JP2000129038A - スタッドレスタイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents
スタッドレスタイヤトレッド用ゴム組成物Info
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Abstract
上での優れたコーナーリング特性、前後方向のトラクシ
ョン特性およびブレーキ特性を両立させたスタッドレス
タイヤトレッド用ゴム組成物を提供する。 【解決手段】 カーボンブラックとシリカとが1つの粒
子中で3次元的に混ざりあっているシリカを含有するカ
ーボンブラックをタイヤトレッド用ゴム組成物の成分と
してある一定量配合し、さらにセルロース物質を含有す
る粉体加工品を併用する。
Description
トレッド用ゴム組成物に関する。さらに詳しくは、過酷
な条件下での耐摩耗性ならびに雪氷路面上での優れたコ
ーナーリング特性、前後方向のトラクション特性および
ブレーキ特性を両立させたスタッドレスタイヤトレッド
用ゴム組成物に関する。
イクタイヤによる粉塵公害を防止するためにスパイクタ
イヤの禁止が法制化され、寒冷地ではスパイクタイヤに
代わってスタッドレスタイヤが使用されるようになって
きている。スタッドレスタイヤは改良の結果、スパイク
タイヤに近いグリップ性を有するものが開発され、現に
使用されている。
氷上性能に影響を与えるトレッドゴムと路面との摩擦を
支配する因子として、粘着摩擦、掘り起こし摩擦、
ヒステリシス摩擦がある。
のが影響を及ぼすので、たとえばゴム質を柔らかくして
路面との接触面積を増加させることも有効な方法であ
る。このために、充填剤の量を減らしたり、低温でも硬
化しにくいブタジエンゴムやイソプレンゴムを用いた
り、軟化剤を添加したりすることが行なわれているが、
操縦安定性や耐摩耗性の観点から極端に柔らかくするこ
とはできず、不充分な対策である。
カとシランカップリング剤を用いることによって低温時
のモジュラスを低下させ、粘着摩擦力を向上させてウェ
ット、アイスグリップ性を改善させる手法が多用されて
いる。実際、左右方向のコーナーリング特性は大幅に改
善される。しかし、高荷重時の耐摩耗性が低下し、前後
方向のトラクション特性およびブレーキ特性の改善は不
充分なレベルである。
シリカの両者の特徴を併せもつと考えられる、シリカを
カーボンブラックの表面に付着させたシリカ表面処理カ
ーボンブラックが開発され、ゴム成分と配合したタイヤ
トレッド用ゴム組成物が開示されているが(特許第27
88212号公報)、充分満足のいく性能がでないとい
う問題がある。
あり、高過酷条件下の耐摩耗性、雪氷上において優れた
コーナーリング特性、トラクション特性、ブレーキ特性
を発揮することのできるスタッドレスタイヤに用いられ
るトレッド用ゴム組成物を提供することを目的とする。
き課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、前記公
報に記載の組成物に使用されているシリカ表面処理カー
ボンブラックの場合、カーボンブラックの表面にシリカ
が付着したものであるため、付着したシリカによりカー
ボンブラックが覆われており、シリカを単独で使用した
場合に近くなり、カーボンブラックの活性点が失われ、
カーボンブラックを用いることによる特徴が充分に発揮
されていないことが原因ではないかと考えた。そこで、
カーボンブラックとシリカとが1つの粒子内で3次元的
に混ざりあい、粒子表面が、シリカ領域とカーボンブラ
ック領域の2領域が混在した状態となっているものを使
用した場合には、カーボンブラックの表面にシリカが付
着したものよりも改善効果を大きくすることができるの
ではないかと考えた。
を重ねた結果、カーボンブラックとシリカとが1つの粒
子中で3次元的に混ざりあっている、シリカを含有する
カーボンブラックをスタッドレスタイヤトレッド用ゴム
組成物、とくに雪氷上、高過酷条件下で使用されるトラ
ック、バスなどのスタッドレスタイヤトレッド用ゴム組
成物の成分としてある一定量配合すると、高過酷条件下
での耐摩耗性、雪氷上でのコーナーリング特性などをい
ずれも良好にすることができ、さらにセルロース物質を
含有する粉体加工品を併用すると、摩耗性能の低下を最
低限に抑えながら前後方向のトラクション特性を向上さ
せることができることを見出し、本発明を完成するに至
った。
部(以下、部という)に対して、シリカを含有するカー
ボンブラック5〜50部を配合してなるスタッドレスタ
イヤトレッド用ゴム組成物(請求項1)、セルロース物
質を含有する粉体加工品を含有する請求項1記載の組成
物(請求項2)、セルロース物質を含有する粉体加工品
の平均粒径が20〜600μmである請求項2記載の組
成物(請求項3)、およびセルロース物質を含有する粉
体加工品の含有量がゴム成分100部に対して3〜8部
である請求項2記載の組成物(請求項4)に関する。
一般にタイヤトレッド用ゴム組成物のゴム成分として使
用されるものである限り、とくに限定なく使用すること
ができる。
天然ゴム(NR)、各種ブタジエンゴム(BR)、各種
スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ポリイ
ソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)、アクリ
ロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレ
