから構成され、平均単繊維繊度が0.6dtex以上
1.1dtex未満、好ましくは0.7〜1.0dte
xであることが望ましい。平均単繊維繊度が0.6dt
ex未満では、織編物としたときに、ソフト感、ウエッ
ト感が豊かになるになるが、フクラミ感、手持ち感に欠
ける傾向となり、1.1dtex以上になると、ソフト
感、ウエット感に欠けるものとなる。
【0007】本発明の極細セルロースアセテートフィラ
メント糸は、例えば、酢化度48.8%以上のセルロー
スアセテートフレークをアセトンや塩化メチレン/メタ
ノール混合物等の溶剤に溶解して濃度15〜30重量%
の紡糸原液とし、紡糸細孔を有する紡糸口金より30〜
85℃の加熱空気中に紡出させ、250〜550m/分
の引取り速度で捲き取る乾式紡糸法により得ることがで
きる。
【0008】また、本発明のセルロースアセテートフィ
ラメント複合混繊糸は、平均単繊維繊度が0.6dte
x以上1.1dtex未満である前記極細セルロースア
セテートフィラメント糸が他のフィラメント糸と交絡を
形成して混繊されてなる複合混繊糸である。本発明のセ
ルロースアセテートフィラメント複合混繊糸において
は、極細セルロースアセテートフィラメント糸の複合比
率が50〜90%、好ましくは60〜80%であること
が必要である。極細セルロースアセテートフィラメント
糸の複合比率が50%未満では、織編物としたときに、
本発明の極細セルロースアセテートフィラメント糸によ
る風合い付与効果が発揮されず、90%を超えると、組
織にもよるがフクラミ感がなくなりペーパーライクなも
のになり易くなる。
【0009】極細セルロースアセテートフィラメント糸
と混繊される他のフィラメント糸としては、ポリエステ
ルフィラメント糸、レーヨンフィラメント糸等が挙げら
れ、より好ましくはポリエステルフィラメント糸が用い
られる。ポリエステルフィラメント糸と混繊されるとき
には、織編物としたときに、極細セルロースアセテート
フィラメントとポリエステルフィラメントとの熱収縮差
により染色仕上げ工程で表面が極細セルロースアセテー
トフィラメントで覆われソフト、ウエットな感触と織編
物自体はポリエステルフィラメントの収縮によりしっか
りした手持ち感の豊かなものとなる。
【0010】ポリエステルフィラメント糸としては、ポ
リエチレンテレフタレート或いはエチレンテレフタレー
ト単位を主体とするポリエステルからなるフィラメント
糸が挙げられ、ポリエステルフィラメント糸として通常
の熱収縮性を有するものであってもよいし、特にさらな
る熱収縮性を付加したものであってもよい。
【0011】本発明のセルロースアセテートフィラメン
ト複合混繊糸は、交絡数が80個/m以上、好ましくは
100個/m以上に混繊されていることが必要である。
かかる交絡数に混繊されることにより、本発明のセルロ
ースアセテートフィラメント複合混繊糸は、本来染色挙
動の異なる2種のフィラメントでありながらも、見掛け
上分散染料での均染性を示し、また糸としての良好な取
扱い性を示す。
【0012】本発明のセルロースアセテートフィラメン
ト複合混繊糸は、以下のようにして製造することができ
る。すなわち、本発明のセルロースアセテートフィラメ
ント複合混繊糸は、平均単繊維繊度が0.6dtex以
上1.1dtex未満である極細セルロースアセテート
フィラメント糸を、該極細セルロースアセテートフィラ
メント糸中にセルロースアセテートを溶解しうる溶剤が
5〜25重量%含有された状態で、複合比率50〜90
%として他のフィラメント糸と混繊交絡処理する方法に
より得られる。
【0013】極細セルロースアセテートフィラメント糸
は、通常の単繊維繊度のセルロースアセテートフィラメ
ント糸に比べ強力低下は避けられず、混繊糸の製造工程
においても混繊交絡処理時の流体噴射によって毛羽立
ち、風綿の発生が生じる。本発明方法においては、極細
セルロースアセテートフィラメント糸を、極細セルロー
スアセテートフィラメント糸中にセルロースアセテート
を溶解しうる溶剤が10〜20重量%含有された状態
で、他のフィラメント糸と混繊交絡処理することが必要
である。
【0014】本発明方法によれば、極細セルロースアセ
テートフィラメント糸中に含有される溶剤がセルロース
アセテートフィラメントに対して可塑剤或いは柔軟剤的
な役割を果たし、混繊交絡処理時の極細セルロースアセ
テートフィラメント糸からの毛羽立ち、風綿の発生を著
しく抑制する。溶剤含有量が10重量%未満では、毛羽
立ち、風綿の発生の抑制効果がなく、20重量%を超え
ると、混繊交絡自体を阻害する。
【0015】極細セルロースアセテートフィラメント糸
中にセルロースアセテートを溶解しうる溶剤を含有させ
るには、乾式紡糸で製糸中の紡糸原液の溶剤が完全に蒸
発させず10〜20重量%残存させることが好ましい。
溶剤の残存量は、紡糸原液を紡出させる加熱空気の温度