ン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合体ゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴ
ム、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、
イソプレン−ブタジエン共重合体ゴム、クロロスルホン
化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴ
ム、多硫化ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタ
ンゴムなどがあげられる。これらは単独で用いてもよ
く、2種以上をブレンドして用いてもよい。ブレンドす
る場合のブレンド比もとくに限定はない。これらのうち
ではNR、BR、IRなどが、低温でも硬化しにくい、
雪氷上性能に優れるなどの点から好ましい。
などにもとくに限定はないが、重量平均分子量が1万〜
500万、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子
量)が1.1〜5、Tgが−50〜0℃のものが一般に
使用される。
ボンブラック(以下、シリカ含有CBともいう)とは、
前述のごとく、カーボンブラックとシリカとが1つの粒
子内で3次元的に混ざりあい、シリカとカーボンブラッ
クとがいずれも粒子表面に露出しているものである。こ
のような構成にすることによって、高過酷条件下での耐
摩耗性に優れるが、表面に存在する官能基の数が少な
く、ポリマーとの化学結合能が低いカーボンブラックの
欠点を、表面に存在する官能基の数が多く、結合剤を介
することによってポリマーと充分に結合することができ
るシリカによって改善することができる。その結果、カ
ーボンブラックによる高過酷条件下での耐摩耗性に加
え、シリカにより低温時のモジュラスが低下し、雪氷上
路走行中は柔軟になって粘着摩擦が向上し、高過酷条件
下での摩耗性能と雪氷上性能との両立をはかることがで
きる。
粒子内で3次元的に混ざりあっている状態を図1に模式
的に示す。図1中、1はカーボン部、2はシリカ部を表
わす。シリカ含有CBでは、カーボン部とシリカ部とが
ともに粒子の表面に露出した部分を有するため、シリカ
表面処理カーボンブラックのようにカーボンブラック部
分のほとんどがシリカに覆われて、カーボンブラックの
ほとんどが隠されてしまうことがない。また、シリカを
含有するためシリカ含有CBの表面活性点は通常のカー
ボンブラックと同等以上であり、表面酸素官能基の量や
表面活性水素の量との相関が高く、ゴムに配合した際補
強性の尺度となるバウンドラバーが多くなる。
はないが、たとえば有機シロキサンを原料油と同時に反
応させて製造するなどの方法があげられる。これらのう
ちでは、有機シロキサンを原料油と同時に反応させ、一
段階で製造する方法が好ましい。前記好ましい製造方法
については、たとえばWO 96/37547に詳しく
開示されている。
とシリカとの割合は、カーボンブラックに対してシリカ
が0.1〜25重量%(以下%という)、さらには0.
5〜10%、とくには2〜6%であるのが、カーボンブ
ラックおよびシリカの両者の特徴がバランスよく発揮さ
れるという点から好ましい。
合量は、ゴム成分100部に対してシリカ含有CB 5
〜50部、さらには10〜40部である。シリカ含有C
Bが少なすぎる場合には、高過酷条件下の耐摩耗性、雪
氷上でのコーナーリング特性が低下しやすくなるなど
し、多すぎる場合には、トレッド硬度が高くなり、雪氷
上性能が低下しやすくなる。
を増やし、掘り起こし摩擦力を高め、雪氷上でのトラク
ション性能、制動性能を向上させるために、さらにセル
ロース物質を含有する粉体加工品(以下、単に粉体加工
品ともいう)を配合してもよい。粉体加工品を用いるこ
とにより、耐摩耗性の低下を最低限に抑え、実用上充分
なレベルの耐摩耗性を維持しながら前記性能を確保でき
る。
セルロース物質以外の成分を含んでもよい。セルロース
物質としては米殻のもみがら、麦殻、コルク片、おがく
ずなどがあげられ、セルロース物質以外の成分としては
シリカ、クレー、木質素、脂肪酸、水分などがあげられ
る。
はないが、たとえば特許第2554536号公報記載の
方法などがあげられる。
物質の割合は、50%以上であるのが掘り起こし摩擦力
の点から好ましく、平均粒径が20〜600μmである
のが雪氷上での実車性能と耐摩耗性とのバランスのよい
トレッドが得られるなどの点から好ましい。平均粒径が
600μmをこえると耐摩耗性が低下する傾向が生じ、
20μmより小さくてもとくに問題はないが、雪氷上で
の実車性能が若干低下する傾向が生じることがある。
合量は、ゴム成分100部に対して1〜12部、さらに
は3〜8部が好ましい。1部より少ないと粉体加工品を
用いることによる前記効果が充分に得られず、12部よ
り多いと耐摩耗性が低下する傾向が生じやすい。
にトレッド用ゴム組成物の添加剤として使用される添加
剤を一般に使用される範囲で添加してもよい。
上させることができる補強剤としてカーボンブラックを
併用してもよい。
いが、たとえば、汎用ゴムの配合用に一般に用いられる
ものが使用される。具体的には、ファーネスブラック、
アセチレンブラック、サーマルブラック、チャンネルブ
ラック、グラファイトなどが例示される。
ム成分100部に対して50部以下、さらには45部以
下が好ましい。該使用量が50部をこえるとシリカ含有
CBを用いることによる効果がうすめられ、雪氷上での
コーナーリング特性が低下するなどの傾向が生じる。
合で使用されているようなシランカップリング剤を併用
してもよい。
はないが、たとえばビニルトリクロルシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシ−エト
キシ)シラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)−エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシランや、ビス−(3−(トリエトキシ
シリル)プロピル)テトラスルフェン、特開平6−24
8116号公報に記載されるγ−トリメトキシシリルプ
ロピルジメチルチオカルバミルテトラスルフェン、γ−
トリメトキシシリルプロピルベンゾチアジルテトラスル
フェンなどのテトラスルフェン類などがあげられる。こ
れらのうちでは、ビス−(3−(トリエトキシシリル)
−プロピル)−テトラスルフェンが好ましい。
の使用量は、前記ゴム成分100部に対して0.2〜5
部、さらには0.2〜2部が好ましい。該使用量が0.
2部未満だと、カップリング剤を用いることによる効果
が充分でなく、一方、5部をこえて添加しても効果があ
がらず、不経済である。
とえばプロセスオイル(パラフィン系プロセスオイル、
ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイ
ル)、加硫剤(イオウ、塩化イオウ化合物、有機イオウ
化合物など)、加硫促進剤(グアジニン系、アルデヒド
−アミン系、アルデヒド−アンモニア系、チアゾール
系、スルフェンアミド系、チオ尿素系、チウラム系、ジ
チオカルバメート系、ザンデート系の化合物など)、架
橋剤(有機パーオキサイド化合物、アゾ化合物などのラ
ジカル発生剤や、オキシム化合物、ニトロソ化合物、ポ
リアミン化合物など)、補強剤(ハイスチレン樹脂、フ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂など)、酸化防止剤な
いし老化防止剤(ジフェニルアミン系、p−フェニレン
ジアミン系などのアミン誘導体、キノリン誘導体、ハイ
ドロキノン誘導体、モノフェノール類、ジフェノール
類、チオビスフェノール類、ヒンダードフェノール類、
亜リン酸エステル類など)、ワックス、ステアリン酸、
酸化亜鉛などがあげられる。
はなく、前記ゴム成分およびシリカ含有CBを用い、常
法にしたがって製造すればよい。
らにくわしく説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
および評価方法を以下にまとめて示す。
ン中にシリカを約4.7%含有している カーボンブラック ダイヤブラックN220:三菱化学(株)製 シリカ ウルトラシルVN3:デグッサ社製 シランカップリング剤 Si69:デグッサ社製、ビス−(3−トリエトキシシ
リルプロピル)テトラスルフェン 粉体加工品(1) スミセルコ:住友精化(株)製、平均粒径100〜12
0μm 粉体加工品(2) スミセルコ:住友精化(株)製、平均粒径400〜60
0μm 粉体加工品(3) スミセルコ:住友精化(株)製、平均粒径40〜60μ
m プロセスオイル ダイアナプロセスPS32:出光興産(株)製 ワックス サンノックワックス:大内新興化学(株)製 老化防止剤 オゾノン6C:精工化学(株)製 ステアリン酸 桐:日本油脂(株)製 酸化亜鉛 銀嶺R:東邦亜鉛(株)製 硫黄 鶴見化学(株)製 加硫促進剤 ノクセラーNS:大内新興化学(株)製
ーンゴム組成物から加硫ゴムを作成し、25℃における
硬度をJIS K6301に規定された方法に従って測
定した。
ーンゴム組成物から加硫ゴムを作成し、ランボーン摩擦
試験機(岩本製作所(株)製)を用いて、表面回転速度
50m/分、負荷荷重4.5kgおよび落砂量15g/
分で、スリップ率50%として試験を実施した。いずれ
も比較例1を100として指数で示した。指数が大きい
程、耐摩耗性に優れることを示す。
クに装着し、下記の条件で北海道名寄テストコースにて
雪氷上での実車性能(トラクション特性、コーナーリン
グ特性、制動性能)を評価した。
方向のトラクションを確認すべくテストコース内の登坂
路の走行タイムを測定した。いずれも比較例1を100
として指数で示した。指数が大きい程、トラクション特
性が良好であることを示す。
百mの八の字周回路のタイムを測定した。いずれも比較
例1を100として指数で示した。指数が大きい程、コ
ーナーリング特性が良好であることを示す。
0km/hでロックブレーキを踏み、停止させるまでに要
した氷上の停止距離を測定した。いずれも比較例1の距
離を100として指数で示した。指数が大きい程、制動
性能に優れることを示す。実施例1〜13および比較例
1〜7 表2記載の成分を表2記載の割合で配合し、さらにNR
60部、BR 40部、老化防止剤2部、ワックス2
部、ステアリン酸2部および酸化亜鉛5部を配合した組
成物をバンバリーで約150℃で5分間混練した。得ら
れた混練物に硫黄1部および加硫促進剤1.5部を加え
て2軸オープンローラーにより80℃で約5分間練りこ
んだ組成物(タイヤトレッド用グリーンゴム組成物)を
150℃で45分間加硫することにより加硫ゴムを得、
ゴム硬度、耐摩耗性を評価した。
組成物をトレッドに用いて150℃で45分間加硫を行
ない、11R 22.5のトラック・バス用のスタッド
レスタイヤを製造して実車性能を評価した。
おける耐摩耗性とコーナーリング特性との関係を図2に
示す。図2において、プロットの位置が右上にあるほど
耐摩耗性とコーナーリング特性とのバランスがよく、タ