等を制御することにより調整することができる。溶剤が
残存している状態のフィラメント糸を用いることは、溶
剤の付着工程を必要とせず本発明のセルロースアセテー
トフィラメント複合混繊糸の製造を極めて有利にする。
【0016】混繊交絡処理は、交絡数が80個/m以
上、好ましくは100個/m以上となるように、流体噴
射装置、例えばインターレースノズルを用い、ノズル内
に導いた極細セルロースアセテートフィラメント糸と他
のフィラメント糸に好ましくはエアー圧0.2〜0.3
MPaのエアーを噴射して行うが、前記所定の交絡が付
与され限りにおいて、流体噴射装置、エアー圧等は特に
制限はなく、フィランメント糸の種類、単繊維繊度、全
フィラメント数等に応じて適宜変更し得る。
【0017】図1に、本発明方法による好ましいセルロ
ースアセテートフィラメント複合混繊糸の製造例を示
す。図1においては、紡糸口金2から加熱筒3内の加熱
空気中に紡出された極細セルロースアセテートフィラメ
ント糸1が、オイリング装置4、引取りローラー5を経
てボビン8に捲き取られる工程において、別途他のフィ
ラメント糸6をオイリング装置4を経て或いは経ずして
引取りローラー5に供給し、引取りローラー5での引き
取りとボビン8への捲き取りの間に設けた流体噴射装置
7に、極細セルロースアセテートフィラメント糸1と他
のフィラメント糸6を同時に導いて、混繊交絡処理し、
ボビン8に複合混繊糸として捲き取る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例における評価項目は次の方法に拠っ
た。
【0019】〔交絡数〕ロスシルト(ROTHSCHI
LD)社製エンタングルメントテスターR2040を用
い、初期張力(繊維のdtex×0.22)g、トリッ
プレベル張力3.4g、測定糸速度1.2m/分で交絡
部間の開繊長L(cm)を測定し、次式により試料糸1
mあたりの交絡数を求めた。 交絡数(個/m)=100/L
【0020】〔風合い〕得られた複合混繊糸を用いて編
物を編成し、ソフト感、ウエット感、手持ち感について
手触りによる官能評価を行い、良好なものを○、普通の
ものを△、不良のものを×とした。
【0021】(実施例1〜3、比較例1〜2)酢化度6
1.6%のセルローストリアセテートを塩化メチレン/
メタノール混合液の溶剤に溶解しポリマー濃度21重量
%の紡糸原液を調製した。この紡糸原液を、紡糸口金よ
り56℃の加熱空気中に紡出し、引取り速度350m/
分で紡糸し、表1に示すセルローストリアセテートフィ
ラメント糸を得ると同時に、33dtex/12フィラ
メントのポリエチレンテレフタレートフィラメント糸を
供給速度350m/分でセルローストリアセテートフィ
ラメント糸の引取りローラーに供給し、セルローストリ
アセテートフィラメント糸とポリエチレンテレフタレー
トフィラメント糸とを引き揃えた状態でインターレース
ノズル内に導き、エアー圧0.245MPaで混繊交絡
処理し、複合混繊糸を得た。得られた複合混繊糸の物
性、交絡数、風合い評価結果、後工程通過性を表1に示
した。
【0022】
【表1】
【0023】実施例1〜3については、良好な紡糸安定
性を示し、強・伸度も後工程での通過性に支障のあるも
のではなく、また風合いもしなやかなソフト感、ウエッ
ト感及び手持ち感のあるものであった。比較例1につい
ては、しなやかさに乏しくソフト感、ウエット感が不良
であり、比較例2については、反発感に乏しく手持ち感
が不良であった。
【0024】(実施例4〜8、比較例3〜7)実施例1
で用いたと同じ紡糸原液を用い、紡糸口金より60℃の
加熱空気中に紡出し、実施例4、比較例3、4は引取り
速度500m/分で紡糸し、実施例5、6、7、8、比
較例5、6、7は引取り速度400m/分で紡糸し、表
2に示すセルローストリアセテートフィラメント糸を得
ると同時に、表2に示すポリエチレンテレフタレートフ
ィラメント糸を前記引取り速度と同速度でセルロースト
リアセテートフィラメント糸の引取りローラーに供給
し、セルローストリアセテートフィラメント糸とポリエ
チレンテレフタレートフィラメント糸とを引き揃えた状
態でインターレースノズル内に導き、エアー圧0.24
5MPaで混繊交絡処理し、複合混繊糸を得た。得られ
た複合混繊糸の物性、交絡数、風合い評価結果を表2に
示した。
【0025】
【表2】
【0026】比較例3では、しなやかさに乏しくソフト
感、ウエット感が不良であり、比較例4では、糸物性が
低く、追撚、製織等の後工程通過性が不良であり、比較
例5では、交絡レベルが低いため後工程での毛羽立ち等
が目立ち、比較例6、7では、糸物性が低く、また交絡
レベルが低いための後工程通過性が不良であった。
【0027】(実施例9、比較例8)実施例1で用いた
と同じ紡糸原液を用い、紡糸口金より31〜82℃の温
度の異なる加熱空気中にそれぞれ紡出し、引取り速度3