イヤトレッドとして優れていることを示す。
トラクション特性との関係を図3に示す。図3におい
て、プロットの位置が右上にあるほど耐摩耗性とトラク
ション特性とのバランスがよく、タイヤトレッドとして
優れていることを示す。
替としてシリカおよびシランカップリング剤を配合する
と、コーナーリング特性が向上し、トラクション特性、
制動性能も不充分ながら改善されるが、耐摩耗性におい
ては低下することがわかる。
図2から、シリカ含有CBをシリカの代替として等量用
いると、シリカの場合とほぼ同程度のコーナーリング特
性を示し、さらに耐摩耗性が大幅に向上することがわか
る。
較例4の比較から、さらに粉体加工品を添加することに
より、耐摩耗性の低下を最低限に抑えながら、トラクシ
ョン特性、制動性能を大幅に改善できることがわかる。
このことは図3からも示されている。また、粉体加工品
を添加することで若干コーナーリング特性も向上してい
るのがわかる。
の範囲内ではいずれも性能のバランスは良好であるが、
粉体加工品の粒径が大きくなると雪氷上での実車性能が
より良好になり、粒径が小さくなると耐摩耗性の点で有
利となる傾向があることがわかる。
ことにより、高過酷条件下での耐摩耗性および雪氷上で
の実車性能に優れた性能のバランスのよいスタッドレス
タイヤを得ることができる。
3次元的に混ざりあっている状態を模式的に示す説明図
である。
耗性とコーナーリング特性との関係を表わす図である。
ン特性との関係を表わす図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ゴム成分100重量部に対して、シリカ
を含有するカーボンブラック5〜50重量部を配合して
なるスタッドレスタイヤトレッド用ゴム組成物。 - 【請求項2】 セルロース物質を含有する粉体加工品を
含有する請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 セルロース物質を含有する粉体加工品の
平均粒径が20〜600μmである請求項2記載の組成
物。 - 【請求項4】 セルロース物質を含有する粉体加工品の
含有量がゴム成分100重量部に対して3〜8重量部で
ある請求項2記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10305699A JP2000129038A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | スタッドレスタイヤトレッド用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10305699A JP2000129038A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | スタッドレスタイヤトレッド用ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129038A true JP2000129038A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17948306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10305699A Pending JP2000129038A (ja) | 1998-10-27 | 1998-10-27 | スタッドレスタイヤトレッド用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000129038A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001316526A (ja) * | 2000-05-02 | 2001-11-16 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
JP2002069243A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-08 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | ゴム組成物および空気入りタイヤ |
EP1632527A1 (en) | 2004-09-07 | 2006-03-08 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire |
JP2008069322A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Nankang Rubber Tire Corp Ltd | スノータイヤトレッドラバーのゴムコンパウンド |
-
1998
- 1998-10-27 JP JP10305699A patent/JP2000129038A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006077050A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
JP4559167B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2010-10-06 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
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