00m/分で紡糸し、加熱空気温度の上昇に反比例して
低下する表3に示す溶剤残存量の67dtex/80フ
ィラメントのセルローストリアセテートフィラメント糸
を得ると同時に、33dtex/12フィラメントのポ
リエチレンテレフタレートフィラメント糸を前記引取り
速度と同速度でセルローストリアセテートフィラメント
糸の引取りローラーに供給し、セルローストリアセテー
トフィラメント糸とポリエチレンテレフタレートフィラ
メント糸とを引き揃えた状態でインターレースノズル内
に導き、表3に示すエアー圧で混繊交絡処理し、複合混
繊糸を得た。得られた複合混繊糸の毛羽の発生状態を、
毛羽計数器(東レエンジニアリング(株)製DT−10
4F型)で測定速度211.1m/分、測定時間5分で
測定し、その結果を表3に示した。
【0028】
【表3】
【0029】比較例8では、残存溶剤量の減少に伴い、
交絡数が増えるが、毛羽の激増を招き、また実施例9に
おいても、エアー圧が上昇すると、毛羽が増える傾向に
あり、特にエアー圧は、残存溶剤量にもよるが0.40
MPa未満とすることが好ましいことが判る。
【0030】
【発明の効果】本発明の極細セルロースアセテートフィ
ラメント糸は、複合混繊糸における複合素材として好ま
しいものであり、極細セルロースアセテートフィラメン
ト糸に他のフィラメント糸を複合してなるセルロースア
セテートフィラメント複合混繊糸は、後工程での通過性
も良好で、織編物としたときにソフト感、ウエット感、
手持ち感、フクラミ感を与えるものであり、特に他のフ
ィラメント糸がポリエステルフィラメント糸であるとき
には、それらの熱収縮性差により手持ち感がより良好な
ものとなる。また、セルロースアセテートフィラメント
複合混繊糸は、極細セルロースアセテートフィラメント
糸の製造工程で製造することができ、省工程的に製造し
得るので、本発明の意義は極めて大きいといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルロースアセテートフィラメント複
合混繊糸の製造例を示す工程図である。
【符号の説明】
1 極細セルロースアセテートフィラメント糸 2 紡糸口金 3 加熱筒 4 オイリング装置 5 引取りローラー 6 他のフィラメント糸 7 流体噴射装置 8 ボビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 孝信 富山県富山市海岸通3番地 三菱レイヨン 株式会社富山事業所内 Fターム(参考) 4L035 BB02 BB07 DD13 DD20 FF07 4L036 MA04 MA05 MA33 PA42 UA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均単繊維繊度が0.6dtex以上
    1.1dtex未満であることを特徴とする極細セルロ
    ースアセテートフィラメント糸。
  2. 【請求項2】 極細セルロースアセテートフィラメント
    糸が酢化度56.2〜62.5%のセルロースアセテー
    トから構成される請求項1記載の極細セルロースアセテ
    ートフィラメント糸。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の極細セル
    ロースアセテートフィラメント糸が他のフィラメント糸
    と混繊され、該極細セルロースアセテートフィラメント
    糸の複合比率が50〜90%、交絡数が80個/m以上
    であることを特徴とするセルロースアセテートフィラメ
    ント複合混繊糸。
  4. 【請求項4】 他のフィラメント糸がポリエステルフィ
    ラメント糸である請求項3記載のセルロースアセテート
    フィラメント複合混繊糸。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の極細セル
    ロースアセテートフィラメント糸を、該極細セルロース
    アセテートフィラメント糸中にセルロースアセテートを
    溶解しうる溶剤が10〜20重量%含有された状態で、
    複合比率50〜90%として他のフィラメント糸と混繊
    交絡処理することを特徴とするセルロースアセテートフ
    ィラメント複合混繊糸の製造方法。
  6. 【請求項6】 他のフィラメント糸としてポリエステル
    フィラメント糸を用いる請求項5記載のセルロースアセ
    テートフィラメント複合混繊糸の製造方法。
JP31986598A 1998-10-23 1998-10-23 セルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3359579B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31986598A JP3359579B2 (ja) 1998-10-23 1998-10-23 セルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31986598A JP3359579B2 (ja) 1998-10-23 1998-10-23 セルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000129533A true JP2000129533A (ja) 2000-05-09
JP3359579B2 JP3359579B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=18115108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31986598A Expired - Fee Related JP3359579B2 (ja) 1998-10-23 1998-10-23 セルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3359579B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101074970B1 (ko) 2008-09-30 2011-10-18 미쓰비시 레이온 가부시끼가이샤 아세테이트 섬유 다발의 제조 방법, 및 이것에 의해 얻어지는 아세테이트 섬유 다발
CN116003807A (zh) * 2023-01-04 2023-04-25 西南林业大学 一种生物质单宁/醋酸纤维素塑料薄膜及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101074970B1 (ko) 2008-09-30 2011-10-18 미쓰비시 레이온 가부시끼가이샤 아세테이트 섬유 다발의 제조 방법, 및 이것에 의해 얻어지는 아세테이트 섬유 다발
CN116003807A (zh) * 2023-01-04 2023-04-25 西南林业大学 一种生物质单宁/醋酸纤维素塑料薄膜及其制备方法
CN116003807B (zh) * 2023-01-04 2023-12-05 西南林业大学 一种生物质单宁/醋酸纤维素塑料薄膜及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3359579B2 (ja) 2002-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW522180B (en) Dyed yarn
WO2018216572A1 (ja) 多層構造布帛および繊維製品
JP2007262610A (ja) 混繊糸
TWI320808B (en) Sewing thread and sewn fabric products
JPWO2020110890A1 (ja) 布帛および繊維製品
JP2006138036A (ja) 混用物
US20060213176A1 (en) Poly(butylene terephthalate) sewing thread
JP2008133584A (ja) ポリエステル繊維含有織編物及びその製造法
WO2018198846A1 (ja) 布帛および繊維製品
JP3359579B2 (ja) セルロースアセテートフィラメント複合混繊糸及びその製造方法
JP2007023442A (ja) ポリエステル先染め糸およびその製造方法
JP4085312B2 (ja) ポリエステル繊維含有織編物及びその製造法
JP6308127B2 (ja) ポリメチルペンテン繊維を含有してなる紡績糸およびそれからなる繊維構造体
JP2009091683A (ja) セルロースエステル系複合糸及びその製造方法並びに織編物
JP2001303370A (ja) 耐摩擦溶融性能を有する芯鞘複合繊維およびその製造方法並びに同繊維を使用した織編物
JP3207968B2 (ja) 混繊糸
JP3946042B2 (ja) ポリエステル複合加工糸
JPH108345A (ja) 軽量保温布帛
JP3139557B2 (ja) 複合交絡糸とその糸条を用いた布帛
JP2002105784A (ja) アセテート異繊度マルチフィラメント糸及びその製造方法並びにその織編物
JP2001040537A (ja) ポリエステル繊維糸条および布帛
JP2000248430A (ja) 潜在捲縮発現性ポリエステル繊維および製造方法
JP2001089950A (ja) 強撚織物
JP2530721B2 (ja) 混繊交絡糸
JP5606894B2 (ja) セルロースエステル系複合糸の製造方法及び織編物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees